JP2513037B2 - マイクロコンピュ―タ - Google Patents
マイクロコンピュ―タInfo
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- JP2513037B2 JP2513037B2 JP1226077A JP22607789A JP2513037B2 JP 2513037 B2 JP2513037 B2 JP 2513037B2 JP 1226077 A JP1226077 A JP 1226077A JP 22607789 A JP22607789 A JP 22607789A JP 2513037 B2 JP2513037 B2 JP 2513037B2
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- microcomputer
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- Microcomputers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホールド機能を内蔵したマイクロコンピュ
ータに関し、特にホールド要求の受付けを保留する機能
をもったマイクロコンピュータに関する。
ータに関し、特にホールド要求の受付けを保留する機能
をもったマイクロコンピュータに関する。
第6図は、この種のマイクロコンピュータ(以下マイ
コンという)を用いたシステムのブロック図であり、マ
イクロコンピュータ1と、ダイレクトメモリ・アクセス
コントローラ(以下DMAコントローラという)2と、周
辺LSI(例えばシリアルインタフェース部となるμPD825
1を考える)3とが、メモリ4とバス5〜7を共有して
いるマイコン応用システムとなっている。この詳細は
「マイクロプロセッサ/周辺データブック」の91頁を参
照。このバスは、アドレスバス5とデータバス6とコン
トロールバス7で接続している。以下アドレスバス5と
データバス6とコントロールバス7を“外部バス”とい
う。
コンという)を用いたシステムのブロック図であり、マ
イクロコンピュータ1と、ダイレクトメモリ・アクセス
コントローラ(以下DMAコントローラという)2と、周
辺LSI(例えばシリアルインタフェース部となるμPD825
1を考える)3とが、メモリ4とバス5〜7を共有して
いるマイコン応用システムとなっている。この詳細は
「マイクロプロセッサ/周辺データブック」の91頁を参
照。このバスは、アドレスバス5とデータバス6とコン
トロールバス7で接続している。以下アドレスバス5と
データバス6とコントロールバス7を“外部バス”とい
う。
マイコン1は共有バスの制御権を所有しており、マイ
コン1とDMAコントローラ2のみ外部バスのドライブが
可能であり、マイコン1はメモリ4に格納したプログラ
ムで動作する。μPD8251のインターフェース部3からメ
モリ4にデータを転送する場合、このインターフェース
部3は受信完了または送信完了時にDMAコントローラ2
に対して受信又は送信が完了したことを伝え、DMAコン
トローラ2はマイコン1に対してバスの使用要求を発生
する。
コン1とDMAコントローラ2のみ外部バスのドライブが
可能であり、マイコン1はメモリ4に格納したプログラ
ムで動作する。μPD8251のインターフェース部3からメ
モリ4にデータを転送する場合、このインターフェース
部3は受信完了または送信完了時にDMAコントローラ2
に対して受信又は送信が完了したことを伝え、DMAコン
トローラ2はマイコン1に対してバスの使用要求を発生
する。
マイコン1は、バスの使用要求を許可すると、マイコ
ン1と共有バスに接続している信号をハイインピーダン
ス状態にして電気的に切離す。このようにチップ外部か
らの要求により、マイコン1を共有バスから電気的に切
離す機能をホールド機能と呼んでいる。
ン1と共有バスに接続している信号をハイインピーダン
ス状態にして電気的に切離す。このようにチップ外部か
らの要求により、マイコン1を共有バスから電気的に切
離す機能をホールド機能と呼んでいる。
以下、DMAコントローラ2が共有バスを使ってインタ
ーフェース部3からメモリ4へデータを転送する動作に
ついて述べる。
ーフェース部3からメモリ4へデータを転送する動作に
ついて述べる。
マイコン1が共有バスの制御権を所有しており、通常
はマイコン1が外部バスを使ってDMAコントローラ2と
インターフェース部3とメモリ4にアクセスを行なう。
まず、初めにDMAコントローラ2の初期化を行なう。マ
イコン1は外部バスを使ってDMAコントローラ2に、転
送バイト数とインターフェース部3からメモリ4への転
送モードであること、メモリ4へライトするアドレスを
設定する。
はマイコン1が外部バスを使ってDMAコントローラ2と
インターフェース部3とメモリ4にアクセスを行なう。
まず、初めにDMAコントローラ2の初期化を行なう。マ
イコン1は外部バスを使ってDMAコントローラ2に、転
送バイト数とインターフェース部3からメモリ4への転
送モードであること、メモリ4へライトするアドレスを
設定する。
インターフェース部3からメモリ4へデータの転送要
求が発生すると、インターフェース部3はDMAコントロ
ーラ2に対してDMA要求信号10を“1"にし、DMAコントロ
ーラ2はDMA要求信号10が“1"であることを検出する
と、マイコン1に対してホールド要求信号8を“1"にす
る。マイコン1はホールド要求信号8が“1"であること
を検出すると外部端子42〜44をハイインピーダンスにし
て共有バスである外部バスから電気的に切離す。
求が発生すると、インターフェース部3はDMAコントロ
ーラ2に対してDMA要求信号10を“1"にし、DMAコントロ
ーラ2はDMA要求信号10が“1"であることを検出する
と、マイコン1に対してホールド要求信号8を“1"にす
る。マイコン1はホールド要求信号8が“1"であること
を検出すると外部端子42〜44をハイインピーダンスにし
て共有バスである外部バスから電気的に切離す。
マイコン1は、ホールド要求を受付けたことを示すた
めに、DMAコントローラ2に対してホールド受付け信号
9を“1"にし、DMAコントローラ2は、ホールド受付け
信号9が“1"であることを検出してインターフェース部
3に対してDMA受付け信号11を“1"にする。DMAコントロ
ーラ2はホールド受付け信号9が“1"になったことを検
出すると、アドレスバス5とデータバス6とコントロー
ルバス7を使用してインターフェース部3からデータを
リードして直接メモリ4にライトを行なう。
めに、DMAコントローラ2に対してホールド受付け信号
9を“1"にし、DMAコントローラ2は、ホールド受付け
信号9が“1"であることを検出してインターフェース部
3に対してDMA受付け信号11を“1"にする。DMAコントロ
ーラ2はホールド受付け信号9が“1"になったことを検
出すると、アドレスバス5とデータバス6とコントロー
ルバス7を使用してインターフェース部3からデータを
リードして直接メモリ4にライトを行なう。
インターフェース部3はメモリ4へのデータ転送が終
了すると、DMA要求信号10を“0"にする。DMAコントロー
ラ2はDMA要求信号10が“0"であることを検出すると、
ホールド要求信号8を“0"にする。マイコン1はホール
ド要求信号8が“0"であることを検出すると外部端子42
〜44のハイインピーダンス状態を解除し、共有バスであ
る外部バスと電気的に接続し、CPU20はメモリ4へアク
セスを行い、DMAコントローラ2はホールド受付け信号
9が“0"であるのでDMA受付け信号11を“0"にする。
了すると、DMA要求信号10を“0"にする。DMAコントロー
ラ2はDMA要求信号10が“0"であることを検出すると、
ホールド要求信号8を“0"にする。マイコン1はホール
ド要求信号8が“0"であることを検出すると外部端子42
〜44のハイインピーダンス状態を解除し、共有バスであ
る外部バスと電気的に接続し、CPU20はメモリ4へアク
セスを行い、DMAコントローラ2はホールド受付け信号
9が“0"であるのでDMA受付け信号11を“0"にする。
以上のように、ホールド機能を使用してDMAコントロ
ーラ2は共有バスを使ってインターフェース部3からメ
モリ4へデータを転送することができる。
ーラ2は共有バスを使ってインターフェース部3からメ
モリ4へデータを転送することができる。
次にマイコン1のホールド動作について述べる。
第7図は第6図のマイコンの一例のブロック図であ
る。このマイコンは、全体の動作を制御する中央処理装
置20(以下CPUという)と、このCPU20が外部のメモリを
アクセスするための外部インタフェース21と、割込み発
生機能を内蔵しCPU20に対して割込み要求信号30を出力
する周辺回路23と、ホールド機能を制御するホールド制
御回路22と、内部バス26と、アドレスバス27と、データ
バス28と、コントロールバス29と外部端子40〜44とで構
成している。
る。このマイコンは、全体の動作を制御する中央処理装
置20(以下CPUという)と、このCPU20が外部のメモリを
アクセスするための外部インタフェース21と、割込み発
生機能を内蔵しCPU20に対して割込み要求信号30を出力
する周辺回路23と、ホールド機能を制御するホールド制
御回路22と、内部バス26と、アドレスバス27と、データ
バス28と、コントロールバス29と外部端子40〜44とで構
成している。
ホールド要求信号8は外部端子40から入力されホール
ド制御回路22に供給される。ホールド受付け信号9はホ
ールド制御回路22から外部端子41を介してマイコン1の
外部に出力される。ホールドモード信号25は、ホールド
要求信号8が“1"であることを検出してホールド状態に
なることを指示する信号で、ホールド制御回路22から出
力され、CPU20と外部インタフェース21に供給される。
ド制御回路22に供給される。ホールド受付け信号9はホ
ールド制御回路22から外部端子41を介してマイコン1の
外部に出力される。ホールドモード信号25は、ホールド
要求信号8が“1"であることを検出してホールド状態に
なることを指示する信号で、ホールド制御回路22から出
力され、CPU20と外部インタフェース21に供給される。
CPU20が割込み処理を実行中にホールド要求が発生し
た場合を述べる。
た場合を述べる。
第8図は第7図の割込み処理中にホールド要求が発生
した場合のタイミングチャートである。周辺回路23で割
込みが発生すると周辺回路23は割込み要求信号30を“1"
にする。この割込み要求信号30が“1"になると、CPU20
は実行中の命令終了後に割込み要求を受付け割込み処理
プログラムを実行する。ホールド要求信号8が“1"にな
ると、ホールド制御回路22はホールドモード信号25を
“1"にし、ホールドモード信号25が“1になると、CPU2
0は実行中の命令終了後メモリ4に格納した割込み処理
プログラムの実行を停止し、外部インタフェース21は外
部端子42〜44をハイインピーダンス状態にし、ホールド
制御回路22はホールド受付け信号9を“1"にし、マイコ
ン1はホールド状態となる。
した場合のタイミングチャートである。周辺回路23で割
込みが発生すると周辺回路23は割込み要求信号30を“1"
にする。この割込み要求信号30が“1"になると、CPU20
は実行中の命令終了後に割込み要求を受付け割込み処理
プログラムを実行する。ホールド要求信号8が“1"にな
ると、ホールド制御回路22はホールドモード信号25を
“1"にし、ホールドモード信号25が“1になると、CPU2
0は実行中の命令終了後メモリ4に格納した割込み処理
プログラムの実行を停止し、外部インタフェース21は外
部端子42〜44をハイインピーダンス状態にし、ホールド
制御回路22はホールド受付け信号9を“1"にし、マイコ
ン1はホールド状態となる。
ホールド要求信号8が“0になると、ホールド制御回
路22はホールドモード信号25を“0"にし、ホールドモー
ド信号25が“0"になるとCPU20は動作を開始し、割込み
処理プログラムの実行を再開する。外部インタフェース
21は外部端子42〜44のハイインピーダンス状態を解除す
る。ホールド制御回路22は、ホールド受付け信号9を
“0"にする。
路22はホールドモード信号25を“0"にし、ホールドモー
ド信号25が“0"になるとCPU20は動作を開始し、割込み
処理プログラムの実行を再開する。外部インタフェース
21は外部端子42〜44のハイインピーダンス状態を解除す
る。ホールド制御回路22は、ホールド受付け信号9を
“0"にする。
上述した従来のホールド機能を内蔵したマイコンで
は、ホールド要求信号8が“1になり、CPU20が実行中
の命令を終了するとただちにCPUは命令の実行を停止
し、チップ外部の共有バスに接続された外部端子をハイ
インピーダンス状態に、ホールド受付け信号を“1"にし
て、CPUはホールド状態になるので、割込み処理プログ
ラムを実行中であってもプログラムの実行を中断してし
まうという欠点がある。
は、ホールド要求信号8が“1になり、CPU20が実行中
の命令を終了するとただちにCPUは命令の実行を停止
し、チップ外部の共有バスに接続された外部端子をハイ
インピーダンス状態に、ホールド受付け信号を“1"にし
て、CPUはホールド状態になるので、割込み処理プログ
ラムを実行中であってもプログラムの実行を中断してし
まうという欠点がある。
特に、マイコンが電源電圧の低下を検出し、内蔵デー
タのチップ外部のメモリへのバックアップ動作を行なう
割込み処理プログラムの実行中にホールド要求信号が
“1"になると、ホールド状態になりデータのバックアッ
プ動作を中断するため、データのバックアップが完全に
行なえないという欠点がある。
タのチップ外部のメモリへのバックアップ動作を行なう
割込み処理プログラムの実行中にホールド要求信号が
“1"になると、ホールド状態になりデータのバックアッ
プ動作を中断するため、データのバックアップが完全に
行なえないという欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除き、ホールドマ
スクフラグを内蔵することにより、ホールド要求を直ち
に受付けたり、または保留したりすることができ、継続
させたりプログラム処理を実行中にはその処理を中断さ
せないようにしたマイクロコンピュータを提供すること
にある。
スクフラグを内蔵することにより、ホールド要求を直ち
に受付けたり、または保留したりすることができ、継続
させたりプログラム処理を実行中にはその処理を中断さ
せないようにしたマイクロコンピュータを提供すること
にある。
本発明の構成は、中央処理装置と、この中央処理装置
に割込み要求信号を発生する周辺回路と、前記中央処理
装置が外部にアクセスを行なう外部端子を備えた外部イ
ンタフェースと、前記中央処理装置のホールド機能をホ
ールド要求信号に従って制御するホールド制御回路とを
有するマイクロコンピュータにおいて、前記ホールド制
御回路が、前記ホールド要求信号の受付けを制御しかつ
プログラムによりデータ設定ができるアドレスマッピン
グされた1ビットのホールドマスクフラグを備え、前記
中央処理装置の命令実行により、前記ホールドマスクフ
ラグが設定された後ホールド要求信号が入力する時には
そのホールド要求を保留し、前記中央処理装置の命令実
行により前記ホールドマスクフラグがリセットされた後
には前記ホールド要求の保留を解除するようにしたこと
を特徴とする。
に割込み要求信号を発生する周辺回路と、前記中央処理
装置が外部にアクセスを行なう外部端子を備えた外部イ
ンタフェースと、前記中央処理装置のホールド機能をホ
ールド要求信号に従って制御するホールド制御回路とを
有するマイクロコンピュータにおいて、前記ホールド制
御回路が、前記ホールド要求信号の受付けを制御しかつ
プログラムによりデータ設定ができるアドレスマッピン
グされた1ビットのホールドマスクフラグを備え、前記
中央処理装置の命令実行により、前記ホールドマスクフ
ラグが設定された後ホールド要求信号が入力する時には
そのホールド要求を保留し、前記中央処理装置の命令実
行により前記ホールドマスクフラグがリセットされた後
には前記ホールド要求の保留を解除するようにしたこと
を特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるマイコンのブロッ
ク図である。この図に示すマイコン1は、第7図に示す
マイコン1に対し、ホールド制御回路22内にホールドマ
スクフラグ50を付加し、ライト信号60とリード信号61と
をCPU20に追加したものである。
ク図である。この図に示すマイコン1は、第7図に示す
マイコン1に対し、ホールド制御回路22内にホールドマ
スクフラグ50を付加し、ライト信号60とリード信号61と
をCPU20に追加したものである。
このホールドマスクフラグ50は、外部端子40を介して
入力したホールド要求信号8が“1"の時にマイコン1が
ホールド要求を保留するかどうか制御するフラグであ
り、CPU20の命令を実行することにより、“0"または
“1"を自由に設定することができる。
入力したホールド要求信号8が“1"の時にマイコン1が
ホールド要求を保留するかどうか制御するフラグであ
り、CPU20の命令を実行することにより、“0"または
“1"を自由に設定することができる。
第2図は第1図のホールド制御回路22におけるホール
ドモード信号25を出力する回路のブロック図である。
ドモード信号25を出力する回路のブロック図である。
ホールドマスクフラグ50は、メモリマッピングを行な
い8ビットの最下位ビットに対応するホールドマスクフ
ラグをマッピングした番地を命令によりアクセスを行な
うと、アドレスデコーダ54でアドレスをデコードしホー
ルドマスクフラグ選択信号55が“1"になる。ホールドマ
スクフラグ選択信号55が“1"であることにより、リード
信号61又はライト信号62を使ってホールドマスクフラグ
50のリード・ライト動作を行なう。
い8ビットの最下位ビットに対応するホールドマスクフ
ラグをマッピングした番地を命令によりアクセスを行な
うと、アドレスデコーダ54でアドレスをデコードしホー
ルドマスクフラグ選択信号55が“1"になる。ホールドマ
スクフラグ選択信号55が“1"であることにより、リード
信号61又はライト信号62を使ってホールドマスクフラグ
50のリード・ライト動作を行なう。
第3図は第1図の実施例の動作タイミング図である。
割込みプログラムを実行中にホールド要求が発生した場
合の動作について説明する。
割込みプログラムを実行中にホールド要求が発生した場
合の動作について説明する。
周辺回路23で割込みが発生すると、周辺回路23は割込
み要求信号30を“1"にし、この割込み要求信号30が“1"
になると、CPU20は実行中の命令終了後割込み処理プロ
グラムの実行を開始する。割込み処理プログラムの開始
直後にホールドマスクフラグ50に“1"をライトする命令
を実行するものとする。
み要求信号30を“1"にし、この割込み要求信号30が“1"
になると、CPU20は実行中の命令終了後割込み処理プロ
グラムの実行を開始する。割込み処理プログラムの開始
直後にホールドマスクフラグ50に“1"をライトする命令
を実行するものとする。
ホールド要求信号8が“1"になり、ホールド要求信号
8が“1"であってもホールドマスクフラグ50が“1"であ
ると、インバータゲート52の出力が“0"となり、ANDゲ
ート53の出力であるホールドモード信号25は“0"のまま
である。
8が“1"であってもホールドマスクフラグ50が“1"であ
ると、インバータゲート52の出力が“0"となり、ANDゲ
ート53の出力であるホールドモード信号25は“0"のまま
である。
ホールドモード信号25が“0"によりCPU20は割込み処
理プログラムを実行し続け、外部インタフェース21は外
部端子42〜44をハイインピーダンス状態にせず、またホ
ールド受付け信号9は“0"のままである。
理プログラムを実行し続け、外部インタフェース21は外
部端子42〜44をハイインピーダンス状態にせず、またホ
ールド受付け信号9は“0"のままである。
次に、割込み処理プログラムを終了する直前に、ホー
ルドマスクフラグ50に“0"をライトする命令を実行する
ものとする。
ルドマスクフラグ50に“0"をライトする命令を実行する
ものとする。
ホールドマスクフラグ50が“0"であるので、インバー
タゲート52の出力が“1"になり、ホールド要求信号8が
“1"であることからANDゲート53の出力であるホールド
モード信号25が“1"になる。ホールドモード信号25が
“1"であるので、CPU20は実行中の命令終了後ただちに
動作を停止し、外部インタフェース21が外部端子42〜44
をハイインピーダンス状態にして外部バスと電気的に切
り離す。ホールド制御回路22は、ホールド受付け信号9
を“1"にし、マイコン1はホールド状態になる。
タゲート52の出力が“1"になり、ホールド要求信号8が
“1"であることからANDゲート53の出力であるホールド
モード信号25が“1"になる。ホールドモード信号25が
“1"であるので、CPU20は実行中の命令終了後ただちに
動作を停止し、外部インタフェース21が外部端子42〜44
をハイインピーダンス状態にして外部バスと電気的に切
り離す。ホールド制御回路22は、ホールド受付け信号9
を“1"にし、マイコン1はホールド状態になる。
ホールド要求信号8が“0"になると、ANDゲート53の
出力であるホールドモード信号25が“0"になる。ホール
ドモード信号25が“0"になると、CPU20は動作を開始し
て割込み処理により中断していたプログラムの実行を再
開し、外部インタフェース21は、外部端子42〜44のハイ
インピーダンス状態を解除する。ホールド制御回路22は
ホールド受付け信号9を“0"にする。
出力であるホールドモード信号25が“0"になる。ホール
ドモード信号25が“0"になると、CPU20は動作を開始し
て割込み処理により中断していたプログラムの実行を再
開し、外部インタフェース21は、外部端子42〜44のハイ
インピーダンス状態を解除する。ホールド制御回路22は
ホールド受付け信号9を“0"にする。
第4図は本発明に関連したホールド制御回路のブロッ
ク図であり、この回路は第1の実施例の命令による設定
とは異なり、割込み受付け時に自動的にマスクを行なう
ものである。この回路は、第2図の回路に対してライト
信号60とリード信号61を削除して、セット信号62とクリ
ア信号63を追加している。ホールドマスクフラグ50a
は、メモリマッピングを行なわずに制御信号を使用して
セット又はクリアを行なう。セット信号62は、ホールド
マスクフラグ50をセットする信号であり、CPU20から出
力してホールド制御回路22に供給する。クリア信号63は
ホールドマスクフラグ50aをクリアする信号であり、CPU
20から出力してホールド制御回路22に供給される。
ク図であり、この回路は第1の実施例の命令による設定
とは異なり、割込み受付け時に自動的にマスクを行なう
ものである。この回路は、第2図の回路に対してライト
信号60とリード信号61を削除して、セット信号62とクリ
ア信号63を追加している。ホールドマスクフラグ50a
は、メモリマッピングを行なわずに制御信号を使用して
セット又はクリアを行なう。セット信号62は、ホールド
マスクフラグ50をセットする信号であり、CPU20から出
力してホールド制御回路22に供給する。クリア信号63は
ホールドマスクフラグ50aをクリアする信号であり、CPU
20から出力してホールド制御回路22に供給される。
ホールドマスクフラグ50aは、セット信号62が“1"に
なると“1"にセットされ、クリア信号63が“1"になると
“0"にクリアされる。
なると“1"にセットされ、クリア信号63が“1"になると
“0"にクリアされる。
第5図は第4図の回路の動作タイミング図であり、割
込み処理プログラムを実行中にホールド要求が発生した
場合の動作について説明する。
込み処理プログラムを実行中にホールド要求が発生した
場合の動作について説明する。
周辺回路23で割込みが発生すると、周辺回路23は割込
み要求信号30を“1"にする。割込み要求信号30が“1"に
なると、CPU20は実行中の命令終了後割込み処理プログ
ラムの実行を開始するとともにセット信号62を“1"にす
る。このセット信号62が“1"になるとホールドマスクフ
ラグ50aが“1"にセットされる。
み要求信号30を“1"にする。割込み要求信号30が“1"に
なると、CPU20は実行中の命令終了後割込み処理プログ
ラムの実行を開始するとともにセット信号62を“1"にす
る。このセット信号62が“1"になるとホールドマスクフ
ラグ50aが“1"にセットされる。
ホールド要求信号8が“1"でなるが、ホールド要求信
号8が“1"であるが、ホールドマスクフラグ50が“1"で
あるので、インバータゲート52の出力が“0"になりAND
ゲート53の出力であるホールドモード信号25は“0"のま
まである。ホールド信号25が“0"であるので、CPU20は
割込み処理プログラムを実行し続け、外部インタフェー
ス21は外部端子42〜44をハイインピーダンス状態にせ
ず、ホールド受付け信号9は“0"のままである。
号8が“1"であるが、ホールドマスクフラグ50が“1"で
あるので、インバータゲート52の出力が“0"になりAND
ゲート53の出力であるホールドモード信号25は“0"のま
まである。ホールド信号25が“0"であるので、CPU20は
割込み処理プログラムを実行し続け、外部インタフェー
ス21は外部端子42〜44をハイインピーダンス状態にせ
ず、ホールド受付け信号9は“0"のままである。
次に、割込み処理プログラムを終了する直前に、CPU2
0はクリア信号63を“1"にする。クリア信号63が“1"に
なると、ホールドマスクフラグ50aが“0"にクリアさ
れ、ホールドマスクフラグ50aが“0"であるので、イン
バータゲート52の出力が“1"になりホールド要求信号8
が“1"であるので、ANDゲート53の出力であるホールド
モード信号25が“1"になる。
0はクリア信号63を“1"にする。クリア信号63が“1"に
なると、ホールドマスクフラグ50aが“0"にクリアさ
れ、ホールドマスクフラグ50aが“0"であるので、イン
バータゲート52の出力が“1"になりホールド要求信号8
が“1"であるので、ANDゲート53の出力であるホールド
モード信号25が“1"になる。
ホールドモード信号25が“1"であるので、CPU20は実
行中の命令終了後に動作を停止し、外部インタフェース
21は外部端子42〜44をハイインピーダンスにし、ホール
ド制御回路22はホールド受付け信号9を“1"にし、マイ
コン1はホールド状態になる。
行中の命令終了後に動作を停止し、外部インタフェース
21は外部端子42〜44をハイインピーダンスにし、ホール
ド制御回路22はホールド受付け信号9を“1"にし、マイ
コン1はホールド状態になる。
ホールド要求信号8が“0"になると、ANDゲート53の
出力であるホールドモード信号25が“0"になり、CPU20
は動作を開始して割込み処理により中断していたプログ
ラムの実行を再開する。外部インタフェース21は外部端
子42〜44のハイインピーダンス状態を解除し、ホールド
制御回路22はホールド受付け信号9を“0"にする。
出力であるホールドモード信号25が“0"になり、CPU20
は動作を開始して割込み処理により中断していたプログ
ラムの実行を再開する。外部インタフェース21は外部端
子42〜44のハイインピーダンス状態を解除し、ホールド
制御回路22はホールド受付け信号9を“0"にする。
以上説明したように、割込み要求を受付けると、CPU2
0の命令実行ではなくホールドマスクフラグ50をセット
/クリアする制御信号によりホールドマスクフラグ50の
セット,クリア動作を行なうことで割込み処理の実行開
始と同時にホールド要求の受付けを保留することができ
る。
0の命令実行ではなくホールドマスクフラグ50をセット
/クリアする制御信号によりホールドマスクフラグ50の
セット,クリア動作を行なうことで割込み処理の実行開
始と同時にホールド要求の受付けを保留することができ
る。
以上説明したように本発明のマイコンにおいては、ホ
ールドマスクフラグを設け、CPUの命令実行によりホー
ルドマスクフラグを“1"に設定すると、ホールド要求が
“1"になってもCPUは命令を実行し続け、CPUの命令実行
によりホールドマスクフラグを“0"に設定後CPUは命令
の実行を停止しホールド状態になることによりホールド
要求の受付けを保留することができるという効果があ
る。
ールドマスクフラグを設け、CPUの命令実行によりホー
ルドマスクフラグを“1"に設定すると、ホールド要求が
“1"になってもCPUは命令を実行し続け、CPUの命令実行
によりホールドマスクフラグを“0"に設定後CPUは命令
の実行を停止しホールド状態になることによりホールド
要求の受付けを保留することができるという効果があ
る。
第1図は本発明の第1の実施例のマイコンのブロック
図、第2図は第1図のホールド制御回路のブロック図、
第3図は第1図のマイコンの動作タイミング図、第4図
は本発明に関連したマイコンに用いるホールド制御回路
のブロック図、第5図は第4図の回路の動作タイミング
図、第6図は従来のマイコンを用いたDMAシステムのブ
ロッ図、第7図は従来のマイコンの一例のブロック図、
第8図は第7図の動作タイミング図である。 1……マイクロコンピュータ、2……DMAコントロー
ラ、3……インタフェース部、4……メモリ、5……ア
ドレスバス、6……データバス、7……コントロールバ
ス、8……ホールド要求信号、9……ホールド受付け信
号、10……DMA要求信号、11……DMA受付け信号、20……
CPU、21……外部インタフェース、22……ホールド制御
回路、23……周辺回路、25……ホールドモード信号、26
……内部バス、27……アドレスバス、28……データバ
ス、29……コントロールバス、30……割込み要求信号、
40〜44……外部端子、50……ホールドマスクフラグ、51
……リード・ライトバッファ、52……インバータゲー
ト、53……ANDゲート、54……アドレスデコーダ、55…
…ホールドマスクフラグ選択信号、60……ライト信号、
61……リード信号、62……セット信号、63……クリア信
号。
図、第2図は第1図のホールド制御回路のブロック図、
第3図は第1図のマイコンの動作タイミング図、第4図
は本発明に関連したマイコンに用いるホールド制御回路
のブロック図、第5図は第4図の回路の動作タイミング
図、第6図は従来のマイコンを用いたDMAシステムのブ
ロッ図、第7図は従来のマイコンの一例のブロック図、
第8図は第7図の動作タイミング図である。 1……マイクロコンピュータ、2……DMAコントロー
ラ、3……インタフェース部、4……メモリ、5……ア
ドレスバス、6……データバス、7……コントロールバ
ス、8……ホールド要求信号、9……ホールド受付け信
号、10……DMA要求信号、11……DMA受付け信号、20……
CPU、21……外部インタフェース、22……ホールド制御
回路、23……周辺回路、25……ホールドモード信号、26
……内部バス、27……アドレスバス、28……データバ
ス、29……コントロールバス、30……割込み要求信号、
40〜44……外部端子、50……ホールドマスクフラグ、51
……リード・ライトバッファ、52……インバータゲー
ト、53……ANDゲート、54……アドレスデコーダ、55…
…ホールドマスクフラグ選択信号、60……ライト信号、
61……リード信号、62……セット信号、63……クリア信
号。
Claims (1)
- 【請求項1】中央処理装置と、この中央処理装置に割込
み要求信号を発生する周辺回路と、前記中央処理装置が
外部にアクセスを行なう外部端子を備えた外部インタフ
ェースと、前記中央処理装置のホールド機能をホールド
要求信号に従って制御するホールド制御回路とを有する
マイクロコンピュータにおいて、前記ホールド制御回路
が、前記ホールド要求信号の受付けを制御しかつプログ
ラムによりデータ設定ができるアドレスマッピングされ
た1ビットのホールドマスクフラグを備え、前記中央処
理装置の命令実行により、前記ホールドマスクフラグが
設定された後ホールド要求信号が入力する時にはそのホ
ールド要求を保留し、前記中央処理装置の命令実行によ
り前記ホールドマスクフラグがリセットされた後には前
記ホールド要求の保留を解除するようにしたことを特徴
とするマイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226077A JP2513037B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マイクロコンピュ―タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226077A JP2513037B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マイクロコンピュ―タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387932A JPH0387932A (ja) | 1991-04-12 |
JP2513037B2 true JP2513037B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=16839458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1226077A Expired - Lifetime JP2513037B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マイクロコンピュ―タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513037B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07117364B2 (ja) * | 1986-06-27 | 1995-12-18 | 川崎製鉄株式会社 | 冷延鋼板の形状測定方法 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1226077A patent/JP2513037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0387932A (ja) | 1991-04-12 |
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