JPH0233056Y2 - - Google Patents

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JPH0233056Y2
JPH0233056Y2 JP14128584U JP14128584U JPH0233056Y2 JP H0233056 Y2 JPH0233056 Y2 JP H0233056Y2 JP 14128584 U JP14128584 U JP 14128584U JP 14128584 U JP14128584 U JP 14128584U JP H0233056 Y2 JPH0233056 Y2 JP H0233056Y2
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JP
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pipe
connection
heat exchanger
branch pipe
outdoor heat
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヒートポンプ式空気調和機に関し、特
に室外熱交換器のデフロスト完了を正確に検知す
るための対策に関する。
(従来の技術) 従来より、ヒートポンプ式空気調和機において
熱交換器とキヤピラリーチユーブ等とを冷媒配管
で連結する場合、例えば、実開昭57−114374号公
報に開示されているように、熱交換器の冷媒管に
該冷却管とほぼ同径の接続配管を接続する一方、
キヤピラリーチユーブに分流器を接続し、該分流
器からの分流管を上記接続配管に挿入して接続す
ることが行われている。
ところで、ヒートポンプ式空気調和機では、暖
房運転時に室外熱交換器が着霜すると、一時的に
暖房サイクル運転を冷房サイクル運転に切換えて
デフロスト(除霜)運転をすることが行われてい
る。この場合、室外熱交換器のデフロスト完了の
判定は、該室外熱交換器から流出する冷媒の温度
が所定温度を上回つたことをデフロスト検知用感
温部によつて検知することによりなされている。
そして、上記感温部は、分流管または接続配管に
取付けられることになるが、分流管は管径が小さ
く感温部を取付けることが困難であること、およ
び分流管の配管形状は室外熱交換器を収納する室
外ユニツトのタイプによつてまちまちになり感温
部の取付け箇所がばらつくことなどから、分流管
より大径でかつ一定形状の接続配管に感温部を取
付けるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のものでは、分流管を接続
配管に挿入して接続するようにしているので、室
外ユニツトの据付設置時に分流管の挿入代を一定
に管理することが難しい。そのため、分流管が接
続配管の分流管接続端から上記感温部に至るまで
挿入されると、分流管外周と接続管内周との間に
あつて冷媒が流通せず淀む部分に感温部が位置す
ることになり、感温部によつて室外熱交換器から
流出する冷媒の温度を正確に検知することがで
ず、デフロスト完了検知の誤作動を生じるという
問題がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、接続配管の一部の
形状を改良した簡単な構成により分流管の挿入代
のバラツキをなくすことにより、デフロスト検知
用感温部に室外熱交換器から流出する冷媒を確実
に流通させて、該感温部で冷媒の温度を正確に検
知させるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、室外熱交換器2の冷却管10に該冷却管10
とほぼ同径の接続配管11が接続され、該接続配
管11に分流器12からの小径の分流管13が挿
入されて接続されたヒートポンプ式空気調和機に
おいて、上記接続配管11の分流管接続端から所
定長さまでの部分を折り曲げて分流管13が挿入
される挿入代を決める挿入代部14を形成し、該
接続配管11の上記挿入代部14よりも冷却管接
続側に上記室外熱交換器2から流出する冷媒の温
度を検知するデフロスト検知用感温部15aを取
付ける構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、分流管を接続
配管に挿入すると、挿入代部によつて所定長さ以
上は挿入できず、挿入代が一定となるので、上記
挿入代部よりも冷却管接続側に位置するデフロス
ト検知用感温部取付位置には分流管が位置せず、
室外熱交換器から流出した冷媒が確実に流通する
ことになり、該感温部で冷媒の温度が正確に検知
されることなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は本考案の実施例に係るヒートポンプ式
空気調和機を示し、Aは室外ユニツトであつて、
該室外ユニツトAは、キヤピラリーチユーブ1、
室外熱交換器2、四路切換弁3、アキユムレータ
4、および圧縮機5を備え、それぞれ冷媒配管6
で連結されている。一方、Bは室内ユニツトであ
つて、該室内ユニツトBは、室内熱交換器7を備
え、上記室外ユニツトAと冷媒配管8で連結され
てヒートポンプ式冷暖房回路が形成されていて、
上記四路切換弁3を実線の如く暖房サイクルに切
換えて圧縮機5により冷媒を実線矢印の如く圧送
することにより室内を暖房し、また四路切換弁3
を破線の如く冷房サイクルに切換えて圧縮機5に
より冷媒を破線矢印の如く圧送することにより室
内を冷房するように構成されている。
上記室外および室内熱交換器2,7とキヤピラ
リーチユーブ1とを連結する冷媒配管6,8構造
は、第1図に示すように、熱交換器2または7の
管板9に嵌挿保持された複数本の冷却管10,1
0…とほぼ同径で該冷却管10,10…に接続さ
れた接続配管11,11…と、キヤピラリーチユ
ーブ1に接続された分流器12と、該分流器12
と上記接続配管11,11…とを接続する複数本
の小径の分流管13,13…とからなり、該分流
管13の接続端部は、該分流管13より大径の接
続配管11に挿入されてピンチロウ付により液密
的に接続されている。
そして、室外熱交換器2の冷却管10に接続れ
た接続配管11は、その分流管接続端から所定長
さまでの部分が折曲げられて分流管13が挿入
される挿入代を決める挿入代部14が形成されて
いる。また、該接続配管11の上記挿入代部14
よりも冷却管接続側には、デフロスト完了を検知
してデフロスト運転を終了させるデフロスト完了
検知用サーミスタ15の感温部15aが取付けら
れている。
該デフロスト完了検知用サーミスタ15は、デ
フロスト運転時(冷房サイクル運転時)に室外熱
交換器2から流出する冷媒の温度を感温部15a
で検知し、冷媒温度が設定上限温度を上回つたと
きにデフロスト信号を出力するものである。尚、
室外熱交換器2の四路切換弁側の冷媒配管6にも
暖房サイクル運転時に室外熱交換器2から流出す
る冷媒の温度を感温部で検知し該冷媒温度が設定
下限温度を下回つたときにデフロスト開始信号を
出力するデフロスト開始検知用サーミスタ16が
設けられ、上記両サーミスタ15,16は四路切
換弁3を切換制御するデイアイサ17に接続され
ている。また、18は室外ユニツトAに設けられ
た室外フアン、19は室内ユニツトBに設けられ
た室内フアンである。
したがつて、上記実施例においては、デフロス
ト完了検知用サーミスタ15が取付けられる接続
配管11の分流管接続端から所定長さまでの部
分が折曲げられて挿入代部14が形成されている
ので、室外ユニツトAの据付時、該接続配管11
に分流管13を挿入する場合、所定長さ以上は
挿入できず、挿入代がバラツクことがなく一定と
なる。このことから、上記接続配管11の上記挿
入代部14よりも冷却管接続側に取付けられたデ
フロスト完了検知用サーミスタ15の感温部15
aには分流管13が位置せず、デフロスト運転時
に室外熱交換器2から流出した冷媒が確実にサー
ミスタ15の感温部15aに流通することにな
り、室外熱交換器2からの冷媒の温度を安定して
正確に検知することができ、デフロスト運転を誤
動作なく適切に終了させることができる。
また、上記分流管13が挿入される挿入代を決
める挿入代部14は接続配管11の分流管接続端
から所定長さまでの部分を折曲げただけの簡単
な構造であるので、容易にかつ安価に実施するこ
とができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のヒートポンプ式
空気調和機によれば、接続配管を利用した簡単な
構成によつて分流管の挿入代を一定とし、デフロ
スト検知用感温部に室外熱交換器から流出した冷
媒が確実に流通するようにしたので、室外熱交換
器からの冷媒の温度を安定して正確に検知するこ
とができ、よつてデフロスト運転完了の正確化お
よびその容易実施化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は室外熱
交換器の冷媒配管接続部分の拡大図、第2図は全
体概略構成を示す冷媒配管系統図である。 2……室外熱交換器、10……冷却管、11…
…接続配管、12……分流器、13……分流管、
14……挿入代部、15a……サーミスタ感温
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外熱交換器2の冷却管10に該冷却管10と
    ほぼ同径の接続配管11が接続され、該接続配管
    11に分流器12からの小径の分流管13が挿入
    されて接続されたヒートポンプ式空気調和機にお
    いて、上記接続配管11の分流管接続端から所定
    長さまでの部分が折曲げられて分流管13が挿入
    される挿入代を決める挿入代部14が形成されて
    おり、該接続配管11の上記挿入代部14よりも
    冷却管接続側に上記室外熱交換器2から流出する
    冷媒の温度を検知するデフロスト完了検知用感温
    部15aが取付けられていることを特徴とするヒ
    ートポンプ式空気調和機。
JP14128584U 1984-09-18 1984-09-18 Expired JPH0233056Y2 (ja)

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JP14128584U JPH0233056Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JP14128584U JPH0233056Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JPS6155638U JPS6155638U (ja) 1986-04-14
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