JPH06307741A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH06307741A JPH06307741A JP9418193A JP9418193A JPH06307741A JP H06307741 A JPH06307741 A JP H06307741A JP 9418193 A JP9418193 A JP 9418193A JP 9418193 A JP9418193 A JP 9418193A JP H06307741 A JPH06307741 A JP H06307741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- indoor
- outdoor
- refrigerant
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍サイクルの冷媒量の不足を的確に検出
し、報知する。 【構成】 図において、１は圧縮機、２は冷媒の流れを
冷房運転あるいは暖房運転等に対応させて切り替える四
方弁、３は室外熱交換器、４はキャピラリーチューブ等
の絞り手段、５は室内熱交換器である。１１は圧縮機
１，四方弁２，室外送風機６等を制御する室外送風機、
１２は室内送風機７，報知部１３等を制御する室内機制
御部である。１〜５で構成する冷凍サイクルの冷媒量が
適量であるか不足しているかを検出するために圧縮機１
の吸入管（低圧側）および吐出管（高圧側）に圧力セン
サ８，９を設け、これらの検出信号をＡ／Ｄ変換部１０
を介して室外機制御部１１に入力する。圧力センサ８，
９で検出した管内圧力の差が所定値以下であれば、室内
機制御部１２は報知部１３を制御し、冷凍サイクルの冷
媒量が不足していることを報知する。また、圧縮機１，
室外送風機６，室内送風機７等の運転を停止する。
し、報知する。 【構成】 図において、１は圧縮機、２は冷媒の流れを
冷房運転あるいは暖房運転等に対応させて切り替える四
方弁、３は室外熱交換器、４はキャピラリーチューブ等
の絞り手段、５は室内熱交換器である。１１は圧縮機
１，四方弁２，室外送風機６等を制御する室外送風機、
１２は室内送風機７，報知部１３等を制御する室内機制
御部である。１〜５で構成する冷凍サイクルの冷媒量が
適量であるか不足しているかを検出するために圧縮機１
の吸入管（低圧側）および吐出管（高圧側）に圧力セン
サ８，９を設け、これらの検出信号をＡ／Ｄ変換部１０
を介して室外機制御部１１に入力する。圧力センサ８，
９で検出した管内圧力の差が所定値以下であれば、室内
機制御部１２は報知部１３を制御し、冷凍サイクルの冷
媒量が不足していることを報知する。また、圧縮機１，
室外送風機６，室内送風機７等の運転を停止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係わり、特
に、冷凍サイクルの冷媒量の不足を的確に検出するため
の手段に関する。
に、冷凍サイクルの冷媒量の不足を的確に検出するため
の手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の冷凍サイクルは基本的には
図３に示すような圧縮機２１と、冷媒の流れを冷房運転
あるいは暖房運転等に対応させて切り替える四方弁２２
と、室外熱交換器２３と、キャピラリーチューブ等の絞
り手段２４と、室内熱交換器２５等で構成され、２１〜
２４は室外機側に、２５は室内機側に配置されている。
また、室外機側には室外熱交換器２３を空冷する室外送
風機２６の他、圧縮機２１、四方弁２２、室外送風機２
６等を制御する室外機制御部２７が有り、室内機側には
室内送風機２８、報知部２９等を制御する室内機制御部
３０が有り、この室内機制御部３０と室外機制御部２７
とは信号線で繋がれ、情報交換が行われるようになって
いる。
図３に示すような圧縮機２１と、冷媒の流れを冷房運転
あるいは暖房運転等に対応させて切り替える四方弁２２
と、室外熱交換器２３と、キャピラリーチューブ等の絞
り手段２４と、室内熱交換器２５等で構成され、２１〜
２４は室外機側に、２５は室内機側に配置されている。
また、室外機側には室外熱交換器２３を空冷する室外送
風機２６の他、圧縮機２１、四方弁２２、室外送風機２
６等を制御する室外機制御部２７が有り、室内機側には
室内送風機２８、報知部２９等を制御する室内機制御部
３０が有り、この室内機制御部３０と室外機制御部２７
とは信号線で繋がれ、情報交換が行われるようになって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図３に示す
ような冷凍サイクルにおいて、配管接続に不具合があっ
たりすると冷媒漏れを起こし、冷凍サイクル中の冷媒量
が不足することにより熱交換能力が低下し、「冷えな
い」、「暖まらない」といった症状が現れるが、従来の
空気調和機には、上述のような冷媒漏れによる冷媒量の
不足を検出する手段が無いため、異常に気付くのが遅
れ、早めに修理を行うことができないといった不具合が
あった。したがって、本発明においては上述のような冷
凍サイクルの冷媒量不足をより早く確実に検知して、報
知できるようにした空気調和機を提供することを目的と
している。
ような冷凍サイクルにおいて、配管接続に不具合があっ
たりすると冷媒漏れを起こし、冷凍サイクル中の冷媒量
が不足することにより熱交換能力が低下し、「冷えな
い」、「暖まらない」といった症状が現れるが、従来の
空気調和機には、上述のような冷媒漏れによる冷媒量の
不足を検出する手段が無いため、異常に気付くのが遅
れ、早めに修理を行うことができないといった不具合が
あった。したがって、本発明においては上述のような冷
凍サイクルの冷媒量不足をより早く確実に検知して、報
知できるようにした空気調和機を提供することを目的と
している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、圧縮機、室外機制御
部等を備えた室外機と、報知部、室内機制御部等を備え
た室内機とから成る空気調和機において、前記圧縮機の
吸入管および吐出管にそれぞれ管内圧力を検出する圧力
センサを設け、これらの圧力センサにより検出された管
内圧力の差が所定値以下の場合、前記報知部により冷凍
サイクルの冷媒量が不足していることを報知するように
した。
決するためになされたものであり、圧縮機、室外機制御
部等を備えた室外機と、報知部、室内機制御部等を備え
た室内機とから成る空気調和機において、前記圧縮機の
吸入管および吐出管にそれぞれ管内圧力を検出する圧力
センサを設け、これらの圧力センサにより検出された管
内圧力の差が所定値以下の場合、前記報知部により冷凍
サイクルの冷媒量が不足していることを報知するように
した。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、圧縮機の吸入管および吐
出管の管内圧力をそれぞれ検出することができ、その差
が所定値以下になれば冷凍サイクルの冷媒量が不足して
いるとして、室内機側の報知部から報知されるので、早
めに修理等を行うことができる。
出管の管内圧力をそれぞれ検出することができ、その差
が所定値以下になれば冷凍サイクルの冷媒量が不足して
いるとして、室内機側の報知部から報知されるので、早
めに修理等を行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図２に基づ
いて説明する。図１は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルと本発明に係わる制御系の要部を表したもので、１は
圧縮機、２は冷媒の流れを冷房運転あるいは暖房運転等
に対応させて切り替える四方弁、３は室外熱交換器、４
はキャピラリーチューブ等の絞り手段、５は室内熱交換
器である。６は室外熱交換器３を空冷するための室外送
風機、７は室内熱交換器５により熱交換された空気を室
内に送出するための室内送風機（シロッコファン）であ
る。８は圧縮機１の吸入管圧力（低圧）を検出するため
の圧力センサ、９は圧縮機１の吐出管圧力（高圧）を検
出するための圧力センサで、これらの検出信号はＡ／Ｄ
変換部１０を介して、圧縮機１、四方弁２、室外送風機
６等を制御する室外機制御部１１に入力されるようにな
っている。１２は室内送風機７等を制御する室内機制御
部、１３は室内機に設けられている報知部で、室内機制
御部１２と室外機制御部１１とは信号線で繋がれ、情報
交換が行われるようになている。そして、圧力センサ
８，９で検出された管内圧力の差が所定値以下になって
いると室内機制御部１２は報知部１３を制御し、冷凍サ
イクルの冷媒量が不足していることを報知するようにな
っている。
いて説明する。図１は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルと本発明に係わる制御系の要部を表したもので、１は
圧縮機、２は冷媒の流れを冷房運転あるいは暖房運転等
に対応させて切り替える四方弁、３は室外熱交換器、４
はキャピラリーチューブ等の絞り手段、５は室内熱交換
器である。６は室外熱交換器３を空冷するための室外送
風機、７は室内熱交換器５により熱交換された空気を室
内に送出するための室内送風機（シロッコファン）であ
る。８は圧縮機１の吸入管圧力（低圧）を検出するため
の圧力センサ、９は圧縮機１の吐出管圧力（高圧）を検
出するための圧力センサで、これらの検出信号はＡ／Ｄ
変換部１０を介して、圧縮機１、四方弁２、室外送風機
６等を制御する室外機制御部１１に入力されるようにな
っている。１２は室内送風機７等を制御する室内機制御
部、１３は室内機に設けられている報知部で、室内機制
御部１２と室外機制御部１１とは信号線で繋がれ、情報
交換が行われるようになている。そして、圧力センサ
８，９で検出された管内圧力の差が所定値以下になって
いると室内機制御部１２は報知部１３を制御し、冷凍サ
イクルの冷媒量が不足していることを報知するようにな
っている。
【０００７】以下、制御動作を図２のフローチャートを
用いて説明する。先ず、ステップＳＴ１では圧縮機１が
運転されているかどうかの判定がなされ、運転中でなけ
ればステップＳＴ９に進められて終了するが、運転中で
あればステップＳＴ２に進められ、運転周波数（圧縮機
１の回転数）が安定しているかどうかが判定され、安定
していれば次のステップＳＴ３で吸入管側の管内圧力値
が読み込まれ、ステップＳＴ４で吐出管側の管内圧力値
が読み込まれる。ステップＳＴ５ではステップＳＴ３お
よびステップＳＴ４のデータから管内圧力の差が求めら
れる。この圧力差は次のステップＳＴ６で予め設定され
ている所定値、つまり、冷媒量の不足を判定するための
基準値と比較され、圧力差が所定値以上であれば冷媒量
は十分であるとしてステップＳＴ９に進められるが、圧
力差が所定値未満であれば冷媒量が不足しているものと
してステップＳＴ７に進められる。ステップＳＴ７では
冷媒量が不足していることを報知部１３を介して報知す
る。さらに、ステップＳＴ８では圧縮機１等の運転を停
止するようになっている。なお、ステップＳＴ３および
ステップＳＴ４における管内圧力の読み込みは圧縮機１
の運転周波数が安定した後に行うようになっているが、
その理由はば吸入管と吐出管の管内圧力の差を正確に検
出するためである。
用いて説明する。先ず、ステップＳＴ１では圧縮機１が
運転されているかどうかの判定がなされ、運転中でなけ
ればステップＳＴ９に進められて終了するが、運転中で
あればステップＳＴ２に進められ、運転周波数（圧縮機
１の回転数）が安定しているかどうかが判定され、安定
していれば次のステップＳＴ３で吸入管側の管内圧力値
が読み込まれ、ステップＳＴ４で吐出管側の管内圧力値
が読み込まれる。ステップＳＴ５ではステップＳＴ３お
よびステップＳＴ４のデータから管内圧力の差が求めら
れる。この圧力差は次のステップＳＴ６で予め設定され
ている所定値、つまり、冷媒量の不足を判定するための
基準値と比較され、圧力差が所定値以上であれば冷媒量
は十分であるとしてステップＳＴ９に進められるが、圧
力差が所定値未満であれば冷媒量が不足しているものと
してステップＳＴ７に進められる。ステップＳＴ７では
冷媒量が不足していることを報知部１３を介して報知す
る。さらに、ステップＳＴ８では圧縮機１等の運転を停
止するようになっている。なお、ステップＳＴ３および
ステップＳＴ４における管内圧力の読み込みは圧縮機１
の運転周波数が安定した後に行うようになっているが、
その理由はば吸入管と吐出管の管内圧力の差を正確に検
出するためである。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したような構成ならびに制御方
法であるならば、配管接続の不具合等により冷媒漏れが
発生し、冷凍サイクルの冷媒量が不足しているような場
合に、その状況が速やかに、かつ、正確に報知されるの
で、空気調和機が異常であることをより早く知るのに便
利で、大事に至る前に修理等が行える。
法であるならば、配管接続の不具合等により冷媒漏れが
発生し、冷凍サイクルの冷媒量が不足しているような場
合に、その状況が速やかに、かつ、正確に報知されるの
で、空気調和機が異常であることをより早く知るのに便
利で、大事に至る前に修理等が行える。
【図１】本発明に係わる冷凍サイクルと、その制御系の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明に係わる制御動作例を表すフローチャー
トである。
トである。
【図３】従来例を説明するための冷凍サイクルと、その
制御系のブロック図である。
制御系のブロック図である。
１ 圧縮機 ２ 四方弁 ３ 室外熱交換器 ４ 絞り手段 ５ 室内熱交換器 ６ 室外送風機 ７ 室内送風機 ８ 圧力センサ ９ 圧力センサ １０ Ａ／Ｄ変換部 １１ 室外機制御部 １２ 室内機制御部 １３ 報知部
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮機、室外機制御部等を備えた室外機
と、報知部、室内機制御部等を備えた室内機とから成る
空気調和機において、前記圧縮機の吸入管および吐出管
にそれぞれ管内圧力を検出する圧力センサを設け、これ
らの圧力センサにより検出された管内圧力の差が所定値
以下の場合、前記報知部により冷凍サイクルの冷媒量が
不足していることを報知するようにしてなることを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記管内圧力の差が所定値以下の場合、
前記空気調和機の運転を停止するようにしてなる請求項
１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記管内圧力の検出を圧縮機の運転周波
数もしくは回転数が安定している時に行うようにしてな
る請求項１記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9418193A JPH06307741A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9418193A JPH06307741A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307741A true JPH06307741A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14103162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9418193A Pending JPH06307741A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307741A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100779537B1 (ko) * | 2006-09-05 | 2007-11-27 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 공기조화기의 냉매 부족 검출방법 |
| CN100436975C (zh) * | 2006-11-17 | 2008-11-26 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种可高压预警的自适应式空调器的控制方法 |
| JP2009216290A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輸送用冷凍装置 |
| KR101000050B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2010-12-10 | 엘지전자 주식회사 | 멀티 공기조화기의 냉매량 부족방지제어방법 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP9418193A patent/JPH06307741A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101000050B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2010-12-10 | 엘지전자 주식회사 | 멀티 공기조화기의 냉매량 부족방지제어방법 |
| KR100779537B1 (ko) * | 2006-09-05 | 2007-11-27 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 공기조화기의 냉매 부족 검출방법 |
| CN100436975C (zh) * | 2006-11-17 | 2008-11-26 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种可高压预警的自适应式空调器的控制方法 |
| JP2009216290A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輸送用冷凍装置 |
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