JP2574169B2 - 2枚組ワークの溶接装置及びこれを用いた車両用フロントフォークの組立装置 - Google Patents

2枚組ワークの溶接装置及びこれを用いた車両用フロントフォークの組立装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2枚組ワークの溶接装置及びこれを用いた
車両用フロントフォークの組立装置に関する。
(従来の技術) 従来、2枚組ワークを第1治具と第2治具とで挾み、
両ワークの合せ部をヘリ溶接や突合せ溶接する溶接装置
は知られ、この場合該装置では、機枠の上面に第1治具
を上向きに取付けると共に、該機枠の上側に昇降枠を設
けて該昇降枠の下面に前記第2治具を下向きに搭載し、
該第1治具上に2枚組ワークをセットし該昇降枠を下降
して、2枚組ワークを該第1治具と該第2治具とで挾み
両ワークの合せ部を溶接するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の技術では、2枚組ワークを水平姿勢で
溶接するためビードが垂れてワークの側方に片寄り勝ち
になって体裁が悪い問題があり、又第1治具から溶接済
みワークを取出した後でないと次のワークをセットでき
ないため、ワークを取出すまでの待ち時間がかかり生産
性が悪い問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、体裁良く溶接でき且つ生産性
の向上を図れるようにした溶接装置と、上記溶接装置を
用いてフロントフォークの左右の各フォーク部材を自動
的に組立て得るようにした組立装置とを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、請求項1の発明では、2枚組
ワークを第1治具と第2治具とで挾み両ワークの合せ部
を溶接するものにおいて、機枠の垂直な前面に該第1治
具を縦向きに固設すると共に、該機枠の前面下部の支軸
を中心にして起伏自在な可動枠を設けて該可動枠に前記
第2治具を搭載し、該第2治具を、該可動枠の起伏動作
により、2枚組ワークをセットする水平なセット位置と
2枚組ワークを前記第1治具との間に挟持する垂直な溶
接位置とに移動自在とし、更に前記機枠の横側部に第1
治具からワークを取出すワーク取出装置を設けた。
又、2枚組ワークを第1治具と第2治具とで正確に挾
み得るように請求項2の発明では、前記可動枠に、直交
3軸方向にフローティング自在な支持ベースを介して前
記第2治具を搭載し、該支持ベースに、2枚組ワークの
透孔に挿入可能な位置決めピンを出没自在に設けると共
に、前記機枠に、該位置決めピンを2枚組ワークを通し
て挿入可能な位置決め孔を形成し、更に該機枠に、前記
第2治具を前記第1治具にクランプするクランプ手段を
設けた。
又、請求項3の発明は、フロントフォークの左右の各
フォーク部材を自動的に組立て且つ組みにして払い出せ
るように、フロントフォークの左右の各フォーク部材を
構成するインナパネルとアウタパネルを溶接する車両用
フロントフォークの組立装置において、インナパネルと
アウタパネルとを組合せた左右の各フォーク部材を搬送
する搬送コンベアを設け、該搬送コンベア側方に、請求
項1又は2記載の溶接装置の1対を機枠の背面が対向す
るように並設すると共に、該搬送コンベアからフォーク
部材を受け取ってこれを両溶接装置の第2治具上にセッ
トする1対のフォーク部材セット装置を設け、更に両溶
接装置の配置部中間に、フォーク部材の払出しステーシ
ョンを設けて、両溶接装置のワーク取出装置からフォー
ク部材を受取ってこれを互に接近させて水平姿勢で該払
出しステーションに払い出すフォーク部材移載装置を設
けた。
(作 用) 本発明の作用を請求項3の装置に基づいて説明する。
先ず、フォーク部材セット装置の作動によりフォーク
部材を搬送コンベアから受ってこれを溶接装置にセット
し、次いで可動枠を起立して第2治具を溶接位置に移動
し、位置決めピンを突出する。
これによれば、位置決めピンがフォーク部材を通して
機枠の位置決め孔に嵌合されて、第1治具に対しフォー
ク部材と第2治具とが正確に位置決めされる。
次いで、クランプ手段をクランプ側に作動することに
より第2治具が第1治具にクランプされ、フォーク部材
が両治具間に挟まれてインナパネルとアウタパネルとの
フランジ部が密着され、この状態で両パネルのフランジ
部を溶接する。この場合、フォーク部材が垂直姿勢なた
めビードがフォーク部材の側方に垂れることがなく、従
ってフォーク部材を外観良く溶接できる。
次いで、位置決めピンを没入すると共に、クランプ手
段をアンクランプ側に作動し、可動枠を倒伏して第2治
具をセット位置に移動し、次いでワーク取出手段の作動
により第1治具からフォーク部材を取出し、次いでフォ
ーク部材移載装置の作動により各ワーク取出装置から各
フォーク部材を受取って、これを互に接近させて水平姿
勢で払出しステーションに払い出す。
又、第2治具がセット位置に移動された後、ワークセ
ット装置の作動により第2治具に搬送コンベア上のフォ
ーク部材をセットし、上記作動を繰返すこととで左右の
各フォーク部材が連続して自動的に組立てられる。
(実施例) 図面で(1)は2枚組ワークたるインナパネルA1とア
ウタパネルA2とを組合せた左右の各フォーク部材Aをパ
レットBに載置して搬送する前後方向に長手の搬送コン
ベア、(2)(2)は機枠(3)の背面が対向するよう
に該搬送コンベア(1)の右側部に並設した1対の溶接
装置であり、該各溶接装置(2)は、機枠(3)の垂直
な前面に取付けた縦向きの第1治具(4)と、該機枠
(3)の前面下部の支軸(5a)を中心にして起伏自在な
可動枠(5)に取付けた第2治具(6)とを備え、該第
2治具(6)を、該可動枠(5)の起伏作動により、フ
ォーク部材Aをセットする水平なセット位置と、フォー
ク部材Aを前記第1治具(4)との間に挟持する溶接位
置とに移動し得るようにし、該機枠(3)の横側部に第
1治具(4)からフォーク部材Aを取出すワーク取出装
置(7)を設けた。
更に、上記可動枠(5)に、直交3軸方向にフローテ
ィング自在な支持ベース(8)を介して前記第2治具
(6)を搭載し、該支持ベース(8)に、フォーク部材
Aの透孔に挿入可能な位置決めピン(9)を出没自在に
設けると共に、前記機枠(3)に、該位置決めピン
(9)をフォーク部材Aを通して挿入可能な位置決め孔
(10)を形成し、更に該機枠(3)に、前記第2治具
(6)を第1治具(4)にクランプするクランプ手段
(11)を設けた。
又、搬送コンベア(1)からフォーク部材Aを受取っ
てこれを前記両溶接装置(2)(2)の第2治具(6)
(6)上にセットする1対のフォーク部材セット装置
(12)(12)を設けると共に、該両溶接装置(2)
(2)の配置中間に、フォーク部材Aの払出しステーシ
ョン(13)を設けて、両溶接装置(2)(2)のワーク
取出装置(7)(7)からフォーク部材A、Aを受取っ
てこれを互に接近させて水平姿勢で該払出しステーショ
ン(13)に払い出すフォーク部材移載装置(14)を設け
た。
更に詳述するに、上記可動枠(5)は機枠(3)の下
側部に設けたシリンダ(5b)により起伏動作を与えられ
るものとし、該可動枠(5)に第5図に明示する如く、
ロッド(15)を摺動自在に突設すると共に、該ロッド
(15)の先端の小径部(15a)を前記支持ベース(8)
に固定したスリーブ(16)に遊嵌してピン(16a)で抜
止めし、該支持ベース(8)を該可動枠(5)に対して
直交3軸方向にフローティング自在とした。
又、前記位置決めピン(9)は、第5図に明示する如
く、支持ベース(8)にブラケット(9a)を介して取付
けたシリンダ(9b)のピストンロッドの先端に連結され
ており、該シリンダ(9b)の作動により該位置決めピン
(9)を、その先端が両第1第2治具(4)(6)間に
挟持したフォーク部材Aを通して機枠(3)の位置決め
孔(10)に挿入される状態(第5図で実線示の状態)
と、位置決めピン(9)の先端が第2治具(6)上にセ
ットするフォーク部材AのアウタパネルA2の透孔に挿入
可能な状態(図面で仮想線示の状態)とに出没し得るよ
うにした。
更に前記支持ベース(8)に、第2治具(6)をセッ
ト位置から溶接位置に作動する載該治具(6)にセット
したフォーク部材Aが脱落しないようにフォーク部材A
を吸着保持するマグネット(17)を設けると共に、該支
持ベース(8)に、これに取付けたシリンダ(18a)で
作動される押出具(18)を設けて、第2治具(6)が溶
接位置からセット位置に作動する際、前記マグネット
(17)に吸着されたフォーク部材Aを第1治具(4)側
に押し出すようにした。
又、機枠(3)に、これに取付けたシリンダ(19a)
の作動で位置決め孔(10)を通して突出される支持ピン
(19)を設け、前記押出具(18)でフォーク部材Aを押
し出す際該支持ピン(19)を突出してフォーク部材Aを
該支持ピン(19)で支持し、これが第1治具(4)から
脱落しないようにした。
図面で(20)はフォーク部材Aの有無を検知する第2
治具(6)に取付けた近接スイッチ、(21)はフォーク
部材Aの有無を検知する第1治具(4)に取付けた近接
スイッチである。
又、前記クランプ手段(11)は、第2図及び第4図に
示す如く、機枠(3)から突出したステー(22)にピン
(22a)を中心として回動自在に軸止したクランプアー
ム(11a)と、該クランプアーム(11a)を開閉する該機
枠(3)に取付けたシリンダ(11b)とから成り、該ス
テー(22)にピン(22b)で連結した大リンク(11c)の
端部に、該シリンダ(11b)のピストンロッドを連結す
ると共に、前記クランプアーム(11a)に該大リンク(1
1c)を小リンク(11e)を介して連結し、かくてシリン
ダ(11b)の作動により両リンク(11c)(11e)を介し
てクランプアーム(11a)を、これが支持ベース(8)
に当接してこれを機枠(3)側に押圧するクランプ状態
と、クランプアーム(11a)が支持ベース(8)から離
間するアンクランプ状態とに動作し得るようにした。
図面で(23)は支持ベース(8)を可動枠(5)側に
引き戻す引戻しシリンダ、(22c)は前記ステー(22)
の先端部に形成したガイド部であり、該ガイド部(22
c)により第2治具(6)をこれの溶接位置への作動時
に第1治具(4)に合致するようにガイドし得るように
した。
又、前記各ワーク取出装置(7)は、第1図乃至第3
図に示す如く、前後方向と横方向と上下方向との直交3
軸方向に移動自在なスライド枠(7a)にフォーク部材A
の内部空間に挿入可能な支持アーム(7b)を設けて成
り、機枠(3)の横側部に、横方向に長手のレール(7
c)に沿ってシリンダ(7d)により移動される第1スラ
イダ(7e)を設けると共に、該第1スライダ(7e)上
に、前後方向に長手のガイドロッド(7f)に沿ってシリ
ンダ(7g)により移動される第2スライダ(7h)を設
け、前記スライダ枠(7a)を下方にのびるロッド(7i)
において該第2スライダ(7h)に摺動自在に支持させ
て、該第2スライダ(7h)に垂設したシリンダ(7j)の
ピストンロッドを該スライド枠(7a)に連結し、かくし
てスライド枠(7a)を、シリンダ(7j)の作動により上
下方向と、シリンダ(7d)の作動により第1スライダ
(7e)を介して横方向と、シリンダ(7g)の作動により
第2スライダ(7h)を介して前後方向とに移動し得るよ
うにした。
又、前記各セット装置(12)は、第1図、第6図及び
第7図に示す如く、横方向と上下方向とに移動自在な可
動部材(12a)に搬送コンベア(1)上のフォーク部材
Aを着脱自在に把持する把持具(12b)を設けて成り、
該可動部材(12a)は上下方向に長手のガイドロッド(1
2c)に沿ってシリンダ(12d)により移動される昇降部
材(12e)に、該可動部材(12a)に固定の横方向に長手
のガイドバー(12f)において摺動自在に支持されてお
り、該昇降部材(12e)に横設したシリンダ(12g)のピ
ストンロッドを該可動部材(12a)に連結し、かくて該
可動部材(12a)を、シリンダ(12g)の作動により横方
向と、シリンダ(12d)の作動により昇降部材(12e)を
介して上下方向とに移動し得るようにした。
前記各把持具(12b)は前記可動部材(12a)に設けた
筒状のブラケット(12h)の下側に支軸(12i)と共に回
動する爪片(12j)を左右1対に設けて成り、該各支軸
(12i)に固定した各レバー(12k)を、前記ブラケット
(12h)の上側に設けたシリンダ(12l)のピストンロッ
ドから該ブラケット(12h)を通して下方にのびる作動
ロッド(12m)に連結し、かくてシリンダ(12l)の作動
により両爪片(12j)を、これがフォーク部材Aの両側
部に当接する把持状態と、フォーク部材Aから離間する
開放状態とに作動し得るようにした。
更に、両セット装置(12)(12)のうち第1図にXで
示すセット装置(12)の把持具(12b)を旋回自在に構
成し、搬送コンベア(1)上をボトム部側が前方を向い
た状態で搬送されるフォーク部材Aを180゜旋回して第
2治具(6)上にセットし得るようにした。
これを詳述するに、把持具(12b)のブラケット(12
h)を第7図に明示する如く、可動部材(12a)にベアリ
ング(12n)を介して支持し、該可動部材(12a)上に設
けたロークリアクチュエータ(12p)の出力ギヤ(12q)
を前記ブラケット(12h)の外周に固着し、かくて該ア
クチュエータ(12p)の作動により把持具(12b)を旋回
し得るようにした。
又、前記移載装置(14)は、第8図及び第9図に明示
する如く、2台の溶接装置(2)(2)に対応する2本
の旋回アーム(14a)(14a)を備え、該各旋回アーム
(14a)の先端部にフォーク部材Aを着脱自在に把持す
る把持具(14b)を起伏自在に設けて成り、該各旋回ア
ーム(14a)は固定台(14c)上に下方にのびる支軸(14
d)においてベアリング(14e)を介して取付けられてお
り、該固定台(14c)上のロータリアクチュエータ(14
f)の出力ギヤ(14g)を該支軸に固着し、該旋回アーム
(14a)の先端にピン(14h)を中心として起伏自在なブ
ラケット(14i)を設けて、該アーム(14a)に取付けた
シリンダ(14j)のピストンロッドを該ブラケット(14
i)に連結すると共に、前記把持具(14b)を該ブラケッ
トに固定し、かくて該各把持具(14b)に、ロータリア
クチュエータ(14f)の作動により各旋回アーム(14a)
を介してワーク取出装置(7)からフォーク部材Aを受
取るフォーク部材受取場所と両把持具(14b)が接近し
た状態となるフォーク部材払出し場所とへの移動と、シ
リンダ(14j)の作動によりブラケット(14i)を介して
起伏動作とが与えられるようにした。
前記把持具(14b)は前記ブラケット(14i)に取付け
られるプレート(14k)に、フォーク部材Aに当接する
当て片(14l)と、ピン(14m)を中心として回動自在の
把持アーム(14n)の1対とを設けて成り、該両把持ア
ーム(14n)(14n)から内方に夫々レバー(14p)を突
出すると共に、前記プレート(14k)にシリンダ(14q)
を設けて、該シリンダ(14q)のピストンロッド先端の
段部に該両レバー(14p)を係合させ、かくてシリンダ
(14q)の作動により該両把持アーム(14n)(14n)を
これがフォーク部材Aの側面に当接する把持状態と、フ
ォーク部材Aから離間する開放状態とに作動し得るよう
にした。
図面で(24)は上記把持具(14b)にフォーク部材A
が把持されたかを検知する近接スイッチ、(25)は払出
しステーション(13)から横方向にのびる払出しコンベ
ア、(26)は溶接ロボットを示す。
次に実施例の作用を説明する。
先ず、フォーク部材セット装置(12)の作動により搬
送コンベア(1)から受け取ってこれを溶接装置(2)
の第2治具(6)上にセットし、次いで可動枠(5)を
起立して第2治具(6)を溶接位置に移動し、位置決め
ピン(9)を突出する。
これによれば、位置決めピン(9)がフォーク部材A
を通して機枠(3)の位置決め孔(10)に嵌合されて、
第1治具(4)に対しフォーク部材Aと第2治具(6)
とが正確に位置決めされる。
次いでクランプ手段(11)をクランプ側に作動するこ
とにより第2治具(6)が第1治具(4)にクランプさ
れ、フォーク部材Aが両治具(4)(6)間に挾まれて
インナパネルA1とアウタパネルA2とのフランジ部が密着
され、この状態で溶接ロボット(25)によりインナパネ
ルA1とアウタパネルA2とのフランジ部をへり溶接する。
この場合、両パネルA1、A2が垂直姿勢なためビードがパ
ネルの側方に片寄ることがなく、従ってフォーク部材を
外観良く溶接できる。
次いで、位置決めピン(9)を没入しクランプ手段
(11)をアンクランプ側に作動し、可動枠(5)を倒伏
して第2治具(6)をセット位置に移動する。この場
合、第2治具(6)のセット位置への移動に先立って、
支持ピン(19)を突出してこれをフォーク部材Aの透孔
に挿入すると共に押出具(18)によりフォーク部材Aを
第1治具(4)側に押し出す。これによれば、フォーク
部材Aが第1治具(4)に垂直姿勢のまま支持された状
態となる。
次いで、ワーク取出装置(7)のスライド枠(7a)を
支持アーム(7b)がフォーク部材Aの直下位置に存する
ように移動させ、これを上昇させて支持アーム(7b)を
フォーク部材Aの内部空間に挿入し、次いでスライド枠
(7a)を前方に移動してフォーク部材Aを支持ピン(1
9)から抜き取り、これを横方向に移動してフォーク部
材Aをフォーク部材受取場所に存するフォーク部材移載
装置(14)の把持具(14b)に対向させ、次いでスライ
ド枠(7a)を後方に移動して支持アーム(7b)に支持し
たフォーク部材Aを該把持具(14b)に受取らせ、次い
でスライド枠(7a)を下降してフォーク部材Aから支持
アーム(7b)を抜き取った後、フォーク部材移載装置
(14)の両旋回アーム(14a)(14a)を旋回して両把持
具(14b)(14b)をフォーク部材払出し場所に移動さ
せ、次いで両把持具(14b)(14b)を起立状態から倒伏
させて各把持具(14b)を開放することにより、両フォ
ーク部材A、Aが払出しステーション(13)の払出しコ
ンベア(24)上に水平姿勢で払い出される。
又、第2治具(6)がセット位置に移動された後、ワ
ークセット装置(12)の作動により各第2治具(6)に
搬送コンベア(1)上の各フォーク部材Aをセットし、
上記作動を繰返すことで左右の各フォーク部材Aが連続
して自動的に組立てられる。
(発明の効果) 本発明は、上記の如く構成したので以下の如き効果を
奏する。
請求項1の発明によれば、2枚組ワークを垂直姿勢で
溶接するためビードが側方に垂れることがなく外観良く
溶接できると共に、第1治具からのワークの取出し作業
中に第2治具に次のワークをセットでき、上記した従来
技術の如き待ち時間が不要となり生産性が向上する効果
を有する。
請求項2の発明によるときは、第1治具に対し2枚組
ワークと第2治具とを正確に位置決めできると共に、両
治具間に2枚組ワークを隙間無く挟持できる効果を有す
る。
請求項3の発明によれば、フロントフォークの左右の
フォーク部材を連続して自動的に組立て組みにして払出
すことができると共に、搬送コンベアの側方に、両溶接
装置を機枠の背面が対向するように並設して、両溶接装
置の配置部中間にフォーク部材移載装置を配置するた
め、組立装置をスペース効率良くコンパクトに構成でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明溶接装置を具備する車両用フロントフォ
ークの組立装置の1例を示す平面図、第2図は第1図の
II−II線拡大矢視図、第3図は第2図のIII−III線截断
面図、第4図はその作動状態を示す部分截断側面図、第
5図はその要部の拡大截断面図、第6図及び第7図は夫
々第1図のVI−VI線及びVII−VII線拡大截断側面図、第
8図はフォーク部材移載装置の部分截断平面図、第9図
は両旋回アームを接近させた状態を示す第8図のIX−IX
線截断面図である。 (1)……搬送コンベア、(2)……溶接装置 (3)……機枠、(4)……第1治具 (5)……可動枠、(5a)……支軸 (6)……第2治具、(7)……ワーク取出装置 (8)……支持ベース、(9)……位置決めピン (10)……位置決め孔、(11)……クランプ手段 (12)……フォーク部材セット装置 (13)……払出しステーション (14)……フォーク部材移載装置 A……フォーク部材 A1……フォーク部材のインナパネル A2……フォーク部材のアウタパネル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚組ワークを第1治具と第2治具とで挾
    み両ワークの合せ部を溶接するものにおいて、機枠の垂
    直な前面に該第1治具を縦向きに固設すると共に、該機
    枠の前面下部の支軸を中心にして起伏自在な可動枠を設
    けて該可動枠に前記第2治具を搭載し、該第2治具を、
    該可動枠の起伏動作により、2枚組ワークをセットする
    水平なセット位置と2枚組ワークを前記第1治具との間
    に挟持する垂直な溶接位置とに移動自在とし、更に前記
    機枠の横側部に第1治具からワークを取出すワーク取出
    装置を設けたことを特徴とする2枚組ワークの溶接装
    置。
  2. 【請求項2】前記可動枠に、直交3軸方向にフローティ
    ング自在な支持ベースを介して前記第2治具を搭載し、
    該支持ベースに、2枚組ワークの透孔に挿入可能な位置
    決めピンを出没自在に設けると共に、前記機枠に、該位
    置決めピンを2枚組ワークを通して挿入可能な位置決め
    孔を形成し、更に該機枠に、前記第2治具を前記第1治
    具にクランプするクランプ手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の2枚組ワークの溶接装置。
  3. 【請求項3】フロントフォークの左右の各フォーク部材
    を構成するインナパネルとアウタパネルとを溶接する車
    両用フロントフォークの組立装置において、インナパネ
    ルとアウタパネルとを組合せた左右の各フォーク部材を
    搬送する搬送コンベアを設け、該搬送コンベア側方に、
    請求項1又は2記載の溶接装置の1対を機枠の背面が対
    向するように並設すると共に、該搬送コンベアからフォ
    ーク部材を受け取ってこれを両溶接装置の第2治具上に
    セットする1対のフォーク部材セット装置を設け、更に
    両溶接装置の配置部中間に、フォーク部材の払出しステ
    ーションを設けて、両溶接装置のワーク取出装置からフ
    ォーク部材を受取ってこれを互に接近させて水平姿勢で
    該払出しステーションに払い出すフォーク部材移載装置
    を設けたことを特徴とする車両用フロントフォークの組
    立装置。
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