JP3138021B2 - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

Info

Publication number
JP3138021B2
JP3138021B2 JP03259219A JP25921991A JP3138021B2 JP 3138021 B2 JP3138021 B2 JP 3138021B2 JP 03259219 A JP03259219 A JP 03259219A JP 25921991 A JP25921991 A JP 25921991A JP 3138021 B2 JP3138021 B2 JP 3138021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
eject
fixed
mold
eject plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03259219A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0596571A (ja
Inventor
俊幸 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP03259219A priority Critical patent/JP3138021B2/ja
Publication of JPH0596571A publication Critical patent/JPH0596571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138021B2 publication Critical patent/JP3138021B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サブマリンゲ−トを備
えた射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】サブマリンゲ−トを備えた射出成形金型
は、特開昭63−295224号公報に見られるように
周知である。この公報はまた、サブマリンゲ−ト部の樹
脂を突き出し処理する技術も開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ストリッパ
プレートを用いなければならないほど突き出しストロー
クが長い成形品の突き出しにおいて、成形品を2段突き
出しを行うにあたり、同時に、突き出しブロックに形成
したサブマリンゲートを自動的に分断し、成形品から容
易に離型させることで、射出成形金型による樹脂成形を
自動化する技術を提供しょうとものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、金型空間内に成形品形状を形成するキ
ャビティと、前記金型に前後移動可能に固定された第2
のエジェクトプレートと、前記第2のエジェクトプレー
トに固定され、前記成形品を金型から突き出す第2のエ
ジェクトピンと、前記第2のエジェクトプレートの後方
に重ねて配設され、前記金型に前後移動可能に固定され
た第1のエジェクタプレートと、前記第1のエジェクト
プレートに一定距離スライド可能に固定され、前記キャ
ビティ内面に溶融樹脂を射出するサブマリンゲートを有
するエジェクト手段と、前記第2のエジェクトプレート
に一定距離スライド可能固定された、ランナー部突き出
し用の第3のエジェクトピンとを備えた射出成形金型に
おいて、第2のエジェクトプレート24に固定された第
2のエジェクトピン27と、第1のエジェクトプレート
23に固定された第1のロッド25と、該第1のロッド
25の先端に固定されたストリッパプレート26と、第
1のエジェクトプレート23に一定距離スライド可能に
固定された第2のロッド28と、該第2のロッド28の
先端に固定された突き出しブロック29と、前記突き出
しブロック29の側壁に形成されたサブマリンゲート3
とを備え、第1のエジェクトプレート23及び第2のエ
ジェクトプレート24を所定距離前進させた後、さらに
第2のエジェクトプレート24を所定距離前進させるこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】ランナー4及びサブマリンゲート3を通じて溶
融樹脂が射出され、溶融樹脂が固化した後、型を開き、
所定地点で突き出しを開始する。まず、第1のエジェク
トプレート23及び第2のエジェクトプレート24の移
動が同時に開始され、第1のエジェクトプレート23に
固定された第1のロッド25の先端に固定されたストリ
ッパプレート26と、第2のエジェクトプレート24に
固定された第1のエジェクトピン27にて成形品1の突
き出しが開始される。それと同時に、第1のエジェクト
プレート23に、一定のスライド距離を有して固定され
た第2のロッド28の先端に固定された突き出しブロッ
ク29に成形されたサブマリンゲート3が、成形品1よ
り分断する。その後、第1のエジェクトプレート23と
第2のエジェクトプレート24が重なって移動し、スト
リッパプレート26とともにリブが、突き出しブロック
29とともにサブマリンゲート3が、型本体21の外に
突き出される。(1段目の突き出し)その後、第1のエ
ジェクトプレート23が停止し、さらに第2のエジェク
トプレート24が移動すると、第1のエジェクトピン2
7により、リブがストリッパプレート26より外れ、第
2のエジェクトピン30により、サブマリンゲート3が
突き出しブロック29の側壁から外れる。(2段目の突
き出し)
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明の射出成形金型
は、金型空間内に成形品形状を形成するキャビティと、
キャビティに溶融樹脂を射出するサブマリンゲートを有
する射出成形金型において、金型に前後移動可能に固定
された第1のエジェクトプレート23と、第1のエジェ
クトプレート23の前進側に重ねて配設され、金型に前
後移動可能に固定された第2のエジェクトプレート24
と、第1のエジェクトプレート23に固定された第1の
ロッド25と、第2のエジェクトプレート24に固定さ
れた第1のエジェクトピン27と、第1のロッド25の
先端に固定されたストリッパプレート26と、第1のエ
ジェクトプレート23に一定距離スライド可能に固定さ
れた第2のロッド28と、該第2のロッド28の先端に
固定された突き出しブロック29と、突き出しブロック
29の側壁に形成されたサブマリンゲート3とを備え、
第1のエジェクトプレート23及び第2のエジェクトプ
レート24を所定距離前進させた後、さらに第2のエジ
ェクトプレート24を所定距離前進させることを特徴と
する。
【0007】移動型20は、型本体21と、これを成形
機に取り付ける取付板22、第1のエジェクトプレート
23、第2のエジェクトプレート24を備える。第1の
エジェクトプレート23には、第1のロッド25と、第
1のエジェクトプレート23に対して所定距離移動可能
に第2のロッド28が固定されている。そして、第1の
ロッドの先端にはストリッパプレート26が固定され、
第2のロッド28の先端には突き出しブロック29が固
定されている。第2のエジェクトプレート24には、第
1のエジェクトピン27と、第2のエジェクトプレート
24に対して所定距離移動可能に第2のエジェクトピン
30が固定されている。
【0008】突き出しブロック29の一部は成形品1の
縁の折り曲げ部の裏側にまわり込む。そして、折り曲げ
部の裏側にゲ−トが開口するように、突き出しブロック
29の側面にサブマリンゲ−ト3を彫り込む。突き出し
ブロック29の側面には、サブマリンゲ−ト3に続き、
ランナ−部4が彫り込まれる。ランナ−部4は、固定型
10と移動型20の間のランナー部31に続く。エジェ
クトピン30は、ランナ−部31内の樹脂に対するもの
である。
【0009】突き出しブロック29と第2のエジェクト
ピン30に対しては、ストリッパプレート26及び第1
のエジェクトピン27に遅れて突き出し動作が開始され
るよう、遅延機構が設けられる。すなわち第2のロッド
28の根元は、第1のエジェクトプレート23に対し一
定距離スライドできるように取り付けられており、その
スライドストローク分の隙間32が遅延動作を生ぜしめ
る。エジェクトピン30も、第2のロッド28側と同じ
大きさの隙間33を生じるよう第2のエジェクトプレー
ト24に取り付けられている。なお、第2のロッド28
の端は第1のエジェクトプレート23を貫通して、エジ
ェクトピン30の端は第2のエジェクトプレート24及
び第1のエジェクトプレート23を貫通して、それぞれ
取付板22に届く。型締め時には、第2のロッド28と
第2のエジェクトピン30はそれぞれ取付板22に押さ
れ、前進位置に押し出される。
【0010】第1のエジェクトプレ−ト23と第2のエ
ジェクトプレ−ト24は、突き出し動作開始直後は2枚
重なって動くが、しばらく進んだところで、図示しない
制動機構が第1のエジェクトプレ−ト23にブレ−キを
かけ、第2のエジェクトプレ−ト24のみ、第1のエジ
ェクトプレ−ト23から離れる方向に移動を続ける構成
になっている。
【0011】上記金型の動作を説明すると、図1に示す
ように、射出成形金型が閉じられ、サブマリンゲート3
から溶融樹脂がキャビティ2に射出され、射出された溶
融樹脂が冷却され固化する。溶融樹脂が固化した後、型
が開くと、所定地点から、第1のエジェクトプレート2
3と、第2のエジェクトプレート24が重なり合って移
動を開始する。図2のようにまず、1段目の突き出し
は、第1のエジェクトプレート23と、第2のエジェク
トプレート24は、重なり合って移動を開始するが、突
き出しブロック29、第2のエジェクトピン30は、隙
間32、33分だけ移動が遅れる。このため、ストリッ
パプレート26及び第1のエジェクトピン27から突き
出し圧力を受ける成形品1は最初から突き出し圧力で移
動するが、ランナー部4は、突き出しブロック内に留ま
り、サブマリンゲート3のところで成形品1から分断す
る。その後、第1のエジェクトプレート23と第2のエ
ジェクトプレート24が重なって移動し、ストリッパプ
レート26とともにリブが、突き出しブロック29とと
もに突き出されるとともに、第1のエジェクトピンによ
り成形品1のサブマリンゲート3の近傍部が突き出さ
れ、サブマリンゲート3が、ランナー部4が突き出しブ
ロック29の側壁に残留し、サブマリンゲート3で、ラ
ンナー部4が成形品1から千切れ、成形品1が型本体2
1の外に突き出される。(1段目の突き出し)その後、
第1のエジェクトプレート23と第2のエジェクトプレ
ート24は、突き出し動作開始直後は2枚重なって動く
が、図示しない制動機構が第1のエジェクトプレート2
3にブレーキをかけ、第1のエジェクトプレート23の
動きが停止し、さらに第2のエジェクトプレート24が
なお前進する。すると第1のエジェクトピン27により
成形品1が突き上げられ、リブがストリッパプレート2
6より外れ、成形品1が型本体21から外れ、型外に設
置された成形品ストック箱(図示していない。)に落下
する。(図3参照)同様に、第2のエジェクトピン30
によりランナー部34が突き上げられ、サブマリンゲー
ト3が突き出しブロック29の側壁より外れ、型外に設
置されたゲートストック箱(図示していない。)に落下
する。(図3参照)以上の動作により、例えば、成形品
とゲート樹脂が自動で取り外され、ストック箱に落下す
ることにより、本願発明を用いた射出成形金型を取り付
けた成形機においては、ストック箱が満杯にならない限
り夜間での自動運転が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、深いリブの突き出しにストリ
ッパプレート26を用いて、二段突き出しを行い、それ
と同時に、突き出しブロック29の移動を遅延すること
により、突き出しブロック29の側壁に成形したランナ
ー部をサブマリンゲート3にて成形品から容易に分断す
ることにより、射出成形金型において、成形品の自動化
に寄与するとともに、深いリブを有する成形品1の突き
出し跡やゲート跡の痕跡を残さない外観に優れた、品質
の良い成形品を提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型の断面図で、型締め時の状況を示すもので
ある。
【図2】金型の断面図で、型開き時の状況を示すもので
ある。
【図3】金型の断面図で、図2よりもさらに進んだ動作
状況を示すものである。
【図4】型締め時の金型の部分断面図であり、断面方向
は図1と直角である。
【図5】型開き時の金型の部分断面図で、断面方向は図
4と同じである。
【図6】ランナー部の樹脂の拡大断面図である。
【符号の説明】
20 金型 1 成形品 2 キャビティ 3 サブマリンゲート 23 第1のエジェクトプレート 24 第2のエジェクトプレート 25 第1のロッド 27 第1のエジェクトピン 26 ストリッパプレート 28 第2のロッド 29 突き出しブロック 4 ランナー部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型空間内に成形品形状を形成するキャビ
    ティと、該キャビティに溶融樹脂を射出するサブマリン
    ゲートを有する射出成形金型において、前記金型に前後
    移動可能に固定された第1のエジェクトプレート23
    と、該第1のエジェクトプレート23の前進側に重ねて
    配設され、前記金型に前後移動可能に固定された第2の
    エジェクトプレート24と、第1のエジェクトプレート
    23に固定された第1のロッド25と、第2のエジェク
    トプレート24に固定された第1のエジェクトピン27
    と、前記第1のロッド25の先端に固定されたストリッ
    パプレート26と、第1のエジェクトプレート23に一
    定距離スライド可能に固定された第2のロッド28と、
    該第2のロッド28の先端に固定された突き出しブロッ
    ク29と、該突き出しブロック29の側壁に形成された
    サブマリンゲート3を有するランナー部4とを備え、第
    1のエジェクトプレート23及び第2のエジェクトプレ
    ート24を所定距離前進させた後、さらに第2のエジェ
    クトプレート24を所定距離前進させることを特徴とす
    る射出成形金型。
JP03259219A 1991-10-07 1991-10-07 射出成形金型 Expired - Fee Related JP3138021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03259219A JP3138021B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 射出成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03259219A JP3138021B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 射出成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596571A JPH0596571A (ja) 1993-04-20
JP3138021B2 true JP3138021B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=17331060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03259219A Expired - Fee Related JP3138021B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 射出成形金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3138021B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0596571A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000052384A (ja) アンダーカットを有する成形品の射出成形用金型、射出成形品のアンダーカット処理方法
CN104245271B (zh) 用于车辆保险杠面板的模具和相关联的成型技术
JP3138021B2 (ja) 射出成形金型
JP2867963B2 (ja) 樹脂成形装置
JPH07223244A (ja) 樹脂成形用金型装置
JPH09225969A (ja) 射出成形金型
JPH1057118A (ja) スライドファスナー用スライダーの胴体成形方法及びその成形金型
JPH06106584A (ja) 射出成形用金型装置
JPH0129059Y2 (ja)
JPH0544518U (ja) 射出成形用金型
CN217073209U (zh) 一种二级开模脱出倒扣的注塑模具
JP2705305B2 (ja) 射出成形用金型
JPH0533309Y2 (ja)
JP2509868Y2 (ja) 射出成形用金型
JPS5917625Y2 (ja) 成形用金型
JPS6341142Y2 (ja)
JPH06143346A (ja) ブロック突出しピンゲート式射出成形用金型
JPS61235117A (ja) 成形金型
JPH0716887A (ja) 射出成形における型内ゲートカット法,金型及び射出成形装置
JPS62207617A (ja) 射出成形金型
JP2548300Y2 (ja) 射出成形金型
JP3297517B2 (ja) 合成樹脂製品の成形方法および成形用金型
JPH0114419Y2 (ja)
JPH09225967A (ja) 射出成形金型
JPH038405Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees