JPH11141208A - 宅配用ロッカー装置および宅配用ロッカーシステム - Google Patents

宅配用ロッカー装置および宅配用ロッカーシステム

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JPH11141208A
JPH11141208A JP30725097A JP30725097A JPH11141208A JP H11141208 A JPH11141208 A JP H11141208A JP 30725097 A JP30725097 A JP 30725097A JP 30725097 A JP30725097 A JP 30725097A JP H11141208 A JPH11141208 A JP H11141208A
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和彦 木下
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樹人 井上
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勝 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のロッカーボックスを並べてマンション
等に設置される宅配用のロッカーにおいて、メンテナン
スを簡単にするとともに、ロッカーボックスの個数やレ
イアウトの変更などの設計自由度を高める。 【解決手段】 ロッカーボックス31の屋外側の第1扉
に対応する框14に第1入力操作部12と第1錠装置1
7を設ける。屋内側の第2扉に対応する框24に第2入
力操作部22と第2錠装置27を設ける。第1入力操作
部12、第1錠装置17、第2入力操作部27および制
御部5をケーシング41に一体に組み込んで一つの宅配
用ロッカー装置1とする。複数の宅配用ロッカー装置1
を並べて設置する。個々の宅配用ロッカー装置1ごとに
各々の施解錠等の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションなどの
集合住宅に設置され、居住者と配達者が対面できなくて
も荷物の受け渡しのできる宅配用ロッカー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の宅配用ロッカー装置とし
て、例えば特開平4−142285号公報、実公平6−
24952号公報に開示されているものがある。これら
の宅配用ロッカー装置は、集合住宅の外側と内側を仕切
る壁(マンションのエントランスホールの側壁等)に多
数のロッカーボックスとコントロールボックスを配置し
たもので、各ロッカーボックスの扉の施解錠をコントロ
ールボックスで集中管理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の宅
配用ロッカー装置においては複数のロッカーボックスを
1つ(あるいは1組)のコントロールボックスで集中管
理するようにしているので次のような問題がある。例え
ば、1つのロッカーボックスにトラブルが発生してメン
テナンスが必要となった場合、そのロッカーボックスと
コントロールボックスとの間で配線をし直さなければな
らなかったり、メンテナンスの間、問題のロッカーボッ
クスを使用禁止に設定するなど、コントロールボックス
の設定を変更したり、メンテナンス終了後に再設定を行
わなければならないなど、管理運用上手間を要するとい
う問題がある。
【0004】また、配設するロッカーボックスの個数や
レイアウトなどに応じて配線の仕方が異なり、これらの
設計に応じてコントロールボックスの設定内容も個別の
仕様にしなければならないという問題がある。さらに、
一端設置された場合、このようなロッカーボックスの個
数やレイアウトを変更することはきわめて困難である。
【0005】本発明は、宅配用ロッカー装置において、
メンテナンスを容易にするとともに設計自由度を高める
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1の宅配用ロッカー装置は、
屋外側の第1扉と屋内側の第2扉を有するロッカーボッ
クスと、第1扉を施解錠する第1錠装置と、第2扉を施
解錠する第2錠装置と、第1扉側に配設された第1入力
操作部と、第2扉側に配設された第2入力操作部と、第
1錠装置、第2錠装置、第1入力操作部および第2入力
操作部がそれぞれ接続され、第1入力操作部から入力さ
れた符号に基づいて第1錠装置の施解錠を制御するとと
もに第2入力操作部から入力された符号に基づいて第2
錠装置の施解錠を制御する制御部と、を備えたことを特
徴とする。
【0007】上記のように構成された請求項1の宅配用
ロッカー装置において、例えば宅配業者は屋外側の第1
扉からロッカーボックス内に荷物を収納し、受け取り人
(マンション等の居住者)は屋内側の第2扉からロッカ
ーボックス内の荷物を受け取る。この際に、制御部は第
1入力操作部または第2入力操作部から入力される符号
に基づいて第1錠装置または第2錠装置の施解錠の制御
を行う。
【0008】該宅配用ロッカー装置(以下、必要に応じ
て単に「ロッカー装置」という。)は、第1入力操作
部、第1錠装置、第2入力操作部、第2錠装置および制
御部を、1つのロッカーボックスに備えており、該ロッ
カー装置を必要なロッカーボックスの台数分だけ積層あ
るいは並置して配置する。そして、1つのロッカーボッ
クス毎に単独で施解錠の制御を行う。したがって、1個
のロッカー装置にメンテナンスが必要となっても、他の
ロッカー装置をそのまま使用することができる。また、
設計に応じてロッカー装置を必要台数配置するだけでよ
いので、設計自由度が高くなる。
【0009】なお、請求項2のように、ロッカーボック
スの第1扉と第2扉の勝手が逆になっているものにおい
て、ロッカーボックスの第1扉と第2扉の間隔とほぼ等
しい長さのケースを用い、このケースの一端に第1入力
操作部と第1錠装置を、該ケースの他端に第2入力操作
部と第2錠装置をそれぞれ配設し、さらに、ケース内に
制御部を収容し、該ケースを第1扉および第2扉に対応
する両框間に配設することにより、第1入力操作部と第
1錠装置を第1扉の近傍に、第2入力操作部と第2錠装
置を第2扉の近傍に配置するようにすると、メンテナン
ス時にケースごと取り外せばよいので、作業が簡単にな
る。
【0010】また、請求項3のように、第2錠装置に該
第2錠装置を解錠状態にするための非常解錠手段を備え
ていると、屋内側から非常時に解錠できるので、安全な
管理ができる。
【0011】請求項4のように、制御部の制御により、
ロッカーボックスが未使用状態で第1入力操作部から予
め決められた符号が入力されると、第1錠装置を解錠状
態にし、第1扉の開閉が検出されたことで第1錠装置を
施錠状態にするとともに該入力された符号に対応する予
め決められた暗証番号を記憶し、その後、前記記憶した
暗証番号が第2入力操作部から入力されると第2錠装置
を解錠状態にする。この場合、例えばマンションの住戸
番号(ルームナンバ)を符号とし、この住戸番号に対応
付けた暗証番号をその住戸番号の部屋の居住者(受け取
り人)が記憶しておく。これにより、宅配業者が第1入
力操作部から住戸番号を入力して荷物をロッカーボック
スに収納することができ、制御部にはその住戸番号に対
応する暗証番号が記憶されているので、宅配業者から案
内を受けた受け取り人が自分の暗証番号を第2入力操作
部から入力することにより、ロッカーボックス内の荷物
を受け取ることができる。
【0012】また、請求項5のように、制御部の制御に
より、ロッカーボックスが未使用状態で第2入力部から
符号が入力されると、第2錠装置を解錠状態にして第2
扉の開閉が検出されたことで第2錠装置を施錠状態にす
るとともに該入力された符号を記憶し、その後、前記記
憶した符号が第1入力部から入力されると第1錠装置を
解錠状態にする。これにより、住人が第2入力操作部か
ら所望の番号(符号)を入力して荷物をロッカーボック
スに収納すると制御部にはその番号が記憶されるので、
宅配業者にその番号を連絡し、宅配業者がその番号を第
1入力操作部から入力することにより、ロッカーボック
ス内の荷物を受け取ることができる。すなわち、本ロッ
カー装置を利用して住人が宅配業者に荷物の宅配の依頼
をすることができる。
【0013】また、請求項6記載の宅配用ロッカーシス
テムは、請求項4または請求項5記載の宅配用ロッカー
装置を複数台配列した宅配用ロッカーシステムであっ
て、前記符号と前記暗証番号の1対1の応関係につい
て、前記全ての宅配用ロッカー装置毎に同じ対応関係が
設定されていることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の宅配用ロッカーシステムに
よれば、どの宅配用ロッカー装置においても、宅配業者
が住戸番号を入力することにより、住戸番号と暗証番号
の同じ対応関係に基づいて暗証番号が記憶されるので、
異なる宅配用ロッカー装置に異なる住戸番号を入力する
とそれぞれ暗証番号も異なるので、複数の宅配用ロッカ
ー装置をそれぞれ異なる受け取り人用に使うことができ
る。また、どの宅配用ロッカー装置をメンテナンス等に
より使用できなくしても他の宅配用ロッカー装置はその
まま使用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係
る宅配用ロッカー装置を用いたマンション用宅配ロッカ
ーの上面図((A) )および屋外側正面図((B) )、図2
は同マンション用宅配ロッカーの側面図((A) )および
屋内側正面図((B) )である。このマンション用宅配ロ
ッカーは収納する物品の各種大きさに対応するように高
さの異なる複数の宅配用ロッカー装置1を組み合わせた
ものであり、各宅配用ロッカー装置1はマンションのエ
ントランスホール(屋内)を屋外と仕切る壁Wに填め込
まれている。
【0016】各宅配用ロッカー装置1は、屋外側の第1
扉11、屋内側の第2扉21およびロッカーボックス3
1の高さが異なる点を除いては、これら第1扉11、第
2扉21およびロッカーボックス31の他に、第1入力
操作部12、第2入力操作部22および後述説明するケ
ーシング41等によってそれぞれ同一の部材で構成され
ている。なお、屋内側の第2扉21には収納物を確認で
きるように窓21aが形成されている。
【0017】図3は1つの宅配用ロッカー装置1の屋外
側の第1入力操作部付近((A) )と屋内側の第2入力操
作部付近((B) )の正面図、図4は宅配用ロッカー装置
1の側面図、図5は図4のA−A断面図である。ロッカ
ーボックス31は両端に開口部を有する矩形の箱であ
り、このロッカーボックス31の屋外側の開口部に第1
扉11がヒンジ13(図5参照)によって取り付けら
れ、屋内側の開口部に第2扉21がヒンジ13と同じ側
のヒンジ23によって取り付けられている。これによっ
て第1扉11と第2扉21は勝手違い(左開きと右開
き)の扉となり、ロッカーボックス31の同一側面側の
框14,24の側で開閉自在になっている。また、第1
扉11と第2扉21には框14,24の前面まで延設さ
れた把手15,25がそれぞれ取り付けられており、こ
の把手15,25には、それぞれ框14,24の図示し
ない開口部を介して内側に突出するストライカ16,2
6が取り付けられている。
【0018】ケーシング41はロッカーボックス31と
ほぼ同じ長さであり、図4に示したように、ケーシング
41の片側端部には第1入力操作部12と第1錠装置1
7が取り付けられ、他方の端部には第2入力操作部22
と第2錠装置27が取り付けられている。さらに、ケー
シング41内には、第1入力操作部12、第1錠装置1
7、第2入力操作部22および第2錠装置27と図示し
ない配線によって接続された制御部5および電池を収容
した電源部6が収容されている。そして、ケーシング4
1は、第1入力操作部12を屋外側の框14の開口14
a(図3(A) )に露出させるとともに、第2入力操作部
22を屋内側の框24の開口24a(図3(B) )に露出
させてロッカーボックス31内に固定されている。な
お、屋内側の框24には非常解錠手段を構成するシリン
ダ錠28を露出する開口24bが形成されている。ま
た、施解錠操作の確認用などに点灯されるLED29を
露出する開口24cが形成されている。
【0019】以上の構成により、第1扉11は把手15
のストライカ16を第1錠装置17内に挿入すること
で、この第1錠装置17によりロック(施錠状態)可能
となり、第2扉21は把手25のストライカ26を第2
錠装置27内に挿入することでロック可能となる。ま
た、図3に示したように、第1入力操作部12と第2入
力操作部22はテンキー12a,22aを備えており、
このテンキー12a,22aの操作で、住戸番号あるい
は暗証番号等の符号を入力することができ、この入力さ
れた符号に基づいて制御部5が第1錠装置17あるいは
第2錠装置27の施錠と解錠(施解錠)を制御する。な
お、第1入力操作部はテンキー12aで入力した番号や
使用中であることを示すキャラクタを表示する表示装置
(LCD)12bを備えている。また、図1に示したボ
ックス1′は、配達者が配達証明の印を受けるところで
ある。
【0020】図9は第2錠装置27の一部破断側面図で
ある。なお、第1錠装置17において第2錠装置27と
異なる点は、第1錠装置17が第2錠装置27における
シリンダ錠28による非常解錠手段とLED29を備え
ていない点、および、第1錠装置17が後述説明する非
常解錠レバーを備えている点であり、その他の点は第2
錠装置27と同じ構造である。したがって、この第2錠
装置27の構造の説明をすることで、第1錠装置の詳細
な説明は省略する。
【0021】図9において、左側が屋内側の框24に面
する前面側である。なお、この図9の説明において前後
関係は左側を前、右側を後ろとして説明する。ケーシン
グ41に固定される基台部aにはその前面側から中央部
にかけてストライカ26が挿入される溝bが形成されて
おり、この基台部aには、溝bの上部に配置された回動
支点P1によってラッチ板cが回動自在に軸支されてい
る。ラッチ板cにはその前面側にストライカ26が挿入
係合される係合溝dが形成されるとともに後方側には段
部eが形成されている。
【0022】また、回動支点P1の斜め後方下部の回動
支点P2には回動アームfと回動支点P2から上方に延
びるロックアームgとがそれぞれ回動自在に軸支されて
いる。回動アームfの後方側には下辺に解放された水平
溝hが形成されており、基台部aの後部に配設されたソ
レノイドiの駆動軸i1が、水平溝hの位置でピンi2
によって回動アームfに係合されている。
【0023】また、回動アームfには、ロックアームg
よりもラッチ板c側の位置で上方に突出する突起片jが
形成されており、ロックアームgには前面側の縁から側
面側(図9の図面手前側)に突出して回動アームfの突
起片jに当接する当接面kが形成されている。また、ロ
ックアームgの上端部は当接面kと同じく側面側に突出
する水平バーmが形成されている。回動軸P2にはスプ
リングnが配設されており、このスプリングnの一端は
ロックアームgの後方側縁に係合され、他端は回動アー
ムfのスプリング穴f1に係合されている。そして、ス
プリングnはロックアームgを回動アームfに対して図
9において反時計回り方向に付勢しており、通常(後述
説明する非常解錠時以外)は、スプリングnの付勢力に
よってロックアームgの当接面kに回動アームfの突起
片jが当接することで、このロックアームgと回動アー
ムfは図9の状態を保って一体に回動する。
【0024】基台部aの上端には錠装置の前後方向に摺
動可能なスライダーoが配設されている。このスライダ
ーoの下部には斜め後方に延びる移動アームo1が形成
されており、この移動アームo1の後方側先端部がロッ
クアームgの水平バーmの先端部に前面側から当接する
ようになっている。また、スライダーoの上部にはシリ
ンダ錠28の回動軸に連結された筒状のカムpが配設さ
れている。カムpには螺旋溝p1が形成されており、ス
ライダーoの上端に形成された突起o2がカムpの螺旋
溝p1に係合されている。
【0025】ラッチ板cの下部には扉センサを構成する
マイクロスイッチqが配設され、スライダーoの移動ア
ームo1とラッチ板cとの間においてロックアームgの
水平バーmの前面側には施解錠センサを構成するマイク
ロスイッチrが配設されている。
【0026】以上の構成により、施錠状態と解錠状態は
通常はソレノイドiによって切り換えられ、ソレノイド
iの駆動軸i1が下端位置(図9の二点鎖線の位置)に
あるとき解錠状態となり、駆動軸i1が上端位置(図9
の実線の位置)にあるとき施錠状態となる。すなわち、
駆動軸i1が下端位置にあるとき、回動アームfとロッ
クアームgは図9の二点鎖線の位置に回動される(回動
アームfとロックアームgは突起片jにより一体に回動
する。)ので、ロックアームgの当接面kの上端の段部
k1がラッチ板cの段部eの回動軌道から外れるので、
ラッチ板cの回動が自由になる。
【0027】そして、ラッチ板cが図9の二点鎖線の位
置で扉のストライカ26を溝bを通ってラッチ板cの係
合溝d内に挿入することでラッチ板cが図9の実線の位
置に回動し、扉を閉めることができる。また、この状態
で扉を引くとストライカ26がラッチ板cを時計回りに
回動して実線の位置まで回動し、扉を開けることができ
る。
【0028】一方、施錠するときは扉が閉められている
ので、ストライカ26を溝bおよびラッチ板cの係合溝
d内に挿入した状態でラッチ板cが図の実線の位置にあ
り、ソレノイドiの駆動軸i1が上端位置になると回動
アームfとロックアームgが図9の実線の位置に回動さ
れ、ロックアームgの当接面kの上端の段部k1がラッ
チ板cの段部eに係合し、ラッチ板cの回動が阻止され
るので、扉の開閉ができなくなる。
【0029】また、扉が開けられるとラッチ板cが図9
の二点鎖線の位置になるのでマイクロスイッチq(扉セ
ンサ)がオフになり、扉が閉められるとラッチ板cが図
9の実線の位置になるのでマイクロスイッチqがオンに
なる。これにより扉の開状態と閉状態が検出される。さ
らに、施錠状態では、ロックアームgが図9の実線の位
置になるので水平バーmがマイクロスイッチrをオンに
し、解錠状態では、ロックアームgが図9の二点鎖線の
位置になるので水平バーmが外れてマイクロスイッチr
がオフになる。これにより施錠状態と解錠状態が検出さ
れる。
【0030】なお、シリンダ錠28により非常解錠する
場合には、シリンダ錠28に所定のキーを挿入して回転
することによりカムpが回転し、このカムpの螺旋溝p
1に係合する突起o2によりスライダーoが後方側(図
9の右側)に移動するので、スライダーoの移動アーム
o1の先端部がロックアームgの水平バーmの先端部を
後方に押し、ロックアームgはスプリングnの付勢力に
抗して後方側に回動される。したがって、ロックアーム
gの当接面kの上端の段部k1がラッチ板cの段部eか
ら外れてラッチ板cの回動が自由になり、扉の開閉が自
由になる。
【0031】また、第1錠装置17においては、回動ア
ームfの後端部に図示しない非常解錠レバーを備えてお
り、この非常解錠レバーの先端部はケーシング41に設
けられた穴から操作可能になっている。そして、第1錠
装置17により第1扉11が施錠状態のとき、ソレノイ
ドiの駆動力に抗して非常解錠レバーを下げることによ
り、ロックアームgが解錠状態となり、第1錠装置が解
錠状態となる。
【0032】すなわち、メンテナンス等が必要となった
とき、屋内側からシリンダ錠28により非常解錠して第
2扉22を開き、非常解錠レバーを下げることにより、
第1錠装置17も非常解錠できるので、その状態で、ケ
ーシング41をロッカーボックス31から取り外して第
1錠装置から第1扉11のストライカ16を切り離すこ
とができ、ケーシング41を容易に回収することができ
る。
【0033】以上、第2錠装置27について説明した
が、前述のように第1錠装置17の要部も同様であり、
第1錠装置17も扉センサとしてのマイクロスイッチ
q、施解錠センサとしてのマイクロスイッチrおよびソ
レノイドiを備えている。以後、第1錠装置17のマイ
クロスイッチqを第1扉センサ17a、第1錠装置17
のマイクロスイッチrを第1施解錠センサ17b、第1
錠装置17のソレノイドiを第1施解錠ソレノイド17
c、第2錠装置27のマイクロスイッチqを第2扉セン
サ27a、第2錠装置27のマイクロスイッチrを第2
施解錠センサ27b、第2錠装置27のソレノイドiを
第2施解錠ソレノイド27cとする。
【0034】図6は実施例のブロック図であり、制御部
5はCPU51、ROM52、RAM53、タイマ5
4、I/O55を備えたマイクロコンピュータ、および
各種駆動回路部56で構成されており、CPU51は、
ROM52に格納された後述説明する制御プログラムに
基づいてRAM53のワーキングエリアを使用して制御
動作を行う。このとき、CPU51は、I/O55を介
してテンキー12a,22aの入力データを取り込む。
また、第1扉センサ17a、第1施解錠センサ17b、
第2扉センサ27a、第2施解錠センサ27bの各信号
を取り込み、第1扉11および第2扉21の開閉状態、
第1錠装置17および第2錠装置27の施錠状態および
解錠状態をそれぞれ検出する。さらに、各種駆動回路部
56を介して、表示装置12bへの表示データの出力を
行い、さらに、第1施解錠ソレノイド17c、第2施解
錠ソレノイド27cの切換えを行って、第1錠装置17
および第2錠装置27の解錠と施錠の制御を行う。
【0035】図7および図8はCPU51によって実行
される制御プログラムの要部を示すフローチャートであ
り、同図に基づいて実施例の動作を説明する。なお、こ
の実施例では、マンション等の住戸番号(ルームナン
バ)に対応してそれぞれ異なる暗証番号が予め設定され
ており、この暗証番号は対応する住戸番号の居住者に知
らされているものとする。そして、この住戸番号と暗証
番号の対応関係は全ての組について複数の宅配用ロッカ
ー装置1の各々のRAM53にぞれぞれ設定記憶されて
いる。なお、RAM53はバッテリーバックアップされ
ている。すなわち、各々の宅配用ロッカー装置1は入力
される任意の住戸番号に対応する暗証番号を判別するこ
とができるように設定されている。
【0036】そして、配達者がロッカーボックスに荷物
を収納する場合は、その荷物の配達先の住戸番号を第1
入力操作部12のテンキー12aから入力し、その住戸
番号の居住者に対して連絡票(不在票)などにより、ロ
ッカー番号を指定して荷物を収納してあることを連絡す
るようなシステムとする。なお、居住者が宅配業者に宅
配を委託する場合は、ロッカーボックスに荷物を収納し
て任意の番号を第2入力操作部22のテンキー22aか
ら入力し、その番号とロッカー番号を宅配業者に連絡し
て荷物を引き取るようにするシステムとなっている。
【0037】先ず電源の投入等により図7の処理を開始
し、ステップ1で第1扉11と第2扉21がいずれも閉
まっているか否かを判定する。何れかが空いていれば異
常状態であるので、そのままステップS1に戻って待機
し、何れもが閉まっていれば、ステップS2で第1錠装
置17および第2錠装置27の何れも施錠状態であるか
否かを判定する。何れもが施錠状態であればステップS
5に進み、何れかが解錠状態であれば、ステップS3で
テンキー12a(第1入力操作部12)からの入力があ
るか否かを判定し、入力がなければステップS1に戻
り、テンキー12aからの入力があればステップS4で
第1錠装置17および第2錠装置27の両方を施錠状態
にしてステップS5に進む。
【0038】以上の処理の終了により、第1扉11と第
2扉21が共に閉状態で、かつ、第1錠装置17と第2
錠装置27のいずれもが施錠状態となっているとき、テ
ンキー12aまたはテンキー22aからの入力を監視す
る。ステップS5でテンキー12aから住戸番号の入力
があるか否かを判定し、何も入力がないか住戸番号の入
力でない場合にはステップS29に進み、ステップS2
9でテンキー22a(第2入力操作部22)から番号の
入力があるか否かの判定をし、入力があればステップS
30に進み、入力がなければステップS5に戻る。な
お、このステップS29以降の処理は居住者が宅配業者
に荷物を委託する場合に対応する処理であり後述説明す
る。
【0039】ステップS5で住戸番号の入力があれば、
ステップS6で表示装置12bにその住戸番号を表示
し、ステップS7で第1錠装置17を解錠状態にし、ス
テップS8で第1扉11が開けられるか否か監視する。
第1扉11が開けられれば、ステップS9で第1扉11
が閉められるか否かを監視する。この間に配達者は荷物
をロッカーボックス31に収納して第1扉11を閉め
る。したがって、第1扉11が閉められたら、ステップ
S10でタイマ54に基づいて3秒待機し、3秒経過す
ると、ステップS11で表示装置12bの住戸番号の表
示を消去し、ステップS12で第1錠装置17を施錠状
態にする。
【0040】次に、ステップS13でRAM53を参照
して、入力された住戸番号を対応する暗証番号に変換
し、ステップS14でその暗証番号をRAM53の所定
のレジスタに登録する。そして、ステップS15で表示
装置12bに当該ロッカーが使用中であることを示すキ
ャラクタを表示し、図8のステップS16に進む。
【0041】以上の処理により、配達者は空きロッカー
の第1入力操作部12のテンキー12aから配達先の住
戸番号を入力するとその住戸番号が表示装置12bに表
示されるので、それを確認し、確認されたらロッカーボ
ックス31に荷物を収納して扉(第1扉11)をしめ
る。これにより、制御部5のRAM53に当該ロッカー
装置1に解錠制御用の暗証番号(配達先の居住者が予め
知っている暗証番号)が設定される。
【0042】図8のステップS16ではテンキー12a
(第1入力操作部12)から番号の入力があるか否かを
判定し、入力があればステップS36に進み、入力がな
ければステップS17でテンキー22a(第2入力操作
部22)から番号の入力があるか否かの判定をし、入力
があればステップS18に進み、何も入力がなければス
テップS16に戻る。すなわち、当該ロッカー装置に荷
物が収容された後(今の説明では配達者が当該ロッカー
装置に荷物を収納した後)は、入力があるまでステップ
S16とステップS17を繰り返して待機している。な
お、ステップS36以降の処理は宅配業者が居住者から
委託された荷物を回収する場合に対応する処理であり後
述説明する。
【0043】ステップS18では、入力された番号がR
AMのレジスタに登録された番号(解錠制御用の暗証番
号)と一致するか否かを判定し、一致しなければステッ
プS19で入力エラー音を出力してステップS16に戻
り、一致すればステップS20で第2錠装置27を解錠
状態にしてステップS21に進む。ステップS21で
は、第2扉21が開けられるか否かを判定し、開けられ
なければステップS22でタイマ54に基づいて解錠か
ら10秒経過したか否かを判定し、経過しなければステ
ップS21に戻る。解錠から扉が開けられない状態で1
0秒経過したらステップS23で入力エラー音を出力
し、ステップS24で第2錠装置27を施錠状態にして
ステップS16に戻る。
【0044】また、ステップS21およびステップS2
2において、解錠から10秒経過する前に第2扉21が
開けられれば、ステップS25でRAMのレジスタに登
録された番号(解錠制御用の暗証番号)を消去し、ステ
ップS26で第2扉21が閉められるのを監視する。こ
の間に居住者は荷物をロッカーボックス31から取り出
して第2扉21を閉める。したがって、第2扉21が閉
められたら、ステップS27で10秒経過したかを判定
し、10秒経過したらステップS28で第2錠装置27
を施錠状態にし、ステップS48で表示装置12bの使
用中であることを示すキャラクタの表示を消去し、図7
のステップS5に戻る。
【0045】以上の処理により、配達者から連絡を受け
居住者は、第2入力操作部22のテンキー22aから自
分の暗証番号を入力することにより、荷物を受け取るこ
とができる。また、当該ロッカー装置から荷物が取り出
された後(今の説明では居住者が当該ロッカー装置から
荷物を取り出した後)は、第1錠装置17および第2錠
装置は共に施錠状態となり、入力があるまでステップS
5とステップS29を繰り返して待機している。
【0046】ステップS29以降は居住者が宅配業者に
荷物を委託する場合の処理であり、先ず、居住者は所望
の番号を第2入力操作部22のテンキー22aから入力
する。なお、この番号は予め居住者から宅配業者に電話
等により連絡される。ステップS29でテンキー22a
から番号が入力されると、ステップS30で第2錠装置
27を解錠状態にし、ステップS31で第2扉21が開
けられるか否か監視する。第2扉21が開けられれば、
ステップS32で第2扉21が閉められるか否かを監視
する。この間に居住者は荷物をロッカーボックス31に
収納して第2扉21を閉める。したがって、第2扉21
が閉められたら、ステップS33でタイマ54に基づい
て3秒待機し、3秒経過すると、ステップS34で第2
錠装置27を施錠状態にする。そして、ステップS35
で、入力された番号(宅配業者に連絡済みの番号)をR
AM53の所定のレジスタに登録し、ステップS15で
表示装置12bに当該ロッカーが使用中であることを示
すキャラクタを表示し、図8のステップS16に進む。
【0047】ステップS16に続くステップS36以降
の処理は配達者(宅配業者の一員)が居住者から委託さ
れた荷物を受け取る場合の処理であり、先ず配達者は居
住者から連絡された番号を第1入力操作部12のテンキ
ー12aから入力する。ステップS16で番号の入力が
あると、ステップS36で表示装置12bにその入力さ
れた番号を表示し、ステップS37で、入力された番号
がRAMのレジスタに登録された番号(居住者が登録し
た番号)と一致するか否かを判定する。一致しなければ
ステップS19で入力エラー音を出力してステップS1
6に戻り、一致すればステップS38で表示装置12b
の番号の表示を消去し、ステップS39で第1錠装置1
7を解錠状態にしてステップS40に進む。ステップS
40では、第1扉11が開けられるか否かを判定し、開
けられなければステップS41でタイマ54に基づいて
解錠から10秒経過したか否かを判定し、経過しなけれ
ばステップS40に戻る。そして、解錠から扉が開けら
れない状態で10秒経過したらステップS42で入力エ
ラー音を出力し、ステップS43で第1錠装置17を施
錠状態にしてステップS16に戻る。
【0048】また、ステップS40およびステップS4
1において、解錠から10秒経過する前に第1扉11が
開けられれば、ステップS44でRAMのレジスタに登
録された番号(居住者が登録した番号)を消去し、ステ
ップS45で第1扉11が閉められるのを監視する。こ
の間に配達者は荷物をロッカーボックス31から取り出
して第1扉11を閉める。したがって、第1扉11が閉
められたら、ステップS46で10秒経過したかを判定
し、10秒経過したらステップS47で第1錠装置17
を施錠状態にし、ステップS48で表示装置12bの使
用中であることを示すキャラクタの表示を消去し、図7
のステップS5に戻る。
【0049】以上の処理により、居住者から連絡を受け
配達者は、居住者から連絡されている番号を第1入力操
作部12のテンキー12aから入力することにより、第
1扉11を開けて荷物を受け取ることができる。
【0050】以上の実施例では、請求項5に対応して、
居住者が宅配業者に宅配を依頼する場合のロッカー装置
を利用できるような制御フローになっているが、宅配用
ロッカー装置としては基本的な使い方としては、居住者
が留守である場合など、居住者に対面しなくてもロッカ
ー装置を介して荷物を受け渡せることが必要であり、上
記請求項5に対応するような制御フローでなくても請求
項4に対応する制御フローでもよい。例えば、図7およ
び図8の実施例において、ステップS29→ステップS
35の流れ、ステップS16,ステップS36→ステッ
プS47の処理はなくてもよい。
【0051】また、実施例の制御フローは効果的な例で
あるが、本発明の宅配用ロッカー装置は制御フローによ
って限定されるものではなく、第1入力操作部、第1錠
装置、第2入力操作部、第2錠装置および制御部を1つ
のロッカーボックスに備え、1つのロッカーボックス毎
に単独で施解錠の制御を行うものであればよい。
【0052】以上の実施例では、宅配業者と居住者との
間で宅配物の受け渡しを行う場合について説明したが、
例えばクリーニング業者と居住者との間で洗濯物の受け
渡しを行う場合などにも適用できる。
【0053】また、本発明の宅配用ロッカー装置は、錠
装置の構造や入力操作部の構造は実施例に限定されるも
のではない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の宅配用ロッカー装置によれば、1つのロッカーボック
ス毎に単独で施解錠の制御を行うようにしたので、1個
のロッカー装置にメンテナンスが必要となっても、他の
ロッカー装置をそのまま使用することができ、また、設
計に応じてロッカー装置を必要台数配置するだけでよい
ので、設計自由度が高くなる。
【0055】また、本発明の請求項2の宅配用ロッカー
装置によれば、第1扉と第2扉の勝手が逆になっている
ものにおいて、ケースの一端に第1入力操作部と第1錠
装置、他端に第2入力操作部と第2錠装置を配設すると
ともにケース内に制御部を収容し、ケースを第1扉と第
2扉の両框間に配設するようにしたので、請求項1の効
果に加えて、メンテナンス時にケースごと取り外せばよ
いので作業が簡単になるという効果が得られる。
【0056】また、本発明の請求項3の宅配用ロッカー
装置によれば、第2錠装置に該第2錠装置を解錠状態に
するための非常解錠手段を備えているので、請求項1の
効果に加えて、屋内側から非常時に解錠できるので安全
な管理ができるという効果が得られる。
【0057】また、請求項4の宅配用ロッカー装置によ
れば、使用状態では屋内側の第2入力操作部から暗証番
号が入力された時だけ第2扉が開閉可能となるので、ロ
ッカーボックス内の荷物を確実に保管することができ
る。
【0058】また、請求項5の宅配用ロッカー装置によ
れば、使用状態で屋外側の第1入力操作部からも屋内側
の第2入力操作部からでも符号の入力が可能であるが、
いずれの場合も、使用状態にする時に暗証番号(または
所望の番号)が既に記憶されており、その記憶されてい
る暗証番号が入力されたときだけ解錠状態にするので、
ロッカーボックス内の荷物を確実に保管できるととも
に、屋外側から宅配物等の収納および受け渡しを行える
ばかりか、屋内側からの宅配物物等の収納および受け渡
しを行うことができる。
【0059】また、請求項6の宅配用ロッカーシステム
によれば、符号と暗証番号の1対1の応関係について、
全ての宅配用ロッカー装置毎に同じ対応関係が設定され
ているので、異なる宅配用ロッカー装置に異なる住戸番
号を入力するとそれぞれ暗証番号も異なるので、複数の
宅配用ロッカー装置をそれぞれ異なる受け取り人用に使
うことができる。また、どの宅配用ロッカー装置をメン
テナンス等により使用できなくしても他の宅配用ロッカ
ー装置はそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る宅配用ロッカー装置を用
いたマンション用宅配ロッカーの上面図および屋外側正
面図である。
【図2】同マンション用宅配ロッカーの側面図および屋
内側正面図である。
【図3】実施例における1つの宅配用ロッカー装置の第
1入力操作部付近と第2入力操作部付近の正面図であ
る。
【図4】同宅配用ロッカー装置の側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】実施例におけるブロック図である。
【図7】実施例におけるフローチャートの一部である。
【図8】実施例におけるフローチャートの他の一部であ
る。
【図9】実施例における第2錠装置の一部破砕側面図で
ある。
【符号の説明】
1 宅配用ロッカー装置 5 制御部 11 第1扉 12 第1入力操作部 17 第1錠装置 21 第2扉 22 第2入力操作部 27 第2錠装置 31 ロッカーボックス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外側の第1扉と屋内側の第2扉を有す
    るロッカーボックスと、 第1扉を施解錠する第1錠装置と、 第2扉を施解錠する第2錠装置と、 第1扉側に配設された第1入力操作部と、 第2扉側に配設された第2入力操作部と、 第1錠装置、第2錠装置、第1入力操作部および第2入
    力操作部がそれぞれ接続され、第1入力操作部から入力
    された符号に基づいて第1錠装置の施解錠を制御すると
    ともに第2入力操作部から入力された符号に基づいて第
    2錠装置の施解錠を制御する制御部と、を備えたことを
    特徴とする宅配用ロッカー装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッカーボックスは第1扉と第2扉
    の勝手が逆になっており、 ロッカーボックスの第1扉と第2扉の間隔と略等しい長
    さのケースを用い、 該ケースの一端に前記第1入力操作部と前記第1錠装置
    を、該ケースの他端に前記第2入力操作部と前記第2錠
    装置をそれぞれ配設するとともに、該ケース内に前記制
    御部を収容し、該ケースを第1扉および第2扉に対応す
    る両框間に配設することにより、第1入力操作部と第1
    錠装置を第1扉の近傍に、第2入力操作部と第2錠装置
    を第2扉の近傍に配置するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の宅配用ロッカー装置。
  3. 【請求項3】 前記第2錠装置は該第2錠装置を解錠状
    態にするための非常解錠手段を備えていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の宅配用ロッカー装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、ロッカーボックスが未使
    用状態で第1入力操作部から予め決められた符号が入力
    されると、第1錠装置を解錠状態にして、第1扉の開閉
    が検出されたことで第1錠装置を施錠状態にするととも
    に該入力された符号に対応する予め決められた暗証番号
    を記憶し、 その後、前記記憶した暗証番号が第2入力操作部から入
    力されると第2錠装置を解錠状態にすることを特徴とす
    る請求項1または請求項2または請求項3記載の宅配用
    ロッカー装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、ロッカーボックスが未使
    用状態で第2入力操作部から符号が入力されると、第2
    錠装置を解錠状態にして第2扉の開閉が検出されたこと
    で第2錠装置を施錠状態にするとともに該入力された符
    号を記憶し、 その後、前記記憶した符号が第1入力操作部から入力さ
    れると第1錠装置を解錠状態にすることを特徴とする請
    求項4記載の宅配用ロッカー装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の宅配用ロ
    ッカー装置を複数台配列した宅配用ロッカーシステムで
    あって、 前記符号と前記暗証番号の1対1の対応関係について、
    前記全ての宅配用ロッカー装置毎に同じ対応関係が設定
    されていることを特徴とする宅配用ロッカーシステム。
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