JPH0255125A - タイヤ成形機のターンアップ装置 - Google Patents

タイヤ成形機のターンアップ装置

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Publication number
JPH0255125A
JPH0255125A JP63205085A JP20508588A JPH0255125A JP H0255125 A JPH0255125 A JP H0255125A JP 63205085 A JP63205085 A JP 63205085A JP 20508588 A JP20508588 A JP 20508588A JP H0255125 A JPH0255125 A JP H0255125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turn
bladder
diameter
overhang
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63205085A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Ichiyanagi
満 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP63205085A priority Critical patent/JPH0255125A/ja
Publication of JPH0255125A publication Critical patent/JPH0255125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車用のバイアスタイヤ成形機およびラ
ジアルタイヤの一次成形機などのタイヤ成形機における
ターンアップ装置に関し、成形用ドラムに対するカーカ
スプライの巻付は作業が容易になるようにしたものであ
る。
(従来の技術) タイヤ成形機として、直径が拡大・縮小自在に形成され
た成形ドラムの両側方に、拡径状態の上記成形ドラムに
無端状に巻き付けたカーカスプライのオーバハング部を
上記成形ドラムの肩に沿って折曲げるためのプライダウ
ンフィンガ、この折曲げられたオーバハング部の外面に
ビードヮイヤを圧接して取付けるためのビードセットリ
ング、および上記ビードワイヤを上記カーカスプライの
オーバハング部で包むようにこのオーバハング部を折返
すためのターンアップブラダをそれぞれ軸方向に進退自
在に設けたものが知られている(例えば、特公昭62−
35387号公報参照)。
このような型式のタイヤ成型機では、拡径状態の成形ド
ラムにカーカスプライを巻付けた際、カーカスプライの
巻始めと巻終りとを重ね継ぎしているが、カーカスプラ
イが成形ドラムの肩からはみ出すオーバハング部は、こ
の部分を内側から支えるものが存在しないので、作業員
が巻始めと巻終りとの重なり部を両手で挟んで圧着して
いた。
なお、トラックやバス用のタイヤでは、拡径状態の成形
ドラムの両側にこれと同じ直径の円筒状に形成されたプ
ライリングを位置させ、このプライリング上で上記オー
バハング部の重ね継ぎをしているが、乗用車用のタイヤ
は、クラウン高さが小さいので、上記のプライリングを
使用することができなかった。
(発明が解決しようとする課題) カーカスプライの両端を重ね継ぎする際、乗用車用タイ
ヤにおいてはプライリングを使用することができないの
で、従来は、オーバハング部を、支えの無い不安定な状
態で、作業員が手で挟んで接合しており、そのため継ぎ
目がドラム上部分の継ぎ目からずれたり、不完全になっ
たりすると共に、成形作業の自動化を不可能にしていた
この発明は、ターンアップブラダを用いたターンアップ
装置の一部を利用して上記オーバハング部を支え、これ
により上記の重ね継ぎを容易にし、かつ自動化を可能に
したものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、上記ターンアップブラダの
口部が固定されてターンアップブラダと共に進退するブ
ラダ保持リングの成形ドラム側部分に多数個の流体シリ
ンダを放射状に設け、この流体シリンダのピストンに上
′記ターンアップブラダのリム側表面に接するセグメン
ト状リムを固定し、上記ピストンの引込時におけるター
ンアップブラダの外周が縮径時の成形ドラムの径と、ま
た上記ピストンの突出時におけるターンアップブラダの
外周が拡径時の成形ドラムの径とそれぞれ一致するよう
に形成する。
(作用) 成形ドラムのカーカスプライを巻付ける際、成形ドラム
を拡径すると共に、セグメント状リムを半径方向外向き
に押出して拡径し、成形ドラムの外径にターンアップブ
ラダのドラム側部分の外径を一致させると、カーカスプ
ライのオーババンク部がターンアップブラダのドラム側
部分で支えられる。したがって、巻始めおよび巻終りの
両端の重ね継ぎをカーカスプライの全幅に対して一様に
行なうことができる。そして、上記重ね継ぎの終了後、
上記のセグメント状リムをもとに戻し、ターンアップブ
ラダのドラム側部分を縮径すると、上記オーバハング部
分が弛むので、ビードワイヤの取付け、オーバハング部
のターンアップが従来どおり行なわれる。
(実施例) 第1図において、1は成形機の主軸、2は成形ドラムで
あり、この成形ドラム2は、半径方向に進退する多数個
のセグメントにより直径を拡大・縮小できるように形成
され、その縮径時に外面が完全な円柱面を形成する。上
記の主軸1の両側にターンアップブラダ用摺動ベース3
がキー1aに沿って摺動自在に嵌合し、この摺動ベース
3の駆動側端部に嵌合した軸受リング(図示されていな
い)に主軸1と平行な複数本の連結ロッド(図示されて
いない)が接続され、この連結ロンドを流体シリンダで
駆動することにより、上記摺動ベース3が主軸1と共に
回転しながら主軸1の方向に摺動するようになっている
上記摺動ベース3の中央部にブラダ保持リング4が固定
され、このブラダ保持リング4の外面にターンアップブ
ラダ5の口部が固定され、上記ブラダ保持リング4の駆
動側端部に円筒状リム6の基部が固定され、上記ターン
アップブラダ5を内側から支持している。なお、上記の
ブラダ保持リング4および摺動ベース3には、それぞれ
上記り−ンアップブラダ5に加圧空気を供給するための
給気孔4aおよび3aが設けられ、ホース7を介してニ
アコンプレッサ(図示されていない)に接続されている
一方、上記ブラダ保持リング4のドラム側に多数個の流
体シリンダ3bが一放射状に形成され、その底部が摺動
ベース3に設けた拡径用通気孔3Cおよびホース8を介
して前記のニアコンプレッサに接続されている。そして
、上記流体シリンダ3bに嵌合するピストン9の外向き
突出端にセグメント状リム10が固定され、このセグメ
ント状リム10の外面がターンアップブラダ5のドラム
側部分を支えている。なお、上記セグメント状リム10
の内側フック部に全数のセグメント状リム10を囲むよ
うに無端状に接続されたコイルスプリング11が装着さ
れる。
上記の構造において、図示のように、縮径状態の成形ド
ラム2に摺動ベース3が近接するとき、上記成形ドラム
2の各セグメントが半径方向外向きに押されて成形ドラ
ム2が拡径する(第2図参照)。次いで、放射状に並ぶ
流体シリンダ3bに高圧空気が供給され、ピストン9が
外向きに押出され(第3図参照)、セグメント状リム1
0がターンアップブラダ5のドラム側部分を拡径し、そ
の外径を拡径状態の成形ドラム2の直径に一致させる。
この状態でカーカスプライ20.21を上記の成形ドラ
ム2およびその両側のターンアップブラダ5,5にまた
がって巻付け、巻始めと巻終りを重ね継ぎする。次いで
、上記の流体シリンダ3bに対する給気を停止し、コイ
ルスプリング11の弾力によってセグメント状リム1o
をもとに戻し、ターンアップブラダ5を縮径してカーカ
スプライ20.21のオーバハング部を自由にし、しか
るのち両側方から、従来と同様にプライダウンフィンガ
(図示されていない)をドラム側に進めて上記オーバハ
ング部を折曲げ、次いで上記プライダウンフィンガを後
退させ、ビードセットリング(図示されていない)をド
ラム側に進めて上記オーバハング部の外面にビードワイ
ヤを圧着し、更にこのビードセットリングを後退させた
のち、ターンアップブラダ5に高圧空気を送ってターン
アップブラダを膨張させ、これによりオーバハング部を
折返してビードワイヤをオーバハング部で包み込む。
(発゛明の効果) この発明は、ターンアップブラダのドラム側部分を支え
るリム部分をセグメント化してこのリム部分の直径を拡
大・縮小できるように形成したので、このセグメント状
リムの押出しによりターンアップブラダのドラム側部分
の外径を拡径状態の成形ドラム外径と等しくすることが
でき、カーカスプライの接合時にそのオーバハング部を
支えて重ね継ぎを容易にし、成形作業の自動化を可能に
する。そして、この発明は、上記のようにターンアップ
ブラダのドラム側部分を支えるために従来設けられてい
たリム部分をセグメン1へ化し、これを放射状に並ぶ多
数個の流体シリンダで半径方向に摺動させるものである
から、従来のプライリングと異なり、乗用車用タイヤの
成形機にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一部破砕正面図、第2図および第
3図は作用を説明するための要部の断面図である。 1:主軸、2:成形ドラム、3:摺動ベース、3b:流
体シリンダ、4ニブラダ保持リング、5:ターンアップ
ブラダ、9:ピス]−ン、10:セグメント状リム、1
1:コイルスプリング。 特許出願人  東洋ゴム工業株式会社 代理人 弁理士  吉 1)了 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕直径が拡大・縮小自在に形成された成形ドラムの
    両側方に、拡径状態の上記成形ドラムに無端状に巻き付
    けたカーカスプライのオーバハング部を上記成形ドラム
    の肩に沿って折曲げるためのプライダウンフィンガ、こ
    の折曲げられたオーバハング部の外面にビードワイヤを
    圧接して取付けるためのビードセットリング、および上
    記ビードワイヤを上記カーカスプライのオーバハング部
    で包むようにこのオーバハング部を折返すためのターン
    アップブラダをそれぞれ軸方向に進退自在に設けたタイ
    ヤ成形機において、上記ターンアップブラダの口部が固
    定されてターンアップブラダと共に進退するブラダ保持
    リングの成形ドラム側部分に多数個の流体シリンダを放
    射状に設け、この流体シリンダのピストンに上記ターン
    アップブラダのリム側表面に接するセグメント状リムを
    固定し、上記ピストンの引込時におけるターンアップブ
    ラダの外周が縮径時の成形ドラムの径と、また上記ピス
    トンの突出時におけるターンアップブラダの外周が拡径
    時の成形ドラムの径とそれぞれ一致するようにしたこと
    を特徴とするタイヤ成形機のターンアップ装置。
JP63205085A 1988-08-18 1988-08-18 タイヤ成形機のターンアップ装置 Pending JPH0255125A (ja)

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JPH0255125A true JPH0255125A (ja) 1990-02-23

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ID=16501173

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033977A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ製造工程におけるブラダー外径制御方法及びその装置
CN105437582A (zh) * 2015-12-29 2016-03-30 浦林成山(山东)轮胎有限公司 一种轮胎胎圈包布反包装置
JP2016043521A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 住友ゴム工業株式会社 タイヤ成形フォーマ
JP2018134822A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 住友ゴム工業株式会社 タイヤの成形装置

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