JP2511276B2 - 温度監視装置 - Google Patents

温度監視装置

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JP2511276B2 JP62221683A JP22168387A JP2511276B2 JP 2511276 B2 JP2511276 B2 JP 2511276B2 JP 62221683 A JP62221683 A JP 62221683A JP 22168387 A JP22168387 A JP 22168387A JP 2511276 B2 JP2511276 B2 JP 2511276B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は温度監視装置に関し、更に詳しくは多数の異
なる位置の温度を一個所で集中して測定する温度監視装
置に関する。
[従来の技術] 複数の場所の温度を一個所において集中的に監視する
場合に、温度を監視すべきそれぞれの場所において熱電
対の温度測定器により温度を測定し、測定した温度情報
を出力装置により集中監視所に送信する方式がよく用い
られ、また、温度を監視すべきそれぞれの場所に配設し
た熱電対の一方の接点(熱接点)から集中測定場所へ補
償導線を延設し、集中測定場所において各熱電対の起電
力から温度を集中的に測定し、監視する方式も用いられ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 温度を測定し監視すべき場所の数が多い場合には、前
者の温度を測定すべきそれぞれの場所に温度測定器と測
定した温度情報を送信する出力装置を設ける方式におい
ては、場所の数に等しい多数の温度測定装置と出力装置
とを設ける必要があり、設備がコスト高になる問題があ
る。
また後者の補償導線を延設して集中測定場所において
それぞれの場所の温度を集中的に測定する方式において
は、多数の場所の熱電対の接点の数と同数の補償導線を
延設する必要があり、また温度を測定すべき場所と集中
測定場所との間の距離が長い場合には、長尺の補償導線
を延設する必要があり同様に設備がコスト高になる問題
がある。
従って、例えば、洞道内に布設した電力ケーブルの温
度や周囲の温度をケーブルの長手方向に沿った多数の地
点について集中的に測定もしくは監視しようとすれば、
上記何れの方式によっても設備のコストが著しく増大す
る。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発
明の目的は温度を測定、監視すべき多数の場所にそれぞ
れ設けた熱電対の一方の接点を集中測定場所の共通の温
度測定器に共通の補償導線により接続することにより、
多数の場所の温度を一個所で測定し得、しかも設備コス
トが安価な温度監視装置を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解説するための手段] 上記目的を達成する本発明の温度監視装置は、温度を
監視すべき複数の場所にそれぞれ設けた特定の自己アド
レスコードを有する複数の測温端末部と、該測温端末部
をタンデムに接続する導線群と、該導線群の一端側に設
けた温度測定器本体とより成り、上記導線群がアドレス
コードを伝送するアドレス線と、補償導線もしくは後記
熱電対と同種の異種金属線対とを含み、上記測温端末部
が熱電対の一方の接点と、自己のアドレスコードが上記
アドレス線によって伝送されたときに閉成し上記熱電対
の一方の接点を上記の補償導線もしくは異種金属線対に
接続する常時開放の接点装置とを備え、上記温度測定器
本体がアドレスコード出力部と上記補償導線もしくは異
種金属線対の一端に接続された温度測定部とを備え、上
記アドレスコード出力部から各測温端末部のアドレスコ
ードを順次に出力し、各測温端末部の接点装置を順次に
閉成させることにより各測温端末部の熱電対の接点を順
次に上記補償導線もしくは異種金属線対に接続し、上記
の温度測定部において熱電対の起電力から測定すべき場
所の温度を順次に測定するようになしたことを特徴とす
る。
[作用] まず、本発明の原理を第3図により説明する。熱電対
を構成し得る例えば銅とコンスタンタンの2本の長尺異
種金属線A,Bを並べて、温度を測定すべき多数の場所に
沿って延設する。温度を測定すべき位置の異種金属線A,
Bに常時開放の接点W1,W2,…Wnを設けて、異種金属線A,B
間をそれらの位置で閉路可能にする。そして異種金属線
A,Bの基板部に熱起電力を測定する温度測定器Tを接続
する。
導電部が銅である接点例えばW1を閉路すると、銅とコ
ンスタンタン線とからなる熱電対が形成される。この接
点W1の閉路状態における熱起電力を温度測定器Tで測定
すると、接点W1の位置における温度が測定される。その
接点W1を開路し、他の接点例えばW2を閉路することによ
り、新たに閉路した接点W2の位置における温度が測定で
きる。このように、各接点W1,W2,…Wnを順次に閉路し各
接点の位置における温度を一対の異種金属線A,Bを利用
して、かつ1個の温度測定器Tで集中して順次測定でき
る。以上が本発明の原理である。
さて、本発明においてはアドレス線及び補償導線もし
くは各測温端末部の熱電対の接点を構成するのと同種の
異種金属線対とを含む導線群が、温度を測定し監視すべ
き複数の場所にそれぞれ設けた各測温端末部をタンデム
に接続し、アドレス線及び補償導線もしくは異種金属線
対は多数の測温端末部により共通に利用される。そし
て、各測温端末部にはそれぞれ特定のアドレスコードが
与えられている。
測温端末部の常時開放の接点装置は自己のアドレスコ
ードが温度測定器本体のアドレスコード出力部より出力
され、アドレス線によって伝送されてきたときに閉成
し、当該測温端末部に設けられ温度を測定すべき場所に
接触させられ或は位置されている熱電対の一方の接点を
上記の補償導線もしくは異種金属線対に接続する。かく
して当該測温端末部における熱電対の接点(熱接点)と
補償導線もしくは異種金属線対の一端の接点(冷接点)
よりなる熱電対が形成され、補償導線もしくは異種金属
線対の一端に設けられた温度測定部によって該熱電対の
熱起電力から当該測温端末部の温度が測定される。
アドレスコード出力部は各測温端末部のアドレスコー
ドを順次に切替て出力するので、各測温端末部の常時開
放の接点装置が順次に交替して閉成され、当該測温端末
部における熱電対の接点を各測温端末部をタンデムに接
続する共通の補償導線もしくは異種金属線対に順次に接
続し、それぞれ、当該測温端末部の熱電対接点を熱接点
とする熱電対が順次に交替して形成される。従って補償
導線もしくは異種金属線対の一端に設けた共通の温度測
定部によりそれぞれの熱電対について順次に温度を測定
し、各測温端末部の温度を順次に測定することができ
る。
[実施例] 以下、本発明を実施例を示す図面によって詳述する。
第1図は本発明に係る温度監視装置の構成図である。洞
道1内にはその道長方向に沿って、例えば電力ケーブル
PCが配設されており、また複合ケーブル2が測温端末部
3を適宜間隔を離隔してタンデムに順次接続して、かつ
その先端部にも測温端末部3を接続した測定ケーブルMC
が配設されている。そして測温端末部3,3…には、電力
ケーブルPCの表面温度を測定すべくケーブル表面に接触
している熱電対の接点TCが接続されている。夫々の複合
ケーブル2は16本の芯線を有するケーブルからなってい
る。これらの16本の芯線は第2図に示すように8ビット
のアドレスコードを伝送する8本のアドレス線2Aと、後
述するANDゲート11及びアナログスイッチ12に電圧を供
給する2本の電源線2Bと、リレーに電圧を供給する2本
のリレー電源線2Cと、熱電対を形成し得る銅線A及びコ
ンスタンタン線Bからなる2本の異種金属線2Dと、熱電
対TCと接続する2本の補償導線21Dとで構成されてい
る。この測定ケーブルMCの基端側はコネクタ接続により
温度測定器本体Sと接続されている。複合ケーブル2の
アドレス線2Aは8ビットのアドレスコードを作成するア
ドレスコード出力部4と接続されており、電源線2B及び
リレー電源線2Cは電源部5と接続されている。また2本
の異種金属線2D及び補償導線21Dは、微小電圧計と、検
出した電圧をデジタル変換するA/D変換器とからなる温
度測定部6と接続されており、温度測定部6の出力は通
信機たる子局31に内蔵しているメモリに入力され、メモ
リの出力は例えば光ファイバを用いた信号伝送路30に入
力するための子局31に内蔵しているインタフェイスに入
力されている。
この子局31は、温度測定位置のアドレスを指示するた
めに、アドレスコード出力部4への制御信号が送信でき
るようにされている。子局31は予め設定された時間を周
期としてアドレスコード出力部4を制御して、各測温端
末部3,3,3…における洞内温度及び電力ケーブルPCの表
面温度を順次測定するようになっており、測定値はメモ
リに記憶するようになっている。また子局31は記憶して
いる温度に対し通信機たる親局32から送出の指令がある
と、そのデータを信号伝送路30に送出し、親局32は子局
31からの信号を受取ってコンピュータ33に入力して所要
の分析をなす等して遠方の温度を監視する。各測温端末
部3,3…は複合ケーブル2,2に直列に接続され、適宜に増
設し得るようになっている。そして測温端末部3を介在
させて複合ケーブル2を延長させながら温度を測定すべ
き場所に測定ケーブルMCを延設することができる。また
温度の監視を解除する場合は測温端末部3と各複合ケー
ブル2とを切離することができ、持ち運びが容易であ
る。
第2図は測温端末部3の内部構造を示すブロック図で
ある。測温端末部3に設けているアドレス線2Aが接続さ
れる接続用ピンP1,P2,…P8の夫々は、ANDゲートG1,G2
G8の一方の入力端子と接続されており、ANDゲートG1,G2
…G8の出力端子は8入力ANDゲート11の入力端子と接続
されていて、そのANDゲート11は出力端子はアナログス
イッチ12の入力端子と接続されている。
アドレス設定スイッチ10は8ビットのデイップスイッ
チからなり、その出力端子はANDゲートG1,G2…G8の他方
の入力端子と接続されている。そしてこのアドレス設定
スイッチ10を操作して、その測温端末部3の常開接点13
a,14aを特定するアドレスを割付けている。
前記電源線2Bが接続されている接続用ピンP9,P10はAN
Dゲート11及びアナログスイッチ12の電源端子と接続さ
れている。またリレー電源線2Cが接続されている接続用
ピンP11,P12は、前記アナログスイッチ12により通電が
オン,オフされるリレー13と接続されている。
更に熱電対を形成すべき2本の異種金属線2Dが接続さ
れる接続用ピンP13,P14は同種の金属線でリレー13の常
開接点13aと接続されている。
補償導線21Dが接続される接続用ピンP15,P16には、前
記アナログスイッチ12で開閉されるリレー14の常開接点
14aを介装して熱電対TCが接続されている。
この測温端末部3の接続用ピンP9,P10,P11,P12に電源
線2B及び2Cから所定の電圧が供給されている状態でアド
レス線2Aから接続用ピンP1,P2,…P8に、アドレス設定ス
イッチ10により割付けたアドレスと一致するアドレスコ
ードが与えられた場合には、ANDゲートG1,G2…G8及びAN
Dゲート11に出力があり、ANDゲート11の出力がアナログ
スイッチ12に与えられ、アナログスイッチ12が閉路す
る。アナログスイッチ12が閉路するとリレー13,14が通
電されてその常開接点13a,14aが閉路する。常開接点13a
が閉路すると銅線Aとコンスタンタン線Bとの間が閉路
されて、コンスタンタン線Bと常開接点13aとの接触位
置を熱接点とする熱電対が形成される。
また常開接点14aが閉路すると、電力ケーブルPCの表
面に接触している熱電対の接点TCが補償導線21Dに接続
され熱電対を形成する。
次にこの温度監視装置により洞道1内の温度及び電力
ケーブルPCの表面温度を、洞道1の長さ方向に沿って測
定して監視する場合について第1図及び第3図により説
明する。
第1図に示すように5本の複数ケーブル2,2…と、5
個の測温端末部3,3…とを用いて、測温端末部3と複合
ケーブル2とを接続して延長し測定ケーブルMCを得る。
この測定ケーブルMCを洞道1内の温度を測定すべき場所
に、洞道1の長さ方向に沿わせて延設し、また各測温端
末部3,3…における熱電対の接点TCを電力ケーブルPCに
安定に接触させる。また各測温端末部3にはアドレス設
定スイッチ10により異なるアドレスを割付ける。そして
測定ケーブルMCの基端部を温度測定器本体Sとコネクタ
接続する。これにより、複合ケーブル2内のアドレス線
2Aはアドレスコード出力部4と接続され、また電源線2B
及びリレー電源線2Cは電源部5と接続される。更に2本
の異種金属線2D及び補償導線21Dは温度測定部6と接続
される。そして各測温端末部3内のANDゲート11及びア
ナログスイッチ12には電源部5からの電圧が供給されて
動作し得る状態となる。またリレー13,14にも電源部5
からの電圧が供給されて、アナログスイッチ12が閉路し
た場合には、リレー13,14が通電されたその常開接点13
a,14aが閉路し得る状態となる。
さて、複合ケーブル2の先端側から例えば3番目の測
温端末部3の位置における洞道1内の温度を測定する場
合は、その測温端末部3に割付けているアドレスに対応
する8ビットのアドレスコードを、子局31からアドレス
コード出力部4に与えて、アドレスコード出力部4から
出力しアドレス線2Aにより伝送する。アドレスコードは
各測温端末部3内のANDゲートG1,G2…G8に与えられる。
3番目の測温端末部3に割付けているアドレスと伝送さ
れてきたアドレスコードとが一致することをANDゲートG
1,G2…G8及びANDゲート11からなる接点制御部が解読す
ると、ANDゲート11の出力をアナログスイッチ12に入力
してこれを閉路させる。アナログスイッチ12が閉路する
と、リレー13,14の常開接点13a,14aが閉路して2本の異
種金属線2D間が閉路されて熱電対が形成され、また熱電
対の接点TCが補償導線21Dと接続され熱電対が形成され
る。そして常開接点13a,14aの閉路で形成されたこれら
の熱電対の熱起電力から温度測定部6により電力ケーブ
ルPCの表面の温度や測温端末部の温度が測定される。
温度を測定した信号は子局31内のメモリに記憶され
る。その温度測定を終了するとアドレスコードの伝送を
停止する。これによりリレー13,14の常開接点13a,14aが
開路して、銅線Aとコンスタンタン線Bとの間が開放さ
れる。また熱電対TCは補償導線21Dと切離される。続い
て測定すべき他の位置の測温端末部を特定すべきアドレ
スコードを前記同様に出力すると、そのアドレスコード
と対応したアドレスが割付けられている測温端末部のリ
レーの常開接点が閉路して前記同様に熱電対を形成し、
また熱電対が補償導線と接続されてその測温端末部が位
置している周囲温度及びその位置における電力ケーブル
の表面温度を測定する。以下同様にして異なる位置の温
度を順次測定できる。
このようにしてメモリに記憶された温度測定値は、親
局32から送出指令信号を信号伝送路30に送出することに
より、子局31がその信号を受信するとメモリに記憶して
いた温度測定値に関連する信号のインタフェイスを介し
て信号伝送路30に送出し親局32がそれぞれ受信する。親
局32が受信した温度測定値に関連する信号はコンピュー
タ33に入力されて所要の分析をする。そして洞道1から
離れた遠方によって、洞道内における各部の温度を集中
して監視することになる。なお、子局31は温度測定値が
所定範囲を超えた場合は親局32からの送出指令信号を持
たずに、親局32に対し受信可否の信号を送出して、受信
可能の信号が親局32から送出されてくると、直ちに温度
測定値に関連する信号を親局32に送出する。
なお、信号伝送路30に、測定目的が異なる子局を設け
れば、親局は異なる子局の目的が異なる測定データをも
得ることができて温度監視装置のシステムアップを図り
得る。
このようにして2本の異種金属線2D、補償導線21D、
アドレス線2A等を含む複合ケーブル2を各測温端末部3
をタンデムに接続するように延設して、その基端部側か
らアドレスコードをアドレス線2Aに伝送させることによ
り、アドレスコードで特定した測温端末部3の設定位置
の温度及びそれに近い電力ケーブルPCの表面温度を複合
ケーブル2の基端部側で集中して1個の共通の温度測定
器により測定できる。したがって、温度の測定対象位置
の夫々から補償導線を延設する必要がないし、温度測定
器や測定した温度情報を伝送する出力装置を測温端末部
のそれぞれに設ける必要がない。また、それらを延設し
て温度を監視するための準備に長い作業時間を要するこ
ともない。更に本発明における導線群(実施例における
複合ケーブル2)が電源線を含むときは、各測温場所に
おける電源設備を必要とせず、各測温端末部に共通の電
源線により給電できるという利点もある。
なお、本実施例で説明した本発明の温度監視装置の用
途は単なる一例であって、広い床面積を有する体育館又
はビル等の屋内温度の分布状態を集中して測定する場合
又はそれらの屋内の構造体の外面温度を監視する場合に
も適用できる。
また異種金属線は銅線とコンスタンタン線以外の異種
金属線を用いてもよいのは勿論である。また信号伝送路
は光ファイバを用いたものに限定するものではない。さ
らに、信号伝送路には子局のみを接続する構成としても
よい。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明においては温度を測定すべ
き多数の場所に設けた各測温端末部の常開接点がアドレ
ス信号により順次に交替して閉路されることにより、補
償導線もしくは異種金属線対を共通にし、しかもそれぞ
れの測温場所の温度を測定する熱電対が順次に交替して
形成され、共通の補償導線もしくは異種金属線対の一端
に設けた共通の温度測定器により集中して各測温場所の
温度が測定される。
従って、本発明によれば、温度を測定し監視すべき多
数の場所それぞれに温度測定器や測定した温度情報を送
信する出力装置を設ける必要がなく、また温度を測定、
監視すべき場所と同数本の補償導線や異種金属線対を延
設する必要がない。従って、温度監視装置を従来に較べ
て著しく安価に形成できる。また、温度監視装置を短時
間で建設することができる。本発明による上記の効果は
例えば洞道内に布設された電力ケーブルの温度を測定す
る場合のように測温場所が長大な範囲に多数分布してい
る場合或は測温場所が広大な範囲に多数分布している場
合に特に顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は洞道に適用した本発明の温度監視装置の構成
図、第2図は測温端末部の内部構造図、第3図は発明の
原理を説明する説明図である。 1……洞道、2……複合ケーブル、3……測温端末部、
4……アドレスコード出力部、5……電源部、6……温
度測定部、13a,14a……常開接点、30……信号伝送路、3
1……子局、32……親局、2A……アドレス線、2D……異
種金属線、PC……電力ケーブル、TC……熱電対
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−223028(JP,A) 特開 昭59−49697(JP,A) 特公 昭55−42691(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度を監視すべき複数の場所にそれぞれ設
    けた特定の自己アドレスコードを有する複数の測温端末
    部と、該測温端末部をタンデムに接続する導線群と、該
    導線群の一端側に設けた温度測定器本体とより成り、上
    記導線群がアドレスコードを伝送するアドレス線と、補
    償導線もしくは後記熱電対と同種の異種金属線対とを含
    み、上記測温端末部が熱電対の一方の接点と、自己のア
    ドレスコードが上記アドレス線によって伝送されたとき
    に閉成し上記熱電対の一方の接点を上記の補償導線もし
    くは異種金属線対に接続する常時開放の接点装置とを備
    え、上記温度測定器本体がアドレスコード出力部と上記
    補償導線もしくは異種金属線対の一端に接続された温度
    測定部とを備え、上記アドレスコード出力部から各測温
    端末部のアドレスコードを順次に出力し、各測温端末部
    の接点装置を順次に閉成させることにより各測温端末部
    の熱電対の接点を順次に上記補償導線もしくは異種金属
    線対に接続し、上記の温度測定部において熱電対の起電
    力から測定すべき場所の温度を順次に測定するようにな
    したことを特徴とする温度監視装置。
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