JP2517418B2 - 製麺装置 - Google Patents

製麺装置

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JP2517418B2
JP2517418B2 JP1343856A JP34385689A JP2517418B2 JP 2517418 B2 JP2517418 B2 JP 2517418B2 JP 1343856 A JP1343856 A JP 1343856A JP 34385689 A JP34385689 A JP 34385689A JP 2517418 B2 JP2517418 B2 JP 2517418B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば「うどん」あるいは「そば」などの
麺類の製麺量の制御手段に改良を施した製麺装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の製麺装置においては、例えば「大盛」
・「並盛」などのように1食分の製麺量を調整する場
合、穀粉と捏水の供給時間を予め一定にプログラムして
おき、穀粉と捏水との供給量をそれぞれ別々に変更する
ことにより行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の製麺装置における製
麺量のコントロールシステムでは、穀粉の供給量と捏水
の供給量とをそれぞれ別々に測定して、例えば「うど
ん」の場合には、それらの混合比率がおよそ10:4の割合
になるように調整しなければならず、調整に時間と手間
が要する。
この場合に、穀粉と捏水の供給量を実測しないで、実
際に製麺された麺の状態を確認しながら穀粉と捏水の供
給量をそれぞれ手動的な機械による調整にて行なうこと
も考えられるが、この混合比率を調整する間において穀
粉が大量に無駄になる。
また、例えば「大盛」などを設定する場合のように、
製麺量を大幅に増やすと、ミキサーの容量が一定のため
に、穀粉と捏水の供給量が異なるとミキサー内部で麺生
地の詰まりが発生し易いといった問題があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、1食分の製麺量を電気的な増減制御
により容易に変更調整可能にして、リモートコントロー
ルによる調整制御を行なうことができるようにした製麺
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明は、穀粉貯蔵
手段と、この穀粉貯蔵手段から供給された穀粉を捏水と
共に攪拌してソボロ状の麺生地に生成する混和手段と、
この混和手段に捏水を供給する給水手段と、前記穀粉と
捏水との供給量を1食分の単位毎に制御して製麺する製
麺制御手段とを備え、この製麺制御手段は、前記穀粉と
捏水との混合比率が常に適正に保たれるように両者の単
位時間当りの供給量を予め設定し、それぞれの供給量を
同調させて変化させてなる構成としたものである。
[作用] すなわち、本発明は、穀粉と捏水との混合比率が常に
適正に保たれるように両者の単位時間当りの供給量を予
め設定し、それぞれの供給量を同調させて変化させてな
るために、1食分毎の製麺量の増減調整を行なう際、穀
粉と捏水の供給時間を変化させても両者の適正な混合率
が変化しない。
しかも、1食分毎の製麺量の増減調整が電気的制御に
よって行なうことが可能になるために、従前のように、
穀粉と捏水の供給量を手動的な機械の調整によって別々
に調整することなく、1食分の製麺量の変更調整がリモ
ートコントロールにて自動的に行なえる。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に
説明する。
第2図は、本発明に係る製麺装置の全体構成を概略的
に示すもので、図中1は装置本体である。
この装置本体1の天板2上には、穀粉Aが貯蔵される
後述する穀粉貯蔵手段としての穀粉貯蔵庫10が載置さ
れ、この穀粉貯蔵庫10の下方に位置する前記装置本体1
内の上部には、混和手段としてのミキサー20が設置され
ている。
このミキサー20は、後述するように、前記装置本体1
の天板2の裏面に固定したブラケット3、4及び5間に
差し込み保持されて締付けネジ6を介して着脱可能に吊
支され、前記穀粉貯蔵庫10から定量供給された穀粉Aを
捏水Bと共に撹拌してソボロ状の麺生地に生成するよう
になっているものである。
また、図中30は前記ミキサー20の下方に設置された圧
延手段としての圧延機構である。
この圧延機構30は、第3図に示すように、例えば鉄ま
たはステンレス鋼等からなる硬質なローラ素材の表面に
イオン窒化処理を施してなる一対の圧延ローラ31、31か
らなり、対となる一方の圧延ローラ31の支軸31aは、前
記装置本体1に固定された固定支持枠7に軸支され、他
方の圧延ローラ32の支軸32aは、前記一方の圧延ローラ3
1に対し軸8を介して前後方向に傾倒回動可能な回動支
持枠9に軸支されている。
そして、前記他方の圧延ローラ32は、第3図2点破線
で示すように、回動支持枠9を後傾回動させることによ
り、前記互いのローラ31、32間の圧延部Pを開放可能に
なっている。
また、前記回動支持枠9の軸支点8は、この回動支持
枠9に軸支される他方の圧延ローラ32の軸支点32aより
も前記一方の圧延ローラ31に対し後方に位置するように
位相Xをずらしてあり、これによって、他方の圧延ロー
ラ32を自重により一方の圧延ローラ31側に常に接触する
方向に付勢してなる構成となっている。
なお、本実施例では、他方の圧延ローラ32を自重によ
り一方の圧延ローラ31側へ付勢しているが、自重でなく
バネ等の弾性により他方の圧延ローラ32を一方の圧延ロ
ーラ31側へ付勢するように構成することも可能である。
さらに、図中40は前記回動支持枠9を装置本体1側に
ロックするロックレバーである。このロックレバー40の
一端40aは、前記固定支持枠7に軸支されて上下方向に
回動可能になっているとともに、その他端40bには、調
整部材としての麺厚調整ダイアル41が螺合されている。
この麺厚調整ダイアル41は、その回動操作により、前
記ロックレバー40の軸方向に移動可能になっていて、こ
の麺厚調整ダイアル41の先端41aを前記回動支持枠9の
先端部の係止軸9aに係止させることにより、前記回動支
持枠9をロックしてなる一方、このロック状態で麺厚調
整ダイアル41を回動させることにより、前記回動支持枠
9の前後方向の傾倒回動範囲を調整可能に規制してい
る。
すなわち、前記一対の圧延ローラ31、32間には、前記
ミキサー20により生成されたソボロ状の麺生地が供給さ
れ、このソボロ状の麺生地を圧延して麺帯に形成するよ
うになっている。
一方、前記麺厚調整ダイアル41は、接触状態にある互
いのローラ31、32間の圧延部Pに、前記ミキサー20から
供給されたソボロ状の麺生地をある程度の量だけ堆積さ
せ、この状態で圧延する際、その負荷を受けて前記他方
の圧延ローラ32を一方の圧延ローラ31から離間するよう
に、前記回動支持枠9の後方への回動を一定の範囲許容
することにより、圧延部Pの隙間が一定に保たれるよう
にし、これによって、麺帯の厚さ調整を1個所で行ない
得ることを可能にしている。
また、図中51、52は前記一対の圧延ローラ31、32の下
流側にそれぞれ配置したステンレス素材の板材からなる
第1及び第2のスクレーパである。
これら各々のスクレーパ51、52は、スプリングまたは
板バネ等のバネ部材53、54の付勢力により、それらの先
端部51a、52aを前記各々の圧延ローラ31、32の表面に隙
間なく圧接させてなるとともに、その一方の先端部51a
は、前記圧延ローラ31、32間の圧延部P側に近接するよ
うに上流側の高い位置に配置され、かつその他方の先端
部52aは、それよりも下流側の低い位置に配置されて、
剥ぎ取りタイミングがずれるように互いに圧延中心軸に
対して左右非対称に配置されている。
すなわち、前記各々のスクレーパ51、52は、それらの
先端部51a、52aを互いに圧延中心軸に対して左右非対称
に配置することにより、圧延ローラ31、32の両表面に貼
り付いた状態で送出される麺帯を、まず、圧延部P側に
近接する第1のスクレーパ51の先端部51aで一方の圧延
ローラ31の表面から剥ぎ取る。
次いで、他方の圧延ローラ32側に貼り付いた麺帯を、
第2のスクレーパ52の先端部52aで剥ぎ取るようにタイ
ミングをずらせて交互に剥ぎ取ることにより、麺帯の剥
ぎ取りが安定して円滑に行なわれるようになっているも
のである。
すなわち、前記第1のスクレーパ51と第2のスクレー
パ52とを上下にずらせて配置することにより、一方のス
クレーパである第1のスクレーパ51の先端部51aを圧延
部Pに近接させることができるため、前記圧延ローラ3
1、32による引っ張り作用が発生する前に、一方の圧延
ローラ31からスクレーパ51の先端部51aによって麺帯を
剥がすことができ、両圧延ローラ31、32による麺帯の引
っ張り作用で発生する麺帯表面の荒れを防止することが
できる。
また、前記穀粉貯蔵庫10は、第4図から第6図に示す
ように、上端開口部が蓋板11aで施蓋される透明な円筒
状のホッパ部11と、このホッパ部11が仕切板12を介して
組付け支持される支持台部13と、この支持台部13内に組
付けた穀粉定量供給機構14とで分解組立可能に構成され
ている。
前記仕切板12は、前記ホッパ部11と支持台部13との間
に固定されて上層貯蔵部10aと下層貯蔵部10bとに仕切る
ことにより、上層貯蔵部10aに収納された穀粉Aの重量
が下層貯蔵部10bに加わって、その穀粉Aの密度が変化
するのを防止してなるもので、その外周部には、前記上
層貯蔵部10aに収納された穀粉Aを下層貯蔵部10bに落下
供給する複数個の開口部12a・・・設けられている。
この穀粉定量供給機構14は、前記支持台13の内底面に
摺動自在に配置される外周部に複数個(図示の実施例で
は例えば15個)の定容積を有する桝部15a・・・が円周
方向に等間隔を存して円弧状に切欠き形成された回転板
15と、この回転板15上に同期回転可能に組付け載置され
る外周部に前記各々の桝部15a・・・が間に存するよう
に回転指16a・・・を対応させて突設させた回転体16
と、この回転体16の頭部に同期回転可能に組付け載置さ
れかつ前記仕切板12を通して前記ホッパ部11の上層貯蔵
部10a側の内底面に臨む外周部に複数本(図示の実施例
では4本)の攪拌棒17aを有する攪拌体17とが順に組付
けられて分解可能になっている。
また、図中18は前記支持台部13の下部に設置した駆動
モータ18で、この駆動モータ18の駆動軸18aは、前記回
転体16に接続され、この回転体16を介して前記回転板15
及び攪拌体17を同期回転させるようになっている。
また、前記攪拌体17は、その回転により前記ホッパ部
11の上層貯蔵部10a内に収納された穀粉Aを攪拌して、
仕切板12の開口部12aに目詰まりすることなく、下層貯
蔵部10b内に落下させてなるとともに、この下層貯蔵部1
0b内に落下した穀粉Aは、前記回転板15上に堆積して各
々の桝部15a・・・に収容されるようになっている。
さらに、前記回転体16の外周部に突設した回転指16a
・・・は、下層貯蔵部10b内に落下して堆積した穀粉A
が回転板15上をスリップしないように攪拌するととも
に、空気抜きの役目を果たしている。
そして、この回転板15の各々の桝部15a・・・に目詰
り状態で収容された穀粉Aは、前記支持台部13の内底部
に開口した落下口13aに、回転板15の回転により各々の
桝部15aの一つが対応すると、その自重により桝部15aか
ら落下して排出され、前記ミキサー20内に供給されるも
のである。
この場合、前記ミキサー20への穀粉Aの供給量の調整
は、1個分の定容積の桝部15aに収容された穀粉Aの量
を単位量とし、回転板15を回転して落下口13aへ対応位
置させる桝部15aの数により設定できるものである。
したがって、回転板15の回転時間をタイマーにより設
定して、所定数の桝部15aを前記落下口13aに順次に対応
位置させ、所定量の穀粉Aをミキサー20へ供給すること
ができる。
また、他の方法としては、例えば回転板15の回動によ
る桝部15aの移動を検知センサ(図示せず)かにより検
知可能にし、回転板15の回転によって落下口13aに対応
位置する桝部15aの個数を設定することにより、所定量
の穀粉Aをミキサー20へ供給することができる。
図中19は前記支持台部13の内底部に開口した落下口13
aに対応する位置に配設した遮蔽板で、この遮蔽板19
は、回転板15の桝部15aの上面部に摺接させて、前記下
層貯蔵部10b内に堆積された穀粉Aが落下口13aから落下
するのを防止してなるものである。
一方、前記ミキサー20は、第7図に示すように、穀粉
Aの供給口21aを片側上部に有しかつ他側の下部に該ミ
キサーによって生成したソボロ状の麺生地を排出する排
出口21bを設けた円筒状のケース21と、このケース21内
の軸方向に挿通された回転軸22と、この回転軸22の軸周
に設けた複数枚の攪拌羽根23・・・と、この攪拌羽根23
・・・に隣接して前記供給口21aの対応位置に設けたス
パイラル部24と、前記回転軸22を図示しない駆動系によ
り回転駆動させる駆動プーリ25と、前記ケース21内に臨
ませて捏水Bを噴射供給するノズル部26とで構成され、
前記ノズル部26は、後述する給水装置90に接続されてい
る。
すなわち、このミキサー20の一端20aに相当するケー
ス21の一端部側は、前記装置本体1の天板2の裏面に固
定した第1の固定ブラケット3に軸受27を介して差し込
み保持されている一方、その他端20bに相当するケース2
1の他端部側は、第2の固定ブラケット4に締付けネジ
6を介して締め付け固定されるガイド孔5aを有する可動
ブラケット5に軸受28を介して差し込み保持されて、前
記装置本体1の天板2の裏面のデッドスペースに吊支状
態で取外し可能に取付けられている。
なお、図中60は前記圧延機構30により圧延された麺帯
を一対の切刃ローラ61、61間に供給して麺線に切断する
切断手段、70はこの切断手段60で切断形成された麺線を
コンベア71上に落下させて送出する送出手段、80はこの
送出手段70及び前記圧延機構30の圧延ローラ対31、32を
駆動する駆動モータ、90は前記ミキサー20に捏水Bを供
給する給水装置である。
この給水装置90は、水タンク91内に収容された捏水B
をポンプ92及びフローレギュレータ93を介して前記ミキ
サー20に供給するようになっている。
さらに、前記送出手段70は、ガイドフレーム72と、こ
のガイドフレーム72の長手方向である前後端部に対向さ
せて設けたポリアセタール樹脂等からなる合成樹脂製の
駆動スプロケット73及び従動スプロケット74と、この駆
動スプロケット73と前記従動スプロケット74との間に掛
け渡したコンベア71とによってユニット化され、前記コ
ンベア71を前記駆動スプロケット73に直接噛合させるこ
とにより動力伝達が行なわれるようになっている。
そして、このユニット化された送出手段70は、前記装
置本体1内に取外し可能に挿入されて、その駆動スプロ
ケット73を前記圧延機構30の圧延ローラ対31、32を駆動
する駆動モータ80で駆動する駆動スプロケット81に突当
て噛合するように組み込むことにより駆動させるように
なっている。
しかして、上記した本発明に係る製麺装置において1
食分の製麺量を調整するには、第1図に示すようなリモ
ートコントロールパネル100を用いて行なわれる。
この場合において、前記穀粉貯蔵庫10の穀粉定量供給
機構14の駆動モータ18を選択して、単位時間当りの穀粉
Aの供給量が一定となるように、例えば5秒間で約100g
の穀粉Aが排出されるようにしてなる一方、給水装置90
のフローレギュレータ93の流量を、単位時間当りの捏水
Bの供給量が一定となるように、例えば5秒間で約40cc
の捏水Bが給水されるようにすることにより、前記穀粉
Aと捏水Bとの混合比率が常に適正に保たれるように両
者の単位時間当りの供給量を予め設定する。
そして、このような穀粉Aと捏水Bの設定条件におい
て製麺量を調整制御するには、第8図から第9図に示す
フローチャートにしたがって行なわれる。
すなわち、穀粉Aと捏水Bの排出時間を設定する場合
には、第8図に示すように、まず、ST1で前記リモート
コントロールパネル100の操作部101の「粉量設定」ボタ
ン101Aを押すと、粉排出時間を2桁でLED表示する表示
器102が点滅し、排出時間の設定モードになり、ST2に移
行する。
このST2で、前記操作部101の盛付けキーである「大
盛」ボタン101Bまたは「並」ボタン101Cのいずれかに選
択された状態であるかを判定し、「大盛」ボタン101Bが
選択されている場合は、ST3で「+」ボタン101Dを押す
と、ST4で「大盛排出時間」に+1して記憶されて、表
示器102に表示され、ST1の前に移行する。
このとき、ST3で「−」ボタン101Eを押すと(ST5)、
ST6で「大盛排出時間」に−1して記憶されて表示器102
に表示される。
また、ST2で「並」ボタン101Cが選択されていると判
定すると、ST7へ移行して、このST7で「+」ボタン101D
を押すと、ST8で「並盛排出時間」に+1して記憶され
て、表示器102に表示され、さらにまた、ST9で「−」ボ
タン101Eを押すと、ST10で「並盛排出時間」に−1して
記憶されて、表示器102に表示され、このような「+」
または「−」ボタンの操作によって、粉排出時間を変更
することができるようになっている。
このように、穀粉Aの排出時間の設定が行なわれて、
穀粉Aの供給量が設定されると、その割合に応じて捏水
Bの排出時間の設定もなされ、穀粉Aと捏水Bの混合比
率が常に適正に保たれるように、それぞれの供給量が同
調して変化するように構成されて自動的に設定される。
一方、製麺予約数を設定する場合には、ST1で前記操
作部101の「予約」ボタン101Fを押して「予約数設定モ
ード」にした後、第9図に示すように、ST11で「+」ボ
タン101Dを押すと、ST12で「製麺予約数」を+1して記
憶されて、前記表示器102に予約数が表示され、ST1の前
に移行する。
このとき、ST11で「−」ボタン101Eを押すと(ST1
3)、ST14で「製麺予約数」を−1して記憶されて、前
記表示器102に予約数が表示され、このような「+」ま
たは「−」ボタンの操作によって、製麺予約数を変更す
ることができるようになっている。
このようにして、穀粉Aと捏水Bの排出時間及び製麺
予約数を設定した後、ST15で前記操作部100の「スター
ト」キー101Gを押すと、第10図に示すように、ST16で
「製麺予約数」の確認、ST17で「盛付け」の確認を行な
い、「大盛」に設定されている場合には、ST18でミキサ
ー20の駆動機構、粉ホッパー(穀粉貯蔵庫10の穀粉定量
供給機構14)の駆動機構18及び給水装置90のポンプ91を
それぞれONし、かつ「大盛排出時間」のメモリを呼び出
して、その排出時間をカウントすることにより1食分の
麺生地の製麺が行なわれる。
ST19で排出時間がタイムアップ、すなわち1食分の麺
生地の製麺が終了すると、ST20で前記粉ホッパーの駆動
機構18及びポンプ90をOFFし、次いでST21で圧延ローラ
対31、32の駆動機構80をONした後、ST22でミキサー20の
駆動機構をOFFする。
そして、前記圧延ローラ対31、32により麺生地を麺帯
に形成した後、ST23でこの圧延ローラ対31、32の駆動機
構80をOFFし、かつ「製麺予約数」を−1して記憶し、
その残りの予約数を表示器102に表示するとともに、ST2
4で「製麺予約数」の有無を検出し、これによって、1
食分の製麺を予約数に応じて繰返し行なう。
また、ST17で「並」に設定されていた場合は、ST25で
同様にしてミキサー20の駆動機構、粉ホッパー(穀粉貯
蔵庫10の穀粉定量供給機構14)の駆動機構18及び給水装
置90のポンプ91をそれぞれONし、かつ「大盛排出時間」
のメモリを呼び出して、その排出時間をカウントするこ
とにより1食分の麺生地の製麺が行なわれる。
ST26で排出時間がタイムアップ、すなわち1食分の麺
生地の製麺が終了すると、ST27で前記粉ホッパーの駆動
機構18及びポンプ90をOFFし、次いでST28で圧延ローラ
対31、32の駆動機構80をONした後、ST29でミキサー20の
駆動機構をOFFする。
そして、前記圧延ローラ対31、32により麺生地を麺帯
に形成した後、ST30でこの圧延ローラ対31、32の駆動機
構80をOFFし、かつ「製麺予約数」を−1して記憶し、
その残りの予約数を表示器102に表示するとともに、ST3
1で「製麺予約数」の有無を検出し、これによって、
「並盛」の製麺が1食分毎予約数に応じて繰返し行なれ
るようになっているものである。
この場合、穀粉Aの供給量を減らすと、生成される麺
生地の量も少なくなって、圧延ローラ対で圧延形成され
る麺帯の長さが短くなるために、この穀粉Aの供給量に
応じて圧延ローラ対の回転時間を自動的に変更制御する
ようにすれば、連続製麺時間の短縮化が可能になる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は、穀粉と捏
水との混合比率が常に適正に保たれるように両者の単位
時間当りの供給量を予め設定し、それぞれの供給量を同
調させて変化させてなることから、1食分毎の製麺量の
増減調整を行なう際、穀粉と捏水の供給時間を変化させ
ても両者の適正な混合率が変化しない。
しかも、1食分毎の製麺量の増減調整が電気的制御に
よって行なうことができるために、従前のように、穀粉
と捏水の供給量を手動的な機械の調整によって別々に調
整することなく、1食分の製麺量の変更調整をリモート
コントロールにて自動的に行なうことができる。
また、これによってミキサーに供給される穀粉と捏水
の供給量が常に一定のために、ミキシング状態を安定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製麺装置における製麺量をコント
ロールする用いられるリモートコントロールパネルの説
明図、 第2図は同じく製麺装置の全体構成を示す概略的断面
図、 第3図は同じく製麺装置に組み込まれた圧延機構の概略
的に拡大断面図、 第4図は同じく穀粉貯蔵庫の拡大断面図、 第5図は第4図IV−IV線における横断面図、 第6図は同じく穀粉貯蔵庫の分解斜視図、 第7図は同じくミキサーの取付状態を示す拡大断面図、 第8図から第10図は穀粉と捏水の供給による製麺量の設
定及び製麺制御状態を示すフローチャート である。 1……装置本体、 10……穀粉貯蔵手段(穀粉貯蔵庫)、 14…穀粉定量供給機構、 20……混和手段(ミキサー)、 90……給水装置、 91……ポンプ、 93……フローレギュレータ、 100……リモートコントロールパネル、 A……粉体(穀粉)、B……捏水。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粉貯蔵手段と、この穀粉貯蔵手段から供
    給された穀粉を捏水と共に攪拌してソボロ状の麺生地に
    生成する混和手段と、この混和手段に捏水を供給する給
    水手段と、前記穀粉と捏水との供給量を1食分の単位毎
    に制御して製麺する製麺制御手段とを備え、 この製麺制御手段は、前記穀粉と捏水との混合比率が常
    に適正に保たれるように両者の単位時間当りの供給量を
    予め設定し、それぞれの供給量を同調させて変化させる
    ことを特徴とする製麺装置。
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