JP2520555Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2520555Y2
JP2520555Y2 JP5965790U JP5965790U JP2520555Y2 JP 2520555 Y2 JP2520555 Y2 JP 2520555Y2 JP 5965790 U JP5965790 U JP 5965790U JP 5965790 U JP5965790 U JP 5965790U JP 2520555 Y2 JP2520555 Y2 JP 2520555Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子腕時計等の電子機器に関し、特に、下
部ケースとこの下部ケースに開閉自在に取り付けられた
上部ケースとを備えた電子機器に関する。
[従来技術とその問題点] 例えば電子腕時計には、指針により時刻を表示するア
ナログ表示部と、表示パネルにより所定の情報を表示す
るデジタル表示部と、複数のキースイッチを並べたキー
入力部とを備えたものがある。
このような電子腕時計では、アナログ表示部、デジタ
ル表示部及びキー入力部をすべて腕時計ケースの表面に
配置すると、各部が相互に制約を受けてその各配置面積
が小さくなり、このためアナログ表示部及びデジタル表
示部による表示が見にくくなり、またキー入力部のキー
操作がしにくくなり、更にデザイン的にも制約を受ける
ことになる。
そこで、上面にキー入力部が設けられた下部ケースに
上部ケースを開閉自在に取り付け、この上部ケースの上
面側にアナログ表示部を下面側にデジタル表示部をそれ
ぞれ設けてなる電子腕時計が考えられている。
このような電子腕時計では、アナログ表示部、デジタ
ル表示部及びキー入力部が互いに異なる面に配置される
ことになるので、各部が相互に制約を受けず、各配置面
積を十分にとることができ、またデザイン的にも制約を
受けないようにすることができる。
ところで、このような電子腕時計では、下部ケースの
上面にキー入力部を設けているので、上部ケースを下部
ケースに対して180°開けた状態に安定良く保持するこ
とができるようにすると、キー入力部のキー操作を安定
した状態で行なうことが可能となる。
しかるに、上部ケースの連結側の一側部が下部ケース
の連結側の一側部にただ単に当接することにより、上部
ケースを下部ケースに対して180°開けた状態に安定良
く保持することができるようにした場合には、構造が簡
単であるが、上部ケースの一側部と下部ケースの一側部
とが剛当接することになるので、これら一側部が変形し
たり傷付いたりしやすく、またメッキ仕様の場合にはメ
ッキの磨耗や剥離等が生じやすく、ひいては外観が遜色
しやすいという問題がある。また、上部ケースと下部ケ
ースとの連結部がケース側部に突出する場合には、上部
ケースを閉じた状態において、上部ケースと下部ケース
との連結部が上方から目視され、外観が悪くなってしま
うという問題がある。
[考案の目的] この考案は上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、上部ケースを開けるときに生
じる当接を柔げることができ、また、上部ケースを閉じ
た状態において上部ケースと下部ケースとの連結部を上
方から目視することができないようにすることのできる
電子機器を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述の如き目的を達成するために、下部ケ
ースの一側部の上部に連結部を設けると共に、上部ケー
スの一側部の下面に連結部を設け、これら連結部を開閉
自在に連結することにより、上部ケースを閉じた状態に
おいて、上部ケースの一側部の上面によって両連結部を
上方から被い、更に下部ケースの連結部の下方における
下部ケースの一側部の下部に緩衝手段を設け、この緩衝
手段に上部ケースの一側部を当接させるようにしたこと
を要点とする。
[実施例] 以下、この考案を電子腕時計に適用した場合について
説明する。
(第1実施例) 第1図〜第3図は第1実施例の電子腕時計において上
部ケースを閉じた状態を示し、第4図は上部ケースを開
けた状態を示したものである。
この電子腕時計では、下部ケース1の9時側の上部に
設けられた2つの連結部2に上部ケース3の9時側の下
面に設けられた2つの連結部4がヒンジピン5を介して
開閉自在に取り付けられ、図示しないロック機構によっ
て上部ケース3を閉じた状態にロックすることができる
ようになっている。
上部ケース3の下面には裏蓋パッキン11を介して裏蓋
12が設けられている。上部ケース3及び裏蓋12の内部に
は時計モジュール13が抑えリング14によって抑え付けら
れた状態で収納されている。時計モジュール13は、図示
していないが、回路基板及び電池を備え、かつ上面側に
アナログ表示部が設けられ、下面側にデジタル表示部が
設けられた構造となっている。
このうち、回路基板は、時計機能、計算機能、記憶機
能等に必要な水晶振動子、LSI等の各種の電子部品を備
え、電池から電源の供給を受けて動作し、アナログ表示
部及びデジタル表示部の各動作を制御するようになって
いる。
アナログ表示部は時刻を時針や分針等の指針によって
アナログ的に表示することができるようになっている。
すなわち、アナログ表示部は、回路基板からの駆動信号
によりステップモータが駆動すると、輪列機構を介して
各指針がそれぞれ運針され、これにより時刻を表示する
ようになっている。上部ケース3の上面には、アナログ
表示部を保護するためのガラス15が設けられている。上
部ケース3の3時側には、時刻修正を行うためのリュー
ズ16が設けられている。
デジタル表示部は所定の情報を液晶表示パネルによっ
て電気光学的に表示することができるようになってい
る。すなわち、デジタル表示部は、回路基板から駆動信
号の供給を受けると、液晶表示パネルが表示動作するこ
とにより、時刻、メモ、スケジュール、演算結果等の各
種の情報を表示するようになっている。液晶表示パネル
の表示面は、裏蓋12の表面にガラスパッキン17を介して
設けられたガラス18を介して目視されるようになってい
る。
下部ケース1の上面にはキーシート21が設けられてい
る。キーシート21は、複数のキースイッチを並べた入力
装置であり、テンキー、ファンクションキー、モードキ
ー等を備えている。このうちモードキーは、押圧される
ごとに、デジタル表示部の実行モードを、時刻表示モー
ド、メモリモード、スケジュールモード、計算モード等
とサトイクリックに切り換えるためのものである。キー
シート21の9時側は、フレキシブルシート22を介して回
路基板と電気的に接続されている。フレキシブルシート
22は、下部ケース1の9時側の内部に設けられた位置規
制板23によって位置規制されるようになっている。
下部ケース1の9時側は、垂直な側壁31の上部両側
(12時側及び6時側)に外方向(第3図において左方
向)に延びる突出部32が設けられ、これら突出部32の先
端部に前記連結部2が設けられた構造となっている。側
壁31の下部には複数の円孔33が設けられている。これら
円孔33には軸34が左右方向に移動自在に挿通されてい
る。これら軸34の側壁31の外側における端部には1枚の
長方形状の可動板(可動部材)35が設けられている。軸
34の側壁31の内側における端部にはEリング36が設けら
れている。軸34の外周部における側壁31と可動板35との
間にはコイルスプリング(弾性部材)37が設けられてい
る。そして、可動板35は軸34と共にコイルスプリング37
の力によって左方向に付勢されているが、通常は、Eリ
ング36が側壁31の内面に当接する位置に位置決めされて
いる。この状態では、第3図に示すように、可動板35の
外面35aが上部ケース3の9時側の平坦な側面3a(第1
図及び第2図参照)よりも若干内側に位置するかほぼ同
じ位置に位置するようになっている。
さて、この電子腕時計で上部ケース3が閉じられた場
合には、第1図〜第3図に示すように、時計モジュール
13の上面側のアナログ表示部のみが目視される状態とな
る。この状態では、第3図に示すように、上部ケース3
の9時側の下面に連結部4が設けられていることによ
り、この連結部4とヒンジピン5を介して連結されてい
る下部ケース1の連結部2も上部ケース3の9時側の下
方に位置することになる。また、可動板35の外面35aが
上部ケース3の9時側の側面3aよりも若干内側に位置す
るかほぼ同じ位置に位置することになる。したがって、
この状態では、第1図に示すように、上方から見た場
合、上部ケース3の9時側の上面により両連結部2、4
及び可動板35が被われ、このため上方からの外観が遜色
しないようにすることができる。また、第3図に示すよ
うに、可動板35の外面35aが上部ケース3の9時側の側
面3aとほぼ同じ位置に位置することにより、左方向から
見た場合、第2図に示すように、軸34及びコイルスプリ
ング37が見えないことはもちろんのこと、可動板35の外
面35aがあたかも下部ケース1の側壁31の外面であるか
のように見せることができ、このため左方向からの外観
がなるべく遜色しないようにすることができる。
一方、この電子腕時計で上部ケース3を180°開けた
場合には、第4図に示すように、時計モジュール13の下
面側のデジタル表示部が目視されると共にキーシート21
が露出される状態となる。この状態では、上部ケース3
の9時側の側面3aが下部ケース1の連結部2の下方に進
入して可動板35の外面35aを押圧することにより、可動
板35が軸34と共にコイルスプリング37の力に抗して右方
向に所定の距離だけ移動される。また、この状態では、
上部ケース3の9時側の側面3aと可動板35の外面35aと
が互いに当接し合うことにより、上部ケース3を180°
開けた状態に安定良く保持することができ、このためキ
ーシート21のキー操作を安定した状態で行うことが可能
となる。
ところで、この電子腕時計では、上部ケース3を開け
るとき、上部ケース3の9時側の側面3aが可動板35の外
面35aに当接すると、可動板35がコイルスプリンクグ37
の力に抗して右方向に移動することになるので、当接力
をコイルスプリング37によって吸収することができる。
したがって、上部ケース3の9時側の側面3aと可動板35
の外面35aとの当接を柔げることができ、ひいては上部
ケース3の9時側の側面3a及び可動板35の外面35aが損
傷しにくいようにすることができる。
(第2実施例) 第5図は第2実施例の電子腕時計において上部ケース
を閉じた状態を示し、第6図は上部ケースを開けた状態
を示したものである。これらの図において、第3図及び
第4図と同一部分には同一の符号を付し、その説明を適
宜省略する。
この第2実施例の電子腕時計では、第1実施例におけ
る可動板35等の代わりに、ゴム等からなる直方体形状の
弾性部材41を用いている。すなわち、下部ケース1の側
壁31の外面の所定の箇所に長方形状の凹部42を設け、こ
の凹部42に弾性部材4を接着や圧入等の方法によって取
り付けている。
この第2実施例の電子腕時計で上部ケース3が閉じら
れた場合には、第5図に示すように、弾性部材41が自己
の弾性力により復帰することにより、その外面41aが上
部ケース3の9時側の側面3aよりも若干内側に位置する
かほぼ同じ位置に位置する状態となるまで突出すること
になる。一方、上部ケース3が閉じられた場合には、第
6図に示すように、上部ケース3の9時側の側面3aが弾
性部材41の外面41aを押圧することにより、弾性部材41
が所定の量だけ弾性変形されることになる。
この第2実施例の電子腕時計では、第1実施例の電子
腕時計と比べた場合、上部ケース3の9時側の側面3aと
弾性部材41の外面との当接をより一層柔げることがで
き、また部品点数が少ない上、側方からの外観がより一
層遜色しないようにすることができる。
なお、上記実施例では、上部ケース3を下部ケース1
の9時側に開閉自在に取り付けているが、これに限ら
ず、3時側、12時側あるいは6時側に開閉自在に取り付
けるようにしてもよい。
また、上記実施例では、この考案を電子腕時計に適用
した場合について説明したが、これに限らず、開閉可能
な小型電子計算機等の他の電子機器にも広く適用するこ
とができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、上部ケース
の一側部の下面に連結部を設けているので、上部ケース
を閉じた状態において上部ケースの一側部の上面により
上部ケース及び下部ケースの連結部が上方から目視され
ないようにすることができ、したがって上方からの外観
が遜色しないようにすることができ、また下部ケースの
連結部の下方における下部ケースの一側部の下部に設け
た緩衝手段に上部ケースの一側部が当接するようにして
いるので、当接力を柔げることができ、したがって当接
部が損傷しにくいようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案を電子腕時計に適用した場合
の第1実施例を説明するためのもので、このうち第1図
及び第2図はそれぞれ上部ケースを閉じた状態を示す平
面図及び左側面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う
断面図、第4図は上部ケースを開けた状態を示す第3図
同様の断面図、第5図及び第6図はこの考案を電子腕時
計に適用した場合の第2実施例を説明するためのもの
で、このうち第5図は上部ケースを閉じた状態を示す断
面図、第6図は上部ケースを開けた状態を示す断面図で
ある。 1……下部ケース、2、4……連結部、3……上部ケー
ス、5……ヒンジピン、35……可動板(可動部材)、37
……コイルスプリング(弾性部材)、41……弾性部材。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側部の上部に連結部が設けられた下部ケ
    ースと、 一側部の下面に設けられた連結部を前記下部ケースの連
    結部に開閉自在に連結された上部ケースと、 前記下部ケースの連結部の下方における前記下部ケース
    の一側部の下部に設けられ、前記上部ケースが開けられ
    たとき前記上部ケースの一側部が当接する緩衝手段と、 を具備してなる電子機器。
  2. 【請求項2】一側部の上部に連結部が設けられた下部ケ
    ースと、 一側部の下面に設けられた連結部を前記下部ケースの連
    結部に開閉自在に連結された上部ケースと、 前記下部ケースの連結部の下方における前記下部ケース
    の一側部の下部に該一側部に対して接離自在に設けられ
    た可動部材と、 この可動部材を前記下部ケースの一側部から離間する方
    向に付勢する弾性部材とを具備し、 前記上部ケースが閉じられた状態では前記可動部材が前
    記弾性部材により付勢されて前記下部ケースの連結部と
    ほぼ同じ位置まで突出され、 前記上部ケースが開けられた状態では前記可動部材が前
    記上部ケースの一側部により押圧され前記弾性部材の弾
    性力に抗して前記下部ケースの一側部に接近する方向に
    移動される、 ように構成したことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】一側部の上部に連結部が設けられた下部ケ
    ースと、 一側部の下面に設けられた連結部を前記下部ケースの連
    結部に開閉自在に連結された上部ケースと、 前記下部ケースの連結部の下方における前記下部ケース
    の一側部の下部に設けられ、前記上部ケースが閉じられ
    た状態では自己の弾性復帰力により前記下部ケースの連
    結部とほぼ同じ位置まで突出し、前記上部ケースが開け
    られた状態では前記上部ケースの一側部により押圧され
    て弾性変形される弾性部材と、 を具備してなる電子機器。
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