JP2509868Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JP2509868Y2 JP1990102363U JP10236390U JP2509868Y2 JP 2509868 Y2 JP2509868 Y2 JP 2509868Y2 JP 1990102363 U JP1990102363 U JP 1990102363U JP 10236390 U JP10236390 U JP 10236390U JP 2509868 Y2 JP2509868 Y2 JP 2509868Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形用金型に係り、詳しくは自動車等の
車両に設けられるバンパー等のリブ付樹脂成形品を成形
するための射出成形用金型に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車両に設けられるバンパー等の樹脂成形品
では、その上部外周縁が内方に屈曲した形状となってい
るため、多くの場合、その内側にリブを設けて剛性を向
上させ、変形を防止している。このようなリブは補強効
果を良好ならしめるために、本体である主板材に対して
略垂直な方向に設けられることが多い。しかし、その場
合、前記リブと反対側の主板材の表面に、成形時の凝固
収縮によるいわゆるヒケがしばしば発生し、外観品質を
低下させることがある。
このヒケ防止対策としては、例えば実開昭62-55418号
公報に記載されているように、ヒケが発生する個所の板
厚を増加させるように、金型に凹部を形成するような措
置が採られる。また、特開昭60-30318号公報には、リブ
を主板材の裏面から離れた位置に設けるようにした折曲
部補強用リブ構造が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来例における前者の場合では、板厚を増加させ
るために、製品の歩留りが低下し、また、金型に凹部を
形成するため、金型の設計製作が煩瑣なものとなり、コ
スト高になることが懸念される。一方、後者の場合で
は、適用範囲が狭く、主板材の上部外周縁の裏面から内
方に連続して、一体に延びるリブを有するバンパーには
採用できない。
ところで、前述したようなヒケの発生原因は、主とし
てリブ厚さに起因するものであることが確認されてい
る。つまり、リブの厚さが大である程、成形時の凝固収
縮が大きく、対応する主板材により大きなヒケを発生さ
せることとなる。したがって、リブの厚さを薄くするこ
とによってヒケを発生させないようにすることができる
はずである。しかるに、リブに充分な補強強度が必要と
される以上、リブそのものを限度以上に薄くすることは
できない。
そこで、リブの付根部分のみを薄くして、主板材から
離れた部分の厚さで充分な補強効果を得られるようなリ
ブ形状にすることが考えられる。しかし、このようなリ
ブ形状では、その付根部分にアンダーカット部が形成さ
れるため、脱型時を考慮すると、複雑なメカニズムのス
ライドコア等の金型が必要となりコスト高になることが
懸念される。
本考案はこのような事情を考慮してなされ、自動車等
の車両に設けられるバンパー等のリブ付樹脂成形品を複
雑な金型を用いることなく成形できる射出成形用金型を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案の解決手段は、例
えば第1図に示すように、固定型11と該固定型11に対し
て進退移動自在な可動型12とからなり、本体1と該本体
1の外周に形成された外周縁部2と前記本体1の内側に
形成され内方に延びる第1内方壁9aと前記外周縁部2の
内側に形成され前記第1内方壁9aと対峙して内方に延び
る第2内方壁9bと前記外周縁部2の内側外縁に形成され
内方に延びかつ内側付根4に薄肉のアンダーカット部5
を有するリブ3とを備えた成形品8を成形するための射
出成形用金型を前提とする。そして、前記可動型12に
は、前記リブ3のアンダーカット部5を有する側と前記
外周縁部2の内側と前記第2内方壁9bの前記第1内方壁
9aに対峙する側と反対側とにわたって対応当接し、突出
し方向に進退移動可能であって、型開きした後に可動型
12に対して突出し方向に相対移動して前記成形品8を初
段突出しする直上成形コア6と、該直上成形コア6の直
下に配置され、前記第1内方壁9aと第2内方壁9bとの双
方の先端に当接し、前記直上成形コア6と共に突出し方
向に進退移動可能にかつ前記直上成形コア6に対して突
出し方向に相対移動可能であって、型開きした後に前記
直上成形コア6と共に可動型12に対して突出し方向に相
対移動して前記成形品8を初段突出ししたのち、更に前
記直上成形コア6に対して突出し方向に相対移動して二
段突出しすることで前記リブ3を前記直上成形コア6か
ら分離させる二段突出しブロック7とを設けたことを特
徴とするものである。
(作用) これにより、本考案では、リブ3の内側付根4の部分
を薄肉のアンダーカット部5に形成しているため、二段
突出しブロック7で二段目の突出しが行われると、その
アンダーカット部5が上方に撓みつつリブ3が直上成形
コア6から分離される。
(考案の効果) 以上のように、本考案の射出成形用金型によれば、型
開きした後に直上成形コアを二段突出しブロックと共に
突出方向に移動させて成形品を初段突出しし、さらに、
二段突出しブロックを直上成形コアに対して突出し方向
に相対移動させて二段突出しすることにより、アンダー
カット部を有するリブを直上成形コアから分離させるこ
とができるので、二段突出しを行うだけで、スライドコ
ア等の複雑な金型を要することなく、アンダーカット部
を有する成形品を容易かつ確実に得ることができる。
さらに、前記二段突出しブロックによる二段突出し
は、成形品の本体及び外周縁部のうちの剛性の高い第1
及び第2内方壁に当接させて行われるので、アンダーカ
ット部を上方に撓ませつつリブを直上成形コアから分離
させる動作を常に確実にかつスムーズに安定して行うこ
とができる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
本例に示す射出成形用金型は、自動車等の車両の前部
に設けられるフロントバンパーを複雑なメカニズムの金
型を用いることなく、成形するもので、以下のように構
成される。
第1図に示すように、固定型11と該固定型11に対応し
て進退移動自在な可動型12とにより成形されるフロント
バンパー8の本体1上部の外周縁部2の内側外縁には、
内方に略水平に延びる補強用のリブ3が車幅方向に一体
に形成されている。さらに、本体1の内側には内方に延
びる第1内方壁9aが一体に形成されているとともに、外
周縁部2の内側には該第1内方壁9aに対峙して内方に延
びる第2内方壁9bが一体に形成されており、前記第1内
方壁9aと第2内方壁9b間にランプ孔9が形成されてい
る。本例では、成形時に、このリブ3により本体1の外
面にヒケを発生させることのないように、リブ3の内側
付根4に薄肉のアンダーカット部5を形成している(第
6図参照)。
可動型12には、前記リブ3のアンダーカット部5を有
する側と、外周縁部2の内側と前記第2内方壁9bの前記
第1内方壁9aと対峙する側と反対側とにわたり車幅方向
に対応当接し、突出し方向に進退移動可能な直上成形コ
ア6(第5図参照)を設けるとともに、該直上成形コア
6の直下には二段突出しブロック7を配置し、その前面
を前記第1内方壁9aと第2内方壁9bとの双方の先端に当
接させ、前記二段突出しブロック7を直上成形コア6と
共に突出し方向に移動可能でかつ直上成形コア6に対し
て突出し方向に相対移動可能に構成している。
このような構成により、リブ3の内側付根4にアンダ
ーカット部5を形成してヒケのない成形品8を成形した
後に、まず、型開きして可動型12を成形品8とともに、
固定型11から後退させる途中で、直上成形コア6と二段
突出しブロック7とを停止させ、成形品8を可動型12か
ら突き出す初段突出しを行う(第2図参照)。次いで、
可動型12を更に後退させて、二段突出しブロック7を直
上成形コア6よりも突出し方向に所定距離だけ相対移動
させて成形品8を二段突出しする(第3図参照)ことに
より、アンダーカット部5を有するリブ3を直上成形コ
ア6から容易かつ確実に分離させるようにしている。つ
まり、二段目の突出しでは、リブ3を、その付根の薄肉
に形成されたアンダーカット部5で上方に撓ませること
により(第6図の二点鎖線参照)、リブ3を直上成形コ
ア6から分離させている。
さらに、前記二段突出しブロック7による二段突出し
は、成形品8の本体1及び外周縁部2のうち剛性の高い
第1及び第2内方壁9a,9bに当接させて行われるので、
アンダーカット部5を上方に撓ませつつリブ3を直上成
形コア6から分離させる動作を常に確実にかつスムーズ
に安定して行うことができる。
詳しく説明すると、第4図に示すように、固定型11と
可動型12とによって形成されるキャビティ8(太線で示
す)には、図外のインジェクションユニットから、固定
側に設けられるホットランナー25及び加熱シリンダ26,2
7等を経て、上下両方から溶融樹脂が供給されるが、成
形品8の本体1の上部では、その外周縁部2に内方に向
けて形成されるリブ3の内端に車幅方向(紙面に垂直方
向)に延びるフィルムゲート28を形成して、これにラン
ナー29の先端を臨ませ、その部分に形成される跡筋が外
部に露出することのないようにしている。また、前記外
周縁部2における上端部分はとくに目につきやすい個所
であり良好な成形品質が要求されるため、その部分を、
二つの分割型30,31で成形している。すなわち、上側の
分割型30には、固定型11に設けた基準穴に対応させる位
置決めピンを設けて、その下部前面に形成した凹部を固
定型11に正確に対応させるとともに、その分割型30に下
側の分割型31を密着させて外周縁部2の内側及びリブ3
の上面に対応させている。一方、成形品8の下部では、
その下端に沿って形成したフィルムゲート32に下方から
ランナー33を臨ませている。
固定側のノズル34,35に対応する部位の可動側の各ラ
ンナー29,33の背部には、凹部36,37を形成し、型開き時
には、ランナー29,33を可動型12及びエジェクターピン3
8,39の先端部に確実に密着状態で残すようにし、可動型
12の後退過程で、成形品8を初段突出しする際には、エ
ジェクターピン38,39で、両ランナー29,33を可動型12か
ら突き出せるようにしている(第2図参照)。つまり、
両エジェクターピン38,39の基端部は、可動型12とこれ
と一体の可動側ホルダー14を摺動自在に貫通して後述す
るエジェクタープレートユニット18に固定されている。
可動型12の後部には、大きな凹み空間13を有する可動
側ホルダー14がボルト15,16の締結によって固定されて
おり、該可動側ホルダー14が図外の駆動手段と連結さ
れ、可動型12を図示のように型締めし、あるいは型開き
して所定距離後退させることができるようになってい
る。前記可動側ホルダー14の凹み空間13内には、可動側
ホルダー14に固定されて後方に延びるガイドロッド17に
案内される三枚重ねのエジェクタープレートユニット18
が、前記可動側ホルダー14と同期して移動自在となって
おり、かつ可動側ホルダー14の後退途中で、図外のスト
ッパーにより、後退を停止させられるようになってい
る。前記エジェクタープレートユニット18には、前述し
たエジェクターピン38,39の他に、後述するように、成
形品8を押し出すためのエジェクターピン22(第5図参
照),23(第4図参照)の各基端部が固定されているの
で、型開き後に可動型12を後退させる途中で、エジェク
タープレートユニット18を停止させることにより、成形
品8を可動型12から分離させることができる(第2図参
照)。
一方、可動側に設けられる分割型31の直下には、直上
成形コア6が配置され、該直上成形コア6は、車幅方向
に延びて(第5図参照)、その前面をリブ3より下方の
外周縁部2の内側に対応させ、その上面をリブ3の内側
付根4のアンダーカット部5を含むリブ3下面に対応さ
せ、その下面を第2内方壁9bの上面に対応させている。
即ち、直上成形コア6の上面におけるリブ3の内側付根
4に対応する部分には、やや凸状のアンダーカット成形
部6a(第6図参照)が形成され、これによりリブ3の内
側付根4に薄肉のアンダーカット部5を形成し、成形時
には本体1側にヒケを発生させないようにしている。そ
して、直上成形コア6の両端後部には、可動型12と可動
側ホルダー14とを摺動自在に貫通する左右一対のエジェ
クターピン22(第5図参照)の先端が固定され、該エジ
ェクターピン22の基端部がエジェクタープレートユニッ
ト18に固定されている。尚、成形品8の本体1下部にも
可動型12と可動側ホルダー14とを摺動自在に貫通してエ
ジェクタープレートユニット18に基端部を固定したエジ
ェクターピン23(第4図参照)の先端部が対応固定さ
れ、エジェクターピン22とともにバランスよく成形品8
全体をエジェクターストローク(200mm)だけ初段突出
しし、可動型12からの分離(第2図参照)を確実なもの
としている。
この直上成形コア6の直下に配置される二段突出しブ
ロック7は、左右に一対設けられ、その前端面を本体1
の内側に向けて開孔されたランプ孔9周囲の比較的剛性
の高い第1及び第2内方壁9a,9bの先端に対応当接させ
ている。直上成形コア6の後部には、可動型12及び可動
側ホルダー14を摺動自在に貫通して左右各一対設けられ
るエジェクターピン19A,19B(第5図参照)の各先端部
がボルト締結によって固定されている。このエジェクタ
ーピン19の基部はエジェクタープレート18B,18Cを摺動
自在に貫通して、基端がエジェクタープレート18Aに枢
支されたシーソーリンク20の一端に対応当接し、シーソ
ーリンク20の他端には、エジェクタープレート18Bに案
内されて先端部を可動側ホルダー14の内壁に突設された
突部24に臨ませている突出しロッド21の基端が対応当接
している。
このような構成により、後述するように、型開き後
に、ます、可動型12がエジェクタープレートユニット18
とともに後退する途中で、エジェクタープレートユニッ
ト18のみが、ストッパーによって停止させられ、可動型
12はさらに後退し、エジェクタープレートユニット18を
可動型12から前述したエジェクターストロークだけ突き
出して成形品8を可動型12から分離させる初段突出しが
行われる。
その後、さらに可動型12を所定距離後退させて、今度
は、エジェクターピン19のみを、さらに突き出す二段突
出しを行うことにより、アンダーカット部5を有するリ
ブ3を、直上成形コア6から確実に分離させることがで
きる。即ち、二段突出しでは、可動型12のさらなる後退
により、突出しロッド21の先端を可動側ホルダー14の突
部24に当接させ、シーソーリンク20を介してエジェクタ
ーピン19を可動型12に対してさらに前方に突き出す。こ
れにより、二段突出しブロック7が直上成形コア6より
も20mm前方に突き出され、アンダーカット部5のあるリ
ブ3をやや上方に撓ませて(第6図の二点鎖線参照)直
上成形コア6から成形品8を確実に分離させることがで
きる。尚、第4図中、40は固定側測温抵抗体、41は可動
型12内に設けられる入子、42は盲栓である。
以上のように構成される射出成形用金型の二段突出し
動作を第1図ないし第3図に基づいて段階的に説明す
る。
(1)キャビティ8に溶融樹脂を充填し、ヒケのない成
形品8を成形した(第1図参照)後、 (2)型開きして、成形品8を可動型12とともに後退さ
せる途中で、エジェクタープレートユニット18のみを停
止させ、成形品8の上部は直上成形コア6と二段突出し
ブロック7とによって(第2図参照)、下部はエジェク
ターピン23によって(第4図参照)、それぞれ可動型12
からエジェクターストローク(200mm)だけ突き出す初
段突出しにより、成形品8全体がバランスよく可動型12
から分離される。このとき、分割型31に対する直上成形
コア6の移動によってフィルムゲート28,32が切断さ
れ、両ランナー29,33が撓みつつ、エジェクターピン38,
39の先端部に固着された状態で突き出される。
(3)さらに、可動型12が後退して、二段突出しブロッ
ク7を、直上成形コア6に対して20mm突き出させる二段
目の突出しを行い(第3図参照)、直上成形コア6のア
ンダーカット成形部6aからリブ3を無理なく離脱させる
ことができる(第7図参照)。この二段目の突出しで
は、成形品8の比較的剛性の高いランプ孔9周囲の第1
及び第2内方壁9a,9bに二段突出しブロック7を対応当
接させていることから、二段突出しブロック7のみで、
成形品8の外周縁部2を確実に前方に突出すことができ
る。その際に、薄肉に形成されたリブ3の付根部分がや
や上方に撓むことにより、上述したように、直上成形コ
ア6のアンダーカット成形部6aからリブ3が無理なくス
ムーズに分離する。
このように、比較的簡単な突出し機構により、二段突
出しを行い、アンダーカット部5を有するリブ3が内側
に形成されたフロントバンパー8を容易確実に脱型させ
ることができる。尚、本考案は成形品を特定するもので
はなく、フロントバンパーのみならずリヤバンパーやそ
の他の成形品にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の射出成形用金型の要部断面図、
第2図ないし第3図は突出し動作を説明するための要部
断面図、第4図は金型の縦断面図、第5図は金型の横断
面図、第6図はリブ成形部の部分拡大断面図である。 1……本体、2……外周縁部、3……リブ、4……内側
付根、5……アンダーカット部、6……直上成形コア、
7……二段突出しブロック、8……成形品(フロントバ
ンパー)、9a……第1内方壁、9b……第2内方壁。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定型と該固定型に対して進退移動自在な
    可動型とからなり、本体と該本体の外周に形成された外
    周縁部と前記本体の内側に形成され内方に延びる第1内
    方壁と前記外周縁部の内側に形成され前記第1内方壁と
    対峙して内方に延びる第2内方壁と前記外周縁部の内側
    外縁に形成され内方に延びかつ内側付根に薄肉のアンダ
    ーカット部を有するリブとを備えた成形品を成形するた
    めの射出成形用金型であって、 前記可動型には、前記リブのアンダーカット部を有する
    側と前記外周縁部の内側と前記第2内方壁の前記第1内
    方壁に対峙する側と反対側とにわたって対応当接し、突
    出し方向に進退移動可能であって、型開きした後に可動
    型に対して突出し方向に相対移動して前記成形品を初段
    突出しする直上成形コアと、 該直上成形コアの直下に配置され、前記第1内方壁と第
    2内方壁との双方の先端に当接し、前記直上成形コアと
    共に突出し方向に進退移動可能にかつ前記直上成形コア
    に対して突出し方向に相対移動可能であって、型開きし
    た後に前記直上成形コアと共に可動型に対して突出し方
    向に相対移動して前記成形品を初段突出ししたのち、更
    に前記直上成形コアに対して突出し方向に相対移動して
    二段突出しすることで前記リブを前記直上成形コアから
    分離させる二段突出しブロックとを設けたことを特徴と
    する射出成形用金型。
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