JPH079006Y2 - 空気調和機のサーモホルダ取付装置 - Google Patents

空気調和機のサーモホルダ取付装置

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JPH079006Y2
JPH079006Y2 JP11101189U JP11101189U JPH079006Y2 JP H079006 Y2 JPH079006 Y2 JP H079006Y2 JP 11101189 U JP11101189 U JP 11101189U JP 11101189 U JP11101189 U JP 11101189U JP H079006 Y2 JPH079006 Y2 JP H079006Y2
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JP
Japan
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air conditioner
holder
heat exchanger
fins
thermo
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JP11101189U
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忠敏 杉浦
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気調和機の熱交換器の温度検出位置を選択的
に設定できるサーモホルダ取付位置に関する。
〔従来の技術〕
空気調和機が過冷却状態になると熱交換器(蒸発器)を
構成しているアルミ材等から成る複数のフィン表面に結
氷を生じるが、一般にはこの結氷を防止するために、フ
ィンが所定の温度以下になると作動するサーモスタット
を設け、このサーモスタットの動作に伴って発生する電
気信号を基に冷凍サイクルの運転等を制御するようにし
ており、例えば、第3図に示すように、熱交換器21のフ
ィン22の表面温度を検出するためのサーモスタット(図
示せず)の感温筒23はシリコンゴム等の弾性体でできた
蒲鉾形のサーモホルダ24の孔25に通され、同サーモホル
ダ24はベース26の立上り縁27に挟持したバネ性の支持片
28により支持され、平らな面がフィン22の端面に接触す
るように取り付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、熱交換器のフィンは紙のように薄いアル
ミ材等で形成されているため熱交換器の加工時やその後
の取り扱い等により多少変形することもあり、複数のフ
ィンの端面を均一に揃えることは困難である。
このような不揃いとも言えるフィンの端面に前述のよう
な蒲鉾形のサーモホルダの平らな面を接触させようとし
てもフィンとの接触は不十分で、フィンの温度を正確且
つ速やかに感温筒に伝達せしめることはできない。
また、サーモホルダを支持する支持片の取付位置が支持
片の構造上の都合でベースの立上り縁に限定されている
が、この位置が必ずしも最適でない場合もある。
したがって、本考案においては、これらの課題を解決
し、上述のような端面が不揃いのフィンを有する熱交換
器であっても、フィンの温度を正確且つ速やかに感温筒
に伝達せしめることのできる空気調和機のサーモホルダ
取付装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであ
り、複数のフィンと、冷媒管と、側板等から成る空気調
和機の熱交換器の前記側板縦方向の縁に所定の間隔で複
数の孔を形成する一方、同熱交換器の温度を検出するサ
ーモスタットの感温筒に被せたサーモホルダを保持する
保持体の一側に前記フィン間に嵌挿され冷媒管を挟持す
る挟持部を備えた第1の取付片を、他側に前記孔に選択
的に係止される係止部を備えた第2の取付片を設けると
共に、これ等第1及び第2の取付片に前記サーモホルダ
を収容する収容部を設けて構成した。
〔作用〕
上記の構成によれば、熱交換器に取り付けるサーモホル
ダ取付装置の位置を側板に沿って選択的に設定すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図〜第2図に基づいて説
明する。
第1図は空気調和機の斜視図で、1は複数のフィン2と
冷媒管3と側板4等から成る熱交換器、5は前記フィン
2の温度を検知するサーモスタッド(図示せず)の感温
筒6に被せたサーモホルダ、7はサーモホルダ5を保持
する保持体である。
前記側板4の縦方向の縁には所定の間隔で複数の孔8が
形成されている。
一方、前記保持体7は第2図に示すように、一側に前記
フィン2間に嵌挿され、冷媒管3を挟持する挟持部9を
備えた二つの取付片10を設けると共に、他側に前記孔8
に選択的に係止できる係止部11を備えた二つの取付片12
を設け、これらの取付片10〜10間および12〜12間には前
記サーモホルダ5を収容する収容部13を設け、前記サー
モホルダ5をフィン2側に押し付ける板面14の両端寄り
にはそれぞれ複数の通風孔15を設けている。
この挟持部9は前述のとおり、冷媒管3を挟持するため
のもので、前記冷媒管3を挟持したときに容易に外れな
いように先端開口部はやや狭く形成している。
サーモホルダ5はフィン2との接触をより良くするため
に略蒲鉾形に形成されており、前記保持体7の収容部13
にはサーモホルダ5の平らな面がフィン2の端面を向く
ように収容される。
保持体7の係止部11は前記側板4の孔8に通して係止さ
れ、挟持部9はフィン2間に嵌挿されて冷媒管3を挟持
している。
このような取付によりサーモホルダ5はフィン2の端面
に引き付けられ、熱交換器1の温度はこのサーモホルダ
5を介して感温筒6に伝達される。
なお、保持体7は側板4に設けられた孔8を選択するこ
とにより、より速く過冷却状態を検知できる位置に設置
することができる。
また、保持体7の板面14には複数の通風孔15が形成され
ているので熱交換器1への風の流れを妨げるようなこと
もない。
〔考案の効果〕
以上、説明したようなサーモホルダ取付装置であるなら
ば、温度検出位置を選択できると共に、保持体の両側を
固定することができるのでサーモホルダとフィンとの接
触もより確実になり、フィン温度を正確、且つ速やかに
感温筒に伝達せしめることができ、結氷防止の性能向上
に大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すサーモホルダ取付装置
を備えた空気調和機の斜視図、第2図は同装置の保持体
の斜視図、第3図は従来例を示す斜視図である。 図中、1……熱交換器、2……フィン、3……冷媒管、
4……側板、5……サーモホルダ、6……感温筒、7…
…保持体、8……孔、9……挟持部、10……取付片、11
……係止部、12……取付片、13……収容部、14……板
面、15……通風孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフィンと、冷媒管と、側板等から成
    る空気調和機の熱交換器の前記側板縦方向の縁に所定の
    間隔で複数の孔を形成する一方、同熱交換器の温度を検
    出するサーモスタットの感温筒に被せたサーモホルダを
    保持する保持体の一側に前記フィン間に嵌挿され冷媒管
    を挟持する挟持部を備えた第1の取付片を、他側に前記
    孔に選択的に係止される係止部を備えた第2の取付片を
    設けると共に、これ等第1及び第2の取付片に前記サー
    モホルダを収容する収容部を設けて成ることを特徴とす
    る空気調和機のサーモホルダ取付装置。
  2. 【請求項2】前記保持体の板面に複数の通風孔を形成し
    て成る請求項1記載の空気調和機のサーモホルダ取付装
    置。
JP11101189U 1989-09-22 1989-09-22 空気調和機のサーモホルダ取付装置 Expired - Lifetime JPH079006Y2 (ja)

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JPH0352572U JPH0352572U (ja) 1991-05-22
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JP5833346B2 (ja) * 2011-06-07 2015-12-16 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP6399008B2 (ja) * 2016-01-29 2018-10-03 ダイキン工業株式会社 熱交換器、及びそれを備えた冷凍装置の室外ユニット

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JPH0352572U (ja) 1991-05-22

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