JPS64580Y2 - - Google Patents
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- JPS64580Y2 JPS64580Y2 JP115683U JP115683U JPS64580Y2 JP S64580 Y2 JPS64580 Y2 JP S64580Y2 JP 115683 U JP115683 U JP 115683U JP 115683 U JP115683 U JP 115683U JP S64580 Y2 JPS64580 Y2 JP S64580Y2
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- Japan
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- wire
- thermocouple
- sheath
- wires
- thermocouples
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- Expired
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシース中に絶縁物を介して熱電対素
線を収めたシース型熱電対に関するものである。
線を収めたシース型熱電対に関するものである。
電気炉等の内部温度を管理するために、その内
部において多数の測定点の温度を測定する必要が
あり、かかる目的で実施される温度測定には従来
から主としてシース型熱電対が使用されている。
この場合に使用される熱電対は第1図及び第2図
に示すようなもので、炉1内の各位置で温度測定
を行う目的から複数対の熱電対2,2…が使用さ
れ、それぞれの先端に温接点3,3…が設けられ
る。これら温接点3,3…は固定板4で相互に固
定され、この状態で溶解物質5の入つた炉1中に
挿入される。そして熱電対2,2…を炉1中に送
り込みながら温接点3,3…を溶解物質5の中で
下降させ、炉1中の各位置で温度を逐次測定して
ゆく。
部において多数の測定点の温度を測定する必要が
あり、かかる目的で実施される温度測定には従来
から主としてシース型熱電対が使用されている。
この場合に使用される熱電対は第1図及び第2図
に示すようなもので、炉1内の各位置で温度測定
を行う目的から複数対の熱電対2,2…が使用さ
れ、それぞれの先端に温接点3,3…が設けられ
る。これら温接点3,3…は固定板4で相互に固
定され、この状態で溶解物質5の入つた炉1中に
挿入される。そして熱電対2,2…を炉1中に送
り込みながら温接点3,3…を溶解物質5の中で
下降させ、炉1中の各位置で温度を逐次測定して
ゆく。
このような従来の熱電対の使用方法において
は、その問題点が幾つか指摘されている。第一に
それぞれ個別的にシースを施した多数の熱電対が
炉中で消費され、これを繰り返し使用することが
できないので、各測定毎に多額の費用を必要とす
る点である。第二に多数本の熱電対を炉中で取り
扱うことから操作性が悪く、断線等のトラブルが
生じ易いため、信頼性に欠けるという点である。
第三にシースや絶縁物が全体的に大型化し、熱容
量が相対的に大きくなるため、温度変化に対する
応答性がわるく、正確な温度測定ができないとい
う点である。
は、その問題点が幾つか指摘されている。第一に
それぞれ個別的にシースを施した多数の熱電対が
炉中で消費され、これを繰り返し使用することが
できないので、各測定毎に多額の費用を必要とす
る点である。第二に多数本の熱電対を炉中で取り
扱うことから操作性が悪く、断線等のトラブルが
生じ易いため、信頼性に欠けるという点である。
第三にシースや絶縁物が全体的に大型化し、熱容
量が相対的に大きくなるため、温度変化に対する
応答性がわるく、正確な温度測定ができないとい
う点である。
この考案は従来における熱電対の上記問題点を
解消すべくなされたものであつて、特殊な手段に
より、温度測定に要する費用の低減と、熱電対の
取り扱いの簡便化を図り、併せて正確な測定が行
えるようにしたものである。以下、この考案の構
成を図示の一実施例に基ずき詳細に説明する。
解消すべくなされたものであつて、特殊な手段に
より、温度測定に要する費用の低減と、熱電対の
取り扱いの簡便化を図り、併せて正確な測定が行
えるようにしたものである。以下、この考案の構
成を図示の一実施例に基ずき詳細に説明する。
第3図及び第4図はこの考案によるシース型熱
電対の概略を示したものであつて、一般にシース
11,12にはステンレス管等が使用され、その
中に充填される絶縁物13には酸化マグネシウム
等が使用される。また、一対の熱電対を構成する
金属線には二種の金属線が使用されれ、例えば工
業用として一般に使用されるCA熱電対ではクロ
メル線とアルメル線によつて構成される。
電対の概略を示したものであつて、一般にシース
11,12にはステンレス管等が使用され、その
中に充填される絶縁物13には酸化マグネシウム
等が使用される。また、一対の熱電対を構成する
金属線には二種の金属線が使用されれ、例えば工
業用として一般に使用されるCA熱電対ではクロ
メル線とアルメル線によつて構成される。
この考案による熱電対では、シース11中に複
数対の熱電対素線15a,15bを収めた単線複
合部16と、数本のシース12,12…にそいれ
ぞれ一対以上の熱電対素線15a,15bを収め
た多線部17とからなつており、これら両部1
6,17が互いに接続されている。図示の実施例
では、多線部17がその一端側(第3図及び第4
図において右端側)においてほぼ一体的にまとめ
られると共に、単線複合部16と多線部17との
間で各熱電対素線15a,15bが互いに接続さ
れている。そしてこの接続部が絶縁物14を介し
てケース18で覆われ、かつ、このケース18に
よつて単線複合部16と多線部17のシース1
1,12の端部が機械的に連結固定されている。
この場合、基準接点(図示せず)は単線複合部1
6の末端に設けれ、また温接点19,19…は多
線部17を構成する各線の先端にそれぞれ設けら
れる。ケース18には一般にシース11,12…
と同様、ステンレス等の材料が使用され、その内
部には単線複合部16や多線部17におけるのと
同質の絶縁物、例えば酸化マグネシウムが充填さ
れる。単線複合部16と多線部17間における熱
電対素線15a,15bの接続は、直接的であつ
ても(例えばリード線を介して行う如く)間接的
であつてもよいが、必ず同種の金属線同士を接続
するものであり、間接的に接続する場合でも接続
する熱電対素線15a,15bと同種の金属線
(リード線)で接続する。
数対の熱電対素線15a,15bを収めた単線複
合部16と、数本のシース12,12…にそいれ
ぞれ一対以上の熱電対素線15a,15bを収め
た多線部17とからなつており、これら両部1
6,17が互いに接続されている。図示の実施例
では、多線部17がその一端側(第3図及び第4
図において右端側)においてほぼ一体的にまとめ
られると共に、単線複合部16と多線部17との
間で各熱電対素線15a,15bが互いに接続さ
れている。そしてこの接続部が絶縁物14を介し
てケース18で覆われ、かつ、このケース18に
よつて単線複合部16と多線部17のシース1
1,12の端部が機械的に連結固定されている。
この場合、基準接点(図示せず)は単線複合部1
6の末端に設けれ、また温接点19,19…は多
線部17を構成する各線の先端にそれぞれ設けら
れる。ケース18には一般にシース11,12…
と同様、ステンレス等の材料が使用され、その内
部には単線複合部16や多線部17におけるのと
同質の絶縁物、例えば酸化マグネシウムが充填さ
れる。単線複合部16と多線部17間における熱
電対素線15a,15bの接続は、直接的であつ
ても(例えばリード線を介して行う如く)間接的
であつてもよいが、必ず同種の金属線同士を接続
するものであり、間接的に接続する場合でも接続
する熱電対素線15a,15bと同種の金属線
(リード線)で接続する。
第3図の実施例では、単線複合部16において
各種類の熱電対素線15a,15bが各々同じ本
数宛収納されており、これら熱電対素線15a,
15bが多線部17側の同種の熱電対素線15
a,15bとそれぞれ接続されている。一方、第
4図の実施例では、単線複合部16において、熱
電対を構成する二種類の熱電対素線15a,15
bのうち、何れか一方を複数対の熱電対について
共用させている。この点を第4図の実施例により
具体的に説明すると、同実施例では、一方の熱電
対素線15bを一本のみ収納、他方、熱電対素線
15aについては温接点19,19…の数に対応
させて必要な数を収納し、上記一本の熱電対素線
15bを多線部17側の複数の熱電対素線15
b,15b…と接続すると共に、熱電対素線15
aについては、単線複合部16側と多線部17側
においてそれぞれ一本宛接続している。熱電対で
は、このように何れか一方の熱電対素線15aま
たは15bを共用しても、各熱電対で生じる熱起
電力は互いに影響を受けることがなく、各温接点
19,19…でそれぞれ独立して温度の測定が可
能であり、上記の場合は、単線複合部16におけ
る熱電対素線の本数を総体的に少なくできる点で
有利である。
各種類の熱電対素線15a,15bが各々同じ本
数宛収納されており、これら熱電対素線15a,
15bが多線部17側の同種の熱電対素線15
a,15bとそれぞれ接続されている。一方、第
4図の実施例では、単線複合部16において、熱
電対を構成する二種類の熱電対素線15a,15
bのうち、何れか一方を複数対の熱電対について
共用させている。この点を第4図の実施例により
具体的に説明すると、同実施例では、一方の熱電
対素線15bを一本のみ収納、他方、熱電対素線
15aについては温接点19,19…の数に対応
させて必要な数を収納し、上記一本の熱電対素線
15bを多線部17側の複数の熱電対素線15
b,15b…と接続すると共に、熱電対素線15
aについては、単線複合部16側と多線部17側
においてそれぞれ一本宛接続している。熱電対で
は、このように何れか一方の熱電対素線15aま
たは15bを共用しても、各熱電対で生じる熱起
電力は互いに影響を受けることがなく、各温接点
19,19…でそれぞれ独立して温度の測定が可
能であり、上記の場合は、単線複合部16におけ
る熱電対素線の本数を総体的に少なくできる点で
有利である。
この熱電対を使用する場合は、一般のものと同
様にそれぞれの温接点19,19…で温度を測定
するが、例えば既に述べたような炉の中で温度を
測るのに使用する場合は、単線複合部16側をド
ラムに巻き込んでおき、多線部17側を溶解物質
が入つた炉の中に投入し、この状態で単線複合部
16側を炉の中に送り込んでゆきながら多線部1
7側を上記炉中において下降させ、その先端の温
接点19,19…で温度を測定してゆく、この場
合、単線複合部16と多線部17の接続部では、
両者のシース11,12が機械的に連結固定され
ると共に、熱電対素線15a,15bの接続部が
ケース18で覆われているので、これらが互いに
分離したり断線したりすることがない。
様にそれぞれの温接点19,19…で温度を測定
するが、例えば既に述べたような炉の中で温度を
測るのに使用する場合は、単線複合部16側をド
ラムに巻き込んでおき、多線部17側を溶解物質
が入つた炉の中に投入し、この状態で単線複合部
16側を炉の中に送り込んでゆきながら多線部1
7側を上記炉中において下降させ、その先端の温
接点19,19…で温度を測定してゆく、この場
合、単線複合部16と多線部17の接続部では、
両者のシース11,12が機械的に連結固定され
ると共に、熱電対素線15a,15bの接続部が
ケース18で覆われているので、これらが互いに
分離したり断線したりすることがない。
以上のようにしてこの考案によれば、炉の中で
の温度測定等において、複数の温接点を必要とす
る場合でも、単一のシースを有し、かつ外観的に
も単線である単線複合部16を使用することがで
きるので、それぞれ個別的にシースされた複数本
の熱電対を必要とする従来の場合に比べて、毎回
の測定に要する熱電対の費用を大幅に低減させる
ことができるようになると共に、その取り扱いも
簡便となり、信頼性の向上を図ることができる。
また温接点一つに対してシースや絶縁物の熱容量
を従来に比べて相対的に小さくすることができる
ので、温度変化に対する応答性が良くなり、正確
な測定が行われるようになる。
の温度測定等において、複数の温接点を必要とす
る場合でも、単一のシースを有し、かつ外観的に
も単線である単線複合部16を使用することがで
きるので、それぞれ個別的にシースされた複数本
の熱電対を必要とする従来の場合に比べて、毎回
の測定に要する熱電対の費用を大幅に低減させる
ことができるようになると共に、その取り扱いも
簡便となり、信頼性の向上を図ることができる。
また温接点一つに対してシースや絶縁物の熱容量
を従来に比べて相対的に小さくすることができる
ので、温度変化に対する応答性が良くなり、正確
な測定が行われるようになる。
第1図はシース型熱電対の従来の使用例を示す
説明図、第2図は同使用例におけるシース型熱電
対を示す要部説明図、第3図及び第4図はこの考
案の各実施例を示す略示縦断面図である。 11,12……シース、13,14……絶縁
物、15a,15b……熱電対素線、16……単
線複合部、17……多線部、18……ケース、1
9……温接点。
説明図、第2図は同使用例におけるシース型熱電
対を示す要部説明図、第3図及び第4図はこの考
案の各実施例を示す略示縦断面図である。 11,12……シース、13,14……絶縁
物、15a,15b……熱電対素線、16……単
線複合部、17……多線部、18……ケース、1
9……温接点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 シース中に絶縁物を介して熱電対素線を収め
たシース型熱電対において、複数対の熱電対素
線を単一のシースに収めた単線複合部と、数本
のシースにそれぞれ一対以上の熱電対素数を収
めた多線部とからなり、これら単線複合部と多
線部の端部を接合して各対の熱電対素線を互い
に接続し、絶縁物を介してこの接続部の周囲を
ケースで覆うと共に、単線複合部と多線部のシ
ース端部を機械的に連結固定したシース型熱電
対。 2 単線複合部において、熱電対を構成する二種
類の熱電対素線の何れか一方を複数対の熱電対
について共用させ、この共用させた熱電対素線
を多線部側の同種の熱電対素線と接続した実用
新案登録請求の範囲第1項記載のシース型熱電
対。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP115683U JPS59108235U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | シ−ス型熱電対 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP115683U JPS59108235U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | シ−ス型熱電対 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108235U JPS59108235U (ja) | 1984-07-21 |
JPS64580Y2 true JPS64580Y2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=30132888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP115683U Granted JPS59108235U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | シ−ス型熱電対 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108235U (ja) |
-
1983
- 1983-01-08 JP JP115683U patent/JPS59108235U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59108235U (ja) | 1984-07-21 |
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