JPWO2020174722A1 - 宅配ボックスの電気錠、及び宅配ボックス - Google Patents

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Abstract

宅配ボックスの扉を施錠及び解錠する電気錠(14)は、ハンドルと、ラッチ(20)と、ロック用モータ(44)によってロック状態又はアンロック状態に駆動されるロック機構(40)と、扉(12)の開閉状態を検知する開閉センサ(60)と、ロック機構(40)がロック状態にあることを検知するロックセンサ(58)と、通信部と、テンキー入力部と、制御部と、緊急脱出用レバー(27)と、管理用シリンダー錠(30)とを備える。制御部は、開閉センサ(60)及びロックセンサ(58)の各検知結果を、配送人又は荷受人の通信端末を介して外部に送信する。

Description

本開示は、宅配ボックスの扉を施錠及び解錠する電気錠に関する。
例えば、特許文献1には、サイバースペース上で鍵付き戸棚の鍵を管理するロッカーシステムが開示されている。このロッカーシステムでは、錠付き戸棚と錠管理装置との間に錠管理通信手段を設け、この錠管理通信手段を通して錠管理装置が錠付き戸棚の錠の施錠及び解錠を行うことが記載されている。また、特許文献1の図14には、錠付き戸棚の解錠者が確認用情報を入力する手段としてテンキーが設けられている例が示されている。
特開2003−27797号公報
上記特許文献1に記載されるようなロッカーシステムでは、各錠付き戸棚の利用状況を正確に管理するうえで、各錠付き戸棚の開口部を開閉する扉の開閉状態、及び、各錠付き戸棚の錠の施錠状態を確実に把握することが重要である。
本開示の目的は、通信端末を用いて施錠及び解錠を簡便に行えると共に、宅配ボックスの開口部を開閉する扉の開閉状態及びロック状態を確実に把握することができる宅配ボックスの電気錠を提供することにある。
本開示の一態様である宅配ボックスの電気錠は、宅配ボックスの扉を施錠及び解錠する電気錠であって、扉を開放する際に操作されるハンドルと、アンロック状態にあるときハンドルの操作に連動して、扉によって開閉されるボックス開口部の内面に設けられた切欠部に一端部が出入りするラッチと、ハンドルによる扉の開放操作を規制するロック状態又は開放操作を許可するアンロック状態にロック用モータによって駆動されるロック機構と、扉の開閉状態を検知する開閉センサと、ロック機構がロック状態にあることを検知するロックセンサと、配送人及び荷受人の通信端末から送信される解錠信号を近距離無線により受信する通信部と、荷受人の通信端末に届いた解錠用番号の入力を受け付けるテンキー入力部と、通信部又はテンキー入力部によって受け付けた解錠信号または解錠用番号が認証されたときロック用モータを駆動してロック機構をアンロック状態とする制御部と、ラッチの他端部に取り付けられ、ハンドルがロック状態にあるときでもラッチを一端部が切欠部から脱出した位置に移動させることができる緊急脱出用レバーと、管理者が有する鍵を挿入して回動させることにより、ハンドルがロック状態にあるときでもラッチを一端部が切欠部から脱出した位置に移動させることができる管理用シリンダー錠と、を備える。制御部は、開閉センサ及びロックセンサの各検知結果を、配送人又は荷受人の通信端末を介して外部に送信する。
また、本開示の別態様である宅配ボックスは、上記構成の電気錠を備えたものである。
本開示に係る宅配ボックスの電気錠及びこれを備えた宅配ボックスによれば、通信端末を用いて施錠及び解錠を簡便に行えると共に、宅配ボックスの開口部を開閉する扉の開閉状態及びロック状態を確実に把握することができる。
本開示の一実施形態である宅配ボックスを含む宅配ボックスシステムの使用形態を概略的に示す図である。 宅配ボックスに備えられている電気錠の前面側斜視図である。 図2に示す電気錠の後側斜視図である。 電気錠のラッチが係合するボックス開口部内面に設けられた切欠部を示す斜視図である。 図2に示す電気錠において管理用シリンダー錠のカバーを取り外した状態を示す図である。 電気錠のロック機構を示す斜視図である。 電気錠のロック機構がロック状態にあることを示す平面図である。 電気錠のロック機構がアンロック状態になったことを示す平面図である。 アンロック状態になった電気錠においてハンドルが操作されてラッチが引き込まれた状態を示す平面図である。 宅配ボックスの電気錠の機能ブロック図である。 配送人が宅配ボックスに荷物を納品する際の操作フローを示す図である。 スマートフォンを有する荷受人が宅配ボックスで荷物を受け取る際の操作フローを示す図である。 スマートフォンではない携帯電話を有する荷受人が宅配ボックスで荷物を受け取る際の操作フローを示す図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本開示の一実施形態である宅配ボックス10を含む宅配ボックスシステム1の使用形態を概略的に示す図である。宅配ボックスシステム1は、複数の宅配ボックス10を一体に備える。図1に例示する宅配ボックスシステム1では、宅配ボックス10が3列5段に配列されている。宅配ボックスシステム1は、例えば、駅やコンビニエンスストアなどに設置される。
各宅配ボックス10は、前面に設けられた開口部を開閉する扉12と、扉12に設置された電気錠14とを備える。宅配ボックス10を利用する配送人D及び荷受人Rは、それぞれ携帯する通信端末であるスマートフォンDP,RPを使って荷物Nの納品及び受取りが可能である。スマートフォンDP,RPは、宅配ボックス10の電気錠14と近距離無線通信を行うと共に、クラウドCと公衆回線又は専用回線を介して通信する。クラウドCは、宅配ボックスシステム1の管理者のサーバによって好適に構成される。なお、荷物Nの納品操作及び受取り操作の詳細については後述する。
図2は、宅配ボックスに備えられている電気錠14の前面側斜視図である。図3は、図2に示す電気錠14の後側斜視図である。なお、図2及び図3(図4、図5等でも同様)には、互いに直交する前後方向、左右方向、及び、上下方向がそれぞれ矢印で示されている。ここでの左右方向は、電気錠14を前方から見て「右」、「左」という。
電気錠14は、宅配ボックス10の扉12の施錠及び解錠を行う機能を有する。図2及び図3に示すように、電気錠14は、ハンドル18及びラッチ20を備える。ハンドル18及びラッチ20は、前方から見た正面視で横長の長方形状をなす錠本体部16に取り付けられている。錠本体部16は、例えば、樹脂成形品によって好適に構成される。
ハンドル18は、扉12を開放する際に操作される部材である。ハンドル18は、錠本体部16の凹部17内に収納配置されている。ハンドル18は、正面視で略T字状をなし、上下方向に延伸する操作部18aと、操作部18aから左右方向に沿って突出する腕部18bとを有する。腕部18bの端部は、錠本体部16の内側に回動可能に設けられた軸部材(図示せず)に固定されている。これにより、ハンドル18は、腕部18bが固定された軸部材を中心に揺動可能になっている。
ラッチ20は、錠本体部16の後面に一体形成された筒状のガイド部22内において、左右方向に移動可能に配置されている。ラッチ20は、図示しない付勢部材によって左方向に常時付勢されており、その一端部が電気錠14の錠本体部16の左側端面から側方に突出している。ラッチ20の一端部には、後方にいくに従って右側位置となる傾斜面21が形成されている。
図4は、電気錠14のラッチ20が係合するボックス開口部内面に設けられた切欠部を示す斜視図である。図4に示すように、扉12によって開閉される宅配ボックス10の開口部11の内面には、例えば金属平板からなるプレート24がネジ留め等によって固定されている。このプレート24には、例えば矩形状の切欠部26が形成されている。扉12が閉じられるとき、ラッチ20の一端部20aが、傾斜面21にプレート24が当接することによって一旦引っ込んだ後、切欠部26の位置まで到達すると一端部20aが切欠部26に進入するように移動する。これにより、扉12がボックス開口部11を閉じた状態が維持される。他方、ラッチ20は、電気錠14がアンロック状態にあるとき、ハンドル18の操作によって右方向にスライド移動する。これにより、ラッチ20の一端部20aが切欠部26から脱出し、扉12を開放することができる。
このようにラッチ20は、電気錠14がアンロック状態にあるときハンドル18の操作に連動して、扉12によって開閉されるボックス開口部11の内面に設けられた切欠部26に一端部が出入りすることで、扉12の開閉状態を規制する。
図4に示すように、プレート24には、切欠部26の近傍にマグネット28が取り付けられている。マグネット28は、例えば、ネジ留め等によってプレート24に固定されている。本実施形態では、マグネット28は、ラッチ20の一端部20aが出入りする切欠部26に対して上方且つ後側に配置されている。マグネット28は、電気錠14に設けられた開閉センサによって検知されるか否かで、扉12の開閉状態を検知するためのものである。
なお、本実施形態ではプレート24に切欠部26及びマグネット28を配置した例について説明したが、これに限定されるものではなく、切欠部及びマグネットの少なくとも一方はボックス開口部11の内面にプレート等を介することなく直に設けてもよい。
図5は、図2に示す電気錠14において管理用シリンダー錠のカバーを取り外した状態を示す図である。図2、図3及び図5を参照すると、電気錠14は、管理用シリンダー錠30を更に備える。管理用シリンダー錠30は、宅配ボックスシステム1の管理者が有する鍵を挿入して回動させることにより、ハンドル18がロック状態にあるときでもラッチ20を一端部20aが切欠部26(図4参照)から脱出した位置に移動させることができる。
管理用シリンダー錠30は、鍵穴を有する前端面が錠本体部16の前面から奥まった位置となって錠本体部16に固定されている。図2に示すように、管理用シリンダー錠30の前端面は、通常、例えば樹脂成形品からなる円盤状の前カバー32によって覆われている。前カバー32は、錠本体部16の前面に例えば圧入、螺合等によって固定されている。前カバー32には、凹条34が形成されている。管理者は、例えば、コイン等を凹条34に嵌め入れて回転させることによって、図5に示すように、前カバー32を錠本体部16から取り外して管理用シリンダー錠30を露出させ、シリンダー錠30に鍵を挿入することが可能になる。このように通常時には管理用シリンダー錠30の鍵穴がある前端面が前カバー32によって覆われていることで、鍵穴に異物を挿入される等のいたずらを防止することができる。
図3に示すように、管理用シリンダー錠30の後部は、例えば、樹脂成形品からなる後カバー36によって覆われている。後カバー36は、例えばネジ留め等によって錠本体部16に固定されている。
図6は、電気錠14のロック機構40を示す斜視図である。図6では、管理用シリンダー錠30の後カバー36が取り外された状態が示される。図6に示すように、管理用シリンダー錠30の後端面37には、突起38が突設されている。突起38は、後方から見て略扇形状をなしている。また、突起38は、上端部がラッチ20に連結された連結部材25に隣接して配置されている。これにより、管理用シリンダー錠30の鍵穴に管理者が有する鍵を挿入して回動させると、管理用シリンダー錠30の後端面37に設けた突起38が回動して連結部材25を矢印A方向(すなわち右方向)に押圧する。その結果、後述するロック機構40によってハンドル18がロック状態にあるときでもラッチ20を一端部20aが切欠部26(図4参照)から脱出した位置に移動させことができる。
図3及び図6に示すように、ラッチ20の他端部には、緊急脱出用レバー27が取り付けられている。緊急脱出用レバー27は、後述するロック機構40によってハンドル18がロック状態にあるときでもラッチ20を一端部20aが切欠部26から脱出した位置に移動させることができる。これにより、万一に宅配ボックス10内に子供等が閉じ込められた場合でも、緊急脱出用レバー27を操作してラッチ20を矢印A方向に移動させることで扉12が開放可能となり、宅配ボックス10の安全性が確保される。
次に、図3、図6等を参照して電気錠14のロック機構40について説明する。電気錠14は、ロック機構40を更に備える。ロック機構40は、ハンドル18による扉12の開放操作を規制するロック状態又は開放操作を許可するアンロック状態にする機能を有する。ここで、ロック機構40は、ロック用モータ44によって駆動される。
図3に示すように、ロック機構40は、例えば樹脂成型品からなるケース42に収納された状態で、電気錠14の錠本体部16の後面側に設けられている。ケース42は、錠本体部16においてラッチ20をスライド可能に収容するガイド部22と一体に形成された平板状のベース部23の上に、例えばネジ留め等によって取り付けられている。
図6には、ロック機構40が、ケース42が取り外された状態で示される。図6に示すように、ロック機構40は、ロック用モータ44、歯車部材46、動作変換部材48、及び、ロックレバー50を備える。
ロック用モータ44は、ケース42の底面に固定される。ロック用モータ44は、後述する制御部によって動作が制御される。ロック用モータ44の回転軸には、歯車45が固定されている。歯車部材46は、ケース42の底面に回転可能に支持されている。歯車部材46は、ロック用モータ44の歯車45にかみ合った状態で配置される歯車部46aと、歯車部46aと一体に形成された円柱部46bとを有する。円柱部46bの外周面には、1つの突起46cが突設されている。
動作変換部材48は、歯車部材46の回転動作をロックレバー50の揺動動作に変換するための部材である。本実施形態では、動作変換部材48は、歯車部材46の円柱部46bに周囲に巻かれたコイル状のバネ部材によって構成される。コイル状のバネ部材から延伸する2本の端部は、ロックレバー50の一端部の立壁部に形成された矩形状の貫通孔内に挿入されて配置されている。
ロックレバー50は、ケース42の底面に立設されたピン52を中心に揺動可能に設けられている。ロックレバー50の揺動範囲の一方側は、ケース42の底面に立設される円柱状のストッパ54によって規制される。
ロックレバー50の他端部には、上下方向に沿って折り曲げ形成された立壁部56が形成されている。また、ロックレバー50の他端部に隣接してロックセンサ58が設置されている。ロックセンサ58は、ケース42の底面に固定されて配置される。ロックセンサ58は、例えば、マイクロスイッチによって好適に構成される。ロック機構40がロック状態にあるとき、ロックレバー50の立壁部56がロックセンサ58の接触片59を押してオン状態となる。他方、ロックセンサ58は、後述するようにロック用モータ44によってロック機構40がアンロック状態となったとき、ロックレバー50がピン52を中心に回動することによって立壁部56がロックセンサ58の接触片59の押し込みを解除することによってオフ状態となる。ロックセンサ58による検出結果は、後述する制御部に送信される。
ロック機構40を収容するケース42内には、開閉センサ60が設けられている。本実施形態では開閉センサ60は、磁気センサによって構成される。開閉センサ60は、宅配ボックス10の扉12の開閉状態を検知することができる。具体的には、扉12が宅配ボックス10の前面開口部11を閉じた状態にあるとき、開閉センサ60が図4を参照して説明したマグネット28に対してケース42を介して対向した状態となる。これにより、開閉センサ60がオン状態となり、扉12が閉じた状態にあることを検知できる。他方、扉12が開かれると、開閉センサ60がマグネット28から離間することよってオフ状態となり、これにより扉12が開放されたことを検知できる。開閉センサ60による検知結果は、後述する制御部に送信される。
続いて、図7Aないし図7Cを参照して、上記構成からなるロック機構40の動作について説明する。図7Aは、電気錠14のロック機構40がロック状態にあることを示す平面図である。図7Bは、電気錠14のロック機構40がアンロック状態になったことを示す平面図である。図7Cは、アンロック状態になった電気錠14においてハンドル18が操作されてラッチ20が引き込まれた状態を示す平面図である。図7Aないし図7Cでは、ロック機構40を、ケース42を取り外して上方から見た状態で示している。
図7Aに示すように、ロック機構40がロック状態にあるとき、ロックレバー50の立壁部56が接触片59を押し込んでいるためロックセンサ58がオン状態になっている。また、このときロックレバー50の立壁部56は、ロック部材62の突出部63(図7B参照)に係合可能な位置にある。ロック部材62は、ハンドル18の腕部18bが固定されている軸部材の上端部に固定されている部材であり、軸部材と一体に回転するようになっている。したがって、ロック部材62の突出部63にロックレバー50の立壁部56が係合可能な状態ではロック部材62の回動が規制される。すなわち、扉12を開くためのハンドル18の操作が規制され、ロック機構40によって扉12が施錠されたロック状態となっている。
図7Bに示すように、後述する制御部からの指令によってロック用モータ44が駆動されると、ロック用モータ44の歯車45に噛み合った歯車部材46が回転する。そうすると、歯車部材46の円柱部46bに巻かれたコイルバネ状の動作変換部材48が突起46cによって円柱部46b上において一端部側に押し寄せられた状態となる。これにより、動作変換部材48の2本の端部がロックレバー50の一端部を一方側(すなわち電気錠14の前方側)に押圧する。その結果、ロックレバー50は、ピン52を中心に時計回り方向に回動する。ロックレバー50がこのように回動すると、ロックレバー50の他端部の立壁部56が接触片59から離間してロックセンサ58がオフとなる。また、ロックレバー50の他端部の立壁部56がロック部材62の突出部63と係合しない位置となることで、ロック機構40がアンロック状態となる。したがって、ロック部材62が回転可能になることで、図7Cに示すように、ハンドル18の操作部18aを引くと、ハンドル18の操作に連動してラッチ20が切欠部26(図4参照)から脱出し、これにより扉12を開くことができる。
再び図2を参照すると、電気錠14は、テンキー入力部64を更に備える。本実施形態の電気錠14において、テンキー入力部64は、錠本体部16の前面のうち右側部分に配置されている。テンキー入力部64は、荷受人のスマートフォンRPに届いた例えばパスワード等の解錠用番号の入力を受け付ける機能を有する。
テンキー入力部64は、「1」〜「9」及び「0」の10個の数字キーを含むのに加えて、取消キー65及びエンターキー66を含む。また、テンキー入力部64の上部には点灯部67が設けられているのが好ましい。点灯部67の光源には、LED(Light Emitting Diode)が好適に用いられる。点灯部67は、電気錠14が解錠されたときに点灯されることで、配送人及び荷受人を含むユーザに電気錠14がアンロック状態にあることを報知する機能を有する。
再び図3を参照すると、電気錠14の錠本体部16の後面には、制御部収納部15が設けられている。制御部収納部15の後側開口部は、蓋部材19によって閉じられている。これにより、扉12の内側から制御部収納部15内への浸水が防止される。蓋部材19の内面には、防水効果を高めるためにパッキン部材を設けることが好ましい。
制御部収納部15は、電気錠14の錠本体部16において前面側のテンキー入力部64と前後方向に揃った位置に設けられている。これにより、制御部収納部15内に配置される制御部や電源部とテンキー入力部64との間の配線が容易になる。また、ロック機構40に含まれるロック用モータ44もまた、ロック機構40において制御部収納部15に近い端部側に配置されている(図6参照)。これにより、制御部収納部15内に配置される制御部や電源部とロック用モータ44との間の配線が容易になる。
図8は、宅配ボックス10の電気錠14の機能ブロック図である。図8に示すように、電気錠14は、上述したようにロック用モータ44、ロックセンサ58、開閉センサ60及びテンキー入力部64を備えるのに加えて、電源部70、通信部72、制御部74、及び記憶部76を更に備える。通信部72、制御部74及び記憶部76は、制御基板78に実装された状態で制御部収納部15内に収納されてもよい。
本実施形態の電気錠14において電源部70は、制御部収納部15内に収納されている。電源部70は、上述した各部44,58,60,64,72,74などに動作用の電力を供給する。電源部70は、例えば1本又は複数本の電池によって好適に構成される。このように電源部70を電池によって構成することで、宅配ボックスシステム1を電気配線工事なしで設置することができるので、施工性が良好となり設置コストを低減できる。
通信部72は、配送人及び荷受人のスマートフォンDP,RPから送信される解錠信号を近距離無線により受信する機能を有する。通信部72は、スマートフォンDP,RPとの間で、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信などの近距離無線通信を行う。より詳しくは、通信部72は、スマートフォンDP,RPとの間でのみ近距離無線通信を行い、それ以外の外部との通信を行わないことが好ましい。これにより、通信に必要な電力消費を抑制でき、電池からなる電源部70の長寿命化を図れる。
制御部74は、通信部72又はテンキー入力部64によって受け付けた解錠信号または解錠用番号が認証されたときロック用モータ44を駆動してロック機構40をアンロック状態とする機能を有する。制御部74は、例えばマイクロプロセッサ等によって好適に構成される。
また、制御部74は、開閉センサ60及びロックセンサ58の各検知結果を、配送人D又は荷受人RのスマートフォンDP,RPを介して外部に送信する機能する。この通信もまた、例えばBLE通信などの近距離無線通信によって行われる。スマートフォンDP,RPに送信された開閉センサ60及びロックセンサ58の各検知結果は、スマートフォンDP,RPから公衆回線等を介してクラウドC(例えば、管理者のサーバ等)に送信される。
記憶部76は、宅配ボックス10への荷物の納品や宅配ボックス10からの荷物の受取りの際に行われるセキュリティ認証に必要なプログラムやデータを記憶する機能を有する。記憶部76は、例えば、宅配ボックス10の使用履歴(例えば、扉12の開閉日時、電気錠14の解錠日時等)を記憶してもよい。
次に、図9〜図11を参照して、宅配ボックスシステム1の使用態様について説明する。まず、図9を参照して、配送人が宅配ボックス10に荷物Nを納品する際の操作フローを説明する。
図9に示すように、配送人は、スマートフォンDPを用いて荷物Nの伝票のバーコードを読み取ることで、荷物番号の読み取りを行う。荷物番号を読み取ったスマートフォンDPは、クラウドCとの通信によって宅配ボックスシステム1において荷物Nを納品すべき宅配ボックス10を例えばボックス番号で決定する。そして、スマートフォンDPは、納品場所として決定された宅配ボックス10の電気錠14に対してコネクション信号を発信し、電気錠14から送信されるビーコンを受信することによって、アドバタイズを実行する。これにより、スマートフォンDPと電気錠14との間で近距離無線通信が確立され、両者間でセキュリティ認証が行われる。
セキュリティ認証が完了した後、スマートフォンDPから電気錠14に解錠信号が送信される。この解錠信号を通信部72で受信した電気錠14の制御部74は、ロック用モータ44を駆動してロック状態からアンロック状態に移行し、ロック解除を行う。このとき、ロックセンサ58はオフ状態になる。アンロック状態は所定時間(例えば10〜20秒間等)継続され、その間、制御部74はテンキー入力部64の領域に設けた点灯部67を点灯させて荷物Nを納品可能であることを配送人に知らせる。
配送人は、電気錠14が解錠されている所定時間内に、扉12を開いて荷物Nをボックス内に納品して、扉12を閉じる。このとき、開閉センサ60によって扉12の開閉状態が検知され、電気錠14から配送人のスマートフォンDPに送信される。そして、電気錠14は、所定時間経過後、ロック用モータ44を駆動してロック機構40をアンロック状態からロック状態に移行し、宅配ボックス10の扉12を施錠する。このとき、ロックセンサ58によってロック状態が検知され、電気錠14からスマートフォンDPに送信される。なお、このロック信号は、スマートフォンDPからクラウドCに送信される。
次に、図10を参照して、スマートフォンRPを有する荷受人が宅配ボックス10で荷物Nを受け取る際の操作フローを説明する。
図10に示すように、宅配ボックス10に荷物Nが納品されると、荷受人のスマートフォンRPに通知が届く。通知内容は、荷物Nの納品場所(宅配ボックスシステム1の設置場所、宅配ボックス10の番号)、荷物番号、発送人情報などを含んでもよい。
荷受人は、その通知によって荷物Nが配送されたことを知る。そして、荷受人は、スマートフォンRPで荷物Nの納品場所を確認し、宅配ボックスシステム1の設置場所に向かう。
荷受人が宅配ボックスシステム1の設置場所に到着すると、荷受人のスマートフォンRPは、荷物納品時と同様に宅配ボックス10の電気錠14と近距離無線通信を行って電気錠14の解錠操作を行う。すなわち、荷受人のスマートフォンRPと電気錠14との間でBluetooth(登録商標)通信が確立され、両者間でセキュリティ認証が行われ、セキュリティ認証が完了した後にスマートフォンRPから電気錠14に解錠信号が送信される。
この解錠信号を通信部72で受信した電気錠14の制御部74は、ロック用モータ44を駆動してロック状態からアンロック状態に移行し、ロック解除を行う。このとき、ロックセンサ58はオフ状態になる。アンロック状態は所定時間(例えば10〜20秒間等)継続され、その間、制御部74はテンキー入力部64の領域に設けた点灯部67を点灯させて荷物Nを受取可能であることを荷受人に知らせる。
荷受人は、電気錠14が解錠されている所定時間内に、扉12を開いて荷物Nをボックス内から取り出して、扉12を閉じる。このとき、開閉センサ60によって扉12の開閉状態が検知され、電気錠14から荷受人のスマートフォンRPに送信される。そして、電気錠14は、所定時間経過後、ロック用モータ44を駆動してロック機構40をアンロック状態からロック状態に移行し、宅配ボックス10の扉12を施錠する。このとき、ロックセンサ58によってロック状態が検知され、電気錠14からスマートフォンRPに送信される。なお、ロックセンサ58による検知結果は、スマートフォンRPからクラウドCに送信される。
次に、図11を参照して、スマートフォンではない携帯電話RPを有する荷受人が宅配ボックス10で荷物Nを受け取る際の操作フローを説明する。
図11に示すように、宅配ボックス10に荷物Nが納品されると、荷受人の携帯電話RPに通知が届く。通知内容は、荷物Nの納品場所(宅配ボックスシステム1の設置場所、宅配ボックス10の番号)、荷物番号、パスワード、発送人情報などを含んでもよい。
荷受人は、その通知によって荷物Nが配送されたことを知る。そして、荷受人は、携帯電話RPで荷物Nの納品場所を確認し、宅配ボックスシステム1の設置場所に向かう。
荷受人は、宅配ボックスシステム1の設置場所に到着すると、携帯電話RPと電気錠14との間での自動通信接続機能を奏し得ないので、解錠用番号であるパスワードを用いて宅配ボックス10の解錠操作を行う。具体的には、荷受人は、テンキー入力部64でパスワードを入力してエンターキー66を押下する。
電気錠14の制御部74は、テンキー入力部64において入力されたパスワードに基いてセキュリティ認証を行い、認証が完了するとロック用モータ44を駆動してロック状態からアンロック状態に移行し、ロック解除を行う。このとき、ロックセンサ58はオフ状態になる。アンロック状態は所定時間(例えば10〜20秒間等)継続され、その間、制御部74はテンキー入力部64の領域に設けた点灯部67を点灯させて荷物Nを受取可能であることを荷受人に知らせる。
荷受人は、電気錠14が解錠されている所定時間内に、扉12を開いて荷物Nをボックス内から取り出して、扉12を閉じる。このとき、開閉センサ60によって扉12の開閉状態が検知され、その検知結果は電気錠14の記憶部76に記憶される。そして、電気錠14は、所定時間経過後、ロック用モータ44を駆動してロック機構40をアンロック状態からロック状態に移行し、宅配ボックス10の扉12を施錠する。このとき、ロックセンサ58によってロック状態が検知され、その検知結果は電気錠14の記憶部76に記憶される。
なお、その後に配送人が当該宅配ボックス10に荷物Nを納品する際、電気錠14の記憶部76に記憶されている開閉センサ60及びロックセンサ58による検知結果が通信部72から配送人のスマートフォンDPに送信されて、スマートフォンDPからクラウドCに送信される。
上述したように、本実施形態に係る宅配ボックス10の扉12を施錠及び解錠する電気錠14は、扉12を開放する際に操作されるハンドル18と、アンロック状態にあるときハンドル18の操作に連動して、扉12によって開閉されるボックス開口部11の内面に設けられた切欠部26に一端部20aが出入りするラッチ20と、ハンドル18による扉12の開放操作を規制するロック状態又は開放操作を許可するアンロック状態にロック用モータ44によって駆動されるロック機構40と、扉12の開閉状態を検知する開閉センサ60と、ロック機構40がロック状態にあることを検知するロックセンサ58と、配送人及び荷受人のスマートフォンDP,RPから送信される解錠信号を近距離無線により受信する通信部72と、荷受人の携帯電話RPに届いたパスワードの入力を受け付けるテンキー入力部64と、通信部72又はテンキー入力部64によって受け付けた解錠信号またはパスワードが認証されたときロック用モータ44を駆動してロック機構40をアンロック状態とする制御部74と、を備える。さらに、電気錠14は、ラッチ20の他端部に取り付けられ、ハンドル18がロック状態にあるときでもラッチ20を一端部20aが切欠部26から脱出した位置に移動させることができる緊急脱出用レバー27と、管理者が有する鍵を挿入して回動させることより、ハンドル18がロック状態にあるときでもラッチ20を一端部20aが切欠部26から脱出した位置に移動させることができる管理用シリンダー錠30と、を備える。制御部74は、開閉センサ60及びロックセンサ58の各検知結果を、配送人又は荷受人のスマートフォンDP,RPを介してクラウドCに送信する。
この構成によれば、スマートフォンDP,RPを用いて宅配ボックス10の電気錠14の解錠及び施錠を簡便に行うことができる。また、開閉センサ60及びロックセンサ58の各検知結果がスマートフォンDP,RPを介してクラウドCに送信されることで、宅配ボックス10の開口部11を開閉する扉12の開閉状態及びロック状態をクラウドC上で確実に把握することができる。また、スマートフォンではない携帯電話RPを有する荷受人でも、テンキー入力部64にパスワードを入力することで解錠操作が可能であり、スマートフォンではない携帯電話を持つ荷受人でも簡単に利用することができる。また、緊急脱出用レバーが設けられているため、万一に宅配ボックス10内に子供等が閉じ込められた場合でも脱出可能であり、宅配ボックス10の安全性が確保される。さらに、管理用シリンダー錠30が設けられていることで、電気錠14が電気的に作動しない状態になったとしても、管理者は鍵を用いて解錠操作を行うことができる。
本実施形態の宅配ボックスの電気錠14は、電池からなる電源部70を更に備え、通信部72は電源部70から供給される電力によって、スマートフォンDP,RPとの間で近距離無線通信を行う。これにより、通信に必要な電力消費を抑制でき、電池からなる電源部70の長寿命化を図れる。
また、本実施形態の宅配ボックスの電気錠14は、管理用シリンダー錠の鍵穴がある端面は、取り外し可能なカバーによって覆われている。これにより、鍵穴に異物を挿入される等のいたずらを防止することができる。
なお、本開示は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることはもちろんである。
1 宅配ボックスシステム、10 宅配ボックス、11 ボックス開口部または前面開口部、12 扉、14 電気錠、15 制御部収納部、16 錠本体部、17 凹部、18 ハンドル、19 蓋部材、20 ラッチ、21 傾斜面、22 ガイド部、24 プレート、25 連結部材、26 切欠部、27 緊急脱出用レバー、28 マグネット、30 管理用シリンダー錠、32 前カバー、34 凹条、36 後カバー、38 突起、40 ロック機構、42 ケース、44 ロック用モータ、45 歯車、46 歯車部材、48 動作変換部材、50 ロックレバー、52 ピン、54 ストッパ、56 立壁部、58 ロックセンサ、59 接触片、60 開閉センサ、62 ロック部材、63 突出部、64 テンキー入力部、65 取消キー、66 エンターキー、67 点灯部、70 電源部、72 通信部、74 制御部、76 記憶部、78 制御基板、C クラウド、D 配送人、DP スマートフォン(通信端末)、N 荷物、R 荷受人、RP スマートフォン又は携帯電話。

Claims (4)

  1. 宅配ボックスの扉を施錠及び解錠する電気錠であって、
    前記扉を開放する際に操作されるハンドルと、
    アンロック状態にあるとき前記ハンドルの操作に連動して、前記扉によって開閉されるボックス開口部の内面に設けられた切欠部に一端部が出入りするラッチと、
    前記ハンドルによる前記扉の開放操作を規制するロック状態又は前記開放操作を許可するアンロック状態にロック用モータによって駆動されるロック機構と、
    前記扉の開閉状態を検知する開閉センサと、
    前記ロック機構がロック状態にあることを検知するロックセンサと、
    配送人及び荷受人の通信端末から送信される解錠信号を近距離無線により受信する通信部と、
    荷受人の通信端末に届いた解錠用番号の入力を受け付けるテンキー入力部と、
    前記通信部又は前記テンキー入力部によって受け付けた解錠信号または解錠用番号が認証されたとき前記ロック用モータを駆動して前記ロック機構をアンロック状態とする制御部と、
    前記ラッチの他端部に取り付けられ、前記ハンドルがロック状態にあるときでも前記ラッチを前記一端部が前記切欠部から脱出した位置に移動させることができる緊急脱出用レバーと、
    管理者が有する鍵を挿入して回動させることにより、前記ハンドルがロック状態にあるときでも前記ラッチを前記一端部が前記切欠部から脱出した位置に移動させることができる管理用シリンダー錠と、を備え、
    前記制御部は、前記開閉センサ及び前記ロックセンサの各検知結果を、前記配送人又は前記荷受人の通信端末を介して外部に送信する、
    宅配ボックスの電気錠。
  2. 電池からなる電源部を更に備え、前記通信部は前記電源部から供給される電力によって、前記通信端末との間で近距離無線通信を行う、請求項1に記載の宅配ボックスの電気錠。
  3. 前記管理用シリンダー錠の鍵穴がある端面は、取り外し可能なカバーによって覆われている、請求項1又は2に記載の宅配ボックスの電気錠。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載された電気錠を備えた、宅配ボックス。
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