JP2515585Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JP2515585Y2
JP2515585Y2 JP1990035812U JP3581290U JP2515585Y2 JP 2515585 Y2 JP2515585 Y2 JP 2515585Y2 JP 1990035812 U JP1990035812 U JP 1990035812U JP 3581290 U JP3581290 U JP 3581290U JP 2515585 Y2 JP2515585 Y2 JP 2515585Y2
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次男 荒井
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は中皿を交換し易く形成したコンパクト容器に
関する。
〔従来の技術〕
従来、中皿を交換し易く形成したコンパクト容器は、
実開昭58-100707号公報に記載されている。
前記公報に記載されたコンパクト容器は、第3図・第
4図に示すように、容器本体1内に、第1中皿41と第2
中皿46を並べて嵌入し、第1中皿41は、第1中皿41の周
壁に設けた第1摺動用段部42で、容器本体1内に水平方
向に摺動可能で、かつ、上方に脱出しないように嵌入さ
れている。そして、前記第1中皿41は、スプリング48で
第2中皿46の方に向けて付勢して設けてある。
また、前記第2中皿46は、容器本体1の底板2上に設
けた板ばね37で、上方に向けて付勢して設けると共に、
第二中皿46の第2水平段部47の一方を、容器本体1の本
体段部38に係合し、第2中皿46の他方の水平段部47を、
前記第1中皿41の第1水平段部43で係止して容器本体1
内に設けたものである。
そして、このコンパクト容器は、第4図に示すよう
に、第1中皿41を、スプリング48に抗して、前記第2中
皿46から引き離す向きに引っ張ると、第1中皿41の第1
水平段部43が、第2中皿46の第2水平段部47から外れ
る。
そうすると、第2中皿46は、板ばね37により上方に押
し上げられて、容器本体1から取り外すことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図・第4図に示す従来のコンパクト容器は、第1
中皿41を水平方向に摺動させることにより、第2中皿46
を容器本体1より取り外すことができるので、第2中皿
46の交換が容易であり便利である。
しかしながら、板ばね37で第2中皿46を押し上げるよ
うに形成しているので、第1中皿41の第1水平段部43
を、第2中皿46の第2水平段部47から外したとき、第2
中皿46が急激に上方に突出する虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、中皿の
取り外しが容易なコンパクト容器で、中皿の取り外しが
ソフトにできるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器本体1に枠体7を嵌入止着し、この枠体
7の周壁内面に中皿係止用の係止段部9を設け、さら
に、前記枠体7には可撓性を有する係合片18を設け、こ
の係合片18の内側には、中皿係止用の係合段部21を設
け、そして、前記枠体7内に中皿31を嵌入し、この中皿
31の周壁外面に設けた中皿段部32を、前記枠体7の係止
段部9と、前記係合片18の係合段部21にそれぞれ係合し
て中皿31を着脱可能に嵌着し、さらに、前記枠体7に
は、水平方向に延びる押ボタン25を軸26で回動自在に軸
着し、この押ボタン25には、前記係合片18に係合する中
皿段部32の下方に向けて端部が突出する挺子片27を設
け、前記挺子片27は、押ボタン25の非作動位置におい
て、挺子片27の端部の上面と、中皿31の外側底面との間
に、間隔dを置いて設置し、さらに、押ボタン25には、
挺子片27が回動したとき前記係合片18の係合段部21が中
皿31の中皿段部32から外れる方向きに前記係合片18を押
圧する押圧片28を設けてあり、押圧片28による押圧によ
り、まず係合片18が移動し、つぎに、挺子片27の端部
で、前記枠体7に嵌着した中皿31を押し上げるように形
成してコンパクト容器とした。
〔作用〕
本考案は押ボタン25の端部を下方に押圧すると、押ボ
タン25は軸26を中心として、第2図の時計方向に回動す
る。そして、押ボタン25に設けた押圧片28が、係合片18
を押圧する。そして、係合片18の係合段部21が、中皿31
の中皿段部32から抜け出す向きに移動する。
そうすると、押ボタン25の回動により、挺子片27の端
部も回動する。
そして、挺子片27の端部が、間隔dだけ回動し、挺子
片27の端部の上面が中皿31の外側底面に当接すると、中
皿31は挺子片27の端部で上方に押し上げられ、容器本体
1から取り外される。
前述の如く、本考案は、押ボタン25の押圧片28が、係
合片18を動かし始める初期の大きな力を要するときに
は、押ボタン25は押圧片28のみが係合片18に当接して係
合片18のみを動かす。
そして、係合片18が動き、係合片18を動かすのに初期
の大きな力を要しなくなったところで、押圧片28で係合
片18を動かすとともに、挺子片27の端部が、中皿31の外
側底面に当接して、中皿31を押し上げる。そして、新し
い中皿31を装着するには、新しい中皿31を、第1図の右
側に示す側が下方となるように斜めにして容器本体1内
の枠体7内に挿入し、下方に圧すると、中皿31の中皿段
部32は、係合片18を撓めて枠体7内に進入し、中皿31の
中皿段部32が、枠体7の係止段部9と、係合片18の係合
段部21にそれぞれ係合して、中皿31は枠体7に嵌着され
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、本考案の一実施例のコンパクト
容器の説明用の図であり、第2図は第1図の左側よりみ
た要部の断面図である。
この実施例のコンパクト容器は、長方形の薄形に形成
された容器本体1を備え、この容器本体1は後部に蓋体
35を回動自在に軸着し、前部には蓋開放用ボタン4が回
動自在に軸着されている。また、容器本体1の底板2の
前記蓋開放用ボタン4の設けられた部分の側方には、凹
所3が設けてある。
そして、前記容器本体1内には、枠体7が嵌入止着し
てあり、この枠体7の側方には、化粧用具収納部10が連
設してある。さらに、前記枠体7と化粧用具収納部10の
上縁には、フランジ8が連設されている。そして、前記
枠体7と化粧用具収納部10に設けた前記フランジ8は、
容器本体1の周壁内に嵌入されるように形成されてい
る。また、前記枠体7の周壁内面の後部には、中皿係止
用の係止段部9が設けてあり、周壁内面の前部には、前
記フランジ8を切り欠いた形の凹部13が設けてあり、こ
の凹部13には、両側に凹部側壁14が設けてある。
そして、前記凹部13の両側の凹部側壁14の間には、可
撓性を有する係合片18が一体に設けてある。そして、こ
の係合片18は、天板23の外側から垂下して設けられた外
側壁22と、天板23の内側から垂下して設けられた内側壁
20を備えている。
さらに、前記外側壁22の両端から外側に延びる板状部
は、直角に曲った屈曲部19,19を経て、前記凹部13の凹
部側壁14に一体に接続している。そして、前記内側壁20
の内面には、中皿係止用の係合段部21が設けてある。
そして、前記枠体7内には、化粧料33を収容した中皿
31を嵌入し、この中皿31の周壁外面に、凹状を設けるこ
とにより形成した中皿段部32を、前記枠体7の係止段部
9と、前記係合片18の内側壁20に設けた係合段部21にそ
れぞれ係合して、中皿31を着脱可能に嵌着している。
さらに、前記枠体7に設けた凹部13の両側の凹部側壁
14に軸受孔を設け、この軸受孔に、押ボタン25の軸26を
嵌入して、水平方向に延びる押ボタン25を回動自在に軸
着している。そして、前記軸26は、押ボタン25の両側部
から垂下して設けた部分に設けてある。
さらに、前記押ボタン25には、中皿31の下方に延びる
挺子片27が一体に設けてあり、この挺子片27の端部は、
押ボタン25の非作動位置において、挺子片27の端部の上
面と、中皿31の外側底面との間に、間隔dを置いて設置
してある。
そして、押ボタン25の回動により、前記中皿31の底部
の端に設けられた切欠部に当接して、前記中皿31を上方
に押圧できるように形成してある。
そして、前記挺子片27の前端部には、上方に延びる押
圧片28が設けてあり、この押圧片28は、前記押ボタン25
が押圧されて回動し、挺子片27が回動すると、前記係合
片18の外側壁22を外側に押圧して、前記係合片18の係合
段部21が中皿31の中皿段部32から外れる向きに押圧し、
係合片18を撓める働きをするものである。
また、枠体7に設けた停止用段部15は、前記押ボタン
25の回動を、所定位置で止め、中皿31を必要以上に押し
上げないように形成したものである。
そして、この実施例のコンパクト容器は、前記作用の
項に記載したように作用するが、係合片18が、屈曲部19
を経て、枠体7の凹部に形成した凹部側壁14に接続して
いるので、撓み易く、また、挺子片27の前部に設けた押
圧片28で係合片18を押圧するので、係合片18の係合段部
21は、中皿31の中皿段部32から外れ易い。
〔考案の効果〕
本考案は、挺子片27を、押ボタン25の非作動位置にお
いて、挺子片27の端部の上面と、中皿31の外側底面との
間に、間隔dを置いて設置したものである。
したがって、押ボタン25の押圧片28が、係合片18を動
かし始める初期の大きな力を要するときには、押ボタン
25は押圧片28のみが係合片18に当接して係合片18のみを
動かす。
そして、係合片18が動き、係合片18を動かすのに初期
の大きな力を要しなくなったところで、押圧片28で係合
片18を動かすとともに、挺子片27の端部が、中皿31の外
側底面に当接して、中皿31を押し上げる。
よって、本考案は、中皿31から係合片18の外しと、中
皿31の押し上げが軽快に、しかも連続して短時間に行え
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の説明用の図であ
り、第1図は分解斜視図、第2図は第1図の左側よりみ
た、要部の断面図、第3図は従来例の断面図、第4図は
その操作状態を示す断面図である。 1……容器本体、7……枠体、9……係止段部、18……
係合片、21……係合段部、25……押ボタン、27……挺子
片、28……押圧片、31……中皿、32……中皿段部、d…
…間隔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1に枠体7を嵌入止着し、この枠
    体7の周壁内面に中皿係止用の係止段部9を設け、さら
    に、前記枠体7には可撓性を有する係合片18を設け、こ
    の係合片18の内側には、中皿係止用の係合段部21を設
    け、そして、前記枠体7内に中皿31を嵌入し、この中皿
    31の周壁外面に設けた中皿段部32を、前記枠体7の係止
    段部9と、前記係合片18の係合段部21にそれぞれ係合し
    て中皿31を着脱可能に嵌着し、さらに、前記枠体7に
    は、水平方向に延びる押ボタン25を軸26で回動自在に軸
    着し、この押ボタン25には、前記係合片18に係合する中
    皿段部32の下方に向けて端部が突出する挺子片27を設
    け、前記挺子片27は、押ボタン25の非作動位置におい
    て、挺子片27の端部の上面と、中皿31の外側底面との間
    に、間隔dを置いて設置し、さらに、押ボタン25には、
    挺子片27が回動したとき前記係合片18の係合段部21が中
    皿31の中皿段部32から外れる方向きに前記係合片18を押
    圧する押圧片28を設けてあり、押圧片28による押圧によ
    り、まず係合片18が移動し、つぎに、挺子片27の端部
    で、前記枠体7に嵌着した中皿31を押し上げるように形
    成したコンパクト容器。
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