JP2517966B2 - オ−トリズム装置 - Google Patents

オ−トリズム装置

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JP2517966B2 JP62133844A JP13384487A JP2517966B2 JP 2517966 B2 JP2517966 B2 JP 2517966B2 JP 62133844 A JP62133844 A JP 62133844A JP 13384487 A JP13384487 A JP 13384487A JP 2517966 B2 JP2517966 B2 JP 2517966B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、特に、連打音(例えばスネアロール)の
改善を図ったオートリズム装置に関する。
「従来の技術」 従来のオートリズム装置は、特公昭51−36062号公報
にも示されているように、全てのリズム音源の発音タイ
ミングがいずれもテンポクロックに基づいて制御される
ようになっている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、例えばスネアロールのような連打音を
テンポクロックに基づいて発生させると、テンポクロッ
クが変わる毎に連打間隔が変化することになり、極めて
不自然なリズム演奏となってしまう。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、自
然な感じの連打音を発生させることができるオートリズ
ム装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、第1のクロック発生手段と、リズムパタ
ーンデータを記憶した記憶手段と、第1のクロック発生
手段からのクロックにもとづいて前記記憶手段のリズム
パターンデータを読み出す読み出し手段と、前記第1の
クロック発生手段とは独立した周波数を設定する第2の
クロック発生手段と、連打演奏を指示する連打指示手段
と、読み出されたリズムパターンデータに従ってリズム
音を発生する楽音発生手段であって、連打指示があった
ときは第2のクロック発生手段からのクロックに基づい
て連打音を発生するものとを備えたことを特徴とする。
「作用」 この発明によれば、リズムパターンは第1のクロック
発生手段からのクロックに基づいて読み出され、連打音
は、第1のクロック発生手段とは別個に設けられた第2
のクロック発生手段からのクロックに基づいて発生され
る。このため、連打音が第1のクロック発生手段からの
クロックに応じて変わることがなく、より自然な感じの
連打音を発生させることが可能となる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説
明する。第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。この図において、符号10はリズム音のス
タート/ストップを指示するリズムスタートスイッチ、
11はテンポの基となるテンポクロックTCLを発生するテ
ンポクロック発振器、11aはテンポクロックTCLの周波数
(テンポ)を設定するためのヴォリューム、12はカウン
タ、13は操作パネル面に設けられたリズムセレクタ(リ
ズム選択操作子)、14はリズムパターンメモリである。
このリズムパターンメモリ14は、予め複数種類のリズム
パターンが記憶されており、これらのリズムパターンの
内の1つのがリズムセレクタ13によって選択され、この
選択されたリズムパターンを構成する“1"/“0"のデー
タ列がカウンタ12の出力に基づいて順次、繰り返し読み
出される。15は複数のリズム音源によって構成されるリ
ズム音発生回路であり、各リズム音源(スネアロール用
リズム音源を除く)が各々リズムパターンメモリ14の出
力(“1")によって駆動される。このリズム音発生回路
15内の各リズム音源の出力はミキシングされ、増幅器18
を介してスピーカ19へ供給される。16はスネアロール用
発振器、16aはスネアロール用発振器16の発振出力の周
波数を変更するためのヴォリューム、17はアンドゲート
である。リズムパターンメモリ14からスネアロール用音
源の駆動を指示する“1"信号が出力されると、アンドゲ
ート17が開状態となり、スネアロール用発振器16の出力
パルスが同アンドゲート17を介してリズム音発生回路15
へ供給させ、この信号に基づいてスネアロール用音源が
駆動される。
次に、上記の構成によるオートリズム装置の動作を説
明する。
リズム演奏を行う場合、操作者は、まず、リズムセレ
クタ13(第1図)によって、リズムの種類(ワルツ,マ
ンボ等)を選択し、次いでリズムスタートスイッチ10を
押す。リズムスタートスイッチ10が押されると、信号RS
Tが“0"信号となり、この“0"信号がカウンタ12,テンポ
クロック発振器11,スネアロール用発振器16の各リセッ
ト端子Rへ供給さる。これにより、上記各回路のリセッ
ト状態が解除される。テンポクロック発振器11,カウン
タ12のリセット状態が解除されると、以後、テンポクロ
ク発振器11からテンポクロックTCLが出力され、カウン
タ12がこのテンポクロックTCLをアップカウントする。
このカウンタ12のカウント出力の変化に応じて、リズム
パターンメモリ14からリズムパターンが読み出され、リ
ズム音発生回路15へ供給される。この結果、同回路15内
の各リズム音源が駆動され、同回路15からリズム音信号
が出力され、増幅器18を介してスピーカ19へ供給され
る。これによりスピーカ19からリズム音が発生する。
ところで、この実施例においては、テンポクロック発
振器11と別個に、スネアロール用発振器16を設け、リズ
ムパターンメモリ14からスネアロール用音源の駆動信号
が出力された時は、このスネアロール用発振器16の出力
信号をアンドゲート17を介してリズム音発生回路15内の
スネアロール用音源へ供給するようになっている。この
構成により、テンポクロックTCLの周波数がヴォリュー
ム11aの操作によって変更されても、スネアロールの連
打間隔は変化せず、したがって、従来のものより自然な
感じのスネアロール音を発生することが可能となる。
ところで、スネアロール音は、連打間隔がすこしずつ
変化する方が自然な感じとなる。すなわち、スネアロー
ル用発振器の出力パルスは、第2図(イ)に示すよう
に、周期が逐次変化することが望ましい。なお、第2図
(ロ)は同出力パルスの周波数の変化状態を示す。第3
図はこのようなパルス信号を出力するスネアロール用発
振器20の構成を示すブロック図である。この図におい
て、21は正のレベルで瞬時値が正弦波状に変化する信号
を発生する発振器、22はA/D(アナログ/ディジタル)
変換器、23は入力端Bのデータが入力端Aのデータより
大となった時“1"信号を出力する比較回路、24はシステ
ムクロックφをアップカウントするカウンタ、25はオア
ゲート、26は波形成形回路である。
このような構成において、カウンタ24がテンポクロッ
クφをアップカウントし、その出力がA/D変換器22に出
力に達すると、比較回路23から“1"信号が出力され、こ
の“1"信号がオアゲート25を介してカウンタ24のリセッ
ト端子Rへ供給され、カウンタ24がリセットされる。次
いで、再びカウンタ24がクロックφをアップカウント
し、そのカウント出力がA/D変換器22の出力に達する
と、カウンタ24がリセットされ、以下、この動作を繰り
返す。すなわち、比較回路23からは、カウンタ24のカウ
ント出力がA/D変換器22の出力に達する毎に、極めて幅
の狭いパルスが出力される。ここで、比較回路23の出力
パルスのパルス間隔(周期)はA/D変換器22の出力によ
って決まり、A/D変換器22の出力は非常にゆっくりした
速度で正弦波状に変化する。したがって、比較回路23の
出力パルスは第2図(イ)に示すように、周期がゆっく
りした速度で正弦波状に逐次変化するものとなる。そし
て、このパルスが、波形整経回路26によって一定のパル
ス幅の信号に整形され、スネアロール音源の駆動信号と
して出力される。この結果、非常に自然な感じのスネア
ロール音の連打音が得られるようになる。
なお、第2図,第3図の実施例においては、スネアロ
ール用発振器20の出力周波数を正弦波状に変化させるよ
うにしたが、三角波状,鋸歯状波状あるいはランダムに
変化させるようにしてもよく、要は出力周波数を時間的
に変化させればよいものである。
また、上記実施例では、この発明をスネアロール音に
対して適用した場合につき説明したが、スネアロール音
に限らず、連打演奏の対象となる他のリズム音源に対し
ても同様に実施できるものである。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、第1のクロ
ック発生手段と別個に第2のクロック発生手段を設け、
第2のクロック発生手段の出力に基づいて楽音発生手段
を駆動し連打音を発生させているので、連打音が第1の
クロック発生手段からのクロックに応じて変わることが
なく、より自然な感じの連打音を発生させることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図(イ),(ロ)は各々この発明の他の実施例を説
明するための波形図、第3図は同他の実施例の要部の構
成を示すブロック図である。 11……テンポクロック発振器、11a,16a……ヴォリュー
ム、14……リズムパターンメモリ、15……リズム音発生
回路、16,20……スネアロール用発振器。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロック発生手段と、
  2. 【請求項2】リズムパターンデータを記憶した記憶手段
    と、
  3. 【請求項3】第1のクロック発生手段からのクロックに
    もとづいて前記記憶手段のリズムパターンデータを読み
    出す読み出し手段と、
  4. 【請求項4】前記第1のクロック発生手段とは独立した
    周波数を設定する第2のクロック発生手段と、
  5. 【請求項5】連打演奏を指示する連打指示手段と、
  6. 【請求項6】読み出されたリズムパターンデータに従っ
    てリズム音を発生する楽音発生手段であって、連打指示
    があったときは第2のクロック発生手段からのクロック
    に基づいて連打音を発生するものとを備えたことを特徴
    とするオートリズム装置。
JP62133844A 1987-05-29 1987-05-29 オ−トリズム装置 Expired - Fee Related JP2517966B2 (ja)

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