JP2519632B2 - モリブデン又はモリブデン基合金網及びその製造方法 - Google Patents

モリブデン又はモリブデン基合金網及びその製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,モリブデン又はモリブ
デン基合金からなるモリブデン又はモリブデン基合金網
及びその製造方法に関し,詳しくは,セラミックス焼成
用治具に用いられるモリブデン又はモリブデン基合金網
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,モリブデン又はモリブデン基合金
は,高融点金属で,高温炉の治具として,焼成用敷板,
ボート,ヒータ等に幅広く使用されている。この中で,
焼成用敷板は,ホーニングかサンドプラスト等によって
表面を粗くして焼成物と敷板との付着を防止して使われ
るのが一般的である。しかし,何十回も使用すると粗く
した表面が滑らかになり,焼成物と敷板とが付着するト
ラブルが発生している。また,焼成物は,バインダが入
っているために,高温炉で焼成する前に,脱バインダー
を行っている。この脱バインダーは,低温で,100℃
から400℃の温度で行い,かつ,一般的には脱バイン
ダーと焼成とは,同一の熱処理サイクル内で連続方式で
行われます。そのために,焼成用敷板は,表面が粗く,
バインダーのガスが抜けやすくないと,焼成のときに,
焼成物にむらが発生し,焼成物の品質低下のトラブルの
原因になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,焼成
用敷板は,表面をホーニング又はサンドプラスト等によ
って粗くしても,何十回も使用すると表面が滑らかにな
り,焼成物と敷板とが付着したり,脱バインダー性が不
十分になり,トラブルが発生するという欠点を有した。
【0004】そこで,本発明の技術的課題は,セラミッ
クス焼成治具として使用すると,焼成時に発生する焼成
物の焼きむら,焼成物と焼成治具との付着,焼成物の傷
等の問題は発生せず,焼成物の平坦度も向上させること
ができるモリブデン又はモリブデン基合金網及びその製
造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,互いに
交差する一対のモリブデン又はモリブデン基合金線群の
各線材が交差する部分に,それぞれ凹部を設けて,前記
一対のモリブデン又はモリブデン基合金線群が実質的に
同一の仮想平面上にあるように,前記凹部を互いに組み
合わせて形成され,前記モリブデン又はモリブデン基合
金線群の前記仮想平面は,表面粗さRmax が5μmから
30μmであることを特徴とするモリブデン又はモリブ
デン基合金網が得られる。
【0006】本発明によれば,一対のモリブデン又はモ
リブデン基合金線群を互いに交差させ,かつ該交差する
一対の前記モリブデン又はモリブデン基合金線群の各線
材の交差する部分に,クロス圧延加工によって,それぞ
れ凹部を設けて互いに組み合わせることにより,前記一
対のモリブデン又はモリブデン基合金線群が実質的に同
一の仮想平面を形成し,その仮想平面をサンドプラスト
又はホーニングにて表面粗さRmax を5μmから30μ
mの表面粗さに形成したことを特徴とするモリブデン又
はモリブデン基合金網の製造方法が得られる。
【0007】ここで,本発明において,仮想平面の表面
の粗さを,Rmax で30μmから5μmの表面粗さに限
定したのは,この範囲の表面粗さを有する面によって,
セラミック製品等の脱バインダー及び焼成工程におい
て,焼成物の脱バインダーのガス抜けが良く,更に,焼
成物と本発明の網との付着は,減少し,かつ,焼成物の
平坦度が得やすく,傷等も生じ難いという利点を有する
からである。
【0008】
【作用】一般に焼成の際には,脱バインダーが完全にで
きるように,モリブデン又はモリブデン基合金からなる
敷板(以下,単にモリブデン敷板と呼ぶ)と焼成物との
間にモリブデン又はモリブデン基合金からなる網を入
れ,ガスぬけし易いようにしている。本発明では,更
に,この網に,クロス圧延を行い,焼成物が接触する部
分にサンドブラスト処理を行い,焼成する際の付着防止
を行った物を使用することによって,脱バインダーと焼
成工程が連続方式の加熱炉における焼成物の品質低下
(変色,変形,傷等)のトラブルを減少させる。
【0009】
【実施例】以下,本発明の実施例について,図面を参照
して説明する。
【0010】図1は,本発明の実施例に係るモリブデン
又はモリブデン基合金網を示す平面図で,図の右側及び
下側は,縦及び横断面図を夫々示している。また,図2
は図1のモリブデン又はモリブデン基合金網の加工前の
状態を示す斜視図で,図3は図1に示すモリブデン又は
モリブデン基合金網に用いられるモリブデン又はモリブ
デン基合金線材の一部分を拡大して示す側面図である。
【0011】図1で示すモリブデン又はモリブデン基合
金網1は,図2に示すように,モリブデン又はモリブデ
ン基合金線材3´を用いて網状に織られた織網1´に,
圧延にて塑性変形加工を施すことにより,各線材3の交
差する部分に,それぞれ互いに押し込まれた面,即ち,
図2に示すように凹部2が形成されると同時に,このモ
リブデン又はモリブデン基合金線材が組み合わさるため
に,網目の崩れが全く生じない網を得ることができる。
しかも,塑性変形加工が施され網状に織られた織網1に
は,交差する一対のモリブデン又はモリブデン基合金線
群の各線材3の交差する部分のみ,互いに組み合う凹部
2が形成されるだけであり,他の線部3は,実質的に直
線状に存在することになる。このため,得られた網の上
面及び下面は,平坦な面を有することになり,網の表面
が波状に呈することのない,実質的に平坦な表面(仮想
平面と呼ぶ)を形成する。
【0012】さらに,前記した方法で得られたモリブデ
ン又はモリブデン基合金網1をサンドブラスト処理を行
い,圧延によって得られた仮想平面を均一に表面粗さを
粗くする。このサンドプラスト処理は,#30から#1
20のアルミナ砥粒を使用し,表面の粗さがRmax で3
0μmから5μmの表面粗さにする。この処理によっ
て,脱バインダー及び焼成工程において,焼成物の脱バ
インダーのガス抜けが良く,更に,焼成物と網との付着
は,減少し,かつ,焼成物の平坦度が得やすく,傷等も
生じ難いという利点を有するモリブデン又はモリブデン
基合金網1が得られる。
【0013】次に,本発明の実施例に係るモリブデン又
はモリブデン基合金網の製造の具体例について説明す
る。
【0014】図2に示すように,直径0.3mmのモリブ
デン線材を用いて,24メッシュの織網1´を作製し
た。このとき,これらのモリブデン織網1´の厚さは,
約0.6mmであった。次にこれらのモリブデン織網1´
を室温において,線材の交差する部分の網の厚さが0.
5mm,0.4mm,0.3mm,0.2mm,0.1mmとなる
ようにクロス圧延加工した。結果的に図3で示されるよ
うに,交差する部分のみが,実質的に塑性変形を受け,
互いに押し込まれることによって,凹部2が形成され
る。尚,凹部2は形成されると同時に,必然的に,互い
に組合わさってしまうものである。また,他の線材3は
実質的に直線状に存在することになり,図1で示すよう
に,得られたモリブデン網の最上面及び最下面は,平坦
な面を有することになる。モリブデン線材の直径が0.
3mmで行ったために,線材の交差する部分の厚さが0.
5mm,0.4mm,0.3mmは,線材が交差していない部
分が,塑性変形加工を受けない。線材の交差する部分の
厚さが,0.2mm,0.1mmは,線材が交差していない
部分も塑性変形加工を受け,24メッシュの網の目開き
は,若干小さくなる傾向が得られた。前記の様にして得
られた網をサンドプラスト処理を行った。サンドプラス
ト処理の砥粒は,#30,#46,#60,#80,#
120の5種類で行った。次いで,このときの平坦な面
の表面粗さは,#30砥粒が平均値で,Rmax 30μ
m,#46砥粒が平均値でRmax 25μm,#60砥粒
が平均値でRmax 20μm,#80砥粒が平均値でRma
x 15μm,#120砥粒が平均値でRmax 5μmが得
られた。但し,線材の交差する部分の厚さの違いによっ
て表面粗さは,変化しなかった。このようにして作製さ
れたモリブデン網を従来のモリブデン敷板と焼成物との
間に入れて,脱バインダーと焼成工程が連続方式の加熱
炉に入れて,セラミックス焼成を行ったところ,焼成時
に発生する焼成物の焼きむら,焼成物と焼成治具との付
着,焼成物の反り(変形),焼成物の傷等の問題は,発
生しなかった。但し,焼成物のサイズが大きくなればな
るほど,本発明の実施例で得られたモリブデン網1は,
線材の交差する部分の板厚が厚く,平坦な面の表面粗さ
が粗い方が,焼成物の状態が良くなる傾向であった。
【0015】また,本発明の実施例に係るモリブデン網
1と比較するために,直径0.3mmのモリブデン線材を
用いて24メッシュの網,このモリブデン網をサンドプ
ラスト処理した網,このモリブデン網を室温において,
線材の交差する部分の網の厚さが,0.5mm,0.4m
m,0.3mm,0.2mm,0.1mmとなるように圧延加
工したモリブデン網を,従来のモリブデン敷板と焼成物
との間に入れ,脱バインダーと焼成工程が連続方式の加
熱炉に入れて,セラミック焼成を行ったところ,焼成時
に発生する焼成物の焼きむら,焼成物と焼成治具との付
着,焼成物の平坦度,焼成物等の問題が発生した。即
ち,単に,モリブデン網,あるいは,単にモリブデン網
の圧延材では,焼成用治具には不適当であることが判明
した。
【0016】尚,以上説明したモリブデン又はモリブデ
ン基合金網の具体例においては,モリブデン又はモリブ
デン基合金として,モリブデン金属を用いているが,モ
リブデン基合金にも適用できることは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から,本発明のモリブデン又
はモリブデン基合金網をセラミックス焼成治具として使
用すると,焼成時に発生する焼成物の焼きむら,焼成物
と焼成治具との付着,焼成物の傷等の問題は発生せず,
焼成物の平坦度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るモリブデン又はモリブデ
ン基合金網の平面図及び断面図である。
【図2】図1のモリブデン又はモリブデン基合金網の圧
延加工前の形状を示す斜視図である。
【図3】図1のモリブデン又はモリブデン基合金網の線
材の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 網 1´ 織網 2 凹部 3,3´ 線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−137529(JP,A) 特開 昭52−77767(JP,A) 特開 昭63−137528(JP,A) 特開 平4−210834(JP,A) 特開 平4−182040(JP,A) 実開 昭60−38637(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する一対のモリブデン又はモ
    リブデン基合金線群の各線材が交差する部分に,それぞ
    れ凹部を設けて,前記一対のモリブデン又はモリブデン
    基合金線群が実質的に同一の仮想平面上にあるように,
    前記凹部を互いに組み合わせて形成され,前記モリブデ
    ン又はモリブデン基合金線群の前記仮想平面は,表面粗
    さRmax が5μmから30μmであることを特徴とする
    モリブデン又はモリブデン基合金網。
  2. 【請求項2】 一対のモリブデン又はモリブデン基合金
    線群を互いに交差させ,かつ該交差する一対の前記モリ
    ブデン又はモリブデン基合金線群の各線材の交差する部
    分に,クロス圧延加工によって,それぞれ凹部を設けて
    互いに組み合わせることにより,前記一対のモリブデン
    又はモリブデン基合金線群が実質的に同一の仮想平面を
    形成し,その仮想平面をサンドプラスト又はホーニング
    にて表面粗さRmax を5μmから30μmの表面粗さに
    形成したことを特徴とするモリブデン又はモリブデン基
    合金網の製造方法。
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