JPH07191954A - マイクロコンピュータシステム - Google Patents

マイクロコンピュータシステム

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Publication number
JPH07191954A
JPH07191954A JP5330369A JP33036993A JPH07191954A JP H07191954 A JPH07191954 A JP H07191954A JP 5330369 A JP5330369 A JP 5330369A JP 33036993 A JP33036993 A JP 33036993A JP H07191954 A JPH07191954 A JP H07191954A
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JP
Japan
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clock
unit
memory
cpu
section
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Application number
JP5330369A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Tamura
佳洋 田村
Tomosuke Suzuki
知佐 鈴木
Yukio Sugimura
幸夫 杉村
Masaaki Watanabe
真聡 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPU部1の回路の簡略化と低消費電力化を
実現する。 【構成】 CPU部1とバスインターフェース部6にク
ロック10を供給するクロックジェネレータ部3と、メ
モリ5とのデータの授受を制御するバスインターフェー
ス部6を有する1チップマイクロコンピュータ100に
おいて、クロックジェネレータ部3がクロック制御装置
2を有しているので、メモリ5がデータの書き込みまた
は読み出しの準備をしている間は、クロックジェネレー
タ部6からCPU部1に供給するクロック10を停止状
態に制御できる。したがって、CPU部1がウェイト状
態制御機能を有する必要がなくなりCPU部1の回路の
簡素化を実現できる。またメモリ5が準備状態の間は、
CPU部1の動作を停止させているので、CPU部1に
よる無駄な電力消費を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロックに従ってCP
U部が動作するマイクロコンピュータシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のマイクロコンピュータシス
テムについて図11を参照しながら説明する。
【0003】図11は従来のマイクロコンピュータシス
テムの構成図である。101はCPU部で、1チップマ
イクロコンピュータ200の命令実行を制御する。10
5はメモリで、1チップマイクロコンピュータ200に
外付けされ、書き込み読み出しが可能である。106は
バスインターフェース部で、メモリ105と1チップマ
イクロコンピュータ200との間のデータの入出力をコ
ントロールする。103はクロックジェネレータ部で、
CPU部101およびバスインターフェース部106に
動作クロック110を与える。また、バスインターフェ
ース部106の内部には無処理制御回路107aを有
し、無処理制御回路107aは、バスインターフェース
部106に動作クロックが入力されても何も処理しない
ように制御することができる。CPU部101の内部に
も無処理制御回路107bを有し、無処理制御回路10
7bはCPU部101に動作クロックが入力されても何
も処理しない状態(以下、ウェイト状態という)に制御
することができる。
【0004】CPU部101とバスインターフェース部
106は内部バス127で接続され、バスインターフェ
ース部106とメモリ105は外部バス128で接続さ
れている。
【0005】以上のように構成された従来のマイクロコ
ンピュータシステムについて、以下その動作を説明す
る。
【0006】まず、メモリ105と1チップマイクロコ
ンピュータ200がデータの入出力を開始するために、
CPU部101からバスインターフェース部106に対
して入出力信号126を出力する。同時に、バスインタ
ーフェース部106からメモリ105に対して、データ
の入出力を開始することを知らせるための入出力開始信
号125を出力する。入出力開始信号125を受けたメ
モリ105はデータの書き込みまたは読み出しの準備を
開始する。クロックジェネレータ部103からCPU部
101およびバスインターフェース部106にはつねに
クロック110が与えられ、メモリ105が書き込みま
たは読み出しの準備をしている間もクロック110は供
給され続ける。したがって、メモリ105が書き込みま
たは読み出しの準備をしている間は、無処理制御回路1
07によってCPU部101およびバスインターフェー
ス部106をウェイト状態に制御していた。
【0007】なお、CPU部101およびバスインター
フェース部106をウェイト状態に制御する理由は、一
般にCPU部の方がメモリに比べて処理スピードがかな
り速いためである。すなわちメモリ105がCPU部1
01からの現在の命令に対する書き込みまたは読み出し
の準備をしている間に、CPU部101が現在の命令実
行を終え次の命令を実行してしまい、バスインターフェ
ース部106でメモリ105からのデータとCPU部1
01からの命令信号が混じるなどして誤動作が発生して
しまうのを防ぐためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータシステムでは、メモリ105がデータの書き込み
または読み出しの準備をしている間、CPU部101お
よびバスインターフェース部106から命令信号が出力
されないようにするため、CPU部101およびバスイ
ンターフェース部106の内部にウェイト状態制御機能
を有する無処理制御回路107を構成する必要があっ
た。
【0009】しかしながら、CPU部101は命令の解
釈、実行の制御等のマイクロコンピュータシステムのあ
らゆる動作をコントロールしているため、回路は非常に
複雑であり、CPU部101のあらゆる動作に対応して
CPU部101をウェイト状態に制御できる無処理制御
回路107bも、複雑な回路となり、設計にはかなりの
労力を必要としていた。
【0010】また、メモリ105がデータの書き込みま
たは読み出しの準備をしている間は、CPU部101お
よびバスインターフェース部106は動作する必要がな
いにもかかわらず、クロックジェネレータ部103から
クロック110が与えられ続けるので、CPU部101
が次の命令実行をしないように無処理制御機能によりウ
ェイト状態にしている。したがって、メモリ準備期間も
CPU部101はウェイト状態で動作し続け、無駄な電
力消費をしていた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、CP
U部101にウェイト状態制御機能を有する必要がな
く、CPU部101の簡素化が実現でき、またメモリ1
05がデータの書き込みまたは読み出しの準備を行なっ
ている間は、CPU部101の動作を停止させ、消費電
力を低減することができるマイクロコンピュータシステ
ムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、CPU部にクロックを与えるクロックジェ
ネレータ部をクロック制御部とクロック発生部で構成
し、メモリが書き込みまたは読み出し準備をしている間
は、クロックジェネレータ部に停止信号を供給するもの
である。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、メモリが書き込
みまたは読み出し準備をしている間は、クロックジェネ
レータ部がCPU部にクロックを供給しないように制御
することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例のマイクロコ
ンピュータシステムの構成図である。
【0016】図1において、1はCPU部で、1チップ
マイクロコンピュータ100全体の命令の解釈や実行を
制御する。5はメモリで、1チップマイクロコンピュー
タ100に外付けされ、書き込み読み出しが可能であ
る。6はバスインターフェース部で、メモリ5と1チッ
プマイクロコンピュータ100との間のデータの入出力
をコントロールする。3はクロックジェネレータ部で、
内部にクロック制御装置2を有し、CPU部1およびバ
スインターフェース部6に動作クロック10を与える。
CPU部1とバスインターフェース部6は内部バス(図
示せず)で接続され、バスインターフェース6とメモリ
5は外部バス(図示せず)で接続されている。
【0017】以上のように構成された第1の実施例のマ
イクロコンピュータシステムにおいて、1チップマイク
ロコンピュータ100がメモリ5に記憶しているデータ
を読み出すときの動作について、図1および図2に示し
たタイミングチャートを参照しながら説明する。
【0018】まず、メモリ5のデータを読み出すため
に、CPU部1からバスインターフェース部6に入力命
令信号22を入力する。同時にアドレスデータ27をバ
スインターフェース部6に入力する。続いてバスインタ
ーフェース部6からメモリ5に入力開始信号24および
アドレスデータ27を入力する。入力開始信号24およ
びアドレスデータ27を受けたメモリ5は指定されたア
ドレス値のデータを読み出すための準備を開始する。ま
た、バスインターフェース部6は入力命令信号22を検
知したと同時に、メモリ5が読み出し準備状態であると
判断し、クロックジェネレータ部3に対し入力状態信号
23を出力する。クロックジェネレータ部3に入力状態
信号23が入力されると、クロック制御装置2からの命
令で、図2に示すように、CPU部1およびバスインタ
ーフェース部6に供給するクロック10を停止状態にす
る。クロック10が停止状態になると、CPU部1およ
びバスインターフェース部6は動作が停止する。メモリ
5がアドレスデータ27によって指定されたデータを出
力できる状態になると、メモリ5からバスインターフェ
ース部6に外部バスを介して出力開始信号25と指定さ
れたアドレス値のデータ28を出力する。バスインター
フェース部6は出力開始信号25の入力があると同時
に、クロックジェネレータ部3に対し入力開始状態信号
26を出力する。クロックジェネレータ部3は入力開始
状態信号26を受けて、クロック制御装置2により図2
に示すようにクロック10を停止状態から動作状態にす
る。CPU部1およびバスインターフェース部6は動作
状態のクロック10が入力すると再び動作を開始する。
【0019】次に、クロックジェネレータ部3の構成を
図7を参照しながらさらに詳細に説明する。
【0020】図7はクロックジェネレータ部3の構成図
である。図7に示すように、4はクロック発振器で、ク
ロック制御装置2を介して外部にクロック10を供給す
る。クロック制御装置2はAND回路およびRSフリッ
プフロップ回路で構成されており、セット端子8および
リセット端子9からの入力信号で、クロック発振器4か
らのクロックを動作状態または停止状態に制御すること
ができる。
【0021】以下、クロックジェネレータ部の動作を図
2および図7を参照しながら説明する。
【0022】まず、リセット端子9にHの入力状態信号
23を入力すると、RSフリップフロップ回路の出力は
Lとなり、AND回路の一方の入力端子にLの信号が入
力される。したがってAND回路の他方の入力端子に入
力されるクロック発振器4の出力のH,Lに関わらずク
ロック10は停止状態になる。
【0023】続いて、セット端子8にHの入力開始状態
信号26、リセット端子9にLの入力状態信号23を入
力すると、AND回路の一方の端子にHの信号が入力さ
れ、クロック発振器4の動作状態のクロックをそのまま
クロック10としてクロックジェネレータ部3から出力
する。
【0024】以上のようにクロックジェネレータ部3は
セット端子8およびリセット端子9からの信号で、クロ
ック10を動作状態または停止状態に制御することがで
きる。
【0025】なお、図7に示したクロックジェネレータ
部3の構成は一例であり、他の回路構成であってもクロ
ック制御機能を有していればよい。
【0026】次に、本発明の第1の実施例のマイクロコ
ンピュータシステムにおいて、1チップマイクロコンピ
ュータ100がメモリ5にデータを書き込むときの動作
について図3および図4のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。
【0027】図3に示したマイクロコンピュータシステ
ムの構成は、図1に示した構成と同様であるので説明を
省略する。
【0028】まず、メモリ5がデータを書き込むため
に、CPU部1がバスインターフェース部6に出力命令
信号32、アドレスデータ37、データ38をバスイン
ターフェース部6に順次出力する。続いて、バスインタ
ーフェース部6からメモリ5に出力開始信号34および
アドレスデータ37を出力する。出力開始信号34は、
CPU部1からバスインターフェース部6を介してメモ
リ5にデータの書き込み開始を知らせる信号であり、ア
ドレスデータ37はメモリ5のアドレス値を指定するも
のである。また、データ38はアドレスデータ37によ
って指定するアドレス値に対応するメモリ領域に書き込
むデータである。出力開始信号34、アドレスデータ3
7、データ38を順次受けたメモリ5はデータ38の書
き込み準備を開始する。また、バスインターフェース部
6は出力命令信号32の入力と同時に、メモリ5が書き
込み準備状態であると判断し、クロックジェネレータ部
3に対し出力状態信号33を出力する。クロックジェネ
レータ部3では出力状態信号33の入力と同時に、クロ
ック制御装置2からの命令で図4に示すようにCPU部
1およびバスインターフェース部6に供給するクロック
10が停止状態になる。停止状態のクロック10が入力
されたCPU部1およびバスインターフェース部6は動
作が停止する。メモリ5では指定されたアドレスへのデ
ータ38の書き込みが完了すると、メモリ5からバスイ
ンターフェース部6には入力完了信号35を入力し、入
力完了信号35を受けたバスインターフェース部6は、
クロックジェネレータ部3に対し入力完了状態信号36
を出力する。クロックジェネレータ部3は入力完了状態
信号36を受けて、クロック制御装置2により図4に示
すようにクロック10を停止状態から動作状態にする。
動作状態のクロック10を受けたCPU部1およびバス
インターフェース部6は再び動作を開始する。
【0029】以下本発明の第2の実施例について、図5
を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施例
のマイクロコンピュータシステムの構成図である。
【0030】図5において、1はCPU部で、1チップ
マイクロコンピュータ100全体の命令の解釈や実行を
制御する。5はメモリで、1チップマイクロコンピュー
タ100に外付けされ、書き込み読み出しが可能であ
る。6はバスインターフェース部で、メモリ5と1チッ
プマイクロコンピュータ100との間のデータの入出力
をコントロールする。7は時間計測装置で、インターフ
ェース部6が信号を入力すると時間測定を開始し、あら
かじめ決められている一定時間を測定することができ
る。3はクロックジェネレータ部で、内部構成は図7に
示したクロックジェネレータ部の構成と同様であり、C
PU部1およびバスインターフェース部6に動作クロッ
クを与える。CPU部1とバスインターフェース部6は
内部バス(図示せず)で接続しており、バスインターフ
ェース部6とメモリ5は外部バス(図示せず)で接続し
ている。
【0031】以上のように構成された第2の実施例のマ
イクロコンピュータシステムの動作について、図5およ
び図6に示したタイミングチャートを参照しながら説明
する。
【0032】まず、1チップマイクロコンピュータ10
0がメモリ5に記憶しているデータを読み出すときの動
作について説明する。
【0033】メモリ5のデータを読み出すために、CP
U部1からバスインターフェース部6に対して入力命令
信号22およびアドレスデータ27を順次出力する。同
時に、バスインターフェース部6からメモリ5に入力開
始信号24およびアドレスデータ27を入力し、メモリ
5は指定されたアドレスの読み出し準備を開始する。ま
た、バスインターフェース部6は入力命令信号22の入
力と同時に、クロックジェネレータ部3に対しクロック
停止信号43を出力する。クロックジェネレータ部3で
はクロック停止信号43が入力されると、クロック制御
装置2からの命令で図6に示すようにCPU部1および
バスインターフェース部6に供給するクロック10が停
止状態になる。さらに、CPU部1からバスインターフ
ェース部6に入力命令信号22を入力すると同時に、バ
スインターフェース部6は時間計測装置7に対して時間
計測開始信号46も出力する。時間計測開始信号46を
受けた時間計測装置7は、あらかじめ設定されている時
間が経つと、バスインターフェース部6に時間計測完了
信号47を出力する。なお、時間計測装置7にあらかじ
め設定されている時間は、メモリ5が指定されたアドレ
ス値のデータの読み出し準備に必要な時間である。時間
計測完了信号47を受けたバスインターフェース部6
は、メモリ5の読み出し準備が完了したと判断し、クロ
ックジェネレータ部3にクロック動作信号44を出力す
る。クロックジェネレータ部3はクロック動作信号44
を受けて、クロック制御装置2により図6に示すように
クロック10を停止状態から動作状態にする。動作状態
のクロック10を受けたCPU部1およびバスインター
フェース部6は再び動作を開始する。なお、クロック1
0が停止状態の間に、メモリ5はバスインターフェース
部6にデータ28を読み出しており、クロック10が動
作状態になるとバスインターフェース部6はCPU部1
にデータ28を出力する。
【0034】次に、1チップマイクロコンピュータ10
0からメモリ5へデータを書き込む時の動作について説
明する。
【0035】まず、メモリ5がデータを書き込むため
に、CPU部1からバスインターフェース部6に対して
出力命令信号32、アドレスデータ37、データ38を
順次出力する。同時に、バスインターフェース部6から
メモリ5に出力開始信号34、アドレスデータ37、デ
ータ38を順次入力する。なお、出力開始信号34は、
CPU部1からバスインターフェース部6を介してメモ
リ5にデータを書き込むことを開始することを知らせる
ための信号である。出力開始信号34、アドレスデータ
37、データ38を受けたメモリ5は、指定されたアド
レスにデータ38を書き込み始める。また、バスインタ
ーフェース部6は出力命令信号32が入力すると同時
に、メモリ5が書き込み準備状態であると判断し、クロ
ックジェネレータ部3に対しクロック停止信号43を出
力する。クロックジェネレータ部3ではクロック停止信
号43が入力すると、クロック制御装置2からの命令で
図6に示すようにCPU部1およびバスインターフェー
ス部6に供給するクロック10が停止状態になる。停止
状態のクロック10を受けたCPU部1およびバスイン
ターフェース部6は動作が停止する。
【0036】また、CPU部1がバスインターフェース
部6に出力命令信号32を入力すると同時に、バスイン
ターフェース部6は時間計測装置7に対して時間計測開
始信号46を出力する。時間計測開始信号46を受けた
時間計測装置7は、あらかじめ設定されている時間が経
つと、バスインターフェース部6に時間計測完了信号4
7を出力する。なお、時間計測装置7にあらかじめ設定
されている時間は、メモリ5が指定するアドレスにデー
タを書き込むために必要な時間である。時間計測完了信
号47を受けたバスインターフェース部6は、メモリ5
の書き込みが完了したと判断し、クロックジェネレータ
部3にクロック動作信号44を出力する。クロックジェ
ネレータ部3はクロック動作信号44を受けて、クロッ
ク制御装置2により図6に示すようにクロック10を停
止状態から動作状態にする。動作状態のクロック10を
受けたCPU部1およびバスインターフェース部6は再
び動作を開始する。
【0037】なお、第2の実施例では、時間計測装置7
より出力される時間計測完了信号47を、バスインター
フェース部6に入力しているが、直接クロックジェネレ
ータ部3に出力して、クロック制御装置2に命令を与え
てもなんら問題はない。
【0038】また、第2の実施例において、時間計測装
置7にあらかじめ設定されている時間は、メモリ5が指
定されたアドレスのデータの読み出し準備またはデータ
の書き込み準備に必要な時間であるが、それよりも長い
時間が設定されていても問題はない。
【0039】また、時間計測装置7をバスインターフェ
ース部6の内部に構成してもよい。以上のように上記第
1および第2の実施例によれば、クロックジェネレータ
部3をクロック発振器4およびクロック制御装置2で構
成しているので、メモリ6が書き込みまたは読み出し準
備をしている間は、クロックジェネレータ部3がCPU
部1にクロックを供給しないように制御することがで
き、メモリ5の準備期間におけるCPU部1の無駄な動
作を停止することができ、消費電力を減らすことができ
る。
【0040】特に、CPU部と外付けのメモリとのデー
タの授受では、CPU部とメモリをつなぐ外部バスは一
般に長いため、メモリの準備に長い時間がかかり、かな
り大きな効果が得られる。
【0041】また、メモリ5が書き込みまたは読み出し
準備をしている間は、クロックジェネレータ部3からC
PU部1にはクロック10は供給されないので、CPU
部1の内部に無処理制御回路を構成する必要がなくな
り、CPU部1の構成が簡略化される。
【0042】次に本発明の第3の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図8は本発明の第3の実施例
のマイクロコンピュータシステムの構成図である。
【0043】図8に示すマイクロコンピュータシステム
の構成は、図1に示した第1の実施例のマイクロコンピ
ュータシステムの構成と同様であるので、同一の符号を
付けて説明を省略する。
【0044】但し、クロックジェネレータ部3の構成は
第1の実施例で用いたものと異なり、CPU部1に入力
するクロック20はクロック制御装置2により制御で
き、バスインターフェース部6に入力するクロック30
は制御できない構成になっている。また、CPU部1と
バスインターフェース部6は16ビットの内部バスでデ
ータの授受が行われ、バスインターフェース部6とメモ
リ5は8ビットの外部バスでデータの授受が行われるも
のとする。
【0045】以上のように構成された第3の実施例のマ
イクロコンピュータシステムにおいて、1チップマイク
ロコンピュータ100がメモリ5に記憶しているデータ
を読み出すときの動作について、図8および図9に示し
たタイミングチャートを参照しながら説明する。
【0046】なお、第3の実施例では1チップマイクロ
コンピュータ100がメモリ5に記憶しているデータを
読み出すときの動作についてのみ説明し、メモリ5への
データの書き込み動作の説明は省略する。
【0047】まず、メモリ5のデータを読み出すため
に、CPU部1からバスインターフェース部6に入力命
令信号22を入力する。同時に16ビットのアドレスデ
ータ27をバスインターフェース部6に入力する。続い
て、バスインターフェース部6に入力命令信号22が入
力されると、メモリ5が読み出し準備状態であると判断
し、クロックジェネレータ部3に対し入力状態信号23
を出力する。クロックジェネレータ部3に入力状態信号
23を入力すると、クロック制御装置2からの命令で図
9に示すようにCPU部1に供給するクロック20を停
止状態にする。停止状態のクロック20を受けたCPU
部1は動作が停止する。また、クロックジェネレータ部
3はバスインターフェース部6にクロック30を供給し
続ける。
【0048】また、16ビットのアドレスデータ27お
よび入力命令信号22を受けたバスインターフェース部
6は、入力開始信号24および16ビットのアドレスデ
ータのうち上位8ビットのデータをアドレスデータ27
としてメモリ5に入力する。続いて、残りの下位8ビッ
トのアドレスデータ27をメモリ5に入力する。16ビ
ット分のアドレスデータ27が指定するアドレス値の読
み出し準備が完了すると、メモリ5からバスインターフ
ェース部6に出力開始信号25と指定されたアドレスの
上位8ビットのデータ28を出力する。続いて、下位8
ビットのデータ28を出力する。バスインターフェース
部6は出力開始信号25を入力すると同時に、クロック
ジェネレータ部3に対して入力開始状態信号26を出力
する。クロックジェネレータ部3は入力開始状態信号2
6を受けて、クロック制御装置2により図9に示すよう
にクロック10を停止状態から動作状態にする。動作状
態のクロック10を受けたCPU部1およびバスインタ
ーフェース部6は再び動作を開始する。
【0049】次に、クロックジェネレータ部3の構成を
図10を参照しながらさらに詳細に説明する。
【0050】図10はクロックジェネレータ部3の構成
図である。図10に示すように、4はクロック発振器
で、クロック制御装置2を介してクロック20をCPU
部1に供給する。クロック発振器4の出力はクロック3
0として直接バスインターフェース部6に供給する。ク
ロック制御装置2はAND回路およびRSフリップフロ
ップ回路で構成されており、セット端子8およびリセッ
ト端子9からの入力信号で、クロック20を動作状態ま
たは停止状態に制御することができる。
【0051】以下、クロックジェネレータ部の動作を図
9および図10を参照しながら説明する。
【0052】まず、リセット端子9にHの入力状態信号
23が入力されると、RSフリップフロップ回路の出力
はLとなり、AND回路の一方の入力端子にLの信号が
入力される。したがって、AND回路の他方の入力端子
に入力されるクロック発振器4の出力のH、Lに関わら
ずクロックジェネレータ部3から出力されるクロック1
0は停止状態になる。
【0053】続いて、セット端子8にHの入力開始状態
信号26が入力されると、AND回路の一方の端子にH
の信号が入力され、クロック発振器4の出力がそのまま
出力され、動作状態のクロック20をクロックジェネレ
ータ部3は出力する。
【0054】以上のように第3の実施例では、メモリ5
が読み出し準備状態の間は、バスインターフェース部6
へのクロック30を動作状態のままとし、CPU部1へ
のクロック20を停止状態にしているので、CPU部1
の入出力ビット数がメモリ5の入出力ビット数より多い
場合でも、CPU部1からバスインターフェース部6に
入力するデータを、2段に分けてメモリ5に入力するこ
とができるうえ、第1および第2の実施例と同様に、C
PU部1に無処理制御回路を構成する必要がなく、かつ
消費電力を減らすことができる。
【0055】なお、第3の実施例では内部バスが16ビ
ット、外部バスが8ビットの場合について説明したが、
CPU部が接続されているバスと、メモリが接続されて
いるバスが同じビット数の場合でも対応できる。
【0056】第1、第2、第3の実施例では、入力命令
信号22や出力開始信号25等によりバスインターフェ
ース部6はメモリ5が準備状態かどうかを検知している
が、内部バスまたは外部バスのデータの有無やデータ変
化等によって検知してもよい。
【0057】また、クロックジェネレータ部3がクロッ
ク制御装置2を有し、バスインターフェース部6からの
入力状態信号23、入力開始状態信号26、クロック停
止信号43等に従ってクロック制御装置2でクロック1
0を制御しているが、バスインターフェース部6にクロ
ック制御機能を持たせ、制御信号をクロックジェネレー
タ部3に出力してもよい。また、クロック制御装置2は
クロックジェネレータ部3の内部に構成しているが、外
部に構成してもよい。
【0058】メモリ5は、1チップマイクロコンピュー
タ100の外部に外付けされているが1チップマイクロ
コンピュータ100の内部に構成してもなんら問題はな
い。
【0059】また、メモリ5とCPU部1のデータの授
受について説明したがそれに限定されない。たとえば、
CPUとレジスタのデータの授受や、ダイレクトメモリ
アクセス(DMA)とメモリとのデータの授受であって
も同様の効果が得られる。
【0060】また、上記実施例ではメモリに書き込み読
み出しが可能なメモリを用いたがそれに限定されない。
【0061】また、上記実施例ではCPU部1とバスイ
ンターフェース部6はそれぞれ別々に構成しているが、
バスインターフェース部をCPU部1の内部に構成して
もなんら問題はない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、メモリが書き込みまた
は読み出し準備をしている間は、クロックジェネレータ
部がCPU部にクロックを供給しないように制御するこ
とができるので、メモリの書き込みまたは読み出しの準
備期間はCPU部を停止することができ、CPU部の無
駄な動作をなくすことができ、消費電力を減らすことが
できる。
【0063】また、メモリの書き込みまたは読み出し準
備期間は、CPU部にクロックは入力されないので、C
PU部にウェイト状態制御機能としての無処理制御回路
を構成する必要がなくなり、回路の簡素化を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムの構成図
【図2】本発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムのタイミングチャート
【図3】本発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムの構成図
【図4】本発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムのタイミングチャート
【図5】本発明の第2の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムの構成図
【図6】本発明の第2の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムのタイミングチャート
【図7】本発明の第1実施例のマイクロコンピュータシ
ステムのクロックジェネレータ部の構成図
【図8】本発明の第3の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムの構成図
【図9】本発明の第3の実施例におけるマイクロコンピ
ュータシステムのタイミングチャート
【図10】本発明の第3実施例のマイクロコンピュータ
システムのクロックジェネレータ部の構成図
【図11】従来のマイクロコンピュータシステムの構成
【符号の説明】
1 CPU部 2 クロック制御装置 3 クロックジェネレータ部 5 メモリ 6 バスインターフェース部 7 時間計測装置 10 クロック 22 入力命令信号 23 入力状態信号 24 入力開始信号 25 出力開始信号 26 入力開始状態信号 27 アドレスデータ 28 データ 32 出力命令信号 33 出力状態信号 34 出力開始信号 35 入力完了信号 36 入力完了状態信号 37 アドレスデータ 38 データ 43 クロック停止信号 44 クロック動作信号 46 時間計測開始信号 47 時間計測完了信号 100 1チップマイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 真聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU部と、前記CPU部にクロックを
    与えるクロックジェネレータ部と、前記CPU部にイン
    ターフェース部を介して接続されているメモリとを備
    え、前記クロックジェネレータ部がクロック制御部とク
    ロック発生部とを有し、前記クロック制御部は前記メモ
    リが書き込みまたは読み出し準備をしている間、前記ク
    ロックジェネレータ部から前記CPU部に供給するクロ
    ックを停止状態に制御することを特徴とするマイクロコ
    ンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 CPU部と、前記CPU部にクロックを
    与えるクロックジェネレータ部と、前記CPU部にイン
    ターフェース部を介して接続されているメモリと、前記
    メモリが書き込み開始または読み出し開始から一定の時
    間を測定する時間計測装置とを備え、前記クロックジェ
    ネレータ部がクロック制御部とクロック発生部とを有
    し、前記時間計測装置から前記クロック制御部への信号
    により、前記メモリが書き込み開始または読み出し開始
    してから一定時間は、前記クロックジェネレータ部から
    前記CPU部に供給するクロックを停止状態に制御する
    ことを特徴とするマイクロコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 ダイレクトメモリアクセスと、前記ダイ
    レクトメモリアクセスにクロックを与えるクロックジェ
    ネレータ部と、前記ダイレクトメモリアクセスに接続さ
    れているメモリとを備え、前記クロックジェネレータ部
    がクロック制御部とクロック発生部とを有し、前記クロ
    ック制御部は前記メモリが書き込みまたは読み出し準備
    をしている間、前記クロックジェネレータ部から前記ダ
    イレクトメモリアクセスに供給するクロックを停止状態
    に制御することを特徴とするマイクロコンピュータシス
    テム。
  4. 【請求項4】 CPU部に接続されているインターフェ
    ース部と、前記インターフェース部に接続されているメ
    モリと、前記CPU部と前記インターフェース部にクロ
    ックを与えるクロックジェネレータ部とを備え、前記C
    PU部の入出力ビット数が前記メモリの入出力ビット数
    より多いマイクロコンピュータシステムにおいて、前記
    クロックジェネレータ部がクロック制御部とクロック発
    生部を有し、前記クロック制御部は前記メモリが書き込
    みまたは読み出し準備をしている間、前記クロックジェ
    ネレータ部から前記CPU部に供給するクロックを停止
    状態にし、前記クロックジェネレータ部から前記インタ
    ーフェース部に供給するクロックを動作状態に制御する
    ことを特徴とするマイクロコンピュータシステム。
JP5330369A 1993-12-27 1993-12-27 マイクロコンピュータシステム Pending JPH07191954A (ja)

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JP5330369A JPH07191954A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 マイクロコンピュータシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678832B1 (en) 1998-10-29 2004-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Memory controller for controlling an integrated memory undergoing logical state transitions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6678832B1 (en) 1998-10-29 2004-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Memory controller for controlling an integrated memory undergoing logical state transitions

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