JP2519428B2 - 自動二輪車のグラブバ−取付部構造 - Google Patents

自動二輪車のグラブバ−取付部構造

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JP2519428B2
JP2519428B2 JP61228848A JP22884886A JP2519428B2 JP 2519428 B2 JP2519428 B2 JP 2519428B2 JP 61228848 A JP61228848 A JP 61228848A JP 22884886 A JP22884886 A JP 22884886A JP 2519428 B2 JP2519428 B2 JP 2519428B2
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grab bar
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bracket
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孝信 伏見
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車のグラブバー取付部構造に関
する。
(従来の技術) 自動二輪車のグラブバーは、通常、車体フレームの後
端に設けられており、自動二輪車を取り回し操作すると
きにライダーが把持したり、また、走行中に、ダブルシ
ートの後部側に着座した同乗車が把持したりするもので
ある。
上記車体フレームに対するグラブバーの取付部構造に
は第5図で示すようなものがある。これを図により説明
すると、車体フレームの後部は左右一対のシートレール
31,31で構成してあり、これらシートレール31,31は車体
後方に向けて突出し、このシートレール31,31上にシー
ト32が取り付けられている。
上記シート32の後方で上記シートレール31,31の後端
には門形のブラケット33が架設されている。そして、こ
のブラケット33の両端部外側面に門形のグラブバー35の
各端部を接合させており、これらブラケット33とグラブ
バー35の各端部を車幅方向外方から貫通するボルト36
と、これにねじ付けられるナット37とによりグラブバー
35がブラケット33にねじ止めされている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構造では、ボルト36の頭がグラブ
バー35の外側面に位置しており、これは容易に外観され
ることからグラブバー35の取付部における外観体裁上好
ましくない。
そこで、例えば、グラブバー35の両端部の内側面にナ
ット37を溶接し、ブラケット33の両端部の内側面側から
ボルト36を貫通させてこれを上記ナット37にねじ込みこ
れによって、グラブバー35をブラケット33にねじ止めす
ることが考えられる。このようにすれば、ボルト36やナ
ット37が外観されることは抑制される。しかし、ブラケ
ット33の内部は極めて狭い空間であるため、このブラケ
ット33内におけるねじ止め作業は容易でなく、作業性が
悪いという不都合がある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、車体フレームに対するグラブバー取付部の外観上
の体裁を向上させると共に、グラブバーの取り付け作業
が容易にできるようにすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、グラブバーの各端部を車体の前方側から車体フレ
ームにねじ止めし、シートの後端でこのグラブバーのね
じ止め部を覆った点にある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図から第4図により説
明する。
第2図において、1は自動二輪車で、その車体フレー
ム2の後部にはリヤアーム3が枢支軸4により上下揺動
自在に枢支され、このリヤアーム3の後端部が後輪6を
支承している。この後輪6上方には車体フレーム2の後
部を構成する左右一対のシートレール8,8が設けられ、
このシートレール8,8上にシート9が着脱自在に支持さ
れている。また、上記シートレール8両側面にはサイド
カバー10がボルトでねじ止めされ、また、シートレール
8,8の後端にはテールカバー12がねじ止めされている。
このテールカバー12は主に車体後部のデザイン処理のた
めのものである。
上記シート9とテールカバー12の間にグラブバー13を
設けてある。このグラブバー13はその断面が楕円形状の
パイプ材で、門形となるよう折り曲げられている。
以下、上記シートレール8,8に対するグラブバー13の
取り付け構造を第1図、第3図および第4図により説明
する。
上記各シートレール8の後端にはそれぞれブラケット
14が突設される。このブラケット14は板金製で平面断面
がコの字をなし、各ブラケット14の開口は互いに対面し
ている。一方、グラブバー13の各端部には車幅方向内方
に向って取付片15が突設される。そして、上記取付片15
の後面がブラケット14の前面に面接触し、これらブラケ
ット14と取付片15の各接合部を車体の前方側から後方に
向って貫通する上下一対のボルト16,16が設けられる。
この各ボルト16はブラケット14の内面に溶接されている
ナット17にねじ込まれ、これにより、グラブバー13がシ
ートレール8にねじ止めされている。
ところで、第5図で示した従来例では、ブラケット33
へグラブバー35を取り付ける際、このブラケット33への
グラブバー35の嵌合や位置決めを容易にするため、グラ
ブバー35の両端はブラケット33に取り付けを完了した状
態よりもある程度大きく開いてある。このため、グラブ
バー35の両端をブラケット33にねじ止めすると、このグ
ラブバー35が変形して内部応力が残ることになり、これ
は耐久性の点で好ましくない。
また、上記ブラケット33とグラブバー35のねじ止め部
における接合面は垂線に対し前後方向および車幅方向で
傾斜しているため、ボルト36を挿通するための孔の位置
を高精度に定めることは容易ではない。
そこで、この発明の実施例では、左右のブラケット14
と取付片15の接合面が同一の仮想平面上に位置するよう
にしてあり、よって、シートレール8へのブラケット14
の取り付けや、グラブバー13に対する取付片15の取り付
け作業が容易であり、取り付けの誤差も小さく抑えるこ
とができる。このため、ボルト16を挿通させる孔を正確
な位置に形成することができると共に、グラブバー13の
取り付けが完了した状態でもこれに内部応力の生じるこ
とが抑制される。
また、この実施例における上記仮想平面は後上方に向
って延びる平面であり、ボルト16はこの面に直交するも
のである。このため、ボルト16のねじ込み作業は後下方
に向ってできることからこの作業は容易にすることがで
きる。
一方、上記の左右ブラケット14,14にはクロスバー19
が架設され、このクロスバー19は前記シート9の後端を
着脱自在に支持している。そして、このシート9の後端
は上記ボルト16の頭部を覆っており、このボルト16が外
観されることを防止している。
(発明の効果) この発明によれば、グラブバーの各端部を車体の前方
側から車体フレームにねじ止めし、シートの後端でこの
グラブバーのねじ止め部を覆ったため、グラブバーのね
じ止め部が外観されることはシートにより防止される。
よって、グラブバーのねじ止め部の外観上の体裁が向上
する。また、車体フレームに対しシートは着脱自在であ
るため、このシートを取り外せば、上記グラブバーのね
じ止め部が車体外部の広い空間に大きく開放されること
となる。よって、十分に広い空間でグラブバーのねじ止
め作業が行えるため、この作業が容易にできて有益であ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図から第4図はこの発明の実施例を示し、第1図は
自動二輪車の後部拡大側面図、第2図は自動二輪車の後
部側面図、第3図は第1図のIII−III線矢視図、第4図
は同上第1図のIV−IV線矢視断面図、第5図は従来例を
示し第3図に相当する図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、8……シート
レール、13……グラブバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレーム上にシートを着脱自在に設
    け、このシートの後方で上記車体フレームの後端に門形
    のグラブバーを設けた自動二輪車において、上記グラブ
    バーの各端部を車体の前方側から車体フレームにねじ止
    めし、シートの後端でこのグラブバーのねじ止め部を覆
    ったことを特徴とする自動二輪車のグラブバー取付部構
    造。
JP61228848A 1986-09-26 1986-09-26 自動二輪車のグラブバ−取付部構造 Expired - Lifetime JP2519428B2 (ja)

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JPS6382888A JPS6382888A (ja) 1988-04-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843563B2 (ja) * 1976-02-20 1983-09-28 富士重工業株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JPS5930787B2 (ja) * 1979-09-03 1984-07-28 トレフイメト− 真鍮棒およびその熱処理法

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