JPH08162220A - 熱電対の中継コネクタ - Google Patents
熱電対の中継コネクタInfo
- Publication number
- JPH08162220A JPH08162220A JP29686994A JP29686994A JPH08162220A JP H08162220 A JPH08162220 A JP H08162220A JP 29686994 A JP29686994 A JP 29686994A JP 29686994 A JP29686994 A JP 29686994A JP H08162220 A JPH08162220 A JP H08162220A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermocouple
- temperature
- compensation
- temperature sensor
- contact
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- Withdrawn
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、熱電対の基準接点部の組立作業及び
整備性を向上することができる基準接点温度補償用温度
センサを埋め込んだ熱電対の中継コネクタを提供するこ
とを目的とする。 【構成】本発明に係る熱電対の中継コネクタは、基準接
点温度補償を白金抵抗測温体等の別の温度センサにより
計測して行う熱電対による温度計測系において、（Ａ）
熱電対１５の基準接点を熱電対の補償導線１、４と計装
電線２、１０との接続部としている中継コネクタ１３に
とり、（Ｂ）前記中継コネクタ１３に補償用温度センサ
６を埋め込み、（Ｃ）前記温度センサ６により基準接点
の温度を計測することを特徴とする。
整備性を向上することができる基準接点温度補償用温度
センサを埋め込んだ熱電対の中継コネクタを提供するこ
とを目的とする。 【構成】本発明に係る熱電対の中継コネクタは、基準接
点温度補償を白金抵抗測温体等の別の温度センサにより
計測して行う熱電対による温度計測系において、（Ａ）
熱電対１５の基準接点を熱電対の補償導線１、４と計装
電線２、１０との接続部としている中継コネクタ１３に
とり、（Ｂ）前記中継コネクタ１３に補償用温度センサ
６を埋め込み、（Ｃ）前記温度センサ６により基準接点
の温度を計測することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電対による温度計測
系に適用される基準接点温度補償用温度センサを埋め込
んだ中継コネクタに関する。
系に適用される基準接点温度補償用温度センサを埋め込
んだ中継コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱電対による温度計測系におい
て、基準接点温度補償を白金抵抗測温体等の別の温度セ
ンサにより計測して行う場合、図３に示すように補償導
線と計装電線とを‘スタッド’等により接続し、その接
続点近傍に白金抵抗測温体の補償用温度センサを取り付
けていた。
て、基準接点温度補償を白金抵抗測温体等の別の温度セ
ンサにより計測して行う場合、図３に示すように補償導
線と計装電線とを‘スタッド’等により接続し、その接
続点近傍に白金抵抗測温体の補償用温度センサを取り付
けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図３に示す従来の技術
においては、作業性、整備性等の観点により、以下に示
す問題点がある。 （１）補償導線と計装電線を‘かしめ’、‘スタッド’
等により接続し、そこに補償用温度センサを取り付ける
必要があり、これらの作業が繁雑である。 （２）熱電対の数が多くなると（通常、熱電対の数は複
数であり十数点〜数十点）、これら基準接点部（補償導
線と計装電線との接続部）の大きさが大きくなる。 （３）熱電対に断線等が生じ交換する場合、基準接点部
の分解と再組立てを要し、整備性が良くない。
においては、作業性、整備性等の観点により、以下に示
す問題点がある。 （１）補償導線と計装電線を‘かしめ’、‘スタッド’
等により接続し、そこに補償用温度センサを取り付ける
必要があり、これらの作業が繁雑である。 （２）熱電対の数が多くなると（通常、熱電対の数は複
数であり十数点〜数十点）、これら基準接点部（補償導
線と計装電線との接続部）の大きさが大きくなる。 （３）熱電対に断線等が生じ交換する場合、基準接点部
の分解と再組立てを要し、整備性が良くない。
【０００４】本発明は、基準接点温度補償を別の補償用
温度センサにより行う熱電対温度計測系において、上記
問題点を改善することができる熱電対の基準接点補償用
中継コネクタを提供することを目的とする。
温度センサにより行う熱電対温度計測系において、上記
問題点を改善することができる熱電対の基準接点補償用
中継コネクタを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱電対の中
継コネクタは、基準接点温度補償を白金抵抗測温体等の
別の温度センサにより計測して行う熱電対による温度計
測系において、（Ａ）熱電対の基準接点を熱電対の補償
導線と計装電線との接続部としている中継コネクタにと
り、（Ｂ）前記中継コネクタに補償用温度センサを埋め
込み、（Ｃ）前記温度センサにより基準接点の温度を計
測することを特徴とする。
継コネクタは、基準接点温度補償を白金抵抗測温体等の
別の温度センサにより計測して行う熱電対による温度計
測系において、（Ａ）熱電対の基準接点を熱電対の補償
導線と計装電線との接続部としている中継コネクタにと
り、（Ｂ）前記中継コネクタに補償用温度センサを埋め
込み、（Ｃ）前記温度センサにより基準接点の温度を計
測することを特徴とする。
【０００６】
【作用】中継コネクタの熱電対（補償導線）側では、補
償導線とコネクタ・コンタクトとが接続（かしめ）さ
れ、基準接点を形成している。また、補償用温度センサ
は、上記基準接点としているコネクタのインシュレータ
中に埋め込まれており、その信号ラインは当該コネクタ
・コンタクトに接続される。この熱電対側コネクタと計
装電線側コネクタとを結合することにより、熱電対信号
と補償用温度センサ信号とは、当該中継コネクタを介し
て計測器に入力される。
償導線とコネクタ・コンタクトとが接続（かしめ）さ
れ、基準接点を形成している。また、補償用温度センサ
は、上記基準接点としているコネクタのインシュレータ
中に埋め込まれており、その信号ラインは当該コネクタ
・コンタクトに接続される。この熱電対側コネクタと計
装電線側コネクタとを結合することにより、熱電対信号
と補償用温度センサ信号とは、当該中継コネクタを介し
て計測器に入力される。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１及び図２に示す。本発
明の第１実施例として、ＭＩＬ−Ｃ−２６４８２のシェ
ルサイズ２２のコネクタを使用し、熱電対の補償導線側
をソケットコンタクトのプラグ、計装電線側をピンコン
タクトのレセプタクルとした場合を（この逆の場合もあ
る）図１に示す。また、第１実施例のコネクタのコンタ
クトアレンジ（配列）を図２に示す。
明の第１実施例として、ＭＩＬ−Ｃ−２６４８２のシェ
ルサイズ２２のコネクタを使用し、熱電対の補償導線側
をソケットコンタクトのプラグ、計装電線側をピンコン
タクトのレセプタクルとした場合を（この逆の場合もあ
る）図１に示す。また、第１実施例のコネクタのコンタ
クトアレンジ（配列）を図２に示す。
【０００８】図２において、熱電対信号用のコンタクト
として、３６ピンが使用可能であり、また、補償用温度
センサ用としては４ピン（センサ２個分）が使用可能で
ある。
として、３６ピンが使用可能であり、また、補償用温度
センサ用としては４ピン（センサ２個分）が使用可能で
ある。
【０００９】図１では、上記中継コネクタ１３の熱電対
補償導線１及び計測器側計装電線２の接続例を示してい
る。図１（Ａ）の中継コネクタの詳細図に示すように、
プラグ３側では、熱電対の補償導線４がソケットコンタ
クト５に接続（かしめ）されており、さらに補償用温度
センサ６がコネクタのインシュレータ７に埋め込まれ、
専用のソケットコンタクト８に接続されている。
補償導線１及び計測器側計装電線２の接続例を示してい
る。図１（Ａ）の中継コネクタの詳細図に示すように、
プラグ３側では、熱電対の補償導線４がソケットコンタ
クト５に接続（かしめ）されており、さらに補償用温度
センサ６がコネクタのインシュレータ７に埋め込まれ、
専用のソケットコンタクト８に接続されている。
【００１０】また、レセプタクル９側では、熱電対信号
用及び補償用温度センサ信号用の計装電線１０がピンコ
ンタクト１１に接続（かしめ）されている。なお、補償
用温度センサは、図２のコンタクトアレンジに示すよう
に２個分であり、図１のプラグのインシュレータ７に２
個が埋め込まれており、最低１個を使用するものである
（１個は予備としておいてもよい）。
用及び補償用温度センサ信号用の計装電線１０がピンコ
ンタクト１１に接続（かしめ）されている。なお、補償
用温度センサは、図２のコンタクトアレンジに示すよう
に２個分であり、図１のプラグのインシュレータ７に２
個が埋め込まれており、最低１個を使用するものである
（１個は予備としておいてもよい）。
【００１１】以上により、熱電対信号は、図１に示す基
準接点としている中継コネクタ１３を介して計測器１４
に出力されるとともに、中継コネクタのプラグ３内に埋
め込まれた補償用温度センサ６によって計測されたイン
シュレータ７の温度信号（基準接点温度信号）が、中継
コネクタ１３を介して計測器１４に出力される。
準接点としている中継コネクタ１３を介して計測器１４
に出力されるとともに、中継コネクタのプラグ３内に埋
め込まれた補償用温度センサ６によって計測されたイン
シュレータ７の温度信号（基準接点温度信号）が、中継
コネクタ１３を介して計測器１４に出力される。
【００１２】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 （１）本発明は、熱電対による温度計測系において、補
償導線と計装電線との接続部である基準接点を中継コネ
クタとし、その中に補償用温度センサを埋め込み、当該
温度センサにより基準接点の温度を計測できるようにし
た中継コネクタを使用している。 （２）そのため、基準接点部の組立て作業は通常のコネ
クタ組立て作業でよい。 （３）また、中継コネクタを使用していることから、熱
電対が断線した場合等に交換が容易（当該熱電対補償導
線のコンタクトの差し換えでよい）である。そのため、
作業性、整備性を改善することができる。
で、以下に記載するような効果を奏する。 （１）本発明は、熱電対による温度計測系において、補
償導線と計装電線との接続部である基準接点を中継コネ
クタとし、その中に補償用温度センサを埋め込み、当該
温度センサにより基準接点の温度を計測できるようにし
た中継コネクタを使用している。 （２）そのため、基準接点部の組立て作業は通常のコネ
クタ組立て作業でよい。 （３）また、中継コネクタを使用していることから、熱
電対が断線した場合等に交換が容易（当該熱電対補償導
線のコンタクトの差し換えでよい）である。そのため、
作業性、整備性を改善することができる。
【図１】本発明の第１実施例に係る中継コネクタの接続
図。
図。
【図２】第１実施例に係る中継コネクタのコンタクトア
レンジ図。
レンジ図。
【図３】従来の熱電対基準接点補償用温度センサの取付
けを示す図。
けを示す図。
１…補償導線、 ２…計装電線、 ３…プラグ、 ４…補償導線、 ５…ソケットコンタクト、 ６…補償用温度センサ、 ７…インシュレータ、 ８…ソケットコンタクト、 ９…レセプタクル、 １０…計装電線、 １１…ピンコンタクト、 １２…インシュレータ、 １３…中継コネクタ、 １４…計測器、 １５…熱電対。
Claims (1)
- 【請求項１】 基準接点温度補償を白金抵抗測温体等の
別の温度センサにより計測して行う熱電対による温度計
測系において、（Ａ）熱電対（１５）の基準接点を熱電
対の補償導線（１、４）と計装電線（２、１０）との接
続部としている中継コネクタ（１３）にとり、（Ｂ）前
記中継コネクタ（１３）に補償用温度センサ（６）を埋
め込み、（Ｃ）前記温度センサ（６）により基準接点の
温度を計測することを特徴とする熱電対の中継コネク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29686994A JPH08162220A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 熱電対の中継コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29686994A JPH08162220A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 熱電対の中継コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162220A true JPH08162220A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17839222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29686994A Withdrawn JPH08162220A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 熱電対の中継コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08162220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005001402A2 (en) * | 2003-06-17 | 2005-01-06 | Watlow Electric Manufacturing Company | Semi-compensated pins for cold junction compensation |
| KR100759353B1 (ko) * | 2006-03-29 | 2007-09-17 | 국방과학연구소 | 보정기능이 구비된 비행체 온도측정장치 및 비행체 온도측정을 위한 열전대용 온도보정장치 |
| JP2010192131A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | コネクタ接続検出装置および熱転写印刷装置 |
| JP4822560B2 (ja) * | 2005-04-29 | 2011-11-24 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | デュプレクスプラグアダプタモジュール |
| CN107991002A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-05-04 | 深圳力士智造科技有限公司 | 一种用于真空炉的测温系统及真空炉测温补偿方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29686994A patent/JPH08162220A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005001402A2 (en) * | 2003-06-17 | 2005-01-06 | Watlow Electric Manufacturing Company | Semi-compensated pins for cold junction compensation |
| US7084342B2 (en) | 2003-06-17 | 2006-08-01 | Watlow Electric Manufacturing Co. | Semi-compensated pins for cold junction compensation |
| WO2005001402A3 (en) * | 2003-06-17 | 2007-09-13 | Watlow Electric Mfg | Semi-compensated pins for cold junction compensation |
| US7994416B2 (en) | 2003-06-17 | 2011-08-09 | Watlow Electric Manufacturing Company | Semi-compensated pins for cold junction compensation |
| JP4822560B2 (ja) * | 2005-04-29 | 2011-11-24 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | デュプレクスプラグアダプタモジュール |
| KR100759353B1 (ko) * | 2006-03-29 | 2007-09-17 | 국방과학연구소 | 보정기능이 구비된 비행체 온도측정장치 및 비행체 온도측정을 위한 열전대용 온도보정장치 |
| JP2010192131A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | コネクタ接続検出装置および熱転写印刷装置 |
| CN107991002A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-05-04 | 深圳力士智造科技有限公司 | 一种用于真空炉的测温系统及真空炉测温补偿方法 |
| CN107991002B (zh) * | 2018-01-23 | 2024-05-31 | 深圳力士智造科技有限公司 | 一种用于真空炉的测温系统及真空炉测温补偿方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |