JP2517985Y2 - 中仕切付き箱 - Google Patents

中仕切付き箱

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JP2517985Y2
JP2517985Y2 JP1987085415U JP8541587U JP2517985Y2 JP 2517985 Y2 JP2517985 Y2 JP 2517985Y2 JP 1987085415 U JP1987085415 U JP 1987085415U JP 8541587 U JP8541587 U JP 8541587U JP 2517985 Y2 JP2517985 Y2 JP 2517985Y2
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JP1987085415U
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JPS63194126U (ja
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博志 真多
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、箱の内部に仕切板を備えた中仕切付き箱
に関するものである。
[従来の技術] 従来、仕切板が箱と一体に形成されこの仕切板で箱の
内部を縦横に仕切った中仕切付き箱が知られている(例
えば、実公昭57-30257号公報)。
この種の中仕切付き箱に薬剤を収納したような場合に
は、その効能や使用法等を記載した説明書を同封する
が、従来はその説明書を入れるスペースが特別に用意さ
れておらず、箱の上部等に無理に押し込んでいるのが現
状である。このため施蓋作業や包装作業に支障を来た
し、また箱の損傷原因にもなっている。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、このような従来の問題点を解決するために
なされ、収納した薬剤等の説明書の収納スペースを内部
に設けた中仕切付き箱を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するための手段として、本考
案は、正面板1と、背面板2と、側面板3、4とが横に
連設され、側面板3の側縁には糊代3aが設けられ、前記
正面板1の上縁には糊付片5を介して第1の縦仕切板群
Iが連設され、この縦仕切板群Iには折り目6aに沿って
二つ折りする横仕切板6が連設され、この横仕切板6に
は第2の縦仕切板群IIが連設され、この第2の縦仕切板
群IIには隔壁板7が連設され、前記第1の縦仕切板群I
は一定の間隔をあけて波形の切り込みPを切設すること
により形成され、前記第2の縦仕切板群IIも一定の間隔
をあけて波形の切り込みQを切設することにより形成さ
れ、前記横仕切板6は前記折り目6aを挟んで第1の縦仕
切板群I側の端部に糊代6bが形成され、第2の縦仕切板
群II側の端部には糊代6cが形成され、前記隔壁板7は一
方の端部に糊代7aが形成され、他方の端部にはほぼ半円
形の切り込みRを形成した糊代7bが設けられ、前記正面
板1、背面板2、側面板3、4の下縁には箱の底部を形
成するための底フラップ8、9、10、11が連設され、更
に側面板3、4の上縁には蓋の内フラップ12、13が形成
され、背面板2の上縁には蓋の外フラップ14が形成され
て成り、 前記糊付片5を正面板1の上縁に沿って起立させ、前
記切り込みPで挟まれた部分を糊付片5及び横仕切板6
に対していずれも直角方向に折り曲げることにより、第
1の縦仕切板群Iに複数の縦仕切板が形成され、これと
同様に第2の縦仕切板群IIにも複数の縦仕切板が形成さ
れ、前記横仕切板6を折り目6aに沿って山折りすること
により、この横仕切板6を境にして第1の縦仕切板群I
と第2の縦仕切板群IIとを対称的に位置させ、横仕切板
6の糊代6b、6c及び隔壁板7の糊代7a、7bをそれぞれ直
角方向に折り曲げ、糊付片5を前記正面板1の内壁に貼
着し、側面板3の糊代3aを背面板2の内壁端部に貼着し
て箱体を形成すると共に、前記糊代6c、7aは側面板3の
内壁に、糊代6b、7bは側面板4の内壁にそれぞれ貼着す
ることで横仕切板6と隔壁板7を固定し、箱の内部を複
数区画に分けた仕切板が形成され、かつ隔壁板7と背面
板2との間に収納部21が形成されたことを要旨とするも
のである。
[実施例] 以下、図示の実施例によりこの考案を具体的に説明す
る。
第1図は、この考案の実施例を示す展開図であり、正
面板1と、背面板2と、側面板3、4とが横に連設さ
れ、側面板3の側縁には糊代3aが設けられている。前記
正面板1の上縁には、糊付片5を介して第1の縦仕切板
群Iが連設され、この第1の縦仕切板群には折り目6aに
沿って二つ折りする横仕切板6が連設され、この横仕切
板には第2の縦仕切板群IIが連設され、更にこの第2の
縦仕切板群には隔壁板7が連設されている。
前記第1の縦仕切板群Iは、一定の間隔をあけて波形
の切り込みPを切設することにより形成され、前記第2
の縦仕切板群IIもこれと同様に一定の間隔をあけて波形
の切り込みQを切設することにより形成されている。
前記横仕切板6は、前記折り目6aを挟んで第1の縦仕
切板群I側の端部に糊代6bが形成され、第2の縦仕切板
群II側の端部には糊代6cが形成されている。
前記隔壁板7は、一方の端部に糊代7aが形成され、他
方の端部にはほぼ半円形の切り込みRを形成した糊代7b
が設けられている。これら糊付片5から隔壁板7に至る
一連の構成部材は、一枚の紙片で一体的に形成すること
が可能である。
なお、8〜11は箱の底部を形成するための底フラップ
であり、12、13はいずれも蓋の内フラップ、14は蓋の外
フラップである。
上記のように構成された箱を組み立てるには、まず第
2図のように糊付片5を正面板1の上縁に沿って起立さ
せ、前記切り込みPで挟まれた部分を糊付片5及び横仕
切板6に対していずれも直角方向に折り曲げると4つの
縦仕切板Ia、Ib、Ic、Idが形成され、これと同じ要領で
第2の縦仕切板群IIも4つの縦仕切板IIa、IIb、IIc、I
Idを形成することができる。このとき、横仕切板6を折
り目6aに沿って山折りすると、この横仕切板6を境にし
て第1の縦仕切板群Iと第2の縦仕切板群IIとが対称的
に位置することになる。また、横仕切板6の糊代6b、6c
及び隔壁板7の糊代7a、7bは、図に示すようにそれぞれ
直角方向に折り曲げる。
次に、糊付片5を矢印方向に倒して正面板1の内壁に
貼着し、第3図に示すように側面板3の糊代3aを背面板
2の内壁端部に貼着して箱体を形成すると共に、糊代6c
と7aは側面板3の内壁に、糊代6bと7bは側面板4の内壁
中央部にそれぞれ貼着すると、横仕切板6と隔壁板7が
固定され、第4図に示すように箱の内部を10区画に分け
た仕切板が形成され、かつ隔壁板7と背面板2との間に
説明書20を収納するための収納部21が形成される。従っ
て、この収納部21を利用して説明書20を挿入することが
できる。
なお、仕切板の形状及び数は前記実施例のものに限定
されず、縦仕切板群も1組で実施する場合もあり、これ
らは収納物品に応じて適宜設計変更することが可能であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、隔壁板によ
って箱の内部に説明書の収納部を設けたので、説明書を
箱の内壁に沿ってすっきり収納することができ、施蓋作
業及び包装作業がしやすく、箱の損傷も未然に防止でき
る等の優れた効果を奏する。
また、隔壁板に連設される糊代がそれぞれ側板に貼着
されることにより、側板を起こした際に第2の縦仕切板
群が立ち上がり、隔壁板も固定される。更に、糊代は隔
壁板が背面板との間に空間を形成するように側板に貼着
するので、第1の縦仕切板群と第2の縦仕切板群とによ
り形成される収納空間を形成することができる。しか
も、隔壁板はこの隔壁板に連設される糊代が貼着される
ことによりしっかり固定される等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す展開図、第2図は、
箱を組み立てるときの仕切板等の折り曲げ状態を示す斜
視図、第3図は、箱を組み立てた状態での上部の斜視
図、第4図は、同じく要部の横断面図である。 1……正面板、2……背面板、3、4……側面板、5…
…糊付片、6……横仕切板、7……隔壁板、8〜11……
底フラップ、12、13……内フラップ、14……外フラッ
プ、20……説明書、21……収納部、I……第1の縦仕切
板群、II……第2の縦仕切板群、P、Q、R……切り込
み。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面板1と、背面板2と、側面板3、4と
    が横に連設され、側面板3の側縁には糊代3aが設けら
    れ、前記正面板1の上縁には糊付片5を介して第1の縦
    仕切板群Iが連設され、この縦仕切板群Iには折り目6a
    に沿って二つ折りする横仕切板6が連設され、この横仕
    切板6には第2の縦仕切板群IIが連設され、この第2の
    縦仕切板群IIには隔壁板7が連設され、前記第1の縦仕
    切板群Iは一定の間隔をあけて波形の切り込みPを切設
    することにより形成され、前記第2の縦仕切板群IIも一
    定の間隔をあけて波形の切り込みQを切設することによ
    り形成され、前記横仕切板6は前記折り目6aを挟んで第
    1の縦仕切板群I側の端部に糊代6bが形成され、第2の
    縦仕切板群II側の端部には糊代6cが形成され、前記隔壁
    板7は一方の端部に糊代7aが形成され、他方の端部には
    ほぼ半円形の切り込みRを形成した糊代7bが設けられ、
    前記正面板1、背面板2、側面板3、4の下縁には箱の
    底部を形成するための底フラップ8、9、10、11が連設
    され、更に側面板3、4の上縁には蓋の内フラップ12、
    13が形成され、背面板2の上縁には蓋の外フラップ14が
    形成されて成り、 前記糊付片5を正面板1の上縁に沿って起立させ、前記
    切り込みPで挟まれた部分を糊付片5及び横仕切板6に
    対していずれも直角方向に折り曲げることにより、第1
    の縦仕切板群Iに複数の縦仕切板が形成され、これと同
    様に第2の縦仕切板群IIにも複数の縦仕切板が形成さ
    れ、前記横仕切板6を折り目6aに沿って山折りすること
    により、この横仕切板6を境にして第1の縦仕切板群I
    と第2の縦仕切板群IIとを対称的に位置させ、横仕切板
    6の糊代6b、6c及び隔壁板7の糊代7a、7bをそれぞれ直
    角方向に折り曲げ、糊付片5を前記正面板1の内壁に貼
    着し、側面板3の糊代3aを背面板2の内壁端部に貼着し
    て箱体を形成すると共に、前記糊代6c、7aは側面板3の
    内壁に、糊代6b、7bは側面板4の内壁にそれぞれ貼着す
    ることで横仕切板6と隔壁板7を固定し、箱の内部を複
    数区画に分けた仕切板が形成され、かつ隔壁板7と背面
    板2との間に収納部21が形成されたことを特徴とする中
    仕切付き箱。
JP1987085415U 1987-05-30 1987-05-30 中仕切付き箱 Expired - Lifetime JP2517985Y2 (ja)

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JPS63194126U JPS63194126U (ja) 1988-12-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084514U (ja) * 1983-11-15 1985-06-11 朝日印刷紙器株式会社 異径瓶収納仕切付箱

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JPS63194126U (ja) 1988-12-14

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