JPH0460797A - カップ式自動販売機の異常時復帰制御方法 - Google Patents

カップ式自動販売機の異常時復帰制御方法

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JPH0460797A
JPH0460797A JP2169927A JP16992790A JPH0460797A JP H0460797 A JPH0460797 A JP H0460797A JP 2169927 A JP2169927 A JP 2169927A JP 16992790 A JP16992790 A JP 16992790A JP H0460797 A JPH0460797 A JP H0460797A
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cup
transfer device
gripping
beverage
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Hiroshi Yamamoto
山本 廣
Hajime Erikawa
肇 江利川
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は飲料を注出されたカップを移送し、販売口に送
出する形式のカップ式自動販売機に関し、特に停電等、
販売動作が停止する異常時に対応する制御方法に関する
(ロ)従来の技術 従来、特開昭62−278695号のように飲料供給を
この販売部で行なわず、機内でカップの移動中に順次、
飲料、砂糖等の供給、撹拌を行い、販売口に調合済のカ
ップ飲料を送出する方式の販売システムを採用したカッ
プ式自動販売機も提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、これまでのカップ式自動販売機は、停電等の異
常時、カップは移送途中で停止したままで、これらはサ
ービスマン等が取り除いてもとの状態に戻していた。
従って、サービスマン等が来訪するまでその間販売中止
となり、販売率が落ち、また異常ある毎にルートマン等
の助力を請う煩られしさもあり、管理面に多大な労力を
伴う欠点があった。
本発明は停電等の異常時に、その異常がカップ移送等の
どの段階動作で起きたかを判定し、その判断結果に応じ
て異常復帰時にカップ廃棄等を行うなどして待機状態に
自己復帰することのできるようにした制御方法を提供す
ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明はカップ取出部が販
売部と別に機内の適宜箇所に設けられ、取り出されたカ
ップをカップ移送装置により前記販売部へ移送し、カッ
プ取出部で飲料注入、又は移動させながら飲料注入を行
うカップ式自動販売機において、カップ移送経路の途中
に設けられたカップ廃棄部と、異常復帰時にカップ移送
経路中にカップが有るか無いかを判定する判定手段と、
この判定結果に応じて前記カップ移送装置をカップ廃棄
部を介して復帰させるか、直接復帰させるかを制御する
制御部とを備えたものである。
(ホ)作用 停電等が起きた場合、判定部がカップ移送中であるかど
うかを判定する。判定の結果カップ移送中であれば、制
御部はカップをカップ移送装置にてその移送路の途中に
設けたカップ廃棄部にまで移動し、そこでカップを廃棄
して待機位置に戻るようにする。一方、カップ移送中で
なければそのまま直接待機位置に戻るように制御部はカ
ップ移送装置を制御する。
(へ)実施例 以下1本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明に係るカップ式自動販売機の全体外観斜
視図で、販売部lは従来の矩形型の販売口とは様相を大
きく異にする横に広く開放したカウンターテーブル部タ
イプのものとしている。そして、このカウンターテーブ
ル部2の一部をドーム状に盛り上がらせ、そこに商品取
出用の開口穴を設ける一方、このドーム部の下に接近し
て同じようにドーム状をした販売扉3を回動自在に設け
て。
販売J%3にはそれが開いた時、前記開口穴と合致する
穴を形成している。よって通常はこの販売扉3で前記開
口穴は閉鎖され、販売時に双方の穴の一致で飲料入りカ
ップの搬出口が形成されるようになっている。また、こ
の販売部1は従来の高さ位置より一段と上方の高さ位置
H(例えば900mm)に設けている。そして、この販
売部1には、既に飲料注入済みのカップが出てくるよう
になっており、従って、カップ、飲料、氷等が送出され
る供給部はこの販売部1とは別にして機内に分散して設
けられている構成となっている。4は商品選択釦である
次に、第2@乃至第4図に従って、本発明の飲料販売メ
カの主要部の構成を説明する。
第2図はカップの飲料注入と、注入後のカップをカップ
上下移動装置へと移動させる状況を示す構成図であり、
また第3図はカップ上下移動装置により飲料入りカップ
が上昇する状況を示す構成図で、更に第4図は飲料入り
カップが販売部に迫り出てくる状況を示す構成図である
各回において、5は販売指令によりカップ供給装置から
送出されたカップ6を把持する開閉式のカップ把持片7
A 、 7Bを有したカップ把持装置で、このカップ把
持装置5は自動販売機のキャビネットの中に略水平に配
置したレール8にそのスライダ一部9を摺動自在に装架
して、前後方向にスライド移動できるようになっている
。このカップ把持装置5をスライドさせる駆動装置及び
前記カップ把持片7A、7Bを開閉動作させる機構は第
7図、第8図に示されている。
先ず、このカップ把持装置5をスライドさせるカップ前
後移送装置50は第7図及び第8図に示す構造となって
いる。すなわち、レール8の背面に設けたうツク26と
、このラック26と噛み合うピニオン27と、このピニ
オン27を回転駆動する減速機構付の駆動モータ28と
から駆動装置9Aを構成し、ラック26の形成されてい
るレール8側の突起部26Aを上下方向から挾み込み支
持する一対ずつのローラー29.29とレール8下部の
ローラー受部35の中を回動しながら移動する一組のロ
ーラー36とで、自在にスライダ一部9はレール8に沿
いほぼ水平的に移動できるようにしている。
一方、カップ把持装置は、第7図及び第9図に示す構成
となっていて、カップ把持片7A 、 7Bは第10図
に示すカップ受は入れ待機状態、第11図に示すカップ
を把持し、飲料注入を行わせるために閉じるカップ把持
状態、そして第12図に示すカップを後述するカップ上
下移送装置に持ち換えさせるために大きく開かせるカッ
プ釈放状態の各動作を行う。各回に示す通り、カップ把
持片7A 、 7Bをアーム39A、39Bを介して連
結した作動レバー38A、38Bはその一端部を基枠2
8Bとの間に張設したバネ40A、40Bによって互い
に反溌される方向に附勢されている。そして、作動レバ
ー38A、38Bのもう一方の回動端部はそれぞれ中央
に寄り合う方向に屈曲して、その先端には、カム42と
当接する突起41A、41Bを夫々設けている。この突
起は作動レバー38B側に設けられている突起41Bが
上に位置し、作動レバー 38A側に設けられている突
起41Aが下に位置している。そして、カム面44は双
方の突起41A、41Bと均等に接触するカム面44a
、44bと突起41Aが接触する凹状のカム面44cと
突起41Bが接触する凸状のカム面44dとに形成され
ており、実線で示すカム面44dが上方に、破線で示す
カム面44cが下方に位置するように形成されている。
そしてカム40は、駆動モータ46と減速機構47と駆
動ギア47とカム42を形設したカム回転用軸43の下
部に止着したカム駆動ギア49とより構成されるカム駆
動装置45によって回転される。
突起41A、41Bがカム面44aに当接している時は
、カム44はバネ38A 、 38Bに抗して、カップ
把持片7A。
7Bを平行とさせ、送出落下してくるカップ6を受は入
れるように待機している(第10図)。
カップ6がカップ把持片7A 、 7B間に入り込むと
、カム44は反時計方向に回転し、カム面44cは突起
41Aと当り、カム面44dは突起41Bと当り、カッ
プ把持片7A 、 7Bは少し閉じてカップ6を把持す
ると共に、カップ6を掴んだまま飲料注出ノズル10の
ある方向へ振らされて、飲料注出ノズル10よりの確実
な飲料注入を実施させるようにする(第11図)。
飲料注入後、カップ上下移送装置(後述する)のコース
タ一部に移し換える所定位置に来ると、再びカム44が
回転して、カム面44dで各突起41A、41Bは押さ
れて、カップ把持片7A 、 7Bは大きく開き、コー
スタ一部に載せる(第12図)。
そして、これらカップ把持装置5の待機、把持。
開放の各動作状態を検知可能な停止位置検知センサS、
 、S、 、Sよ。を第13図の様に配置する。
ところで、カップ把持装M5が通常時期している第2図
の図示位置上方には、図示しないが飲料供給装置や製氷
機等が設けられていて、それらがらの飲料注出ノズル1
0および氷排出ホース11がカップ6に臨んでいる。そ
して、飲料供給装置は顧客による商品選択動作に応答し
て飲料を調合し、カップ把持装置5がカップ6を保持し
ている状態で、調合した飲料を飲料注出ノズルIOを通
してカップ6の中へ注出する。この時、飲料供給装置は
、シロップを炭酸水にて希釈して炭酸飲料を調合したり
、またはコーヒー等の粉末原料を湯にて溶解すると共に
必要に応じて砂糖、ミルクを添加してコーヒ・−飲料を
調合する。同様に製氷機も、顧客により商品選択動作が
あると、氷排出ホース11を通してカップ把持装置5が
保持しているカップの中へ氷を送出する。
カップに飲料、氷が供給されると、カップ把持装W5は
矢印A方向にスライド移動して、第3図の図示位置に来
て、所定位置に停止する。カップ把持装置5の停止制御
はその移送路に配した複数の光学的位置検知センサー等
で制御する。すなわち、第5図に示すように、カップ6
が飲料注入を受けている待機位置(Cupl)、飲料入
りのカップが移送中にある中間位置(Cup2)、カッ
プ6が前方に来て、後述するカップ上下移送装置に持ち
換えされる前位置(Cup3)に位置検知センサS工T
SZTS3を各々配し、カップ位置を検出して、カップ
前後移送装置50を駆動制御する。12はこの所定位置
に来たカップを移し換えて上昇させるカップの上下移動
装置である。
このカップ上下移送装置12は第5図、第6図に示すよ
うに、上下に配したプーリー13.13に架設したベル
ト14と、このプーリーのうち一方を駆動する正逆転可
能な駆動モータ15と、前記ベルト14に取り付けた上
下スライダー16と、この上下スライダー16の先端に
設けた円形台状のコースタ一部18と、上下スライダー
16の基部を挿通させてコースタ一部18の安定な上下
移動を行なわす案内杆19とより構成されている。なお
、20,20はプーリーの支軸である。そして、このコ
ースタ一部18の停止制御もその上下方向の移送路に配
した複数の光学的位置検知センサ等で制御する。すなわ
ち、第5図に示すようにコースタ一部8を販売扉3の少
し下に位置させて(8aに示すコースタ−の位置より少
し下方位置)上下移送路内への悪戯による手の侵入を阻
止するように停止している待機位置、販売指令を受ける
と、この待機位置から一番下にコースタ一部(8a)が
下がる下位置と、この下位置より少し上昇して飲料入り
カップ(Cup3)の底部を支える中間位置(8aのコ
ースタ一部に該当)、飲料入りカップを一気に販売部1
へと搬出させる販売位置(8aのコースタ一部として示
す)に位置検知センサs4.s9.ss、s、を各々配
し、夫々の位置を検出するとカップ前後移送装置12は
停止する。そして通常の動作にあっては、前記コースタ
一部18はA方向に移動してくるカップ6の底面より少
し下の位置に通常待機していて、カップ6が来ると、廃
動モータ15は少し正転して、これによりコースタ一部
18は若干上昇してカップ底面を支え、その上に載せる
。その後カップ把持片7A 、 7Bが開いて、カップ
把持片7A 、 7Bからコースタ一部18への持ち換
えが行なわれる。次に、カップ把持片7A 、 7Bが
カップ6の上昇に支障が無いよう更に大きく開放した後
、再び駆動モータ15の正転にてコースタ一部18を上
昇させ、カップ倒れを防ぐように、カップの口径より一
回り大きくした形状のカップ案内口部21に入り込んで
少し出た位置で停止させる。
第4図はカップ6が販売部1のカウンターテーブル部2
上に出た状況を示しており、同図から理解されるように
、飲料の入ったカップ6は下から迫り出るようにして販
売部l内に現われ搬出されてくる。この時までに、販売
扉3は開放動作を終了しており、カップ6の出てくる搬
出口22を形成する。
なお、販売扉3は、飲料注入終了後にカップ6がカップ
前後移送装置50で移送される行程中に開かせ始め、少
なくともカップ6が上下移送路内に入らない状態(Cu
p3)までに開放しきってしまうよう構成することが好
ましい。こうすることで、かりにゴミ等が販売扉3に付
いていても、それはカップ6が下に移るまでに落下して
おり、カップ6内に入らず、衛生的とすることができる
。ただ、自動販売機の設置環境が良好な場合(オフィス
内等)にはカップ6が上昇されている過程で、販売扉3
を開放終了させることも可能となり、この場合には販売
扉3が直ぐに開いて飲料入りカップ6が現われるので、
客待ち時間が短縮される利点が生まれる。
また、販売J%3の開閉を検知するマイクロスイッチ等
、機械式の扉開閉スイッチ(S、、)を設けている。
以上のように、放出されたカップの把持→カップへの飲
料注入→飲料注入後、カップ上下動装置への移動→カッ
プ上下装置へのカップの移し換え→カップの上昇動作→
販売部への搬出という一連の販売動作をして、カップ飲
料が顧客に提供される。
この販売動作の全体的な流れは第5図にてより十分に把
握される。すなわち、販売指令によりカップドロッパー
23が動作すると、カップはカップシュート24を通り
、カップ把持片7A 、 7Bに把持される。カップ把
持後、飲料注入が飲料注出ノズル10等より行なわれ、
その後カップ把持装置5全体が横へ移動し、 Cupl
→Cup2→Cup3と移動される。
Cup3の位置でカップの上下移動装置12にカップは
移し換えられてCup4の位置まで上昇して搬出される
。ところで、放出されたカップがカップ把持片7A 、
 7Bに正しく掴まれず、斜めに傾いた状態でカップ把
持片7A 、 7B内に入っている様な時は、このカッ
プで光線が継続的に遮られることにより、カップ詰り信
号を8力するカップ詰まり検知センサSがカップ把持装
W5の直ぐ上に配されている。
カップ詰まり検知センサSが検知動作すると、カップ把
持片7A 、 7Bを若干開かせる動作をさせて、カッ
プを正しく落とし、カップ把持片7A 、 7Bに正常
な状態で把持する。また、カップを保持する手段はカッ
プ把持片7A、7Bの他に図示しないがカップ底面を支
えるカップレストを備え、しかも上下に昇降自在として
、カップ高さが異なるものが使用されても、常にカップ
の上端部がカップ把持片7A 、 7Bと揃えるように
して、安定したカップ把持をさせる。
また、カップの移送に際して、このカップレストとカッ
プ6の接触による倒れや汚れ防止のためカップは水平移
動ではなく約5°はど傾斜して上がって行くように移動
させる。
ところで、上述したカップ飲料販売システムにおいて、
飲料入りカップ6がCupl→Cup2−+Cup3→
Cup4と移動するカップ移送中に停電等があった場合
には、停電復帰時にこの停滞した不販売のカップ飲料を
販売することは不衛生であると共に、この停滞中のカッ
プにより次の販売ができなくなる。
また、カップの移送中ではないが、次販売準備のために
、カップ前後移送装F[50及びカップ上下移送装置1
2が待機状態に復帰動作中の時に停止した場合等も、次
販売に完全に対応じておらず問題となる。
本発明は以上のような問題に対応するために、■ カッ
プ移送中の途中停止に対しては、停電復帰後、前後移送
路の途中に設けたカップ廃棄口31にて、カップごと廃
棄するようこの位置でカップ把持片7A 、 7Bを開
かせて廃棄した後、所定の待機位置にカップ把持装置5
及びコースタ一部18を自己復帰させる。
■ カップの移送を伴わない場合の途中停止に対しては
、直ちに所定の待機位置に自己復帰させる。
そして、販売システムの異常があった場合、この異常が
何であり、復元可能な異常かどうかを自動販売機自身が
判定し、自己復帰することが可能であれば、上記Iまた
はHの自己復帰動作をして待機状態に戻るようにしてい
る。なお、異常停止は停電のほかにセンサS1〜S7の
故障による各移送装置50.12の異常動作停止がある
なお、カップ廃棄口31の下には、排水バケツ32が設
けられている。
次に上述の制御システムについて説明する。
先ず、前述したカップ把持装置5、カップ前後移送装置
50、カップ上下移送装置12は同時進行動作すること
は無く、いずれかの装置が動作しているときは残りの装
置は成る動作位置に停止したままである。よって、成る
装置の動作状態(動作モード)は残りの装置の動作状態
(動作モード)より判定可能となる。
これらは、カップ把持装置5に関連するセンサS8〜S
工。、カップ前後移送装置50に関連するセンサS0〜
S1、カップ上下移送装置12に関連するセンサS4〜
S7、そして、販売扉3に関連するセンサS工、からの
検知信号で判定する。そして、第14図しこ販売システ
ムの動作モードを示している。
次に、飲料注入終了後のカップ前後移送装置50、カッ
プ上下移送装置112、カップ把持装置5の流れを説明
する。
第15図はこれら各装置50,12.5の正常動作の流
れを示している。
飲料注入終了信号が出力されると、カップ前後移送装置
50は後位1a工→中間位182間→前位置a。
と動作する。この間の行程Aではカップが有り、カップ
を前方へ移送させている。一方、カップ上下移送装置5
0は、既に下位置(eo)に移動しており、そのまま下
位置にあって、カップを掴んでいる。
カップが前位置(a3)に来ると、カップ前後移送装置
50は下位1fc1→カップ支え位置(c2)に少し上
昇し、カップを乗せるようになる。この間の行程Cでも
カップは存在している。一方、カップ支え位置にコース
タ一部18が来ると、カップ前後移送装置50は開放動
作して、把持位置fi→開放位置f2になる。こうして
、カップは完全にコースタ一部18に持ち換えされる。
すると、カップ上下移送装置12はカップ支え位置d工
→販売位置d2にと上昇し、販売部1に搬出する。この
間の行程りではカップ有である。カップが販売位置に来
ると、カップ前後移送装置50は前位Mb□→後位置b
2へと後退し、待機位置に戻る。この間の行程Bではカ
ップ無しである。そして、カップが客により取られると
、カップ上下移送装置1zは販売位置e工→待機位置e
2と少し下降した位置で停止し、次の販売信号Vが与え
られると、下位置e、まで下降し、最初の状態e0に戻
る。この間の行程Eではカップ無しである。
一方力ツブ把持装置5はカップ上下移送装置12がカッ
プ支え位置d工からd21e4を軽て待機位Me2と動
作する間、開放位置f2→開放位置f3を維持しており
、カップ上下移送装置12が待機位置e2→下位Me3
となる時、開放位置f、→待機位置f4となり、販売信
号Vにより、カップ落下gとなって、カップを受は入れ
るように待機していて、カップが入ると待機位Mf、→
把持位1[f、となり最初の状態f。に戻る。
以上の動作の流れの中で1行程A、行8C1行程りでは
カップの移送に係っているため、停電等で途中停止した
場合、飲料入りカップを廃棄して待機位置に自己復帰す
る。
また、行程B、行程Eではカップの移送には係っていな
いため、直接待機位置に自己復帰させる。
そこで、各行程における異常時の対処方法を次に説明す
る。
第16図は行程Aでのカップ前後移送装置50の移動時
での停止(停電等による停止)の場合のその処理動作の
流れを示す説明図である。
飲料入りカップの水平移送過程で停止した場合は、カッ
プ上下移送装W12は下位置にあるのて、下位置検知セ
ンサS4が検知動作している(100)。
よってその検知に基づいて、カップ前後移送装置50へ
移動信号を出力しく101)、カップ前後移送装置50
を中間位置へと戻しく102)、カップ把持装置5を開
放動作して(103)、カップを廃棄(104) した
後、待機位置に復帰する。
一方、行程8でのカップ前後移送装置50停止の場合は
、第17図に示す処理動作の流れとなる。すなわち待機
位置での戻り行程でカップ前後移送装置50が途中停止
した場合はであるが、この時は、カップ上下移送装置1
2は販売位置にあり、販売位置検知センサSユ、が検知
動作している(105)。よってその検知に基づいてカ
ップ前後移送装置50へ移動信号を出力しく106)、
カップ前後移送装置50はその後退勤作を継続し待機位
置に復帰する(107)。
行程Cでのカップ上下移送装置12の停止の場合の処理
動作の流れは第18図のようになる。
コースタ一部18がカップ底面を受けるよう少し上昇す
る過程での停止であるが、この場合はカップ前後移送装
置50は前位置にあって前位置検知センサS3が検知動
作している(110)。それと同時に、カップ把持袋W
5は把持状態にあって把持位置検知センサS、が検知動
作している(111)。この両センサS3.S、の検知
に基づいてカップ上下移送装置12に移動信号が与えら
れ(112)、カップ上下移送装置12が下位置に下が
り、炊飯売時に移送されてくる飲料入りカップを支える
態勢に戻る(113)。下位置にカップ上下移送装置1
2が来ると、カップ把持装置5によってカップ上下移送
装置12からカップ前後移送装置50へのカップ持ち換
えが行われる。
そしてカップ前後移送装置50への移動信号が与えられ
(114)、カップ前後移送装置50は中間位置に来る
と(115)、カップ把持装置5が開放動作して(11
6)、カップを廃棄する(117)。
行程りでカップ上下移送装置FI2の移動時の停止の場
合の処理動作の流れは第19図に示す通りである。
この場合は、カップ把持装置5は開いて、カップをコー
スタ一部18に乗せて、販売部に上昇させている途中で
の停止であり、この時は、カップ前後移送装置50は前
位置にあって前位置検知センサS、は検知動作しく12
0)、またカップ把持装置5は開放しており、開放位置
センサS、が検知動作している(121)。よって両セ
ンサS、、S、の検知に基づいて、カップ上下移送装置
12に移動信号が与えられ(122)、カップ支え位置
まで下がる(123)。そしてカップ把持装置5が飲料
入りカップを把持する(124)。
カップがつかままれるとカップ前後移送装置5oに移動
信号が与えられ(125)、中間位置へと移動する(1
26)。その中間位置でカップ把持装置5は開放動作し
て(127)、カップを廃棄する(12g)。その後、
カップ前後移送装置50は待機位置に復帰する。
行程Eでのカップ上下移送装置12の移動時の停止の場
合の処理動作の流れは、第20図に示す通りである。
販売信号により待機位置から下位置に動く過程での停止
であるが、この場合は、カップ前後移送装M50は待機
状態の後位置にあり、後位置検知センサS工が検知動作
している(130)。よってその検知に基づいてカップ
上下移送装[12に移動信号が与えられ(131)、元
の待機位置へと自己復帰する(132)。そして、次の
販売信号がある場合に再び移動信号が与えられて、下位
置へと動< (133)。
以上のように、停電等で各装置の途中停止があった場合
その停止状況に応じて、必要な処置(カップ廃棄)を行
って自己復帰する。
以上の上記構成となっており、次にその動作を説明する
停電等で、カップ前後移送装置が前進途中で停止(前進
位置での停止も含む)した場合、カップ上下移送装置は
下位置かカップを受取る中間位置にあり、把持装置は把
持状態にある。そして飲料入りカップの移送に係わって
いる。
また、カップ上下移送装置が上昇過程で途中停止(カッ
プ受取の中間位置での停止も含む)した場合、カップ前
後移送装置は前位置にあり、カップ把持装置は開放もし
くは把持位置にある。この場合も飲料入りカップの移送
に係わっている。
このような状況での停止においては、カップ前後移送装
置をその移送路の途中に設けたカップ廃棄部にまで移動
し、その位置でカップ把持装置を開放動作し、カップ廃
棄して待機位置に戻るか、もしくはカップ上下移送装置
をカップ受取の中間位置まで先に戻し、そしてカップ把
持装置にてカップを把持し直し、次いでカップ前後移送
装置を介するカップ廃棄を行なわせて、それぞれの装置
が待機状態に戻るという夫々の停止位置に応じて定まる
自己復帰モードに従って自己復帰動作を停電回復後行っ
て、自動販売機の販売中止時間を短縮する。
一方、カップ前後移送装置がカップ上下移送装置へカッ
プの受渡し後、待機位置への後退途中で停止した場合、
カップ前後移送装置は上方の販売位置にあり、カップ把
持装置は開放している。この時はカップを有していない
動作である。
同様にカップ上下移送装置がお客の力、ツブ受取りにて
待機位置に若干下がる途中、或いは販売指令により更に
下方の下位置に下降する途中で停止した場合、カップ前
後移送装置は後方の待機位置にあり、カップ把持装置は
開放している。この時もカップを有していない動作であ
る。このような状況での停止においては、単に待機位置
へ戻させる自己復帰モードにより復帰動作を行なわせて
、炊飯売に備える。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明によればカップに飲料を注入した
後、このカップを移送し、販売部に呂させる方式の自動
販売機において、停電等によりカップ移送に関係する各
部の装置が途中で動作停止した場合、各装置の停止位置
の関係より定まる自己の復帰モードにより復帰動作を自
動的に行うことができる。
そして、カップ移送中であれば、カップを廃棄処理して
復帰し、無ければそのまま待機状態に戻る。このように
、自動販売機自身が、その異常時に復元可能な異常かど
うかを自己判定し、必要な処理を伴って待機状態に自己
復帰することができる。よって停電等が回復すれば自己
復帰するので。
販売中止時間を極端に短縮することができる。
また、自己復帰動作により異常部が発見しやすくなり、
その修復に適切、迅速に対応でき、インテナンスを良好
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるカップ式自動販売機の全
体外観斜視図、第2図はカップへの飲料注入と、注入後
のカップの移動過程を示す販売機構の外観構成図、第3
図はカップ上下移送装置への移し換え直後の状況を示す
販売機構の外観構成図、第4図は販売部にカップが下か
ら現われ出た状況を示す販売機構の外観構成図、第5図
は販売機構の全体構成を示す側面図、第6図は第5図に
おける右側方向から見た側面構成図、第7図はカップ把
持装置を前面から見た外観斜視図、第8図はは送出され
てくるカップを受は入れるよう時期している状態にある
カップ把持装置の平面構成図5第11図はカップ把持装
置がカップ把持後飲料注入ノズル側に若干移動された状
態を示す平面図、第12図はカップ把持装置がカップの
把持を解除している状態を示す平面図、第13図は停止
位置検知センサを配したカップ把持装置の平面図、第1
4図はカップ把持装置、カップ前後移送装置、カップ上
下移送装置、販売扉の各動作状態を示す動作モード図、
第15図は飲料注入終了後のカップ前後移送装置、カッ
プ上下移送装置、カップ把持装置の各装置に係る全体的
の動作の流れを説明する説明図、第16図は第15図に
おける行程Aに係る自己復帰動作の流れ説明図、第17
図は同様に行程Bに係る自己復帰動作の流れ説明図、第
18図は同様に行程Cに係る自己復帰動作の流れ説明図
、第19図は行程りに係る自己復帰動作の流れ説明図、
第20図は行程Eに係る自己復帰動作の流れ説明図であ
る。 ■・・・販売部、5・・・カップ把持装置、6・・カッ
プ、7A、 7B・・・カップ把持片、 10・・・飲
料注出ノズル、31・・・カップ廃棄口、32・・・排
水バケツ。 代理人 弁理士  紋 1) 誠 第 図 第 図 第 図 8B 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カップ取出部が販売部と別に機内の適宜箇所に設
    けられ、取り出されたカップをカップ移送装置により前
    記販売部へ移送し、カップ取出部で飲料注入、又は移動
    させながら飲料注入を行うカップ式自動販売機において
    、カップ移送経路の途中に設けられたカップ廃棄部と、
    異常復帰時にカップ移送経路中にカップが有るか無いか
    を判定する判定手段と、この判定結果に応じて前記カッ
    プ移送装置をカップ廃棄部を介して復帰させるか、直接
    復帰させるかを制御する制御部とを備えることを特徴と
    するカップ式自動販売機の異常時復帰制御方法。
JP16992790A 1990-06-20 1990-06-29 カップ式自動販売機の異常時復帰制御方法 Expired - Lifetime JPH0799553B2 (ja)

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JP16992790A JPH0799553B2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 カップ式自動販売機の異常時復帰制御方法
US07/717,210 US5261467A (en) 1990-06-20 1991-06-18 Cup type automatic vending machine
DE69119146T DE69119146T2 (de) 1990-06-20 1991-06-18 Verkaufsautomat für Trinkbecher
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