JP2917206B2 - 温度検知器取付具 - Google Patents

温度検知器取付具

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JP2917206B2
JP2917206B2 JP33691494A JP33691494A JP2917206B2 JP 2917206 B2 JP2917206 B2 JP 2917206B2 JP 33691494 A JP33691494 A JP 33691494A JP 33691494 A JP33691494 A JP 33691494A JP 2917206 B2 JP2917206 B2 JP 2917206B2
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村 利 信 中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機等の冷媒配
管等へ温度検知器を取り付けるための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機への温度検知器の取付
手段は、図4及び図5に示すように、取付用の金属製パ
イプを空気調和機の熱交換器の冷媒配管にロー付けし、
そのパイプ内に温度検知器を固定的に挿入したものと
か、空気調和機の熱交換器の冷媒配管に、弾力性のある
材料で作った取付具によって温度検知器を取り付けるも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の取付け手
段によると、温度検知器が、本来検知しなければならな
い熱交換器の冷媒配管の温度以外の外部の雰囲気温度の
影響を極めて容易に受けるので、温度検知器が検知する
温度は必要外の温度が含まれ、その必要外の温度要素は
本来検知すべき熱交換器の冷媒配管の温度に対して常に
不確定であり且つ不規則に変化するので、温度検知器が
検知する温度から本来必要とする温度を的確に知ること
は非常に困難、と言うより実質的には不可能であり、非
常に不安定な状態で温度制御が行われてきた。また、冷
媒配管にロー付けする手段は、取付け作業が自動化でき
ず高価で生産性が悪い。本発明は、空気調和機等の温度
制御のための温度検知器の取付具において、外部の温度
条件の影響を出来るだけ受けることなく、より的確に空
気調和機の熱交換器の冷媒配管の温度の検知を可能にす
る温度検知器の取付具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】熱伝導率の低い材料で作
った本体を二つ割りに構成して両者を駆動可能に連結
し、一方の二つ割り片に空気調和機等の冷媒配管の温度
検知器取付け部分のほぼ全体を嵌合可能な装着部を、他
方の二つ割り片に温度検知器のほぼ全体を嵌合可能でリ
ード線引き出し孔を有する温度検知器装着部を、両二つ
割り片を閉じて取り付けたときに冷媒配管と温度検知器
とを遊動不能、圧接状に且つ冷媒配管の取付け部分全体
及び温度検知器全体を包被状に保持可能に設け、且つ両
二つ割り片を閉じてロックする手段を設け、前記リード
線引き出し孔をリード線の太さよりも太くして冷媒配管
に露結した水滴の排出口を兼ねさせ、前記温度検知器取
付部の装着部に、温度検知器を冷媒配管の表面に圧接さ
せるために必要な高さを有する小突起を設けたことを要
旨としている。前記熱伝導率の低い材料としては、合成
樹脂、特に熱可塑性樹脂が好適である。
【0005】リード線引き出し孔は温度検知器装着部の
長手方向両側に設けておくと、温度検知器装着の方向性
が無くなり便利である。リード線引き出し孔はリード線
の太さよりも太くして、リード線引き出しと共に冷媒配
管に露結した水滴の排出口として機能させると都合がよ
い。温度検知器取付部の冷媒配管と反対部分に内側に向
けた小突起を設けることによって、温度検知器を冷媒配
管に圧接させ、両者の接触を確実にする。
【0006】
【作用】上記のように構成された温度検知器取付具は、
熱伝導率が低い材料によって冷媒配管への温度検知器の
取付部分と温度検知器とをすっぽり覆い隠す形となるの
で、温度検知器は冷媒配管以外の外部の温度環境に殆ど
影響されることなく冷媒配管の温度のみを検知でき、温
度制御を容易にする。また、二つ割り一体構成であるこ
とにより、取付け作業を極めて能率的にする。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
図において、1は温度検知器取付具である。取付具1は
ナイロン66を用いて全体を約1mmの肉厚に一体成形
されている。取付具1は全体を二つ割りとし、中央の連
結部を薄くしてヒンジ部2としてある。取付具1の二つ
割り片の一方3は底板4及びその底板からほぼ垂直に立
ち上がる側壁5により凹形に形成されて冷媒配管6の装
着部7を形成してある。底板4及び側壁5による凹形の
冷媒配管装着部7は冷媒配管6のコーナー部のU字形状
と同じ形状に湾曲し、冷媒配管の円管状のコーナー部が
殆ど遊動することなくぴったり嵌まり込む形状に形成し
てある。側壁5の高さは冷媒配管の径よりも幾分低くし
てある。また、側壁5の縁8は、二つ割りの他方の側壁
の縁に当接して箱型を形成する合わせ面となっている。
【0008】二つ割り片の他方9は、二つ割り片の一方
3の冷媒配管装着部7からはみ出す冷媒配管の径方向の
一部を収納するための、一方の二つ割り片3の冷媒配管
装着部7と同じ構成であるがより側壁10の低い冷媒配
管装着部11と、その装着部11の外側に、温度検知器
全長が冷媒配管に当接可能な部位に形成した無蓋の箱型
の温度検知器装着部12とにより形成されている。温度
検知器13の装着部12は、冷媒配管の収納のための底
板14の内面までの深さが装着すべき温度検知器の径よ
りも幾分深くしてある。温度検知器の装着部12の幅は
温度検知器の径とほぼ同じにしてあるが、温度検知器の
径より狭いと温度検知器の装着が困難になるので、実質
的には温度検知器の幅よりも幾分は広くしてある。その
ため、温度検知器が作業時に容易に外れる恐れがあるの
で、温度検知器の装着部の入り口部に外れ止めのための
4個の微小な爪15を形成してある。
【0009】温度検知器の装着部12には、底部を内側
に凹ませて形成した2個の突起16が設けてある。この
突起16は取付け時に温度検知器が冷媒配管の表面に圧
接される高さに形成されており、取付けたときに温度検
知器を常時かつ的確に冷媒配管に押しつける作用をす
る。この突起16は必ずしも底部を凹ませて突起を形成
しなくても、単に底部内壁に1個又は複数個の小突起を
設けてもよい。温度検知器の装着部の両端側壁には、そ
れぞれにリード線17を通すための切り欠き18が形成
してある。このため、温度検知器の装着には方向性を要
せず、リード線がどちら側にきてもよい方向性のない構
成になっている。この切り欠き18は、空気調和機等の
運転時に、温度検知器の取付け部分の冷媒配管に露結し
てできた水を取付具の外に排出するためにも役立つ。一
方、二つ割りの一方3の側壁の合わせ面には、このリー
ド線用の切り欠き18に一部嵌まり込む突起19が設け
てある。この突起19は、温度検知器を装着した後の切
り欠き18の一部(余り部分)を塞いで、組み立て取り
付けたときに切り欠きを通るリード線を軽く押さえつけ
てリード線が大きく動かないようにする。
【0010】両二つ割り片の一方3にはフック20、他
方9にはそのフック20を受けるスリット21が設けら
れている。このロック手段は、離脱不能のものでも離脱
可能のものでもよい。上記の実施例においては、取付具
は全体がほぼ一定の厚さの壁面で凹凸状に形成されてい
るが、全体をブロック体にし、そのブロック体に冷媒配
管と温度検知器の装着部等を凹設してもよい。
【0011】温度検知器取付具の素材はナイロンに限ら
れない。上記実施例の取付具は冷媒配管のコーナー部に
取り付けるためのものであるが、冷媒配管の直線部分に
取り付けるものにすることもできる。その場合には、冷
媒配管の装着部の形状をU字形の代わりに直線状にし、
温度検知器が冷媒配管に平行に当接する配置にする。ま
た、本発明による温度検知器取付具は空気調和機につい
て説明したが、対象は空気調和機に限定されるものでは
なく管体の温度を検知するためには、機器は限定されな
い。
【0012】
【発明の効果】本発明の温度検知器取付具は、温度検知
器と冷媒配管の取付け部とを熱伝導率の低い材料による
取付具によってほぼ完全に覆い包む状態で温度検知器を
冷媒配管に的確に当設させるので、温度検知器は外気環
境の影響を殆ど受けることなく必要とする冷媒配管の温
度をほぼ忠実に検知する。また、本発明の温度検知器取
付具は廉価且つ生産性が良く、また温度検知器の冷媒配
管への取付けが非常に簡便、迅速且つ能率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度検知器取付具の開いた状態の斜視
図である。
【図2】温度検知器を装着し冷媒配管にセットした取付
け前の温度検知器取付具の平面図である。
【図3】温度検知器取付具を冷媒配管に取り付けた状態
の、図2におけるA−A線屈曲断面説明図である。
【図4】従来の温度検知器の取付け例を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の温度検知器の取付け例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 温度検知器 2 ヒンジ部 3 二つ割り片 4 底板 5 側壁 6 冷媒配管 7 冷媒配管の装着部 8 縁 9 二つ割り片 10 側壁 11 冷媒配管装着部 12 温度検知器装着部 13 温度検知器 14 底板 15 爪 16 突起 17 リード線 18 切り欠き 19 突起 20 フック 21 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01K 1/14 F25B 49/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導率の低い材料で作った本体を二つ
    割りに構成して両者を駆動可能に連結し、一方の二つ割
    り片に空気調和機等の冷媒配管の温度検知器取付け部分
    のほぼ全体を嵌合可能な装着部を、他方の二つ割り片に
    温度検知器のほぼ全体を嵌合可能でリード線引き出し孔
    を有する温度検知器装着部を、両二つ割り片を閉じて取
    り付けたときに冷媒配管と温度検知器とを遊動不能、圧
    接状に且つ冷媒配管の取付け部分全体及び温度検知器全
    体を包被状に保持可能に設け、且つ両二つ割り片を閉じ
    てロックする手段を設け、前記リード線引き出し孔をリ
    ード線の太さよりも太くして冷媒配管に露結した水滴の
    排出口を兼ねさせ、前記温度検知器取付部の装着部に、
    温度検知器を冷媒配管の表面に圧接させるために必要な
    高さを有する小突起を設けたことを特徴とする温度検知
    器取付具
  2. 【請求項2】 温度検知器取付具の本体が合成樹脂によ
    り一体成形されている請求項1に記載の温度検知器取付
JP33691494A 1994-12-27 1994-12-27 温度検知器取付具 Expired - Lifetime JP2917206B2 (ja)

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