JPH0519842Y2 - - Google Patents

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JPH0519842Y2
JPH0519842Y2 JP17140086U JP17140086U JPH0519842Y2 JP H0519842 Y2 JPH0519842 Y2 JP H0519842Y2 JP 17140086 U JP17140086 U JP 17140086U JP 17140086 U JP17140086 U JP 17140086U JP H0519842 Y2 JPH0519842 Y2 JP H0519842Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転ヘツド式記録再生装置に係り、特
に複数個の回転ヘツドを順次使用して磁気テープ
に情報信号を記録し、これを再生する装置におい
て、再生時に使用していない回転ヘツドからのク
ロストークを除去するためのスイツチングトラン
ジスタを有する記録再生装置に関する。
従来の技術 従来より、回転ヘツド式のVTRの中には、第
2図に示す如く、回転シリンダ1の回転面に4個
の回転ヘツドA1,B1,A2及びB2が夫々
90°等角度間隔で取付固定され、この回転シリン
ダ1に磁気テープ2を270°の角度範囲に亘つて斜
めに添接巻回せしめて情報信号の記録再生を行な
うVTRがあることが知られている(例えば、
IEEE Trans Consumer Electronics 30〔3〕,
390(1984))。
このVTRによれば、相対向する位置に取付け
られた2個の回転ヘツドA1とA2は同一の第1
アジマス角で、別の相対向する位置に取付けられ
た回転ヘツドB1とB2も同一で、かつ、第1の
アジマス角とは異なる第2のアジマス角を有して
おり、記録時には、1フイールド毎にA1,B
1,A2,B2,A1,……の順で映像信号等の
情報信号を切換えて供給することにより、磁気テ
ープ2上にはTA1,TB1,TA2,TB2,TA11,……
の順にトラツクが形成されて記録が行なわれる。
一方、再生時には記録時と同じようにA1,B
1,A2,B2,A1,……の順で再生信号出力
を1フイールド毎に切換えることにより所望の再
生信号が連続的に得られるが、第2図からわかる
ように、常に少なくとも3個の回転ヘツドが同時
に磁気テープ2上を摺接走査しているから、本来
のチヤンネルの再生トラツクを走査している回転
ヘツドとは別のチヤンネルの回転ヘツドからも再
生信号が得られ、これがクロストークとして本来
のチヤンネルの再生信号に混入して画質を劣化さ
せてしまう。このため、従来は第4図に示す如
く、ロータリートランス3の2次側に、4個の回
転ヘツドに対応して夫々スイツチ回路4a〜4d
を設け、再生すべきチヤンネルの一のスイツチ回
路のみをオフとし、残りの再生休止期間中の3チ
ヤンネルのスイツチ回路は夫々オンとして、その
再生伝送路をシヨートすることにより、前記クロ
ストークを大きく減衰するようにしていた。
第5図は第4図をより具体的に示した従来の回
路図で、両図中、同一構成部分には同一符号を付
してある。両図において、5a〜5dはプリアン
プで、そのうちの一の再生信号出力のみが、1フ
イールド毎に切換わるスイツチ回路6により選択
されて出力端子7へ出力される。
第5図において、再生時には端子8a,8b,
8c及び8dに、回転ヘツドA1,B1,A2及
びB2で再生をする期間はローレベルで、使用し
ていない期間はハイレべルとなるような、スイツ
チングパルスが入来してトランジスタQ3,Q1
Q4及びQ2の各ベースに印加され、そのチヤンネ
ルで再生する期間はオフ、使用をしない期間はオ
ンとすることにより、前記したスイツチング動作
が行なわれる。再生信号は信号線10a〜10d
のいずれか一の信号線を介してプリアンプ5a〜
5dに入力される。
一方、記録時はハイレべルの信号が入力端子9
を介してトランジスタQ5〜Q8の各ベースに印加
され、これらを夫々オンとするため、入力端子8
a〜8dの各入力スイツチングパルスの如何にか
かわらず、トランジスタQ1〜Q4の各ベースは抵
抗R5〜R8を介して接地されるため、トランジス
タQ1〜Q4はすべてオフとなる。記録時にこれら
のトランジスタQ1〜Q4のいずれか一つでもオン
であると、記録信号が回転ヘツドに供給されない
からである。
また、記録時には、4つの記録アンプ(図示せ
ず)の出力端が対応する信号線11a〜11dに
接続され、記録アンプからの記録信号が信号線1
1a〜11d,ロータリートランス3を夫々通し
て回転ヘツドA1,B1,A2,B2に供給され
る。
考案が解決しようとする問題点 上記の従来のVTRにおいて、記録時のスイツ
チングトランジスタ周辺の回路を一チヤンネルに
ついて代表して書き改めると、第6図に示す如く
になる。同図中、NPNトランジスタQは第5図
に示したスイツチングトランジスタQ1〜Q4のう
ちの一のスイツチングトランジスタ、Rは抵抗
R5〜R8のうちの一の抵抗である。記録時は前記
したように、トランジスタQは抵抗Rを介して接
地されている。また、記録信号は第6図に示す如
く、トランジスタQのコレクタに接続されている
信号線11(これは前記信号線11a〜11dの
うちの一の信号線である)を通して一の回転ヘツ
ドへ供給される。
ここで、記録信号周波数が高い場合には、トラ
ンジスタQのコレクタが高周波の大振幅信号でゆ
すられることになるため、そのベースに漏れた信
号がトランジスタQのエミツタ・ベース間のスレ
シホールド電圧に近い値となり、トランジスタQ
が完全にオフではなくなる。このため、従来は記
録時に記録電流に歪が生じるという問題点があつ
た。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたもので、
歪なく記録を行ない得るようにした回転ヘツド式
記録再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の回転ヘツド式記録再生装置は、複数個
のロータリートランスの2次側の両端子間を、互
いに独立してシヨート又はオープンとする複数個
のスイツチングトランジスタと、複数個のスイツ
チングトランジスタをオン,オフ制御し、記録時
には複数個のスイツチングトランジスタのベース
を実質的にオープンとする制御手段とからなる。
作 用 磁気テープ上に同時に摺接走査する回転ヘツド
が常に2つ以上あるように、回転シリンダの回転
面に配置された複数個の回転ヘツドを順次使用し
て情報信号の記録及び再生を磁気テープに対して
行なう記録再生装置において、制御手段により再
生時には複数個の回転ヘツドのうち再生期間中の
一の回転ヘツドに対応して設けられた一のスイツ
チングトランジスタをオフとし、残りの再生休止
期間中の回転ヘツドに対応して設けられた残りの
スイツチングトランジスタを夫々オンとするスイ
ツチングパルスがスイツチングトランジスタのベ
ースに供給される。スイツチングトランジスタは
そのオンによりロータリートランスの2次側の両
端子間をシヨートし、そのオフによりオープンと
する。従つて、再生時には再生期間中の一の回転
ヘツドの再生信号のみが再生系へ出力される。
また、記録時には制御手段により上記複数個の
すべてのスイツチングトランジスタのベースは実
質的にオープンとされ、スイツチングトランジス
タのベースはハイインピーダンスとなる。
ここで、前記した問題点はスイツチングトラン
ジスタQのベースが抵抗Rを介して接地される結
果、トランジスタQのベース電圧の平均値が0V
に固定されるために生じ、記録時にスイツチング
トランジスタのベースを実質的にオープンとした
場合は、スイツチングトランジスタのコレクタ・
エミツタ間の最大定格電圧を越える様な過大な電
圧を加えない限り生じないことが、本考案者の実
験により確認された。
実施例 第1図は本考案装置の一実施例の回路図を示
す。同図において、第2図及び第5図と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
第1図において、回転ヘツドA1,B1,A2及
びB2に各々対応して設けられたロータリートラ
ンス3a,3b,3c及び3dの2次側と再生系
のプリアンプ5a,5b,5c及び5dとの間
の、ロータリートランスの2次側の両端子間はス
イツチング用NPNトランジスタQ11,Q12,Q13
びQ14の各コレクタ,エミツタが接続されてい
る。
トランジスタQ11のベースは抵抗R11を介して
スイツチング用PNPトランジスタQ21のコレクタ
に接続され、同様にトランジスタQ12,Q13及び
Q14の各ベースは抵抗R12,R13及びR14を別々に
介してスイツチング用PNPトランジスタQ22
Q23及びQ24の各コレクタに接続されている。ト
ランジスタQ21,Q22,Q23及びQ24の各ベースは
抵抗R21,R22,R23及びR24を介してスイツチン
グ用NPNトランジスタQ30のコレクタに共通接続
されている。更に、トランジスタQ21,Q22,Q23
及びQ24のエミツタは、スイツチングパルス入力
端子14a,14b,14c及び14dに夫々接
続されている。トランジスタQ30は入力端子15
よりの信号がベースに印加されてスイツチングす
る。
まず、再生時の動作について説明するに、再生
時は入力端子15にハイレべルの信号が入力され
るように構成されているため、トランジスタQ30
がオンとなる。これにより、トランジスタQ21
Q22,Q23及びQ24のベースは抵抗R21,R22,R23
及びR24とトランジスタQ30のコレクタ,エミツ
タとを夫々介して接地されたことになり、トラン
ジスタQ21〜Q24は夫々オンとなる。この結果、
入力端子14a〜14dに入来するスイツチング
パルスは、オンとされたトランジスタQ21〜Q24
のエミツタ,コレクタを通してトランジスタQ11
〜Q14のベースに別々に印加される。
このスイツチングパルスは第5図の入力端子8
a〜8dに入来するスイツチングパルスと同じも
のであり、4個の回転ヘツドA1,B1,A2及
びB2のうち再生期間中の一の回転ヘツドのチヤ
ンネルのスイツチングパルスはローレべルとな
り、残りの再生休止期間中の3個の回転ヘツドの
チヤンネルのスイツチングパルスは夫々ハイレべ
ルとなる。これにより、再生時は第4図及び第5
図に示した従来装置と同様の動作が行なわれ、再
生期間中の一の回転ヘツドのみが、プリアンプ5
a〜5dのうちの対応する一のプリアンプに供給
される。
これに対し、記録時には入力端子15にローレ
べルの信号が入力されるように構成されているた
め、トランジスタQ30がオフとなる。これによ
り、抵抗R30及びR21〜R24を介して正の直流電源
電圧+VccがトランジスタQ21〜Q24の各ベースの
夫々印加されるため、トランジスタQ21〜Q24
夫々オフとなる。
従つて、トランジスタQ11〜Q14の各ベースは
ハイインピーダンスとなり、実質的にオープンさ
れたことと等価となる。この結果、前記したよう
に、高周波大振幅の記録信号がトランジスタQ11
〜Q14のコレクタに印加されても、そのベースに
漏れる信号を殆ど無くすことができる。また、こ
のときには入力端子14a〜14dよりのスイツ
チングパルスは、トランジスタQ21〜Q24により
阻止されてトランジスタQ11〜Q14のベースには
印加されないのは勿論である。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えばトランジスタQ21〜Q24の代り
に、TLL ICの74LS125のような3ステート出力
バツフアを介して再生時は各スイツチングパルス
をトランジスタQ11〜Q14に供給し、記録時は上
記バツフアの出力をハイインピーダンスにする構
成としてもよい。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、ロータリートラ
ンスの2次側に設けられたスイツチングトランジ
スタのベースを、記録時に実質的にオープンとな
るようにしたので、記録信号が上記スイツチング
トランジスタのコレクタに印加されても、そのベ
ースに殆ど漏れることがなく、記録電流の歪みを
従来に比し大幅に低減することができる等の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す回路図、
第2図は本考案を適用し得るVTRの回転ヘツド
の配置関係等を示す図、第3図はテープパターン
の一例を示す図、第4図は従来装置の一例のブロ
ツク系統図、第5図は従来装置の一例の回路図、
第6図は第5図図示回路の要部の動作を説明する
ための回路図である。 1……回転シリンダ、2……磁気テープ、3a
〜3d……ロータリートランス、14a〜14d
……スイツチングパルス入力端子、15……入力
端子、A1,A2,B1,B2……回転ヘツド、
Q11〜Q14,Q30……スイツチング用NPNトランジ
スタ、Q21〜Q24……スイツチング用PNPトラン
ジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープ上に同時に摺接走査する回転ヘツド
    が常に2個以上あるように、回転シリンダの回転
    面に配置された複数個の回転ヘツドを順次使用し
    て情報信号の記録及び再生を上記磁気テープに対
    して行なう回転ヘツド式記録再生装置において、 前記複数個の回転ヘツドが別々に1次側に接続
    されている複数個のロータリートランスの2次側
    の両端子間を、互いに独立してそのオンによりシ
    ヨートし又はそのオフによりオープンとする複数
    個のスイツチングトランジスタと、 再生時は前記複数個の回転ヘツドのうち再生期
    間中の一の回転ヘツドに対応して設けられた一の
    該スイツチングトランジスタをオフとし、残りの
    再生休止期間中の回転ヘツドに対応して設けられ
    た残りの該スイツチングトランジスタ夫々をオン
    とするスイツチングパルスを該複数個のスイツチ
    ングトランジスタの各ベースに夫々印加し、記録
    時は該複数個のスイツチングトランジスタのベー
    スを実質的にオープンとする制御手段とより構成
    した回転ヘツド式記録再生装置。
JP17140086U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH0519842Y2 (ja)

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