JPH0345050Y2 - - Google Patents

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JPH0345050Y2
JPH0345050Y2 JP1985178439U JP17843985U JPH0345050Y2 JP H0345050 Y2 JPH0345050 Y2 JP H0345050Y2 JP 1985178439 U JP1985178439 U JP 1985178439U JP 17843985 U JP17843985 U JP 17843985U JP H0345050 Y2 JPH0345050 Y2 JP H0345050Y2
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JP
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refrigerant
heat exchanger
pipe
temperature
heat exchange
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JP1985178439U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はヒートポンプ式冷凍サイクルの一部を
構成する熱交換器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ヒートポンプ式冷凍サイクルの一部を構
成する熱交換器の構造としては特公昭60−6463号
公報に示されたようなものが開示されている。
この内容によれば、熱交換器に複数の冷媒通路
を形成すると共に、この夫々の通路にはヘツダパ
イプから分岐された分岐管をつないでいた。そし
て暖房時は冷媒をヘツダパイプから夫々の冷媒通
路へ流れるようにし、冷房時は、夫々の冷媒通路
を流れている冷媒をこのヘツダパイプで合流させ
るようにしていた。そしてこのヘツダパイプには
感温筒が取り付けられており、このヘツダパイプ
内を通過する冷媒の温度をこの感温筒で感知させ
るようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような熱交換器は、暖房運転時において
は、ヘツダパイプが熱交換器の入口側となるた
め、感温筒で感知される冷媒は、この熱交換器へ
流入される前のものである。従つて、この感温筒
では熱交換器で熱交換されている冷媒の温度を感
知することはできなかつた。
本考案は、1つの感温筒で、冷房運転並びに暖
房運転いずれの場合にも熱交換器で熱交換されて
いる冷媒の温度を感知させることを目的としたも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は熱交換器
内の一つの冷媒通路をこの熱交換器内で複数の冷
媒通路に分岐させると共に、この一つの冷媒通路
の分岐点の近くにはこの通路内を流れる冷媒の温
度の感温装置を配設するようにしたものである。
(ホ) 作用 本考案の熱交換器は、冷房並びに暖房いずれの
運転時においても、熱交換器内の一つの冷媒通路
内を流れている冷媒の温度を感知するようにした
ものである。
(ヘ) 実施例 第1図面において、1は分離型空気調和機2の
室内側熱交換ユニツトで、室内壁面に固定される
ものである。この室内側熱交換ユニツト1は第2
図に示す室外側熱交換ユニツト3とユニツト間配
管4でつながれている。室外側熱交換ユニツト2
には圧縮機5と四方弁6と、冷房運転時に凝縮器
として作用し暖房運転時に蒸発器として作用する
室外熱交換器7と、キヤピラリチユーブ8と逆止
弁9と、アキユームレータ10とが冷媒配管でつ
ながれている。
室内側熱交換ユニツト1はフレーム11とこの
フレーム11をおおう前面パネル12とから構成
されている。フレーム11にはクロスフローフア
ン13(送風機)と、冷房運転時に蒸発器として
作用し暖房運転時に凝縮器として作用する室内熱
交換器14とドレンパン15とが配設されてい
る。この室内熱交換器14は積層されたフインに
熱交換パイプを挿入して形成されたものである。
前面パネル12の上部には吸込口16が、下部に
は吐出口17が夫々設けられている。18は吐出
口17に配設された水平羽根である。そして、ク
ロスフローフアン13の回転によつて室内空気を
吸込口16から吸込んで、室内熱交換器14で冷
却させた後、吐出口17より吐出させるようにな
つている。この時、吸込口16の上部19の方が
下部20よりも多量に室内空気(第1図実線矢印
参照)が吸込まれる。21は室内熱交換器の風上
側熱交換パイプで、この熱交換器14の風上側領
域A内で上方から下方へ蛇行状に挿入されてい
る。
22はこの風上側熱交換パイプ21の立ち上り
部23に接続された分配管、24,25はこの分
配管にるながれた接続パイプで、一方の接続パイ
プ24は他方の接続パイプ25よりも太くなつて
いる。そして一方の接続パイプ24は風下側領域
B内の上段の風下側パイプ26につながれてい
る。又、他方の接続パイプ25は逆U字状に成型
されており、この一方の接続パイプ24よりも多
少細く風下側領域B内の下段の風下側パイプ27
につながれている。28は風下側パイプ26,2
7同志をつなぐ集合管で、この集合管28は熱交
換器14の上下方向の中間よりも下方に位置させ
ている。このようにして、上段の風下側パイプ2
6から集合管28までの配管長を、下段の風下側
パイプ27から集合管28までの配管長よりも長
くしている。
29は感温装置で、分配管22と一体に組み合
せられた立ち上り部23に取り付けられている。
この装置は立ち上り部23にロー付けされた筒状
の取付具30と、この取付具30内に固定された
センサー31とから構成されている。そして、こ
の装置で立ち上り部23の温度を検知して、冷房
運転中にこの温度が1.5℃以下となつた時に、制
御装置(図示せず)から圧縮機5の運転を止める
信号を出させる。又、暖房運転中にこの温度が6
分間に0.8℃づつ3回下降した時に制御装置(図
示せず)から圧縮機5の運転を止める信号を出さ
せる。
この空気調和機2において、冷房運転時は四方
弁6を実線状態に設定して、圧縮機5から吐出さ
れた冷媒を実線矢印のように流す。この時、室外
熱交換ユニツト2から室内熱交換ユニツト1に導
びかれる冷媒は液状となつている。この液状冷媒
は風上側熱交換パイプ21を介して室内熱交換器
14の風上側領域Aに導びかれ上部から下部に流
れる。そしてこの冷媒は室内空気で蒸発作用を受
けてガス化を始める。
このガス化を始めた気液混合状態の冷媒の温度
を感温装置29で感知する。この冷媒の温度が
1.5℃以下となつた時には、風下側領域Bに付着
しているドレン水が、凍結するおそれがあると判
断して、圧縮機5の運転を止める。すなわち、
1.5℃以上の冷媒を一方の接続パイプ24と他方
の接続パイプ25とに分流させる。この時、一方
の接続パイプ24の径が、他方の接続パイプ25
の径よりも大きく設定されているので、他方の接
続パイプ25よりも一方の接続パイプ24への多
量の冷媒が流れ込む。そして一方の接続パイプ2
4へ流れ込んだ冷媒は風下側領域Bの上部の熱交
換パイプ26に、他方の接続パイプ25へ流れ込
んだ冷媒は風下側領域Bの下部の熱交換パイプ2
7に夫々導びかれる。このようにして多量の室内
空気が通る風下側領域Bの上部へ多数の冷媒を流
し、上部と比べて室内空気の通過量が少ない風下
側領域Bの下部へ流す冷媒量を抑えている。この
ようにして、風下側領域Bで蒸発作用を受けた冷
媒はガス化して集合管28で合流され、室外熱交
換ユニツトへ導びかれる。
又、暖房運転時は四方弁6を破線状態に設定し
て、圧縮機5から吐出された冷媒を破線矢印のよ
うに流す。この時室外熱交換ユニツト3から室内
熱交換ユニツト1へ導びかれた冷媒を集合管28
を介して夫々の風下側熱交換パイプ26,27へ
流す。そしてこれら風下側熱交換パイプ26,2
7からの冷媒を、分配管22で合流させ風上側熱
交換パイプ21へ導びく。この時、感温装置29
で風上側熱交換パイプ21の立ち上り部23を流
れる冷媒の温度を感知する。この冷媒の温度が6
分間に0.8℃づつ3回下降した時には、室外熱交
換器7に霜が付着して熱を十分くみ上げきれなく
なつたと判断して、圧縮機5を止める。その後、
四方弁6を実線状態に切り換えて、圧縮機5の運
転を再開し、除霜運転を行なう。
(ト) 考案の効果 以上述べたように、本考案は、熱交換器内の一
つの冷媒通路をこの熱交換器内で複数の冷媒通路
に分岐させると共に、この一つの冷媒通路の分岐
点の近くに冷媒の温度の感温装置を配設するよう
にしたので、この一つの感温装置で冷媒並びに暖
房いずれの運転時においても、熱交換器内を流れ
ている冷媒の温度を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の熱交換器を組み込んだ空気調
和機を示すもので、第1図は同空気調和機の室内
側熱交換ユニツトの縦断面図、第2図は同空気調
和機の冷媒回路である。 14……熱交換器、21,26,27……熱交
換パイプ(冷媒通路)、29……感温装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒートポンプ式冷凍サイクルの一部を構成する
    熱交換器において、この熱交換器内の一つの冷媒
    通路をこの熱交換器内で複数の冷媒通路に分岐さ
    せると共に、前記分岐点の近くには、この通路内
    を流れる冷媒の温度の感温装置を配設したことを
    特徴とする熱交換器。
JP1985178439U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0345050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985178439U JPH0345050Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JP1985178439U JPH0345050Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6285819U JPS6285819U (ja) 1987-06-01
JPH0345050Y2 true JPH0345050Y2 (ja) 1991-09-24

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ID=31120569

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2907864B2 (ja) * 1989-04-28 1999-06-21 株式会社東芝 ヒートポンプ式ルームエアコン室内ユニットの熱交換器
JP4506609B2 (ja) 2005-08-08 2010-07-21 三菱電機株式会社 空気調和機及び空気調和機の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544852A (en) * 1978-09-27 1980-03-29 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Thermoshrinking film readily tearable

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JPS6285819U (ja) 1987-06-01

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