JP2515463Y2 - 収納部の上レールの取付け構造 - Google Patents
収納部の上レールの取付け構造Info
- Publication number
- JP2515463Y2 JP2515463Y2 JP1811891U JP1811891U JP2515463Y2 JP 2515463 Y2 JP2515463 Y2 JP 2515463Y2 JP 1811891 U JP1811891 U JP 1811891U JP 1811891 U JP1811891 U JP 1811891U JP 2515463 Y2 JP2515463 Y2 JP 2515463Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- attached
- rail holding
- recess
- upper rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、収納部の上レールの取
付け構造に関し、詳しくは充分な強度になし、かつ仕上
がり精度も高め、かつ施工性も高めようとする技術に係
るものである。
付け構造に関し、詳しくは充分な強度になし、かつ仕上
がり精度も高め、かつ施工性も高めようとする技術に係
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、収納部の上レールの取付け構造
は、図４に示すように、木製のレール保持材２ａに凹所
３ａを穿設加工などをおこなって形成したり、また、木
材小片を組み合わせて凹所３ａを形成し、この凹所３ａ
に断面コ字型の上レール４を収納して取付け、かかるレ
ール保持材２を収納部の天板１に釘ａにて打ち込み固定
するものである。そしてレール保持材２ａの前端面には
化粧材５を取着するものである。
は、図４に示すように、木製のレール保持材２ａに凹所
３ａを穿設加工などをおこなって形成したり、また、木
材小片を組み合わせて凹所３ａを形成し、この凹所３ａ
に断面コ字型の上レール４を収納して取付け、かかるレ
ール保持材２を収納部の天板１に釘ａにて打ち込み固定
するものである。そしてレール保持材２ａの前端面には
化粧材５を取着するものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、レール保持材２ａに上レール４を
収納させる凹所３ａを穿設したり、木材小片を組み合わ
せて凹所３ａを形成するのに、多大な労力や手数を要
し、それでいて、凹所３ａに上レール４を収納するの
に、凹所３ａと上レール４間に隙間が生じ、外観が低下
し、かつ上レール４の直線性も維持し難く、かつ化粧材
５を釘打ちなどをおこなうことなく外観を高めてレール
保持材２の前端面に強固に位置決めして取着するのが面
倒であり、施工性も低いなどという問題があった。
成のものにおいては、レール保持材２ａに上レール４を
収納させる凹所３ａを穿設したり、木材小片を組み合わ
せて凹所３ａを形成するのに、多大な労力や手数を要
し、それでいて、凹所３ａに上レール４を収納するの
に、凹所３ａと上レール４間に隙間が生じ、外観が低下
し、かつ上レール４の直線性も維持し難く、かつ化粧材
５を釘打ちなどをおこなうことなく外観を高めてレール
保持材２の前端面に強固に位置決めして取着するのが面
倒であり、施工性も低いなどという問題があった。
【０００４】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、レール保持材
の製作性を高め、レール保持材と上レール間に隙間が生
じるのを回避して外観を高め、かつ上レールの直線性も
維持することができ、特にレール保持材の前端面に化粧
材を取着するのに、外観を低下させることなく、長期に
わたって位置決め状態を維持し、かかる施工性を向上さ
せることができる上レールの取付け構造を提供するにあ
る。
るものであり、その目的とするところは、レール保持材
の製作性を高め、レール保持材と上レール間に隙間が生
じるのを回避して外観を高め、かつ上レールの直線性も
維持することができ、特にレール保持材の前端面に化粧
材を取着するのに、外観を低下させることなく、長期に
わたって位置決め状態を維持し、かかる施工性を向上さ
せることができる上レールの取付け構造を提供するにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の収納部の上レー
ルの取付け構造は、収納部の天板１の先端上面に取付け
られるレール保持材２が成形型材にて形成され、レール
保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３に断面
コ字型の上レール４が収納されて取付けられ、レール保
持材２の先端面に化粧材５を取着した連結片６がその上
端のフック１９を介して引掛け連結されるとともに連結
片６が接着剤にてレール保持材２の先端面に取着されて
成ることを特徴とするものである。
ルの取付け構造は、収納部の天板１の先端上面に取付け
られるレール保持材２が成形型材にて形成され、レール
保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３に断面
コ字型の上レール４が収納されて取付けられ、レール保
持材２の先端面に化粧材５を取着した連結片６がその上
端のフック１９を介して引掛け連結されるとともに連結
片６が接着剤にてレール保持材２の先端面に取着されて
成ることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このように、収納部の天板１の先端上面に取付
けられるレール保持材２が成形型材にて形成され、レー
ル保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３に断
面コ字型の上レール４が収納されて取付けられることに
よって、成形型材にて充分な強度を維持しながら、凹所
３の製作において煩わしさを回避し、その生産性を大幅
に高め、成形型材にて形成されたレール保持材２の凹所
３に上レール４を収納した場合に、成形型材故、凹所３
において上レール４との間における隙間をなくし、外観
を高め、かつ、成形型材の凹所３にて上レール４の直線
性を維持するようにし、特に、レール保持材２の先端面
に化粧材５を取着した連結片６がその上端のフック１９
を介して引掛け連結されるとともに連結片６が接着剤に
てレール保持材２の先端面に取着されることによって、
連結片６の上端のフック１９をレール保持材２の上端に
引掛け係止して、その位置決めを強固におこない、かか
る位置決め状態を接着剤にて維持し、所定通りの位置決
めを容易にかつ外観を低下することなく、かつその施工
性も高めるようにしたものである。
けられるレール保持材２が成形型材にて形成され、レー
ル保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３に断
面コ字型の上レール４が収納されて取付けられることに
よって、成形型材にて充分な強度を維持しながら、凹所
３の製作において煩わしさを回避し、その生産性を大幅
に高め、成形型材にて形成されたレール保持材２の凹所
３に上レール４を収納した場合に、成形型材故、凹所３
において上レール４との間における隙間をなくし、外観
を高め、かつ、成形型材の凹所３にて上レール４の直線
性を維持するようにし、特に、レール保持材２の先端面
に化粧材５を取着した連結片６がその上端のフック１９
を介して引掛け連結されるとともに連結片６が接着剤に
てレール保持材２の先端面に取着されることによって、
連結片６の上端のフック１９をレール保持材２の上端に
引掛け係止して、その位置決めを強固におこない、かか
る位置決め状態を接着剤にて維持し、所定通りの位置決
めを容易にかつ外観を低下することなく、かつその施工
性も高めるようにしたものである。
【０００７】
【実施例】洋服などが収納される例えばクローゼットの
ような収納部７の天板１の先端部に略Ｔ字型の端部材８
が釘９などにて取付けられて、天板１の先端の仕舞いが
なされている。レール保持材２は金属製の押出成形型材
にて長尺に形成され、その取付片１０には取付孔１１が
形成され、取付片１０の先端には断面コ字型部１２が形
成され、その内部が凹所３となって上レール４を収納で
きるようにしてある。そしてコ字型部１２の上面には凹
溝１３が形成され、コ字型部１２の両脚片１４の下端に
は係止突起１５は形成されている。
ような収納部７の天板１の先端部に略Ｔ字型の端部材８
が釘９などにて取付けられて、天板１の先端の仕舞いが
なされている。レール保持材２は金属製の押出成形型材
にて長尺に形成され、その取付片１０には取付孔１１が
形成され、取付片１０の先端には断面コ字型部１２が形
成され、その内部が凹所３となって上レール４を収納で
きるようにしてある。そしてコ字型部１２の上面には凹
溝１３が形成され、コ字型部１２の両脚片１４の下端に
は係止突起１５は形成されている。
【０００８】しかして、図１に示すように、レール保持
材２の取付片１０をその取付孔１１においてビスなどに
て端部材８に取付ける。上レール４はレール保持材２の
凹所３に挿入され、ビス１６にてレール保持材２に取付
けられている。かかる場合、レール保持材２は金属製の
押出成形型材であって、上レール４と凹所３間に隙間が
生じることがない。そして、天井板１７とレール保持材
２のコ字型部１２の凹溝１３間に幕板１８が取付けられ
ている。更に、レール保持材２の先端には化粧材５を貼
着した連結片６の上端部のフック１９が外側の脚片１４
の上端に係止し、そして連結片６の下端が脚片の係止突
起１５に係止され、そして連結片６が接着剤を両面に付
着含浸させた両面テープ２０を介して脚片１４に取着さ
れるのである。そして、上レール４に対向して下レール
２４が床面に取付けられ、上レール４と下レール２４間
にランナー２１及びピボット軸２２を介して開閉扉２３
が開閉自在に建込まれている。このような開閉扉２３は
折り畳み扉形態になされているが、その開閉構成は種々
設計変更可能である。
材２の取付片１０をその取付孔１１においてビスなどに
て端部材８に取付ける。上レール４はレール保持材２の
凹所３に挿入され、ビス１６にてレール保持材２に取付
けられている。かかる場合、レール保持材２は金属製の
押出成形型材であって、上レール４と凹所３間に隙間が
生じることがない。そして、天井板１７とレール保持材
２のコ字型部１２の凹溝１３間に幕板１８が取付けられ
ている。更に、レール保持材２の先端には化粧材５を貼
着した連結片６の上端部のフック１９が外側の脚片１４
の上端に係止し、そして連結片６の下端が脚片の係止突
起１５に係止され、そして連結片６が接着剤を両面に付
着含浸させた両面テープ２０を介して脚片１４に取着さ
れるのである。そして、上レール４に対向して下レール
２４が床面に取付けられ、上レール４と下レール２４間
にランナー２１及びピボット軸２２を介して開閉扉２３
が開閉自在に建込まれている。このような開閉扉２３は
折り畳み扉形態になされているが、その開閉構成は種々
設計変更可能である。
【０００９】このように、収納部の天板１の先端上面に
取付けられるレール保持材２が成形型材にて形成され、
レール保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３
に断面コ字型の上レール４が収納されて取付けられるこ
とで、成形型材にて充分な強度を維持しながら、凹所３
の製作において煩わしさを回避し、その生産性を大幅に
高め、成形型材にて形成されたレール保持材２の凹所３
に上レール４を収納した場合に、成形型材故、凹所３に
おいて上レール４との間における隙間をなくし、外観を
高め、かつ、成形型材の凹所３にて上レール４の直線性
を維持するものである。そして、レール保持材２の先端
面に化粧材５を取着した連結片６がその上端のフック１
９を介して引掛け連結されるとともに連結片６が接着剤
にてレール保持材２の先端面に取着されることで、連結
片６の上端のフック１９をレール保持材２の上端に引掛
け係止して、その位置決めを強固におこない、かかる位
置決め状態を接着剤にて維持し、所定通りの位置決めを
容易にかつ外観を低下することなく、かつその施工性も
高めるものである。
取付けられるレール保持材２が成形型材にて形成され、
レール保持材２の先端部に形成された下方開口の凹所３
に断面コ字型の上レール４が収納されて取付けられるこ
とで、成形型材にて充分な強度を維持しながら、凹所３
の製作において煩わしさを回避し、その生産性を大幅に
高め、成形型材にて形成されたレール保持材２の凹所３
に上レール４を収納した場合に、成形型材故、凹所３に
おいて上レール４との間における隙間をなくし、外観を
高め、かつ、成形型材の凹所３にて上レール４の直線性
を維持するものである。そして、レール保持材２の先端
面に化粧材５を取着した連結片６がその上端のフック１
９を介して引掛け連結されるとともに連結片６が接着剤
にてレール保持材２の先端面に取着されることで、連結
片６の上端のフック１９をレール保持材２の上端に引掛
け係止して、その位置決めを強固におこない、かかる位
置決め状態を接着剤にて維持し、所定通りの位置決めを
容易にかつ外観を低下することなく、かつその施工性も
高めるものである。
【００１０】
【考案の効果】本考案は上述のように、収納部の天板の
先端上面に取付けられるレール保持材が成形型材にて形
成され、レール保持材の先端部に形成された下方開口の
凹所に断面コ字型の上レールが収納されて取付けられる
から、成形型材にて充分な強度を維持できながら、凹所
の製作において煩わしさを回避でき、その生産性を大幅
に高め、成形型材にて形成されたレール保持材の凹所に
上レールを収納した場合に、成形型材故、凹所において
上レールとの間における隙間をなくすことができ、外観
を高め、かつ、成形型材の凹所にて上レールの直線性を
維持することができ、特に、レール保持材の先端面に化
粧材を取着した連結片がその上端のフックを介して引掛
け連結されるとともに連結片が接着剤にてレール保持材
の先端面に取着されるから、連結片の上端のフックをレ
ール保持材の上端に引掛け係止して、その位置決めを強
固におこない、かかる位置決め状態を接着剤にて維持
し、所定通りの位置決めを容易にかつ外観を低下するこ
となく、かつその施工性も高めるという利点がある。
先端上面に取付けられるレール保持材が成形型材にて形
成され、レール保持材の先端部に形成された下方開口の
凹所に断面コ字型の上レールが収納されて取付けられる
から、成形型材にて充分な強度を維持できながら、凹所
の製作において煩わしさを回避でき、その生産性を大幅
に高め、成形型材にて形成されたレール保持材の凹所に
上レールを収納した場合に、成形型材故、凹所において
上レールとの間における隙間をなくすことができ、外観
を高め、かつ、成形型材の凹所にて上レールの直線性を
維持することができ、特に、レール保持材の先端面に化
粧材を取着した連結片がその上端のフックを介して引掛
け連結されるとともに連結片が接着剤にてレール保持材
の先端面に取着されるから、連結片の上端のフックをレ
ール保持材の上端に引掛け係止して、その位置決めを強
固におこない、かかる位置決め状態を接着剤にて維持
し、所定通りの位置決めを容易にかつ外観を低下するこ
となく、かつその施工性も高めるという利点がある。
【図１】本考案の一実施例の断面図である。
【図２】同上の部分拡大断面図である。
【図３】（ａ）は同上のレール保持材の一部省略した平
面図、（ｂ）は図３（ａ）のＡ−Ａ線断面図、（ｃ）は
図３（ａ）のＢ−Ｂ線断面図である。
面図、（ｂ）は図３（ａ）のＡ−Ａ線断面図、（ｃ）は
図３（ａ）のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】従来例の断面図である。
１ 天板 ２ レール保持材 ３ 凹所 ４ 上レール ５ 化粧材 ６ 連結片 １９ フック
Claims (1)
- 【請求項１】収納部の天板の先端上面に取付けられるレ
ール保持材が成形型材にて形成され、レール保持材の先
端部に形成された下方開口の凹所に断面コ字型の上レー
ルが収納されて取付けられ、レール保持材の先端面に化
粧材を取着した連結片がその上端のフックを介して引掛
け連結されるとともに連結片が接着剤にてレール保持材
の先端面に取着されて成る収納部の上レールの取付け構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1811891U JP2515463Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 収納部の上レールの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1811891U JP2515463Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 収納部の上レールの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114968U JPH04114968U (ja) | 1992-10-12 |
| JP2515463Y2 true JP2515463Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31904743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1811891U Expired - Lifetime JP2515463Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 収納部の上レールの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515463Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5225315B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-07-03 | 大建工業株式会社 | コーナー連結具 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1811891U patent/JP2515463Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04114968U (ja) | 1992-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |