JP2895925B2 - カップ式自動販売機の販売方法 - Google Patents

カップ式自動販売機の販売方法

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は販売動作の開始によりカップを送出し、この
カップの中に飲料を注出し、販売に供するカップ式自動
販売機に関し、特に客待ち時間を短縮することを可能と
した販売方法に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種のカップ式自動販売機としては、例えば
特開昭60−16278号公報のように、カップが本体前面の
比較的低い位置に設けてある販売口に落下して、この販
売口の近くに臨ませた飲料供給ノズルよりカップ内に飲
料注出しているものがある。また、特開昭62−278695号
公報のように飲料供給をこの販売口で行なわず、機内で
カップ移動中に順次飲料、砂糖等の供給、撹拌を行い、
販売口に調合剤のカップ飲料を送出する方式の販売シス
テムを採用したカップ式自動販売機も提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 そして、上記したように販売方式は異なっていても、
これらカップ式自動販売機では、販売部にカップ飲料が
ある場合、次販売はできないようになっている。そのた
め、お客がカップ飲料をとった後で、お金を入れ、商品
選択釦を押すこととなる。よって、客待ち時間が長くな
り、サービス性、また販売効率が向上しない。
本発明は上記の点に鑑み成されたもので、この客待ち
時間を少しでも短縮するために構築されたカップ式自動
販売機の販売方法を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、販売動作の開始によりカ
ップを送出し、このカップの中に飲料を注出して販売に
供するカップ式自動販売機において、カップ飲料販売部
と飲料注入部とを別に設置し、この飲料注入部よりカッ
プ飲料を前記カップ飲料販売部へと移送するカップ移送
装置を設けると共に、前記カップ飲料販売部にはカップ
有無検知センサを設け、カップ飲料を前記販売部に搬出
後、前記販売部にカップ飲料が有る無しに係わらず、カ
ップ移送装置を復帰動作させて飲料注入部での待機状態
に戻し、次販売のための投入金受付、商品選択、送出さ
れたカップへの飲料注入を行わせ、前記カップ有無検知
センサよりのカップ無しが検知されると、カップ移送装
置を駆動してカップ飲料移送を行うようにした販売方法
である。
(ホ)作用 販売部にカップが送出され、そこで飲料注出が成され
るタイプのものにおいては、飲料注出が終り、一販売が
完了すると、カップ飲料が販売部に有るか無いかと無関
係に、次販売のためのお金の受付と、商品選択までを受
付けて、それらを記憶しておく。そして、客にてカップ
飲料が取り出され、販売部に設けたカップ有無検知セン
サよりカップ無しの検知が成されると、カップが送出さ
れ、記憶した内容に基づく飲料販売を行う。
これによって、次客等は、先客がカップを取出さなく
ても、お金の投入、商品選択までの操作が行え、カップ
が取り出されれば、直ぐに飲料注出が始まることで、客
待ち時間は短縮される。
一方、飲料注入部とカップ飲料販売部とが別に配置さ
れ、カップ飲料をカップ移送装置で販売部に搬出するタ
イプのものでは、販売部にカップ飲料を搬出したら、直
ちに飲料注入部にカップ移送装置を戻し待機させる。そ
して、販売部にカップ飲料が有る無しに係わらないで、
次販売のためのお金の受付け、商品選択、カップ送出、
送出されたカップへの飲料注出を行って待機し、販売部
からカップが取出され、カップ有無検知センサにてカッ
プ無しが検知されると、カップ移送装置はカップ移動を
始める。
これによって、販売時間は少なくなり、客待ち時間を
短縮でき、サービス性が高まる。
(ヘ)実施例 先ず、第1図に示すように、取出扉6Dを有する販売口
1Bにカップ6Bが落下して来て、ここで飲料注入が行われ
る方式の自動販売機に本発明を適用する場合の実施例を
説明する。
第2図は販売部1B内の構成図であり、前述の第1図に
示す硬貨投入口Cおよび飲料選択釦4を具えた操作パネ
ルの下方に設けられた販売部1Bには、カップ供給装置
(図示しないが本体G内に収設されている)より放出さ
れたカップ6Bを安定に支持するようにカップレスト30B
とカップ6Bの両側を支持する弾性金属板等より成るカッ
プ支持片7c,7dが装備されている。そして、カップシュ
ート24Bより落下してカップ支持片7c,7dに把持されると
カップ胴面にて光線が遮ぎられることで、カップ有を検
知し、飲料注入を終えカップ6Bが客により販売部1Bより
取り出されると、光線が通過しカップ無しを検知する光
学式のカップ有無検知センサS12が配置されている。こ
のカップ有無検知センサS12は発光部Scと受光部Sdとよ
り成る。
本発明は、このカップ有無検知センサS12を用いて、
販売終了後(飲料注出終了時点以降)は、販売部1B内に
カップ6Bが有っても無くても、次販売のためのお金と商
品選択までを受付けて、投入金額および選択飲料の品種
を記憶して置く。その後、カップ6Bが取り出され、販売
部1Bよりカップ6Bが無くなり、カップ有無検知センサS
12がカップ無しを検知した時点で次販売、すなわち、カ
ップ送出と飲料注出を行なわせる。
以上の販売方式を動作の流れとして示す説明図を第3
図に示す。
販売信号により、カップ6Bが販売部1Bに送出落下さ
れ、支持されて飲料注出が行なわれていると、カップ有
無検知センサS12よりカップ有の信号が出力されている
(100)。やがて飲料注出が終了すると販売終了信号が
出力する(101)。この販売終了信号が出力すれば次客
或いは同一客の連続購入のためのコイン等の受付(10
2)と選択釦4を押して、その選択された商品の記憶を
行う(103)。そして、販売部1Bより客にてカップ6Bが
取り出され、カップ有無検知センサS12よりカップ無信
号が出力すると(104)、次販売信号が出力する(10
5)。これにより、カップ6Bが送出され、続いて記憶し
ていた飲料の注出が成される販売動作が実行される(10
6)。
このように、前回販売が終了すれば、カップ6Bの販売
部での有無に係わらず、次販売のためのお金受付と商品
選択を許容して、記憶し、カップ6Bが取り出されれば直
ぐに飲料注出動作を開始するので、開始時間は短かくな
り、客待ち時間が長くならない。
次に販売部で、放出されたカップに飲料注入を行うの
ではなく、飲料注入部は、この販売部とは別に機内の適
宜箇所に分散して配置し、販売部には、既に飲料注入済
みのカップが搬出されてくるタイプのものに本発明を適
用した場合の実施例に付き説明する。
第4図は同実施例に係るカップ式自動販売機の全体外
観斜視図で、販売部1は従来の矩形型の販売口とは様相
を大きく異にする横に広く開放したカウンターテーブル
部タイプのものとしている。そして、このカウンターテ
ーブル部2の一部をドーム状に盛り上らせ、そこに商品
取出用の開口穴を設ける一方、このドーム部の下に接近
して同じようにドーム状をした販売扉3を回動自在に設
けて、販売扉3にはそれが開いた時、前記開口穴と合致
する穴を形成している。よって通常はこの販売扉3で前
記開口穴は閉塞され、販売時に双方の穴の一致で飲料入
りカップの搬出口が形成されるようになっている。ま
た、この販売部1は従来の高さ位置より一段と上方の高
さ位置(例えば900mm)に設けている。具体的には選択
釦4を取り付けたパネル部4Aの直ぐ下に形成され、奥へ
凹んだ窪み状の販売部となっており、カップ6の取り出
しに支障のない高さ寸法で横長に開口している。そし
て、この販売部1には、既に飲料注入済みのカップが出
てくるようになっており、従って、カップ、飲料、氷等
が送出される供給部はこの販売部1とは別にして機内に
分散して設けられている構成となっている。4は商品選
択釦である。
第5図及び第7図は、上述した販売動作をする本体内
の販売メカを示す外観構成斜視図であり、第5図はカッ
プの飲料注入と、注入後のカップをカップ上下移送装置
へと移送させる状況を示す構成図、第6図はカップ上下
移送装置により飲料入りカップが上昇する状況を示す構
成図、また第7図は飲料入りカップが販売部に迫り出て
くる状況を示す構成図である。
各図において、5は販売指令によりカップ供給装置か
ら送出されたカップ6を、把持する開閉式のカップ把持
片7A,7Bを有したカップ把持装置で、このカップ把持装
置5は自動販売機のキャビネットの中に略水平に配置し
たレール8にそのスライダー9を摺動自在に装架して、
前後方向にスライド移動できるようになっている。カッ
プ把持装置5の全体的構成は第9図に示す通りで、詳細
は後述する。そして、このカップ把持装置5をスライド
させるカップ前後移送装置50としては、第10図に示すよ
うにラック・ギア機構9Aを用いることができる。すなわ
ち、レール8の裏面側にラック26を横手方向に形設し、
一方このラックと噛合するピニオン27とピニオンの駆動
モータ28Mとをスライダー9側に設け、また、ラック26
を形成した突起部26Aを上下から挟む一対ずつのローラ
ー29,29とレール下部35の中を回動しながら移動する一
組のローラー36とで、スライダー部9を移動自在として
いる。
ところで、上述の構成のカップ把持装置5が送出され
てくるカップを受け入れ可能に開いて待期している第5
図の図示位置上方には、飲料供給装置や製氷機等(いず
れも図示せず)が設けられていて、それらからの飲料注
出ノズル10および氷排出ホース11がカップ6に臨んでい
る。
そして顧客の選択した飲料が調合されて、飲料注出ノ
ズル10を通して注出される。
この時、飲料供給装置は、シロップを炭酸水にて希釈
して炭酸飲料を調合したり、またはコーヒー等の粉末原
料を湯にて溶解すると共に必要に応じて砂糖、ミルクを
添加してコーヒー飲料を調合する。同様に製氷機も、顧
客により商品選択動作があると、氷排出ホース11を通し
てカップ把持装置5が保持しているカップの中へ氷を送
出する。
カップに飲料、氷が供給されると、カップ把持装置5
はカップ前後移送装置50によって矢印A方向にスライド
移動して、第6図の図示位置に来て、所定位置に停止す
る。12はこの所定位置に来たカップを移し換えて上昇さ
せるカップの上下移送装置である。
このカップ上下移送装置12は、第8図に示すように無
端ベルト14或いは無端チェーンを支軸20,20にて軸支さ
れた一対のプーリ13,13間に縦方向に架設して、駆動モ
ータ15により正方向、逆方向に回転移動可能とし、この
無端ベルト14又は無端チェーンに取着した盆部材、すな
わちコースター18を案内杆19に沿って上下摺動自在に構
成している。そして、コースター18はA方向に移動して
くるカップ6の底面より少し下の位置に通常待期してい
て、カップ6が来ると若干上昇してカップ底面を支え、
その上に載せる。
その後、カップ把持片7A,7Bが開いて、カップ把持片7
A,7Bからコースター18への持ち換えが行なわれる。次
に、カップ把持片7A,7Bがカップ6の上昇に支障が無い
よう更に大きく開放した後、再びいカップ上下移送装置
12の正転にてコースター18を上昇させ、カップ倒れを防
ぐように、カップの口径より一回り大きくした形状のカ
ップ案内口部21に入り込んで少しでた位置で停止させ
る。
第7図はカップ6が販売部1のカウンターテーブル部
2上に出た状況を示しており、同図から理解されるよう
に、飲料の入ったカップ6は、下から迫り出るようにし
て販売部1内に現われ搬出されてくる。このとき、勿論
販売扉3は開放動作して、カップの出てくる搬出口22を
形成する。
また、第9図において、カップ把持装置5に付き説明
すると、前述のスライダー部9にカップ6を挟持するた
めの一対のカップ把持片7A,7Bを取り付けさせたカップ
ホルダー25を備えさせ、そして、このカップ把持片7A,7
Bは、カップホルダー25の基台25Aに立設した一対の軸3
7,37に軸支されている作動レバー38A,38Bの一端に、ア
ーム39A,39Bを介して連結されている。この作動レバー3
8A,38Bは、カップホルダー25の上部基枠25Bに装着され
ているバネ40A(他方のバネは図示せず)にて互いに反
発する方向に附勢されている。そして、作動レバー、38
A,38Bのもう一方の回動端部はそれぞれ中央に寄り合う
方向に屈曲してその先端にはカム42を当接する突起41B
(片方のみ示す)を夫々設けている。この突起は作動レ
バー38B側に設けられている突起41Bが上に位置し、作動
レバー38A側に設けられている突起が下に位置するよう
に配している。カム42はそのカム面44を凹凸状に形成す
ることで、前記各突起がカム面44と当たる時、カップ把
持片7A,7Bの開き具合が変わり、カップ受入待機、カッ
プ把持、カップ釈放を成す。カム42は駆動モータ46と減
速機構47と駆動ギア48とカム42を固設したカム回転用軸
43の下部に止着したカム駆動ギア49とより構成される。
上述の構成によって放出されたカップの把持→カップ
への飲料注入→飲料注入後、カップ上下移送装置への移
動→カップ上下移送装置へのカップ移し換え→カップの
上昇動作→販売部への搬出という一連の販売動作をし
て、カップ飲料が顧客に提供される。この販売動作の全
体的な流れは第8図にてより十分に把握される。すなわ
ち、販売指令によりカップドロッパー23が動作すると、
カップはカップシュート24を通り、カップ把持片7A,7B
に把持される。カップ把持後、飲料注入が飲料注出ノズ
ル10等より行なわれ、そのカップ把持装置5全体がカッ
プ移動装置50により横方向へ移動し、Cup1→Cup2→Cup3
と移動される。Cup3の位置でカップの上下移送装置にカ
ップは移し換えられて、カップ上昇経路をカップ上下移
送装置12にてCup4の位置まで上昇して行く。一方、販売
扉3においては、飲料注入が終了すると、開き始めて搬
出口22を形成する。こうして、搬出口22からカップ6が
販売部1に搬出される。
なお、第8図において、カップ前後移送装置50を飲料
注入位置に待機させ、販売指令があって飲料注入を行い
それが終了すれば、前進し、中間位置で販売扉3の開を
判定し、開であれば前進を継続し、開いてなければ、開
するまで一時停止して、その後移動させて、カップ上下
移送装置12に受渡す位置に移動する駆動制御するため
に、それぞれの位置に待機位置検知センサS1、中間位置
検知センサS2、前位置検知センサS3を配している。
ところで、この飲料カップ移動送出方式のカップ式自
動販売機においても、販売部1に第2図と同構造のカッ
プ有無検知センサS12を設ける。そして、カップ飲料を
カップ飲料販売部に搬出後、カップ前後移送装置50を待
機位置にもどし、販売部1でのカップ有無に係わらず、
次販売を行う。この次販売動作はお金の受付、商品選択
釦の押圧操作、それによるカップ送出、カップ把持、そ
して飲料注出までの動作を行なわしめる。この後、販売
部1でのカップ無をカップ有無検知センサS12が検知す
ると、カップ前後移送装置50を駆動開始してカップ移動
させ、カップ上下移送装置12を介して搬出させるように
して、第1実施例と同様に、販売時間を短縮する。
又、カップ上下移送装置12を駆動制御して、コースタ
ー部18を待機位置に待機させて置き、販売指令がある
と、下位置に下降させ、次いでカップ受取位置である中
間位置に一時停止し、カップ受取り後、販売位置へと上
昇させる制御のために、それぞれの位置に待機位置検知
センサS6、下位置検知センサS4、中間位置検知センサ
S5、販売位置検知センサS6を配している。更に、S11
販売扉3の開放を検知する扉開スイッチである。
また、Cup2の位置下方にはカップ廃棄口31と排水バケ
ツ32を配し、カップ移送中に停電等があって、途中に停
滞してしまった不販売カップを次販売時迄に排除してお
くために、カップが移送経路のどこにあっても、強制的
にCup2の位置に、停電復帰後は移動させて、カップごと
廃棄するようにしている。この位置にくるとカップ把持
片7A,7Bが開いてカップは廃棄される。
以上の販売方式を動作の流れとして示す説明図を第11
図に示す。
飲料入りカップがカップ上下移送装置12により上昇さ
れ販売位置に来ると、販売位置検知センサS7により検知
され(200)、カップを販売部1に突出させた状態で停
止する。そして、この突出したカップの存在はカップ有
無検知センサS12でカップ有と検知されている。
一方、販売位置検知センサS7によりカップが販売位置
に来たことが検出されたら、カップ前後移送装置50は後
方(待機位置)へ移動する(201)。やがて、待機位置
センサS1がカップ前後移送装置50の待機位置復帰を検知
すると(202)、次客の購買動作又は同一客の連続購買
動作を受付ける。すなわち、コイン等の受付(203)と
セレクションボタン4の選択操作を許容する(204)。
セレクションボタン4が押されると、次販売信号が出力
されて(205)、カップドロッパー23からのカップ送出
が行われ、送出されたカップがカップ把持装置5により
把持され、そして、飲料注出ノズル10等からカップに飲
料注出が行われるまでの販売動作が実行される(20
6)。そして、飲料注入が終了する(207)と、カップ前
後移送装置50は前進できるように待機している。
一方、カップ上下移送装置においては、前客が販売部
1よりカップを取り出せば、カップが無くなるので、カ
ップ有無検知センサS12はカップが取り出されたことを
検知する(300)。するとカップ上下移送装置12は下降
移動し(301)、カップ受取の下位置に来ると、下位置
検知センサS4が検知し(302)、この下位置検知センサS
4の位置検出があるとカップ前後移送装置の前移動を許
可する(303)。この結果、カップ前後移送装置50は飲
料注入終了したという条件のもとで前方へ移動する(20
8)。そして、下位置に待機しているカップ上下移送装
置12の位置にカップを移動させて、そのコースター部18
に乗せる。乗せた後は上昇するという通常動作を行い
(209)、カップを販売部1に突出させる販売位置に停
止し、再び最初の状態(200)に戻り、同じ動作を繰り
返す。
このように、カップが販売部1に送出されさえすれ
ば、販売部にカップが有る無しに係わらず、次回販売の
ために、お金の受付、商品の選択操作、そして、カップ
に飲料を注出するまでの販売動作を許容させて、後はカ
ップが得られさえすれば直ちに移送するように準備して
いる。これによって、従前のカップ取り出しを条件とし
て始まるコイン投入からの販売方法と比べて著しく客待
ち時間を短縮できる利点が生まれる。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、飲料注入後、販売部へ
カップ飲料を搬出する販売システムにおいて、カップ飲
料を搬出したら、カップ移送装置を飲料注入部に直ちに
戻して待機し、これと続いて、販売部にカップ飲料が有
る無しに係わらず、次販売のためのお金受付、商品選
択、そして飲料注出を行わせて待機し、カップ有無検知
センサで販売部からのカップ無しとなると、カップ移動
を行わせるようにしたので、販売時間が著しく少なくな
り、客待ち状態の短縮となりサービス性が高まり、販売
効率を上げることが期待できるようになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は販売部で送出されたカップへ飲料注出を成す型
式のカップ式自動販売機の全体正面図、第2図は本発明
の飲料販売を制御するカップ有無検知センサを配してい
る販売部の構成図、第3図は同型式のカップ式自動販売
機における本発明販売方法の動作の流れを示す説明図、
第4図は飲料カップ搬出方式のカップ式自動販売機の全
体外観斜視図、第5図はカップへの飲料注入と、注入後
のカップの移動過程を示す販売機構の外観構成図、第6
図はカップ上下移送装置への移し換え直後の状況を示す
販売機構の外観構成図、第7図は販売部にカップが下か
ら現われ出た状況を示す販売機構の外観構成図、第8図
は販売機構の主要部構成を概略的に示す側面図、第9図
はカップ把持装置を前面から見た外観斜視図、第10図は
カップ保持装置をレールの後方から見た外観斜視図、第
11図はこの販売方式のカップ式自動販売機の動作の流れ
を示す説明図である。 1,1B…販売部、3…販売扉、5…カップ把持装置、6…
カップ、7A,7B…カップ把持片、10…飲料注出ノズル、1
2…カップ上下移送装置、50…カップ前後移送装置、S12
…カップ有無検知センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売動作の開始によりカップを送出し、こ
    のカップの中に飲料を注出して販売に供するカップ式自
    動販売機において、カップ飲料販売部と飲料注入部とを
    別に設置し、この飲料注入部よりカップ飲料を前記カッ
    プ飲料販売部へと移送するカップ移送装置を設けると共
    に、前記カップ飲料販売部にはカップ有無検知センサを
    設け、カップ飲料を前記販売部に搬出後、前記販売部に
    カップ飲料が有る無しに係わらず、カップ移送装置を復
    帰動作させて飲料注入部での待機状態に戻し、次販売の
    ための投入金受付、商品選択、送出されたカップへの飲
    料注入を行わせ、前記カップ有無検知センサよりのカッ
    プ無しが検知されると、カップ移送装置を駆動してカッ
    プ飲料移送を行うようにしたことを特徴とするカップ式
    自動販売機の販売方法。
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