JP2513325B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2513325B2
JP2513325B2 JP1259741A JP25974189A JP2513325B2 JP 2513325 B2 JP2513325 B2 JP 2513325B2 JP 1259741 A JP1259741 A JP 1259741A JP 25974189 A JP25974189 A JP 25974189A JP 2513325 B2 JP2513325 B2 JP 2513325B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、音色、効果等の楽音の属性を決
定するパラメータのエディットおよびその記憶を確実に
行うことができる電子楽器に関する。
「従来の技術」 シンセサイザー等の電子楽器においては、ボイス(発
音単位)の音色を決定する種々のパラメータが適宜設定
できるようになっている。また、音色の変更ができるよ
うに、一旦設定したパラメータを後に変更できるように
なっている。
とこで、パラメータのエディットは、通常所定の表示
部を見ながら行う。この表示部には、例えば液晶表示装
置などが用いられ、シンセサイザーの操作パネル中に設
けられる。そして、表示部には、選択されえいるボイス
の番号やパラメータの種類などが表示され、この表示を
参照しながらパラメータの種類を指定して数値等を入力
するようになっている。また、表示はボイスを切り換え
る毎に更新されるようになっており、新たに別のボイス
が選択されると、当該ボイスの番号、各パラメータの設
定値などが表示される。
一方、近年のシンセサイザーにおいては、楽音の発生
タイミング等を曲の進行にしたがって指示するシーケン
サや、楽音に種々の効果を付与するエフェクタが内蔵さ
れているものがある。このようなシンセサイザーにあっ
ては、各ボイスのエディットモードの他に、シーケンス
やエフェクタのエディットモードやその他の種々のモー
ドがある。
したがって、表示内容は別のモードに切り換る毎に当該
モードに応じた表示内容に変更される。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、ボイスについてのパラメータのエディット
は、通常、所定のバッファメモリ内において行われ、こ
れによって変更さたパラメータは、エディット終了後に
当該ボイスに割り当てられている記憶エリアにストアさ
れる。
しかしながら、エディット終了後において、パラメー
タのストアを忘れ、そのまま他のボイスのパラメータの
エディット等を行うモードすると、バッファメモリには
新たに選択されたボイスのパラメータ等が転送されてし
まうため、せっかくエディットしたパラメータが消失し
てしまうという問題が発生した。
この発明は上述した事情の鑑みてなされたもので、エ
ディットしたデータの消失を未然に防止することができ
る電子楽器を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
音の属性を指示するパラメータに対応した楽音信号を発
生する音源と、表示手段と、前記音源に種々のパラメー
タを供給するとともに前記表示手段を制御する制御部と
を有する電子楽器において、複数の音色の中から1つの
音色を選択する音色選択手段と、前記音色選択手段で選
択可能な音色の楽音信号を前記音源で発生するための音
色パラメータを記憶する音色パラメータ記憶手段であっ
て、前記複数の音色の各音色に対応した複数の記憶領域
を有する音色パラメータ記憶手段と、1つの音色の音色
パラメータを記憶可能なエディットバッファと、前記音
色選択手段で選択された音色に対応する音色パラメータ
を前記音色パラメータ記憶手段から読み出して前記エデ
ィットバッファに記憶させる第1の転送手段と、前記エ
ディットバッファに記憶された音色パラメータをエディ
ットするエディット手段と、前記エディットバッファに
記憶された音色パラメータを前記音色パラメータ記憶手
段に記憶させる指示を行う第1の指示操作子と、前記第
1の指示操作子の指示に応答して、前記エディットバッ
ファに記憶された音色パラメータを該音色パラメータに
対応する前記音色パラメータ記憶手段の記憶領域に記憶
させる第2の転送手段と、第1の状態および第2の状態
を検出する検出手段であって、 (a1)第1の状態とは、前記第1の転送手段により前記
エディットバッファに記憶された音色パラメータが前記
エディット手段によりエディットされていない状態、あ
るいは、前記エディットバッファに記憶された音色パラ
メータが前記エディット手段によりエディットされた後
であってなおかつ前記第2の転送手段により前記音色パ
ラメータ記憶手段に記憶された状態であり、 (a2)第2の状態とは、前記第1の転送手段により前記
エディットバッファに記憶された音色パラメータが前記
エディット手段によりエディットされ、且つ、前記第2
の転送手段により前記エディットバッファに記憶された
音色パラメータが前記音色パラメータ記憶手段に記憶さ
れていない状態 であるような検出手段と、第2の指示操作子とを有し、 前記制御部は、 (b1)前記音色選択手段で新たに音色が選択された際
に、 (b1′)前記検出手段で検出される状態が第1の状態で
ある場合には、前記音源において、前記新たに選択され
た音色に対応する音色パラメータに基づく楽音信号の発
生を可能とし、 (b1′′)前記検出手段で検出される状態が第2の状態
である場合にオートストアーモードに移行し、 (b2)オートストアーモードでは、前記エディットバッ
ファに記憶された音色パラメータを前記音色パラメータ
記憶手段に記憶させるか否かを問う表示を前記表示手段
に表示するともに、 (b2′)前記第2の指示操作子によって音色パラメータ
を記憶させることが指示された場合には、前記エディッ
トバッファに記憶された音色パラメータを該音色パラメ
ータに対応する前記音色パラメータ記憶手段の記憶領域
に記憶させた後に、前記音源において、前記新たに選択
された音色に対応する音色パラメータに基づく楽音信号
の発生を可能とし、 (b2′′)前記第2の指示操作子によって音声パラメー
タを記憶させないことが指示された場合には、前記エデ
ィットバッファに記憶された音色パラメータを前記音色
パラメータ記憶手段に記憶させることなく、前記音源に
おいて、前記新たに選択された音色を対応する音色パラ
メータに基づく楽音信号の発生を可能とすることを特徴
としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記電子楽器が、さらに、前記パラメータのエ
ディットが可能になるエディットモードと、該エディッ
トモードおよび前記オートストアーモードとは異なる一
般モードとを指示するモード指示手段を有し、前記第1
の転送手段は、前記モード指示手段によるエディットモ
ードの指示に応答して、前記音色選択手段で選択された
音色に対応する音色パラメータを前記音色パラメータ記
憶手段から読み出して前記エディットバッファに記憶
し、前記制御部は、前記モード指示手段による一般モー
ドの指示に応答して一般モードに移行して対応する処理
を実行するものであって、前記エディットモードから前
記一般モードへ移行する際には前記エディットバッファ
に記憶された音色パラメータを前記音色パラメータ記憶
手段に記憶しないことを特徴としている。
「作用」 請求項1記載の発明によれば、音色選択手段で選択さ
れた音色に対する音色パラメータを、第1の転送手段に
より音色パラメータ記憶手段からエディットバッファ上
へ読み出してエディット手段でエディットする。また、
検出手段は第1の状態および第2の状態の検出を行う。
そして、制御部は、新たな音色が選択された際、第1の
状態にあれば選択された音色に対応する音色パラメータ
に基づいて楽音信号を発生させ、第2の状態にあればオ
ートストアーモードに移行させる。オートストアーモー
ドとなると、制御部は、エディットバッファの音色パラ
メータを音色パラメータ記憶手段へ記憶させるがどうか
問い合わせを表示手段に表示する。そして、記憶指示が
あった場合に限り、エディットバッファ上の音色パラメ
ータの第2の転送手段により対応する音色パラメータ記
憶手段の記憶領域へ記憶させる。その後、記憶指示の有
無に関係なく、新たに選択された音色に対応する音色パ
ラメータに基づいて楽音信号を発生させる。
また、請求項2記載の発明によれば、モード指示手段
がエディットモードの指示を出すと、選択された音色に
対応する音色パラメータが、第1の転送手段によって音
色パラメータ記憶手段からエディットバッファへ読み出
される。また、モード指示手段が一般モードの指示を出
すと、制御部が一般モードに移行して対応する処理を実
行する。さらに、エディットモードから一般モードへ移
行する際にはエディットバッファの音色パラメータを音
色パラメータ記憶手段へ記憶させないようにする。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
A:実施例の構成 第2図はこの実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。図において、1は多数のキーを有する鍵盤であり、
押下されたキーのキーコードKC、キーオン信号KON、キ
ーオフ信号KOF等を出力する。2は液晶表示部であり、
第3図に示すように長方形状に形成され、各モードに応
じた操作案内等を表示する。この液晶表示部2は、例え
ば、1行20文字×8行程度の表示が行えるようになって
いる。3は各種操作子およびスイッチから成る操作部で
あり、モードを選択するモード選択スイッチ、各種機能
を選択するファンクションキー3a〜3j(第3図参照)、
表示部2に表示されたカーソルを移動させるカーソル制
御キー3L,3R,3U,3Dおよび種々のデータを入力するため
のデータ入力操作子(図示略)等から構成されている。
ファンクションキー3a〜3jの機能は、表示部2の下部に
表示されるようになっている。4は演奏操作子であり、
例えば、モジュレーションホイール等である。
5は、装置各部を制御するCPUであり、タイマ6から
所定期間毎に割込がかけられるようになっている。7は
CPU5において用いられるプログラム等が記憶されている
ROMであり、8はワークエリア等が設定されているRAMで
ある。次に、9はボイスの各パラメータが記憶されるボ
イスメモリであり、第4図に示すように、ボイスROM1
1、ボイスRAM12およびその周辺回路から構成されてい
る。
ボイスROM11内には、複数のボイスのパラメータが予
めプリセットされており、いずれかが適宜読出されるよ
うになっている。ボイスRAM12内には、ボイス番号に対
応した記憶エリアが設定されており、その記憶エリア内
にボイスの音色を決定すパラメータがストアされるよう
になっている。また、この実施例においては、ボイスの
音色を決めるパラメータとともに、効果音であるディレ
イ、コーラス、エコーなどのかかり具合や変化速度など
のパラメータも記憶されるようになっている。なお、1
つの記憶エリアに記憶されるパラメータの組をボイスデ
ータという。また、ボイスRAM12内には、ボイスのパラ
メータのエデットする場合に用いられるボイスエデット
バッファ12aが設けられている。
次に、13はデコーダであり、CPU5がボイスエデットバ
ッファ12aをアクセスすると“1"信号を出力する。14は
1ビットのVRAMSレジスタであり、CPU5によってその内
容が書き換けられるようになっている。15はデコーダ13
およびVRAMSレジスタ14の出力信号の論理和をとるオア
ゲートであり、その出力信号はボイスRAM12のイネーブ
ル端子ENIに供給される。また、オアゲート15の出力信
号はインバータ16を介してボイスROM11のイネーブル端
子ENIに供給される。これにより、CPU6がボイスエデッ
トバッファ12aをアクセスする場合またはVRAMレジスタ1
4に“1"が書き込まれた場合は、ボイスRAM12がイネーブ
ルになり、上記以外の場合はボイスROM11がイネーブル
になる。
次に、第2図に示す20は音源であり、発音モジュール
およびエンベロープジェネレータなどから構成されてい
る。この音源20は、CPUからキーコードKCおよび音色パ
ラメータ等が供給されると、これに対応した楽音を発生
し、サウンドシステム21に供給する。サウンドシステム
21は、供給された楽音信号に基づいて実際に楽音を発生
する。
B:実施例の動作 次に、上記構成によるこの実施例の動作を説明する。
(1)全体動作 まず、電源が投入されると、第5図に示すメイルーチ
ンが起動され、ステップSPa1においてイニシャライズ処
理が行われる。次に、ステップSPa2の鍵処理ルーチンが
行われる。この処理は、鍵盤1から出力されるキーコー
ドKCおよびキーオンKON,キーオフKOF信号に基づく処理
である。この鍵処理ルーチンSPa2の後は、ステップSPa3
のモード選択キー処理ルーチンに進む。この処理は、操
作部3内のモード選択キーが押されると、そのキーに対
応するモードにする処理である。この実施例において
は、以下のような種々のモードが設定されている。
・ボイス選択モード このモードは、操作部3の操作に応じたボイスを選択
するモードである。したがって、このモードを経なけれ
ば所望のボイスを読出すことができない。ただし、イニ
シャライズ処理SPa1により、初期状態においては予め定
められた所定のボイスが選択されるようになっている。
・ボイスストアモード このモードは、ボイス選択モードにおいてエデットし
たパラメータを、ボイスRAM12内の指定記憶エリアにス
トアするモードである。
・エンベロープエディットモード エディットモードの一つであり、楽音波形のエンベロ
ープをエデットするモードである。すなわち、エンベロ
ープを決定するための各種パラメータの値を設定するモ
ードである。
・シーケンサ記録設定モード この実施例における電子楽器にはシーケンサが内蔵さ
れている。このシーケンサに演奏データや記録方法を入
力するモードが、シーケンサ記録設定モードである。演
奏データとしては、テンポ、キーコード、音長などがあ
る。
・その他 上記の他にも、楽音制御用の他のパラメータを設定す
るエディットモードあるいはシーケンサーの制御に基づ
いて演奏を行うモード等がある。以上がこの実施例にお
けるモードである。
次に、第5図に示すステップSPa4に進むと、モード別
操作子処理が行われる。この処理ルーチンは、第6図に
示すように、まず、ステップSPb1においていずれのモー
ドが設定されているかが判定される。そして、この判定
結果に対応するステップSPb2〜SPb6のいずれかへ進み、
当該処理が終了すると第5図に示すメインルーチンヘリ
ターンする。各モード別の処理SPb2〜SPb6は、第7図に
示すステップSPc1〜SPc4の処理から成るが詳細について
は後述する。
次に、第5図に示すステップSPa5においては、シーケ
ンサプレイ制御操作子処理が行われる。シーケサプレイ
は、シーケンサの制御にしたがって楽音の発生を制御す
る再生モードであり、シーケンサプレイ制御操作子は、
その場合の各種制御を指示する操作子である。
ステップSPa6は、メモリ選択キーの処理ルーチンであ
る。メモリ選択キーは、前述した操作部3に設けられて
いるキーであり、ボイスROM11とボイスRAM12のいずれか
一方を選択するキーある。このメモリ選択キーが押され
ると、ステップSPa6の処理ルーチン、すなわち、第8図
に示す処理が行われる。まず、ステップSPd1において
は、VRAMSレジスタ14の内容を取り込み、この値を内部
レジスタFBUFに格納する。次に、ステップSPd2に進み、
レジスタFBUFの内容を反転し、さに、反転後のレジスタ
FBUFの内容をVRAMSレジスタ12に転送する。この処理に
よってVRAMSレジスタ12の内容が反転される。そして、
液晶表示部2(第3図参照)が前に選択されていたボイ
スメモリを表示していれば、ステップSPd4においてこの
表示を切り換え、新たに選択されたボイスを表示させ
る。この処理の後は、メインルーチンにリターンする。
上記処理によってVRAMSレジスタ14の内容が反転される
と、デコーダ13が“1"信号を出力していない状態におい
ては、オアゲート15の出力信号が反転するので、ボイス
RAM12とボイスROM11のイネーブル状態が切り換わる。デ
コーダ13は、CPU5がボイスエディットバッファ12aをア
クセスしたときにのみ“1"信号を出力するから、通常の
状態においては“0"信号を出力しており、この結果、ボ
イスROM11またはボイスRAM12の選択は、VRAMSレジスタ1
4の出力信号によって行われる。以上のように、メモリ
選択キーが押されると、ボイスROM11からボイスRAM12
へ、あるいは、ボイスRAM12からボイスROM11へと切換が
行われる。すなわち、メモリ選択キーが押される毎にボ
イスROM11とボイスRAM12とが交互に選択される。
(2)各種モード別操作子処理 次に、各種モードにおける操作子の処理について説明
する。
エンベロープエディットモード(SPb4) 第6図に示すステップSPb4のエンベロープエディット
処理について説明する。まず、ステップSPb4に進むと、
第10図に示す処理が開始される。図示のステップSPe1に
おいては、フラグVPEの内容が“1"であるか否かが判定
される。フラグVPEは、音源20による発音がボイスエデ
ィットバッファ12a内のボイスデータによって行われて
いる場合“1"が書き込まれるフラグである。また、他の
記憶エリア、すなわち、ボイスエディットバッファ12a
以外の記憶エリア内のボイスデータによって発音が行わ
れている場合には“0"が書き込まれる。
そして、ステップSPe1の判定が「NO」の場合は、ステ
ップSPe2に進み、ボイスポインタVPが示す記憶エリアの
ボイスデータをボイスエディットバッファ12aに転送す
る。ボイスポインタVPは、第4図に示すボイスROM11お
よびボイスRAM12内のいずれかの記憶エリアを指定する
ポインタであり、このボイスポインタVPによって指示さ
れた記憶エリア内のボイスデータによって発音がなされ
る。
次に、ステップSPe3に移り、フラグEEを“0"、フラグ
VPEを“1"にする。この処理の後は、ステップSPe4に進
む。一方、ステップSPe1において「YES」と判定された
場合は、直ちにステップSPe4に進む。ステップSPe4にお
いては、エンベロープエディットモードのモード番号を
レジスタMODEに格納する。モード番号とは、各モードに
付されている識別番号である。次に、ステップSPe5に進
むと、エンベロープエディットモードの画面を液晶表示
部2に表示し、次に、ステップSPe6においてボイスポイ
ンタVPの内容を、ボイスエディットバッファ12aを示す
ように書き換える。この処理の後は第5図に示すルーチ
ンにリターンする。
ここで、ステップSPe5における表示内容を第9図に示
し、その意味を説明する。
a,第1行目 「Operator EG」はエディットの対象となるものが、
エンベロープジェネレータの各パラメータであることを
意味する。
エンベロープをコントロールするオペレータが6個で
あり、そのうち第1、第2、第4オペレータが動作中で
あることを意味する。この実施例においては、6個のオ
ペレータが設けられており、これらのオペレータの駆動
数や組合せの仕方を適宜設定することができるようにな
っている。この設定によって極めて多様なエンベロープ
制御が可能になる。なお、オペレータの設定は他のエデ
ィットモードにおいて行われるようになっている。
b,第2行目 この行には、選択されているボイスについての表示が
なされてる。「VOICE:I−BO2(18)」は、第18番目のボ
イスであって、バンク2に格納されているボイスである
ことを示している。ボイスRAM12は、複数のバンクから
構成されており、各バンクについて16種のボイスが格納
されるようになっている。また「YAPPY ELEP」はボイス
に付けられたネームである。なお、この実施例において
は、ボイス選択処理SPb2においてボイスネームが入力で
きるようになっている(説明は省略する)。
c,第3行目 この行には、エディットの内容を示す表示がされてお
り、この例では、キーオン時のレートと、レートスケー
リングをエディットすることを示している。
d,第4行目〜第7行目 この部分は表をなしており、第4行目には、エディッ
トを行うパラメータが示されている。「DT」はディレイ
タイムのパラメータであり、キーオンがあってからオペ
レータがエンベロープ処理を開始するまでの遅れ時間を
決定する。R1,R2,R3,R4,RSはその他のパラメータであ
り、例えば、R1がアタックレートを示し、R2が第1ディ
ケイレートを示すようになっている。
また、縦方向に並びぶ「1」〜「6」の数値は、オペ
レータの番号を示し、この行と上記パラメータ表示があ
る列とで、オペレータの番号、パラメータの種類および
その値の対応が目視できるようになっている。表示され
ている各パラメータの値は、ボイスエディットバッファ
12a内のパラメータの値、あるいはボイスエディットバ
ッファ12aに転送されたパラメータの値である(ステッ
プSPe2参照)。そして、どのパラメータのエディットを
行うかは、カーソルを移動することによって指定され
る。このカーソルの移動は、第7図に示すステップSPc1
によるカーソル制御操作子処理によって行われる。すな
わち、第2図に示すカーソル制御キー3L,3R,3U,3Dが押
されると、カーソルがそれぞれ左、右、上、下に1ステ
ップずつ移動される。したがって、カーソル制御キー3
L,3R,3U,3Dを適宜操作することにより、所望のパラメー
タを選択することができる。第9図に示す例では、第2
オペレータのパラメータR3が選択されている。
e,第8行目 この行は、ファンクションキーの機能を示すととも
に、白抜きでない文字のファンクションキーが押されて
いることを示している。図示の例では、ファンクション
キー「ONR」が押されており、キーオン側のレート設定
モードであることを示す。なお、「K−OF」が押されれ
ば、キーオフ側のレートの設定モードになる。このよう
なファンクションキーの処理は、第7図に示すステップ
SPc2において行われる。
次に、エディットを行うパラメータにカーソルを設定
した後、操作部3内の数値キーによって数値を入力する
と、第7図に示すパラメータ入力操作子処理ルーチンSP
c4が起動される。この処理ルーチンを第11図に示す。ま
ず、ステップSPf1においては、入力された数値がバッフ
ァBUFに格納される。そして、ステップSPf2に移り、ボ
イスエディットバッファ12a内の該当するパラメータ
(カーソルによって指示されているパラメータ)がバッ
ファBUF内のデータに基づいて書き換えられる。例え
ば、第9図に示す例では、第2オペレータのパラメータ
R3がバッファBUF内のデータに基づいて書き換えられ
る。次にステップSPf3に進むと、表示部2のカーソルが
ある位置の数値を、データ書き換え後の値に更新する。
そして、フラグEEの内容を“1"にして処理を終了して、
メインルーチン(第5図参照)にリターンする。なお、
モード選択キーが操作されなければ、上述のエンベロー
プエディット処理モードが継続する。
ボイスストア処理モード(第6図ステップSPb3) このモードは、ボイスエディットバッファ12a内にあ
るエディットし終えたボイスデータを、所望の記憶エリ
アにストアするモードである。まず、モード選択キー内
のストアスイッチをオンにすると、第6図に示すステッ
プSPb1においてこれが認識され、処理はステップSPb3に
進む。ステップSPb3においては、始めに、第12図に示す
処理が行われる。第12図に示すステップSPg1において、
フラグVPEが“1"であるか否かが判断される。この判断
が「NO」の場合は、直ぐに処理を終了しリターンする
(第12図ステップSPg5参照)。これは、次の理由によ
る。すなわち、ボイスエディットバッファ12aを使用し
てエディットを行った直後には、フラグVPEは“1"にセ
ットされているはずであるから、このフラグVPEが“0"
である場合はエディットを行っていない場合であり、ス
トアする必要がないからである。
ステップSPg1の判定が「YES」の場合は、ステップSPg
2に進み、第4図に示すVRAMSレジスタ14に“1"を書き込
む。これにより、ボイスRAM12がイネーブル状態にな
る。次に、ステップSPg3に進むと、ストアモードのモー
ド番号がレジスタMODEに格納される。そして、ステップ
SPg4に進み、ボイスストア用の表示を液晶表示部2に行
わせる。この場合の表示を第13図(イ)に示す。この図
において、第2行目には現在エディットを行ったボイス
についての表示がなされている。この例の場合は、第2
バンクにある第18番目のボイスであり、そのボイス名は
「YAPPY ELEP」である。さらに、第2行目の右端部に
は、「02」と表示され、ストアを行うバンクの番号が2
番であることを示している。第3行目の表示は、内部メ
モリ(すなわち、ボイスRAM12)のバンクBがストアが
行うバンクとして選択されていることを示している。ま
た、第4行目以下においては、バンクBの第2バンクに
ある16種のボイスの名称が表示されている。また、ボイ
ス名の左側にある数字は、第2バンクにおけるボイスの
番号である。したがって、ボイスのシリアル番号として
は、表示されている番号に第1バンクにおけるボイス格
納数「16」を加えたもの(18)が相当する。この表示処
理の後はリターンし、第7図に示すモード別の処理ルー
チンに進む。以後は、モード変更があるまでストアモー
ドが継続するから、操作に応じて第7図に示すステップ
SPc1〜SPc4の各処理が行われる。
次に、ストアすべき記憶エリアを指定する。この指定
の仕方には2つの方式がある。まず、第1の方式は、数
値入力によって行う方式である。この場合は、操作部3
(第2図参照)内の数値キーにより所望の数値を入力す
る。例えば、第13図(イ)に示す「07」番を入力する。
この入力があると、第7図に示すステップSPc4の処理ル
ーチンが起動される。このモードにおける処理内容は、
第14図に示すようになっている。まず、ステップSPh1に
おいて入力数値データをバッファBUFに格納する。次い
で、ステップSPh2においてバッファBUFの内容に基づく
ボイス番号をレジスタVNに転送する。そして、表示画面
のカーソルの位置を入力数値データに対応する位置に移
動する(ステップSPh3)。第13図(イ)はカーソルの移
動があった後の表示を示している。一方、第2の方式
は、カーソル制御キー3L,3R,3U,3Dによってカーソルを
直接移動させる方式である。このカーソル制御操作キー
3L,3R,3U,3Dが操作されると、第7図に示すカーソル制
御操作子処理ルーチンが起動される。このモードにおけ
る処理内容は、第15図に示すようになっている。まず、
ステップSPi1において、カーソル制御操作子3L,3R,3U,3
Dのいずれが操作されたかに応じて、レジスタVNに格納
されている現在のボイス番号を書き換える。次に、カー
ソルをレジスタVNの内容にしたがって移動させる(ステ
ップSPi2)。
次に、ストアを指令するために、第13図(イ)に示す
最下行の「STRT」の位置に対応するファンクションキー
を押す。この結果、第7図に示すファンクションキー処
理SPc2が起動される。このモードにおける処理は第16図
に示すようなっている。まず、液晶表示部2に第13図
(ロ)に示すように、「Now Storing」なる文字を表示
し(ステップSPj1)、次いで、レジスタVNの値に基づい
てボイスポインタVPの内容を変更する(ステップSPj
2)。そして、ステップSPj3に移り、ボイスRAM12中のレ
ジスタVPによって示される記憶エリアにボイスエディッ
トバッファ12a内のボイスデータを転送する。そして、
ストア処理が終了したことを示すストアエンドモードの
モード番号をレジスタMODEに記憶させる(ステップSPj
4)。次に、液晶表示部2に第13図(ハ)に示すように
「***Complete」なる表示を行い、ストア処理が終了
したしたことを操作者に知らせる。なお、表示内容中
「***」は、ボイスネームが表示される部分である。
次に、ボイスポインタVPがボイスエディットバッファ12
aを示すようにし(ステップSPj6)、最後にレジスタEE
を“0"にしてリターンする(ステップSPj7)。ステップ
SPj6においてボイスポインタVPの値を書き換えるのは、
継続してエディットを行う場合には、ボイスエディット
バッファVEB内のボイスデータにしたがって発音を行っ
ていた方が都合がよいからである。また、レジスタEEを
“0"にするのは、エディットデータのストアが行われた
ことを後の処理において識別するためである。
ボイス選択処理 操作部3内のボイス選択キーが押されると、第6図に
示すステップSPb1においてこれが検出され、ステップSP
b2に進む。ステップSPb2において、第17図に示すボイス
選択キーオンイベント処理が行われる。まず、ステップ
SPk1においては、フラグEEが“1"で、かつ、フラグVPE
が“1"であるか否かが判定される。フラグVPEが“1"で
ある場合は、発音がボイスエディットバッファ12aのボ
イスデータによってなされている場合であり、エディッ
トがなされていることを示す。また、フラグEEが“1"で
ある場合は、未だストアが行われていないことを示す
(ステップSPj7参照)。したがって、ステップSPk1の判
定が「YES」となる場合は、エディットをしたが未だス
トアをしていない場合である。一方、ストアSPk1の判定
が「NO」の場合は、エディットをしていないか、あるい
は、エディットし、かつ、その結果のストアも終了した
場合である。
そして、この判定が「NO」になると、ステップSPk2に
進みボイス選択モードのモード番号をレジスタMODEに格
納する。次に、ステップSPk3に進み、第18図に示すよう
なボイス選択用の画面を液晶表示部2に表示する。さら
に、レジスタVNに指示されるボイス番号の位置にカーソ
ルを移動させる。そして、ステップSPk4に進み、フラグ
VPEを“0"にし、レジスタVNの値に応じてボイスポイン
タVPの値を設定してリターンする(ステップSPk5)。第
18図に示す最下行の表示は、ファンクションキーの表示
であり、「01番」〜「08番」までの番号のボイスを選択
することができる。なお、操作部3中の「SHIFT」キー
(図示略)を押すと、最下行の表示が「09番」〜「18
番」を示す。すなわち、「SHIFT」キーの使用により、
第18図に表示されている「01番」から「18番」のいずれ
かのボイスをも選択することができる。そして、ボイス
選択処理モードが変更されない状態においてファンクシ
ョンキーが押されると、第7図に示すファンクションキ
ー処理ルーチンSPc2が起動される。このモード場合の処
理は、第19図に示すようになっている。まず、ステップ
SPl1において入力データをバッファBUFに格納し、次い
で、バッファBUFの値に応じたボイス番号をレジスタVN
に格納する(ステップSPl2)。そして、レジスタVNの値
に基づいてボイスポインタVPの値を設定し(ステップSP
l3)、表示画面中のカーソルをレジスタVNの示すボイス
の位置へ移動する(ステップSPl4)。第18図の例では、
カーソルが「02番」の「YAPPY」の位置に移動されてい
る。上記処理おいては、ステップSPl3の処理により、新
たに選択されたボイスデータに応じた発音が開始され
る。
一方、第17図に示すステップSPk1において「YES」と
判定された場合には、ステップSPk6に進みボイス選択モ
ードのモード番号をレジスタNEXTに格納する。レジスタ
NEXTは、次に処理を行うモードのモード番号を記憶する
ためのレジスタである。ステップSPk6の処理の後は、ス
テップSPk7に進み、オートストアモードのモード番号を
レジスタMODEに格納する。そして、第21図に示すオート
ストアモードの画面を液晶表示部2に表示する(ステッ
プSPk8)。オートストアモードとは、ボイス選択キーが
押されても、一定の条件が満たされた場合はボイス選択
モードに移行する前に、ストア可能な状態に自動的に設
定するモードである。このように自動的にストア可能な
状態にするのは以下の理由による。まず、ステップSPk1
において「YES」と判定されるのは、前述のようにエデ
ィットを行ったがエディット後のデータを未だストアし
ていない場合である。この状態においてボイス選択モー
ドが設定されると、ステップSPk4においてフラグVPEが
“0"になり、かつ、ステップSPk5においてボイスポイン
タVPの値がレジスタVNの値に基づいて書き換えられてし
まう。レジスタVNは、ボイス番号に応じた記憶エリア、
すなわち、ボイスエディットバッファ12a以外の記憶エ
リアを示している。したがって、このときボイスポイン
タVPが示す記憶エリアは、ボイスエディットバッファ12
a以外の記憶エリアとなる。この状態において再びエデ
ィットモードに移ると、ステップSpe1およびSPe2(第10
図参照)の処理により、ボイスエディットバッファ12a
の内容はボイスポインタVPが示すボイスデータに書き換
えられてしまう。すなわち、エディット中のデータが破
壊されてしまう。そこで、この状態を回避するために、
ストア忘れの場合には、一旦ストア可能な状態にした後
にボイス選択モードとするようにしている。
そして、オートストアモードになると、液晶表示部2
には第21図に示す表示がなされる。ここで、最下行にあ
る「STRT」に対応するファンクションキーを押すと、ス
テップSPm1に進みストアモードと同様の処理がなされ、
所望の記憶エリア(すなわち、所望のボイス番号のエリ
ア)にボイスエディットバッファ12a内のボイスデータ
が格納される。次に、ステップSPm2において2秒間のウ
エストした後にステップSPm3に進む。一方、第21図に示
す「Quit」に対応するファンクションキーを押した場合
は、ストア動作は行わずに直ちにステップSPm3に進む。
これは「Quit」のファンクションキーは、操作者がエデ
ィット後のボイスデータのストアは不要であると判断し
た場合に操作するキーである。
そして、ステップSPm3においては、レジスタNEXTM内
にある次のモードの番号をレジスタMODEに転送し、次い
で、レジスタMODE内のモード番号に応じて表示画面やボ
イスポインタVPや、フラグVPEの値を設定する(ステッ
プSPm4)。すなわち、オートストアモードに入らなかっ
た場合と同様の動作(ステップSPk2〜SPk5)を行う。
(3)その他の処理 シーケンサ記録設定処理 シーケンサ記録設定キーが押されると、第6図に示す
ステップSPb1でこれが検知され、ステップSPb5に進む。
これにより、まず、第22図に示す処理が行われる。第22
図においては、記録設定モードのモード番号をレジスタ
MODEに格納し(ステップSPn1)、次いで、記録設定用の
画面を液晶表示部2に表示させる。この場合の表示を第
23図に示す。そして、ステップSPn3に進み、内部シーケ
ンサのメモリ中にデータがなければ、予め定められてい
る初期データを設定し、これのデータを表示させる(ス
テップSPn4)。
ところで、第22図から明らかなように、このモードか
らは、オートストアモードへは移行しない。これは、ボ
イスポインタVPやフラグVPEの内容を変更しないため、
再びエディットモードへ移ってもボイスエディットバッ
ファ12a内のデータが破壊されることがないからであ
る。
タイマ割込ルーチン 次に、第24図に示すのは、シーケンサの制御に基づく
自動演奏において起動されるタイマ割込ルーチンであ
る。このルーチンは、第2図に示すタイマ6が出力する
楽曲のテンポに応じた割込信号によって起動される。ま
ず、ステップSPo1においては、モジュレーションホイー
ル等の演奏コントーラの操作を処理する。そして、ステ
ップSPo2では、シーケンサに記憶された演奏情報を1ス
テップずつ進める処理を行い、次いで、更新した演奏情
報によって発音制御を行う(ステップSPo3)。次に、液
晶表示部2に対しカーソルの点滅や表示文字の点滅など
の制御を行いリターンする(ステップSPo4)。
「発明の効果」 以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、
エディットしたパラメータのストアを忘れてもその消失
を未然に防止することができる利点が得られる。さら
に、第1の状態にある場合にはオートストアーモードへ
移行しないため、記憶指示を仰ぐための不必要な問い合
わせを表示手段へ表示せずに済むという効果も得られ
る。
また、請求項2記載の発明によれば、新たに音色が選
択され、オートストアーモードでの音声パラメータの記
憶が必要となった場合に、当該記録処理の終了後は、新
たな音色に対応する音色パラメータに基づく楽音信号の
再生が、音源にて自動的に可能となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図
は同実施例における液晶表示部2の構成を示す正面図、
第4図は同実施例におけるボイスメモリ9の構成を示す
ブロック図、第5図は同実施例のメインルーチンを示す
フローチャート、第6図〜第8図、第10図〜第12図、第
14図〜第17図、第19図、第20図、第22図、および24図は
各々同実施例のサブルーチンを示すフローチャート、第
9図、第13図、第18図、第21図および第23図は各々同実
施例における液晶表示器2の表示例を示す正面図であ
る。 3……操作部(エディットモード指示手段)、5……CP
U(制御部、検出手段)、12……ボイスRAM(記憶手
段)、12a……ボイスエディットバッファ(エディット
バッファ)、20……音源。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音の属性を指示するパラメータに対応した
    楽音信号を発生する音源と、表示手段と、前記音源に種
    々のパラメータを供給するとともに前記表示手段を制御
    する制御部とを有する電子楽器において、 複数の音色の中から1つの音色を選択する音色選択手段
    と、 前記音色選択手段で選択可能な音色の楽音信号を前記音
    源で発生するための音色パラメータを記憶する音色パラ
    メータ記憶手段であって、前記複数の音色の各音色に対
    応した複数の記憶領域を有する音色パラメータ記憶手段
    と、 1つの音色の音色パラメータを記憶可能なエディットバ
    ッファと、 前記音色選択手段で選択された音色に対応する音色パラ
    メータを前記音色パラメータ記憶手段から読み出して前
    記エディットバッファに記憶させる第1の転送手段と、 前記エディットバッファに記憶された音色パラメータを
    エディットするエディット手段と、 前記エディットバッファに記憶された音色パラメータを
    前記音色パラメータ記憶手段に記憶させる指示を行う第
    1の指示操作子と、 前記第1の指示操作子の指示に応答して、前記エディッ
    トバッファに記憶された音色パラメータを該音色パラメ
    ータに対応する前記音色パラメータ記憶手段の記憶領域
    に記憶させる第2の転送手段と、 第1の状態および第2の状態を検出する検出手段であっ
    て、 (a1)第1の状態とは、前記第1の転送手段により前記
    エディットバッファに記憶された音色パラメータが前記
    エディット手段によりエディットされていない状態、あ
    るいは、前記エディットバッファに記憶された音色パラ
    メータが前記エディット手段によりエディットされた後
    であってなおかつ前記第2の転送手段により前記音色パ
    ラメータ記憶手段に記憶された状態であり、 (a2)第2の状態とは、前記第1の転送手段により前記
    エディットバッファに記憶された音色パラメータが前記
    エディット手段によりエディットされ、且つ、前記第2
    の転送手段により前記エディットバッファに記憶された
    音色パラメータが前記音色パラメータ記憶手段に記憶さ
    れていない状態 であるような検出手段と、 第2の指示操作子と を有し、 前記制御部は、 (b1)前記音色選択手段で新たに音色が選択された際
    に、 (b1′)前記検出手段で検出される状態が第1の状態で
    ある場合には、前記音源において、前記新たに選択され
    た音色に対応する音色パラメータに基づく楽音信号の発
    生を可能とし、 (b1′′)前記検出手段で検出される状態が第2の状態
    である場合にはオートストアーモードに移行し、 (b2)オートストアーモードでは、前記エディットバッ
    ファに記憶された音色パラメータを前記音色パラメータ
    記憶手段に記憶させるか否かを問う表示を前記表示手段
    に表示するとともに、 (b2′)前記第2の指示操作子によって音色パラメータ
    を記憶させることが指示された場合には、前記エディッ
    トバッファに記憶された音色パラメータを該音色パラメ
    ータに対応する前記音色パラメータ記憶手段の記憶領域
    に記憶させた後に、前記音源において、前記新たに選択
    された音色に対応する音色パラメータに基づく楽音信号
    の発生を可能とし、 (b2′′)前記第2の指示操作子によって音声パラメー
    タを記憶させないことが指示された場合には、前記エデ
    ィットバッファに記憶された音色パラメータを前記音色
    パラメータ記憶手段に記憶させることなく、前記音源に
    おいて、前記新たに選択された音色を対応する音色パラ
    メータに基づく楽音信号の発生を可能とする ことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】前記電子楽器は、さらに、 前記パラメータのエディットが可能になるエディットモ
    ードと、該エディットモードおよび前記オートストアー
    モードとは異なる一般モードとを指示するモード指示手
    段を有し、 前記第1の転送手段は、前記モード指示手段によるエデ
    ィットモードの指示に応答して、前記音色選択手段で選
    択された音色に対応する音色パラメータを前記音色パラ
    メータ記憶手段から読み出して前記エディットバッファ
    に記憶し、 前記制御部は、前記モード指示手段による一般モードの
    指示に応答して一般モードに移行して対応する処理を実
    行するものであって、前記エディットモードから前記一
    般モードへ移行する際には前記エディットバッファに記
    憶された音色パラメータを前記音色パラメータ記憶手段
    に記憶しないことを特徴とする請求項1記載の電子楽
    器。
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