JP2509518Y2 - 感温素子の取付装置 - Google Patents

感温素子の取付装置

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JP2509518Y2
JP2509518Y2 JP1990078368U JP7836890U JP2509518Y2 JP 2509518 Y2 JP2509518 Y2 JP 2509518Y2 JP 1990078368 U JP1990078368 U JP 1990078368U JP 7836890 U JP7836890 U JP 7836890U JP 2509518 Y2 JP2509518 Y2 JP 2509518Y2
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heat
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俊昭 廣越
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は熱交換器のU字状パイプに感温素子を取付
けた感温素子の取付装置に関する。
(ロ)従来の技術 熱交換器のU字状パイプに感温素子を取付けた感温素
子の取付装置の従来技術としては実公昭63−47743号公
報に記載されているものがある。この公報に記載のもの
は、熱交換器のU字状パイプに感温素子の外周が密着す
る凹部を形成し、この凹部に感温素子とU字状パイプと
を弾性材からなるバンドで密着させているものである。
また、実公昭61−13938号公報には、熱伝導性の良好
な銅パイプを熱交換器のU字状パイプにろう付けして固
定すると共に、前記銅パイプ内に感温素子を挿入してい
るものが記載されている。そして、この銅パイプの上か
ら四角い平板状の断熱材(50)を結束用のバンド(51)
で取付け、銅パイプ(52)内の感温素子(53)が空気の
温度や輻射熱の影響を受けないようにしているもの〔第
6図及び第7図参照〕もある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した実公昭63−47743号公報に記載されたもの
は、感温素子とU字状パイプとを密着させることが目的
であるため、回りの空気や輻射熱の影響を受けないよう
な対策を感温素子に施していない。
また、第6図及び第7図に示すものは、感温素子が回
りの空気や輻射熱の影響を受けないように断熱材(50)
〔第8図参照〕を取付けているものの、この断熱材(5
0)が前記バンド(51)で縛られると、反り返り易く、
特に断熱材(50)の角(54)がドレンパン(55)からは
み出し易い。このため、U字状パイプ(56)のドレンが
この断熱材(50)に沿って流下して角(54)や下端から
ドレンパン(55)外に滴下することがあるという欠点が
あった。
この考案は、感温素子が回りの空気や輻射熱の影響を
受けにくいことは勿論、ドレンをドレンパン内に確実に
滴下させることのできる感温素子の取付装置を提供する
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、ドレンパンの上方に位置した熱交換器の
U字状パイプに、感温素子を取付け、更にこの感温素子
を覆う断熱材をバンドで取付けた感温素子の取付装置に
おいて、前記断熱材のドレンパンと対向する周辺を丸く
形成したものである。
(ホ)作用 この感温素子の取付装置では、ドレンパンの上方に位
置した熱交換器のU字状パイプに、感温素子を取付け、
更にこの感温素子を覆う断熱材をバンドで取付けた感温
素子の取付装置において、前記断熱材のドレンパンと対
向する周辺を丸く形成したので、感温素子が断熱材で覆
われており、回りの空気や熱交換器からの輻射熱の影響
を受けにくい。しかも、この考案によれば、熱交換器の
U字状パイプからのドレンが断熱材の丸い周縁に沿って
ドレンパン内に滴下するような位置に導びかれる。
(ヘ)実施例 この考案の実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。第1図は第1実施例の取付装置を有する熱交換
器の要部正面図、第2図は同取付装置を有する熱交換器
の要部側面図、第3図は同取付装置の断熱材を示す正面
図である。これらの図において、(1)は送風機〔図示
せず〕で強制送風される室内空気を冷却又は加熱する空
気調和機用プレートフィン型熱交換器で、この熱交換器
はプレートフィン(2)と、このプレートフィンを貫通
するパイプ(3)と、このパイプ同志を接続するU字状
パイプ(4)と、管板(5)とで構成されている。
(6)は前記熱交換器(1)の下方に位置させたドレ
ンパン、(7)は熱伝導性が良好な銅パイプで、この銅
パイプはU字状パイプ(4)にろう付けで取付けられて
おり、且つ、この銅パイプ内には感温素子(8)が挿入
されている。そして、この感温素子(8)はU字状パイ
プ(4)内の冷媒の温度を感知している。(9)は感温
素子(8)と連結されたリード線である。
(10)はEPR〔エチレン−プロピレンゴム〕と呼ばれ
ている発泡ゴムから形成した断熱材で、この断熱材は円
形の板状に形成されて、且つ、感温素子(8)を覆って
いる。(11)はクランパーと呼ばれている結束用のバン
ドである。
このように構成された感温素子の取付装置において
は、断熱材(10)が円形であるため、断熱材(10)を銅
パイプ(7)にバンド(11)で取付ける時に、左右、上
下方向を考慮せずに断熱材(10)を取付けられるという
利点がある。
また、感温素子(8)を収納している銅パイプ(7)
に断熱材(10)がバンド(11)で取付けられているの
で、感温素子(8)は回りの空気の温度を感知しにく
く、且つ、輻射熱からも遮断され易い。
更にまた、ドレンパン(6)と対向する断熱材(10)
の周縁が丸いため、U字状パイプ(4)からのドレン
は、断熱材(10)の丸い周縁に沿ってドレンパン(6)
内に滴下するような位置に導びかれ、その位置でドレン
パン(6)内に滴下する。
第4図は第2実施例の取付装置の断熱材を示す正面
図、第5図は第3実施例の取付装置の断熱材を示す正面
図である。(12)はドレンパン(6)と対向する周縁
(13)が半円状に形成されている断熱材、(14)はドレ
ンパン(6)と対向する周縁(15)が丸く形成されて
〔角が丸く切欠かれて〕いる断熱材である。このような
断熱材(12)(14)を備えた第2実施例及び第3実施例
における感温素子の取付装置では、第1実施例と同様
に、ドレンが断熱材(12)(14)の丸い周縁(13)(1
5)に沿って滴下しドレンパン(6)内に滴下するよう
な位置に導びかれ、その位置でドレンパン(6)内に滴
下する。
尚、図示しないが、断熱材は、その正面の形が楕円の
ものや、ドレンパンと対向する断熱材の周縁が楕円のも
のでも構わない。
(ト)考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、感温素子が
断熱材で覆われているので、回りの空気や熱交換器から
の輻射熱の影響を受けにくい。しかも、この考案によれ
ば、熱交換器のU字状パイプからのドレンが断熱材の丸
い周縁に沿ってドレンパン内に滴下するような位置に導
びかれるため、断熱材の取付位置に多少のズレやなどが
あっても、ドレンを確実にドレンパン内に滴下させるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図には本考案の実施例を示し、第1図
は第1実施例の取付装置を有する熱交換器の要部正面
図、第2図は同取付装置を有する熱交換器の要部側面
図、第3図は同取付装置の断熱材を示す正面図、第4図
は第2実施例の取付装置の断熱材を示す正面図、第5図
は第3実施例の取付装置の断熱材を示す正面図、第6図
ないし第8図には従来例を示し、第6図は従来の取付装
置を有する熱交換器の要部正面図、第7図は同取付装置
を有する熱交換器の要部側面図、第8図は同取付装置の
断熱材を示す正面図である。 (1)…熱交換器、(4)…U字状パイプ、(6)…ド
レンパン、(8)…感温素子、(10)…断熱材、(11)
…バンド、(12)…断熱材、(13)…周縁、(14)…断
熱材、(15)…周縁。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレンパンの上方に位置した熱交換器のU
    字状パイプに、感温素子を取付け、更にこの感温素子を
    覆う断熱材をバンドで取付けた感温素子の取付装置にお
    いて、前記断熱材のドレンパンと対向する周縁を丸く形
    成したことを特徴とする感温素子の取付装置。
JP1990078368U 1990-07-23 1990-07-23 感温素子の取付装置 Expired - Lifetime JP2509518Y2 (ja)

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JPS6347743U (ja) * 1986-09-16 1988-03-31
JPH0235039B2 (ja) * 1985-09-11 1990-08-08 Eagle Ind Co Ltd

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