JP2512834B2 - 生タイヤ成形装置および生タイヤ成形方法 - Google Patents

生タイヤ成形装置および生タイヤ成形方法

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JP2512834B2 JP51509090A JP51509090A JP2512834B2 JP 2512834 B2 JP2512834 B2 JP 2512834B2 JP 51509090 A JP51509090 A JP 51509090A JP 51509090 A JP51509090 A JP 51509090A JP 2512834 B2 JP2512834 B2 JP 2512834B2
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和明 近藤
正明 飯村
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、生タイヤ成形装置および生タイヤ成形方法
に関する。さらに詳しくは、生タイヤ成形ファーマとベ
ルト成形フォーマとの間に設けられ、その双方の間を移
動して、生タイヤ成形フォーマでトロイダル状にシェー
ピングされるグリーンカーカスの外周位置にベルト成形
フォーマで成形されたベルト・トレッド組立体に組付け
のために移送するトランスフアリングを用いる生タイヤ
成形装置の改良および同装置を用いた生タイヤ成形方法
に関する。
背景技術 従来の技術は、たとえば、第12図に示すように、一方
のベルト成形フォーマ(101)でベルト・トレッド組立
体を成形し、他方の生タイヤ成形フォーマ(102)でグ
リーンカーカスを成形して、これにビードセッティング
機構(103A)、(103B)にビードを支持させ、これをエ
ヤシリンダ(104A)、(104B)で駆動してタイヤ成形フ
ォーマ(102)の所定位置にビードを供給し、第1およ
び第2肩部フォーマ(106A)、(106B)に内蔵するビー
ドロック機構を拡径して、ビードをグリーンカーカスで
固着するとともに、ベルト成形フォーマ(101)で成形
されたベルト・トレッド組立体を移送機構(105)によ
ってグリーンカーカスの外周位置に供給し、ついで肩部
フォーマ(106A)、(106B)を図示しない駆動手段によ
って互いに内方に移動させつつシェーピングエヤーを供
給してグリーンカーカスをトロイダル状にシェーピング
して、ベルト・トレッド組立体を組付け、さらに第1お
よび第2肩部フォーマ(106A)、(106B)に備えたプラ
イ折返しブラダーの膨出によってカーカスプライの両縁
部をビード回りに折返すとともに、角折返しブラダーの
外側に設けられている押圧ブラダー(たとえば、特開昭
59−70548号公報)の膨出によってプライ折返しブラダ
ーはさらに両外側から押圧されてカーカスプライの折返
し部およびサイドウォール部を強固にカーカス本体部に
固着してグリーンタイヤを完成する。
この種の生タイヤ成形に用いられる従来の装置は、前
記のように一般にかなり複雑な構成になっており、たと
えば、ビードを生タイヤ成形フォーマ上のグリーンカー
カスの所定位置へセットするためのビードセッティング
機構(ビードセッター(103A)、(103B))およびカー
カスプライの折返しプラダーを側面から押圧する押圧機
構(押圧ブラダー)とが、それぞれ独立して別個に設け
られている。
また、従来のタイヤ成形装置においては、移送機構は
ベルト・トレッド組立体を保持し、そして解放するべ
く、ベルト・トレッド組立体の外周面に対応する内周面
を構成する多数のセグメントとそれらセグメントをそれ
ぞれ半径方向に移動させて、セグメントが形成する環状
部の内径の拡縮を行うため、すなわち、セグメントの拡
縮に空気圧を利用したブラダーあるいはエヤーシリンダ
を用いるものであるから、ベルト・トレッド組立体を保
持してグリーンカーカスの外周位置に位置付けし、グリ
ーンカーカスをトロイダル状にシェーピングして組付け
る際に、シェーピング内圧によるグリーンカーカスの拡
張力が発生してベルト・トレッド組立体が外方へ押圧さ
れ、その押圧力がセグメントを介してその駆動部である
ブラダーあるいはエヤーシリンダに作用したとき、空気
が圧縮されてセグメントが後退する。このため、ベルト
外径とトレッド外径とが不都合に拡大してしまい、不良
品となるという問題がある。また、グリーンカーカスに
組付けられたときのベルト・トレッド組立体は第11図に
点線(C)で囲んで示すようにその両側縁で確実には接
着していないので、後にステッチャを用いて両側縁部分
を押圧せねばならず、その結果押圧するときにブレーカ
エッジが変形したり、コードが蛇行したり分離したりし
てタイヤのユニフォミティに悪影響を与える問題もあ
る。
さらに、完成したグリーンタイヤをタイヤ成形フォー
マから取出すのに専用の取出機構を別個に設けたり、あ
るいは移送機構のセグメントを利用したりしているが、
専用機構はそれだけ設備が複雑化し、移送機構のセグメ
ント利用は移送機構からグリーンタイヤを取出すのに手
間がかかるなどの欠点がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みなされたも
のであって、ビードセッターと折返しブラダー押圧機構
の構造が大幅に簡略化され、しかもベルト・トレッド組
立体をグリーンカーカスに組付ける際、カーカスの膨出
力に対してベルト移送機構の各セグメントが定位置を維
持できて、ベルト外径とトレッド外径との不都合な拡大
が防止されて不良品の発生が少なく、さらにグリーンタ
イヤを取出すのに手間がかからず作業性の良好な、生タ
イヤ成形装置および生タイヤ成形方法を提供することを
目的とする。
すなわち、本発明の第1態様は、ビードセッティング
機構にプライ折返しプラダーを押圧させる機能を付加
し、これを移送機構を利用してタイヤ成形フォーマ側に
移動させる構成とすることにより構造を簡略化すること
に主眼を置いた生タイヤ成形装置および方法を提供する
ことを目的とする。
さらに、本発明の第2態様は、移送機構に生タイヤ取
出機構を同体的に設けてグリーンタイヤの取出機構を改
善することに主眼を置いた生タイヤの成形装置を提供す
ることを目的とする。
発明の開示 本発明の第1態様は、ベルト成形機構(1)と、移送
機構(2)と、生タイヤ成形機構(3)と、第1ビード
セッティング機構(4)と、第2ビードセッティング機
構(5)とからなる生タイヤ成形装置であって、 (1)前記生タイヤ成形機構(3)の第1および第2肩
部フォーマ部材(35A)、(35B)がプライ折返しブラダ
ー(7)を有し、 (2)前記第1ビードセッティング機構(4)が前記ベ
ルト成形機構(1)の駆動軸端部に保持部材が配設さ
れ、該保持部材によって、ビード移送兼プライ折返しブ
ラダー押圧部材が着脱自在に保持されてなり、 (3)前記移送機構(2)が前記ビード移送兼プライ折
返しブラダー押圧部材(42)との係合部材(23)を有
し、該係合部材(23)により前記ビード移送兼プライ折
返しブラダー押圧部材(42)が係合保持されて前記生タ
イヤ成形機構(3)の第1肩部フォーマ部材(35A)の
ビードセット位置まで移動し、これにより前記ビード移
送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)の端面が第1
肩部フォーマ部材(35A)に配設された前記プライ折返
しブラダー(7)をその膨出時に押圧でき、 (4)前記第2ビードセッティング機構(5)のビード
移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)が駆動部
(54)により生タイヤ成形機構(3)の第2肩部フォー
マ部材(35B)のビードセット位置まで移動し、これに
より前記ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
(53)の端面が第2肩部フォーマ部材(35B)に配設さ
れた前記プライ折返しブラダー(7)をその膨出時に押
圧できる ことを特徴とする生タイヤ成形装置に関する。
本発明の第2態様は、前記移送機構(2)が、中心方
向に向かって進退可能なセグメントの一部にグリーンタ
イヤを外方から保持するグリーンタイヤ受けバケット
(91)とグリーンタイヤ押圧ロール(94)とを生タイヤ
成形機構側に突設されてなるグリーンタイヤ取出機構
(9)を有していることを特徴とする生タイヤ成形装置
に関する。
本発明の生タイヤ成形方法は、ビード移送とプライ折
返しブラダー押圧の両機能を有する部材ををベルト・ト
レッド組立体の移送機構に連結し、前記部材を前記移送
機構と一体になった状態で移送して一方のビードセッテ
ィングとプライ折返しを完了するとともに、ビード移送
とプライ折返しプラダー押圧の両機能を有する部材を駆
動部により移送し他方のビードセッティングとプライ折
返しを完了し、かつ前記ビードセッティング工程および
プライ折返し工程が終了するたびに前記部材を該部材の
軸方向に沿って移送機構から離脱させる工程を有してい
ることを特徴とする。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の1実施例の構成の概略を示す正面
図、第2図はベルト成形部および第1ビードセッティン
グ機構の断面図、第3図は第1ビードセッティング機構
の保持部材の正面図、第4図は移送機構の正面図、第5
図は移送機構の軸方向断面図、第6図はプライ折返しブ
ラダーの概略部分縦断面図、第7図はビード移送兼プラ
イ折返しブラダー押圧部材によりプライ折返しブラダー
を押圧している状態を示す説明図、第8図は第2ビード
セッティング機構のビード移送兼プライ折返しブラダー
押圧部材の要部断面図、第9図は移送機構のベルト・ト
レッド組立体保持セグメントの概略駆動系統図、第10図
は移送機構のベルト・トレッド組立体保持セグメントの
セグメント突出による成形作用を示す説明図、第11図は
接着不良を生じやすい部分を示すグリーンタイヤの概略
断面図、第12図は従来のタイヤ成形装置の概略図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
るが、もとより本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
本発明の1実施例の生タイヤ成形装置は、第1図に概
略を示すように、単一の基盤(B)上に配設されたベル
ト成形機構(1)と移送機構(2)と生タイヤ成形機構
(3)と第1ビードセッティング機構(4)と第2ビー
ドセッティング機構(5)とからなっている。
なお、このベルト成形機構(1)および生タイヤ成形
機構(3)に関する材料供給装置は、従来のものと同様
なので図示説明を省略する。
ベルト成形機構(1)は、ベルトフォーマ部(11)と
ベルトフォーマ駆動部(12)とからなり、このベルトフ
ォーマ駆動部(12)の駆動軸(13)はベルトフォーマ部
(11)を貫通した自由端部を有している。ベルトフォー
マ部(11)は、ベルト・トレッド組立体(6)をその外
周において成形するもので(第2図参照)、従来のもの
と同様であるから詳細な説明は省略する。駆動部(12)
は、駆動軸(13)と、駆動軸回転用モータ(14)と、支
持部材(15)とからなる。
移送機構(以下、トランスフアリングともいう)
(2)は、リング状枠部材(21)、この枠部材(21)を
移動させる駆動部(22)、前記ビード移送兼プライ折返
しブラダー押圧部材(42)を係合保持する係合保持部材
(23)およびベルト・トレッド組立体保持部材(24)か
らなる(第4〜5図参照)。この枠部材(21)は、駆動
部(22)の駆動により基盤(B)の長手方向に沿って、
ベルト成形機構(1)と生タイヤ成形機構(3)との間
を往復移動することができる。駆動部(22)は、従来よ
りこの種の移動機構に用いられているいかなるものも用
いることができる。その一例として、モータ(22a)、
駆動ねじ部材(22b)およびこれと螺合するめねじ体(2
2c)、スライドレール(22d)およびこれに滑動自在に
外嵌するスライド部材(22e)などからなるものがあげ
られる。
なお、ベルト・トレッド組立体保持部材(24)につい
ては、後述する。
生タイヤ成形機構(3)は、成形フォーマ部(31)と
その駆動部(32)とからなっている。成形フォーマ部
(31)は、駆動部(32)から延伸された主軸(33)に片
持装着され、テレスコープ式成形部材(34A)、(34B)
ならびに第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(3
5B)を有している。テレスコープ式成形部材(34A)、
(34B)は第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、
(35B)にそれぞれ支持された強固な円筒体であって、
直径が互いに僅かに異なっている。このため肩部成形時
に第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(35B)が
互いに軸方向内方に相寄る、いわゆるビードの幅寄せの
際、テレスコープ式に一方が他方に嵌入してフォーマ幅
が短縮されるようになっている。図中(36)は主軸(3
3)を片持支持して回転駆動する回転支持部材、(37)
は第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(35B)の
内方移動用モータである。(38)は主軸(33)の駆動用
モータである。この成形フォーマ部(31)は、第1およ
び第2肩部フォーマ部材(35A)、(35B)の外周面に第
6〜7図に示すようにプライ折返しブラダー(7)を有
し、また、拡縮径可能な公知構造(たとえば、特公昭59
−38097号公報)のビードロック機構(図示せず)を有
している。
前記駆動軸(13)の自由端部には、第1ビードセッテ
ィング機構(4)が配設されている。第1ビードセッテ
ィング機構(4)は、第2〜3図に示すように、駆動軸
(13)の自由端部に嵌合されている保持部材(41)とこ
の保持部材(41)に着脱自在に嵌合しているビード移送
兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)とからなってい
る。この第1ビードセッティング機構(4)の保持部材
(41)は、駆動軸(13)の先端に嵌合された円板状部材
(41a)とこの円板状部材(41a)の外縁部に接続された
短円筒体(41b)とからなる。この短円筒体(41b)に
は、ビード(43)の内周に6ヵ所で接して駆動軸(13)
の軸心線の延長線上にビード(43)が位置するようにビ
ード支持部材(44)が生タイヤ成形機構(3)に向けて
垂設されている。またビード移送兼プライ折返しブラダ
ー押圧部材(42)は、第2図に示すように、リング状に
形成され、前記短円筒体(41b)の外周に生タイヤ成形
機構(3)方向に脱着できるように嵌合されている。そ
の嵌合部は第2〜3図に示すように、短円筒体(41b)
側にボールプランジャ(41c)を配設して外周面に突出
させ、ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(4
2)の対応する内周面に凹溝(42a)を配設して、不用意
に脱落しないように係合されている。この係合状態でビ
ード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)の生タ
イヤ成形部に向いている端面(42b)は、平坦に形成さ
れていて、前記ビード支持部材(44)がほぼビード幅寸
法程度突出する位置に配設されている。この端面(42
b)は、プライ折返しブラダー押圧面として機能する。
また、この端面(42b)のビード(43)が当接する位置
には、ビード(43)を保持するために永久磁石が埋設さ
れビード保持部(42c)が形成されている。このビード
保持部(42c)は、ビード支持部材(44)にビード(4
3)を支持させると吸着して保持する。なお、このビー
ド保持部(42c)は着脱可能である。さらに、このビー
ド移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)の外周に
は、前記係合保持部材(23)のための被係合部として凹
溝(42d)が配設されている。
係合保持部材(23)は、第1図および第4〜5図に示
すように、エヤーシリンダ(23a)とこのエヤーシリン
ダ(23a)により駆動される係合部材(23b)とからな
り、リング状枠部材(21)のベルトフォーマ部(11)に
向かっている面の3箇所に配設されている。この係合部
材(23b)は、エヤーシリンダ(23a)の駆動により、中
心方向に突出し前記凹溝(42d)に進入してこれを係合
保持する。
第2ビードセッティング機構(5)は、ビード保持部
材(51)と、これを支持する支持部材(52)と、ビード
移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)と、ビード
移送兼プライ折返しブラダー押圧部材駆動部(54)とか
らなっている。支持部材(52)は、第1図および第8図
に示すように、主軸(33)と同軸的に回転支持部(3)
のケーシング部材に固定されている。この支持部材(5
2)の成形フォーマ部側の面にはビード保持部材(51)
が装着されている。このビード保持部材(51)および支
持部材(52)の外側には、ビード移送兼プライ折返しブ
ラダー押圧部材(53)が配設されている。ビード移送兼
プライ折返しブラダー押圧部材(53)は、ビード移送兼
プライ折返しブラダー押圧部材駆動部(54)の駆動によ
りフォーマ部(31)と駆動部(32)の間を往復移動する
ことができる。ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧
部材駆動部(54)は、従来よりこの種の移動機構に用い
られているいかなるものも用いることができる。その一
例として、モータ(54a)、駆動ねじ部材(54b)および
これと螺合するめねじ体(54c)、スライドレール(54
d)およびこれに滑動自在に外嵌するスライド部材(54
e)などからからなるものがあげられる。また、ビード
移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)のビードと
当接する面(53a)は、第1ビードセッティング機構
(4)のビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
(42)の端面(42b)と同様に構成されている。すなわ
ち、ビード(55)が当接する部分にはビード保持部材
(53b)が配設されている。そのため、ビード移送兼プ
ライ折返しブラダー押圧部材(53)はビード(55)を保
持して移動できるとともに、プライ折返しブラダーを押
圧することができる。
移送機構(2)は、第4〜5図に示すように、ベルト
・トレッド組立体(6)をその外周に当接して保持する
ベルト・トレッド組立体保持部材(24)がリング状枠部
材(21)に環状を成すように円周方向に多数配設してあ
る。この保持部材(24)は、セグメント(24a)とこの
セグメント(24a)を中心方向に向かって進退駆動する
油圧シリンダ(24b)とからなっている。保持部材(2
4)の各セグメント(24a)を中心方向に駆動する各油圧
シリンダ(24b)は、第9〜10図に示すように、油圧駆
動装置(8)に接続されている。
油圧駆動装置(8)は、エヤー・ハイドロタンク(8
1)、エヤー用電磁切替弁(82)、オイル用電磁切替弁
(83)、およびそれらと油圧シリンダ(24b)とを結ぶ
配管とからなっている。エヤー・ハイドロタンク(81)
には、エヤー(A)およびオイル(0)が充填されてい
る。エヤーはエヤー供給源(図示せず)より配管にほり
エヤー用電磁切替弁(82)を介してエヤー・ハイドロタ
ンク(81)に供給される。エヤー・ハイドロタンク(8
1)に充填されているオイル(0)は、配管により、オ
イル用電磁切替弁(83)を介して油圧シリンダ(24b)
のオイル室(84)に供給されている。油圧シリンダ(24
B)のエヤー室(85)のエヤーは、配管によりエヤー用
電磁切替弁(82)を介して放出される。第9図は、ベル
トフォーマ部(11)上に成形されたベルト・トレッド組
立体(6)を保持するために、そのセグメント(24a)
が縮径しつつある状態を示す。すなわち、エヤー・ハイ
ドロタンク(81)に空気供給源から配管(P1)を通して
エヤーが供給され、それによりオイルがエヤー・ハイド
ロタンク(81)から各シリンダ(24b)に送られるとと
もに、各シリンダ(24b)のエヤーが配管(P2)を通し
て排気されるので、ピストン(24c)がオイルに押され
る。そのため、セグメント(24a)は中心方向に前進移
動し、ベルト・トレッド組立体(6)に当接しそれを保
持する。しかるのち、ベルトフォーマ部(11)が縮径し
て、ベルトフォーマ部(11)からベルト・トレッド組立
体(6)が抜取り可能となる。なお、第9図において、
エヤー用電磁切替弁(82)を切替えるとエヤーの供給側
と排気側とが切替わり、配管(P2)からエヤーが供給さ
れ、配管(P1)からエヤーが排気されることになり、ピ
ストン(24c)が反対方向に押されてセグメント(24a)
はベルトフォーマ部(11)の中心から離れる方向に後退
移動する。たとえば、トロイダル状にシェーピングした
グリーンカーカス(63)にベルト・トレッド組立体
(6)を圧着貼付け完了後、前記の後退移動をする。第
10図は、トランスフアリング(2)が成形フォーマ部
(31)上の正規位置(センター)にベルト・トレッド組
立体(6)を位置づけて待機しており、成形フォーマ部
(31)上のグリーンカーカス(63)が内圧(IP)の影響
によりトロイダル状にシェーピングして、前記待機位置
のベルト・トレッド組立体(6)に圧接し、シェーピン
グ内圧(IP)による拡張力(トランスフアリング(2)
の油圧シリンダ(24b)のピストン(24c)、したがって
セグメント(24a)を後退させようとする力)が発生し
ている状態を示すものであり、このとき、すなわちシェ
ーピングの開始と同時にオイル用電磁切替弁(83)は閉
位置に切替えられて油圧シリンダ(24b)のオイル室(8
4)にはオイルが封入状態となっており、オイルはエヤ
ーとは異なり非圧縮性流体であるため、シェーピングが
進行しても油圧シリンダ(24b)のオイル圧が上昇する
のみで、シェーピング内圧による拡張力に対してピスト
ン(24c)およびセグメント(24a)が後退することはな
い。このことによって、ベルト(62)とトレッド(61)
は、第1にベルト外径(BD)およびトレッド外径(TD)
が正規寸法に維持されること、第2に第10図に示すよう
にセグメント(24a)に保持されたフラット状態のまま
で、シェーピングされたグリーンカーカス(63)に圧着
貼付けられることの2つの作用を生じる。したがって、
従来のエヤーシリンダによりセグメント(24a)を進退
移動させる方式における欠点、すなわち、シェーピング
の進行によりピストン(24c)およびセグメント(24a)
が後退し、ベルト外径とトレッド外径が不都合に拡大さ
れてしまい不良品となること、またシェーピング完了
時、ベルト・トレッド組立体(6)は第11図に点線
(C)で囲んで示すように、その両エッジを残してグリ
ーンカーカスに貼付けられているので、後続のステッチ
ング工程においてステッチャーを用いて前記両エッジ部
分を強制的にカーカスに圧接せねばならず、その結果、
ブレーカーエッジが変形したり、コードが蛇行したり分
離したりして、タイヤの均質性に多大の悪影響を与える
ことがすべて解消されることになる。
なお、前記油圧シリンダ(24b)は、最大210kg/cm2
油圧に耐えうるように設計されている。この油圧シリン
ダ(24b)によりセグメント(24a)を駆動することがで
きるトランスフアリングは、いわゆるテレスコープ式成
形フォーマのみならずラバーフォーマなど肩部フォーマ
の追込み(すなわち、ビードの幅寄せ)が大きくできる
タイプのフォーマを用いてシェーピングする成形装置に
も適用できる。
さらに本実施例においては、第5図に示すように、移
送機構(2)は、グリーンタイヤ取出機構(9)を有し
ている。グリーンタイヤ取出機構(9)は、グリーンタ
イヤ受けバケット(91)と、バケット支持部材(92)
と、タイヤ押さえロール軸(93)と、タイヤ押さえロー
ル(94)とかななる。グリーンタイヤ受けバケット(9
1)は、グリーンタイヤをその上面に保持するため、円
弧状に形成されている。バケット支持部材(92)は、移
送機構(2)の下部の2個のセグメント(24a)に固着
され、成形フォーマ部(31)側へグリーンタイヤ幅程突
出している。タイヤ押さえロール軸(93)は、移送機構
(2)の上部の2個のセグメント(24a)に固着され、
バケット支持部材(92)同様成形フォーマ部(31)側へ
グリーンタイヤ幅程突出している。タイヤ押さえロール
(94)は、タイヤ押さえロール軸(93)に回転自在に保
持されている。タイヤ押さえロール軸(93)は、バケッ
ト支持部材(92)に相対する位置に配設されるのが好ま
しい。このグリーンタイヤ取出機構(9)は、生タイヤ
成形機構(3)で完成されたグリーンタイヤを保持して
取出すものであり、取出したグリーンタイヤは作業員に
より近くの移送車に渡し込まれる。
つぎにこの生タイヤ成形装置を用いた生タイヤ成形方
法について説明する。
(1)第2図に示すように、第1ビードセッティング機
構のビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)
は保持部材(41)に保持され待機状態にある。この状態
において、ビード(43)がビード支持部材(44)にセッ
トされる。一方、第8図に示すように、第2ビードセッ
ティング機構のビード移送兼プライ折返しブラダー押圧
部材(53)も同様に待機状態にある。この状態におい
て、ビード(55)がビード保持部材(51)にセットされ
る。
(2)このとき移送機構(2)は、第1図に示す成形フ
ォーマ部(31)のフォーマセンタ位置(L0)からグリー
ンタイヤ幅だけ(LA)側に位置し、完成したグリーンタ
イヤをグリーンタイヤ取出機構(9)により保持してい
る。
(3)移送機構(2)がこの状態で待機位置(L1)まで
戻る。
(4)移送機構(2)が待機位置(L1)まで戻ると、セ
グメント(24a)が後退移動する。このため、セグメン
ト(24a)を介して保持されているグリーンタイヤ取出
機構(9)のタイヤ押さえローラ(94)が上昇するとと
もに、バケット(91)が下降し、グリーンタイヤの拘束
を解除する。
(5)このグリーンタイヤを作業員がバケット(91)か
ら移送車へ積み込む。
(6)移送機構(2)が待機位置(L1)から受渡し位置
(L2)まで移動する。
(7)移送機構(2)の係合保持部材(23)が駆動さ
れ、係合部材(23b)が中心方向に突出し凹溝(42d)と
係合し、ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
(42)を保持する。
(8)移送機構(2)が待機位置(L1)まで戻る。この
とき、ビード(43)はビード保持部(42c)に吸着され
ている。
(9)この間に第1および第2肩部フォーマ部材(35
A)、(35B)が全開状態の成形フォーマ部(31)上で
は、タイヤ構成材料が順次貼付され円筒状のグリーンカ
ーカスが形成されている。
(10)グリーンカーカスの成形が終わると、移送機構
(2)および第2ビードセッティング機構(5)のビー
ド移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)が、成形
フォーマ部(31)に向かって移動する。このとき、ビー
ド(55)がビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
(53)のビード保持部材(53b)に吸着されている。
(11)ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(4
2)、(53)がそれぞれ成形フォーマ部(31)上のビー
ドセット位置(LA)、(LB)に到達すると、移送機構
(2)およびビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部
材(53)の移動が停止する。
(12)第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(35
B)のビードロック機構が拡径して、カーカスが吊上が
り、ビード(43)、(55)がカーカスに接触して固定さ
れると同時に、移送機構(2)が待機位置(L1)に、ま
たビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)が
待機位置までそれぞれ戻る。
(13)移送機構(2)が受渡し位置(L2)まで移動す
る。
(14)移送機構(2)の係合保持部材(23)が駆動さ
れ、係合部材(23)が後退する。これにより、ビード移
送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)が解放される
とともに保持部材(41)に保持される。
(15)移送機構(2)がベルトフォーマ部(11)のフォ
ーマセンタ(L3)まで移動する。
(16)移送機構(2)のベルト・トレッド組立体保持部
材(24)が駆動され、セグメント(24a)が中心方向に
移動する。これによりベルト・トレッド組立体保持部材
(24)が縮径し、セグメント(24a)がベルト・トレッ
ド組立体(6)を保持する。
(17)移送機構(2)が待機位置(L1)まで戻る。
(18)移送機構(2)が成形フォーマ部(31)のフォー
マセンタ位置(L0)まで移動し、ベルト・トレッド組立
体(6)を成形フォーマ部(31)上のグリーンカーカス
上にセットする。
(19)第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(35
B)がモータ(37)により駆動され、全開状態から、互
いに軸心に沿ってフォーマセンタ方向に移動しビードの
幅寄せが行われる。
(20)これと同時に内圧(IP)がカーカス内に供給され
て、トロイダル状とするためのシェーピングが開始され
る。
(21)第1および第2肩部フォーマ部材が閉じ、停止設
定位置になるまでシェーピングが進んで、トロイダル状
のカーカスの頂部が、待機しているベルト・トレッド組
立体(6)に圧着される。
(22)トレッド肩部がステッチャで圧着される。
(23)移送機構(2)が待機位置(L1)まで戻る。
(24)移送機構(2)が受渡し位置(L2)に移動し、ビ
ード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)(ビー
ドなし)を受取り待機位置(L1)に戻る。
(25)第1および第2肩部フォーマ部材(35A)、(35
B)の折返しブラダー(7)、(7)が膨脹して、サイ
ドウォール部とプライ端縁部をビード回りに折返す。
(26)一定時間経過後、移送機構(2)に保持されたビ
ード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(42)とビー
ド移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)とが成形
フォーマ部(31)に向かって互いに移動して、膨脹中の
折返しブラダー(7)、(7)をそれぞれ端面(42
a)、(53a)で、所定の押圧限界まで押圧し、折返しを
完成させる。
(27)移送機構(2)が待機位置(L1)に戻り、ビード
移送兼プライ折返しブラダー押圧部材(53)も待機位置
に戻る。
なお、別の実施例では、グリーンカーカスは生タイヤ
成形フォーマで成形されず、別のバンド成形機で成形し
たものをこの成形フォーマ部(31)に被着し、この発明
の装置により、ビードセット、シェーピング、折返しを
行うこともできる。
産業上の利用可能性 本発明によれば、ビートセッティング機構により折返
しブラダー押圧を行うので、従来のブラダー押圧機構を
省略でき、かつ移送機構により一方のビード移送を行う
ため一方のビード移送機構を省略できるので、装置を簡
略化することができるとともにビードセット精度維持な
どが容易となり、さらに成形装置の精度維持も容易とな
り、さらにまた、成形装置の全長も短縮できる。さら
に、移送機構にグリーンタイヤ取出機構を設けているの
で、別個に設けていたグリーンタイヤ取出機構を省略で
き、装置が簡略され、取出し作業の能率が向上する。
本発明の成形方法によれば、ベルト・トレッド組立体
移送機構がビードセッティング機構のビードを保持した
ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材を待機位置
から生タイヤ成形機構のビードセット位置まで移送して
ビードロックを完了し、同時に第2ビードセッティング
機構のビードを保持したビード移送兼プライ折返しブラ
ダー押圧部材が駆動部により待機位置から生タイヤ成形
機構のビードセット位置まで移送されてビードロックを
完了し、ついで生タイヤ成形機構上の円筒状カーカスが
トロイダル状にシェーピングされたのち、カーカス両側
部を折返しブラダーの膨出によりビード回りに折返す際
に、前記移送機構が前記ビード移送兼プライ折返しブラ
ダー押圧部材を待機位置から生タイヤ成形機構側に移送
し膨出した折返しブラダーを側面から押圧し、それと同
時に、前記ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
が駆動部により生タイヤ成形機構側に移送されて膨出し
た折返しブラダーを側面から押圧し、それぞれカーカス
側縁部の折返しを完了することができる。
本発明の第1態様によれば、従来の生タイヤ成形装置
において、ビードセッティング機構にプライ折返しブラ
ダーを押圧する機能を付加しているので、従来のブラダ
ー押圧機構を省略でき装置を簡略化することができる。
本発明の第2態様によれば、ベルト・トレッド組立体
保持部材のセグメントの駆動を油圧シリンダにより行っ
ているので、シェーピング時にグリーンカーカス内に発
生する内圧によりセグメントが移動しベルト外径が不都
合に拡大してタイヤが不良品となることもない。
本発明の第3態様によれば、移送機構にグリーンタイ
ヤ取出機構を設けているので、別個に設けていたグリー
ンタイヤ取出機構を省略でき、装置が簡略され、取出し
作業の能率が向上する。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト成形機構と、移送機構と、生タイヤ
    成形機構と、第1ビードセッティング機構と、第2ビー
    ドセッティング機構とからなる生タイヤ成形装置であっ
    て、 (1)前記生タイヤ成形機構の第1および第2肩部フォ
    ーマ部材がプライ折返しブラダーを有し、 (2)前記第1ビードセッティング機構が前記ベルト成
    形機構の駆動軸端部に保持部材が配設され、該保持部材
    によって、ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材
    が着脱自在に保持されてなり、 (3)前記移送機構が前記ビード移送兼プライ折返しブ
    ラダー押圧部材との係合部材を有し、該係合部材により
    前記ビード移送兼プライ折返しブラダー押圧部材が係合
    保持されて前記生タイヤ成形機構の第1肩部フォーマ部
    材のビードセット位置まで移動し、これにより前記ビー
    ド移送兼プライ折返しブラダー押圧部材の端面が第1肩
    部フォーマ部材に配設された前記プライ折返しブラダー
    をその膨出時に押圧でき、 (4)前記第2ビードセッティング機構のビード移送兼
    プライ折返しブラダー押圧部材が駆動部により前記生タ
    イヤ成形機構の第2肩部フォーマ部材のビードセット位
    置まで移動し、これにより前記ビード移送兼プライ折返
    しブラダー押圧部材の端面が第2肩部フォーマ部材に配
    設された前記プライ折返しブラダーをその膨出時に押圧
    できることを特徴とする生タイヤ成形装置。
  2. 【請求項2】ベルト成形機構と、移送機構と、生タイヤ
    成形機構を備えた生タイヤ成形装置であって、 前記移送機構が中心方向に向って進退可能なセグメント
    の一部にグリーンタイヤを外方から保持するグリーンタ
    イヤ受けバケットとグリーンタイヤ押えロールとを生タ
    イヤ成形機構側に突設されてなるグリーンタイヤ取出機
    構を有していることを特徴とする生タイヤ成形装置。
  3. 【請求項3】ベルト成形工程と、グリーンカーカス成形
    工程と、ビードセッティング工程と、ベルト・トレッド
    組立体取付工程と、グリーンカーカスのトロイダル状シ
    ェーピング工程とからなる生タイヤ成形方法であって、 ビード移送とプライ折返しブラダー押圧の両機能を有す
    る部材をベルト・トレッド組立体の移送機構に連結し、
    前記部材を前記移送機構と一体になった状態で移送して
    一方のビードセッティングとプライ折返しを完了すると
    ともに、ビード移送とプライ折返しブラダー押圧の両機
    能を有する部材を駆動部により移送し他方のビードセッ
    ティングとプライ折返しを完了し、かつ前記ビードセッ
    ティング工程およびプライ折返し工程が終了するたびに
    前記部材を該部材の軸方向に沿って移送機構から離脱さ
    せる工程を有していることを特徴とする生タイヤ成形方
    法。
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