JPH0451394A - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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Publication number
JPH0451394A
JPH0451394A JP2159937A JP15993790A JPH0451394A JP H0451394 A JPH0451394 A JP H0451394A JP 2159937 A JP2159937 A JP 2159937A JP 15993790 A JP15993790 A JP 15993790A JP H0451394 A JPH0451394 A JP H0451394A
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JP
Japan
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cup
sales
beverage
vending
door
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JP2159937A
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Inventor
Hiroshi Yamamoto
山本 廣
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、販売動作の開始によりカップを送出し、この
カップの中に飲料を注出して販売に供するカップ式自動
販売機に関し、特に取り出し易い位置及び状態でカップ
飲料を搬出するに好適としたものに関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種のカップ式自動販売機の販売口は低い位置
にある。そして、この販売口内でカップに飲料注入が行
なわれていた。例えば、実開昭6016278号公報に
示す如きである。
ところで、第13図および第14図は販売口が低い位置
に設けられている従来の自動販売機の正面図と、この販
売口内にある飲料注入部の構成図を示す。先ず第13図
にて、販売口IBは自動販売機本体Gの正面部において
、下から約600+nmの高さ位置H8に設けられてい
る。そして、販売口IBの前面には客により手前に開か
れる扉6Dが設けられている。
そして販売口1Bがこの高さ位置であると、カップ6の
取り出し時、客は低くかがむこととなる。また、片方の
手で扉6Dを開けながらカップ6Bを取り出さなければ
ならない。4は飲料選択釦であり、何れか一つの選択釦
4・・が押されると、販売口IBに、カップ6Bがカッ
プ供給装置(図示しないが本体G内に収設されている)
より放出され、このカップ6Bに選択された飲料が注入
される。ところで、飲料の注入はこの販売口1A内で行
なわれるため、カップ6Bは安定に支持されるように、
販売口IAの底部にカップ6B底面を載せるカップレス
ト30Bと、カップ6Bの両側を把持するカップ把持片
7c、7dとが装備されている。このカップ把持片7c
、7dは例えば弾性力のある金属板等で構成されるもの
であり、販売口6Bの内壁にビス60・等で止着されて
いる。従って、カップ6Bの取出し時には、開けた扉6
Dを押さえながら少し力を入れてこのカップ把持片1c
、1dを押し開くようにして手前に引き出す。
]、OBは飲料の種類毎に設けられた飲料注入ノズル、
]、IBは水投入シュー1−である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上記した従来の自動販売機であると、販売口
が低い位置(設置面から600圃程度の高さ)にあるた
め、客は注入を終えたカップを取り出す時、姿勢を低く
してかがむようにして取り出すこととなり、客に不便を
もたらす。また、カップ取り出し時に一旦扉を開けねば
ならず面倒である。
そして扉が閉まらないように押さえて、カップをバネ力
のあるカップ把持片より抜き出すため、その勢いで中の
飲料が飛び出たりして、客の手を濡らしたり、またカッ
プの変形をもたらして飲みにくくする等の問題がある。
更に、販売口内で飲料を注入するため、飲料の飛び散り
等、カップの汚れ、カップ支え部(カップレスト、カッ
プ把持片)の汚れが起こり、不衛生となっており、お客
はこの汚れた販売口からカップを取り出すこととなり、
不快感を与える。
本発明は」1記の問題点に鑑み成されたもので、客にと
って販売口からカップ飲料を取り出すのが非常に容易で
あると共に、販売口も衛生的に保たれる構成としたカッ
プ式自動販売機を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は」二記課題を解決するために、販売動作の開始
によりカップを送出し、このカップの中に飲料を注出し
て販売に供するカップ式自動販売機において、本体前面
の略中央部に奥行方向へ凹ませて設けた販売部と、本体
内部にて飲料注入を終えたカップを前記販売部の底面か
ら搬出させるカップの」二下移動装置とを備えたもので
ある。
(ホ)作用 販売指令によりカップ供給装置より放出されたカップは
所定位置に保持され、自動販売機の本体内部で飲料注入
が行なわれる。飲料の注入を終えたカップはカップ上下
移動装置に載せられ、上昇する。すると、この飲料入り
カップは、販売部内にその底面から迫り上るようにして
出てくる。すなわち、販売部へ、特にカップを支えるこ
となく飲料入りカップのみの搬出が行なわれる。しかも
販売部の位置は上方となっている。そして、横に幅広に
開1−]シている。よってお客は、低くかがむ等のしぐ
さをせずとも、また手をどの方向から入れてもカップを
単に掴むだけの所作で容易に取り出せる。そして、飲料
注入部は本体内部に別途設け、販売部での飲料注入を避
けて、販売部は汚れないようにして、お客にはきれいな
カップ飲料を提供し、清潔なイメージ、購入時の満足感
を与えることができる。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明に係るカップ式自動販売機の全体外観斜
視図で、販売部1は従来の矩形型の販売口とは様相を大
きく異にする横に広く開放したカウンターテーブル部タ
イプのものとしている。そして、このカウンターテーブ
ル部2の一部をドーム状に盛り上がらせ、そこに商品取
出用の開口穴を設ける一方、このドーム部の下に接近し
て同じようにドーム状をした販売扉3を回動自在に設け
て、販売扉3にはそれが開いた時、前記開口穴と合致す
る穴を形成している。よって通常はこの販売扉3で前記
開口穴は閉鎖され、販売時に双方の穴の−Mで飲料入り
カップの搬出口が形成されるようになっている。また、
この販売部1は従来の高さ位置より一段と上方の高さ位
置H(例えば900mm)に設けている。具体的には選
択釦4を取り付けたパネル部4Aの直ぐ下に形成され、
奥へ凹んだ窪み状の販売部となっており、カップ6の取
り出しに支障のない高さ寸法で横長に開口している。そ
して、この販売部1には、既に飲料注入済みのカップが
出てくるようになっており、従って、カップ、飲料、氷
等が送出される供給部はこの販売部1とは別にして機内
に分散して設けられている構成となっている。4は商品
選択釦である。
次に、第2図乃至第4図に従って、本発明の飲料販売メ
カの主要部の構成を説明する。
第2図はカップの飲料注入と、注入後のカップをカップ
」二下移動装置へと移動させる状況を示す構成図であり
、また第3図はカップ上下移動装置により飲料入りカッ
プが上昇する状況を示す構成図で、更に第4図は飲料入
りカップが販売部に迫り出てくる状況を示す構成図であ
る。
各図において、5は販売指令によりカップ供給装置から
送出されたカップ6を把持する開閉式のカップ把持片7
A 、 7Bを有したカップ保持装置で、このカップ保
持装置5は自動販売機のキャビネットの中に略水平に配
置したレール8にそのスライダ一部9を摺動自在に装架
して、前後方向にスライド移動できるようになっている
。このカップ保持装置5をスライドさせる駆動装置及び
前記カップ把持片7A 、 7Bを開閉動作させる機構
は第7図、第8図に示されており、その詳細は後述する
。ところで、カップ保持装置5が通常時期している第2
図の図示位置上方には、図示しないが飲料供給装置や製
氷機等が設けられていて、それらからの飲料注出ノズル
10および氷排出ホース11がカップ6に臨んでいる。
そして、飲料供給装置は顧客による商品選択動作に応答
して飲料を調合し、カップ保持装置5がカップ6を保持
している状態で、調合した飲料を飲料注出ノズル10を
通してカップ6の中へ注出する。この時、飲料供給装置
は、シロップを炭酸水にて希釈して炭酸飲料を調合した
り、またはコーヒー等の粉末原料を湯にて溶解すると共
に必要に応じて砂糖、ミルクを添加してコーヒー飲料を
調合する。同様に製氷機も、顧客により商品選択動作が
あると、氷排出ホース11を通してカップ保持装置5が
保持しているカップの中へ氷を送出する。
カップに飲料、氷が供給されると、カップ保持装置5は
矢印入方向にスライド移動して、第3図の図示位置に来
て、所定位置に停止する。カップ保持装置5の停止制御
はその移送路に配した光学的位置センサー等で制御する
。12はこの所定位置に来たカップを移し換えて上昇さ
せるカップの上下移動装置である。
このカップの上下移動装置12は第5図、第6図に示す
ように、」皿上に配したプーリ13,13に架設したベ
ルト14と、このプーリのうち一方を駆動する正逆転可
能な駆動モータ15と、前記ベルト14に取り付けた上
下スライダー16と、この上下スライダー16の先端に
設けた円形台形状のコースタ一部18と、上下スライダ
ー16の基部を挿通させてコースタ一部18の安定な上
下移動を行なわす案内杆19とより構成されている。な
お、20 、20はプーリーの支軸である。ところで前
記コースタ一部18は入方向に移動してくるカップ6の
底面より少し下の位置に通常時期していて、カップ6が
来ると、駆動モータ15は少し正転して、これによりコ
ースタ−部18は若干上昇してカップ底面を支え、その
上に載せる。その後カップ把持片7A 、 7Bが開い
て、カップ把持片7A、7Bからコースタ一部18への
持ち換えが行なわれる。次に、カップ把持片7A 、 
7Bがカップ6の上昇に支障が無いよう更に大きく開放
した後、再び駆動モータ15の正転にてコースタ一部1
8を上昇させ、カップ倒れを防ぐように、カップの口径
より一回り大きくした形状のカップ案内口部21に入り
込んで少し出た位置で停止させる。
第4図はカップ6が販売部1のカウンターテーブル部2
上に出た状況を示しており、同図から理解されるように
、飲料の入ったカップ6は下から迫り出るようにして販
売部1内に現われ搬出されてくる。この時、勿論販売扉
3は開放動作して、カップ6の出てくる搬出口22を形
成する。
以上のように、放出されたカップの把持→カップへの飲
料注入→飲料注入後、カップ上下動装置への移動→カッ
プ上下装置へのカップの移し換え→カップの上昇動作→
販売部への搬出という一連の販売動作をして、カップ飲
料が顧客に提供される。
この販売動作の全体的な流れは第5図にてより十分に把
握される。すなわち、販売指令によりカツブドロッパー
23が動作すると、カップはカンブシュ−1〜24を通
り、カップ把持片7a 、 7Bに把持される。カップ
把持後、飲料注入が飲料注出ノズル10等より行なわれ
、その後カップ保持装置5全体が横へ移動し、Cupl
→Cup2→Cup3と移動される。
CaF3の位置でカップの」皿上移動装置12にカップ
は移し換えられてCaF4の位置まで上昇して搬出され
る。ところで、放出されたカップがカップ把持片7A 
、 7Bに正しく掴まれず、斜めに傾いた状態でカップ
把持片7A 、 7B内に入っている様な時は、このカ
ップで光線が継続的に遮られることにより、カップ詰り
信号を出力するカップ詰り検知センサSがカップ保持袋
N5の直ぐ上に配されている。
カップ詰り検知センサSが検知動作すると、カップ把持
片7A 、 7Bを若干開かせる動作をさせて、カップ
を正しく落し、カップ把持片7A 、 7Bに正常な状
態で把持する。また、カップを保持する手段はカップ把
持片7A 、 7Bの他に図示しないがカップ底面を支
えるカップレストを備える。このカップレス1へは前記
1ノール8に設ける等し、しかも上下に昇降自在として
、カップ高さが異なるものが使用されても、常にカップ
の上端部がカップ把持片7A 、 7Bと揃うようにし
ている。
また、カップの移送に際して、このカップレストとカッ
プ6の接触による倒れや汚れ防止のためカップは水平移
動ではなく約5°はど傾斜して上って行くように移動さ
せる。そして、CaF2の位置下方にはカップ廃棄口3
1と、排水バケツ32とを配している。これは、カップ
の移送動作中に停電等があった場合には、その停滞した
カップ飲料を販売することは不衛生であると共に、この
停滞中のカップにより次の販売ができないので、カップ
が移送経路のどこにあっても、強制的にCaF2の位置
に停電復帰後は移動させて、カップごと廃棄するようこ
の位置でカップ把持片7A、7Bを開かせて廃棄する。
また、カップがCup3→Cup4の上昇過程にある場
合に停電し復帰した時にも、カップの」皿上移動装W1
2を逆転動作させてカップを一旦下降させ、カップ把持
片7A、7Bに持ち換えさせてCaF2の位置で廃棄す
るように構成する。これにより、販売動作中の停電等に
万全に対応し、販売動作を支障なく、且つ常に新鮮な飲
料のみを販売するようにする。
次に、カップ保持装置5の構造と、カップ保持装置5を
移動させる機構に付いて第7図および第8図に従い説明
する。前述したとおり、カップ保持装置5は、レール8
に摺動自在に装架されるスライダ一部9を有し、このス
ライダ一部9にカップ6を挟持するための一対のカップ
把持片7A、7Bを取り付けさせたカップホルダー25
を備えている。
スライダ一部9は、駆動装置9Aにより付勢されてレー
ル8の上を往復移動するが、駆動装置9人はレール8の
背面に設けたラック26と噛み合うピニオン27と、駆
動モータ28とから構成される。またスライダ一部9は
ラック26が形成されている突起部26Aを上下方向か
ら挟み込み支持する上下一対のローラー29.29を二
組備えると共に、下方にはレール8の下端に設けたロー
ラー受部35の中を回動しながら移動する一組のローラ
ー36が設けられている。
一対のカップ把持片7A 、 7Bは、カップホルダー
25の基台25Aに立設した一対の軸37.37に軸支
されている作動レバー38A 、 38Bの一端に、ア
ーム39A。
39B(第9図等参照)を介して連結されている。この
作動レバー38A、38Bは、カップホルダー25の上
部基枠25Bに装着されているバネ40A、40Bにて
互いに反発する方向に付勢されている。そして、作動レ
バー38A、38Bのもう一方の回動端部はそれぞれ中
央に寄り合う方向に屈曲してその先端にはカム42と当
接する突起41.A、41Bを夫々設けている。この突
起は作動レバー38B側に設けられている突起41Bが
上に位置し、作動レバー38A側に設けられている突起
41kが下に位置するように配している。そして、カム
面44は、第10図及び第12図に示すように両突起4
1A、41Bが均一に接触するカム面44a、44bと
、第11図に示すように突起4]Aが接触する凹状のカ
ム面44cと、突起41Bが接触する凸状のカム面44
dに形成されており、実線で示す44dが上方に、破線
で示す44cが下方に位置するように形成されている。
そして、これらカム面44a、44b、44e、44d
はそのカム回転用軸43中心からの距離が異なっている
ため、当たるカム面によってカップ把持片7A。
7Bの開き具合が変わる。そして、このカムはカム駆動
装置45によって回転される。カム駆動装置45は駆動
モータ46と減速機構47と、駆動ギア48と、そして
カム42を固設したカム回転用軸43の下部に止着した
カム駆動ギア49とより構成される。
」二連したカップ保持装置5の構成に於いて、カップ把
持片7A 、 7Bの機構及びその動作は第9図に示す
カップ保持装置5の平面図及び第10図から第12図に
示す動作図にてより更に良く理解されるであろう。各図
に示すように、カップ把持片7A 、 7Bの回動端部
にある突起41A、41Bはカム42が一定方向に回転
する結果、その凹凸状をしたカム面44a。
44b、44c、44dに順次当接して、カップ把持片
7A、7Bの把持動作を制御する。
すなわち、カム回転用軸43からの距離が短いカム面4
48に突起4LA、41Bが当接している第12図の時
は、軸37を支点とする作動レバー38A、38Bは十
分な回動を許容されることとなって、バネ4OA、40
Bの引張力により互いに反発する方向に回動するために
カップ把持片7A 、 7Bは開放している。
また、突起41A、4F、Bが、カム回転用軸43から
の距離が遠い、即ち張り出し具合の多いカム面44a。
44bによって押し圧されている第10図や第11図に
示す状態のときには、作動レバー38A 、 38Bは
バネ4OA、40Bに抗して互いが中央に寄り合う方向
に回動するようになり、この状態でカップ把持片7A。
7Bにてカップの把持が可能となる。
このように、突起41A、41Bとカム面44との当接
によりカップ把持片7A、7Bによるカップの把持動作
を制御するものとなっている。そして、第10図は送出
されてくるカップを受は止め把持する時期状態を示して
おり、突起41Aと41Bは上下方向に一致した位置に
あって、共通のカム面44aに当っており、作動レバー
38A 、 38Bは図のように平行に対向している。
なお、この第10図のときは、カップ把持片7A。
7Bを指定カップの把持部径より2〜3mm大きく開い
て、送出落下してくるカップを受は入れ易くしている。
第11図は送出されたカップを受は入れた後、カップを
少し振って飲料注入ノズルの下部に移動させた状態を示
しており、このように少し振らせることにより、注入ノ
ズルからの飲料液の後だれも確実にカップ内へ入れ、カ
ップの汚れ、把持部の汚れを防ぐようにしている。この
動作は次のようにして成される。
今、第10図の状態からカム42が反時計方向に回動す
ると、第11図のように、作動レバー38Aの突起41
Aはカム面44cにまた作動レバー38Bの突起41B
はカム面44dに当る。すると、このカム面44cによ
って、カップ把持片7Aは少し閉じ加減となる。同様に
してカム面44dによって、カップ把持片7Bも少し閉
じ加減となり、カップサイズに基づきカップをつかみ支
える。その後、カップ把持片7A、7Bは、その作動レ
バー38A、38Bの基端を枢支している支軸37 、
37を支点として、同じ方向(矢印)に若干振らされる
。この振られる方向は飲料注出ノズル10のある方向で
ある。そして、この振り動作によるストロークはカップ
把持片7Aと7Bとでは異なられ、例えばカップ把持片
7Bの方をカップ把持片7Aより大きくするように制御
することで、カップの把持を保ち、かつ振る機能を達成
させる。
こうして、第10図の時よりカップ把持片7A 、 7
Bをバネ40A、40Bに抗して少し押し圧してよりカ
ップ把持片7A、7Bを寄せ合って、間隔を狭めて、カ
ップの把持を十分とし、かつカップ把持片7A 、 7
Bを全体的に注入ノズル側に偏寄させる。第12図はカ
ップ把持片7A 、 7Bがカップを解放するのに開い
ている状態を示すもので、突起41.Aおよび41Bは
共にカム面44bに接している。
なお、カム42を回動制御して、カップ把持片7A。
7Bの開閉動作をさせるために、図示しないがカム42
の上端に回転円板を取り付け、この回転円板には突板(
図示せず)を設け、そして回転円板の回動に伴う突板の
回転周囲上には、図示しないが突板が横切り光が遮断さ
れることで回転円板の回転角度を検知する複数個のセン
サーを配置する構成とする。この構成とすることによっ
て、これら位置検出センサーはカップ保持装置5の時期
状態、カップの把持状態、カップの開放状態の各モード
におけるカム42の回転角度位置を検知して、カップ把
持片7A、7Bの開閉を制御できる。
次に、上記構成におけるカップ式自動販売機の動作を説
明する。
販売する大カップ、小カップに応じてカップ保持装置5
のカップ把持片7A 、 7I3を把持する状態に、ま
たカップレストを保持できる高さ位置に上下調整して置
く。
所定硬貨が投入され、顧客の選択動作により販売指令が
与えられると、カップ供給装置から放出されたカップは
カップシュー1−24を通り、カップ保持装置5によっ
て保持される。カップシュー1〜24内で詰まったり、
カップ保持装置5の所でカップ詰まりや傾きがあると、
カップ詰まり検知センサSがそれを検出して、販売停止
やカップ把持片7A 、 7Bの若干の開放を成して、
正しく把持されるように矯正する。カム駆動装置45が
少し始動して保持した後、第11図のようにカップ6は
振らされて飲料注出ノズル10側に偏寄し、その位置で
製氷機及び飲料供給装置から供給される氷や飲料を保持
しているカップ6にて受けて、飲料注入が成される。飲
料注入後、駆動装置9Aによりカップの上下移動装置1
2側に移動する。移動を終えた位置にて、カップの上下
移動装置12のコースタ一部18が上昇して、カップ6
の底面を受けてその上に載せる状態とすると、再びカム
駆動装置45が動作して、カップ把持片7A、7Bを第
12図の様に開き、カップ6はコースタ一部18の方に
待ち換えられる。カップ把持片7A 、 7Bは移し換
え後、元の位置に復帰移動して、次販売に待期する。そ
して、次にカップの上下移動装置12が再動作して、コ
ースタ一部18が上昇を続ける。このコースタ一部18
の上昇中に販売扉3は既に開放し、搬出口22が形成さ
れているので、カップ6はコースタ一部18の」二に載
って、販売部1の中に下から出てくる。したがって顧客
は、このコースタ一部18に載置されているカップ6を
軽く掴むだけで、販売部1から容易に取り出すことがで
きる。しかも、販売部1は従来より高い位置に設けであ
るので、客は低くかがむなどしなくても取り出せ、苦労
しない。カップ6の取り出し後、コースタ一部18は元
の位置に降下し、次のカップ移し換えに待期し、一連の
販売動作を終える。
また、飲料注入後、カップの水平移動、上昇移動の一連
動作の過程で停電等があった場合は、強制的にカップ廃
棄位置に移動させて、カップごと落下廃棄する。
(1〜)発明の効果 以上のように、本発明のカップ式自動販売機であれば、
カップ飲料を従来より高い位置へ販出するので、従来の
ように姿勢を低くしてかがみながらカップを販売口より
取り出す所作をしなくても取り出せて、客に不便をかけ
ない。販売部には手を入れて、カップをつかむだけでよ
く、従来のように販売扉を開いたり、またカップ保持用
バネから引き出すという煩わしい所作や注意しながら行
うことを強いられず、非常に取り出しがしやすくなる。
また、販売部には一切飲料注入部が無いので、汚れた販
売部とはならず、衛生性を保たれると共に、客に不快感
を与えない。
特に、販売部には飲料注入済みのカップが自然と下から
現われてくる販売動作をするので、従来の販売動作イメ
ージを大きく変え、関心を惹いて販売効果の向上が期待
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるカップ式自動販売機の全
体外観斜視図、第2図はカップへの飲料注入と、注入後
のカップの移動過程を示す販売機構の外観構成図、第3
図はカップ上下動装置への移し換え直後の状況を示す販
売機構の外観構成図、第4図は販売部にカップが下から
現われ出た状況を示す販売機構の外観構成図、第5図は
販売機構の全体構成を示す側面図、第6図は第5図にお
ける右側方向から見た側面構成図、第7図はカップ保持
装置を前面から見た外観斜視図、第8図はカップ保持装
置をレールの後方から見た外観斜視図、第9図はカップ
保持装置の平面構成図、第10図は送出されてくるカッ
プを受は入れるよう時期している状態にあるカップ保持
装置の平面構成図、第11図はカップ保持装置がカップ
把持後飲料注入ノズル側に若干移動された状態を示す平
面図、第12図はカップ保持装置がカップの把持を解除
している状態を示す平面図、第13図は従来のカップ式
自動販売機の正面図、第14図は従来の販売「1で飲料
注入の行なわれている飲料注入部の概略構成図である。 1・・販売部、3・・・販売扉、5・・カップ保持装置
、6カツプ、7A、7B・・カップ把持片、10飲料注
出ノズル、12・・カップの」皿上移動装置、18・・
・コースタ一部、22・・搬出口。 代理人 弁理士  紋 1) 誠 =23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)販売動作の開始によりカップを送出し、このカッ
    プの中に飲料を注出して販売に供するカップ式自動販売
    機において、本体前面の略中央部に奥行方向へ凹ませて
    設けた販売部と、本体内部にて飲料注入を終えたカップ
    を前記販売部の底面から搬出させるカップの上下移動装
    置とを備えることを特徴とするカップ式自動販売機。
JP2159937A 1990-06-20 1990-06-20 カップ式自動販売機 Pending JPH0451394A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2159937A JPH0451394A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 カップ式自動販売機
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