JP2512690B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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JP2512690B2
JP2512690B2 JP23204593A JP23204593A JP2512690B2 JP 2512690 B2 JP2512690 B2 JP 2512690B2 JP 23204593 A JP23204593 A JP 23204593A JP 23204593 A JP23204593 A JP 23204593A JP 2512690 B2 JP2512690 B2 JP 2512690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扉開閉装置に係り、主と
して室内に設置する扉を開閉自在に取付けるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扉開閉装置としては、た
とえば、実公平4−20119号公報に記載されている
ように、柱の上下端部に取付ける一方の取付部材を有
し、その下端部に配設する取付部材には支軸を一体に立
設固定するとともに、その上端部に配設する取付部材の
軸受孔には上下方向の支軸を挿脱自在に設け、扉の上下
端部に取付ける他方の取付部材には軸受体をそれぞれ一
体に突出形成し、この上下の軸受体に形成された収容凹
部内には前記上下の支軸を挿通する軸受孔を有する軸受
板部を移動自在に収容し、下端部の他方の取付部材の軸
受体の軸受孔には下端部に配設する一方の取付部材の支
軸を回動自在に嵌挿し、上端部の他方の取付部材の軸受
体の軸受孔と上端部の一方の取付部材の軸受孔とを連通
状態に位置合わせするとともに、この上下の軸受孔には
支軸を上下方向から回動自在に嵌挿する構造が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構造
では、上端部に配設する一方の取付部材と他方の取付部
材との連結に際しては、その相互の軸受孔を連通状態に
位置合わせするとともに、この上下の軸受孔に支軸を嵌
挿する必要があるため、一方の取付部材と他方の取付部
材との連結操作に手数を要し、また、その支軸は上下方
向から上下の軸受孔に嵌挿するため、扉体の上端部とこ
の扉体を取付ける枠体の上部枠または天井との間のスペ
ースが小さい場合には上下の軸受孔に対しては上方から
支軸を嵌挿することができない、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、一方のヒンジ部材と他方のヒンジ部材とを水平
方向からワンタッチで簡単に連結することができ、一方
のヒンジ部材を固着する固定枠体と他方のヒンジ部材を
固着する扉体の上端部との間のスペースが小さい場合に
も一方のヒンジ部材と他方のヒンジ部材とをワンタッチ
で簡単に連結することができ、したがって、固定枠体に
対する扉体の取付け作業が簡単かつ容易で、扉体を円滑
に開閉できる扉開閉装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の扉開閉装
置は、固定枠体に固着される一方のヒンジ部材と、扉体
に固着され前記一方のヒンジ部材に回動自在に支持され
る他方のヒンジ部材とからなり、前記一方のヒンジ部材
は、前記固定枠体に固着される支持アームを有し、この
支持アームの先端部に挿入口を開口した支持凹部を有す
る連結体を形成し、この連結体に前記挿入口を開閉する
開閉体を上下動自在に取着し、前記連結体に前記挿入口
を開口した前記開閉体を支持する支持部及びこの支持部
の支持を解除する操作部を有する操作レバーを回動自在
に軸支し、前記連結体に前記開閉体を常時前記挿入口を
閉塞する方向に向かって附勢するとともに、前記操作レ
バーを附勢して操作部を前記支持凹部内に突出させるス
プリングを設け、前記他方のヒンジ部材は、前記扉体に
固着される連動アームを有し、この連動アームの先端部
に前記連結体の支持凹部内に挿入する回動中心軸を垂直
状に突出したものである。
【0006】請求項2記載の扉開閉装置は、請求項1記
載の扉開閉装置において、その回動中心軸を挿入する支
持凹部の挿入口は、連結体の固定枠体側に位置する後部
に開口形成され、この挿入口を開閉する開閉体は、操作
レバーの支持部に係脱自在に係合支持される係合部を有
するものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の扉開閉装置では、一方のヒンジ
部材を固定枠体の所定位置に固着するとともに、他方の
ヒンジ部材を扉体の所定位置に固着する。
【0008】つぎに、固定枠体に固着した一方のヒンジ
部材の支持アームの先端部に形成された連結体の挿入口
に対して、扉体に固着した他方のヒンジ部材の連結アー
ムの先端部に垂直状に突出された回動中心軸を水平移動
して押し込むと、この回動中心軸は連結体の挿入口から
支持凹部内に挿入され、この回動中心軸にて操作レバー
の操作部が押動される。そして、操作レバーは支軸を中
心として回動され、この操作レバーの支持部が開閉体か
ら外れて開閉体の支持が解除される。
【0009】また、開閉体の支持が解除されると、この
開閉体はスプリングの附勢力によって挿入口を閉塞する
方向に向かって押動下降され、この開閉体にて回動中心
軸を挿入した支持凹部の挿入口が閉塞され、この開閉体
と支持凹部とにより回動中心軸が回動自在に支持され
る。
【0010】したがって、一方のヒンジ部材の支持アー
ムの先端部に対して、他方のヒンジ部材の連結アームの
先端部の回動中心軸がワンタッチで簡単に連結支持され
る。そして、他方のヒンジ部材を有する扉体は固定枠体
に固着された一方のヒンジ部材の支持アームの先端部に
支持された回動中心軸を中心として円滑に開閉回動され
る。
【0011】請求項2記載の扉開閉装置では、開閉体を
スプリングに抗して上昇して挿入口を大きく開放するこ
とにより、この開閉体の係合部が操作レバーの支持部に
支持され、この開閉体は挿入口を開放した状態にてロッ
クされる。また、開閉体にてスプリングが圧縮されると
ともに、このスプリングにて操作レバーが支軸を中心と
して回動され、この操作レバーの操作部が支持凹部内に
突出される。そして、連結体の支持凹部内に対する回動
中心軸の挿入支持に備える。
【0012】つぎに、連結体の後部に位置して開口形成
された挿入口に対して回動中心軸を後方から前方に向か
って水平移動することにより、この回動中心軸は連結体
の後部の挿入口から支持凹部内にワンタッチで簡単に連
結支持される。
【0013】そして、一方のヒンジ部材の連結体に回動
自在に連結支持された回動中心軸を有する他方のヒンジ
部材を固着した扉体が開かれた状態で、この扉体の自由
端部に子供がぶら下る等して大きな荷重がかかり、この
荷重が回動中心軸に集中し、この回動中心軸にて連結体
の前側部を強く押動するような事態が生じても、開閉体
は連結体の後部に位置して配設されているため、この回
動中心軸にて連結体の後部の開閉体を荷重によって強く
押動することがなく、したがって、連結体から回動中心
軸が外れる不測の事態が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0015】1は出入口2の左右部に相対して配設固定
された固定枠体としての上下方向の柱状の竪枠で、この
左右の竪枠1の上端部間には固定枠体としての上部枠3
が水平状に配設固定されている。また、4は前記出入口
2を開閉する扉体である。
【0016】また、前記一方側の竪枠1の上端部に対し
て前記扉体4の幅方向の一端部における上端部がトップ
ピボット機構5にて開閉自在に支持されている。また、
前記一方側の竪枠1の下端部に対して前記扉体4の幅方
向の一端部における下端部がボトムピボット機構6にて
開閉自在に支持されている。すなわち、扉体4は一端部
における上下端部に配設されたトップピボット機構5及
びボトムピボット機構6にて開閉自在に支持されてい
る。
【0017】前記トップピボット機構5は、前記一方側
の竪枠1の上端部に固着される一方のヒンジ部材7と、
前記扉体4の一端部における上端部に固着される他方の
ヒンジ部材8とにより構成されている。そして、前記一
方のヒンジ部材7は、前記一方側の竪枠1の上端部に固
着される上下方向に長い支持金具9及びこの支持金具9
に左右方向に位置調節自在に支持される支持アーム10に
て構成されている。
【0018】前記支持金具9は、前記一方側の竪枠1の
上端部に形成された上下方向の埋設凹部11内に嵌合埋設
される埋設凸部12を有し、この埋設凸部12の上端部、下
端部及び外端部には前記埋設凹部11の開口縁部に当接す
る一連のフランジ13が一体に突出形成されている。ま
た、前記埋設凸部12の外端部に突出形成されたフランジ
13の上下端部にはガイド14が平行に突出形成され、この
上下のガイド14と前記フランジ13とにより偏平な挿入凹
部15が形成されている。
【0019】また、前記埋設凸部12の手前側と前記フラ
ンジ13の裏面部との間には前記挿入凹部15に連通する偏
平な挿通孔16が貫通して穿設され、この挿通孔16の前記
埋設凸部12の手前側には挿入凹部15の内端部から前記埋
設凹部11に向かって所定の傾斜角度に傾斜した傾斜面17
が形成され、この傾斜面17にて前記挿通孔16は内端部に
向かって次第に拡開形成されている。
【0020】また、前記傾斜面17には、その上下方向の
略中間部に位置して前記埋設凸部12を貫通したねじ孔18
が形成され、このねじ孔18には傾斜面17から調節ねじ19
が回動により進退調節自在に螺着され、この調節ねじ19
のねじ頭部20にはフランジ21が一体に形成されている。
また、前記ねじ孔18の上下部にはねじ孔22が埋設凸部12
を貫通してそれぞれ形成されている。
【0021】さらに、前記フランジ13の上下方向の中間
部には挿通孔16を介して前記各ねじ孔18,22に連通する
ねじ操作孔23がそれぞれ形成され、前記上下のねじ孔22
にはねじ24がそれぞれ螺着されるようになっている。ま
た、前記フランジ13の上端部及び下端部には複数の取付
孔25がそれぞれ形成されている。
【0022】つぎに、前記支持アーム10は、前記挿入凹
部15から前記挿通孔16に挿脱自在に挿通される大きさで
板状で形成され、その基端部には前記支持金具9の中間
部に形成された各ねじ孔18,22にそれぞれ連通する連通
孔26が形成されている。そして、前記各連通孔26の中
で、その中間部に位置する連通孔26内には前記調節ねじ
19のねじ頭部20が挿入され、かつ、この連通孔26の開口
縁部はその内側部から前記調節ねじ19のフランジ21にて
係合支持されるようになっている。また、他の上下の各
連通孔26には前記ねじ24が外側部から挿入されるように
なっている。
【0023】また、前記支持アーム10の先端部には、そ
の一側部に支持アーム10の先端部に連続して円筒状に捲
回形成された上下方向に長い連結体27が一体に突出形成
され、この連結体27の後部、すなわち前記竪枠1に固着
する前記支持金具9側に位置する後部の一側部には、そ
の上下方向の略中間部から下端部にかけて下端部を開放
した上下方向に長い矩形状の挿入口28が切欠形成されて
いる。
【0024】また、前記連結体27の下端部にはキャップ
体29が嵌合固定されている。このキャップ体29は、前記
連結体27の下端部に当接する円盤30を有し、この円盤30
の上部には前記連結体27の下端部の内壁に嵌合する略半
円状の嵌合凸部31が一体に突出形成され、この嵌合凸部
31及び前記円盤30には前記挿入口28に連続する上下方向
に貫通した支持凹部32が前記キャップ体29の前部に向っ
て所定の傾斜角度で傾斜して形成されている。
【0025】また、前記嵌合凸部31の相対する両側部の
内側下端部に位置した前記円盤30には支持面33が形成さ
れているとともに、前記嵌合凸部31の相対する両端面部
34の下端部に位置して前記円盤30には支持突部35が形成
されている。そして、キャップ体29は図示しないねじに
て連結体27の下端部に固着されている。
【0026】また、前記キャップ体29の上部には前記連
結体27内に配設した上下方向に長い略円筒状の支持ブロ
ック36が嵌合固定されている。この支持ブロック36は、
その一側部に前記挿入口28及び前記支持凹部32に連通す
る上下方向に長い略矩形状の支持凹部としての連通口37
が形成され、この連通口37の相対する開口縁部には前記
挿入口28の相対する開口縁部に係合した係合突片38が相
対して平行に突設され、この相対する係合突片38の下端
部は前記キャップ体29の円盤30における支持凹部32の開
口縁部にて支持されている。
【0027】また、前記支持ブロック36の下端部には前
記キャップ体29の嵌合凸部31上にて支持される係合段部
39、前記キャップ体29の両側部の支持面33にて支持され
る支持突片40及び前記キャップ体29の両側部の支持突部
35にて支持される係合突部41がそれぞれ形成されてい
る。そして、キャップ体29の上部には支持ブロック36の
下端部が嵌合されて図示しないねじにて一体的に固着さ
れている。
【0028】また、前記支持ブロック36の上部には収容
部42が区画形成され、この収容部42の下端部にはストッ
パー43が前記連通口37に向かって一体に突出されてい
る。また、前記収容部42内には上面を開放した中空筒状
のばねホルダー44が上下動自在に収容され、このばねホ
ルダー44の中空部45内には大径のコイルスプリング46が
収容され、この大径のコイルスプリング46の上部は前記
中空部45の上方に突出するようになっている。また、前
記ばねホルダー44の下端部の偏心位置には支持突起47が
下方に向かって一体に突出されている。
【0029】また、前記支持ブロック36の他側部の上端
部には後下方に向かって傾斜した傾斜部48の下端部に係
合突部49が形成され、この係合突部49の下側部には前下
方の前記連通口37に向かって傾斜した係合面50が形成さ
れている。また、前記係合面50の両側部には相対する上
下の弧状突起51にて上下方向の収容凹部52が形成され、
この相対する上下の弧状突起51と前記係合面50の両側部
との間に位置して前記収容凹部52の両側部には挿入溝53
が前記連通口37に向かって貫通して形成されている。
【0030】さらに、前記挿入口28の相対する開口縁部
に係合した前記支持ブロック36の相対する係合突片38間
には前記挿入口28を開閉する開閉体54が前記連結体27に
対して上下動自在に取着されている。この開閉体54は、
前記連結体27の外面に沿う弧状の開閉板55を有し、この
開閉板55の下端内側部には連結突部56を介して前記支持
凹部32に対向する弧状の支持体57が上方に向かって一体
に突出されている。
【0031】この支持体57の両側部には前記相対する係
合突片38の内側部に摺動自在に係合した摺動面58及び前
記相対する係合突片38の基端部に連続した支持ブロック
36の弧状面36a の内側部に摺動自在に係合した摺動弧面
59が形成され、この両側部の摺動弧面59の上部には係合
部となる係合段部60が突出形成され、この両側部の係合
段部60に連続した上側部には後下方に向かって傾斜した
摺動面61がそれぞれ形成されている。
【0032】また、前記支持体57の上端部には上面を開
放した挿入孔62が形成されている。また、前記開閉板55
の上端部のねじ孔63には前記挿入口28を閉じた開閉体54
を位置決めする固定ねじ64が螺着されている。また、前
記ばねホルダー44の支持突起47に小径のコイルスプリン
グ65の上端部が嵌挿されているとともに、この小径のコ
イルスプリング65の下端部が前記開閉板55のねじ孔63に
嵌挿されている。そして、前記大径のコイルスプリング
46及び前記小径のコイルスプリング65にて前記開閉体54
が常時前記挿入口28を閉塞する方向に向かって附勢する
ようになっている。
【0033】さらに、前記支持ブロック36の他側部の上
端部には水平方向の支軸66にて操作レバー67の上端部が
回動自在に軸支されている。この操作レバー67は、前記
支持ブロック36の収容凹部52内に収容される幅で上下方
に長い形状にて形成され、その上端部には前記収容部42
の上方に水平状に突出した突出部68の先端部に係止片69
が下方に向かって突設されている。
【0034】また、前記突出部68の近傍に位置して操作
レバー67の両側部には前記支軸66を回動自在に挿通した
軸支片70が相対して突出形成され、この両側部の軸支片
70と前記操作レバー67の下端部との間の略中間部に位置
して前記操作レバー67の両側部には前記支持ブロック36
に形成された前記両側部の挿入溝53から前記連通口37内
に突出した支持部としての支持突片71が突出形成されて
いる。この両側部の支持突片71は、その上部には前記開
閉体54に突設された支持体57の係合段部60を支持する支
持面72及びその下部には前記支持体57の摺動面61が摺動
する案内斜面73がテーパー状に形成されている。
【0035】さらに、前記操作レバー67の下端部には前
記開閉体54に突設された支持体57に対向する弧状の操作
部74が一体に固着されている。また、前記操作レバー67
の上端部の係止片69に前記大径のコイルスプリング46の
上端部が嵌挿支持されている。そして、大径のコイルス
プリング46及び前記小径のコイルスプリング65にて前記
操作レバー67を常時附勢して操作レバー67を支軸66を中
心として回動させ、その操作部74を前記支持凹部32に連
通した支持凹部としての連通口37内に突出させるように
なっている。そうして、前記操作部74は後述する回動中
心軸にて押動操作されるようになっているもので、この
操作部74及び前記開閉体54の支持体57にて支持凹部32及
び連通口37内に挿入される前記回動中心軸が回動自在に
支持されるようになっている。
【0036】また、前記連結体27の上端部には蓋体75が
嵌合され、この蓋体75は図示しないねじにて連結体27の
上端部に固着されている。
【0037】つぎに、前記トップピボット機構5の前記
他方のヒンジ部材8は、前記扉体4の上端部に固着され
る上下方向に長い取付金具76及びこの取付金具76に前後
方向に位置調節自在に連結される連動アーム77にて構成
されている。
【0038】前記取付金具76は、前記扉体4の上端部に
おける端面部の幅と略同一幅で上下方向に長い矩形盤状
に形成され、その表面板78と裏面板79との間には幅方向
に貫通した偏平な挿入孔80が開口形成されているととも
に、前記表面板78と裏面板79との間の長さ方向(上下方
向)の両端部間には前記挿入孔80の上下部を仕切る仕切
壁81が上下対称的に一体に形成され、この上下の仕切壁
81の対向する面部には案内面82が平行に形成されている
とともに、前記上下の仕切壁81の左右部(幅方向)には
前記表面板78及び裏面板79の幅方向の内側部に位置して
ストッパー83がそれぞれ形成されている。
【0039】また、前記裏面板79の上下方向の略中間部
には円筒状のねじ受け用のボス84が挿入孔80と反対方向
の外方に向かって一体に突設され、このボス84には前記
挿入孔80に連通したねじ孔85が形成され、このねじ孔85
の上下に位置して前記裏面板79にはねじ孔86がそれぞれ
形成されている。また、前記表面板78には前記ボス84の
ねじ孔85の連通する大径の連通孔87及び前記上下のねじ
孔86に連通する小径の連通孔88がそれぞれ形成されてい
る。また、前記表面板78及び裏面板79の上端部及び下端
部の両側部には取付孔89がそれぞれ貫通して形成されて
いる。
【0040】さらに、前記挿入孔80の左右方向の両端開
口部に対しては共通の化粧カバー90が選択的に着脱自在
に嵌着されるようになっている。この化粧カバー90は、
前記挿入孔80の開口縁部に当接して閉塞する上下方向に
長い閉塞片91及びこの閉塞片91の一側部に挿入孔80の開
口部内に弾性的に嵌合係止される一対の係合突片92を上
下方向に複数組み有して形成されている。そして、前記
取付金具76は上下対称的に形成されているとともに、こ
の取付金具76の挿入孔80には左右方向の両端開口部のい
ずれの方向からも前記連動アーム77が挿入されるように
なっている。
【0041】そうして、前記取付金具76は、前記扉体4
の上端部の端面部に形成された取付凹部93に対して、そ
の裏面板79側から嵌合当接して固着されるようになって
おり、この取付凹部93に対して取付金具76を固着した際
には表面板78と扉体4の上端部の端面部とは同一平面と
なるように形成されている。
【0042】つぎに、前記連動アーム77は、前記取付金
具76の挿入孔80内に挿脱自在に挿入される挿入板94を有
し、この挿入板94の下部には挿入板94と同一平面に連結
板95が一体に突出形成され、この連結板95の先端部には
上下方向に長い円筒体96が一体に固着されている。
【0043】そして、前記挿入板94は、その上下方向の
両端縁部が前記取付金具76の上下の案内面82にそれぞれ
摺動自在に係合する係合縁部97として平行に形成され、
その下端部の係合縁部97に連続して下方に突出した前記
連結板95の基端部には前記仕切壁81のいずれか一方のス
トッパー83に係止される係止縁部98が垂直状に形成され
ている。
【0044】また、前記挿入板94の上下方向の略中間部
には前記取付金具76の中間部のねじ孔85に連通する前後
方向に長い調節孔99及びこの調節孔99の上下には前記取
付金具76の上下の各ねじ孔86に連通する前後方向に長い
調節孔100 がそれぞれ形成され、この各上下の調節孔9
9,100 は前後方向に同じ長さで形成されている。
【0045】また、前記円筒体96は、その下端部には栓
体101 が嵌合されて固着されているとともに、その上端
部には軸受ブロック102 が嵌合されて固着され、この軸
受ブロック102 の中心部に固着された回動中心軸103 が
上方に向かって垂直状に一体に突出されている。また、
前記回動中心軸103 に上方から嵌挿したキャップ104が
前記円筒体96の上端部に嵌合されているとともに、この
回動中心軸103 には軸カラー105 が嵌着されている。し
かして、前記回動中心軸103 は前記一方のヒンジ部材7
の連結体27に形成された挿入口28から支持凹部32及び支
持凹部としての連通口37内に水平移動により挿入される
大きさで形成されている。
【0046】そして、前記取付金具76の挿入孔80内に、
その一方の挿入口から前記連動アーム77の挿入板94を挿
入し、取付金具76の表面板78の各連通孔87,88から挿入
板94の各調節孔99,100 及び裏面板79の各ねじ孔85,86
に対して調節ねじ106 をそれぞれ螺着し、この各調節ね
じ106 に対して連動アーム77の挿入板94を前後方向に進
退調節して回動中心軸103 の位置を調節設定し、その設
定位置において各調節ねじ106 を締着することにより、
取付金具76に連動アーム77が固着されるようになってい
る。
【0047】つぎに、ボトムピボット機構6は、前記一
方側の竪枠1の下端部に固着される一方のヒンジ部材10
7 と、前記扉体4の一端部における下端部に固着される
他方のヒンジ部材108 とにより構成されている。そし
て、前記一方のヒンジ部材107は、前記一方側の竪枠1
の下端部に固着される上下方向に長い支持金具109 及び
この支持金具109 に左右方向に位置調節自在に支持され
る支持アーム110 にて構成されている。
【0048】前記一方のヒンジ部材107 の支持金具109
は、前記トップピボット機構5の一方のヒンジ部材7の
支持金具9とは同じ構造にて構成されているので、この
支持金具9に用いた符号を記入して、その説明を省略す
る。また、前記一方のヒンジ部材107 の支持アーム110
は、前記トップピボット機構5の一方のヒンジ部材7の
支持アーム10とは基端部が同じ構造にて構成されている
ので、この支持アーム10に用いた符号を記入して、その
説明を省略する。
【0049】しかして、前記支持アーム110 の先端部に
は中空円筒状の円筒体111 が一体に形成され、この円筒
体111 の下端部には栓体112 が嵌合されて固着されてい
るとともに、その上端部には軸受ブロック113 が嵌合さ
れて固着され、この軸受ブロック113 の中心部に固着さ
れたピボット状の回動中心軸114 が上方に向かって垂直
状に一体に突出されている。そして、前記支持アーム11
0 は前記支持金具109に対して、前記支持金具9に対す
る支持アーム10の場合と同様に左右方向に位置調節自在
に支持されている。
【0050】また、他方のヒンジ部材108 は、前記扉体
4の下端部に固着される上下方向に長い取付金具115 及
びこの取付金具115 に前後方向に位置調節自在に連結さ
れる連動アーム116 にて構成されている。そして、前記
取付金具115 は、前記トップピボット機構5の他方のヒ
ンジ部材8の取付金具76とは同じ構造にて構成されてい
るので、この取付金具76に用いた符号を記入して、その
説明を省略する。
【0051】また、前記連動アーム116 は、前記トップ
ピボット機構5の他方のヒンジ部材8の連動アーム77と
は基端部が同じ構造にて構成されているので、この連動
アーム77に用いた符号を記入して、その説明を省略す
る。しかして、連動アーム116の先端部には上下方向に
長い中空円柱状の係合体117 が一体に形成され、この係
合体117 内には調整ブロック118 が嵌合され、この調整
ブロック118 に形成された上下方向の摺動孔119 の下端
部には前記回動中心軸114 を挿入する下方を開口した円
錐形状の挿入孔120 が形成され、この挿入孔120 の下端
部に環状に突出形成された係合縁部121 が前記係合体11
7 の下縁端部に嵌合され、前記摺動孔119の上部の内壁
にはねじ溝122 が上下方向に形成されている。
【0052】また、前記摺動孔119 内には上下方向に長
い軸受体123 が上下方向に摺動自在に嵌挿され、この軸
受体123 の下端部には前記回動中心軸114 の上端部にて
回動自在に支持される略半円状の支持凹部124 が形成さ
れている。また、前記摺動孔119 の上部のねじ溝122 に
は調整ねじ125 が回動により上下方向に位置調整自在に
螺合され、この調整ねじ125 の下端部にて前記軸受体12
3 の上端部を支持するようになっており、この調整ねじ
125 の上端部には回動操作部126 が形成されている。
【0053】さらに、前記係合体117 の上端部にはキャ
ップ体127 が着脱自在に嵌合されているとともに、前記
係合体117 の下端部には前記回動中心軸114 を挿通する
挿通孔128 を有するカバー体129 が嵌合されている。そ
して、前記調整ねじ125 を回動して上下方向に移動調節
することにより、回動中心軸114 の上端部にて嵌合支持
される軸受体123 が上下動され、この連動アーム116 を
取付けた扉体4が上下方向に高さ調節されるようになっ
ている。なお、軸受体123 は回動中心軸114 の上端部に
嵌合支持されない状態であっても摺動孔119 に嵌合支持
されて落下することがないようになっている。
【0054】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0055】トップピボット機構5の一方のヒンジ部材
7の支持金具9は、その埋設凸部12を竪枠1の上端部に
形成された埋設凹部11内に配設し、この支持金具9のフ
ランジ13の上下端部に形成された各取付孔25から竪枠1
の埋設凹部11の開口縁部に対して各固定ねじ130 を捩じ
込み、この各固定ねじ130 にて竪枠1の埋設凹部11に一
方のヒンジ部材7の支持金具9を固着することにより、
この一方のヒンジ部材7の支持金具9に連結された支持
アーム10の連結体27は手前側に突出した状態で配設支持
される。
【0056】そして、必要に応じて支持金具9の調節ね
じ19の上下のねじ24をそれぞれねじ操作孔23から挿入し
たドライバーにて回動操作して弛緩する一方、その中間
部のねじ操作孔23から挿入したドライバーにて支持アー
ム10の中間部の連通孔26内に位置する調節ねじ19のねじ
頭部20を回動操作して調節ねじ19を進退調節すると、支
持アーム10の中間部の連通孔26の開口縁部を支持するね
じ頭部20のフランジ21の位置が調節設定される。
【0057】すなわち、埋設凸部12のねじ孔18に対して
調節ねじ19を深く捩じ込んだ場合にはねじ頭部20のフラ
ンジ21が後退され、このフランジ21は支持アーム10を介
して連結体27を左右方向の一方側に移動調節させる位置
となり、調節ねじ19を浅く捩じ込んだ場合にはねじ頭部
20のフランジ21が前進され、このフランジ21は支持アー
ム10を介して連結体27を左右方向の他方側に移動調節さ
せる位置となる。したがって、調節ねじ19を回動操作し
てねじ頭部20のフランジ21の位置を調節設定するととも
に再び上下のねじ24をそれぞれ締着することにより、支
持アーム10の先端部の連結体27は左右方向に簡単に調節
設定される。
【0058】また、トップピボット機構5の他方のヒン
ジ部材8の取付金具76は、そのボス84を有する裏面板79
を扉体4の上端部に形成された取付凹部93に配設し、こ
の取付金具76の上下端部に形成された各取付孔89から取
付凹部93の上下端部に対して各固定ねじ131 を捩じ込
み、この各固定ねじ131 にて扉体4の取付凹部93に他方
のヒンジ部材8の取付金具76を固着することにより、こ
の他方のヒンジ部材8に連結された連動アーム77の円筒
体96及びこの円筒体96に突出された回動中心軸103 は扉
体4の一端部に突出した状態で配設支持される。
【0059】そして、必要に応じて取付金具76の各調節
ねじ106 のねじ頭部を回動操作して上下の各調節ねじ10
6 を弛緩し、この取付金具76に対して連動アーム77を、
この連動アーム77に形成した上下の各調節孔99,100 の
長さの範囲内で前後方向に進退調節することにより、そ
の設定位置において各調節ねじ106 を再び締着すること
により、この連動アーム77の円筒体96及びこの円筒体96
に突出された回動中心軸103 は前後方向に調節設定され
る。
【0060】つぎに、ボトムピボット機構6の一方のヒ
ンジ部材107 の支持金具109 は、前記トップビボット機
構5の一方のヒンジ部材7の支持金具9の場合と同様に
竪枠1の下端近傍部に形成された埋設凹部11内に配設
し、この一方のヒンジ部材107の支持金具109 の上下端
部を前記支持金具9の場合と同様に各固定ねじ130 にて
竪枠1の埋設凹部11に固着することにより、この一方の
ヒンジ部材107 の支持金具109 に連結された支持アーム
110 の円筒体111 及びこの円筒体111 上に突出固定され
た回動中心軸114 は手前側に突出した状態で配設支持さ
れる。
【0061】そして、必要に応じて前記支持金具9の場
合と同様に支持金具109 の調節ねじ19を進退調節すると
ともに、この調節ねじ19の設定位置において、あらかじ
め弛緩した上下のねじ24をそれぞれ回動操作して締着す
ることにより、支持金具109に支持アーム110 が固着さ
れ、かつ、この支持アーム110 の先端部の円筒体111及
びこの円筒体111 上に突出固定された回動中心軸114 は
左右方向に簡単に調節設定される。
【0062】また、ボトムピボット機構6の他方のヒン
ジ部材108 の取付金具115 は、前記トップピボット機構
5の他方のヒンジ部材8の取付金具76の場合と同様に、
そのボス84を有する裏面板79を扉体4の下端部に形成さ
れた取付凹部93に配設し、この取付金具115 の上下端部
を前記取付金具76の場合と同様に各固定ねじ131 にて扉
体4の取付凹部93に固着することにより、この他方のヒ
ンジ部材108 の連動アーム116 の軸受体123 を有する係
合体117 は扉体4の一端部に突出した状態で配設支持さ
れる。
【0063】そして、必要に応じて前記トップピボット
機構5の取付金具76の場合と同様に取付金具115 の各調
節ねじ106 を回動操作して上下の各調節ねじ106 を弛緩
し、この取付金具115 に対して連動アーム116 を、この
連動アーム116 に形成した上下の各調節孔99,100 の長
さの範囲内で前後方向に進退調節し、その設定位置にお
いて各調節ねじ106 を再び締着することにより、この連
動アーム116 の軸受体123 を有する係合体117 は前後方
向に調節設定される。
【0064】また、必要に応じて係合体117 からキャッ
プ体127 を取り外し、係合体117 の調整ねじ125 の回動
操作部126 を回動操作して調整ねじ125 を上下方向に移
動調節することにより、この調整ねじ125 の下端部の軸
受体123 の位置すなわち、前記回動中心軸114 を嵌合支
持する位置が上下方向に調節設定される。
【0065】つぎに、出入口2を開閉する扉体4を竪枠
1にセットする場合には、竪枠1の下端近傍部に固着さ
れたボトムピボット機構6の一方のヒンジ部材107 の回
動中心軸114 に対して、扉体4の下端部に固着されたボ
トムピボット機構6の他方のヒンジ部材108 の係合体11
7 を上方向から嵌合すると、この回動中心軸114 は係合
体117 内の調整ブロック118 の円錐形状の挿入孔120 内
から軸受体123 の支持凹部124 内に挿入嵌合され、この
回動中心軸114 にて係合体117 が回動自在に支持され
る。そして、この回動中心軸114 を有する一方のヒンジ
部材107 及び係合体117 を有する他方のヒンジ部材108
にて竪枠1の下端近傍部に対して扉体4の下端部が開閉
回動自在に支持される。
【0066】この場合、調整ブロック118 の挿入孔120
は円錐形状に形成されているため、この挿入孔120 と回
動中心軸114 とは軸線上から位置ずれしている際には回
動中心軸114 の上端部に対して係合体117 は挿入孔120
の円錐形状の傾斜面に案内されて次第に位置ずれを修正
する状態で、その相互は容易に嵌合される。また、回動
中心軸114 の上端部は円弧状に形成されているととも
に、調整ブロック118 の挿入孔120 は円錐形状に形成さ
れているため、扉体4の下端部は円滑に開閉回動自在に
支持される。
【0067】つぎに、竪枠1に固着したトップピボット
機構5の一方のヒンジ部材7の連結体27に扉体4に固着
したトップピボット機構5の他方のヒンジ部材8を連結
する場合には、図26に示すように、一方のヒンジ部材
7の支持アーム10の先端部に形成された連結体27の後部
の挿入口28に対して、他方のヒンジ部材8の連動アーム
77の先端部に垂直状に突出された回動中心軸103 を配置
し、この回動中心軸103 を斜め前方に向って水平移動し
て押し込むと、この回動中心軸103 は連結体27の挿入口
28からキャップ体29の支持凹部32及びこの支持凹部32と
一連の支持ブロック36の連通口37(支持凹部)内に挿入
され、この回動中心軸103 にて操作レバー67の下端部の
操作部74が押動される。
【0068】そして、操作レバー67は支持ブロック36の
上端部の支軸66を中心として回動され、この操作レバー
67の中間部に突設された両側部の支持突片71(支持部)
が開閉体54の支持体57に形成された両側部の係合段部60
(係合部)から外れ、この開閉体54の支持が解除され
る。
【0069】また、開閉体54の支持が解除されると、圧
縮蓄勢された大径のコイルスプリング46の附勢力によっ
てばねホルダー44が下方に向かって押動され、このばね
ホルダー44は支持ブロック36の収容部42の下方に摺動下
降されて収容部42の下端部のストッパー43にて支持され
る。また、この大径のコイルスプリング46にてばねホル
ダー44が下降されるとともに、このばねホルダー44の下
端部にて支持突起47を介して圧縮蓄勢された小径のコイ
ルスプリング65が押動され、かつ、この圧縮蓄勢された
小径のコイルスプリング65の附勢力によって開閉体54が
下方に向かって押動される。
【0070】そして、この開閉体54は支持ブロック36の
両側部の係合突片38及びこの係合突片38に連続する弧状
面36a に沿って摺動する支持体57の両側部の摺動面58及
び摺動弧面59を介して挿入口28を閉塞する方向に向かっ
て押動下降され、この開閉体54の下端部がキャップ体29
の支持凹部32の開口縁部における円盤30上に当接支持さ
れ、この開閉体54にて回動中心軸103 を挿入した支持凹
部32及びこの支持凹部32に連続した連通口37の挿入口28
が閉塞され、この開閉体54の支持体57の弧状面と支持凹
部32及び操作レバー67の操作部74の弧状面とにより回動
中心軸103 が回動自在に支持される。
【0071】したがって、一方のヒンジ部材7の支持ア
ーム10の先端部に形成された連結体27に対して、他方の
ヒンジ部材8の連動アーム77の先端部に突出された回動
中心軸103 がワンタッチで簡単に連結支持される。ま
た、開閉体54の固定ねじ64を回動操作して固定ねじ64を
挿入口28から支持ブロック36に向かって突出することに
より、この固定ねじ64にて開閉体54が挿入口28を開放す
る方向の上方に向かって移動することが防止され、この
開閉体54にて回動中心軸103 が挿入口28から抜け出るこ
とが防止される。そして、他方のヒンジ部材8を有する
扉体4は竪枠1に固着された一方のヒンジ部材7の支持
アーム10の回動中心軸103 を中心として円滑に開閉回動
される。
【0072】また、前記のように、一方のヒンジ部材7
の連結体27に他方のヒンジ部材8を連結する場合におい
て、回動中心軸103 を挿入する挿入口28は、連結体27の
後部に位置して開口形成されているため、回動中心軸10
3 は連結体27の後部の挿入口28から前方に向かって水平
移動することにより、連結体27内にワンタッチで簡単に
連結支持される。
【0073】そして、一方のヒンジ部材7の連結体27に
回動自在に連結支持された回動中心軸103 を有する他方
のヒンジ部材8を固着した扉体4が開かれた状態で、こ
の扉体4の自由端部(扉体開閉用の把手取付側)に子供
がぶら下る等して大きな荷重がかかり、この荷重が回動
中心軸103 に集中し、この回動中心軸103 にて連結体27
の前側部を強く押動するような事態が生じても、開閉体
54は連結体27の後部に位置して配設されているため、こ
の回動中心軸103 にて連結体27の後部の開閉体54を荷重
によって強く押動することがなく、したがって、連結体
27から回動中心軸103 が外れる不測の事態が防止され
る。
【0074】なお、連結体27から回動中心軸103 を外す
場合には、開閉体54の固定ねじ64を回動して挿入口28か
ら後退し、この開閉体54を大小のコイルスプリング46,
65に抗して上昇して挿入口28を大きく開放することによ
り、この大小のコイルスプリング46,65が圧縮され、か
つ、ばねホルダー44が上昇され、このばねホルダー44内
の大径のコイルスプリング46にて操作レバー67の上端部
が押動される。
【0075】そして、この操作レバー67が支持ブロック
36の支軸66を中心として前記の場合とは反対方向に回動
され、この操作レバー67の両側部の支持突片71及び操作
部74が挿入口28に向かって突出される。そうして、この
操作レバー67の両側部の支持突片71の支持面72上に、上
昇された開閉体54の両側部の係合段部60が係合支持さ
れ、この開閉体54は挿入口28を開放した状態にてロック
される。また、操作レバー67の下端部の操作部74が支持
凹部32内に突出され、連結体27の支持凹部32内に対する
回動中心軸103 の挿入支持に備える。
【0076】つぎに、出入口2に扉体4を開閉回動自在
にセットした後において、扉体4の建付け調整を必要と
する場合において、先ず、扉体4の上部を左右方向に建
付け調整する場合には、トップピボット機構5の一方の
ヒンジ部材7の支持金具9に対して連結体27を有する支
持アーム10を左右方向に設定角度調節する。すなわち、
支持金具9に支持アーム10を連結した上下のねじ24を弛
緩するとともに、中間部の調節ねじ19を進退して支持ア
ーム10の中間部の連通孔26の開口縁部を支持するねじ頭
部20及びフランジ21の位置を調節設定する。そして、上
下のねじ24を再び締着することにより、この上下のねじ
24並びに調節ねじ19のねじ頭部20及びフランジ21にて連
結体27を左右方向に角度調節した状態で支持アーム10の
基端部が挟持され、この連結体27に嵌合支持された回動
中心軸103 を介して扉体4の上部が左右方向に簡単に建
付け調整される。
【0077】また、扉体4の下部を左右方向に建付け調
整する場合には、ボトムピボット機構6の一方のヒンジ
部材107 の支持金具109 に対して回動中心軸114 を有す
る支持アーム110 を左右方向に設定角度調節する。この
場合、この支持金具109 と支持アーム110 との連結構造
は、前記トップピボット機構5の一方のヒンジ部材7の
支持金具9と連結体27を有する支持アーム10との連結構
造とは同じ構造で構成されているため、扉体4の上部を
左右方向に建付け調整する場合と同様に支持アーム110
の角度を調節設定することにより、扉体4の下部が左右
方向に簡単に建付け調整される。
【0078】また、扉体4の上部を前後方向に建付け調
整する場合には、トップピボット機構5の他方のヒンジ
部材8の取付金具76に対して回動中心軸103 を有する連
動アーム77を前後方向に進退動して回動中心軸103 の設
定位置を前後に調節する。すなわち、取付金具76の上下
の各調節ねじ106 を弛緩し、この上下の各調節ねじ106
を中心として取付金具76に対して連動アーム77を、この
連動アーム77の挿入板94に形成した上下の各調節孔99,
100 の範囲内において前後方向に進退動して回動中心軸
103 の位置を前後方向に調節設定する。そして、上下の
各調節ねじ106を再び取付金具76に対して締着すること
により、回動中心軸103 の位置を調節設定した状態で連
動アーム77が固着され、この回動中心軸103 を介して扉
体4の上部が前後方向に簡単に建付け調整される。
【0079】また、扉体4の下部を前後方向に建付け調
整する場合には、ボトムピボット機構6の他方のヒンジ
部材108 の取付金具115 に対して係合体117 を有する連
動アーム116 を前後方向に進退動して係合体117 の設定
位置を前後に調節する。この場合、取付金具115 と係合
体117 を有する連動アーム116 との連結構造は、前記ト
ップピボット機構5の他方のヒンジ部材8の取付金具76
と回動中心軸103 を有する連動アーム77との連結構造と
は同じ構造で構成されているため、扉体4の上部を前後
方向に簡単に建付け調整する場合と同様に連動アーム11
6 を上下の各調節孔99,100 の範囲内において前後方向
に進退動することにより、扉体4の下部が前後方向に簡
単に建付け調整される。
【0080】さらに、扉体4を上下方向に建付け調整す
る場合には、連動アーム116 の先端部に設けた係合体11
7 のキャップ体127 を取り外し、調整ねじ125 の回動操
作部126 を回動操作して調整ねじ125 を進退動すること
により、この調整ねじ125 にて一方のヒンジ部材107 の
回動中心軸114 の上端部に支持された軸受体123 が上下
動調節される。そして、軸受体123 が下降調節された場
合には扉体4は上方に移動されて建付け調整され、軸受
体123 が上昇調節された場合には扉体4は下方に移動さ
れて建付け調整される。
【0081】このようにして、扉体4は必要に応じて前
後方向、左右方向及び上下方向に簡単に建付け調整され
る。そして、扉体4はトップピボット機構5及びボトム
ピボット機構6にて円滑に開閉回動される。
【0082】つぎに、トップピボット機構5の他方のヒ
ンジ部材8の取付金具76と回動中心軸103 を有する連動
アーム77との連結及びボトムピボット機構6の他方のヒ
ンジ部材108 の取付金具115 と係合体117 を有する連動
アーム116 との連結を、扉体4の設置現場において行う
場合には、出荷時に扉体4の一端部における上端部に形
成された取付凹部93にトップピボット機構5の取付金具
76を前記の場合と同様に固着するとともに、扉体4の一
端部における下端部に形成された取付凹部93にボトムピ
ボット機構6の取付金具115 を前記の場合と同様に固着
する。
【0083】また、扉体4の上下に固着した取付金具7
6,115 の挿入孔80の一端開口部内に化粧カバー90の各
係合突片92を圧入嵌合することにより、この化粧カバー
90が各挿入孔80の一端開口部に付設され、かつ、この化
粧カバー90の閉塞片91にて各挿入孔80の一端開口部が閉
塞される。
【0084】つぎに、扉体4の設置現場において、扉体
4の上下の取付金具76,115 から化粧カバー90をそれぞ
れ取り外す。そして、竪枠1に対する扉体4の開閉方向
に応じて、すなわち、扉体4を右開き、または左開きの
状態に応じて、扉体4の上端部の取付金具76に対して
は、その挿入孔80の一端開口部から挿入孔80内に回動中
心軸103 を有する連動アーム77の挿入板94を挿入し、こ
の挿入板94の上下の各調節孔99,100 から取付金具76の
各ねじ孔85,86に対して前記の場合と同様に調節ねじ10
6 をそれぞれ挿入螺着する。
【0085】そして、取付金具76に連動アーム77の挿入
板94を挿入しない挿入孔80の他端開口部に対して化粧カ
バー90の各係合突片92を圧入嵌合することにより、この
化粧カバー90が挿入孔80の他端開口部に付設され、か
つ、この化粧カバー90の閉塞片91にて挿入孔80の一端開
口部が閉塞され、この化粧カバー90にて挿入孔80の他端
開口部の外観性が高められる。
【0086】また、扉体4の下端部の取付金具76に対し
ては、その挿入孔80の一端開口部から挿入孔80内に係合
体117 を有する連動アーム116 の挿入板94を挿入し、こ
の挿入板94を前記の場合と同様に各調節ねじ106 にて取
付金具76に螺着する。そして、取付金具76に連動アーム
116 の挿入板94を挿入しない挿入孔80の他端開口部に対
しては前記の場合と同様に化粧カバー90を嵌合付設する
ことにより挿入孔80の他端開口部の外観性が高められ
る。
【0087】このように、扉体4の設置現場の状況に応
じて取付金具76の挿入孔80に対して、その両端開口部の
中の一方側から選択的に連動アーム77,116 の挿入板94
を挿入して固着することにより、竪枠1に対して扉体4
を右開き、または左開きの状態に簡単にセットすること
ができる。
【0088】つぎに、前記実施例では、開閉体54は主と
して小径のコイルスプリング65にて付勢し、操作レバー
67は主として大径のコイルスプリング46にて附勢する場
合について説明したが、これに限らず、開閉体54及び操
作レバー67は1本のスプリングにて附勢するようにして
もよい。このように構成することにより、ばねホルダー
44及びこのばねホルダー44を収容支持する構成を必要と
せず、部品点数が少なく構成を簡単にすることができ
る。
【0089】つぎに、前記実施例では、一方のヒンジ部
材7の支持アーム10に形成された連結体27の支持凹部3
2,37の挿入口28は、連結体27の竪枠1側に位置する後
部の一側部に開口形成する場合について説明したが、こ
れに限らず、連結体27の支持凹部32,37の挿入口28は、
連結体27の堅枠1側に位置する後部の他側部に開口形成
するようにしてもよい。
【0090】また前記実施例では、連結体27は支持アー
ム10の先端部の一側部に形成する場合について説明した
が、これに限らず、連結体27は支持アーム10の先端部に
円筒状に捲回して突出形成するようにしてもよい。この
場合には、連結体27の支持凹部32,37の挿入口28は、連
結体27の堅枠1側に位置する後部のいずれか一方側に開
口形成する。
【0091】さらに、前記実施例では、トップピボット
機構5の他方のヒンジ部材8の回動中心軸103 は連動ア
ーム77の先端部に上方に向って垂直状に突出する場合に
ついて説明したが、これに限らず、回動中心軸103 は連
動アーム77の先端部に下方に向って垂直状に突出するよ
うにしてもよい。この場合には、一方の支持アーム10の
連結体27は上下に反転した状態で設置固定する。
【0092】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一方のヒンジ
部材の連結体に形成された支持凹部の挿入口に対して他
方のヒンジ部材の回動中心軸を水平方向の移動により挿
入し、この回動中心軸にて一方のヒンジ部材の連結体に
設けた操作レバーの操作部を押動して前記挿入口を開口
した前記開閉体の支持を解除することにより、この開閉
体はスプリングの附勢力によって回動中心軸を挿入した
挿入口を自動的に閉塞することができ、したがって、一
方のヒンジ部材に他方のヒンジ部材を水平方向からワン
タッチで簡単に連結することができ、一方のヒンジ部材
を固着する固定枠体と他方のヒンジ部材を固着する扉体
の上端部との間のスペースが小さい場合にも一方のヒン
ジ部材に他方のヒンジ部材をワンタッチで簡単に連結す
ることができ、このため、固定枠体に対する扉体の取付
け作業が簡単かつ容易で、扉体を円滑に開閉できる扉開
閉装置を提供することができる。
【0093】請求項2の発明によれば、回動中心軸を挿
入する支持凹部の挿入口は連結体の固定枠体側に位置す
る後部に開口形成したので、扉体が開かれた状態で、こ
の扉体に子供がぶら下る等して回動中心軸に荷重が集中
し、この回動中心軸にて連結体の前側部を強く押動する
ような事態が生じても、連結体の後部の開閉体を強く押
動することがなく、したがって、連結体から回動中心軸
が外れる不測の事態を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す扉開閉用のトップピボ
ット機構の一部を切欠した正面図である。
【図2】同上連結体の分解斜視図である。
【図3】同上連結体の横断平面図である。
【図4】同上支持ブロックの斜視図である。
【図5】同上連結体の回動中心軸挿入状態を示す縦断面
図である。
【図6】同上連結体に回動中心軸を挿入支持した状態を
示す縦断面図である。
【図7】同上連結体を有する支持金具の横断平面図であ
る。
【図8】同上連結体を左右方向に調節した状態を示す支
持金具の横断平面図である。
【図9】同上支持金具の正面図である。
【図10】同上支持金具の横断平面図である。
【図11】同上支持金具の裏面図である。
【図12】同上側面図である。
【図13】同上取付金具の正面図である。
【図14】同上横断平面図である。
【図15】同上連動アームの正面図である。
【図16】同上平面図である。
【図17】同上扉開閉用のボトムピボット機構の一部を
切欠した正面図である。
【図18】同上回動中心軸を有する一方のヒンジ部材の
横断平面図である。
【図19】同上回動中心軸を左右方向に調節した状態を
示す横断平面図である。
【図20】同上係合体を有する他方のヒンジ部材の正面
図である。
【図21】同上平面図である。
【図22】同上回動中心軸を有する支持アームの正面図
である。
【図23】同上平面図である。
【図24】竪枠に扉体を開閉自在に取付けた状態を示す
側面図である。
【図25】同上正面図である。
【図26】固定枠体に扉体を取付ける状態を示す説明底
面図である。
【符号の説明】
1 固定枠体 4 扉体 7 一方のヒンジ部材 8 他方のヒンジ部材 10 支持アーム 27 連結体 28 挿入口 32,37 支持凹部 46,65 スプリング 54 開閉体 60 係合部 67 操作レバー 71 支持部 74 操作部 77 連動アーム 103 回動中心軸
フロントページの続き (72)発明者 杉井 英人 東京都小金井市緑町五丁目6番35号 株 式会社ムラコシ精工内 (56)参考文献 実開 昭57−71671(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体に固着される一方のヒンジ部材
    と、扉体に固着され前記一方のヒンジ部材に回動自在に
    支持される他方のヒンジ部材とからなり、 前記一方のヒンジ部材は、前記固定枠体に固着される支
    持アームを有し、この支持アームの先端部に挿入口を開
    口した支持凹部を有する連結体を形成し、この連結体に
    前記挿入口を開閉する開閉体を上下動自在に取着し、前
    記連結体に前記挿入口を開口した前記開閉体を支持する
    支持部及びこの支持部の支持を解除する操作部を有する
    操作レバーを回動自在に軸支し、前記連結体に前記開閉
    体を常時前記挿入口を閉塞する方向に向かって附勢する
    とともに、前記操作レバーを附勢して操作部を前記支持
    凹部内に突出させるスプリングを設け、 前記他方のヒンジ部材は、前記扉体に固着される連動ア
    ームを有し、この連動アームの先端部に前記連結体の支
    持凹部内に挿入する回動中心軸を垂直状に突出したこと
    を特徴とする扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 回動中心軸を挿入する支持凹部の挿入口
    は、連結体の固定枠体側に位置する後部に開口形成さ
    れ、この挿入口を開閉する開閉体は、操作レバーの支持
    部に係脱自在に係合支持される係合部を有することを特
    徴とする請求項1記載の扉開閉装置。
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