JP2660628B2 - シーケンサの表示装置 - Google Patents

シーケンサの表示装置

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JP2660628B2
JP2660628B2 JP4075710A JP7571092A JP2660628B2 JP 2660628 B2 JP2660628 B2 JP 2660628B2 JP 4075710 A JP4075710 A JP 4075710A JP 7571092 A JP7571092 A JP 7571092A JP 2660628 B2 JP2660628 B2 JP 2660628B2
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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器のシーケンサ
に関し、特にその表示器と操作子との連携により種々の
情報の設定を簡単に行う技術に関する。
【0002】近年、電子楽器の発展が著しく、例えばM
IDI等の規格化されたインタフェースを介して外部装
置との間で演奏情報を送受できるものが開発されてい
る。かかる外部装置の1つとして、演奏者が電子楽器等
を演奏することにより発生する演奏情報を記録すること
により録音を行い、また、記録された演奏情報を読み出
して電子楽器等に送出することにより楽音を再生できる
シーケンサが実用に供されている。
【0003】かかるシーケンサに演奏情報を録音した
り、又は録音された演奏情報を再生する際には、種々の
スイッチ類を操作して各種情報の設定を行う必要があ
る。そこで、情報の設定を簡単に行うことのできるシー
ケンサが望まれている。
【0004】
【従来の技術】電子楽器のシーケンサは、外部から供給
される演奏情報を記憶するための記憶装置を有してい
る。この記憶装置は、複数の曲に対する演奏情報を記憶
するために、複数の記憶領域に分割されており、各記憶
領域には「曲ナンバ」という固有の番号が付されてい
る。
【0005】録音に際しては、この曲ナンバにより所望
の記憶領域を特定し、例えば電子楽器等から供給される
演奏情報を記憶するようになっている。
【0006】また、再生に際しては、上記曲ナンバによ
り所望の記憶領域を特定し、該記憶領域から演奏情報を
読み出して、例えば電子楽器に送出することにより、楽
音が再生されるようになっている。この際、再生するテ
ンポを指定し、好みのテンポで楽音の再生ができるよう
になっている。
【0007】したがって、録音に際しては、曲ナンバを
指示する情報をシーケンサに設定する必要があり、再生
に際しては、曲ナンバ及びテンポを指示する情報をシー
ケンサに設定する必要がある。なお、シーケンサによっ
ては、その機能に応じて上記以外の種々の情報を設定を
する必要があるが、ここでは説明を簡単にするために、
上述した情報の設定を行う場合について説明する。
【0008】かかる種々の情報を設定するために、従来
のシーケンサは、表示器、カーソル移動スイッチ及び数
値変更操作子を有している。
【0009】表示器は、設定すべき情報を示すメッセー
ジとその既定値を対にしたものを、複数組表示する。例
えば、上記例では、曲ナンバを示すメッセージとその既
定値、テンポを示すメッセージとの既定値が表示される
ことになる。
【0010】かかる表示器の表示状態において、例えば
曲ナンバを変更したい場合は、操作者はカーソル移動ス
イッチを操作して曲ナンバの既定値を表示している位置
にカーソルを移動し、次いで、数値変更操作子を操作し
て所望の曲ナンバを表示せしめる。これにより曲ナンバ
情報が設定される。この際、カーソルは曲ナンバの既定
値を示す部分に表示されたまま残る。
【0011】同様に、テンポを変更したい場合は、操作
者はカーソル移動スイッチを操作してテンポの既定値を
表示している位置にカーソルを移動し、次いで、数値変
更操作子を操作して所望のテンポ値を表示せしめる。こ
れによりテンポ情報が設定される。この際、カーソルは
テンポの既定値を示す部分に表示されたまま残る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のシーケンサにお
ける情報の設定は、表示器、カーソル移動スイッチ及び
数値変更操作子を用いて上記のように行われるので、変
更したい情報の既定値が表示されている位置にカーソル
を移動させる操作が必ず必要であり、操作が面倒である
とともに情報の設定に時間がかかるという欠点があっ
た。
【0013】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、スイッチ等の操作を極力少なくして
簡単且つ迅速に各種情報の設定ができるシーケンサを提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるシーケ
ンサの表示装置は、上記目的を達成するために、設定す
べき情報を入力するための情報入力領域を複数有する表
示装置であって、前記情報入力領域のいずれか一つにカ
ーソル表示を行うことによりその領域のみが情報入力可
能であることを示す表示手段と、再生・停止等の動作モ
ードを指定するための指定手段と、該指定手段により所
定の動作モードが指定された際に、当該動作モードに応
じて異なる前記情報入力領域に前記カーソル表示を行
い、所要の入力を促す制御手段と、を具備することを特
徴とする。
【0015】
【作用】この発明は、複数の入力領域を有する表示手段
を有するシーケンサに所定の情報を設定するに際して、
当該時点で選ばれている動作モードにおいて設定する可
能性の最も高い情報の入力領域に所定の表示、例えばカ
ーソルを移動させて表示し、操作者に入力を促すように
している。ここに、「動作モードにおいて設定する可能
性の最も高い情報」とは、複数の設定の余地があるにも
かかわらず、選ばれた動作モードにおいて、設定する必
要性が最も高い情報を意味するものである。このような
選択された動作モードに応じて決まる「設定する可能性
の最も高い情報」に相当する表示位置にカーソルを自動
的に移動させることにより、当該時点での設定内容を操
作者に報知し、所要の設定操作を促すものである。な
お、当該動作モードと設定される可能性の最も高い情報
とは、予めメモリに記憶せしめられているものである。
この場合、記憶されている対応以外の入力を希望する場
合には、カーソルを手動操作により移動せしめた後、設
定操作を行うことになる。
【0016】これにより、操作者は所望の入力領域を指
定する操作、例えばカーソル移動の操作を行う必要がな
くなるので、スイッチ等の操作回数が減少し、簡単且つ
迅速に各種情報の設定ができるものとなっている。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
つき詳細に説明する。図1は、本発明に係るシーケンサ
の一実施例の全体的な構成を概略的に示すブロック図で
ある。
【0018】図において、10は中央処理装置(CP
U)であり、リードオンリメモリ(ROM)11に記憶
されている制御プログラムに従って当該シーケンサの各
部を制御するものである。
【0010】ROM11には、上述した制御プログラム
が格納される他、CPU10が使用する種々の固定デー
タが格納される。このROM11は、CPU10によ
り、システムバス30を介してアクセスされる。
【0020】12はランダムアクセスメモリ(RAM)
であり、CPU10の作業用領域、当該シーケンサを制
御するための各種テーブル、レジスタ、フラグ等が定義
される。また、このRAM12には演奏情報を記憶する
記憶領域が設けられる。この記憶領域は、例えば曲に対
応して「100」個の記憶領域に分割され、各記憶領域
に「1〜100」の曲ナンバが付される。
【0021】また、このRAM12に定義されるフラグ
には、当該シーケンサが再生中であるか否かを規定する
再生中フラグが含まれる。この再生中フラグは「1」で
再生中であることを示し、「0」で再生中でないことを
示す。
【0022】上記RAM12は、CPU10により、シ
ステムバス30を介してアクセスされる。
【0023】13はMIDIインタフェース回路であ
り、外部装置(図示しない)とCPU10との間で送受
される演奏情報の受渡制御を行うものである。外部装置
としては、当該シーケンサに演奏情報を供給し、又は、
当該シーケンサからの演奏情報に基づき楽音を発生す
る、例えば電子ピアノ、電子オルガン、電子キーボード
等であってMIDIインタフェース機能を有する電子楽
器が用いられる。
【0024】このMIDIインタフェース回路13は、
CPU10に直接(システムバス30を介さないで)接
続される。
【0025】20は操作パネルであり、PLAYスイッ
チ21、STOPスイッチ22、カーソル移動スイッチ
23、数値変更操作子24及び表示器25が設けられて
いる。なお、図では本発明の説明に必要なもののみを示
している。
【0026】ここで、PLAYスイッチ21は、再生の
開始を指示するスイッチである。STOPスイッチ22
は、再生の停止を指示するスイッチである。カーソル移
動スイッチ23は、表示器25に表示されたカーソルを
移動させるためのスイッチである。数値変更操作子24
は、設定すべき情報(数値)を変更する操作子であり、
例えばロータリエンコーダで構成されるものである。
【0027】この操作パネル20の各スイッチのオン/
オフ状態や操作子の設定状態は、図示しないスキャン回
路により検出され、CPU10に送られる。このスイッ
チのオン/オフ情報は、RAM12の所定領域に記憶さ
れ、後述するイベントマップを作成する際に参照され
る。また、操作子の設定状態もRAM12の所定領域に
記憶され、必要に応じて参照される。
【0028】表示器25は、例えばLCDにより構成さ
れるものであり、文字、数字、記号等の表示が可能にな
っている。
【0029】この表示器25は、例えば図6に示すよう
に、「16列×2行」の32キャラクタの表示が可能と
なっている。そして、各キャラクタ位置は「1〜32」
のアドレスで指定されるようになっている。図6におい
て、40は曲ナンバを示すメッセージ、41は曲ナンバ
値(入力領域)、42は曲名、43はテンポを示すメッ
セージ、44はテンポ値(入力領域)、そして45はカ
ーソルである。
【0030】この表示器25は、CPU10から送られ
てくる情報により表示制御される。即ち、表示器25
に、表示すべき位置を指定するアドレス及び該アドレス
に表示すべき文字、数字、記号等のコードが対になった
データがCPU10から送られてくることにより、所定
の文字等が表示される。
【0031】上記CPU10、ROM11及びRAM1
2は、システムバス30により相互に接続されている。
【0032】以上の構成において、本実施例の動作につ
き、図2〜図5に示したフローチャートを参照しながら
説明する。なお、以下においては、再生を行う場合を例
にとり、本発明に直接関係する部分のみをフローチャー
トに示して説明する。
【0033】図2は、このシーケンサの実施例における
全体の処理を示すフローチャートである。
【0034】電源投入や図示しないリセットスイッチが
押下されることにより発生するリセット信号により、当
該シーケンサが初期状態に設定され、シーケンサの処理
が開始される。このシーケンサの処理では、先ずスイッ
チスキャン処理が行われる(ステップS11)。
【0035】このスイッチスキャン処理は、操作パネル
20のスキャン回路で検出された各スイッチのオン/オ
フ状態を示す情報を取り込み、前回取り込んだ各スイッ
チのオン/オフ状態を示す情報(既にRAM12の所定
領域に記憶されている)とを比較することにより、新た
にオンにされたスイッチに対応するビットのみをセット
したオンイベントマップをRAM12上に作成する処理
である。また、数値変更操作子24の設定値もRAM1
2の所定領域に記憶される。
【0036】以下の処理では、このオンイベントマップ
を参照することにより、所定のスイッチがオンにされた
か否かが調べられることになる。
【0037】即ち、上記オンイベントマップを参照する
こにより、先ず、PLAYスイッチ21がオンであるか
否かが調べられる(ステップS12)。そして、オンで
あることが判断されると、PLAY処理ルーチンがコー
ルされる(ステップS13)。このPLAY処理の詳細
については後述する。
【0038】上記PLAY処理が終了し、又は上記ステ
ップS12でPLAYスイッチ21がオンでないことが
判断されると、STOPスイッチ22がオンであるか否
かが調べられる(ステップS14)。そして、オンであ
ることが判断されると、STOP処理ルーチンがコール
される(ステップS15)。このSTOP処理の詳細に
ついては後述する。
【0039】上記STOP処理が終了し、又は上記ステ
ップS14でSTOPスイッチ22がオンでないことが
判断されると、数値変更操作子24が操作されたか否か
が調べられる(ステップS16)。そして、操作された
ことが判断されると、数値変更処理ルーチンがコールさ
れる(ステップS17)。この数値変更処理の詳細につ
いては後述する。
【0040】上記数値変更処理が終了し、又は上記ステ
ップS16で数値変更操作子24が操作されていないこ
とが判断されると、再生中であるか否かが調べられる
(ステップS18)。これはRAM12に定義されてい
る再生中フラグを参照することにより行われる。そし
て、再生中であることが判断されると、再生処理が実行
される(ステップS19)。
【0041】この再生処理は、曲ナンバの入力領域にい
て数値変更操作子24を操作することにより指定された
曲ナンバ(RAM12の所定領域に記憶されている)に
対応する演奏情報をRAM12の演奏情報領域から読み
出して、MIDIインタフェース回路13を介して外部
装置に送出する処理である。これにより、外部装置で楽
音が発生されることになる。
【0042】この再生処理が終了し、又は上記ステップ
S18で再生中でないことが判断されると、ステップS
11に戻り、再度スイッチスキャン処理が実行される。
以下、同様にして、ステップS11〜ステップS19を
繰り返し実行することにより、このシーケンサが所定の
機能を実現することになる。
【0043】(1)PLAY処理 次に、PLAY処理につき、図3に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。このPLAY処理ルーチン
は、PLAYスイッチ21が押下されることによりコー
ルされる。
【0044】PLAY処理では、先ず、再生中であるか
否か、つまり再生中フラグが「1」であるか否かが調べ
られる(ステップS21)。ここで再生中であることが
判断されると、再生中にPLAYスイッチ21が押下さ
れた旨を認識し、何らの処理も行うことなく、このPL
AY処理ルーチンからリターンする。即ち、再生中のP
LAYスイッチ21の押下は無視される。
【0045】一方、上記ステップS21で再生中でない
ことが判断されると、再生中フラグを「1」にセットす
る(ステップS22)。次いで、表示器25のアドレス
32にカーソル45を移動すべき旨の指令を、表示器2
5に出力する(ステップS23)。その後、このPLA
Y処理ルーチンからリターンする。
【0046】以上の処理により、再生中でない状態、つ
まり停止状態でPLAYスイッチ21が押下されると、
カーソル45は、テンポ値を表示する領域44の最下位
桁、つまり表示器25のアドレス「32」に移動される
ことになる。
【0047】再生を行う場合、PLAYスイッチ21を
押下して再生待機状態にした後は、テンポ値を設定する
操作が行われるのが通常である。このようなテンポ設定
操作が、再生待機モードにおける、「設定する可能性の
最も高い情報」に相当する。従来のシーケンサにおいて
は、PLAYスイッチ21を押下して再生待機状態にし
た場合にも、カーソルは、元の位置(例えば曲ナンバを
表示する領域)に止まったままであったので、最初にカ
ーソル移動スイッチを操作することによりテンポ値を表
示する領域まで移動させ、その後、数値変更操作子を操
作して所望のテンポ値を設定する必要があった。
【0048】しかし、上記実施例によれば、PLAYス
イッチ21を押下して再生待機状態にすれば、カーソル
45は自動的にテンポ値を表示する領域44の最下位桁
に移動するので、カーソル移動スイッチ23を操作する
必要がなく、直ちにテンポ値の変更が可能になり、操作
性の向上及び設定操作の迅速化が図れる。
【0049】(2)STOP処理 次に、STOP処理につき、図4に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。このSTOP処理ルーチン
は、STOPスイッチ22が押下されることによりコー
ルされる。
【0050】STOP処理では、先ず、再生中であるか
否か、つまり再生中フラグが「1」であるか否かが調べ
られる(ステップS31)。ここで再生中でないことが
判断されると、停止中にSTOPスイッチ22が押下さ
れた旨を認識し、何らの処理も行うことなく、このST
OP処理ルーチンからリターンする。即ち、停止中のS
TOPスイッチ22の押下は無視される。
【0051】一方、上記ステップS31で再生中である
ことが判断されると、再生中フラグを「0」にクリアす
る(ステップS32)。次いで、表示器25のアドレス
8にカーソル45を移動すべき旨の指令を、表示器25
に出力する(ステップS33)。その後、このSTOP
処理ルーチンからリターンする。
【0052】以上の処理により、再生中にSTOPスイ
ッチ22が押下されると、この動作モードにおいて選択
される可能性の最も高い情報は曲ナンバであるため、カ
ーソル45は、曲ナンバを表示する領域41の最下位
桁、つまり表示器25のアドレス「8」に移動されるこ
とになる。
【0053】再生を停止した場合、次は別の曲目を再生
するために曲の選択操作を行うのが通常である。すなわ
ち、当該モードにおいて選択される可能性の最も高い情
報は曲ナンバの入力操作であるため、カーソルを表示器
25の曲ナンバ表示領域の最下位桁であるアドレス
「8」まで移動させ、操作者の選択操作を促すものであ
る。従来のシーケンサにおいては、STOPスイッチを
押下して停止状態にした場合であっても、カーソルは元
の位置(例えば、テンポ値を表示する領域)に止まって
いた。したがって、最初にカーソル移動スイッチを操作
することにより曲ナンバを表示する領域まで移動させ、
その後、曲ナンバを選択するための操作子を操作して所
望の曲ナンバを設定する必要があった。
【0054】しかし、上記実施例によれば、STOPス
イッチ22を押下して停止状態にすれば、カーソル45
は自動的に曲ナンバを表示する領域41の最下位桁に移
動するので、カーソル移動スイッチ23を操作する必要
がなく、直ちに曲ナンバの変更が可能になり、操作性の
向上及び設定操作の迅速化が図れる。
【0055】(3)数値変更処理 次に、数値変更処理につき、図5に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。この数値変更処理ルーチン
は、数値変更操作子24が操作されることによりコール
される。
【0056】数値変更処理では、先ず、再生中であるか
否か、つまり再生中フラグが「1」であるか否かが調べ
られる(ステップS41)。ここで再生中であることが
判断されると、PLAYスイッチ21が押下され、カー
ソル45がテンポ値を表示する領域44の最下位桁に移
動されていることを認識し、テンポ表示の変更が行われ
る(ステップS42)。
【0057】即ち、数値変更操作子24の変更量に応じ
て、RAM12内部に記憶されている現在のテンポ値を
更新し、この更新された数値を表示器25の領域44に
送出する。これにより、テンポ値の表示が変更されるこ
とになる。なお、再生時は、RAM12内部に記憶され
ている更新されたテンポ値に基づいたテンポで楽音が発
生されることになる。
【0058】一方、上記ステップS41で再生中でない
ことが判断されると、STOPスイッチ22が押下さ
れ、カーソル45が曲ナンバを表示する領域41の最下
位桁に移動されていることを認識し、曲ナンバの変更が
行われる(ステップS43)。
【0059】即ち、数値変更操作子24の変更量に応じ
て、RAM12内部に記憶されている現在の曲ナンバを
更新し、この更新されたデータを表示器25の領域41
に送出する。これにより、曲ナンバの表示が変更される
ことになる。なお、図2のステップS19で行う再生処
理は、RAM12に記憶されている更新された曲ナンバ
を用いて行われることになる。
【0060】また、上記曲ナンバの変更の際、曲名の表
示領域42の表示内容も、上記曲ナンバに対応したもの
に変更するように構成することもできる。
【0061】以上のように、この実施例によれば、複数
の入力領域を有する表示器25を用いてシーケンサに所
定の情報を設定するに際し、その時点の動作モードで設
定する可能性の最も高い情報(上記例では、再生中にS
TOPスイッチ22が押下された場合は曲ナンバ値、停
止中にPLAYスイッチ21が押下された場合はテンポ
値)の入力領域にカーソルを移動させて入力を促すよう
にしている。
【0062】これにより、操作者は所望の入力領域にカ
ーソルを移動させる操作を行う必要がなくなるので、ス
イッチ等の操作回数が減少し、簡単且つ迅速に各種情報
の設定ができるものとなっている。
【0063】なお、上記実施例では、曲ナンバとテンポ
値を変更する場合の例について説明したが、上記以外の
設定すべき情報を変更する場合にも同様に適用すること
ができ、この場合も上記実施例と同様の作用効果を奏す
る。
【0064】要は所定の動作モードへの切り換えが行わ
れた際に、新たに選ばれた動作モードにおいて、通常の
選択操作が行われる可能性の最も高い情報の入力領域に
カーソルを自動的に移動させるものである。したがっ
て、操作者によるカーソル移動操作の手数を省略して情
報設定操作が簡単かつ迅速に行い得るシーケンサの表示
装置を提供することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作者によるカーソル移動キーをはじめスイッチ類の操
作を極力少なくして、簡単かつ迅速な各種情報の設定が
可能となるシーケンサの表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーケンサの実施例の全体の構成を概
略的に示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を全体的に説明するため
のフローチャートである。
【図3】図2におけるPLAY処理を示すフローチャー
トである。
【図4】図2におけるSTOP処理を示すフローチャー
トである。
【図5】図2における数値変更処理を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施例の表示器の構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
10 CPU(制御手段) 11 ROM 12 RAM 13 MIDIインタフェース回路 20 操作パネル 21 PLAYスイッチ(指示手段) 22 STOPスイッチ(指示手段) 23 カーソル移動スイッチ 24 数値変更操作子 25 表示器(表示手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定すべき情報を入力するための情報入
    力領域を複数有する表示装置であって、前記情報入力領
    域のいずれか一つにカーソル表示を行うことによりその
    領域のみが情報入力可能であることを示す表示手段と、 再生・停止等の動作モードを指定するための指定手段
    と、 該指定手段により所定の動作モードが指定された際に、
    当該動作モードに応じて異なる前記情報入力領域に前記
    カーソル表示を行い、所要の入力を促す制御手段と、 を具備することを特徴とするシーケンサの表示装置。
JP4075710A 1992-02-27 1992-02-27 シーケンサの表示装置 Expired - Fee Related JP2660628B2 (ja)

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