JP2516869Y2 - クレーン車の遠隔操作装置 - Google Patents

クレーン車の遠隔操作装置

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、クレーン車の遠隔操作操作に関するもの
である。
(従来の技術) 従来からのこの種のクレーン車は第5図に示す如く、
旋回台1、旋回台1に起伏駆動自在に取り付けた伸縮ブ
ーム2、および、伸縮ブーム2の先端から吊下した吊具
3を巻き上げ巻き下げ駆動する油圧駆動ウインチ4を備
えたクレーン部Aの、前記旋回台1を油圧駆動式のアウ
トリガジャッキ5,5を備えた車両B上に旋回自在に搭載
して構成されている。そして前記旋回台1の旋回駆動、
伸縮ブーム2の起伏駆動及び伸縮駆動、油圧駆動ウイン
チ4の巻上巻下駆動、及びアウトリガジャッキ5,5の伸
縮駆動、走行用エンジンのアクセル駆動は、それぞれ油
圧アクチュエータ6、7、8、9、10,10、11により駆
動されるようになっている。油圧アクチュエータ6、
7、8、9、10,10、11の駆動は、車両3の走行用エン
ジンによって駆動される油圧ポンプからの圧油でもって
行われ、その制御は、前記クレーン部およびアウトリガ
ジャッキ駆動用の操作信号を発生する携帯式の操作信号
発生器Cと、クレーン車に取り付けられ前記操作信号発
生器Cからの操作信号を受信しこの受信結果に応じてク
レーン部及びアウトリガジャッキの油圧制御装置へ駆動
信号を出力する操作信号処理装置Dとからなる遠隔操作
装置で行われるようになっている。操作信号発生器C
は、第6図に図示する如く旋回操作用のスイッチ6a、伸
縮ブーム2の起伏操作用スイッチ7a、伸縮ブーム2の伸
縮操作用スイッチ8a、ウインチ操作用スイッチ9aからな
るクレーン操作入力手段12と、アウトリガジャツキ操作
用スイッチ10a、10aで構成したジャツキ操作入力手段1
3、及び走行用エンジンのアクセル操作用アクセル操作
レバー11aを備えている。旋回操作用のスイッチ6aは、
右旋回、左旋回操作の切換位置と中立位置の3位置を有
するスイッチで構成され、伸縮ブーム2の起伏操作用ス
イッチ7aは、伸縮ブーム2の起仰、倒伏操作の切換位置
と中立位置の3位置を有するスイッチで構成され、伸縮
ブーム2の伸縮操作用スイッチ8aは、伸縮ブーム2の伸
長、縮小操作の切換位置と中立位置の3位置を有するス
イッチで構成され、ウインチ操作用スイッチ9aは、ウイ
ンチの巻上げ、巻下げ操作の切換位置と中立位置の3位
置を有するスイッチで構成され、アクセル操作レバー11
aは、操作レバーの操作に連続して走行用エンジンのア
クセルを可変出来るようポテンショメータを有してい
る。アウトリガジャツキ操作用スイッチ10a、10aは、ア
ウトリガジャツキの伸長、縮小操作の切換位置と中立位
置の3位置を有するスイッチで構成されている。そして
前記各操作入力手段からの操作信号は、信号生成部14に
送られる。信号生成部14では、アクセル操作用ポテンシ
ョメータ11aからの信号をA/D変換器によりデジタル信号
に変換するとともに、オン・オフ符号化した各操作信号
を順序よく整列(例えば第7図に図示する如くアクセル
操作信号11b、ウインチ操作信号9b、伸縮操作信号8b、
起伏操作信号7b、旋回操作信号6b、ジャッキ操作信号10
b、10bの順に操作信号を整列)させ、一定周期(例えば
0.5Sec毎)で繰り返す信号を生成する。信号生成部14で
生成された信号の1サイクルの冒頭部分には識別信号15
が必ず付加されている。信号生成部14からの信号は変調
器16に送られ、変調器16では発信器17からの基準周波数
を、信号生成部14からの信号に基いて変調し、アンテナ
18から電波を送信する。この様に操作信号発生器Cで送
信された各操作信号は、第8図に図示する如くの操作信
号処理装置Dで次の様に受信され、クレーン部及びアウ
トリガジャッキの油圧制御装置を駆動させる。アンテナ
19で受信した電波は、復調器20で基準周波数に変調され
た信号から信号生成部14で生成された信号を復調して取
り出す。そして信号復元部21に送られ、識別信号15を基
準に順序よく整列した各操作信号を読み出し、1サイク
ル間の各操作信号は次のサイクルの操作信号が送られて
くるまで記憶し、記憶した各操作信号は制御部22に送ら
れる。制御部22は、各油圧アクチュエータを制御する油
圧制御装置23と、信号復元部21からの信号を油圧制御装
置23を駆動させるに足りるよう増幅するドライブ段24と
で構成され、各油圧アクチュエータ別にドライブ段24
(11c、6c、7c、8c、9c、10c、10c)と油圧制御装置23
(11d、6d、7d、8d、9d、10d、10d)を備えている。
この様に構成した従来のクレーン車の遠隔操作装置
は、次の様に作用する。すなわち、走行状態にあるクレ
ーン車をクレーン作業状態にする為に、まずジャツキ操
作入力手段13のアウトリガジャツキ操作用スイッチ10
a、10aを伸長位置に切換え、アクセル操作レバー11aを
操作して走行用エンジンの回転を上昇させて、アウトリ
ガジャツキ10、10を伸長させる。その後クレーン操作入
力手段12の各操作スイッチを適宜操作して旋回台1を旋
回、伸縮ブーム2を伸縮、起伏、ウインチ4を巻上、巻
下して、吊荷を吊具3に吊下させて目的の位置に吊荷を
移動させるクレーン作業をするものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこのように構成した従来のクレーン車の遠隔
操作装置は、次のような問題点を有していた。すなわち
前記操作信号発生器Cでクレーン操作中にアウトリガジ
ャッキ操作もできるようになっているものだから、吊具
3に吊荷を吊下している時に誤ってアウトリガジャッキ
操作をしてアウトリガジャッキを縮小してしまうことが
あった。この時にクレーン車を転倒してしまうような事
故につながることがあり、危険性をともなう可能性を有
していた。
本考案は上記問題点を解決した新規なクレーン車の遠
隔操作装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する為に本考案のクレーン車の遠隔操
作装置は、 旋回台、旋回台に起伏駆動自在に取り付けたブーム、
および、ブームの先端から吊下した吊具を巻き上げ巻き
下げ駆動する油圧駆動ウインチを備えたクレーン部の、
前記旋回台を油圧駆動式のアウトリガジャッキを備えた
車両上に旋回自在に搭載してなるクレーン車における遠
隔操作装置、特に、前記クレーン部およびアウトリガジ
ャッキ駆動用の操作信号を発生する携帯式の操作信号発
生器と、クレーン車に取り付けられ前記操作信号発生器
からの操作信号を受信しこの受信結果に応じてクレーン
部及びアウトリガジャッキの油圧制御装置へ駆動信号を
出力する操作信号処理装置とからなる遠隔操作装置であ
って、前記操作信号発生器に設けられクレーン部の可動
部を操作する複数のクレーン操作入力手段の少なくとも
一つを前記アウトリガジャッキの操作入力手段として兼
用して兼用操作入力手段となすと共に、前記操作信号発
生器に、クレーン部の可動部を操作する第1操作モード
とアウトリガジャッキを操作する第2操作モードを選択
するモード切換えスイッチを設け、このモード切換えス
イッチが第1操作モードに切換えられた状態では、前記
兼用操作手段を含む複数のクレーン操作入力手段の操作
に対応して発信される操作信号によってクレーン部が操
作され、第2操作モードに切換えた状態では、前記兼用
操作手段を含む複数のクレーン操作入力手段の操作によ
るクレーン部の操作を不能とすると共に前記兼用操作入
力手段の操作に対応して発信される操作信号によってア
ウトリガジャッキの油圧制御装置が操作されるよう構成
してあることを特徴とするものである。
(作用) 上記の如く構成をもつ本考案のクレーン車の遠隔操作
装置は、アウトリガジャッキの操作入力手段をクレーン
操作入力手段と兼用した兼用操作手段で操作するように
し、モード切換スイッチを第1操作モードに切換えた状
態ではクレーン部が操作されアウトリガジャッキの操作
ができないようにしたものであるから、クレーン作業中
に誤ってアウトリガジャッキを縮小することはない。ま
た、モード切換スイッチを第2操作モードに切換えた状
態では、クレーン部の操作を不能としているのでアウト
リガジャッキの操作中にクレーン部を操作することはな
い。またクレーン操作入力手段とアウトリガジャッキの
操作入力手段を兼用操作入力手段としているので、操作
信号発生器を比較的に小型にすることができる。
(実施例) 以下本考案のクレーン車の遠隔操作装置の実施例につ
いて第1図〜第4図に基いて説明する。第5図〜第8図
に図示し従来の技術で説明した従来のクレーン車の遠隔
操作装置と、ジャッキ操作スイッチ10a、10aを廃止しク
レーン操作入力手段12のウインチ操作スイッチ9aと伸縮
操作用スイッチ8aをジャッキ操作入力手段とし使用でき
るよう兼用操作入力手段25としている点、兼用操作入力
手段25をウインチ操作スイッチと伸縮操作スイッチ用と
してまたはジャッキ操作スイッチ用として何れか一方に
選択するモード切換スイッチ26を配置した点、信号生成
部27が従来のものと信号生成の仕方が少し変わった点以
外は同じであるので、上記の相違する点以外のものは従
来の技術で説明したものと同じであるので以下の説明で
も同符号を用い説明を省略する。モード切換スイッチ26
は、第1操作モード位置と第2操作モード位置を備えて
おり、モード切換スイッチ26を交互に押すことでその操
作モード位置を変更できるようになっている。信号生成
部27は、第2図に図示する如く各操作信号を順序よく整
列させ一定周期で繰り返す信号を生成する。すなわち、
モード切換スイッチ21を第1操作モードに切換えられた
状態では第2図の(a)に図示する如く生成され、アウ
トリガジャツキ操作信号10b、10bは生成されず、モード
切換スイッチ26を第2操作モードに切換えられた状態で
は第2図の(b)に図示する如く生成され、クレーン操
作入力手段12のウインチ、伸縮、起伏、旋回の各操作信
号は生成されないよう信号生成部27は信号を生成するよ
うになっている。
このように構成された本考案のクレーン車の遠隔操作
装置は次のように作用する。先ず、走行状態にあるクレ
ーン車をクレーン作業状態にする為に、モード切換えス
イッチ26を第2操作モードに切換えた状態で、兼用操作
入力手段25のウインチ操作スイッチ9aと伸縮操作スイッ
チ8aを伸長位置に切換え、アクセル操作レバー11aを操
作する。すると信号生成部27では第2図の(b)に図示
する如くの信号を出力する。そしてこの信号は、変調器
16に送られ、変調器16では発信器17からの基準周波数
を、信号生成部27からの信号に基いて変調し、アンテナ
18から電波を送信する。この様に操作信号発生器Eで送
信されたアウトリガジャツキの操作信号10b、10bとアク
セル操作信号11bは、第8図で図示し従来の技術で説明
した操作信号処理装置Dで同様に受信され、アウトリガ
ジャツキの油圧制御装置を駆動させる。この時にクレー
ン部の操作信号は送られていないので、クレーン部の操
作を不能とし、アウトリガジャツキの操作のみ行われ
る。アウトリガジャツキ10、10を伸長させた後、兼用操
作入力手段25のウインチ操作スイッチ9aと伸縮操作スイ
ッチ8aを中立位置に切換え、モード切換えスイッチ26を
第1操作モードに切換える。そしてクレーン操作入力手
段12の各操作スイッチを適宜操作して旋回台1を旋回、
伸縮ブーム2を伸縮、起伏、ウインチ4を巻上、巻下し
て、吊荷を吊具3に吊下させて目的の位置に吊荷を移動
させるクレーン作業をする。この時信号生成部27では第
2図の(a)に図示する如くの信号を出力するものであ
るから、クレーン部が操作されアウトリガジャツキの操
作を不能とするものである。従ってクレーン作業中にア
ウトリガジャツキを縮小してしまうような誤操作をする
ことはなく、誤ってクレーン車を転倒してしまうような
事故の発生の防止ができるものである。
上記実施例ではモード切換えスイッチ26の選択位置に
よって、操作信号発生器E側で送信する信号をクレーン
部またはアウトリガジャッキの操作信号のうちどちらを
送信するかを決定し選択された操作信号側を送信するも
のであるが、第3図に図示する如く操作信号は従来通り
全て送信し、操作信号発生器E側では識別信号と各操作
信号の間にモード切換えスイッチ26の選択位置を識別す
る操作モード信号28を送信するようにし、この操作モー
ド信号28を受信した操作信号処理装置の信号復元部で
は、操作モード信号28によってクレーン部またはアウト
リガジャッキの操作のどちらで操作をするかを判別し、
信号復元部から制御部22に出力される信号を、選択され
た操作信号のみ出力するようにしてもよい。
また、操作信号発生器E側で送信する信号を、第4図
に図示する如く識別信号15と各操作信号の間にモード切
換えスイッチ26の選択位置を識別する操作モード信号28
を送信するようにするとともに、操作信号をモード切換
えスイッチ26で選択された側の操作信号のみを送信する
ようにしてもよい。すなわちモード切換えスイッチ26を
第1操作モードに切換えた時は、第4図の(a)に図示
する如く識別信号15、操作モード信号28、アクセル操作
信号11b、ウインチ操作信号9b、伸縮操作信号8b、起伏
操作信号7b、旋回操作信号6bを送信する。モード切換え
スイッチ26を第2操作モードに切換えた時は、第4図の
(b)に図示する如く識別信号15、操作モード信号28、
アクセル操作信号11b、アウトリガジャッキ操作信号10
b、10b、を送信する。そして操作信号処理装置の信号復
元部では、操作モード信号28によってクレーン部または
アウトリガジャツキを駆動する制御部22に選択して出力
するものである。
次に、上記実施例ではアウトリガジャッキ操作スイッ
チを廃止し、クレーン操作スイッチと兼用としている
が、モード切換えスイッチ26の追加があるのでスイッチ
の数は実質1個の削減となつている。しかし操作信号発
生器には図示しないが電源用スイッチを備えており、こ
れとモード切換えスイッチ26を兼用すればスイッチの数
を更に削減することができ、操作信号発生器の操作パネ
ルを小さくすることとなり、操作信号発生器自体を小型
にできる。
なお、上記実施例ではクレーン部を車両の運転席と荷
台間に配置した小型のクレーン車を例に説明したが、専
用シャーシにクレーン部を架装した大型クレーン車にも
利用できること勿論である。また小型のクレーン車の場
合には、アウトリガジャツキの伸長ストロークを長くし
たロングジャツキを有するセルフ付クレーン車がある。
このセルフ付クレーン車には、荷台の前端にウインチ、
荷台の後端より張出す歩板を備え、ロングジャツキを伸
長し荷台を後傾斜し、荷台の後端より歩板を張出し、荷
台の前端に配置したウインチを利用して荷台の後端から
建機を荷台に搭載するようになっている。このセルフ付
クレーン車に本考案のクレーン車の遠隔操作装置を用い
るようにしてもよい。この場合起伏用操作スイッチ7aを
荷台の前端に配置したウインチ操作用スイッチと兼用
し、旋回操作用スイッチ6aを歩板の張出し操作用スイッ
チと兼用するとともに、モード切換えスイッチ26を第1
操作モードに切換えられた状態では、クレーン部が操作
され、モード切換えスイッチ26を第2操作モードに切換
えられた状態では、ロングジャッキ、荷台の前端に配置
したウインチ、歩板の張出し操作が可能とするようにし
てもよい。すなわちモード切換えスイッチ26を第1操作
モードに切換えられた状態では、クレーン作業を可能と
したセルフ作業を不能とし、モード切換えスイッチ26を
第2操作モードに切換えられた状態では、クレーン作業
を不能としセルフ作業を可能とするものである。特にセ
ルフ付クレーン車では、ロングジャッキの操作レバーを
車両側に設けたものにあっては、ロングジャッキの伸長
によりその位置が上方に位置するようになって操作がや
りにくくなる問題を有していたが、本考案の遠隔操作装
置を用いる事によりその操作を容易にすることができ
る。なおこの場合、クレーン操作とセルフ操作の両方の
操作を必要とし、各操作のスイッチが多くなるが、モー
ド切換えスイッチ26で選択することで各操作スイッチを
クレーン操作時とセルフ操作時の操作スイッチとして兼
用できるようにしてあるものだから、操作信号発生器の
操作パネルを小さくすることができ、操作信号発生器を
小型にすることができる。またこの場合、操作信号の数
が多くなるので第4図に図示する如く送信信号を生成す
る方式を採用した方が1周期当たりの送信時間を短くで
きる。
また、上記実施例では操作信号発生器と操作信号処理
装置間を無線で伝達させるようにしたが、有線でも実施
できること勿論である。
(考案の効果) 本考案のクレーン車の遠隔操作装置は以上の如く構成
し作用するものであるから、クレーン作業中に誤ってア
ウトリガジャツキを操作してもアウトリガジャツキが縮
小することを防止できる。またアウトリガジャツキを操
作中に誤ってクレーンを操作することも防止できる。よ
って事故につながるような危険な作業を防止することが
できその効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る操作信号発生器の説明図、第2
図は、本考案に係る操作信号発生器の信号生成部より出
力される信号の説明図、第3図及び第4図は、本考案に
係る操作信号発生器の信号生成部より出力される信号の
他の説明図、第5図は、クレーン車の説明図、第6図
は、従来の操作信号発生器の説明図、第7図は、従来の
操作信号発生器の信号生成部より出力される信号の説明
図、第8図は、従来の操作信号処理装置の説明図であ
る。 1:旋回台、2:ブーム、3:吊具、4:ウインチ、5:アウトリ
ガジャッキ、12:クレーン操作入力手段、25:兼用操作入
力手段、26:モード切換えスイッチ、A:クレーン部、E:
操作信号発生器、D:操作信号処理装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回台、旋回台に起伏駆動自在に取り付け
    たブーム、および、ブームの先端から吊下した吊具を巻
    き上げ巻き下げ駆動する油圧駆動ウインチを備えたクレ
    ーン部の、前記旋回台を油圧駆動式のアウトリガジャッ
    キを備えた車両上に旋回自在に搭載してなるクレーン車
    における遠隔操作装置、特に、前記クレーン部およびア
    ウトリガジャッキ駆動用の操作信号を発生する携帯式の
    操作信号発生器と、クレーン車に取り付けられ前記操作
    信号発生器からの操作信号を受信しこの受信結果に応じ
    てクレーン部及びアウトリガジャッキの油圧制御装置へ
    駆動信号を出力する操作信号処理装置とからなる遠隔操
    作装置であって、前記操作信号発生器に設けられクレー
    ン部の可動部を操作する複数のクレーン操作入力手段の
    少なくとも一つを前記アウトリガジャッキの操作入力手
    段として兼用して兼用操作入力手段となすと共に、前記
    操作信号発生器に、クレーン部の可動部を操作する第1
    操作モードとアウトリガジャッキを操作する第2操作モ
    ードを選択するモード切換えスイッチを設け、このモー
    ド切換えスイッチが第1操作モードに切換えられた状態
    では、前記兼用操作手段を含む複数のクレーン操作入力
    手段の操作に対応して発信される操作信号によってクレ
    ーン部が操作され、第2操作モードに切換えた状態で
    は、前記兼用操作手段を含む複数のクレーン操作入力手
    段の操作によるクレーン部の操作を不能とすると共に前
    記兼用操作入力手段の操作に対応して発信される操作信
    号によってアウトリガジャッキの油圧制御装置が操作さ
    れるよう構成してあることを特徴とするクレーン車の遠
    隔操作装置。
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