JPH1146667A - 製麺装置 - Google Patents

製麺装置

Info

Publication number
JPH1146667A
JPH1146667A JP9224378A JP22437897A JPH1146667A JP H1146667 A JPH1146667 A JP H1146667A JP 9224378 A JP9224378 A JP 9224378A JP 22437897 A JP22437897 A JP 22437897A JP H1146667 A JPH1146667 A JP H1146667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodle
rolling
cutting
dough
soboro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9224378A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Kikuchi
勝市 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUDA KOKI KK
Original Assignee
YASUDA KOKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YASUDA KOKI KK filed Critical YASUDA KOKI KK
Priority to JP9224378A priority Critical patent/JPH1146667A/ja
Publication of JPH1146667A publication Critical patent/JPH1146667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二段圧延ローラ式で高品質で連続生産が能率
よく生成できる麺製造装置を提供する。 【解決手段】 ミキサー13で混和されたソボロが貯蔵
室20に貯えられる貯蔵室のソボロ落下側に静電容量式
のソボロセンサ41を設けて、ソボロが一定量常に貯蔵
されるようにする。上下圧延ローラ26で生成された麺
線端を検出する麺検出センサ53の信号で切断切刃43
を回転して一食分の麺を生成する。以後はタイマの働き
で連続して一食分の麺を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はうどん・そば等の麺
を製造する装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】市販されている製麺装置は圧延ローラが
一段式と二段式とがある。一段式のものはホッパに投入
された穀物粉を捏水とともにミキサー等の混和送出手段
から圧延ローラに送り込み麺帯に生成したあと下流側に
設けた麺線切断ローラで麺線に切断する。麺線を定長と
するために第1の手法は圧延ローラと麺線切断ローラの
間に麺帯切刃を配して所定間隔に麺帯を切断することに
より麺線を一食分の長さとしていた。また第2の手法は
麺線切断ローラからの麺線を受け機外に送出するコンベ
ア上で麺線を定期的に切断して一食分の長さとしてい
た。
【0003】圧延ローラが一段のものは、そば麺の生成
においてそば粉の多いものでは麺帯が切れやすく麺線の
生成が困難である。また麺になる麺帯の生成のためにソ
ボロから麺帯への急激に圧縮率を大きくするとグルテン
が破壊され品質が低下される。さらに空気が抜けず残留
するので捏和不十分により品質が損なわれるという問題
があった。このためこれらの問題に対処するため二段式
の圧延ローラ付製麺装置が市販されるようになった。
【0004】市販されている二段式圧延ローラの製麺装
置は一部断面の正面説明図の図1に示すような構成のも
のである。即ち装置本体1の天板1aにホッパ2が取り
付けられている。このホッパ2にはフィーダ5が内蔵さ
れている。フィーダ5は底中心に設定されたブラケット
に回転軸3が鉛直に回転可能に支持されており、回転軸
3の突出部にはホッパ内周との間で環状の空間をつくる
ための垂れ部4bを有する皿状板4が取り付けられてい
る。この垂れ部4bの外周には等間隔にピン6が放射状
に植設されている。さらに回転軸の突出部上端には外周
寄りに粉排出用の穴7aを穿設しホッパ内径より僅かに
小径の円板7が固定されている。またホッパ2の底面に
は案内筒9に開口する放出口が設けられている。そして
回転軸3は天板下面に取り付けられたモータ8によって
回転される。したがってモータ8で円板7,皿状板4が
回転されると、円板の上に溜められた小麦粉,そば粉等
の穀物粉は穴7aから皿状板の垂れ部4bとホッパ壁と
の間の空間に落下し、ピン6で誘導されて底面の開口よ
り案内筒9へと運ばされる。
【0005】装置本体1の上棚1bにはモータ11から
ベルトで回転される羽根車12を内蔵するミキサ13が
水平に設けられている。ミキサ13はハンドル部材10
を操作することによって取外し清掃が可能である。ミキ
サには元側上面に案内筒9の下位置に穀物粉を受け入れ
る受入口13aが穿設され、また先端下面に混和された
ソボロ状の麺生地の排出口13bが開口されている。
【0006】この排出口13bの下位置には上下二段に
各一対の圧延ローラ14a,14b,15a,15bが
ミキサ13と直交するように水平に配置されている。こ
の上の圧延ローラの一方14b、下の圧延ローラの一方
15bはブラケットにより一定位置で回転可能に軸承さ
れている。上の圧延ローラの他方14a、下の圧延ロー
ラの他方15aはそれぞれ水平移動可能なブラケット1
6,17に回転可能に軸承されている。
【0007】そして圧延ローラ14a,15aを14
b,15bに接する方向にブラケット16,17を付勢
するばねが設けられているとともに、ブラケット16,
17を逆方向の引き離す方向に移動させるつまみ付調整
ねじ18,19が装置本体1のフレームに螺設されてい
る。上の圧延ローラ14a,14bとミキサ13の排出
口13bとの間にはステンレス材でなり案内筒20aと
仕切板20cで仕切られたソボロ状の麺生地貯蔵室20
bが設けられている。
【0008】また圧延ローラ14a,14bと平行な軸
21に鎌状板先端が圧延ローラ14a,14bの間に位
置することができる押込み杵22が回動可能に固定せら
れていて、そして軸21に固定のレバー23先端のカム
フオロアが図示しないモータで回転されるカム24によ
って常時ばねで圧接されカムによって押込み杵22が揺
動される。従ってミキサ13から排出され貯蔵室20に
溜められたソボロ状麺生地は押込み杵22の揺動によっ
て万遍に圧延ローラ14a,14bの隙間に押し込まれ
る。
【0009】下の圧延ローラ15a,15bの下位置に
麺帯Wから麺線に切断形成する筋ローラでなる一対の麺
線ローラ26が配置されている。麺線ローラ26は図示
しない軸端の互いに噛み合う動歯数の歯車が図示しない
モータで互いに反対方向に回転されることによって、圧
延ローラ15a,15bの隙間で形成された厚みの麺帯
を麺線ローラ26の切刃の筋間隔で決まる巾により所望
の麺の太さとされる。更に麺線ローラ26の下には生成
された麺を機外に搬出する図示しないモータで駆動され
るコンベア27が設置されている。なお圧延ローラ14
a,14b;15a,15bの直下には一端をそれぞれ
のローラ表面にばね力により接触状態に置かれる各一対
のスクレーパー28,29が併設されている。装置本体
1の下部には捏水用のタンク31が設置されており、捏
水ポンプ32,可変絞り弁33,開閉弁34を介在する
流路36がミキサ13の羽根車12の後端に取り付けら
れたロータリージョイント74に接合され羽根車の中心
に設けられた穴75を通り穀物粉受入口13a近くから
吐出し給水するようになっている。このように構成され
た圧延ローラが上下二段に配置された二段式のものでは
ホッパーに一食分の穀物粉を投入して一食分毎に麺を生
成していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】圧延ローラを上下に配
することによって麺品質の向上とそば粉の多いそば麺の
生成が可能となる効果を有するものの、市販されている
装置は麺帯切断手段を有せず、穀物粉を一食分ずつ定量
排出してミキサ13に投入し一食分ごとの麺を生産して
いるため生産能率が悪いという問題があった。このため
生産能率を上げる必要から麺の連続生産が必要となり、
麺帯を連続して送り出すことが必須になる。そして麺帯
が連続すると麺生地を圧延する工程において上下の圧延
ローラ間で張り具合が一定し難く、張りすぎると途中で
切断し、たるむと麺がくっつくという問題があった。
【0011】麺帯の張り具合の調整には圧延ローラ間に
麺帯のたるみを設け、センサでたるみ具合を検出し送ら
れる側の圧延ローラの回転数を調整し張り具合を一定に
保つ方法があるが、その分構成が複雑になりコスト高と
なり、尚、かつ装置が大きくなる問題がある。さらに連
続して製麺する場合にミキサでの麺生地製造量と圧延ロ
ーラでの麺帯圧延量のバランス調整を麺生地の製造を調
整することにより行うが、その調整を透明プラスチック
で作られた貯蔵室内のソボロの麺生地の増減を光式セン
サで検出しようとすると貯蔵室壁面の汚れにより誤動作
を起こす不都合がある。
【0012】本発明は従来の技術の有する問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところは麺の品質を落
とすことなくコストの上昇を抑えて連続生産を可能とし
て製造時間の短縮ができて効率の良い麺製造装置を提供
しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、装置本体と、該装置の上部に配置された
穀物粉受け入れ部材と、該穀物粉受け入れ部材から供給
された穀物粉を捏水とともに攪拌してソボロ状の麺生地
に生成送出する羽根車式の混和送出手段と、該混和送出
手段から送出されたソボロ状の麺生地を貯める貯蔵室
と、該貯蔵室の下側で上下二段に配置され麺生地を圧延
することにより麺帯にするローラ間隙間調整可能な各一
対の圧延ローラでなる圧延手段と、前記貯蔵室に貯めた
麺生地を前記圧延手段へ均一に押し込む押し込み手段
と、前記圧延手段の下側に設けられ圧延された麺を麺線
に切断する一対の切刃ローラでなる麺線切断手段と、該
麺線切断手段で切断された麺線を送り出す送出手段を具
備する製麺装置において、前記上下に配置した圧延手段
の中間に配置され麺帯を切断する麺帯切断手段と、麺線
の先端を検出する麺検出センサと、麺検出センサの検知
信号にもとづき前記麺帯切断手段を作動させる駆動手段
と、麺線が定寸に切断されるように前記駆動手段を制御
する信号発生部材と、該信号発生部材の信号を受けて設
定時間後に前記駆動手段を作動させるタイマとを併設し
てなり、麺帯が切断されたとき切断口が僅かに開くよう
麺帯に張力を発生させるよう圧延ローラの隙間を調整す
るものである。
【0014】上下二段の圧延ローラで張り勝手に生成さ
れた麺帯がその中間位置で近接スイッチ又はタイマの信
号によって作動される麺帯切断切刃によって切断される
ので麺帯が途中で切断され、麺帯の切り口がくっつくと
いう現象がなくなった。また二段圧延ローラによる高い
品質の麺の連続生産が可能となり、能率的な製麺が可能
となった。
【0015】貯蔵室には混和送出手段の羽根車の回転に
よるソボロ状の麺生地落下側側面に羽根車と直交する方
向に設けられた静電容量型センサと、該静電容量型セン
サによる麺生地を検出した出力により一定時間後に前記
混和送出手段の駆動を停止する制御手段を併設してな
り、貯蔵室に麺生地を所定範囲内で貯蔵するようになし
たものである。貯蔵室内の麺生地の貯蔵量が安定して保
持され麺の連続生産に支障を期することなく順調に生産
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】捏水供給部材を省略しホッパ,ミ
キサー部を断面で示し、麺体,麺線製造部位を開放して
位置関係を重点的に示した側面説明図の図2、駆動系路
を一部省略した正面説明図を示す図3、圧延ローラ,麺
線ローラ,定寸切刃の駆動系路を示す図4にもとづき説
明する。
【0017】図1と同じ部品は同符号を付し説明を省略
する。透明材でなるソボロ貯蔵室20はミキサ13の羽
根車12の回転による麺生地のソボロの落下側側面、即
ち図3においては矢印のように羽根車12は反時計方向
に回転されるので図の左側位置にミキサ13の軸と直角
方向麺生地量検出センサ41(ソボロセンサと称す)が
設けられている。したがってソボロセンサ41の前面に
空間が形成されない。このソボロセンサ41はソボロ貯
蔵室20の透明板の汚れによって検出能力に差が出ない
ように静電容量形近接スイッチが採用される。
【0018】上の圧延ローラ14a,14bと下の圧延
ローラ15a,15bとの間にはガイドローラ42が回
転可能に装置本体1のフレームに水平に軸承されてい
る。そして上・下の圧延ローラで圧延されて降下する麺
帯を挟んで麺帯定寸用の切断切刃43がガイドローラ4
2に接する位置で回転可能に水平に軸承されている。お
な切断切刃43は水平移動してもよい。
【0019】切断切刃43の軸には歯車44がねじ止め
されておりガイドローラ42の軸端の同歯数の歯車と噛
合されていて、ガイドローラ42と切断切刃43とは互
いに逆方向に回転される。また切断切刃43の軸端には
スプロケット46がキー着され本体1の台板に設けられ
た減速機付モータ47の出力軸のスプロケット48とチ
エン49によって回転が伝達される。スプロケット48
の端面にはフィーラ51が出力軸と直角方向に突設され
ていて、モータ取付板に設けた近接スイッチ52によっ
て切断切刃43の角度位置が検出されモータ47の停止
用の信号が出力されるようになっている。一対の切刃ロ
ーラ26の下位置には切刃ローラ26で筋状に切断され
た麺線の先端位置を検出するための光電反射式の麺検出
センサ53が設けられ麺線の送出側に配置されている。
【0020】上の圧延ローラ14bの軸には歯車及びス
プロケット56がキー着されており、この歯車は圧延ロ
ーラ14aの軸端にキー着の同歯数の歯車57と噛合し
ている。下の圧延ローラ15bの軸には歯車とスプロケ
ット56の約半分の歯数スプロケット58がキー着され
ており、この歯車は圧延ローラ15aの軸端にキー着の
同歯数の歯車59と噛合されている。そしてスプロケッ
ト56,58は減速機付モータ61の出力軸が減速機7
2を介してスプロケット62とチエンによって連結され
ている。従って下の圧延ローラは上の圧延ローラに対し
て約倍の速度で回転される。
【0021】圧延ローラ14a,15aはそれぞれ相対
する圧延ローラ14b,15bとの隙間を調整設定する
ために圧延ローラの両端を軸承するブラケットは水平移
動可能に設けられている。つまみ付調整ねじ18,19
にはそれぞれスプロケット63,64が取り付けられて
おり、他方のブラケットの調整ねじにはつまみに替えス
プロケット66,67が取り付けられていて、スプロケ
ット63と66、64と67にはそれぞれチエン68,
69で同時に同量回転するように連結されている。なお
スプロケット63,64,66,67を一本のチエンで
連結し、一個のつまみ付調整ねじで上下の圧延ローラの
それぞれの隙間を調整することも自由である。この場合
はつまみ付調整ねじ18,19のねじピッチを上・下の
圧延ローラの隙間を考慮して決める必要がある。
【0022】切刃ローラ26,26には歯端の同歯数の
歯車71a,71aが噛合っており減速機付モータ61
の出力軸が減速機72を介して歯車73と噛合ってい
る。ソボロセンサ41,麺帯先端を検出する麺検出セン
サ53,近接スイッチ52のそれぞれの出力信号は図示
しない制御装置に入力され内蔵されたタイマとによって
ミキサ13,駆動モータ11,押し込み手段揺動用モー
タ,切断切刃駆動用モータ47,フィーダ5,駆動用モ
ータ,切刃ローラ駆動モータ等を関連制御する。
【0023】このように構成された本発明の作用を説明
する。先ず麺の巾に合った切刃ローラ26を必要により
取り換える。次に所要の麺の厚みになるように下の圧延
ローラ15a,15bの隙間をつまみ付調整ねじ19を
操作して決める。上下の圧延ローラ14a,14b間に
おいて麺帯の張りによる麺帯のたるみ及び引張を解消す
るために、若干張り勝手になるように調整する。即ち下
の圧延ローラ15a,15b間の間隔は麺の厚さに決定
されているので、上の圧延ローラ15a,15bの間の
間隔を調整する。例えば下の圧延ローラ15a,15b
の間隔を0.5としたとき、上の圧延ローラ14a,1
5bの間隔を0.98とすることにより麺帯の送り出さ
れる速度が変わり、若干の張り勝手となる。麺線の長さ
に合わせて切断切刃43の作動タイミングをタイマを調
整して決める。このように準備が整うとホッパ2に穀物
粉を投入する。
【0024】次に麺製造工程を図5のフローチャートに
もとづき説明する。ステップS1においてモータ11を
駆動してミキサ13,押込み杵22を作動させる。ステ
ップS2においてフィーダ5のモータ8捏水ポンプ32
を駆動する。フィーダのモータ8の回転で穀物粉は底の
落下口より案内筒9を経てミキサ13内に投入される管
路36より供給される捏水が加えられて羽根車12によ
ってゾホロに生成され排出口13bよりソボロ貯蔵室2
0に貯えられる。
【0027】ステップS3において、ソボロセンサ41
がONかどうかが判断されNOであれば引続きステップ
S2が実行される。YESであればステップS4におい
て制御装置内のタイマを作動させステップS5において
設定時間後フィーダ捏水ポンプを停止させる。またYE
SであればステップS6においてモータが駆動され上・
下の圧延ローラ14a,14b;15a,15b、及び
切刃ローラ26を作動する。既に押込み杵22が揺動さ
れているので貯蔵室に貯められたソボロが一様に圧延ロ
ーラ14a,14b間に押し込められる。
【0028】上の圧延ローラ14a,14bにより空気
が抜かれて麺帯Wに生成され下の圧延ローラ15a,1
5bによって約半分の厚みの麺帯に延伸される。この麺
帯は切刃ローラの回転で細い麺線に切断される。ソボロ
貯蔵室20に貯えられたソボロが押込み杵22により順
次押し込まれていき貯蔵量が少なくなるとステップS3
ではNOかYESかを常時判断しているのでNOと判断
されるとステップS2に移行してソボロの生成が再開さ
れ貯蔵室20に貯えられる。
【0029】ステップS7において麺線先端を光電式の
麺検出センサ53が検出してYESとなると、ステップ
S8に移行してモータ47が駆動され、チエン49によ
りガイドローラ42、切断切刃43が一回転されて麺帯
Wが切断れる。先の麺帯厚みの調整において上下の圧延
ローラ間の麺帯は張り勝手となっているので、麺帯の切
断によって一瞬にして切断部は上下に開き、切断口での
接着はさけられる。
【0030】ステップS9においてモータ47は近接ス
イッチ52がスプロケット48側面のフィーラ51を検
出したとき停止され、切断切刃43は下方に向けて停止
される。切断された麺帯Wは切刃ローラ26で細い麺線
にされコンベア27上に載置されて送り出される。
【0031】ステップS10において近接スイッチ52
の信号により制御装置内のタイマが作動する。タイマは
一食分の麺線が出来る時間に設定されているので、タイ
マアップでステップS8に移行し引続き一食分の麺が生
成される。またステップS6のあとステップS11にお
いて運転停止指令が有りかが判断れNOであればステッ
プS6以下が繰り返される。
【0032】YESであればステップS12において運
転が停止される。さらにステップS7においてNOであ
ればステップS13においてタイマが作動する。ステッ
プS14において設定時間内に麺検出センサ53よりの
信号がONかが判断され、NOの場合はステップS12
に移行して運転が停止される。YESの場合はタイマが
リセットされステップS7に移行される。
【0033】
【発明の効果】上述のように構成したので請求項1の発
明は圧延ローラを上下二段に有する良質の麺が生成しう
る特徴を加えて、連続した生産により製麺時間を短縮す
ることができる。また装置を複雑化することなくコスト
の上昇を低く抑えることができる。
【0034】請求項2の発明は請求項1の効果に加え
て、静電容量形近接スイッチのソボロセンサにより貯蔵
室壁面の汚れに左右されない検出ができる。また羽根車
の回転によるソボロの落下側側面に設けたのでセンサと
ソボロとの間に空間ができ充分ソボロが貯えられたにか
かわらず信号が出ないという不安定な現象が起こらず、
確実にソボロ量を検出でき貯蔵室には安定してソボロが
貯えられるので順調な運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の二段圧延ローラ式製面機の要部断面説
明正面図である。
【図2】本発明の二段圧延ローラ式製面機の要部断面説
明側面図である。
【図3】本発明の二段圧延ローラ式製面機のカバーを外
した説明正面図である。
【図4】圧延ローラ,切断切刃,切刃ローラ,コンベア
並びにその駆動系路を示す説明図である。
【図5】製麺行程を示す流れを示す図である。
【符号の説明】
2 ホッパ 13 ミキサー 14a,14b,15a,15b 圧延ローラ 20b 貯蔵室 22 押込み杵 26 切刃ローラ 27 コンベア 41 ソボロ検出センサ 42 ガイドローラ 43 切断切刃 51 フィラ 52 近接スイッチ 53 麺検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、該装置の上部に配置された
    穀物粉受け入れ部材と、該穀物粉受け入れ部材から供給
    された穀物粉を捏水とともに攪拌してソボロ状の麺生地
    に生成送出する羽根車式の混和送出手段と、該混和送出
    手段から送出されたソボロ状の麺生地を貯める貯蔵室
    と、該貯蔵室の下側で上下二段に配置され麺生地を圧延
    することにより麺帯にするローラ間隙間調整可能な各一
    対の圧延ローラでなる圧延手段と、前記貯蔵室に貯めた
    麺生地を前記圧延手段へ均一に押し込む押し込み手段
    と、前記圧延手段の下側に設けられ圧延された麺を麺線
    に切断する一対の切刃ローラでなる麺線切断手段と、該
    麺線切断手段で切断された麺線を送り出す送出手段を具
    備する製麺装置において、前記上下に配置した圧延手段
    の中間に配置され麺帯を切断する麺帯切断手段と、麺線
    の先端を検出する麺検出センサと、麺検出センサの検知
    信号にもとづき前記麺帯切断手段を作動させる駆動手段
    と、麺線が定寸に切断されるように前記駆動手段を制御
    する信号発生部材と、該信号発生部材の信号を受けて設
    定時間後に前記駆動手段を作動させるタイマとを併設し
    てなり、麺帯が切断されたとき切断口が僅かに開くよう
    麺帯に張力を発生させるよう圧延ローラの隙間を調整す
    ることを特徴とする製麺装置。
  2. 【請求項2】 貯蔵室には混和送出手段の羽根車の回転
    によるソボロ状の麺生地落下側側面に羽根車と直交する
    方向に設けられた静電容量型のソボロ検出センサと、該
    ソボロ検出センサによる麺生地を検出した出力により一
    定時間後に少なくとも前記混和送出手段の駆動を停止す
    る制御手段を併設してなり、貯蔵室に麺生地を所定範囲
    内で貯蔵するようになした請求項1に記載の製麺装置。
JP9224378A 1997-08-05 1997-08-05 製麺装置 Pending JPH1146667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224378A JPH1146667A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 製麺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224378A JPH1146667A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 製麺装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1146667A true JPH1146667A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16812825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9224378A Pending JPH1146667A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 製麺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1146667A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319100A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Fuji Seisakusho:Kk 麺帯形成装置
CN102232398A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 徐际长 即时计量制作两种短面条机
CN105815358A (zh) * 2015-07-30 2016-08-03 上海早阳餐饮企业管理有限公司 一种仿人工擀面、下剂子、擀皮一体机
CN107439630A (zh) * 2017-09-27 2017-12-08 王晓杰 一种制面机
CN109691474A (zh) * 2018-12-11 2019-04-30 上海术道科技有限公司 一种全自动智能面条机加工机器人
CN110419550A (zh) * 2019-08-23 2019-11-08 珠海市快端科技有限公司 一种全自动高速制面机
CN110637849A (zh) * 2019-09-23 2020-01-03 徐州猎奇商贸有限公司 一种全自动压面条机
CN114190411A (zh) * 2021-12-17 2022-03-18 庐江县海神面业有限公司 一种面条生产加工用一体成型装置
CN114403171A (zh) * 2022-02-14 2022-04-29 练庆雄 一种面条生产设备及其生产工艺
CN114680150A (zh) * 2022-04-18 2022-07-01 重庆根根香食品有限公司 一种花边面快速压制成型机
CN115152810A (zh) * 2022-07-08 2022-10-11 山东银鹰炊事机械有限公司 一种自控式面条生产设备

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319100A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Fuji Seisakusho:Kk 麺帯形成装置
CN102232398A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 徐际长 即时计量制作两种短面条机
CN105815358A (zh) * 2015-07-30 2016-08-03 上海早阳餐饮企业管理有限公司 一种仿人工擀面、下剂子、擀皮一体机
CN107439630A (zh) * 2017-09-27 2017-12-08 王晓杰 一种制面机
CN109691474A (zh) * 2018-12-11 2019-04-30 上海术道科技有限公司 一种全自动智能面条机加工机器人
CN110419550A (zh) * 2019-08-23 2019-11-08 珠海市快端科技有限公司 一种全自动高速制面机
CN110637849A (zh) * 2019-09-23 2020-01-03 徐州猎奇商贸有限公司 一种全自动压面条机
CN114190411A (zh) * 2021-12-17 2022-03-18 庐江县海神面业有限公司 一种面条生产加工用一体成型装置
CN114403171A (zh) * 2022-02-14 2022-04-29 练庆雄 一种面条生产设备及其生产工艺
CN114680150A (zh) * 2022-04-18 2022-07-01 重庆根根香食品有限公司 一种花边面快速压制成型机
CN115152810A (zh) * 2022-07-08 2022-10-11 山东银鹰炊事机械有限公司 一种自控式面条生产设备
CN115152810B (zh) * 2022-07-08 2023-02-03 山东银鹰炊事机械有限公司 一种自控式面条生产设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1146667A (ja) 製麺装置
CN101283833B (zh) 棒状双层食品材料挤出装置及食品材料包装装置
EP0359393B1 (en) Apparatus for the formation of a shaped food product
JP2896503B2 (ja) 有芯食品の製造方法とその装置
US20100242743A1 (en) Pastry producing apparatus and pastry producing line
US2001792A (en) Ravioli machine
JP2008048699A (ja) 製麺機
JPH09220048A (ja) パン生地等の連続的定量分割排出方法及び装置
JP2012139132A (ja) 米飯供給装置
KR20140114194A (ko) 가래떡 성형장치
JPH05304870A (ja) 製麺装置
CN110915841B (zh) 高粘物料专用挤出机
JPH11127763A (ja) 縦型製麺機
JPS5934857A (ja) 押出麺製造装置
JPH0678699A (ja) 巻寿司製造方法及び装置
JPH06189661A (ja) 製麺装置
JP3440028B2 (ja) 計量生地供給方法および装置
JP2010110286A (ja) 食品加工装置
JP3440027B2 (ja) パン生地の定量分割排出装置
US1683051A (en) Kneading machine
CN212697448U (zh) 一种蜗轮智能调速压面机
JP3761848B2 (ja) 生地の丸め成形方法および丸め機
JPH07203832A (ja) 製麺機
JP5754867B2 (ja) 米飯供給装置
CN111387232B (zh) 一种水和面粉比例可调的自动和面机