JP2512955Y2 - ビデオテ―プレコ―ダ - Google Patents

ビデオテ―プレコ―ダ

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JP2512955Y2
JP2512955Y2 JP1988149867U JP14986788U JP2512955Y2 JP 2512955 Y2 JP2512955 Y2 JP 2512955Y2 JP 1988149867 U JP1988149867 U JP 1988149867U JP 14986788 U JP14986788 U JP 14986788U JP 2512955 Y2 JP2512955 Y2 JP 2512955Y2
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福治 安斉
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、4ヘッドや3ヘッドのダブルアジマス方式
のVTR(ビデオテープレコーダ)に関するもので、特に
特殊再生時に発生するテープへのノイズの書き込みを防
止したVTRに関する。
(ロ)従来の技術 特開昭61−52095号公報に示される如く、ダブルアジ
マス方式のVTRが知られている。ダブルアジマス方式のV
TRでは、第1のアジマス角を有する第1主回転ヘッドと
第2のアジマス角を有する第1補助回転ヘッドとを近接
して配置した第1のダブルアジマスヘッド部と、第2の
アジマス角を有する第2主回転ヘッドと第1のアジマス
角を有する第2補助回転ヘッドとを近接して配置した第
2のダブルアジマスヘッド部とを備えた回転ヘッドを有
している。通常の再生の場合には、第1主回転ヘッドと
第2主回転ヘッドを用いてテープをトレースして再生が
行なわれる。又、スチル(静止)再生の場合には同一の
アジマス角を有する、例えば第1主回転ヘッドと第2補
助回転ヘッドとを用いて、テープの同一トラックを繰り
返してトレースして再生を行なう。更に、スロー再生の
場合には、通常の再生とスチル再生とを順次繰り返して
行ない、2つの時間の割合を変えることによってスロー
の度合を変化させている。通常の再生とスチル再生とを
切換えるのに際して、一方の信号を停止させる場合、一
般には再生アンプの入力端子を強制的に接地させること
により行なわれる。即ち、第2図の如く結合コンデンサ
(1)と再生アンプ(2)との間の信号路とアース間に
スイッチ(3)が接続されており、前記スイッチ(3)
の開閉に応じて再生RF信号の伝達を切換えている。尚、
ヘッドから得られる再生RF信号をコイル(5)及び
(6)から成るロータリートランスを用いて再生アンプ
(2)に印加する構成においては、確信号路に配置され
るロータリーヘッド間でクロストークを生じる。スイッ
チ(3)は、一端がアースされたロータリートランスの
他端をアースする役割を成すので、ロータリーヘッド間
のクロストークを防止する役割を成す。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、第2図の回路においてスイッチ(3)がオ
フ(開成)している場合、点Aの電圧はVBE(トランジ
スタ(4)のベース・エミッタ間電圧)となり、又前記
スイッチ(3)がオン(閉成)している場合、点Aの電
圧はアースレベルとなる。その為、第3図(イ)の如き
電圧が点Aに生じる。すると、前記電圧は結合コンデン
サ(1)とコイル(5)とで微分され前記コイル(5)
の一端に第3図(ロ)の如き微分波形が生じ、該微分波
形に応じた電流がノイズとしてコイル(6)に流れてし
まう。その結果、再生時であるにもかかわらず前記電流
がヘッドに供給されテープにノイズが記録されてしまう
という問題が生じる。前記ノイズに応じた電流は、微小
な再生RF信号に比べ非常に大きく、特にスロー再生を行
なっている場合には、その期間中継続して記録されてし
まう為、問題であった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、映像トラ
ックをトレースする回転ヘッドと、該回転ヘッドからの
再生RF信号を増幅するヘッドアンプと、前記回転ヘッド
と前記ヘッドアンプとの間の信号路中に挿入された結合
コンデンサとを有するビデオテープレコーダにおいて、
前記信号路の直流電圧と等しい直流電圧を発生する基準
電圧源と、該基準電圧源に一端が、前記信号路に他端が
接続された切換スイッチとを設け、不使用時に前記ヘッ
ドアンプに信号が印加されるのを防止したことを特徴と
する。
(ホ)作用 本考案に依れば、結合コンデンサと第1又は第2スイ
ッチとを結ぶ信号路の直流電圧と等しい直流電圧を発生
する基準電圧源を設け、スイッチの一端を前記基準電圧
源に、他端を前記信号路に接続している。そして、特殊
再生の為の制御信号に応じて前記スイッチを開閉させて
いるので、前記接続点の直流電圧レベルを変更せずに再
生RF信号の伝達・遮断を行なうことが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、(7)
は第1のアジマス角を有する第1主回転ヘッド、(8)
は第2のアジマス角を有する第2主回転ヘッド、(9)
は第1のアジマス角を有する第1補助回転ヘッド、(1
0)は第2のアジマス角を有する第2補助回転ヘッド、
(11)乃至(14)は、前記回転ヘッドからのRF信号を再
生する為の第1乃至第4ロータリートランス、(15)乃
至(18)は、直流分を除去する為の第1乃至第4結合コ
ンデンサ、(19)は制御端子(20)からの通常再生及び
特殊再生の為の制御信号に応じて動作するスイッチング
トランジスタ(21)及び点Aの電圧と等しい直流電圧を
発生する基準電圧源(22)から成る第1切換制御回路、
(23)乃至(25)は前記スイッチングトランジスタ(2
1)及び前記基準電圧源(22)と等しい回路構成を有す
る第2乃至第4切換制御回路、(26)乃至(29)は、第
2図の再生アンプと等しい回路構成を有する第1乃至第
4再生アンプ、(30)は前記第1及び第2再生アンプ
(26)及び(27)の出力信号を制御端子(31)からのRF
スイッチパルスに応じて切換出力する第1スイッチ、
(32)は前記第1スイッチ(30)と同様に前記第3及び
第4再生アンプ(28)及び(29)の出力信号を切換出力
する第2スイッチ、及び(33)は前記第1及び第2スイ
ッチ(30)及び(32)の出力信号を制御端子(34)から
の制御信号に応じて切換出力する第3スイッチである。
次に動作を説明する。第1図は、再生状態における回
路構成を示すものである。点Aの電圧は、スイッチング
トランジスタ(21)がオフしている時、第2図の場合と
同様に電圧VBEとなる。一方、ダイオード接続されたト
ランジスタ(35)、コンデンサ(36)及び抵抗(37)か
ら成る基準電圧源(22)の点Bに発生する基準電圧も、
前記トランジスタ(35)の立ち上がり電圧に応じて略V
BEとなる。尚、抵抗(37)の値を調整することによりス
イッチングトランジスタ(21)がオンした時の点Aの電
圧を前記VBEと正確に等しく出来る。その為、点Aの電
圧は、スイッチングトランジスタ(21)のオンオフに関
わらず、常に一定となる。前記スイッチングトランジス
タ(21)がオンしている時、点Aから第1切換制御回路
(19)を見た交流インピーダンスは、非常に低くなって
いるので信号の遮断が可能となる。
ところで、前記インピーダンスは、5Ω程度に設定す
る必要がある。ダイオードのオン抵抗は、一般に26Ω程
度(1mAの電流が流れている時)ある為、そのまま用い
ることは出来ない。そこで、本考案においては、トラン
ジスタ(35)のベースとアースとの間にコンデンサ(3
6)を配置し、その容量を調整することで、5Ω程度に
なるようにしている。
従って、第1切換制御回路(19)を用いれば、点Aに
直流変動を起こすこと無く、再生RF信号の伝達・遮断を
行なうことが出来る。
次に切換制御回路の配置について説明する。第1図
は、標準モード(第1及び第2再生アンプ(26)及び
(27)が動作)及び倍速モード(第3及び第4再生アン
プ(28)及び(29)が動作)を備え、それぞれのモード
でスロー再生の可能なVTRの場合を示しており、この場
合には図示の如く4つの切換制御回路が必要となる。例
えば、標準モードでスロー再生を行なう場合、ヘッドと
しては同一のアジマス角を有する第1主回転ヘッド
(7)と第1補助回転ヘッド(9)と第2主回転ヘッド
(8)とを用いる必要がある。その為、第2スイッチ
(32)は、図示の如く接点a側となり、第1スイッチ
(30)及び第3スイッチ(33)は、制御信号(この場
合、RFスイッチパルス)に応じて切換えられる。この状
態で、第1乃至第4再生アンプ(26)乃至(29)が通常
再生状態とスチル再生状態での動作を行なうことにより
スロー再生が可能となる。通常再生及びスチル再生にお
ける再生アンプの動作は以下の様になる。
通常再生……第1及び第2再生アンプ(26)及び(27)
が動作。第3及び第4再生アンプ(28)及び(29)が不
動作。
スチル再生……第1乃至第4再生アンプ(26)乃至(2
9)が動作。
即ち、第3及び第4再生アンプ(28)及び(29)が動
作・不動作を繰り返すことにより、スロー再生となる。
従って、第3及び第1再生アンプ(28)及び(29)の信
号路中には切換制御回路が必要となる。
又、倍速モードでスロー再生を行なう場合には、前述
の場合と逆に第1及び第2再生アンプ(26)及び(27)
が動作・不動作を繰り返すことになり、この場合には第
1及び第2再生アンプ(26)及び(27)の信号路中に切
換制御回路が必要となる。
従って、第1図の回路においては第1乃至第4切換制
御回路(19)及び(23)乃至(25)が必要となる。
ところで、第1図のスロー再生の方法と同様の方法を
用いた3ヘッド方式のVTRがある。この場合には第1の
アジマス角を有する第1主回転ヘッドと、第2のアジマ
ス角を有する第2主回転ヘッドと、第1のアジマス角を
有する補助回転ヘッドとを備えている。この場合、スロ
ー再生を行なうのには2つの主回転ヘッドを常時動作さ
せて、補助回転ヘッドを動作・不動作状態に切換えてい
るので第1及び第2主回転ヘッドからの信号路に切換制
御回路を配置する必要が無く、補助回転ヘッドからの信
号路に切換制御回路を設ければ良い。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、スロー再生時のヘ
ッド切換えに起因するテープへのノイズの書き込み動作
を防止することが出来る。特に、映像信号(RF信号)を
3ヘッド又は4ヘッドで再生するダブルアジマス方式の
VTRでは前記ノイズを完全に除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第2図は、
従来のVTRを示す回路図、及び第3図は第2図の説明に
供する為の波形図である。 (7)(8)……第1及び第2主回転ヘッド、(9)
(10)……第1及び第2補助回転ヘッド、(15)(16)
(17)(18)……第1乃至第4結合コンデンサ、(19)
……第1切換制御回路、(21)……スイッチングトラン
ジスタ、(22)……基準電圧源、(26)(27)(28)
(29)……第1乃至第4再生アンプ、(30)(32)(3
3)……第1乃至第3スイッチ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アジマス角が互いに異なりかつ略180度離
    れて配置された第1及び第2の主回転ヘッドと、該第1
    及び第2の主回転ヘッドの近傍に配置されかつ略180度
    離れて配置されるとともに前記第1及び第2の主回転ヘ
    ッドと同一のアジマス角を有する第1及び第2補助回転
    ヘッドと、前記第1及び第2の主回転ヘッドからの2つ
    の再生RF信号が結合コンデンサを介して印加され、RFス
    イッチパルスに応じていずれか一方を選択して出力する
    第1スイッチと、前記第1及び第2の補助回転ヘッドか
    らの2つの再生RF信号が結合コンデンサを介して印加さ
    れ、RFスイッチパルスに応じていずれか一方を選択して
    出力する第2スイッチとを備え、特殊再生を行う際に前
    記第1及び第2スイッチの出力信号を適宜選択するよう
    にしたビデオテープレコーダにおいて、 前記結合コンデンサと前記第1又は第2スイッチとの間
    の信号路の直流電圧と等しい直流電圧を発生する基準電
    圧源と、 該基準電圧源に一端が接続され、前記結合コンデンサと
    前記第1又は第2スイッチとの間に他端が接続された切
    換スイッチと を備え、特殊再生の種類を示す制御信号により前記切換
    スイッチを切換え、不使用ヘッドに対応する信号路を遮
    断したことを特徴とするビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】アジマス角が互いに異なりかつ略180度離
    れて配置された第1及び第2の主回転ヘッドと、該第1
    の主回転ヘッドの近傍に配置されかつ第1の主回転ヘッ
    ドと同一のアジマス角を有する補助回転ヘッドと、前記
    第1及び第2の主回転ヘッドからの2つの再生RF信号が
    それぞれ第1及び第2の結合コンデンサを介して印加さ
    れ、RFスイッチパルスに応じていずれか一方を選択して
    出力する第1スイッチと、前記補助回転ヘッドからの第
    3の結合コンデンサを通過した再生RF信号と前記第1ス
    イッチの出力信号のいずれか一方を選択して出力する第
    2スイッチとを備え、特殊再生を行う際に前記第1及び
    第2スイッチの出力信号を適宜選択するようにしたビデ
    オテープレコーダにおいて、 前記第3の結合コンデンサと前記第2スイッチとの間の
    信号路の直流電圧と等しい直流電圧を発生する基準電圧
    源と、 該基準電圧源に一端が接続され、前記第3の結合コンデ
    ンサと前記第2スイッチとの間に他端が接続された切換
    スイッチと、 を備え、特殊再生の種類を示す制御信号により前記切換
    スイッチを切換え、不使用ヘッドに対応する信号路を遮
    断したことを特徴とするビデオテープレコーダ。
JP1988149867U 1988-11-16 1988-11-16 ビデオテ―プレコ―ダ Expired - Lifetime JP2512955Y2 (ja)

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JPH079488Y2 (ja) * 1988-08-30 1995-03-06 三洋電機株式会社 ヘッド切替装置

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