JPH0425367Y2 - - Google Patents

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JPH0425367Y2
JPH0425367Y2 JP20374985U JP20374985U JPH0425367Y2 JP H0425367 Y2 JPH0425367 Y2 JP H0425367Y2 JP 20374985 U JP20374985 U JP 20374985U JP 20374985 U JP20374985 U JP 20374985U JP H0425367 Y2 JPH0425367 Y2 JP H0425367Y2
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Japan
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thermosensor
heat exchanger
holder member
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和装置等の熱交換器の温度検
出装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば自動車の空気調和装置では、一般にエバ
ポレータ等熱交換器自体の温度と該熱交換器に供
給される吸い込み空気の温度との両温度をそれぞ
れ検出し、それらの各温度が所定の設定値以下或
いは以上等の場合には空調運転を停止するか或い
は低能力運転を行うような運転制御機能が備えら
れている(例えば、実開昭60−99513号公報参
照)。
そして、上記熱交換器自体の温度の検出は、従
来から当該熱交換器の表面に直接接触方式の温度
検出面を有するサーモセンサーを用いて行うのが
一般的であり、例えば熱交換器を内蔵した熱交換
器ケースに対して上記サーモセンサーを取付け、
その温度検出面を内部の熱交換器に当接させた状
態で固定するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記熱交換器ケースに対するサーモ
センサーの取付部各部の製造誤差、取付精度等の
問題や経時変化による取付部の緩みの発生等の問
題から、上記サーモセンサーの温度検出面を熱交
換器に対して常に一定の接触圧で当接させて置く
ことは必ずしも容易ではないのが現状である。
そして、上記事情が運転制御機能そのものの信
頼性を低下させる一因ともなつている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題点を解決することを目的
としてなされたもので、熱交換器を内蔵した熱交
換器ケースと、この熱交換器ケースに形成された
サーモセンサー嵌装口と、このサーモセンサー嵌
装口にホルダー部材を介して嵌装されるサーモセ
ンサーとを備えてなる熱交換器の温度検出装置に
おいて、上記サーモセンサー嵌装口に上記ホルダ
ー部材の熱交換器ケース外方への移動を阻止する
係合部を形成する一方、上記サーモセンサーを上
記ホルダー部材に対して遊嵌状態で支持せしめ、
当該ホルダー部材と上記サーモセンサーとの間に
弾性部材を設けることにより、上記サーモセンサ
ーを上記熱交換器ケース内の熱交換器に対して常
時所定圧で当接せしめるとともに上記ホルダー部
材を上記サーモセンサー嵌装口の係合部に圧接せ
しめるようにしたものである。
(作用) 上記の手段によると、熱交換器ケースのサーモ
センサー嵌装口に形成された係合部によりホルダ
ー部材の該ケース外方への移動を阻止する一方、
上記ホルダー部材に対して弾性部材を介してサー
モセンサーを遊嵌状態で保持せしめるようにして
いるので、上記弾性部材の付勢力により上記サー
モセンサーが上記熱交換器ケース内の熱交換器に
対して常時所定圧で当接するようになる。
その結果、熱交換器とサーモセンサー間の熱伝
達性を常に良好に維持させることができ、サーモ
センサーの出力による空気調和装置の運転コント
ロール精度をもより向上させることが可能にな
る。
(実施例) 図面は、本考案の実施例に係る熱交換器の温度
検出装置を示している。
上記の図面において、符号1は例えば自動車用
空気調和装置に於ける暖房用のヒータコアよりな
る熱交換器であり、その内部にはエンジンの冷却
水通路を経て温められた温水が流通せしめられる
ようになつている一方、熱交換用の多数のフィン
を有し当該フイン部分を暖房用の空気が流通する
ようになつている。
そして、当該熱交換器1の外壁1aの一部に
は、暖房運転コントロール用の後述するサーモセ
ンサー3の当接部4が所定の面積を有して一体的
に形成されている。
一方、符号5は、上記熱交換器1を内蔵した熱
交換器ケースであり、この熱交換器ケース5に
は、上記熱交換器1のサーモセンサー3の当接部
4位置に対応して所定大のサーモセンサー嵌装口
6が形成されている。このサーモセンサー嵌装口
6には、その内側両側部に各々上面側に下降傾斜
面を有する突起よりなる係合部7,7が一体的に
設けられている。
他方、符号10は、中央部にサーモセンサー3
の遊嵌孔12を形成したサーモセンサー保持用の
ホルダー部材であり、このホルダー部材10の両
端には上記サーモセンサー嵌装口6の各係合部
7,7に対応して係合爪部17,17が設けられ
ている。そして、この爪部17,17がホルダー
部材10の上記サーモセンサー嵌装口6に対する
嵌合時において図示するように係合部7,7に対
して係合することによつて当該ホルダー部材10
の熱交換器ケース5外方への移動を阻止するよう
になつている。この場合、上記爪部17,17
は、全体として軸直交方向への折り曲げ弾性を有
する長軸状部材によつて形成されており、しかも
その先端外側面を上記係合部7,7の上面に対応
する下降傾斜面に形成されているために、上記ホ
ルダー部材10の上記サーモセンサー嵌装口6に
対する嵌合は、ホルダー部材10を所定の押圧力
で押し込むことにより比較的容易に嵌合させるこ
とができるとともに上記爪部17,17の両端を
内側に押圧することにより脱着もまた可能であ
る。
そして、符号3が上記熱交換器1の温度を検出
するためのサーモセンサーであり、このサーモセ
ンサー3は、先端に直接接触形の幅広の温度検出
部3aを有するとともにその本体部3bを上記ホ
ルダー部材10の上記遊嵌孔12内に遊嵌して保
持されており、当該本体部3bには大径の弾性部
材係止用ストツパー19を嵌合係止している。そ
して、該ストツパー19と上記ホルダー部材10
上壁面の凹部10aとの間にスプリングよりなる
弾性部材20が介設されている。従つて、上記サ
ーモセンサー3は上記ホルダー部材10による遊
嵌保持状態において、上記弾性部材20の押圧付
勢力により常時その温度検出部3a前面が上記熱
交換器1のサーモセンサー当接部4に対して一定
圧で当接せしめられるとともに上記ホルダー部材
10の爪部17,17が熱交換器ケース5の係合
部7に対して圧接せしめられるようになる。
なお、符号9,9は、上記ホルダー部材10の
上記各爪部17,17の内側に位置して設けられ
たガイド部で、各々その先端を上記ストツパー部
材19の嵌合孔8,8内に嵌挿することによつて
ホルダー部材10の内方側への位置規制を行うと
ともに弾性部材20のスラスト方向のガイド作用
を果たしている。
上記構成によると、熱交換器ケース5のサーモ
センサー嵌装口6に形成された係合部7,7によ
りホルダー部材10の該ケース5外方への移動を
阻止する一方、上記ホルダー部材10に対して弾
性部材20を介してサーモセンサー3を遊嵌状態
で保持せしめるようにしているので、上記弾性部
材20の付勢力により上記サーモセンサー3が上
記熱交換器ケース5内の熱交換器1に対して常時
所定圧で当接するようになる。
その結果、熱交換器1とサーモセンサー3間の
熱伝達性を常に良好に維持させることができ、サ
ーモセンサー3の出力による空気調和装置の運転
コントロール精度をもより向上させることが可能
になる。
(考案の効果) 本考案は、以上に説明したように、熱交換器を
内蔵した熱交換器ケースと、この熱交換器ケース
に形成されたサーモセンサー嵌装口と、このサー
モセンサー嵌装口にホルダー部材を介して嵌装さ
れるサーモセンサーとを備えてなる熱交換器の温
度検出装置において、上記サーモセンサー嵌装口
に上記ホルダー部材の熱交換器ケース外方への移
動を阻止する係合部を形成する一方、上記サーモ
センサーを上記ホルダー部材に対して遊嵌状態で
支持せしめ、当該ホルダー部材と上記サーモセン
サーとの間に弾性部材を設けることにより、上記
サーモセンサーを上記熱交換器ケース内の熱交換
器に対して常時所定圧で当接せしめるとともに上
記ホルダー部材を上記サーモセンサー嵌装口の係
合部に圧接せしめるようにしたことを特徴とする
ものである。
従つて、本考案によると、熱交換器ケースのサ
ーモセンサー嵌装口に形成された係合部によりホ
ルダー部材の該ケース外方への移動を阻止する一
方、上記ホルダー部材に対して弾性部材を介して
サーモセンサーを遊嵌状態で保持せしめるように
しているので、上記弾性部材の付勢力により上記
サーモセンサーが上記熱交換器ケース内の熱交換
器に対して常時所定圧で当接するようになる。
その結果、熱交換器とサーモセンサー間の熱伝
達性を常に良好に維持させることができ、サーモ
センサーの出力による空気調和装置の運転コント
ロール精度をもより向上させることが可能にな
る。
また、ホルダー部材は、弾性部材により熱交換
器ケースの係合部に対して常に圧接されているた
め、該ホルダー部材のがたつきによる振動発生を
防止するとともに、ホルダー部材は単に上記ケー
スの嵌装口に嵌入するのみでよいから該ホルダー
部材をケースに取付けるためのビスやクリツプ等
の部品が別途必要とならず、組付性が向上する一
方、製作コストが安価となるなどの優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例に係る熱交換器の温度
検出装置の断面図である。 1……熱交換器、3……サーモセンサー、4…
…サーモセンサー当接部、5……熱交換器ケー
ス、6……サーモセンサー嵌装口、7……係合
部、10……ホルダー部材、12……サーモセン
サー遊嵌口、17……爪部、20……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器を内蔵した熱交換器ケースと、この熱
    交換器ケースに形成されたサーモセンサー嵌装口
    と、このサーモセンサー嵌装口にホルダー部材を
    介して嵌装されるサーモセンサーとを備えてなる
    熱交換器の温度検出装置において、上記サーモセ
    ンサー嵌装口に上記ホルダー部材の熱交換器ケー
    ス外方への移動を阻止する係合部を形成する一
    方、上記サーモセンサーを上記ホルダー部材に対
    して遊嵌状態で支持せしめ、当該ホルダー部材と
    上記サーモセンサーとの間に弾性部材を設けるこ
    とにより、上記サーモセンサーを上記熱交換器ケ
    ース内の熱交換器に対して常時所定圧で当接せし
    めるとともに上記ホルダー部材を上記サーモセン
    サー嵌装口の係合部に圧接せしめるようにしたこ
    とを特徴とする熱交換器の温度検出装置。
JP20374985U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0425367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20374985U JPH0425367Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20374985U JPH0425367Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62112081U JPS62112081U (ja) 1987-07-16
JPH0425367Y2 true JPH0425367Y2 (ja) 1992-06-17

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ID=31169371

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