JP2511619Y2 - 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置 - Google Patents

空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置

Info

Publication number
JP2511619Y2
JP2511619Y2 JP1993043575U JP4357593U JP2511619Y2 JP 2511619 Y2 JP2511619 Y2 JP 2511619Y2 JP 1993043575 U JP1993043575 U JP 1993043575U JP 4357593 U JP4357593 U JP 4357593U JP 2511619 Y2 JP2511619 Y2 JP 2511619Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
timer
ionizer
circuit
abnormality detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993043575U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0721136U (ja
Inventor
正 関
広道 圓崎
Original Assignee
ミドリ安全工業株式会社
増田 佳子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミドリ安全工業株式会社, 増田 佳子 filed Critical ミドリ安全工業株式会社
Priority to JP1993043575U priority Critical patent/JP2511619Y2/ja
Publication of JPH0721136U publication Critical patent/JPH0721136U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511619Y2 publication Critical patent/JP2511619Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気清浄機のアイオナ
イザにおける過電流又は異常電流を自動的に検知する装
置に関するものである。
【0002】従来のこの種の回路は、空気清浄機内の空
気吸込口側に設けられているアイオナイザの異常を検出
した場合、1回の検出で即座に、又は遅延時間をおいて
アイオナイザへの高電圧の供給を遮断し、異常表示ラン
プを点灯させるという動作をするように構成されてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この回路では、アイオ
ナイザに突発的な異常や瞬時のタイミングによる異常が
発生し、その直後に正常に戻った場合でも、アイオナイ
ザへの高電圧の供給を遮断し、異常表示ランプを点灯さ
せるという欠点がある。
【0004】本考案は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、異常検出の精度が高く、安全性に秀
れた空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、空気清浄機のアイオナイザへの給電を行
なう高電圧発生回路に接続した異常検出手段と、異常検
出手段で異常が検出されたときには、第一の設定時間だ
け高電圧発生回路の作動を中断させる中断手段と、異常
検出手段で異常が検出されたときには、当該第一の設定
時間より長い第二の設定時間を計時開始するタイマ手段
と、異常検出手段による異常検出回数を計数する異常回
数計数手段と、タイマ手段の計時中に異常検出手段で再
度の異常が検出されたときにはタイマ手段を再起動し、
タイマ手段の計時中における異常回数計数手段による異
常検出回数の計数値が所定の回数に達しないときには当
該計数値をリセットし、当該計数値が所定の回数に達し
たときには高電圧発生回路の作動を停止させる停止制御
手段と、を有することを要旨とする。
【0006】
【作用】本考案にあっては、異常が検出されたときに
は、まず第一の設定時間だけ高電圧発生回路の作動を一
時中断させることで安全性を確保する一方、タイマ手段
の計時中における異常検出回数が所定の回数に達したと
きには、継続的な異常と判断して高電圧発生回路の作動
を停止させる。すなわち、アイオナイザにおける異常を
検出した場合、再検出をして、異常状態が継続している
ことを確認した場合には、アイオナイザへの電圧供給を
遮断するように動作し、アイオナイザが正常状態に戻っ
ていることを確認した場合には、次の異常を検出すべく
するように動作する。また、タイマ手段の計時中に
異常検出手段で再度の異常を検出したときは、タイマ手
段を再起動してタイマ時間(計時時間)を延長する。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
ると、1は交流電源で、商用電源を使用する。2は絶縁
トランス、3は整流回路、4は電圧供給用リレー、5は
高電圧発生回路、6はアイオナイザで、これらは、交流
電源を絶縁トランス2を介して整流回路3により整流
し、その電圧を電圧供給用リレー4の接点を通じて高電
圧発生回路5に供給し、高電圧発生回路5で発生した高
電圧をアイオナイザ6の放電電極と接地電極との間に印
加するように接続されている。7は高電圧発生回路に接
続した異常検出回路、8は異常検出回路7とリレー4と
の間に接続した作動確認回路で、これは図2に示すよう
に異常入力検出回路9に作動時間が互に異なる一対のタ
イマ、例えば5秒間タイマ10と10秒間タイマ11と
を接続し、5秒間タイマには、リレー4を制御する供給
遮断コントロール回路12と、異常回数カウンタ13と
を接続し、10秒間タイマ11と異常回数カウンタ13
の間には、突発入力に対するリセット信号を発するリセ
ット回路14を接続し、異常回数カウンタ13と供給遮
断コントロール回路12との間には、回数確認回路15
を接続してなる。16は異常表示ランプで、作動確認回
路8における回数確認回路15に接続してある。
【0008】ここで、電圧供給用リレー4、5秒間タイ
マ10および供給遮断コントロール回路12は中断手段
を構成し、10秒間タイマ11はタイマ手段を構成し、
異常回数カウンタ13は異常回数計数手段を構成し、電
圧供給用リレー4、供給遮断コントロール回路12、リ
セット回路14および回数確認回路15は停止制御手段
を構成するものである。
【0009】次に、上記の構成よりなる空気清浄機のア
イオナイザ異常検出回路の作動を説明すると、リレー4
の接点を通じて高電圧発生回路5に電圧が供給されてい
る状態において、高圧部に過電流が流れるなどの異常が
発生すると、異常検出回路7がそれを検出し、その信号
が作動確認回路に入力する。すると、5秒間タイマ10
と10秒間タイマ11とが同時に作動し、供給遮断コン
トロール回路12及びリレー4が高電圧発生回路5に供
給されている電圧を遮断するように制御されると同時
に、異常回数カウンタ13にて計数をする。
【0010】上記の異常が突発的な異常であって、すぐ
に正常に戻る場合は、図3に示すように異常検出信号1
7が1回だけタイマ10,11に入力し、5秒間タイマ
10の作動時間だけ電圧供給が遮断される。同時間経過
後、供給遮断コントロール回路12及びリレー4が高電
圧発生回路5に電圧を再供給するように制御され、さら
に10秒間タイマ11の作動時間中異常が検出されずに
同時間が経過した時点で、リセット回路14より異常回
数カウンタ13に対してリセット信号18がかかり、同
カウンタ13を”0”の状態にし、作動確認回路8が次
の異常検出時に作動すべく待期する。
【0011】高圧部における異常が継続的な異常の場合
は、図3に示すように1回目の異常検出信号19がタイ
マ10,11に入力し、10秒間タイマ11の計時が開
始されると同時に5秒間タイマ10の作動時間だけ電圧
供給が遮断された後、電圧が再供給される。それと同時
に2回目の異常検出信号20が5秒間タイマ10と10
秒間タイマ11とに入力し、5秒間タイマ10の作動時
間だけ電圧供給が遮断された後、電圧が再供給され、ま
た10秒間タイマ11が再起動されてタイマ時間が延長
される。それと同時に3回目の異常検出信号21が5秒
間タイマ10と10秒間タイマ11とに入力し電圧供給
が遮断される。また10秒間タイマ11が再起動されタ
イマ時間が延長される。なお、上記の電圧再供給時毎に
高電圧発生回路5の出力が安定するまでの時間(0.5
秒位)を考慮して、異常入力検出回路9に遅延回路が設
けられている。
【0012】以上のようにして、10秒間タイマ11の
作動時間中に異常信号が繰り返し検出された場合、3回
目の異常検出信号21が異常回数カウンタ13で計数さ
れた時点において、その出力信号が回数確認回路15を
経て供給遮断コントロール回路12及び異常表示ランプ
16に入力し、電圧供給が遮断されると同時に異常表示
ランプ16が点灯し、異常を報知する。なお、回数確認
回路15は、3回目以後の異常信号が異常回数カウンタ
13に入力しないように同カウンタ13をロック状態に
制御すると同時に、リセット回路14から上記カウンタ
13にリセット信号が発せられないように回路14を制
御する。
【0013】異常表示ランプ16が点灯した後は、電源
1を再投入しない限り、電圧供給の遮断状態が続く。
【0014】そこで、空気清浄機の使用者などが機械の
異常状態を解除して、電源1を再投入すると、図3に示
すようにその信号22によって、異常表示ランプ16が
消灯すると同時に、高電圧発生回路5に電圧が供給さ
れ、異常回数カウンタ13にリセット信号23がかかっ
て、同カウンタ13が”0”の状態になり、作動確認回
路8が次の異常検出時に作動すべく待期する。
【0015】本考案は、異常表示ランプ16の代わりに
ブザーを使用することもあり、異常表示ランプ16とブ
ザーを併用することもある。
【0016】
【考案の効果】本考案は、叙上のように構成したから、
空気清浄機のアイオナイザに過電流や異常電流が流れた
場合、それを自動的に検出し、かつその検出を繰り返し
て、異常を確認した上で、高電圧発生回路への電圧供給
を遮断し、異常表示ランプなどで異常が報知されるの
で、突発的な異常の発生時には、機械を正常に戻すとい
う煩わしい操作をしなくて済む。また電圧供給の遮断後
は、自動復帰せず、異常の原因を追求し、それを解除し
た後で、電源を再投入することにより、高電圧発生回路
へ電圧を供給できるので、従来に比し異常検出の精度が
高く、安全性に秀れた空気清浄機のアイオナイザ異常検
出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る空気清浄機のアイオナイザ異常検
出装置の実施例のブロックダイアグラムである。
【図2】同実施例における作動確認回路の詳細を示すブ
ロックダイアグラムである。
【図3】同実施例の各部のタイムチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電源 4 電圧供給用リレー 5 高電圧発生回路 6 アイオナイザ 7 異常検出回路 8 作動確認回路 10 5秒間タイマ 11 10秒間タイマ 12 供給遮断コントロール回路 13 異常回数カウンタ 14 リセット回路 15 回数確認回路 16 異常表示ランプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気清浄機のアイオナイザへの給電を行な
    う高電圧発生回路に接続した異常検出手段と、 異常検出手段で異常が検出されたときには、第一の設定
    時間だけ高電圧発生回路の作動を中断させる中断手段
    と、 異常検出手段で異常が検出されたときには、当該第一の
    設定時間より長い第二の設定時間を計時開始するタイマ
    手段と、 異常検出手段による異常検出回数を計数する異常回数計
    数手段と、タイマ手段の計時中に異常検出手段で再度の異常が検出
    されたときには当該タイマ手段を再起動し、 タイマ手段
    の計時中における異常回数計数手段による異常検出回数
    の計数値が所定の回数に達しないときには当該計数値を
    リセットし、当該計数値が所定の回数に達したときには
    高電圧発生回路の作動を停止させる停止制御手段と、 を有することを特徴とする空気清浄機のアイオナイザ異
    常検出装置。
JP1993043575U 1993-08-09 1993-08-09 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置 Expired - Lifetime JP2511619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993043575U JP2511619Y2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993043575U JP2511619Y2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0721136U JPH0721136U (ja) 1995-04-18
JP2511619Y2 true JP2511619Y2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=12667560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993043575U Expired - Lifetime JP2511619Y2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511619Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177817A (ja) * 2000-12-18 2002-06-25 Ricoh Elemex Corp 空気清浄機
JP6513958B2 (ja) * 2015-02-10 2019-05-15 昭和鉄工株式会社 空気清浄機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561947A (en) * 1978-11-02 1980-05-10 Fuji Electric Co Ltd Electric dust collector controller

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0721136U (ja) 1995-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7492559B2 (en) Intelligent life testing methods and apparatus for leakage current protection
US7592924B2 (en) Intelligent life testing methods and apparatus for leakage current protection
JP5448154B2 (ja) 変圧器故障判定器
JP2511619Y2 (ja) 空気清浄機のアイオナイザ異常検出装置
JP5322340B2 (ja) 直流を用いた変圧器鉄心の消磁方法およびその装置
JPH0429863Y2 (ja)
JP2815230B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH0928032A (ja) 可変速揚水発電システムの運転装置
JPH0555435U (ja) 出力スイッチの状態検出回路
JPH1169610A (ja) 過熱警報装置
JP3627965B2 (ja) 火災警報機能付きガス漏れ警報器
KR100509477B1 (ko) 회로 보호를 위한 스위칭 모드 전원 공급 장치의 구성 및그 방법
JP2815231B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH0744136B2 (ja) 露光装置
JP2001193928A (ja) ガス燃焼機器の不燃監視装置
JPH0251239B2 (ja)
JP2004069097A (ja) ガス給湯器のブレーカ装置
JP2865411B2 (ja) 放電灯点灯装置
KR0161016B1 (ko) 전기세탁기용 누전차단장치
JPH09247949A (ja) 制御装置およびその異常解除方法
JPH08203371A (ja) チャタリング防止装置
JPS63126020A (ja) タイミング制御装置
JPS6212397A (ja) 空気調和機用周波数変換装置
JPH0454870A (ja) 突入電流制限回路
JPH02105624A (ja) 電源制御回路