JPH0314719Y2 - - Google Patents

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JPH0314719Y2
JPH0314719Y2 JP1984196493U JP19649384U JPH0314719Y2 JP H0314719 Y2 JPH0314719 Y2 JP H0314719Y2 JP 1984196493 U JP1984196493 U JP 1984196493U JP 19649384 U JP19649384 U JP 19649384U JP H0314719 Y2 JPH0314719 Y2 JP H0314719Y2
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rhythm
selection switch
signal
automatic
counter
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Description

【考案の詳細な説明】
[考案の分野] この考案は、自動リズム演奏装置に関し、特に
リズム選択スイツチを削減してローコスト化を図
つた自動リズム演奏装置に関する。 [考案の背景] 従来の自動リズム演奏装置においては、各リズ
ム種類に対応してリズム選択スイツチが設けられ
ている(例えば特開昭55−142393号)。すなわち
多数のスイツチが設けられており、これが自動リ
ズム演奏装置またはこの自動リズム演奏装置が適
用される電子楽器のコストを引き上げる1つの要
因となつていた。 [考案の目的] この考案の目的は、自動リズム演奏装置や電子
楽器をコストダウンするためにスイツチ数の削減
を図ることにある。 [考案の概要] このような自動リズム演奏装置や電子楽器にお
けるローコストモデル化の一環としてリズム選択
スイツチの数を削減することが考えられる。しか
し、リズム選択スイツチの数を1個にして、この
1個のスイツチでリズムを選択することを考えた
場合、スイツチの押し方と選択するリズム種類と
の間に何等の関係もないと非常に操作し難い。 そこで、この考案においては、例えばリズム選
択スイツチをタクトをタクトスイツチのようなも
ので構成し、かつその押下回数とリズムの拍子数
とを対応させることにより、選択操作をわかりや
すくしている。 [実施例の説明] 以下、図面によりこの考案の実施例を説明す
る。 第1図は、この考案の一実施例に係る自動リズ
ム演奏装置の電気回路構成を示す。同図におい
て、テンポ発振器11はリズムのテンポに対応す
るテンポクロツクTCLを発生するもので、その
発振周波数は図示しない可変抵抗器によつて可変
調節できるようになつている。テンポ発振器11
から出力されたテンポクロツクTCLはテンポカ
ウンタ12のクロツク端子CKに加えられる。 カウンタ12は、テンポ発振器11から加えら
れるテンポクロツクTCLによつて駆動され、例
えば1拍(4分音符)に対応する長さ(周期)で
変化する4ビツト12進のバイナリイ出力を発生す
る。このバイナリイ出力は、リズムパターンメモ
リ21に動的アドレス指定信号ADLとして加え
られる。さらに、このバイナリイ出力が変化した
ことを示す出力が発音タイミング信号KONとし
てアンド回路23の第1の入力端子に加えられ
る。 スイツチ回路14は、リズム選択スイツチ15
およびストツプスイツチ16の押下によつて発生
するレベル“1”の信号を論理的に微分するもの
で、各スイツチ15,16からの信号の立上り部
分でそれぞれシステムクロツクφの1周期τ(例
えば1μS)幅のリズム切換パルスRSPおよびリズ
ム停止パルスSTPを発生する。 このリズム切換パルスRSPは、テンポ発振器
11およびテンポカウンタ12の各リセツト端子
Rに同期信号として加えられるとともに、リズム
セレクトカウンタ17のクロツク端子CK、アン
ド回路18の第1の入力端子、ならびに遅延回路
19の入力端子に加えられる。また、リズム停止
パルスSTPは、セツト−リセツトフリツプフロ
ツプ(以下、FFという)20のリセツト端子R
に加えられる。 遅延回路19は、例えばデイレイドフリツプフ
ロツプ(D−FF)からなり、入力信号を上記シ
ステムクロツクφの1周期分の時間τだけ遅延さ
せる。この遅延出力は、FF20のセツト端子に
加えられる。 リズムの演奏が停止している状態においては、
FF20はリセツト状態にあり、このFF20のリ
セツト出力端子からアンド回路18の第2の入
力端子にリズム停止信号STS=“1”が加えられ
ている。この状態で、リズム選択スイツチ15が
押下されてスイツチ回路14がリズム選択パルス
RSPを発生すると、アンド回路18は第1およ
び第2双方の入力レベルが“1”となつて出力が
“1”となる。この出力“1”は、リズムセレク
トカウンタ17のリセツト端子Rに加えられる。
したがつて、リズムセレクトカウンタ17は、ク
ロツク端子CKとリセツト端子Rとが同時に“1”
となるが、リセツト優先でリセツトされる。この
後、時間τだけ遅れて遅延回路19からリズム選
択パルスRSP=“1”が出力され、FF20のセツ
ト端子Sに印加される。これにより、FF20が
セツトされ、そのセツト出力Qすなわちリズムラ
ン信号RRNが“1”に、そしてリセツト信号
すなわちリズム停止信号STSが“0”に切換わ
る。このリズムラン信号RRN=“1”はアンド回
路23の第2の入力端子に加えられる。これによ
り、アンド回路23が導通状態となつてテンポカ
ウンタ12からの発音タイミング信号KON=
“1”がエンベロープジエネレータ24に加えら
れる。 エンベロープジエネレータ24ではエンベロー
プ信号ENVを発生してエンベロープ付与回路2
5に加える。エンベロープ付与回路25では後述
する打楽器音源29から出力される打楽器音源信
号を開閉するとともにこの打楽器音源信号にエン
ベロープを付与し、リズム音を示す楽音信号とし
て出力する。 この楽音信号は、増幅器26を介してスピーカ
27に加えられ、リズム音として発音される。 なお、この場合は、1拍子のHC(ハイコンガ)
音であり、以下、この状態をメトロノームモード
という。 このメトロノームモードにおいて、リズム選択
スイツチ15がさらに押下され、スイツチ回路1
4がリズム選択パルスRSP=“1”を発生する
と、アンド回路18はリズム停止信号STS=
“0”により非導通状態となつているので、リズ
ムセレクトカウンタ17はクロツク信号CK=
“1”のみが加えられ、計数値出力を0から1に
進める。以後、カウン17はリズム選択スイツチ
15が押下される都度、計数値出力を歩進する。
この計数値出力は、リズム選択信号RSSとしてパ
ターンメモリ28に加えられる。なお、リズムセ
レクトカウンタ17は例えば2ビツトのバイナリ
イカウンタからなり、この実施例においてはカウ
ンタ17の計数値出力をリズム音の拍子に対応さ
せている。すなわち、リズム選択スイツチ15を
2回押下すれば2拍子のリズムが選択され、3回
で3拍子、4回で4拍子のリズムが選択される。
なお、リズム選択スイツチ15が5回以上押下さ
れたときは計数値を4のまま停止するようにして
もよく、または計数値0から計数を繰返すように
してもよい。 第1表にリズム選択スイツチ15の押下回数と
リズムセレクトカウンタ17の計数値出力すなわ
ちリズム選択信号RSSとの関係を示す。
【表】 リズムパターンメモリ28は各拍子のリズムに
対応するアドレスエリアにそれぞれの拍子のリズ
ムパターンを例えばそれぞれ2小節ずつ記憶する
リードオンリメモリ(ROM)で構成され、各リ
ズムパターンは、リズムセレクトカウンタ17か
らのリズム選択信号RSSを上位側ビツトとしテン
ポカウンタ12からの動的アドレス指定信号
ADLを下位側ビツトとする計6ビツトのバイナ
リイアドレス信号によつてアドレス指定され、そ
れぞれがBD(バスドラム)、HH(ハイハツト)お
よびHC(ハイコンガ)の発音タイミングを示す
3ビツトのリズムパターンパルスが読み出され
る。すなわち、リズムセレクトカウンタ17から
のリズム選択信号RSSによつて、選択された拍子
(リズム)に対応するアドレスエリアが指定され、
このエリアに記憶されているリズムパターンがテ
ンポカウンタ12から加えられる動的アドレス指
定信号ADLによつて読み出される。 上記バイナリイアドレス信号(RSS,ADL)
とリズムパターンメモリ28から読み出されるリ
ズムパターンパルスとの関係を上記第1表に併せ
て示す。 リズムパターンメモリ28から読み出されたリ
ズムパターンパルスは打楽器音源29に加えられ
る。 打楽器音源29は各種打楽器音に対応する複数
の音源回路を備えており、リズムパターンメモリ
28から読み出されたリズムパターンパルスに応
じて各音源回路を制御し、リズム音源信号を形成
する。このリズム音源信号は、前述のように、エ
ンベロープ付与回路25においてエンベロープを
付与されて楽音信号となり、この楽音信号は増幅
器19およびスピーカ20を介して音響として出
力される。 リズム演奏中(リズムリズムラン信号RRN=
“1”)にリズム停止スイツチがオン(押下)され
ると、スイツチ回路14からストツプパルス
STP=“1”が発生し、FF20のリセツト端子R
に加えられる。これにより、FF20がリセツト
されてリズムラン信号RRNが“0”となり、ア
ンド回路23が非導通となり、エンベロープジエ
ネレータ24の出力ENVが停止し、エンベロー
プ付与回路25が非導通状態を継続するため、リ
ズム音の発生は停止する。 [実施例の変形例] なお、この考案は上述の実施例に限定されるこ
となく適宜変形して実施することができる。例え
ば上記実施例においては、リズムはパターンがき
わめて単純な拍子リズムであつたが、リズム選択
スイツチ15の押下回数とリズム種類とを下記の
ように対応させてもよい。 1回 メトロノームモード 2回 マーチ 3回 ワルツ 4回 スローロツク この場合、パターンメモリは上記実施実施例よ
りもう少し複雑になり、かつ、音源数もTOM
(トムトム)、LB(ローボンゴ)、HB(ハイボン
ゴ)、SD(スネアドラム)、HCP(ハンドクラツ
プ)、……と適宜増やすようにする。また、カウ
ンタ12の出力変化の周期すなわちリズムパター
ンパルスの読出周期を例えば1/8、1/16また
は1/32音符の長さというようにより細かくすれ
ば、より変化のあるリズム音を発生させることも
可能である。 [考案の効果] 以上説明したようにこの考案によると、リズム
選択スイツチの数を削減するとともに、このリズ
ム選択スイツチの押下回数に対応する拍子のリズ
ムを選択するようにしているため、操作を困難化
することなく、装置のローコストモデル化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る自動リズム
演奏装置の構成を示すブロツク図である。 11……テンポ発振器、12……テンポカウン
タ、15……リズム選択スイツチ、17……リズ
ムセレクトカウンタ、28……リズムパターンメ
モリ、29……打楽器音源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数のリズムパターンを記憶しているリズム
    パターンメモリと、このリズムパターンメモリ
    から読み出されるリズムパターンパルスに基づ
    いて各種の打楽器音からなるリズム音信号を発
    生する打楽器音源と、自動演奏すべきリズム種
    類を選択するためのリズム選択スイツチとを具
    備する自動リズム演奏装置において、上記リズ
    ム選択スイツチの押下回数を計数する手段を設
    け、この計数手段の計数値出力により上記リズ
    ム選択スイツチの押下回数に対応する拍子数の
    リズムを上記リズムパターンメモリから選択し
    て読出すことを特徴とする自動リズム演奏装
    置。 2 前記リズム選択スイツチの押下回数と前記自
    動演奏すべきリズムパターンの拍子数とを一致
    させた実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動リズム演奏装置。 3 前記リズム選択スイツチを一個だけ有する実
    用新案登録請求の範囲第1または2項記載の自
    動リズム演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2869948B2 (ja) * 1989-11-24 1999-03-10 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の演奏制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659297A (en) * 1979-10-17 1981-05-22 Nippon Hamondo Kk Digital tempo setting device for automatic rhythm player

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