JP2519152B2 - ポジショナにおける位置決め装置 - Google Patents

ポジショナにおける位置決め装置

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JP2519152B2
JP2519152B2 JP4120122A JP12012292A JP2519152B2 JP 2519152 B2 JP2519152 B2 JP 2519152B2 JP 4120122 A JP4120122 A JP 4120122A JP 12012292 A JP12012292 A JP 12012292A JP 2519152 B2 JP2519152 B2 JP 2519152B2
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positioning
pallet
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positioner
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茂弘 森川
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Chiyoda Kogyo Co Ltd
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Chiyoda Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は無人化溶接ロボットシ
ステムのポジショナにおける位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の無人搬送車(以下、AGVとい
う。)による重量物のワークパレットによる搬送・移載
およびポジショナへのチャッキングは、軌道上を走行す
るAGVのスライドフォークでポジショナの前に設置さ
れたローラコンベアステーションへ移載後、送り出し装
置又は引出し装置でポジショナに戴置し、チャッキング
する。
【0003】 また、AGVを使用しない場合では、ワ
ークパレットを搭載したローラコンベアの駆動をポジシ
ョナの前で停止させ、前記と同様に送り出し装置又は引
出し装置でポジショナに移載し、チャッキングする。し
たがって、ワークパレットを移載中継するステーション
やパレットの送り出し装置と引出し装置を別に設置する
必要が有り、設備コストが嵩む上、移載動作時間のロス
が多いなどの欠点がある。また、中継ステーションがボ
ジショナに近接して設置されるため、ポジショナや搭載
ワークとの干渉を防止するための退避機構等を考慮する
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は無人化溶接
ロボットシステムにおいて、ワークの移載動作時間のロ
スが少なく、しかも大型構造物のワークを搭載して回
転、傾動などの動作領域の大きいポジショナに干渉する
ことなく高精度に位置決めできるポジショナにおける位
置決め装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明のポジショナに
おける位置決め装置はワークパレットをポジショナの
傾動アームに装着されたチャッキング装置で挟持する装
置において該ワークパレットとチャッキング装置が
次に示すものから成る正方形状箱体の上面にワーク位
置決め手段を配設し両側面の前後部下端より外方にそ
れぞれクランプ部を配設し下面に水平方向の位置決め
手段を配設して成るワークパレットにおいて、 (1)ワーク位置決め手段が中心からの対角線上に配
置する位置決め溝と外周周に配設するワーク固定溝
とから成り、 (2)水平方向の位置決め手段がチャッキング装置と
の交換自在な位置決め孔とパレットスタンドとの位置
決め孔とスライドフォークとの位置決め孔とから成
、 (3)下面の前後部の左右にはそれぞれ円形の座板か
ら成るコンタクト部を配設して成るワークパレット
ポジショナに揺動自在に係着されるテーブル上でワー
クパレットに対する水平方向の位置決め手段と上下方
向の位置決め手段と通電手段と油圧作動油供給のロ
ータリージョイントとを有して成るチャッキング装置に
おいて、 (1)テーブルが矩形状箱体にして正面から上面に渡っ
て開口した無人搬送車のスライドフォークの差し込み部
を有し、 (2)水平方向の位置決め手段がパレットスタンドに
立設する位置と同一位置に立設した位置決めコーンと
前記箱体の両側面で各個の油圧シリンダにより昇降自在
に案内される位置決めピンとから成り、 (3)上下方向の位置決め手段が前記箱体の両側面前
後部において油圧シリンダによって支点を中心に上下
に揺動する押圧ローラから成り、 (4)通電手段が前記箱体の両側面前後部において
下端をアースしスプリングで昇降自在に案内されたス
ライドシューから成るチャッキング装置
【0006】
【作用】 ワークパレットの上面における位置決め溝
ワークパレット上でのワークの載置姿勢の直角度を
判断させて位置決めに供されワーク固定溝はワークの
大小に即応して固定に供されワークパレットの下面に
おけるパレットスタンドとの位置決め孔はワークパレ
ットの待機中の姿勢を一定に保持し同様に下面におけ
るAGVのスライドフォークとの位置決め孔はワーク
レットをチャッキング装置へ移載するときの姿勢を一
定に保持し同じく下面のチャッキング装置との交換自
在な位置決め孔は摩耗時に交換できるから位置決め
精度を長期に渡って維持できまた下面のコンタクト
部はチャッキング装置の通電手段としてのスライドシュ
ーを均等位置で且つ押圧状態で接触させチャッキン
グ装置における差し込み部はAGVのスライドフォーク
を干渉しないように案内し押圧ローラはワークパレッ
トのクランプ部を所定のてこ比で強力に押圧し各スラ
イドシューは接触摩耗をスプリングで補正しロータリ
ージョイントは固定側から回転運動系のチャッキング
装置上の各油圧シリンダに作動油を供給する
【0007】
【実施例】本発明を実施例により説明すると、図1に示
すようにワークパレットaは正方形状箱体の上面におい
て、中心からの対角線上に所要長さの位置決め手段とし
ての位置決め溝1を配設し、上面外周縁四周には固定手
段としてのワーク固定溝2を所要長さにわたって配設
し、下面には図5に示すようなパレットスタンド3に立
設した位置決めコーン4と嵌合する位置決めとしての
コーン受け孔5とAGVのスライドフォーク6に立設し
た位置決めコーン7と嵌合する位置決めとしてのコー
ン受け孔8と、前後方向中央部には図3に示すように、
同様に水平方向の交換自在な位置決めとしての嵌合孔
9を対設し、下面の前後に張り渡した帯板の左右端をそ
れぞれ左右側端より所要にフランジ状に突出したクラン
プ部10を配設し、前記帯板間の前後左右には円形の座
板から成る通電手段と密接するコンタクト部11を配設
して成る。
【0008】 次にチャッキング装置bは、図1、図2
に示すように、矩形状箱体の正面から上面にわたって差
し込み部12を開口し、両側部上面の前後には前記ワー
クパレットaにおけるパレットスタンド3の位置決めコ
ーン4と嵌合するコーン受け孔5と同位相に位置決め手
段としての位置決めコーン13を立設し、さらに両側部
の前後方向中央部には同様に水平方向の位置決め手段と
して、前記ワークパレットaの嵌合孔9に嵌挿する位置
決めピン14を昇降する油圧シリンダ15を対設し、両
側部の前後端には上下方向の位置決め手段として、それ
ぞれ左右方向の外方端を支点として油圧シリンダ16の
ロッドで上下に揺動される押圧ローラ17を配設すると
ともに、該押圧ローラ17間にあって中央部の油圧シリ
ンダ15を挟んで、均等に4個所に通電手段としてのス
ライドシュー18を図4に示すように、スプリング19
を介してブラケット20に昇降自在に軸支し、その下端
をアースして成り、下面中央部には、ロータリージョイ
ント21を一体にし、位置決めピン14と押圧ローラ1
7を作動するそれぞれの油圧シリンダ15、16に作動
油を供給して成るものである。
【0009】 このようなワークパレットaとチャッキ
ング装置bとから成るポジショナにおける位置決め装置
は、無人化溶接ロボットシステムにおいて、該チャッキ
ング装置bが図2の仮想線で示すようなポジショナの傾
動アーム22に装置され、一方、ワークパレットaは図
1の仮想線で示すように、ワーク23をそのダイヤフラ
ムにおいて、位置決め溝1に装着した心出し治具(図
外)で心出しし、ワーク固定溝2に装着した固定治具
(図外)で該ワーク23を強固に固定して成る。
【0010】 このようにワーク23を位置決め固定し
たワークパレットaは、待機中はパレットスタンド3上
に該スタンド3に立設した位置決めコーン4とコーン受
け孔5との嵌合により−定の姿勢で保持され、溶接時に
は、AGVのスライドフォーク6上の位置決めコーン7
をワークパレットaのコーン受け孔8に嵌合し、リフト
アップしてパレットスタンド3上の該ワークパレットa
をスライドフォーク6に移載し、AGV上に移載された
ワークパレットaはポジショナの前に移動され、スライ
ドフォーク6をチャッキング装置bに差し込み部12か
ら挿入し、上面に立設した位置決めコーン13にコーン
受け孔5を嵌合するとともに図3に示す状態から中央部
に対設した位置決めピン14を油圧シリンダ15のロッ
ドを上昇させて嵌合孔9に嵌合し、次いで左右の前後に
配設した押圧ローラ17を図2の仮想線で示した位置か
ら油圧シリンダ16のロッドを降下することにより下方
へ揺動させ、ワークパレットaのフランジ状に突出した
クランプ部10を強固に挟持してチャッキング装置b上
にワーク23を搭載したワークパレットaを着脱自在に
接合するものである。このとき、図4に示すように、ワ
ークパレットaの下面はコンタクト部11においてチャ
ッキング装置b上のスライドシュー18と密着するか
ら、4個所から均等にアースされ、溶接時の確実なアー
ク発生が保証され、溶接ムラが解消される。
【0011】
【発明の効果】 以上のように、本発明のポジショナに
おける位置決め装置によれば、ワークを搭載するワーク
パレットaとポジショナに固定されたチャッキング装置
bとがAGVの移載手段を介して接合されるから、ポジ
ショナ本体は移載機構が不要なため、簡単な構造とな
り、しかも、ワークパレットaとチャッキング装置bの
位置決め手段が、ワークパレットaとパレットスタンド
との位置決め手段を共用するから移載制御が効率良いも
のとなり、しかも水平方向の位置決めは摩耗時の保証機
能を有することと上下方向から強固に固定できるか
、ポジショナ運転時の高精度な位置決めが保証される
ばかりでなく、ワークパレットa上のワークに対し、均
且つ押圧状態でアースを確保できることから、溶接ム
ラも解消されるなど、その効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークパレットaとチャッキング装置bとを
分離した状態のポジショナにおける位置決め装置の斜視
図である。
【図2】 図1におけるチャッキング装置bのA−A矢
視断面図である。
【図3】 ワークパレットaの嵌合孔とチャッキング装
置bの位置決めピンとの嵌合時の説明図である。
【図4】 チャッキング装置bにおける通電手段として
のスライドシューの軸支状態を示す部分断面図である。
【図5】 パレットスタンドの斜視図である。
【符号の説明】
1 位置決め溝 2 ワーク固定溝 5 コーン受け孔 8 コーン受け孔 9 嵌合孔 10 クランプ部 11 コンタクト部 12 差し込み部 13 位置決めコーン 14 位置決めピン 17 押圧ローラ 18 スライドシュー 19 スプリング 20 ブラケット 21 ロータリージョイント a ワークパレット b チャッキング装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークパレットをポジショナの傾動アー
    ムに装着されたチャッキング装置で挟特する装置におい
    該ワークパレットとチャッキング装置が次に示す
    ものから成るポジショナにおける位置決め装置。矩形状箱体の上面にワーク位置決め手段を配設し両側
    面の前後部下端より外方にそれぞれクランプ部を配設
    下面に水平方向の位置決め手段を配設して成るワー
    クパレットにおいて、 (1)ワーク位置決め手段が中心からの対角線上に配
    置する位置決め溝と外周縁四周に配設するワーク固定
    溝とから成り、 (2)水平方向の位置決め手段がチャッキング装置と
    の交換自在な位置決め孔とパレットスタンドとの位置
    決め孔とスライドフォークとの位置決め孔とから成
    、 (3)下面の前後部の左右にはそれぞれ円形の座板か
    ら成るコンタクト部を配設して成るワークパレットポジショナに揺動自在に係着されるテーブル上でワー
    クパレットに対する水平方向の位置決め手段と上下方
    向の位置決め手段と通電手段と油圧作動油供給のロ
    ータリージョイントとを有して成るチャッキング装置に
    おいて、 (1)テーブルが矩形状箱体にして正面から上面に渡っ
    て開口した無人搬送車のスライドフォークの差し込み部
    を有し、 (2)水平方向の位置決め手段がパレットスタンドに
    立設する位置と同一位置に立設した位置決めコーンと
    前記箱体の両側面で各個の油圧シリンダにより昇降自在
    に案内される位置決めピンとから成り、 (3)上下方向の位置決め手段が前記箱体の両側面前
    後部において油圧シリンダによって支点を中心に上下
    に揺動する押圧ローラから成り、 (4)通電手段が前記箱体の両側面前後部において
    下端をアースしスプリングで昇降自在に案内されたス
    ライドシューから成るチャッキング装置
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JPH05285769A JPH05285769A (ja) 1993-11-02
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