JP2511947Y2 - ガラスビ―ズ散布制御装置を有する路面標示施工機 - Google Patents

ガラスビ―ズ散布制御装置を有する路面標示施工機

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JP2511947Y2
JP2511947Y2 JP1990119319U JP11931990U JP2511947Y2 JP 2511947 Y2 JP2511947 Y2 JP 2511947Y2 JP 1990119319 U JP1990119319 U JP 1990119319U JP 11931990 U JP11931990 U JP 11931990U JP 2511947 Y2 JP2511947 Y2 JP 2511947Y2
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glass bead
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glass beads
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惣一 上原
幸雄 長坂
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Atomix Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガラスビーズの散布を制御する装置を有
する路面標示施工機に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
路面標示は、一般的に高粘度の塗材(多くは熱溶融型
材料)を用いて行なわれていて、これを路面に塗布した
後、その塗材が乾燥する前にガラスビーズをその表面に
散布して、乾燥後、塗膜の表面にガラスビーズを固着さ
せることからなっている。このガラスビーズは夜間、車
両からのヘッドライトの光をドライバーの目に再帰反射
させて路面標示の視認性を向上させるもので、現在では
必要不可欠なものとなっている。
路面標示施工機は、この標示を施工するために、第1
図にその一例を示すような構成になっている。即ち、図
において、1はガラスビーズ散布操作レバー、2は材料
シャッターレバー、3は材料ホッパー、4はガラスビー
ズ散布器、5は塗材の塗布部であって、ビーズ散布器4
は施工機の進行方向Rに対して、塗布部5より後方にあ
る。
第2図は施工機の構成と作動の説明図であって、材料
シャッターレバー2の操作により材料シャッター7が開
き、材料ホッパー3から塗材が流出し、路面10上に塗布
面10aを形成してゆく。図において6は塗布面10aの厚さ
を調整する膜厚調整板である。次にガラスビーズ散布操
作レバー1を操作し、ビーズ散布器4からガラスビーズ
を未乾燥の塗布面10a上に散布する。
図において、8は後述する如く非施工時にホッパー3
を持ち上げた時、止めておくフック、15は施工機を引っ
ぱったり、ホッパー3を持ち上げたりする取手である。
このような従来の施工機の問題点としては、操作レバ
ーとして、材料の塗布を制御する材料シャッターレバー
2とガラスビーズの散布を制御するガラスビーズ散布操
作レバー1の二つがあり、路面標示施工の際、この二つ
のレバーを操作しなければならず、煩雑である。実際問
題としては、材料シャッター操作レバー2の操作を忘れ
ることはないが、ガラスビーズ散布操作レバー1の散布
開始操作を忘れることが多く、この場合ガラスビーズの
ない塗布面となり、夜間の視認性が悪くなり問題であ
る。又塗材の塗布のみ終了させて、ガラスビーズの散布
の停止操作を忘れると、ガラスビーズを徒らに路上に散
乱させてしまい、全くのむだとなる。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記の欠点を除去するために、車軸の中心
線と同じ回転中心で回動しうる第1レバーに車軸に固定
された駆動ギヤーと常時かみ合うように中間ギヤーを取
り付け、施工時にはガラスビーズ散布用のギヤロールに
固定された被駆動ギヤーと中間ギヤーとがかみ合うよう
に第1レバーをスプリングで付勢し、非施工時には塗材
の塗布をやめた材料ホッパーをもちあげれば、ホッパー
の側面に設けられた突起が第1レバーをスプリングの引
っぱり力に抗して押圧して回動させ、中間ギヤーと被駆
動ギヤーを離し、自動的にガラスビーズの散布のための
ギヤー連結を解除して、その散布を停止するように構成
し、塗材の塗布とガラスビーズの散布とを関連づけると
ともに第1レバーと係合しうる位置に取り付けられた第
2レバーと、第2レバーを上方に向けて付勢しているス
プリングよりなる手動の制御装置も設けた路面標示施工
機を得たものである。
〔実施例〕
この考案の実施例を図面について説明すれば、第3図
はガラスビーズ散布器4の構成の説明図であって、上方
のガラスビーズホッパー11内にガラスビーズ9が収容さ
れていて、ホッパー11の下端開口のところにギヤーロー
ル12が設けられ、ゴム板13が押え板14でギヤーロール12
に接して取りつけられている。ギヤーロール12が図の矢
印方向に回転すれば、ガラスビーズ9はギヤーロール12
の歯の間にはまって取り出され、ガイド板44及びバイプ
45に当って下方に塗布される。
第4図はこの考案の路面標示施工機の説明図で(a)
は側面図、(b)は一部断面で示した(a)をA方向か
らみた端面図である。なお(a)で矢印Rは施工機の進
行方向を示している。
車輪26の車軸29の中心線と同心の回転軸をもつ第1レ
バー17を軸受21を介して取りつける。そしてこの第1レ
バー17には軸受23を介して中間ギヤー18が取りつけら
れ、この中間ギヤー18とかみ合う駆動ギヤー19がキー22
によって車軸29に固定されている。この第1レバー17
は、スプリング30によって付勢され、図示の如く塗布施
工時の材料ホッパー3が下降し、塗布部5が接地してい
るときには、中間ギヤー18がガラスビーズホッパー11内
のギヤーロール12の一端にキー24で固定されている被駆
動ギヤー16とかみ合う位置に第1レバー17がくるように
スプリング30で付勢されている。車軸29は車輪枠20に軸
受25で支持されている。
第5図はガラスビーズ塗布の制御装置の説明図であっ
て、塗布施工時には、実線で示す如く、材料ホッパー3
は下降位置にあり、塗布部5は接地している。その時は
第1レバー17はスプリング30に引っぱられ、車軸29の中
心線と同心の回転中心を中心として図の反時計方向に回
動し、第1レバー17に取りつけられた中間ギヤー18が被
駆動ギヤー16とかみ合っている。車輪26が回転すれば、
車軸29に固定された駆動ギヤー19が回転し、中間ギヤー
18を介して被駆動ギヤー16が回転し、ギヤーロール12が
回転し、ガラスビーズが塗布される。
塗布停止時は、材料シャッターレバー2の操作によっ
て材料シャッターを閉じるとともに、取手15を第5図の
矢印R方向に回すことによって、材料ホッパーを2点鎖
線の位置3′にもち上げ、塗布部5も上昇させる。そし
てこの考案ではホッパー3の側面に突起部28が設けてあ
り、ホッパーが3′の位置までもち上げられると、突起
部も28′の位置まで上昇し、第1レバー17の一端を押圧
して、スプリング30の力に抗して、時計方向に回動さ
せ、図の2点鎖線の位置にもってくる。そうすれば中間
ギヤー18と被駆動ギヤー16とのかみ合いが外れ、ギヤー
ロール12の回転はとまり、ガラスビーズの散布も停止さ
れる。
塗布施工時にホッパー3と塗布部5を下降させ、図の
実線位置に戻せば、突起部28は第1レバー17から外れ、
スプリング30の力で再び図の実線位置まで反時計方向に
回動し、中間ギヤー18と被駆動ギヤー16とかみ合うよう
になる。
非施工時にホッパー3をもち上げたときは、フック8
によって、もち上げた位置に固定し、施工機を移動させ
たりするものである。
第6図,第7図,第8図は以上説明したガラスビーズ
散布制御手段の外に、手動でガラスビーズの散布を制御
する装置の図面であって、第6図はこの手動の装置の外
観図、第7図はこの装置と前述の第1レバー17との関係
を示す図、第8図は作動の説明図である。
この第2の装置ではガラスビーズ散布器4の下端にあ
るヒンジ31によってL字状の第2のレバー40を取りつけ
てあるもので、手動によって、このレバー40を2点鎖線
40′で示す位置まで回動し、フック41に引っかけて係止
しておくことができる。第7図及び第8図から判るよう
に、第2レバー40の下端の水平部40aと第1レバー17の
右端とは近くにあり、第2レバー40を図で反時計方向に
回動させることにより、第2レバー40を図で反時計方向
に回動させることにより、第2レバーの下端水平部40a
が第1レバー17の右端を押し下げ、第5図の2点鎖線と
同じ位置17′をとらせ、中間ギヤー18を非駆動ギヤー16
からはなし、ガラスビーズの散布は停止される。このよ
うにスプリング43に抗して第2レバー40を反時計方向に
回動させ、フック41にひっかけて係止しておけばその間
のガラスビーズの散布は停止される。第2レバー40をフ
ック41から外せば、スプリング43によってもとの位置に
復する。なお42は第2レバーの根本にあって、車輪枠20
と係止するストッパーである。
〔効果〕
この考案の路面標示施工機は前記のような構成であっ
て、塗材の塗布施工時のために塗布部が接地して移動し
ているときには、塗材の塗布とガラスビーズの散布が連
動し、塗布終了時塗布部を上昇させればガラスビーズの
散布可能状態が自動的に解除されるので、塗材の塗布の
開始及び停止に連動して自動的にガラスビーズの散布が
開始及び停止されるので、ガラスビーズの散布を忘れた
り、又は無駄に散布したりする惧はない。
又ガラスビーズの散布を手動で停止する第2レバーも
設けてあるので、塗布施工中ガラスビーズの散布が不要
なときは、任意に停止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は路面標示施工機の構成の説明図、第2図は同じ
く構成と作動の説明図、第3図はガラスビーズ散布器の
説明図、第4図(a)はこの考案の施工機の側面図、
(b)は同じく一部断面図で示した(a)をA方向から
みた端面図、第5図はこの考案の施工機の作動の説明
図、第6図は第2レバーを設けた状態の外観図、第7図
は第1レバーと第2レバーの関係を示す説明図、第8図
は第2レバーの作動の説明図である。 符号の説明: 1……ガラスビーズ散布操作レバー、2……材料シャッ
ターレバー、3……材料ホッパー、4……ガラスビーズ
散布器、5……塗布部、6……膜厚調整板、7……材料
シャッター、8……フック、9……ガラスビーズ、10…
…路面、11……ガラスビーズホッパー、12……ギヤーロ
ール、13……ゴム板、14……押え板、15……取手、16…
…被駆動ギヤー、17……第1レバー、18……中間ギヤ
ー、19……駆動ギヤー、20……車輪枠、21……軸受、22
……キー、23……軸受、24……キー、25……軸受、26…
…車輪、27……キー、28……突起部、29……車軸、30…
…スプリング、31……ヒンジ、40……手動操作レバー、
41……フック、42……ストッパー、43……スプリング、
44……ガイド板、45……パイプ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料ホッパー3の底部に、膜厚調整板6お
    よび材料シャッター7で構成された塗料の塗布部5を持
    ち、塗布部5の後方に、ガラスビーズホッパー11内のガ
    ラスビーズを車輪の回転力によりギヤーロール12を回し
    てガラスビーズを排出散布するガラスビーズ散布器4が
    設けられており、ホッパー3は標示施工時には下方に下
    げられて塗布部5が接地させられ、非施工時にはホッパ
    ーと塗布部とが持ち上げられているような路面標示施工
    機において、 車軸29の中心線を回転中心として回動しうる第1レバー
    17と、車軸29に固定された駆動ギヤー19と、レバー17の
    回動位置とは無関係に常時かみ合うように第1レバーの
    一方の端部に取り付けられている中間ギヤー18と、 この中間ギヤー18が、標示施工時には、上記のギヤロー
    ル12に取り付けられた被駆動ギヤー16とかみ合う位置ま
    で回動するように第1レバー17を付勢するスプリング30
    と、 非標示施工時の塗料ホッパー3の上昇に際して、スプリ
    ング30に抗して第1レバー17を、中間ギヤー18と被駆動
    ギヤー16とが離れるように回動させるための第1レバー
    17の回転中心に関して中間ギヤー18の取付部とは反対側
    の端部の下面と係合しうる位置で、塗料ホッパー3の側
    面に設けられている突起部28、 とからなるガラスビーズ塗布を塗料の塗布の開始及び停
    止に連動して自動的に制御する装置と、 ガラスビーズ散布器4の後方において、車輪枠20に、回
    転可能に、かつ回動により前記の第1レバー17と係合し
    うる位置に取り付けられた第2レバー40と、 第2レバー40を上方に向けて付勢しているスプリング43
    とよりなる手動のガラスビーズ散布制御装置とを有して
    いることを特徴とするガラスビーズ散布制御装置を有す
    る路面標示施工機。
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