JP2757427B2 - モールド金型 - Google Patents

モールド金型

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JP2757427B2
JP2757427B2 JP1044506A JP4450689A JP2757427B2 JP 2757427 B2 JP2757427 B2 JP 2757427B2 JP 1044506 A JP1044506 A JP 1044506A JP 4450689 A JP4450689 A JP 4450689A JP 2757427 B2 JP2757427 B2 JP 2757427B2
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進 山本
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 薄型プラスチック製品を成形するモールド金型、特に
成型後ゲート部を自動的に切断する機構を具えた金型に
関し、 金型を開くことによって製品がランナー部から自動的
に切り離され、分離した状態で取り出される薄型プラス
チック製品用金型の提供を目的とし、 先端にゲートを具え前後に摺動自在なカッター受けが
キャビティとランナーブロックの間に装着されてなる固
定側型板、および先端に切歯を具え前後に摺動自在なカ
ッターがカッター受けと対向する位置に装着されてなる
可動側型板を有し、固定側型板に可動側型板を当接せし
めたときにゲートを介して溶融樹脂を、キャビティとコ
アと可動側型板とで形成される空間に注入可能にすると
共に、固定側型板から可動側型板を分離せしめたときに
カッターが前方に突出すると同時に、カッター受けが後
退し切歯がゲート部を切断するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄型プラスチック製品を成形するモールド金
型に係り、特に成型後ゲート部を自動的に切断する機構
を具えた金型に関する。
充分に厚みのあるプラスチック製品の場合はサブマリ
ンゲート方式等の採用により、成型された製品とランナ
ー部を分離した状態で金型から取り出すことができる。
しかし薄いプラスチック製品の場合はサブマリンゲート
方式の採用が困難なため、一般にいわゆるサイドゲート
方式の金型によって成型される。
しかしサイドゲート方式の金型で成型された製品は金
型から取り出した後、製品をランナー部から切り離す必
要があり極めて非能率的である。そこで金型を開くこと
によって製品がランナー部から自動的に切り離され、分
離した状態で取り出すことのできる薄型プラスチック製
品用金型の実現が要望されている。
〔従来の技術〕
第3図は従来のモールド金型を示す側断面図である。
図においてモールド金型は固定側取付板1に装着され
た固定側型板2と、可動側取付板3に装着された可動側
型板4とで構成されており、従来のモールド金型は固定
側型板2にキャビティ21とランナーブロック22が嵌着さ
れ、可動側型板4のキャビティ21と対向する位置にコア
41が嵌着されている。
かかるモールド金型はキャビティ21にサイドゲート23
が形成されており、可動側取付板3を前進させて可動側
型板4を固定側型板2に当接せしめた後、キャビティ21
とコア41と可動側型板4とで形成される空間に、サイド
ゲート23を介してランナーブロック22から溶融された樹
脂が注入される。
成型後、可動側取付板3を後退させて固定側型板2か
ら可動側型板4を分離せしめ、同時に図示省略された押
出ピンを作動させることによって、キャビティ21で成型
された製品とランナーブロック22で形成されたランナー
部が、ゲートを介して連結された状態でモールド金型か
ら取り出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
製品とゲートの接続部をキャビティ内に潜り込ませる
いわゆるサブマリンゲート方式の場合は、固定側型板か
ら可動側型板を分離せしめる際に製品とランナー部は自
動的に切り離される。しかし成型される製品が薄い場合
はサブマリンゲート方式を採用できず、図示のサイドゲ
ート方式になって成型後製品とランナー部を、カッター
等で切り離さなければならないという問題があった。
本発明の目的は金型を開くことによって製品がランナ
ー部から自動的に切り離され、分離した状態で取り出さ
れる薄型プラスチック製品用金型を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明になるモールド金型の一実施例を示す
側断面図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号
で表している。
上記課題はキャビティ21と、ランナーブロック22と、
先端にゲート51が形成されたカッター受け5とを具え、
カッター受け5がキャビティ21とランナーブロック22と
の間に、前後に摺動自在に装着された固定側型板2と、
キャビティ21に嵌入可能なコア41と、先端に切歯61が形
成されたカッター6とを具え、カッター6がカッター受
け5と対向する位置に前後に摺動自在に装着された可動
側型板4とを有し、可動側型板4を固定側型板2に当接
させたとき、カッター受け5が前進して溶融樹脂がゲー
ト51を介して、キャビティ21とコア41と可動側型板4と
で形成された空間に注入可能になり、可動側型板4を固
定側型板2から分離させるとき、カッター6がスプリン
グ62によって付勢されて前方に突出すると同時に、カッ
ター受け5がカッター6に押されて後退し、切歯61がゲ
ート部を切断するよう構成されてなる本発明のモールド
金型によって達成される。
〔作 用〕
第1図において固定側型板から可動側型板を分離せし
めたときに、カッターが前方に突出すると同時にカッタ
ー受けが後退し、カッターの先端に設けられた切歯がゲ
ート部を切断するよう構成することによって、キャビテ
ィとランナーブロックの間に設けられたゲートがサイド
ゲートであっても、金型を開くことによって製品がラン
ナー部から自動的に切り離され、分離した状態で取り出
される薄型プラスチック製品用金型を実現することがで
きる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。
なお第2図は本発明になる金型の動作原理を示す側断面
図である。
第1図において本発明になるモールド金型は固定側取
付板1に、所定の距離だけ前後退可能なよう装着された
固定側型板2と、可動側取付板3に固着された可動側型
板4とで構成されており、固定側型板2にキャビティ21
とランナーブロック22が嵌着され、可動側型板4のキャ
ビティ21と対向する位置にコア41が嵌着されている。
また固定側型板2のキャビティ21とランナーブロック
22の間に、先端にゲート51を具え前後に摺動自在なカッ
ター受け5が装着されており、可動側型板4の前記カッ
ター受け5と対向する位置に、先端に切歯61を具え前後
に摺動自在なカッター6が装着されていて、スプリング
62により可動側型板4から突出する方に付勢されてい
る。
かかるモールド金型において第2図(a)に示す如く
可動側取付板3を前進せしめることによって、可動側型
板4は固定側型板2に当接し固定側型板2は固定側取付
板1に当接する。そのときカッター受け5は固定側取付
板1により押されて前進し、カッター受け5と対向する
カッター6は可動側型板4中に押し込まれる。
またキャビティ21とコア41と可動側型板4とで形成さ
れる空間とランナーブロック22が、カッター受け5の先
端に設けられたゲート51を介して接続され、キャビティ
21の内部にランナーブロック22から溶融された樹脂が注
入される。
固定側型板2はスプリング11によって固定側取付板1
から離れる方向に付勢されており、第2図(b)に示す
如く成型後可動側取付板3を後退せしめることによっ
て、固定側型板2は可動側型板4と当接した状態で可動
側取付板3と共に移動する。
またスプリング62によって付勢されているカッター6
は、可動側型板4から突出してカッター受け5を固定側
型板2中に押し込み、成型された製品とランナー部を連
結しているゲート部の樹脂が、カッター6の先端に設け
られた切歯61によって切断される。
第2図(c)に示す如く可動側型板4を固定側型板2
から分離せしめ、同時に図示省略された押出機構を作動
させることによって、製品とランナー部を別々にモール
ド金型から取り出すことができる。
このように固定側型板から可動側型板を分離せしめた
ときに、カッターが前方に突出すると同時にカッター受
けが後退し、カッターの先端に設けられた切歯がゲート
部を切断するよう構成することによって、キャビティと
ランナーブロックの間に設けられたゲートがサイドゲー
トであっても、金型を開くことによって製品がランナー
部から自動的に切り離され、分離した状態で取り出され
る薄型プラスチック製品用金型を実現することができ
る。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば金型を開くことによって製
品がランナー部から自動的に切り離され、分離した状態
で取り出される薄型プラスチック製品用金型を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるモールド金型の一実施例を示す側
断面図、 第2図は本発明になる金型の動作原理を示す側断面図、 第3図は従来のモールド金型を示す側断面図、である。
図において 1は固定側取付板、2は固定側型板、 3は可動側取付板、4は可動側型板、 5はカッター受け、6はカッター、 11はスプリング、21はキャビティ、 22はランナーブロック、41はコア、 51はゲート、61は切歯、 62はスプリング、 をそれぞれ表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−50114(JP,A) 特開 平1−95020(JP,A) 特開 昭64−9713(JP,A) 特開 昭63−27224(JP,A) 特開 昭53−143654(JP,A) 特開 昭53−84054(JP,A) 実開 昭63−25522(JP,U) 実開 昭53−102967(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/26 - 45/38 B29C 33/00 - 33/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティと、ランナーブロックと、先端
    にゲートが形成されたカッター受けとを具え、該カッタ
    ー受けが該キャビティと該ランナーブロックとの間に、
    前後に摺動自在に装着された固定側型板と、 該キャビティに嵌入可能なコアと、先端に切歯が形成さ
    れたカッターとを具え、該カッターが該カッター受けと
    対向する位置に前後に摺動自在に装着された可動側型板
    とを有し、 該可動側型板を該固定側型板に当接させたとき、該カッ
    ター受けが前進して溶融樹脂が該ゲートを介して、該キ
    ャビティと該コアと該可動側型板とで形成された空間に
    注入可能になり、 該可動側型板を該固定側型板から分離させるとき、該カ
    ッターがスプリングによって付勢されて前方に突出する
    と同時に、該カッター受けが該カッターに押されて後退
    し、該切歯がゲート部を切断するよう構成されてなるこ
    とを特徴とするモールド金型。
JP1044506A 1989-02-23 1989-02-23 モールド金型 Expired - Lifetime JP2757427B2 (ja)

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JPH02220824A JPH02220824A (ja) 1990-09-04
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