JP2518713Y2 - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents
自動車のエアバッグ装置Info
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- JP2518713Y2 JP2518713Y2 JP1990034775U JP3477590U JP2518713Y2 JP 2518713 Y2 JP2518713 Y2 JP 2518713Y2 JP 1990034775 U JP1990034775 U JP 1990034775U JP 3477590 U JP3477590 U JP 3477590U JP 2518713 Y2 JP2518713 Y2 JP 2518713Y2
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- inflator
- airbag
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- airbag module
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のエアバッグ装置に関し、特にエア
バッグモジュールのイグナイタ用ハーネスを保護するカ
バー部材を設けたものに関する。
バッグモジュールのイグナイタ用ハーネスを保護するカ
バー部材を設けたものに関する。
〔従来技術〕 従来より、ステアリングホイールにエアバッグモジュ
ールを装着してなるエアバッグ装置は実用化されてお
り、組付時ステアリングコラムの上端にステアリングホ
イールを装着してから、そのステアリングホイールにエ
アバッグモジュールが組付けられる。
ールを装着してなるエアバッグ装置は実用化されてお
り、組付時ステアリングコラムの上端にステアリングホ
イールを装着してから、そのステアリングホイールにエ
アバッグモジュールが組付けられる。
上記エアバッグモジュールはインフレータ(ガス発生
器)とイグナイタ(着火装置)とエアバッグとを備えて
おり、イグナイタは車体前部に取付けられた複数の衝突
検知センサと電源とに接続されているので、エアバッグ
モジュールにはイグナイタ用のハーネスが接続されてい
る。
器)とイグナイタ(着火装置)とエアバッグとを備えて
おり、イグナイタは車体前部に取付けられた複数の衝突
検知センサと電源とに接続されているので、エアバッグ
モジュールにはイグナイタ用のハーネスが接続されてい
る。
例えば、特開昭62-234781号公報に記載されているよ
うに、上記イグナイタ用のハーネスはインフレータの背
面からエアバッグモジュールの外側へ延出されている。
うに、上記イグナイタ用のハーネスはインフレータの背
面からエアバッグモジュールの外側へ延出されている。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記エアバッグモジュールを工場でサブアッセンブリ
して格納パレットなどに載置して搬送したり保管したり
する場合、エアバッグモジュールの上面側はステアリン
グホイールの表面の化粧部材を兼ねる合成樹脂製のモジ
ュールカバーで覆われ、このモジュールカバーを汚した
り傷つけたりすることは好ましくないことからエアバッ
グモジュールの背面側を下にして載置することになる。
しかし、この場合エアバッグモジュールの背面側に延出
されたイグナイタ用ハーネスのインフレータ側出口の近
傍部分が折曲され、その状態で比較的長期に亙って保管
しておくと、ハーネスを損傷するという問題がある。
して格納パレットなどに載置して搬送したり保管したり
する場合、エアバッグモジュールの上面側はステアリン
グホイールの表面の化粧部材を兼ねる合成樹脂製のモジ
ュールカバーで覆われ、このモジュールカバーを汚した
り傷つけたりすることは好ましくないことからエアバッ
グモジュールの背面側を下にして載置することになる。
しかし、この場合エアバッグモジュールの背面側に延出
されたイグナイタ用ハーネスのインフレータ側出口の近
傍部分が折曲され、その状態で比較的長期に亙って保管
しておくと、ハーネスを損傷するという問題がある。
一方、ステアリングホイールの支持剛性が十分でない
場合、自動車の衝突によってエアバッグが展開したとき
その展開したエアバッグが首振り的に揺動して所定の正
規位置からずれ動くという問題がある。
場合、自動車の衝突によってエアバッグが展開したとき
その展開したエアバッグが首振り的に揺動して所定の正
規位置からずれ動くという問題がある。
本考案の目的は、イグナイタ用ハーネスの損傷を確実
に防止し得るような自動車のエアバッグ装置を提供する
ことである。
に防止し得るような自動車のエアバッグ装置を提供する
ことである。
本考案に係る自動車のエアバッグ装置は、ステアリン
グホイールにエアバッグモジュールを装着し、エアバッ
グモジュールのインフレータの背面からイグナイタ用の
ハーネスを延出してなる自動車のエアバッグ装置におい
て、上記インフレータの背面側にハーネスを保護するカ
バー部材が設けられ、上記カバー部材がエアバッグモジ
ュールにサブアッセンブリされているものである。
グホイールにエアバッグモジュールを装着し、エアバッ
グモジュールのインフレータの背面からイグナイタ用の
ハーネスを延出してなる自動車のエアバッグ装置におい
て、上記インフレータの背面側にハーネスを保護するカ
バー部材が設けられ、上記カバー部材がエアバッグモジ
ュールにサブアッセンブリされているものである。
本考案に係る自動車のエアバッグ装置においては、エ
アバッグモジュールのインフレータの背面側にイグナイ
タ用のハーネスを保護するカバー部材が設けられ、上記
カバー部材がエアバッグモジュールにサブアッセンブリ
されているので、サブアッセンブリされたエアバッグモ
ジュールを格納パレット上などに載置保管するときに、
ハーネスはカバー部材で確実に保護されることになる。
アバッグモジュールのインフレータの背面側にイグナイ
タ用のハーネスを保護するカバー部材が設けられ、上記
カバー部材がエアバッグモジュールにサブアッセンブリ
されているので、サブアッセンブリされたエアバッグモ
ジュールを格納パレット上などに載置保管するときに、
ハーネスはカバー部材で確実に保護されることになる。
本考案に係る自動車のエアバッグ装置によれば、上記
〔作用〕の項で説明したように、インフレータの背面側
にイグナイタ用ハーネスを保護するカバー部材を設け、
そのカバー部材をエアバッグモジュールにサブアッセン
ブリするので、エアバッグモジュールの保管時ハーネス
を確実に保護しハーネスの損傷を防ぐことが出来る。
〔作用〕の項で説明したように、インフレータの背面側
にイグナイタ用ハーネスを保護するカバー部材を設け、
そのカバー部材をエアバッグモジュールにサブアッセン
ブリするので、エアバッグモジュールの保管時ハーネス
を確実に保護しハーネスの損傷を防ぐことが出来る。
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
本実施例は、自動車のステアリングホイールに組込ん
だエアバッグ装置に本考案を適用した場合の一例であ
る。
だエアバッグ装置に本考案を適用した場合の一例であ
る。
先ず、ステアリングホイール1について説明すると、
第1図〜第3図に示すように、ステアリングホイール1
は、略矩形状でフランジ部2aを有するベース板2と、ベ
ース板2の上端部に固着されて左右方向に延びる横スポ
ーク部材3と、ベース板2及び横スポーク部材3に固着
されベース板2の左右端部から夫々下方へ斜めに延びる
1対の縦スポーク部材4と、横スポーク部材3及び縦ス
ポーク部材4の外端部に固着されたリング状のホイール
本体5とを備え、これらスポーク部材3・4は下面開放
のU字形断面図に形成されている。
第1図〜第3図に示すように、ステアリングホイール1
は、略矩形状でフランジ部2aを有するベース板2と、ベ
ース板2の上端部に固着されて左右方向に延びる横スポ
ーク部材3と、ベース板2及び横スポーク部材3に固着
されベース板2の左右端部から夫々下方へ斜めに延びる
1対の縦スポーク部材4と、横スポーク部材3及び縦ス
ポーク部材4の外端部に固着されたリング状のホイール
本体5とを備え、これらスポーク部材3・4は下面開放
のU字形断面図に形成されている。
上記ベース板2に固着されたボス部材6にステアリン
グシャフト7のスプライン軸部7aが嵌合され、ステアリ
ングシャフト7の上端部に螺合したナット8を締結する
ことにより、ステアリングホイール1はステアリングシ
ャフト7の上端部に固着されている。
グシャフト7のスプライン軸部7aが嵌合され、ステアリ
ングシャフト7の上端部に螺合したナット8を締結する
ことにより、ステアリングホイール1はステアリングシ
ャフト7の上端部に固着されている。
上記ベース板2はホイール本体5よりも所定高さ低い
レベルに配設され、横スポーク部材3の左右のスポーク
部10は外方上り傾斜状に配設され、左右の縦スポーク部
材4のスポーク部11は外方上り傾斜状に配設され、ベー
ス板2の上方にはエアバッグモジュール20が組込まれて
いる。尚、ホイール本体5及びスポーク部10・11は合成
樹脂材料で覆われ、ステアリングホイール1のスポーク
部10・11よりも内側部分の下面側は金属又は合成樹脂製
のロワカバー9でカバーされている。
レベルに配設され、横スポーク部材3の左右のスポーク
部10は外方上り傾斜状に配設され、左右の縦スポーク部
材4のスポーク部11は外方上り傾斜状に配設され、ベー
ス板2の上方にはエアバッグモジュール20が組込まれて
いる。尚、ホイール本体5及びスポーク部10・11は合成
樹脂材料で覆われ、ステアリングホイール1のスポーク
部10・11よりも内側部分の下面側は金属又は合成樹脂製
のロワカバー9でカバーされている。
上記4つのスポーク部10・11にはエアバッグモジュー
ル20を取付ける取付座12が設けられ、取付座12の外側に
おいてロワカバー9にはリセス13が凹設され、リセス13
の奥壁と取付座12とに亙ってボルト孔が形成されてい
る。
ル20を取付ける取付座12が設けられ、取付座12の外側に
おいてロワカバー9にはリセス13が凹設され、リセス13
の奥壁と取付座12とに亙ってボルト孔が形成されてい
る。
次に、エアバッグモジュール20について説明する。
第1図〜第4図に示すように、エアバッグモジュール
20は、基板21と、インフレータ(ガス発生器)とイグナ
イタ(発火用機器)とを含むインフレータユニット22
と、インフレータユニット22の下側を覆う合成樹脂製の
インフレータカバー30と、折り畳まれたエアバッグ23
と、合成樹脂製のカバー部材24とを備え、基板21にイン
フレータユニット22とインフレータカバー30とエアバッ
グ23とカバー部材24などをサブアッセンブリしてモジュ
ール化され、このエアバッグモジュール20がステアリン
グホイール1の4つのスポーク部10・11にボルト25を介
して組付けられる。
20は、基板21と、インフレータ(ガス発生器)とイグナ
イタ(発火用機器)とを含むインフレータユニット22
と、インフレータユニット22の下側を覆う合成樹脂製の
インフレータカバー30と、折り畳まれたエアバッグ23
と、合成樹脂製のカバー部材24とを備え、基板21にイン
フレータユニット22とインフレータカバー30とエアバッ
グ23とカバー部材24などをサブアッセンブリしてモジュ
ール化され、このエアバッグモジュール20がステアリン
グホイール1の4つのスポーク部10・11にボルト25を介
して組付けられる。
上記基板21は、概ね矩形状の鋼板部材で、その外周縁
部には上方へ立ち上がる周壁部21aが形成され、基板21
の上部の左右隅部には夫々ホーンスイッチ50の為の延設
部材26が固着され、延設部材26はスポーク部10の上側へ
立ち上って延び、その先端部にはホーンスイッチ50の為
の受け板部26aが形成され、更に基板21の上部の左右隅
部には夫々スポーク部10の途中部まで延びる脚部材27が
固着され、脚部材27にはスポーク部10の取付座12に当接
する取付部27aが形成され、取付部27aにはナット28が固
着され且つナット28に対応するボルト孔27bが形成され
ている。
部には上方へ立ち上がる周壁部21aが形成され、基板21
の上部の左右隅部には夫々ホーンスイッチ50の為の延設
部材26が固着され、延設部材26はスポーク部10の上側へ
立ち上って延び、その先端部にはホーンスイッチ50の為
の受け板部26aが形成され、更に基板21の上部の左右隅
部には夫々スポーク部10の途中部まで延びる脚部材27が
固着され、脚部材27にはスポーク部10の取付座12に当接
する取付部27aが形成され、取付部27aにはナット28が固
着され且つナット28に対応するボルト孔27bが形成され
ている。
上記基板21の下部の左右隅部には夫々スポーク部11に
対応する脚部材29が固着され、脚部材29にはスポーク部
11の取付座に当接する取付部29aが形成され、取付部29a
にはナットが固着され且つナットに対応するボルト孔29
bが形成されている。上記4つの取付部27a・29aを夫々
対応するスポーク部10・11の取付座12にボルト25とナッ
ト28で固定することにより、エアバッグモジュール20は
ステアリングルホイール1に組付けられる。
対応する脚部材29が固着され、脚部材29にはスポーク部
11の取付座に当接する取付部29aが形成され、取付部29a
にはナットが固着され且つナットに対応するボルト孔29
bが形成されている。上記4つの取付部27a・29aを夫々
対応するスポーク部10・11の取付座12にボルト25とナッ
ト28で固定することにより、エアバッグモジュール20は
ステアリングルホイール1に組付けられる。
上記インフレータユニット22は、基板21の中央部の円
形開口部に挿嵌状に装着固定されている。上記インフレ
ータユニット22は既存周知のもので、そのイグナイタは
外部の電源と複数の衝突検知センサとにコネクタ32付き
のハーネス31を介して電気的に接続され、自動車の衝突
時に衝突検知センサがON作動すると、イグナイタのヒー
タに通電し、インフレータを作動させて瞬時に多量のガ
スを発生させてエアバッグ23を膨張展開させるように構
成されている。
形開口部に挿嵌状に装着固定されている。上記インフレ
ータユニット22は既存周知のもので、そのイグナイタは
外部の電源と複数の衝突検知センサとにコネクタ32付き
のハーネス31を介して電気的に接続され、自動車の衝突
時に衝突検知センサがON作動すると、イグナイタのヒー
タに通電し、インフレータを作動させて瞬時に多量のガ
スを発生させてエアバッグ23を膨張展開させるように構
成されている。
上記インフレータユニット22の下側を覆うインフレー
タカバー30は、合成樹脂材料で所定深さの皿状に形成さ
れるとともに、インフレータ22の下面との間にハーネス
31を延出するのに十分な隙間を空けて配設され、インフ
レータカバー30はその4隅のブラケット部30aをボルト3
3で基板21に固定することにより組付けられている。上
記インフレータカバー30の下面はフラットに形成され、
インフレータカバー30はエアバッグモジュール20の一部
品としてエアバッグモジュール20にサブアッセンブリさ
れる。上記ハーネス31はインフレータユニット22の下面
中央からインフレータカバー30の内側を通って延び、イ
ンフレータカバー30の開口部とロワカバー9の開口部を
経て下方へ延出されている。
タカバー30は、合成樹脂材料で所定深さの皿状に形成さ
れるとともに、インフレータ22の下面との間にハーネス
31を延出するのに十分な隙間を空けて配設され、インフ
レータカバー30はその4隅のブラケット部30aをボルト3
3で基板21に固定することにより組付けられている。上
記インフレータカバー30の下面はフラットに形成され、
インフレータカバー30はエアバッグモジュール20の一部
品としてエアバッグモジュール20にサブアッセンブリさ
れる。上記ハーネス31はインフレータユニット22の下面
中央からインフレータカバー30の内側を通って延び、イ
ンフレータカバー30の開口部とロワカバー9の開口部を
経て下方へ延出されている。
上記エアバッグ23の開端周縁部23aはインフレータユ
ニット22の外周近傍において基板21に固着され、インフ
レータユニット22から発生するガスがエアバッグ23内に
供給されるようになっている。
ニット22の外周近傍において基板21に固着され、インフ
レータユニット22から発生するガスがエアバッグ23内に
供給されるようになっている。
上記カバー部材24は繊維製の網34を埋設してなる合成
樹脂製のもので、このカバー部材24はステアリングホイ
ール1のホイール本体5以外の部分の上面を覆う上面壁
35と、上面壁35の下面に一体形成され且つエアバッグ23
の外周側を覆う周壁36とを備えている。
樹脂製のもので、このカバー部材24はステアリングホイ
ール1のホイール本体5以外の部分の上面を覆う上面壁
35と、上面壁35の下面に一体形成され且つエアバッグ23
の外周側を覆う周壁36とを備えている。
上記上面壁35の内面側には、第1図・第2図に示すよ
うにエアバッグ23の展開時に破断する破断溝38が略H字
状に形成され、上面壁35には左右1対のスポーク部10の
上面側を覆う延長部39と左右1対のスポーク部11の上面
側を覆う延長部40とが形成されている。
うにエアバッグ23の展開時に破断する破断溝38が略H字
状に形成され、上面壁35には左右1対のスポーク部10の
上面側を覆う延長部39と左右1対のスポーク部11の上面
側を覆う延長部40とが形成されている。
上記周壁36はエアバッグ23の展開時にエアバッグ23内
のガス圧がホーンスイッチ50へ作用したり或いはエアバ
ッグ23がホーンスイッチ50に引掛かったりするのを防ぐ
為のもので、展開時エアバッグ23は周壁36で案内されて
円滑に展開する。
のガス圧がホーンスイッチ50へ作用したり或いはエアバ
ッグ23がホーンスイッチ50に引掛かったりするのを防ぐ
為のもので、展開時エアバッグ23は周壁36で案内されて
円滑に展開する。
上記カバー部材24の周壁36は基板21の周壁部21aに固
着され、基板21の上端部と下端部の中央部において基板
21には下向きのフランジ部21bが形成され、カバー部材2
4の周壁36がフランジ部21bにリベット41で固定されてい
る。
着され、基板21の上端部と下端部の中央部において基板
21には下向きのフランジ部21bが形成され、カバー部材2
4の周壁36がフランジ部21bにリベット41で固定されてい
る。
上記自動車のエアバッグ装置の作用について説明す
る。
る。
上記エアバッグモジュール20は予めサブアッセンブリ
することによりモジュール化され、このエアバッグモジ
ュール20の4つの取付部27a・29aをスポーク部10・11に
4本のボルト25で固定することにより組付け得るように
なっているので、エアバッグモジュール20の組付けを容
易に行うことが出来る。
することによりモジュール化され、このエアバッグモジ
ュール20の4つの取付部27a・29aをスポーク部10・11に
4本のボルト25で固定することにより組付け得るように
なっているので、エアバッグモジュール20の組付けを容
易に行うことが出来る。
上記エアバッグモジュール20のカバー部材24にはエア
バッグ23の外周側を覆う周壁36が形成され、この周壁36
によりエアバッグ23とホーンスイッチ50との間が仕切ら
れているので、エアバッグ23の膨張展開時にホーンスイ
ッチ50の付近に引掛かることなく周壁36で案内されて確
実に展開することになる。
バッグ23の外周側を覆う周壁36が形成され、この周壁36
によりエアバッグ23とホーンスイッチ50との間が仕切ら
れているので、エアバッグ23の膨張展開時にホーンスイ
ッチ50の付近に引掛かることなく周壁36で案内されて確
実に展開することになる。
更に、インフレータユニット22の下面側を覆い且つハ
ーネス31を保護する為のインフレータカバー30が設けら
れ、インフレータカバー30はエアバッグモジュール20に
サブアッセンブリされるので、エアバッグモジュール20
をサブアッセンブリした後エアバッグモジュール20を格
納パレットなどに載置して保管するときに、カバー部材
24の上面を傷つけいないようにインフレータカバー30を
下面にして載置でき、インフレータカバー30によりハー
ネス31を保護することが出来る。
ーネス31を保護する為のインフレータカバー30が設けら
れ、インフレータカバー30はエアバッグモジュール20に
サブアッセンブリされるので、エアバッグモジュール20
をサブアッセンブリした後エアバッグモジュール20を格
納パレットなどに載置して保管するときに、カバー部材
24の上面を傷つけいないようにインフレータカバー30を
下面にして載置でき、インフレータカバー30によりハー
ネス31を保護することが出来る。
〈別実施例〉…第5図〜第8図参照 前記実施例と同一の機能部品に同一の符号を付して説
明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
ステアリングホイール1Aは、左右方向に延びる横スポ
ーク部材3と前記ベース板2よりも小形のベース板2Aと
1本の広幅の縦スポーク部材4Aとを備え、これらスポー
ク部材3・4Aに3つのスポーク部10・11Aが設けられ、
これらスポーク部10・11Aにエアバッグモジュール20Aが
組付けられ、インフレータユニット22の下側には3つの
スポーク部10・11A上へ夫々延びる延設部27A・29Aを有
する鋼板製のインフレータカバー30Aが設けられ、イン
フレータユニット22の外周側には基板21Aが設けられ、
インフレータユニット22は基板21Aに挿嵌状に固着さ
れ、基板21Aの外周縁には上方へ立ち上がった周壁部21a
が設けられ、カバー部材24の周壁36は周壁部21aに外嵌
されリベットにて固着されている。
ーク部材3と前記ベース板2よりも小形のベース板2Aと
1本の広幅の縦スポーク部材4Aとを備え、これらスポー
ク部材3・4Aに3つのスポーク部10・11Aが設けられ、
これらスポーク部10・11Aにエアバッグモジュール20Aが
組付けられ、インフレータユニット22の下側には3つの
スポーク部10・11A上へ夫々延びる延設部27A・29Aを有
する鋼板製のインフレータカバー30Aが設けられ、イン
フレータユニット22の外周側には基板21Aが設けられ、
インフレータユニット22は基板21Aに挿嵌状に固着さ
れ、基板21Aの外周縁には上方へ立ち上がった周壁部21a
が設けられ、カバー部材24の周壁36は周壁部21aに外嵌
されリベットにて固着されている。
スポーク部10上へ延びる延設部27Aには前記実施例の
延設部材26と同様にスポーク部10にボルト25で固定され
る取付部27aと、ホーンスイッチ50の受け板部27cが形成
されている。スポーク部11A上へ延びる延設部29Aには前
記実施例の延設部材29と同様にスポーク部11Aの取付座1
2に固定される取付部29aが形成され、取付部29aにはナ
ット28が固着されるとともにナット28に対応するボルト
孔29bが形成され、この取付部29aにはボルト25とナット
28によりスポーク部11Aに固定される。
延設部材26と同様にスポーク部10にボルト25で固定され
る取付部27aと、ホーンスイッチ50の受け板部27cが形成
されている。スポーク部11A上へ延びる延設部29Aには前
記実施例の延設部材29と同様にスポーク部11Aの取付座1
2に固定される取付部29aが形成され、取付部29aにはナ
ット28が固着されるとともにナット28に対応するボルト
孔29bが形成され、この取付部29aにはボルト25とナット
28によりスポーク部11Aに固定される。
上記インフレータカバー30Aの本体部30bは、略円形状
で、インフレータユニット22の下側に所定間隔空けて配
設され、本体部30bから立ち上げられた4つのブラケッ
ト部30cの各上端部が基板21Aの下面にボルト42で固定さ
れている。上記インフレータカバー30Aの本体部30bの中
央部にはある程度大きな開口43が形成され、インフレー
タユニット22の下面中央部から延びるハーネス31は開口
43から延出されている。
で、インフレータユニット22の下側に所定間隔空けて配
設され、本体部30bから立ち上げられた4つのブラケッ
ト部30cの各上端部が基板21Aの下面にボルト42で固定さ
れている。上記インフレータカバー30Aの本体部30bの中
央部にはある程度大きな開口43が形成され、インフレー
タユニット22の下面中央部から延びるハーネス31は開口
43から延出されている。
エアバッグモジュール20Aをサブアッセンブリする場
合、先ず基板21Aにインフレータユニット22とエアバッ
グ23とカバー部材24とを組付けた後インフレータカバー
30Aを組付けるとともにホーンスイッチ50を組付けるこ
とによりモジュール化することになる。
合、先ず基板21Aにインフレータユニット22とエアバッ
グ23とカバー部材24とを組付けた後インフレータカバー
30Aを組付けるとともにホーンスイッチ50を組付けるこ
とによりモジュール化することになる。
上記のようにサブアッセンブリされたエアバッグモジ
ュール20Aを格納パレット上などに載置して保管すると
きに、インフレータカバー30Aを下にして載置すること
になるが、ハーネス31をインフレータカバー30Aの下側
にしたとしても、インフレータユニット22とインフレー
タカバー30A間に隙間が空けられ且つ開口43が十分に大
きいことから、インフレータユニット22側のハーネス31
の基端部が直角状に折曲されることはないので、ハーネ
ス31を保護することが出来る。
ュール20Aを格納パレット上などに載置して保管すると
きに、インフレータカバー30Aを下にして載置すること
になるが、ハーネス31をインフレータカバー30Aの下側
にしたとしても、インフレータユニット22とインフレー
タカバー30A間に隙間が空けられ且つ開口43が十分に大
きいことから、インフレータユニット22側のハーネス31
の基端部が直角状に折曲されることはないので、ハーネ
ス31を保護することが出来る。
加えて、エアバッグモジュール20Aは鋼板製のインフ
レータカバー30Aを介してステアリングホイール1Aに強
固に固定されまたインフレータカバー30Aによりステア
リングホイール1Aが補強されるので、エアバッグ23の展
開時にエアバッグ23の首振り揺動が生じることもない。
レータカバー30Aを介してステアリングホイール1Aに強
固に固定されまたインフレータカバー30Aによりステア
リングホイール1Aが補強されるので、エアバッグ23の展
開時にエアバッグ23の首振り揺動が生じることもない。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はエアバッ
グモジュールを組込んだステアリングホイールの平面
図、第2図は第1図II-II線断面図、第3図はエアバッ
グモジュールの底面図、第4図は第1図IV-IV線断面
図、第5図〜第8図は別実施例に係り、第5図は第1図
相当図、第6図は第5図VI-VI線断面図、第7図はエア
バッグモジュールの部分底面図、第8図は第5図VIII-V
III線断面図である。 1・1A……ステアリングホイール、20・20A……エアバ
ッグモジュール、22……インフレータユニット、30・30
A……インフレータカバー、31……ハーネス。
グモジュールを組込んだステアリングホイールの平面
図、第2図は第1図II-II線断面図、第3図はエアバッ
グモジュールの底面図、第4図は第1図IV-IV線断面
図、第5図〜第8図は別実施例に係り、第5図は第1図
相当図、第6図は第5図VI-VI線断面図、第7図はエア
バッグモジュールの部分底面図、第8図は第5図VIII-V
III線断面図である。 1・1A……ステアリングホイール、20・20A……エアバ
ッグモジュール、22……インフレータユニット、30・30
A……インフレータカバー、31……ハーネス。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングホイールにエアバッグモジュ
ールを装着し、エアバッグモジュールのインフレータの
背面からイグナイタ用のハーネスを延出してなる自動車
のエアバッグ装置において、 上記インフレータの背面側にハーネスを保護するカバー
部材が設けられ、上記カバー部材がエアバッグモジュー
ルにサブアッセンブリされていることを特徴とする自動
車のエアバッグ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034775U JP2518713Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
US07/930,441 US5280949A (en) | 1990-03-30 | 1992-08-18 | Air bag device for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034775U JP2518713Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124972U JPH03124972U (ja) | 1991-12-18 |
JP2518713Y2 true JP2518713Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31539544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990034775U Expired - Lifetime JP2518713Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518713Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4543807B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-09-15 | マツダ株式会社 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
CN112061069A (zh) * | 2019-06-11 | 2020-12-11 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种车辆方向盘气囊组件、其安装方法及车辆 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01278854A (ja) * | 1988-04-29 | 1989-11-09 | Mazda Motor Corp | 車両のエアバック装置 |
JPH01314646A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Mazda Motor Corp | 車両用エアバッグ装置 |
JPH0238275U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-14 | ||
JP2670318B2 (ja) * | 1988-11-11 | 1997-10-29 | 日本プラスト株式会社 | エアバッグ装置 |
JPH02144856U (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-07 | ||
JP2526844Y2 (ja) * | 1989-05-10 | 1997-02-26 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置のロアカバー |
JPH0645330B2 (ja) * | 1989-05-20 | 1994-06-15 | 日本プラスト株式会社 | エアバック装置付きステアリングホイール |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP1990034775U patent/JP2518713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124972U (ja) | 1991-12-18 |
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