JP2516039B2 - ロッカ―装置 - Google Patents

ロッカ―装置

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JP2516039B2
JP2516039B2 JP63002796A JP279688A JP2516039B2 JP 2516039 B2 JP2516039 B2 JP 2516039B2 JP 63002796 A JP63002796 A JP 63002796A JP 279688 A JP279688 A JP 279688A JP 2516039 B2 JP2516039 B2 JP 2516039B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロッカー装置、更に詳しくは、一般の家庭で
用いるロッカー装置であって、塀等の部分に設置するこ
とにより、外扉および内扉のいずれからでも荷物の出し
入れが行えるようにしたロッカー装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来よりロッカー装置は種々のものが提供されてい
た。
このようなロッカー装置としては、例えば貸しロッカ
ーのように荷物を預け入れた人が、そのロッカー装置の
扉を開閉するための鍵を有し、かつその鍵の操作により
ロッカー装置の扉を開けて、内部に自らが収納した荷物
を取り出すようなロッカー装置があった。
一方最近においては、集合住宅等で配達されてきた荷
物を受け取るべき居住者がいない場合等に、配達業者が
配達してきた荷物を収納しておき、帰宅した居住者がそ
の内部から自己宛に配達された荷物を取り出すことがで
きるようなロッカー装置等も提供されていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこのような従来用いられていた種々のロ
ッカー装置は、いずれも扉が一方向のみについており、
その扉を開閉することによってのみ内部の荷物の出し入
れが行なえるようになっていた。
しかしながら一般の独立住宅、特に一戸建の住宅等に
あっては、このようなロッカー装置を付設すると、内部
の荷物を取り出すために、居住者がわざわざ表側に移動
して扉をあけねばならないというような煩雑なこととな
っていた。
そこで本発明は、扉を外扉と内扉の2つを設け、外扉
は外操作部の操作により開閉自在に形成すると共に、内
扉は内操作部の操作により開閉自在に形成し、荷物等を
配達する人あるいは荷物を集荷する人は外扉を開けて配
達あるいは集荷を行ない、居住者は、内扉を開けること
によって荷物の受け取りなどを行なえるように形成した
ものである。
また、従来のロッカー装置にあっては、荷物を受け取
るのみで、ロッカー装置を介して出荷したり、荷物を受
け取ることが予想される場合の予約はできないものであ
ったのを併せて可能としたものである。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題を解決するために、本発明は、一方側に
電気錠を備えた外扉と、この外扉の開閉操作を行なうた
めの暗証番号を入力するためのテンキー及び開ボタンな
どのファンクションキーを備えた外操作部及び伝票印刷
装置とを有し、他方側に鍵を備えた内扉と、暗証番号入
力手段、出荷依頼ボタン、配達依頼ボタンなどの内操作
部とを設け、外扉と内扉の間を荷物センサを設けた収納
部として形成し、配達人はファンクションキーの開ボタ
ンを押してから内扉が閉まっていることを条件に外扉が
開けられるようにしたロッカー装置において、居住者の
内扉での暗証番号の設定により配達業者への出荷依頼、
配達依頼をし、配達業者は予め知らされた外扉での暗証
番号の入力により荷物の受け渡しを可能とするようにし
たことを特徴とするものである。
[作用] 本発明は、業者が居住者宛の荷物等を配達してきたと
きに居住者が不在であった場合は、外操作部を操作し、
外扉を開け、その内部に配達してきた荷物を収納するよ
うになっている。
またこのような配達された荷物は、居住者が帰宅後、
内扉を開けることにより取り出すことができるものであ
る。
また更に、例えば居住者が荷物を出荷したい場合に
は、予め内扉を開けて内部に荷物を収納し暗証番号を設
定しておけば、指定された集荷人は指定された操作と暗
証番号の入力を行なうことによって外扉を開け、内部の
荷物を集荷することが可能なものである。
また更に必要に応じては、例えば予め配達業者に外扉
を開閉するための外操作部の操作と予め設定した暗証番
号を知らせておき、配達されてくることがあらかじめわ
かっている荷物をそのロッカーに収納しておくことも可
能となる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を、図示例に従って説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示した外
側からの斜視図と、内側からの斜視図である。
また更にこの実施例にあっては、本発明にかかわるロ
ッカー装置に、ポスト10およびインターホーン20を付設
した場合を示してある。
第1図に示したように、本発明にかかわるロッカー装
置の外側、即ち設置時に塀30の外側に相当する部分に
は、2つの外扉40,40と、テンキー41a及びファンクショ
ンキー41bからなり、これらの操作によって入力を行な
う外操作部41と、インターホーン20およびポスト10の入
口が設けてある。また前記外操作部41の下部には印刷装
置42が付設してあり、またこの外操作部41のそばにはト
ラブルが発生したときのためのブザー43aおよび警告灯4
3b等が付設してある。
また更に外扉40には電気ストライク44が付設され、こ
の電気ストライク44のOFFによって外扉40が開閉でき、O
Nによって開閉不能となるように形成されている。更に
この外扉40の側部には、点灯あるいは点滅することによ
って荷物の収納等を知らせる使用不可ランプ45a(図示
せず)、満ランプ45bなどのランプ45が付設してある。
またこのロッカー装置の内側、即ち塀30の内側には、
一枚の内扉50と、この内扉50上部に設けられたポスト10
に配達された手紙等を回収するためのポスト扉51とが付
設してあると共に、このポスト扉51を開放した内部には
暗証番号設定入力スイッチ52a、出荷依頼ボタン52b、配
達依頼ボタン52cからなる内操作部52及びブザー54a及び
警告灯54bが付設してある。
また図示例においてはポスト扉51に鍵53が付設させて
ある。
また更に、内扉50には内扉施錠スイッチ55が付設され
ていると共に、点灯あるいは点滅することによって荷物
の収納等を知らせる使用不可ランプ56a、満ランプ56bな
どのランプ56が付設してある。
また前述した外扉40と内扉50との間は収納部60として
形成され、その内部には荷物の有無を検知する荷物セン
サ61が付設してある。
なおこの実施例では、外扉40を2枚、内扉50を1枚、
各々付設させ、2つの収納部60を形成させてあるが、こ
の時には1枚の内扉50の開放によって、2つの収納部60
に連通するようになっているものである。ただ収納部60
を単一とするように、両扉を1枚づつとすることもでき
る。
また、以下の説明においては、便宜上収納部60が単一
であり、かつ内扉50の内部に内操作部52が付設されてお
り、ポスト扉51については単独で開閉できるような場
合、即ち通常のポストの下部にロッカー装置を付設した
ような場合について説明する。
次に本発明に係るロッカー装置の実際の作動につい
て、 このロッカー装置内部に業者が荷物を配達する手順、 配達された荷物を居住者が取り出すための手順、 居住者が業者に出荷依頼をする手順、 業者が出荷依頼を受けた荷物を引き取る手順、 業者に配達依頼をする手順、 業者が配達依頼を受けた荷物を受け取る手順 に分けて、各々第3図乃至第15図に示したフローチャー
ト及び第16図のブロック図に従って説明する。
まず、最初に業者がこのロッカー装置内部に荷物を配
達する手順について、第3図、第4図、第5図に示した
フローチャートに従って説明する。
第3図に示したように、電気の通電等の結果、まず操
作の開始が行なえる状態となると、最初に内扉50が施錠
されているか否かが判断される(ステップ100)。
この判断は、内扉50が施錠されていない状態で荷物の
収納を行なうと内扉50側から荷物を抜取られるおそれが
あるためである。
この判断によって内扉施錠スイッチ55がONしていない
場合、即ち内扉50が施錠されていない場合には、使用不
可ランプ45a、56a(第16図参照)が内外共に点灯して、
かつ電気ストライク44の作動もできない状態となり、外
からの一切の操作を受け付けない状態となる(ステップ
101)。したがってこのときには、内扉50に施錠し(ス
テップ102)、使用不可ランプ45a、56aを内外共に消し
た状態(ステップ103)で、あらためて操作を開始する
こととなる。
また、内扉施錠スイッチ55がONの状態、すなわち内扉
50に鍵53がかかっている状態にあっては、次に行なう手
順が依頼か受取かが判断される(ステップ104)。
ここで依頼とは、例えば業者に荷物の出荷依頼をする
場合、あるいは業者に配達の依頼をする場合などがあ
る。
またここで受取とは、例えば業者が荷物を配達してき
た場合あるいは引取りにきた場合、あるいは居住者が荷
物を取り出す場合あるいは出荷する荷物を収納する場合
等のように、内扉50あるいは外扉40を開けて荷物を出し
入れする場合をいう。
そこでこの依頼か受取かの判断の結果、受取であると
判断された場合には、次に満ランプ45bがONしている
か、もしくはOFFしているかが判断される(ステップ10
5)。
ここで満ランプ45bがONしている状態にあっては、本
発明に係るロッカー装置の収納部60には全て荷物が収納
されていることとなるので、この荷物を居住者が取り出
さない限りは新たな荷物の収納が行なえないこととな
る。
ここで満ランプ45bがOFFの状態、すなわちロッカー装
置内部に空がある状態にあっては、次の外扉40の扉開閉
スイッチ46がONであるか、あるいはOFFであるかが判断
される(ステップ106)。
ここで外扉40の扉開閉スイッチ46がOFFである場合、
即ち外扉40が開放している場合には、その開放している
外扉40に荷物を収納することもできるし、そのまま外扉
40を閉めることもできるものの、いずれの場合であって
も、外扉40を閉める操作を行ない(ステップ107)、扉
開閉スイッチ46をONとしない(ステップ108)限りは以
後の操作が行なえないこととなる。
また扉開閉スイッチ46がONの状態、すなわち全ての外
扉40が閉まってい状態にあっては、第1図への図示を省
略したキースイッチ47をキーにて回転させる(ステップ
109)。
この実施例にあっては、キースイッチ47をキーにて回
転させることは、次の扉を開くためのファンクションキ
ー41bの開ボタンが押される条件となっている。
またこのようなキースイッチ47を設けない場合にあっ
ては、単に開ボタンを押すことにより次の操作が行なえ
ることとなる。
このようにしてキースイッチ47をキーにて回転させ、
信号をONの状態にしたときには、その時から30乃至180
秒の間であらかじめ設定できる時間の範囲内で、開ボタ
ンが押されたか否かが判断される(ステップ110)。こ
こでキースイッチ47をキーにて回転し、開ボタンが押せ
る状態になったにもかかわらず、所定時間内に開ボタン
が押されない場合には、ブザー43aがなる(ステップ11
1)と共に、再びスタートに戻ることとなる。
次に所定の時間内に開ボタンが押された場合(ステッ
プ112)にあっては、外扉40に付設された電気ストライ
ク44が30秒間動作し、外扉40を開放自在とすると共に、
開ランプ45cが点滅する(ステップ113)。
このように開ボタンが押され電気ストライク44が作動
を開始すると、その時から30秒間扉開閉スイッチ46がON
のまま、すなわち扉が開かれないままであるか否かが判
断される(ステップ114)。
この判断の結果、扉が開かれない場合には、電気スト
ライク44がOFFし、開ランプ45cがOFFする(ステップ11
5)と共に、ブザー43aがなり(ステップ116)スタート
へもどることとなる。
また開ボタンが押されてから電気ストライク44が動作
している時間の間に扉が開かれた場合(ステップ117)
には、扉開閉スイッチ46がOFFとなる(ステップ118)。
また更にこのようにして扉をあけ、扉開閉スイッチ46が
OFFとなった後には、電気ストライク44もOFFとなり開ラ
ンプ45cもOFFとなる(ステップ119)。
このようにして外扉40を開けた後には、30乃至180秒
の間であらかじめ設定した時間の範囲内で扉を閉めたか
否かが判断される(ステップ120)。
このときに扉を閉めていない、すなわち変化がない場
合にあっては、ブザー43aおよび警告灯43bが点滅する
(ステップ121)と共に、スタートへ戻ることとなる。
また変化があり扉開閉スイッチ46がONの状態となる、
即ち扉を閉めた状態となったときには(ステップ12
2)、次にその扉の内部に荷物を収納したか否かが判断
される(ステップ123)。
この荷物の収納の検出については、内部に設けた荷物
センサ61により行なうものである。ここで荷物の収納が
ないと判断された場合には、ブザー43aがなり(ステッ
プ124)、再びスタートへ戻ることとなる。
また荷物センサ61により荷物があること、即ち収納さ
れたことを検出した場合には、満ランプ45b、56bが内外
とも点灯し(ステップ125)、印刷装置42、即ち印鑑ソ
レノイド回路がONの状態となる(ステップ126)。
この印鑑ソレノイド回路がONの状態となった後、30乃
至180秒の間であらかじめ設定した時間の範囲内で伝票
を印刷装置42の挿入口に差し込み、捺印ボタン41cを押
したか否かが判断される(ステップ127)。ここで捺印
ボタン41cを押さない場合にあっては、ブザーがなり
(ステップ128)、印鑑ソレノイド回路がOFFとなり(ス
テップ129)、荷物の配達および収納は終了することと
なる。
また、伝票を挿入口に差し込み、捺印ボタン41cを押
した場合(ステップ130)にあっては、印鑑ソレノイド4
8が1回だけ駆動され捺印し(ステップ131)、その後印
鑑ソレノイド回路がOFFの状態となり(ステップ129)、
荷物の配達が終了する。
次にこのようにして業者によって配達された荷物を居
住者が取り出すための手順について、第6図に示したフ
ローチャートに従って説明する。
この場合には、まず居住者が内扉50をあらかじめ用意
した鍵53によってあける(ステップ200)。
すると内扉施錠スイッチ55がOFFする(ステップ201)
と共に、使用不可ランプ45a、56aが内外ともONの状態と
なる(ステップ202)。
この状態で居住者が荷物を取り出すと(ステップ20
3)、荷物センサ61が荷物がなくなった状態を検知出力
し(ステップ204)、その出力によって満ランプ45b、56
bが内外ともにOFFとなる(ステップ205)。
次いで荷物を取り出した居住者が内扉50を手で閉め
(ステップ206)、かつ鍵53で内扉50を施錠する(ステ
ップ207)ことによって内扉施錠スイッチ55がONとなり
(ステップ208)、かつ使用不可ランプ45a、56aが内外
ともにOFFの状態となり(ステップ209)、スタートへ戻
り、荷物の取り出しが終了すると共に、新たな荷物の収
納が可能な状態となる。
次に居住者が業者に荷物の出荷依頼をする手順につい
て説明する。
この居住者が業者に出荷依頼をする手順とは、居住者
が不在のときに本発明に係るロッカー装置中に荷物を収
納しておき、それをあらかじめ指定した業者に引取って
もらうための手順である。
この業者に出荷依頼をする手順としては、第7図およ
び第8図に示したフローチャートに従って説明する。
まず最初に居住者が、鍵53を使って内扉50を開ける
(ステップ300)。
すると内扉施錠スイッチ55がOFFの状態となり(ステ
ップ301)、同時に使用不可ランプが内外ともにON状態
となって(ステップ302)点灯する。
次いで居住者は出荷依頼ボタン52bを押し(ステップ3
03)、内扉50の内部の収納部60に荷物を収納する(ステ
ップ304)。
その後30乃至180秒の間で任意に設定した時間の範囲
内で、暗証番号設定入力スイッチ52aにて暗証番号を設
定し、その暗証番号の入力を行なったか否かが判断され
る(ステップ305)。この時間内に暗証番号の入力が行
なわれなかった時には、ブザー54aがなり(ステップ30
6)、第3図に示したスタートの状態へと戻ることとな
る。
また、所定時間中に暗証番号を入力した場合(ステッ
プ307)には、出荷依頼ランプ56c、45dが点灯する(ス
テップ308)と共に、内部の荷物センサ61によって荷物
の有無が判断される(ステップ309)。
ここで仮に荷物を収納しなかった場合にあっては、ブ
ザー54aがなる(ステップ310)こととなる。このように
ブザー54aがなった時には、その時から30乃至180秒の間
で設定した時間内に再び内扉50を開け、荷物を入れるこ
とができる。従って、再び荷物を入れたか否かが判断さ
れることとなる(ステップ311)。この場合にも荷物の
入庫がなかった場合には、出荷依頼取消となり、出荷依
頼ランプ56c、45dが消灯する(ステップ312)と共に、
ブザー54aがなり(ステップ313)、スタートへ戻る。
またこのようにしてスタートに戻る場合には、内扉施
錠スイッチ55がOFFの状態のままであるために、第3図
のステップ100における判断で、内扉施錠スイッチ55がO
Nでない状態となり、改めて内扉50の施錠(ステップ10
2)を行なうことによりスタートへ戻ることとなる。
また、荷物センサ61により荷物のあることが検出され
た場合、あるいは荷物がないことが検出された場合であ
っても前述したようなあらかじめ設定した時間内に荷物
を再び収納した場合にあっては、いずれの場合でも荷物
が収納されたこととなるので、満ランプ45b、56bが内外
ともにON状態となる(ステップ314)。
その後、内扉50を手で閉め(ステップ315)、かつ鍵5
3で内扉50を施錠する(ステップ316)ことによって内扉
施錠スイッチ55がONし(ステップ317)、同時に使用不
可ランプ45a、56aが内外ともにOFF状態となる(ステッ
プ318)。
次いで、電話等の他の手段により業者にあらかじめ設
定した暗証番号を知らせることとなる(ステップ31
9)。
またこのように業者に暗証番号を知らせた後に、ある
いはそれ以前に、荷物センサ61により再び内部に荷物の
有無が検出される(ステップ320)。
この二重にわたる荷物センサ61による荷物検出は、前
述したステップ309における荷物センサ61による荷物検
出の有無を判断した後に、荷物を取り出してしまう可能
性があるので、二重に検出することにより荷物の存在を
確認するためのものである。
この確認によって荷物がないと判断されたときには、
出荷依頼が取り消され、出荷依頼ランプ56c、45dが消灯
する(ステップ321)と共に、ブザーがなり(ステップ3
22)、スタートへ戻ることとなる。
またこの判断により荷物があることが検出されたとき
には、次いで業者が内部に収納した荷物を取り出し可能
な状態となる。
次ぎにこのようにして居住者が出荷依頼をした荷物を
業者が引取るための手順について第9図および第10図に
従って説明する。
まず荷物を引取に行った業者はあらかじめ居住者から
連絡されている所定の暗証番号をテンキー41aによって
入力する(ステップ400)。
このテンキー41aによって暗証番号が入力された後、3
0乃至180秒間の間であらかじめ設定してある時間内に、
外扉40を開放するためのファンクションキー41bの開ボ
タンが押されたか否かが判断される(ステップ401)。
ここであらかじめ設定した時間内に開ボタンが押され
なかった場合には、ブザーがなる(ステップ402)と共
に、再び暗証番号をテンキー41aにて入力するというス
テップ400にもどる。
更に所定時間内にファンクションキー41bの開ボタン
が押されたとき(ステップ403)には、次に既に入力し
た暗証番号が居住者からあらかじめ連絡されている暗証
番号に一致しているか否かが判断される(ステップ40
4)。
この暗証番号が居住者があらかじめステップ307で入
力した暗証番号と一致していないときには、ブザーがな
る(ステップ405)と共に、暗証番号を改めて入力しな
おすステップ400へと戻る。
また暗証番号が一致している場合には,電気ストライ
ク44が30秒間動作すると共に、この動作中開ランプ45c
が点滅する(ステップ406)。
次にこの開ランプ45cが点滅している間、即ち電気ス
トライク44が動作をしており、外扉40が手で開けられる
状態となってから30秒間の間に、外扉40の開閉スイッチ
がONのままか否かが判断される(ステップ407)。
扉開閉スイッチ46がONのままであると判断された場
合、即ち外扉40が開放されない状態のままであった時に
は、電気ストライク44及び開ランプ45cがOFFとなり(ス
テップ408)、かつブザー43aがなる(ステップ409)と
共に、再び暗証番号をテンキーにて入力するステップ40
0へと戻る。
また30秒間以内に外扉40を手で開けた場合には(ステ
ップ410)、扉開閉スイッチ46がOFFとなり(ステップ41
1)、この扉開閉スイッチ46がOFFとなった後、3秒後に
電気ストライク44もOFFとなり、かつ開ランプ45cもOFF
となる(ステップ412)。
このようにして扉を開けた後は、その時から30乃至18
0秒の間であらかじめ設定した時間内に荷物を取り出し
たか否かが判断される(ステップ413)。またこの判断
は、外扉40を閉めたか否かの判断として検知されるもの
である(ステップ414)。
この時、所定の時間内に外扉40を閉めないことと判断
されると、ブザー43aおよび警告灯43bが所定時間点滅す
ることとなる(ステップ415)。
このように所定時間内に扉を閉めた場合、あるいは所
定時間を経過し、ブザーおよび警告灯が点滅した時であ
ってもその後に外扉40を閉めた場合(ステップ416)で
あれば、いずれも次に荷物センサ61によって荷物を取り
出したか否かが検出される(ステップ417)。
ここで荷物センサ61が依然として荷物が内部にあると
検出した場合、即ち荷物の取り出しが行なわれなかった
場合には、ブザー43aがなり(ステップ418)、再び暗証
番号をテンキー41aにて入力するステップ400へと戻る。
また荷物センサ61により荷物を取り出したことが確認
されたときには、満ランプ45b、56bが内外ともにOFFと
なり(ステップ419)、出荷依頼ランプ45d、56cも同時
に内外ともにOFFとなる(ステップ420)と共に、スター
トの状態へと戻ることとなる。
次に居住者が業者に配達依頼をする手順について、第
11図、第12図に従って説明する。
このときにはまず最初に居住者が鍵53を使って内扉50
を開ける(ステップ500)。
すると、この内扉50の開放に伴なって内扉施錠スイッ
チ55がOFFとなる(ステップ501)と共に、使用不可ラン
プ45a、56aが内外共にON状態となる(ステップ502)。
次いで居住者が配達依頼ボタン52cを押す(ステップ5
03)。
次いでこの配達依頼ボタン52cを押した後、30乃至180
秒の間であらかじめ設定した時間内に暗証番号設定入力
スイッチ52aにて暗証番号の設定入力を行なったか否か
が判断される(ステップ504)。
ここで所定時間内に暗証番号の設定入力が行なわれな
かった場合には、ブザー54aがなる(ステップ505)と共
に、再びスタートへと戻ることとなる。
また所定時間内に暗証番号の設定入力が行なわれた場
合(ステップ506)、次いで配達依頼ランプ56dがON状態
となる(ステップ507)。
次いで収納部60に設けた荷物センサ61によってロッカ
ー装置内部に荷物があるか否かが検出される(ステップ
508)。
ここで荷物があることを検出したときには、その後の
配達依頼によって配達されてくる荷物を収納部60に収納
することができなくなるので、ブザーがなる(ステップ
509)と共に、30乃至180秒の間で任意に設定した時間内
で荷物を取り出したか否かが検出される(ステップ51
0)。
荷物を取り出さなかった場合には、配達が不能な状態
であるために、配達依頼が取り消され、配達依頼ランプ
56dが消灯し(ステップ511)、ブザー54aがなる(ステ
ップ512)と共に、スタートへともどることとなる。
また荷物センサ61による荷物の有無の検出により荷物
がないと判断された場合、および荷物があったにもかか
わらず所定時間内に荷物を取り出した場合には、いずれ
も満ランプ56b、45bが内外ともにOFF状態となる(ステ
ップ513)。
この場合、居住者は内扉50を手で閉め(ステップ51
4)、かつ鍵53で内扉50を施錠することとなる(ステッ
プ515)。
すると、この鍵53による内扉50の施錠によって内扉施
錠スイッチ55がONし(ステップ516)、かつ使用不可ラ
ンプ45a、56aが内外ともにOFF状態となる(ステップ51
7)。
その後電話等の他の手段により、居住者は業者に暗証
番号を知らせる(ステップ518)と共に、再び荷物セン
サ61によりロッカー装置内部に荷物があるか否かの判断
が行なわれる(ステップ519)。
この判断は、荷物の有無を二重に検出し、荷物の取り
出し等に伴うトラブルを防止するためのものである。
ここで荷物センサ61による判断の結果、荷物が収納部
60にあると判断されたときには配達依頼が取り消され、
配達依頼ランプ45e、56dが消灯する(ステップ520)と
共に、ブザーがなり(ステップ521)、スタートへと戻
ることとなる。
また荷物センサ61による検出の結果、荷物がない状態
であると判断されたときには、次いで業者が指定された
収納部60に荷物を配達可能な状態となる。
次にこのような状態で配達依頼をされたロッカー装置
の収納部60に、業者が荷物を配達する手順について第13
図乃至第15図に従って説明する。
まず荷物を配達に行った業者は、あらかじめ居住者か
ら連絡されている所定の暗証番号をテンキー41aによっ
て入力する(ステップ600)。
このテンキー41aによって暗証番号が入力された後、3
0乃至180秒間の間であらかじめ設定してある時間内にフ
ァンクションキー41bの開ボタンが押されたか否かが判
断される(ステップ601)。
ここであらかじめ設定した時間内に開ボタンが押され
なかった場合には、ブザー43aがなる(ステップ602)と
共に、再び暗証番号をテンキー41aにて入力するという
ステップ600に戻る。
更に所定時間内に開ボタンが押されたときには(ステ
ップ603)、次に入力した暗証番号が居住者からあらか
じめ連絡されている暗証番号に一致しているか否かが判
断される(ステップ604)。
この暗証番号が一致していないときにはブザー43aが
なる(ステップ605)と共に、暗証番号を改めて入力し
なおすステップ600へと戻る。
また暗証番号が一致している場合には、電気ストライ
ク44が30秒間動作すると共に、この動作中開ランプ45c
が点滅する(ステップ606)。
次に、この開ランプ45cが点滅している間、即ち電気
ストライク44が動作をしており、外扉40が手で開けられ
る状態となってから30秒間の間に外扉40が開放されたか
否かが判断される(ステップ607)。ここが開放が行な
われなかった、即ち開閉スイッチがONのままであった場
合には、電気ストライク44及び開ランプ45cがOFFとなり
(ステップ608)、かつブザー43aがなる(ステップ60
9)と共に、再び暗証番号をテンキー41aにて入力するス
テップ600へと戻る。
また30秒間以内に外扉40を手で開けた場合(ステップ
610)には、扉開閉スイッチ46がOFFとなり、この扉開閉
スイッチ46がOFFとなった(ステップ611)後、3秒後に
電気ストライク44もOFFとなり、かつ開ランプ45cもOFF
となる(ステップ612)。
このようにして外扉40を開けた後は、その時から30乃
至180秒の間であらかじめ設定した時間の内に荷物を収
納したか否かが判断される(ステップ613)。またこの
判断は、外扉40を閉めたか否かの判断として検知される
ものである(ステップ614)。
このときに、所定の時間内に外扉40を閉めないと判断
されると、ブザー43aおよび警告灯43bが所定時間点滅す
ることとなる(ステップ615)。
このように所定時間内に扉を閉めた場合、あるいは所
定時間を経過し、ブザー43および警告灯43bが点滅した
時であっても、その後に外扉40を閉めた場合(ステップ
616)であれば、いずれも次に荷物センサ61によって荷
物を収納したか否かが検出される(ステップ617)。
ここで荷物センサ61が荷物を収納していないことを検
出した場合には、ブザーがなり(ステップ618)、再び
暗証番号をテンキー41aにて入力するステップ600へと戻
る。
また荷物センサ61により荷物を取り出したことが確認
されたときには、満ランプ45b、56bが内外ともにONとな
り(ステップ619)、配達依頼ランプ45e、56dも同時に
内外ともにOFFとなり(ステップ620)、印刷装置42、即
ち印鑑ソレノイド回路がONの状態となる(ステップ62
1)。
この印鑑ソレノイド回路がONの状態となった後、30乃
至180秒の間であらかじめ設定した時間の範囲内で伝票
を印刷装置42の挿入口に差し込み、捺印ボタン41cを押
したか否かが判断される(ステップ622)。ここでファ
ンクションキー41bの中の捺印ボタン41cを押さない場合
にあっては、ブザー43aがなり(ステップ623)、印鑑ソ
レノイド回路がOFFとなり(ステップ624)、荷物の依頼
による配達が終了することとなる。
また伝票を挿入口に差し込み、捺印ボタン41cを押し
た場合(ステップ625)にあっては、印鑑ソレノイド48
が1回だけ駆動され捺印し(ステップ626)、その後印
鑑ソレノイド回路がOFFの状態となり(ステップ624)、
荷物の依頼による配達が終了する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、扉を外扉と内扉との
2つ設け、配達人、集荷人は外扉を外操作部の操作によ
り開閉自在に形成すると共に、居住者は、内扉は鍵によ
り開閉自在に形成し荷物を受け取り、居住者は内操作部
の操作により荷物の出荷や配達が予想される場合の業者
への配達依頼などを行えるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はいずれも本発明の一実施例を示した
外側からの斜視図と、内側からの斜視図であり、第3図
乃至第15図は各々本発明に係るロッカー装置の使用を説
明するためのフローチャートであり、第16図はシステム
構成を示すブロック図である。 40……外扉、41……外操作部 50……内扉、52……内操作部 60……収納部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方側に電気錠を備えた外扉と、この外扉
    の開閉操作を行なうための暗証番号を入力するためのテ
    ンキー及び開ボタンなどのファンクションキーを備えた
    外操作部及び伝票印刷装置とを有し、他方側に鍵を備え
    た内扉と、暗証番号入力手段、出荷依頼ボタン、配達依
    頼ボタンなどの内操作部とを設け、外扉と内扉の間を荷
    物センサを設けた収納部として形成し、配達人はファン
    クションキーの開ボタンを押してから内扉が閉まってい
    ることを条件に外扉が開けられるようにしたロッカー装
    置において、居住者の内扉での暗証番号の設定により配
    達業者への出荷依頼、配達依頼をし、配達業者は予め知
    らされた外扉での暗証番号の入力により荷物の受け渡し
    を可能とするようにしたことを特徴とするロッカー装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のロッカー装置において、伝
    票捺印装置が、配達人が荷物を収納してから設定された
    時間のみ作動するように構成したことを特徴とするも
    の。
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