JP2514753Y2 - ロータリー作業機の取付装置 - Google Patents

ロータリー作業機の取付装置

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JP2514753Y2
JP2514753Y2 JP7735390U JP7735390U JP2514753Y2 JP 2514753 Y2 JP2514753 Y2 JP 2514753Y2 JP 7735390 U JP7735390 U JP 7735390U JP 7735390 U JP7735390 U JP 7735390U JP 2514753 Y2 JP2514753 Y2 JP 2514753Y2
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毅 涌田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トラクタの後部に装着されるロータリー作
業機の取付装置に係り、特に、複雑な構成を要すること
なく、取付けたロータリー作業機のがたつきを防止し
て、円滑な圃場作業を行うことができるロータリー作業
機の取付装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、農用トラクタの後部に装着されるロータリー作
業機は、第7図および第8図に示す如く、トラクタ側の
取付面との間に板バネaを介してトップリンクサポート
bを下方から支承し、三点リンク機構cによって吊り下
げた際の作業機本体の重量モーメントを利用して、板バ
ネaを撓ませながら後入れの装着ピンdを挿入し、トッ
プリンクブラケットeに固定して、装着ピンdによるが
たつきを無くすようにしたものが知られている。
ところが、このものでは、一旦作業機を三点リンク機
構cにより吊上げなければトップリンクサポートbをト
ップリンクブラケットeに装着することができない、と
いう欠点を有するばかりでなく、板バネaの撓み量が連
結する各作業機毎の重量により変化し、完全な押圧保持
が困難となって装着ピンdによるがたつきの発生を抑え
ることが出来なくなり、そのため最重量の作業機に対応
させるべく板バネaの撓み荷重を増大させると、装着ピ
ンdの挿入が困難となってしまい、いちいち作業機重量
の軽重に対応して板バネaを交換しなければならない、
という欠点を有するものであった。
そこで、本出願人は、上記欠点を改善するためその研
究段階で、第5図(a)ないし(c)に示す如く、トラ
クタ1後部に固着したトップリンクブラケット21に、略
円弧状の係止カム22,22を枢支した装着ピン23,23を介し
てトップリンクサポート24を装着し、作業機をトップリ
ンクサポート24に取付けた際に、上記係止カム22,22を
トップリンクサポート24の押圧板25とトップリンクブラ
ケット21との間で回動させ、係止カム22,22に設けた放
射状の調節孔26,26…と、装着ピン23,23に設けた係止孔
27,27…とを合致させた状態で、ピン28,28により固定す
るように構成したり、あるいは、第6図(a)および
(b)に示す如く、上記構成の装着ピン23,23を各々左
右で23a,23aおよび23b,23bに分離し、係止カム22,22を
枢着する装着ピン23a,23aの外側に回動レバー29,29を設
けて、押圧板25a,25b間で係止カム22,22を回動し、固定
するように構成すれば、装着ピン23,23の嵌入、離脱を
不要にすると共に、作業機の重量にかかわらず、装着ピ
ン23,23によるがたつきを確実に防止することができ
る、と認識するに至ったが、上記研究段階における構成
のものでは、部品点数が多くなって全体構成が複雑にな
り、点検、保守作業等での取扱が面倒になる、という欠
点を有するものであった。
[本考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消
すべく創案されたものであって、その目的とするところ
は、極めて簡単な構成でありながら、トラクタ後部に取
付けたロータリー作業機のがたつきを確実に防止して、
円滑な圃場作業を行うことができるロータリー作業機の
取付装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するため、本考案が採用した技術的手段
は、トラクタ後部のトップリンクブラケットに、装着ピ
ンを介してトップリンクサポートを取着し、該トップリ
ンクサポートの先端部にトップリンクを枢着してなるロ
ータリー作業機の取付装置において、前記トップリンク
サポートを、上下に装着ピンの取付孔を有し、後方に向
かって対向して設けたリンクプレートと、前記リンクプ
レート間に、前記上下の取付孔間に位置して設けた中継
プレートと、前記中継プレートの前端近傍より余端部を
残して立上り状に延出し、その先端部位をトップリンク
ブラケットに向かって折曲してなる補強プレートとから
構成し、前記中継プレートの余端部と前記補強プレート
との間に形成される空間部に弾性体を嵌合させ、トップ
リンクサポートを後方に付勢弾持した状態でトップリン
クブラケットに装着するようにしたことを特徴とするも
のである。
[考案の作用] したがって、本考案によれば、作業機取付時の煩わし
い作業を不要にし、かつ複雑な構成を要することなく、
装着ピンのがたつきを確実に防止することができ、ま
た、点検、保守作業を容易にし得て、作業機による円滑
な圃場作業を行うことができる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示す一実施例について、詳細
に説明する。
第1図において、1はトラクタであって、該トラクタ
1の後部1aにはトップリンクブラケット2が設けられて
おり、装着ピン3a,3bを介してトップリンクサポート4
が着脱自在に装着されて取付装置5が形成されている。
また、上記トップリンクサポート4の後端部にはトップ
リンク6の一端が回動自在に枢着されていると共に、他
端には係着凹部7aを形成したヒッチ7が連結されてい
る。一方、トラクタ1の後部1a下方位置には、ロワリン
ク8が後方に向けて延設枢支されており、該ロワリンク
8の後端部8aと上記ヒッチ7との間にリフトロッド9を
連結して、三点リンク機構10が構成されている。11は、
作業機12に駆動力を供給するPTO軸、13は、作業機12側
に設けられた連結ピンである。
上記トップリンクブラケット2は、第2図ないし第4
図に示す如く、装着孔14,15を上下に穿設した取付板2a,
2aを離間対向して固着してなり、また、トップリンクサ
ポート4は、上下に装着ピン3b、3aの取付孔16b、16aを
有し、後方に向かって対向して設けたリンクプレート4
a、4aと、リンクプレート4a、4a間に、前記上下の取付
孔16b、16a間に位置して設けた中継プレート17と、中継
プレート17の前端近傍より余端部17aを残して立上り状
に延出し、その先端部位をトップリンクブラケット2に
向かって折曲してなる補強プレート18とから構成され、
中継プレート17の余端部17aと補強プレート18との間に
形成される空間部19には、円柱状に成形された弾性体20
が嵌合されている。
叙上の如き構成において、トップリンクサポート4を
トップリンクブラケット2に装着するには、まず、トッ
プリンクサポート4をトップリンクブラケット2の取付
板2a,2a間に嵌挿し、該トップリンクブラケット2の装
着孔14にトップリンクサポート4の取付孔16aを合致さ
せた状態で装着ピン3aを嵌入する。次いで、空間部19に
弾性体20を嵌合させたまま、上記装着ピン3aを回動中心
として、トップリンクサポート4を弾性体20の弾持に抗
して上方に回動させ、上記トップリンクサポート4の取
付孔16bがトップリンクブラケット2の装着孔15に合致
した時点で、装着ピン3bを上記装着孔15に嵌入させる。
この状態で、トップリンクサポート4は、上記トップ
リンクブラケット2と補強プレート18との間の弾持状態
で常に後方に付勢され、装着ピン3a,3bにおけるがたつ
きが防止される。
然る後、トップリンクサポート4後端部に枢支したトッ
プリンク6のヒッチ7に作業機12の連結ピン13を係止さ
せ、三点リンク機構10により作業機12を支持し、PTO軸1
1を上記作業機12に連結すれば、作業機12の取付作業が
完了する。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、トラクタ後部のトップリ
ンクブラケットに、装着ピンを介してトップリンクサポ
ートを取着し、該トップリンクサポートの先端部にトッ
プリンクを枢着してなるロータリー作業機の取付装置に
おいて、前記トップリンクサポートを、上下に装着ピン
の取付孔を有し、後方に向かって対向して設けたリンク
プレートと、前記リンクプレート間に、前記上下の取付
孔間に位置して設けた中継プレートと、前記中継プレー
トの前端近傍より余端部を残して立上り状に延出し、そ
の先端部位をトップリンクブラケットに向かって折曲し
てなる補強プレートとから構成し、前記中継プレートの
余端部と前記補強プレートとの間に形成される空間部に
弾性体を嵌合させ、トップリンクサポートを後方に付勢
弾持した状態でトップリンクブラケットに装着するよう
にしたから、作業機を三点リンク機構により吊り下げた
後、作業機の自重を利用してトップリンクサポートをト
ップリンクブラケットに装着する、という煩わしい作業
を不要にし、極めて簡単な構成でありながら、トップリ
ンクサポートのがたつきを容易かつ確実に防止すること
ができると共に、取付装置の組付け、点検、保守等を容
易かつ確実に行うことができ、もって円滑な圃場作業を
行うことができる、という極めて有用な実用的効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案のロータリー作業機の取付装置の一実施
例を示すものであって、第1図は全体側面図、第2図は
要部平面図、第3図は同上要部側面図、第4図は同上斜
視図、第5図(a)は研究段階における取付装置の要部
平面図、第5図(b)は同上側面図、第5図(c)は同
上要部拡大図、第6図(a)は研究段階における他の取
付装置の要部平面図、第6図(b)は同上側面図、第7
図は従来技術を示す全体側面図、第8図は同上要部作用
説明図、である。 図中、 1……トラクタ、2……トップリンクブラケット、3a,3
b……装着ピン、4……トップリンクサポート、4a,4a…
…リンクプレート、5……取付装置、6……トップリン
ク、17……中継プレート、18……補強プレート、19……
空間部、20……弾性体、である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ後部のトップリンクブラケット
    に、装着ピンを介してトップリンクサポートを取着し、
    該トップリンクサポートの先端部にトップリンクを枢着
    してなるロータリー作業機の取付装置において、前記ト
    ップリンクサポートを、上下に装着ピンの取付孔を有
    し、後方に向かって対向して設けたリンクプレートと、
    前記リンクプレート間に、前記上下の取付孔間に位置し
    て設けた中継プレートと、前記中継プレートの前端近傍
    より余端部を残して立上り状に延出し、その先端部位を
    トップリンクブラケットに向かって折曲してなる補強プ
    レートとから構成し、前記中継プレートの余端部と前記
    補強プレートとの間に形成される空間部に弾性体を嵌合
    させ、トップリンクサポートを後方に付勢弾持した状態
    でトップリンクブラケットに装着するようにしたことを
    特徴とするロータリー作業機の取付装置。
JP7735390U 1990-07-20 1990-07-20 ロータリー作業機の取付装置 Expired - Lifetime JP2514753Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0488206U JPH0488206U (ja) 1992-07-31
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