JPH055468Y2 - - Google Patents

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JPH055468Y2
JPH055468Y2 JP1984193829U JP19382984U JPH055468Y2 JP H055468 Y2 JPH055468 Y2 JP H055468Y2 JP 1984193829 U JP1984193829 U JP 1984193829U JP 19382984 U JP19382984 U JP 19382984U JP H055468 Y2 JPH055468 Y2 JP H055468Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
temperature sensor
temperature
fins
frost
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JP1984193829U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気調和機などの熱交換器の着霜温
度を検出する温度センサの取付装置に関するもの
である。
従来の技術 従来、この種の温度センサは、例えば実開昭57
−162425号公報または実開昭56−3345号公報など
で知られているように、除霜検出制御を行う関係
上、熱交換器から一定の距離をおいて取付けるか
または、熱交換器のフインまたは銅管に密着して
取付けられている。
考案が解決しようとする問題点 ところがこのような構造では直接的な着霜検出
が難しく、着霜検出が遅れたりする。また熱交換
器の通風方向に対して逆風が生じたとき等、通常
の熱交換時における風の流れが止まつてしまい、
熱交換器を通る冷媒は外気からの吸熱ができずフ
インの温度が一時的に下がる場合があるが、この
ような場合に下つた後の温度を着霜温度と誤検出
してしまうという問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解消するもの
で、確実な着霜温度検出が行えるようにすること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本考案は、熱交換器
のフインの一部に通風方向に延びる切欠き部を設
け、この切欠部に、着霜温度検出センサを、固定
部材によつてフインに接触しないように固定した
ものである。
作 用 この構成により、温度センサは熱交換器を通過
中の温度を検出することとなる。よつて、突風な
どにより通常の熱交換時において熱交換器を通る
風の流れが止まつてしまつた場合に、熱交換器を
通る冷媒は、外気からの吸熱ができなくなり、そ
の結果としてフインの温度が一時的に低下する場
合があるが、このようなフインの一時的な温度変
化に影響を受けることはない。その結果熱交換器
へ着霜が始まると、その着霜温度を直接着霜温度
検出センサにより検出して、除霜のための正確な
情報が得られるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例について第1図〜第3
図を参考に説明する。なお、以下における説明
は、空気調和機の暖房運転時における室外機に取
付られた着霜温度検出センサの取付装置に関する
ものである。
第1図、第2図において、1は積層されたフイ
ン3と、このフイン3を貫通する冷媒管(以下熱
交換器チユーブと称す)2からなる空気調和機の
室外機に取付けられた熱交換器本体で、この熱交
換器1の通風上の特性等により比較的着霜を起こ
しやすい場所を選定して、熱交換器本体1の通風
方向に延びる切欠きを設け、この切欠きによつて
温度センサ挿入部4を設けている。5は前記温度
センサ挿入部4内に位置し着霜温度を検知する温
度センサ、6は温度センサ固定部材で、前記熱交
換器チユーブ2の2本のほぼ中間に位置する温度
センサ保持部7と、前記熱交換器チユーブ2に嵌
合する凹状固定部8より構成されている。したが
つて温度センサ5は、この凹状固定部8を前記温
度センサ挿入部4から一定距離離れた部分の前記
熱交換器チユーブ2にはめ込むことにより、温度
センサ挿入部4においてフイン3に接触すること
なく支持固定される。ここで前記温度センサ保持
部7は、前記センサ挿入部4を通る風の流れを防
げることがない大きさに、また前記センサ挿入部
4の大きさは前記温度センサ保持部7が前記フイ
ン3に接触しない程度の大きさにそれぞれ形成さ
れている。
上記構成において、通常運転時、前記温度セン
サ5は前記フイン3の熱影響を受けて吸込空気温
度TAよりも低い温度TBを検知する。そして前記
熱交換器本体1の表面に着霜が生じ、それが進行
すると、前記温度センサ5の周囲にも着霜が起こ
る。
第3図に示すように、前記温度センサ5の周囲
に着霜が起こると、その検知温度TBは急激に降
下していく。したがつて、除霜開始制御は、この
急激な温度降下の情報を制御回路へ送ることによ
り行える。なお、具体的な除霜制御は、周知の技
術でよいため、また本考案の要旨と関係しないた
め、説明を省略する。
従つて、前記温度センサ5は、前記フイン3に
接触しないため、通常運転時と着霜時の温度差を
大きくとることができ、また着霜を直接検知する
ため、確実な着霜検出ができる。さらに、固定部
材6の材質を樹脂等の比較的熱伝導性の悪いもの
を選ぶことにより、前記熱交換器チユーブ2から
の影響を少なくすることができ、一層正確さが向
上する。
なお本実施例においては、温度センサ固定部材
6を熱交換器チユーブ2に固定したが、熱交換器
本体1のU字形ベンド部に固定しても、同様な効
果が得られる。
考案の効果 以上のように、本願考案は、温度センサが熱交
換器の切欠き部に挿入され、かつフインに接触し
ないように固定されているものであり、暖房運転
時において、突風が室外機に吹きつける等の理由
により、通常の熱交換時において熱交換器を通る
風の流れが止まつてしまつた場合に、熱交換器を
通る冷媒は、外気からの吸熱ができなくなり、そ
の結果として一時的にフインの温度が低下する場
合があるが、このような、一時的なフイン温度の
低下を検知することなく、無駄な除霜運転を行な
うことがないとともに、外気温の影響が極力防止
され、かつフインに着霜が生じると、いち早く着
霜を素早く検知することがけいることにより、除
霜運転の開始が遅れることもないので、無駄なく
タイミング良く除霜運転が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す温度センサ取
付装置の分解斜視図、第2図は同温度センサ取付
装置を具備した熱交換器の斜視図、第3図は着霜
時の吸込空気温度と温度センサ検出の温度変化状
態を示す特性図である。 1……熱交換器本体、2……熱交換器チユー
ブ、3……フイン、4……温度センサ挿入部、5
……温度センサ、6……固定部材、7……温度セ
ンサ保持部、8……凹状固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 積層されたフインと、このフインを貫通した冷
    媒管により熱交換器を構成し、さらにこの熱交換
    器のフインの一部に、通風方向に延びる切欠き部
    を設け、この切欠き部に、フインに接触しないよ
    うに温度センサを挿入固定し、この温度センサの
    挿入固定を、熱交換器の冷媒管に係合する凹状固
    定部と、温度センサの保持部を具備した温度セン
    サ固定具により行う着霜温度検出センサの取付装
    置。
JP1984193829U 1984-12-20 1984-12-20 Expired - Lifetime JPH055468Y2 (ja)

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JPS61108940U JPS61108940U (ja) 1986-07-10
JPH055468Y2 true JPH055468Y2 (ja) 1993-02-12

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JP2000130895A (ja) * 1998-10-29 2000-05-12 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

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