JPH0596571A - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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JPH0596571A
JPH0596571A JP25921991A JP25921991A JPH0596571A JP H0596571 A JPH0596571 A JP H0596571A JP 25921991 A JP25921991 A JP 25921991A JP 25921991 A JP25921991 A JP 25921991A JP H0596571 A JPH0596571 A JP H0596571A
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JP
Japan
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eject
resin
submarine gate
eject member
mold
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JP25921991A
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Toshiyuki Shimada
俊幸 島田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品の裏側にサブマリンゲ−トを接続でき
るようにする。 【構成】 第2のエジェクト部材29の側面に彫り込ま
れたサブマリンゲ−ト3を通じて溶融樹脂を射出し、樹
脂が固化した後、型を開き、突き出しを行うと、まず第
1のエジェクト部材26、27が成形品1を押す。第
2、第3のエジェクト部材29、30はまだ動きを開始
していないので、この時点で成形品1とサブマリンゲ−
ト3が断ち切られる。続いて第2、第3のエジェクト部
材29、30も突き出しを開始し、サブマリンゲ−ト部
内の樹脂5とランナ−部内の樹脂6を型本体21から押
し出す。サブマリンゲ−ト3が型本体21から露出した
後、第2のエジェクト部材29は停止するが、第3のエ
ジェクト部材30はなおも突き出しを続行するので、サ
ブマリンゲ−ト部の樹脂5は、ランナー部の樹脂6とも
ども、第2のエジェクト部材29から突き外される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サブマリンゲ−トを備
えた射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】サブマリンゲ−トを備えた射出成形金型
は、特開昭63−295224号公報に見られるように
周知である。この公報はまた、サブマリンゲ−ト部の樹
脂を突き出し処理する技術も開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−2952
24号公報の装置では、スライドコアにサブマリンゲ−
トを設け、スライドコアを成形品から遠ざけてゲ−ト切
断を行う。このため、ゲ−ト部を成形品の表側に配置せ
ざるを得なかった。本発明は、成形品の裏側にゲ−ト部
を配置できる、新規な金型構造を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、成形品を突
き出す第1のエジェクト部材の他、側面にサブマリンゲ
−トを彫り込んだ第2のエジェクト部材と、サブマリン
ゲ−トに接続するランナ−部の樹脂を突き出す第3のエ
ジェクト部材を設ける。第2、第3のエジェクト部材に
対しては、第1のエジェクト部材より遅れて突き出しを
開始するよう、遅延機構を設ける。また、第3のエジェ
クト部材は、第2のエジェクト部材が突き出しを停止し
た後も突き出しを続行させるものとする。
【0005】
【作用】サブマリンゲ−トを通じて溶融樹脂を射出し、
樹脂が固化した後、型を開き、突き出しを行うと、まず
第1のエジェクト部材が成形品を押す。第2、第3のエ
ジェクト部材はまだ動きを開始していないので、この時
点で成形品とサブマリンゲ−トが断ち切られる。続いて
第2、第3のエジェクト部材も突き出しを開始し、サブ
マリンゲ−ト部の樹脂とランナ−部の樹脂を金型本体か
ら押し出す。サブマリンゲ−トが金型本体から露出した
後、第2のエジェクト部材は停止するが、第3のエジェ
クト部材は突き出しを続行するので、サブマリンゲ−ト
部の樹脂は、ランナー部の樹脂ともども第2のエジェク
ト部材から突き外される。
【0006】
【実施例】図に基づき一実施例を説明する。10は固定
型、20は移動型である。固定型10と移動型20の間
には、成形品1を成形するキャビティ2が形成されてい
る。キャビティ2にはサブマリンゲ−ト3とランナ−部
4が接続する。
【0007】移動型20は、型本体21と、これを成形
機に取り付ける取付板22、第1のエジェクトプレ−ト
23、第2のエジェクトプレ−ト24を備える。第1の
エジェクトプレ−ト23には第1及び第2のエジェクト
部材を取り付け、第2のエジェクトプレ−ト24には第
1及び第3のエジェクト部材を取り付ける。ここで第1
のエジェクト部材を構成するのは、ロッド25を介して
第1のエジェクトプレ−ト23に固定されたストリッパ
プレ−ト26と、第2のエジェクトプレ−ト24に固定
されたエジェクトピン27である。第2のエジェクト部
材を構成するのは、ロッド28を介して第1のエジェク
トプレ−ト23に取り付けられた突き出しブロック29
である。第3のエジェクト部材を構成するのは、第2の
エジェクトプレ−ト24に取り付けられたエジェクトピ
ン30である。
【0008】突き出しブロック29の一部は成形品1の
縁の折り曲げ部の裏側にまわり込む。そして、折り曲げ
部の裏側にゲ−トが開口するように、突き出しブロック
29の側面にサブマリンゲ−ト3を彫り込む。突き出し
ブロック29の側面には、サブマリンゲ−ト3に続き、
ランナ−部4が彫り込まれる。ランナ−部4は、固定型
10と移動型20の間のランナー部31に続く。エジェ
クトピン30は、ランナ−部31内の樹脂に対するもの
である。
【0009】突き出しブロック29とエジェクトピン3
0に対しては、ストリッパプレ−ト26及びエジェクト
ピン27に遅れて突き出し動作が開始されるよう、遅延
機構が設けられる。すなわちロッド28の根元は、第1
のエジェクトプレ−ト23に対し一定距離スライドでき
るよう取り付けられており、そのスライドストロ−ク分
の隙間32が遅延動作を生ぜしめる。エジェクトピン3
0も、ロッド28側と同じ大きさの隙間33を生じるよ
う第2のエジェクトプレ−ト24に取り付けられてい
る。なお、ロッド28の端はエジェクトプレ−ト23を
貫通して、エジェクトピン30の端はエジェクトプレ−
ト24、23を貫通して、それぞれ取付板22に届く。
型締め時には、ロッド28とエジェクトピン30はそれ
ぞれ取付板22に押され、前進位置に押し出される。
【0010】第1のエジェクトプレ−ト23と第2のエ
ジェクトプレ−ト24は、突き出し動作開始直後は2枚
重なって動くが、しばらく進んだところで、図示しない
制動機構が第1のエジェクトプレ−ト23にブレ−キを
かけ、第2のエジェクトプレ−ト24のみ、第1のエジ
ェクトプレ−ト23から離れる方向に移動を続ける構成
になっている。
【0011】上記金型の動作は次のようになる。図1は
型を閉じて成形を行った状況を示す。樹脂が固化した
後、型を開いて行くと、ある地点からエジェクトプレ−
ト23、24の動作が始まる。図2のように、エジェク
トプレ−ト23、24は重なって動き出すが、突き出し
ブロック29、エジェクトピン30は隙間32、33の
分だけ動きが遅れる。このため、ストリッパプレ−ト2
6から突き出し圧力を受ける成形品1は、サブマリンゲ
−ト3のところで残りの樹脂部分から切り離される。そ
の後、突き出しブロック29、エジェクトピン30も動
きだし、サブマリンゲ−ト3内の樹脂5とランナ−部4
内の樹脂6、及びランナ−部31内の樹脂34を型本体
21から押し出す。突き出しブロック29の側面が型本
体21から十分露出したところで、第1のエジェクトプ
レ−ト23は動きを停止する。第2のエジェクトプレ−
ト24はなお一定の距離を移動する。そのため、図3、
また図5に示すように、樹脂5、6、34は突き出しブ
ロック29から突き外される。無理抜きをすることにな
るので、樹脂6の肩部は図6に示すように斜面の形に
し、突き出しブロック29から外れやすくしてある。
【0012】
【発明の効果】本発明では、サブマリンゲ−トをエジェ
クト部材に設けたので、成形品のどこにでもサブマリン
ゲ−トを接続できる。従って、美観を損ねない個所を樹
脂注入部とすることができる。また、第1のエジェクト
部材と第2、第3のエジェクト部材との時間差動作によ
り成形品をサブマリンゲ−トから断ち切り、また第2の
エジェクト部材と第3のエジェクト部材との移動ストロ
−ク差により、サブマリンゲ−ト部の樹脂をランナ−部
の樹脂ともども突き出しブロックから突き外すから、樹
脂処理も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型の断面図で、型締め時の状況を示すもので
ある。
【図2】金型の断面図で、型開き時の状況を示すもので
ある。
【図3】金型の断面図で、図2よりも更に進んだ動作状
況を示すものである。
【図4】型締め時の金型の部分断面図であり、断面方向
は図1と直角である。
【図5】型開き時の金型の部分断面図で、断面方向は図
4と同じである。
【図6】ランナ−部の樹脂の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 成形品 3 サブマリンゲ−ト 4 ランナ−部 31 ランナー部 5 樹脂 6 樹脂 34 樹脂 10 固定型 20 移動型 21 型本体 26 ストリッパプレ−ト(第1のエジェクト部材) 27 エジェクトピン(第1のエジェクト部材) 29 突き出しブロック(第2のエジェクト部材) 30 エジェクトピン(第3のエジェクト部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記要素を備えた射出成形金型。 a.成形品を突き出す第1のエジェクト部材。 b.前記成形品に向き合って設けられた第2のエジェク
    ト部材。 c.前記第2のエジェクト部材の突き出し動作を、第1
    のエジェクト部材に遅れて開始させる遅延機構。 d.第2のエジェクト部材の側面に彫り込まれたサブマ
    リンゲ−ト。 e.前記サブマリンゲ−トに接続するランナ−部の樹脂
    を突き出すものにして、第2のエジェクト部材と同じ
    く、遅延機構により第1のエジェクト部材に遅れて突き
    出しを開始し、且つ、サブマリンゲ−トが金型本体から
    露出して第2のエジェクト部材が動きを止めた後もなお
    突き出し動作を続け、ランナー部の樹脂に付属したサブ
    マリンゲ−ト部の樹脂を第2のエジェクト部材から突き
    外す第3のエジェクト部材。
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