JP2512811Y2 - 熱交換器における温度センサ取付装置 - Google Patents

熱交換器における温度センサ取付装置

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JP2512811Y2
JP2512811Y2 JP1989003880U JP388089U JP2512811Y2 JP 2512811 Y2 JP2512811 Y2 JP 2512811Y2 JP 1989003880 U JP1989003880 U JP 1989003880U JP 388089 U JP388089 U JP 388089U JP 2512811 Y2 JP2512811 Y2 JP 2512811Y2
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【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、熱交換器における温度センサの取付装置、
特に、フィンアンドチューブ形熱交換器のフィン間に取
付けられる温度センサの取付装置に関するものである。
b.従来の技術 従来、フィンアンドチューブ形熱交換器にあっては、
熱交換器の温度を正確に測定するために、一方側のフィ
ンに温度センサの感温部を接合させるように、フィン間
に温度センサの取付装置を取付けていた。
すなわち、第6図から第9図は、実開昭63-110863号
公報に示されるこの種の熱交換器における温度センサの
取付装置を示している。
第6図において、1はフィンアンドチューブ形熱交換
器、3は冷媒チューブ、4はフィン、5は取付装置の本
体部、10は取付装置のストッパーである。第7図にみら
れるように、取付装置の本体部5の側面には凹形溝6が
形成され、温度センサの感温部2がそこへ挿入されて抱
持されている。なお、温度センサの感温部2は、既知の
ように、バイメタルサーモスタット、ガス式サーモスタ
ットやサーミスタ等の半導体感熱素子等からなってい
る。
温度センサのリード線2aはストッパー10に設けられた
切欠8を通り、フィンアンドチューブ形熱交換器1の外
に延び、製氷機などの制御装置等へ達している(第8図
参照)。凹形溝6の両端は、ストッパー10と本体部の基
部9で終わり、基部の溝6に面して感温部2の位置決め
のために小さい穴を設けられることがある。
第8図に示されるように、本体部5と一体に弾性舌片
7が形成され、取付装置がフィン間に取付けられた時
に、弾性舌片7がその受部7aを冷媒チューブ3に当接す
ることにより取付装置は冷媒チューブ間に固定される。
取付装置の巾l1(第7図参照)は熱交換器1のフィン
4、4間の間隔よりも狭く、取付装置が凹形溝6に温度
センサの感温部を抱持した状態では、第9図にみられる
ように、取付装置と感温部の幅が熱交換器1のフィン
4、4間の間隔よりも僅かばかり広く、感温部2が確実
にフィン4に接合するように取付装置は取付けられる。
取付装置の端のストッパー10は、取付装置をフィン
4、4および冷媒チューブ間に挿入する時に、フィン
4、4の端部と係合し、取付装置の挿入、すなわち内方
へのさらなる挿入をストップするものである。
したがって、本体部5の凹形溝6に温度センサの感温
部2を挿入、抱持させて、熱交換器1のフイン4、4間
でかつ冷媒チューブ3、3間に、取付装置をその基部9
側より挿入すれば、第8図に示されるように、取付装置
は容易に熱交換器1に取付けられる。
c.考案が解決しようとする課題 従来の、フィンにその感温部が接合するように温度セ
ンサを抱持するための凹形溝を側面に形成した本体部
と、この本体部と一体に形成された弾性舌片とからな
る、フィンアンドチューブ形熱交換器のフィン間に取付
けられる温度センサ取付装置にあっては、除霜時に冷媒
チューブやフィンに付着している霜が解けて発生する水
滴が、取付装置により堰止められて本体部周りや凹形溝
内に滞留し、感温部がフィン(熱交換器)の正確な温度
を検出できないという問題点、および除霜後の冷却装置
などの運転により、本体部周りや凹形溝内で滞留した水
が凍結するという問題点があった。
本考案は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、熱交換器の温度を温度センサが正確かつ迅速
に検出することのできる熱交換器における温度センサ取
付装置を提供することをその目的としている。
d.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、フィンにその
感温部が接合するように温度センサを抱持するための凹
形溝を側面に形成した本体部と、この本体部と一体に形
成された弾性舌片とからなる、フィンアンドチューブ形
熱交換器のフィン間に取付けられる熱交換器における温
度センサ取付装置において、本体部周りおよび凹形溝内
の水滴を流出させるために、本体部の凹形溝を形成する
上、下側壁に、凹形溝内と本体部外とを連通させる溝穴
を設けたものである。
e.作用 本体部周りおよび凹形溝内の水滴を流出させるため
に、本体部の凹形溝を形成する上、下側壁に、凹形溝内
と本体部外とを連通させる溝穴を設けたので、除霜時に
冷媒チューブやフィンから流下し、取付装置により堰止
められて本体部上に滞留する水滴は、上側壁の溝穴から
凹形溝に入り、凹形溝内の水滴とともに下側壁の溝穴か
ら流出する。したがって、本体部周りおよび凹形溝内に
水滴の滞留することがなく、その結果、滞留した水滴が
凍結することもないので、温度センサの感温部は熱交換
器の温度を正確かつ迅速に検出することができる。
f.実施例 以下、本考案の実施例を図に示された熱交換器におけ
る温度センサ取付装置について説明する。
なお、従来の熱交換器における温度センサ取付装置と
同一部分については同一符号を付してその説明を省略す
る。そして、本考案における温度センサの感温部の温度
センサ取付装置の本体部の凹形溝に対する挿入、抱持手
段、並びに、温度センサ取付装置の熱交換器のフィン間
に対する取付手段に関しては、従来の温度センサ取付装
置のそれらの手段と同様であり、その説明も省略され
る。
第1図に示されるように、取付装置の本体部5の側面
に形成される凹形溝6の上側壁6aを切欠して溝穴11aが
設けられ、下側壁6bを2箇所で切欠して溝穴11b,11bが
設けられている。また基部9にも凹形溝6に連通する溝
穴11cが本体部5の外部まで連絡するように設けられて
いる。
第2図および第3図は、温度センサ取付装置の熱交換
器のフィン間に対する取付けを示すものであり、従来の
温度センサ取付装置の熱交換器のフイン間に対する取付
けを示す第8図および第9図と全く同様である。
今、除霜時に、冷媒チューブ3およびフィン4に付着
した霜が解けると、第4図および第5図に示されるよう
に、水滴の流れは上方から下方へ、すなわち、冷媒チュ
ーブ3やフィン4に囲まれた取付装置の本体部5上に至
り、この本体部5上の水滴は、上側壁6aの溝穴11aを通
って凹形溝6内に入り、凹形溝6から下側壁6bの溝穴11
b,11bを通つて下方へ流出する。なお、溝穴11aおよび11
bを構成する各側壁の切欠は凹形溝6の底面と一致する
ように切り欠かれている。また、取付装置の基部9付近
の水滴は基部9に設けられた溝穴11cを通って下方へ流
れ、一部は凹形溝6を経由して溝穴11bより流出するも
のがある。
したがって、取付装置の本体部5周りおよび特に凹形
溝6内に水滴の滞留することがないので、温度センサの
感温部分2が水滴による影響を受けることがなく、温度
センサが熱交換器1の温度を正確かつ迅速に測定するこ
とができる。
なお、上記実施例においては、取付装置の本体部の形
状は4角柱状であるが、他の形状、例えば、円柱形状あ
るいは楕円柱形状であっても同様の作用、効果が得られ
る。
g.考案の効果 本考案によれば、フィンアンドチューブ形熱交換器の
フィン間に取付けられる温度センサ取付装置において、
本体部の凹形溝を形成する上、下側壁に、凹形溝内と本
体部外とを連通させる溝穴を設けたので、凹形溝内に抱
持される温度センサの感温部が、除霜時における水滴の
影響を受けることがなく、熱交換器の温度を正確かつ迅
速に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す熱交換器における温度セ
ンサ取付装置の斜視図、第2図および第4図は同じく温
度センサ取付装置のそれぞれ正面図、第3図および第5
図は同じく温度センサ取付装置の各要部断面図、第6図
は従来の熱交換器における温度センサ取付装置を取付け
たフィンアンドチューブ形熱交換器の側面図、第7図は
同じく従来の温度センサ取付装置の斜視図、第8図は同
じく温度センサ取付装置の正面図、第9図は同じく温度
センサ取付装置の要部断面図である。 1……熱交換器、2……感温部、3……冷媒チューブ、
4……フィン、5……本体部、6……凹形溝、6a,6b…
…側壁、7……弾性舌片、8……切欠、9……基部、10
……ストッパー、11a,11b,11c……溝穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィンにその感温部が接合するように温度
    センサを抱持するための凹形溝を側面に形成した本体部
    と、この本体部と一体に形成された弾性舌片とからな
    る、フィンアンドチューブ形熱交換器のフィン間に取付
    けられる熱交換器における温度センサ取付装置におい
    て、前記本体部周りおよび凹形溝内の水滴を流出させる
    ために、前記本体部の凹形溝を形成する上、下側壁に、
    前記凹形溝内と本体部外とを連通させる溝穴を設けたこ
    とを特徴とする熱交換器における温度センサ取付装置。
JP1989003880U 1989-01-19 1989-01-19 熱交換器における温度センサ取付装置 Expired - Fee Related JP2512811Y2 (ja)

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