JPS6330941Y2 - - Google Patents

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JPS6330941Y2
JPS6330941Y2 JP13427981U JP13427981U JPS6330941Y2 JP S6330941 Y2 JPS6330941 Y2 JP S6330941Y2 JP 13427981 U JP13427981 U JP 13427981U JP 13427981 U JP13427981 U JP 13427981U JP S6330941 Y2 JPS6330941 Y2 JP S6330941Y2
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JP
Japan
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temperature
outlet pipe
thermosensor
tube
refrigerant
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JP13427981U
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JPS5839475U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管内の流体の温度を検出する感温筒を
管に固定する感温筒固定具に関する。
例えば冷凍サイクルにおける膨張弁の感温筒は
エバポレータの出口管に添着され、この出口管の
温度に応じて膨張弁の開度制御を行いエバポレー
タ出口の冷媒の過熱度が所定値になるようにして
いる。
しかして、従来の感温筒1は第1図に示すよう
に出口管2に断面三ケ月状の台座3をロ−付け
し、この台座3に感温部4を当接するとともに、
C字状の板ばね5により固定し、外気が感温部4
に触れて影響を受けないように断熱材6により全
体を覆つている。
しかしながら、このような固定方法ではロ−付
作業あるいは断熱材相互を密着する作業等種々の
作業を要し、しかも部品点数が多いため、組立作
業も面倒なことから、経済的にも作業能率的にも
不利となつている。
特にマスプロ生産ラインにおいて、上述の固定
方法により作業を行えばラインの流れ速度に追い
つかず、作業のネツクとなる恐れもある。
また、感温筒1はC字状の板ばね5により固定
されているだけなので、この板ばね5内で感温筒
1が回り、固定の安定性に欠けるという欠点もあ
つた。
本考案は、このような従来のものにおける欠点
を除去し、感温筒の感温部の取付けをいわゆるワ
ンタツチ式で行ない、取付後も感温部に対し、外
気が当らないようにして感温部には何ら外気温に
よる影響を及ぼさず正確な制御を可能とし、また
部品点数を低減し、しかも感温筒が回らずに固定
できるようにした感温筒固定具を提供することを
目的としてなされたもので、合成樹脂により形成
された一対のクランプ板体により2本の冷媒配管
を固定するとともに、一方のクランプ板体に密閉
状の感温筒収納部を形成したものである。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。なお、前述した従来のものと同一の構成につ
いては、図面中に同一の符号を付し、その説明は
省略する。
第2図は自動車用空気調和装置のクーリングユ
ニツト内に設置されるエバポレータ組立体9の正
面図である。エバポレータ10は異形管11を蛇
行状に成形し、各異形管相互間にコルゲートフイ
ン12をロー付している。
この異形管11の両端には、それぞれ出口管1
3および入口管14がロー付してあり、この入口
管14には凝縮器(図示せず)で凝縮された冷媒
を断熱膨張するため、膨張弁15を連結してあ
る。
この膨張弁15はその開度を前記出口管13に
添着した感温筒1の感温部4により出口管13内
の冷媒の温度を検知しその温度によつて制御さ
れ、このエバポレータ10の出口の冷媒の過熱度
が所定値になるようにしている。
この感温筒1は熱膨張媒体を封入したキヤピラ
リチユーブ17の先端をコイル状に巻回した感温
部4を有し、この感温部4を前記出口管13内の
冷媒の温度を検出するため、この出口管13に圧
接して取付けたもので、この取付に当り、合成樹
脂製例えばポリプロピレン樹脂等で成形された固
定具19を用いている。
この固定具19は、第3図に詳示するように、
一端をヒンジ20により連結された一対のクラン
プ板体21A,21Bからなり、各クランプ板体
21A,21Bにはそれぞれ出口管13および入
口管14の円周方向におけるほぼ半分を受容し得
る2つの弧状凹部22A,23Aおよび22B,
23Bが両クランプ板体21A,21Bにおいて
相互に対向する位置に形成されている。これらの
各弧状凹部22A,23A,22B,23Bはそ
れぞれ出口管13および入口管14の外径とほぼ
同径の内周面を有しており、出口管13および入
口管14の周面に密着し得るようになつている。
また、前記の一方のクランプ板体21Aには弧状
凹部22Aにかけて外部に対し密閉状の感温筒収
納部24が形成されており、この収納部24内に
収納された感温筒1の感温部(図示せず)は出口
管13の外周面に圧接するようになつている。さ
らに、一方のクランプ板体21Aのヒンジ20か
ら遠く離間した自由端部にはスリツト25が形成
されており、このスリツト25に、他方のクラン
プ板体21Bに突設された突部26が密に嵌合し
て両クランプ板体21A,21Bが両管13,1
4を固定した上で一体化されるようになつてい
る。
このような固定具19によれば、出口管13お
よび入口管14をワンタツチで固定できるし、ま
た収納部24内の感温筒1の感温部は、両クラン
プ板体21A,21Bが合成樹脂により形成さ
れ、しかも収納部24が外部から密閉されている
ので、外気の影響を受けずに正確に膨張弁15の
開度の制御を行なうことができる。さらに、感温
部は出口管13に圧接されることになるため、収
納部24内で回ることもない。
以上説明したように、本考案に係る感温筒固定
具は、ワンタツチで冷媒配管を固定できるし、ま
た部品点数も少なくロー付けなどの複雑な作業も
必要とされず安価に製造できるし、さらに合成樹
脂からなるクランプ板体内の密閉状収納部内で感
温筒は冷媒配管に圧接するので、外気の影響を受
けず、温度制御を安定的に行なえ、しかも回るこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感温筒固定具の斜視図、第2図
は本考案に係る感温筒固定具を備えたエバポレー
タの正面図、第3図本考案に係る感温筒固定具の
斜視図、第4図は第2図の感温筒固定具の展開し
た状態を示す斜視図である。 1……感温筒、4……感温部、10……エバポ
レータ、13……出口管、14……入口管、15
……膨張弁、17……キヤピラリチユーブ、19
……感温筒固定具、20……ヒンジ、21A,2
1B……クランプ板体、22A,23A,22
B,23B……弧状凹部、24……感温筒収納
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エバポレータ内を流通する冷媒量を制御する膨
    張弁の開度を、前記エバポレータの出口管に当接
    した感温部が感知した温度に応じて制御する感温
    筒を、冷媒配管に固定する感温筒固定具におい
    て、前記冷媒が流通する入口管14と出口管13
    とからなる2本の冷媒配管の円周方向におけるほ
    ぼ半分を受容し得る2つの弧状凹部22A,23
    Aおよび22B,23Bがそれぞれ形成され、か
    つ一端部がヒンジ20により連結された合成樹脂
    よりなる一対のクランプ板体21A,21Bを有
    し、当該クランプ板体21A,21Bの他端部の
    一方にスリツト25また他方に突部26が設けら
    れ、これらスリツト25と突部26とを相互に嵌
    合連結することにより、前記入口管14と前記出
    口管13を前記弧状凹部22A,23A,22
    B,23Bで挟持するとともに、前記感温部を外
    部から密閉し、かつ当該感温部を前記出口管13
    の外周面に圧接させる感温筒収納部24を形成し
    たことを特徴とする感温筒固定具。
JP13427981U 1981-09-11 1981-09-11 感温筒固定具 Granted JPS5839475U (ja)

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JP13427981U JPS5839475U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 感温筒固定具

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JP13427981U JPS5839475U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 感温筒固定具

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Publication Number Publication Date
JPS5839475U JPS5839475U (ja) 1983-03-15
JPS6330941Y2 true JPS6330941Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=29927708

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JP13427981U Granted JPS5839475U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 感温筒固定具

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JPS5839475U (ja) 1983-03-15

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