JP2509626B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はディジタル記録方式による磁気記録再生装
置に係り、特にデータ弁別時のウィンドウマージンを高
く保つことができる磁気記録再生装置に関する。
(従来の技術) パーソナルコンピュータやワードプロセッサを始めと
する比較的小型の情報処理機器では、外部記憶装置とし
てフロッピーディスクが多く使用されている。一般に動
的記録媒体では、記録容量を大きくするためにトラック
密度の向上と線記録密度の向上の2つの方法があるが、
フロッピーディスクでは媒体自体の機械的精度や磁気ヘ
ッドの位置決め精度等の制約から、線密度の向上が特に
望まれている。
しかしディジタル記録方式の場合には、線密度の向上
に伴ないピークシフトが増大し、ウィンドウマージンが
小さくなる。記録されたディジタル情報信号を再生して
ウィドウパルスによりデータを弁別する際、データがピ
ークシフト等による時間軸方向の振れ(ピット振れとい
う)によりウィンドウパルスの外側に出ると、弁別誤り
が生じる。ウィンドウパルスの幅に対するピット振れを
持つデータの前後の時間余裕をウィンドウマージンと呼
び、これが小さいと弁別誤りが起こり易くなる。また、
このウィンドウマージンはピークシフトのみならず、ス
ペーシング,記録電流,媒体特性,磁気ヘッドの飽和等
によっても変化する。
第6図に膜厚δ=0.4μm,保磁力Hc⊥=970Oe,飽和
磁化Ms=440GのCo−Cr単層膜の垂直磁気記録媒体と、ギ
ャップ長0.31μmのMn−Znフェライトヘッド(リング型
磁気ヘッド)を用いて孤立波の記録再生を行なった場合
の再生波形のダイパルス比B/AとCo−Cr膜上の保護層の
膜厚との関係を示し、また第7図にダイパルス比B/Aと
記録電流との関係を示す。測定は媒体を3.5インチ径の
フロッピーディスク状に打抜き、保護層表面を潤滑処理
した状態で行なった。また、第7図での保護層膜厚は20
0Åである。
これらの結果から、保護層膜厚(スペーシングに相当
する)の増加および記録電流の増加によって、再生波形
のダイパルス比B/Aが大きく低下し、再生信号波形(こ
の場合は面内・垂直重畳波形)の面内成分が増加するこ
とが分る。すなわち、保護層膜厚の増加および記録電流
の増加によって、記録磁化モードは垂直モードから面内
モードへと変化してゆき、それに伴ない再生信号波形が
変化する。
ここで、媒体に対する磁気ヘッドの接触状態(ヘッド
タッチ)の違いによるスペーシングの変化や、媒体特性
の違いによる記録電流の変化、あるいは磁気ヘッドのば
らつきによる記録磁界の変化等があると、上記と同様な
記録磁化モードの変化が生じる。このような記録磁化モ
ードの変化により再生信号波形が変化すると、ピークシ
フトが変化するので、ウィンドウマージンも変化してし
まう。この結果、記録磁化モードによってはウィンドウ
マージンが不十分となり、データの弁別誤りが起こる。
また、面内磁気記録媒体を用いた場合には、記録電流
の増大に従って再生信号波形のパルス幅が変化するの
で、やはりウィンドウマージンが低下して、同様の問題
が生じる。
さらに、フロッピーディスク装置では、上位・下位機
種間のデータ互換性を確保するためには、例えば上位機
種が垂直磁気記録媒体を用い、下位機種が面内磁気記録
媒体を用いる場合、同一機種で面内および垂直の両媒体
を使用できることが望まれる。しかしながら、従来の磁
気記録再生装置は面内媒体および垂直媒体のいずれか一
方にしか対応しておらず、他の媒体を使用しようとする
とウィンドウマージンが著しく増大してしまい、事実上
使用できないというのが実情である。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の磁気記録再生装置では、ヘッドタッ
チの変化,媒体特性の違い,磁気ヘッドのばらつき、あ
るいは媒体の種類の違い等によってウィンドウマージン
が大きく変化し、データの弁別誤りが起こるという問題
があった。
本発明はヘッドタッチの変化,媒体特性の違い,磁気
ヘッドのばらつき,媒体の種類の違い等に対しても、デ
ータ弁別誤りのない正しい再生を行なうことができる磁
気記録再生装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、磁気記録媒体にデ
ィジタル情報信号の記録時と同じ経路で、記録再生系の
特性を知るための特定パターン信号を記録するととも
に、ディジタル情報信号の再生時と同じ経路で再生す
る。そして、再生された特定パターン信号に基づいて、
データ弁別手段がディジタル信号のデータを弁別する際
のウィンドウマージンが最大となるように、再生信号の
波形を等化する波形等化器の特性を制御する。すなわ
ち、本発明では、波形等化器は再生信号をヒルベルト変
換するヒルベルトフィルタと、再生信号に係数を乗じる
係数乗算器と、この係数乗算器の出力信号とヒルベルト
フィルタの出力信号とを合成して波形等化された出力信
号を得る合成手段とにより構成される。一方、この波形
等化器の特性を制御する制御手段は、再生された特定パ
ターン信号の面内・垂直波形成分比を波形等化器の係数
乗算器に係数として与えることにより、波形等化器の合
成手段の出力信号の波形が面内および垂直波形成分のい
ずれか一方のみの成分からなる波形となるように波形等
化器の特性を制御する。
(作用) 特定パターン信号のパターンは既知であるから、その
再生信号の波形やデータ弁別結果は、例えばヘッドタッ
チの変化,媒体特性の違い,磁気ヘッドのばらつき,媒
体の種類の違い等による記録再生系の特性変化を反映し
たものとなる。このような記録再生系の特性変化は、一
般的にウィンドウマージンの変化として現われ、また例
えば垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッドとの組合わ
せにより記録再生を行なった場合を例にとると、再生信
号の面内・垂直波形成分比の変化としても現われる。
そこで、特定パターン信号の再生信号の面内・垂直波
形成分比からウィンドウマージンを間接的に測定し、そ
れに基づいてウィンドウマージンが増大となるように、
すなわち面内・垂直波形成分比を係数乗算器に係数とし
て与えて波形等化器の出力である合成手段の出力信号の
波形が面内および垂直波形成分のいずれか一方のみの成
分からなる波形となるように波形等化器の特性を制御す
れば、ヘッドタッチの変化,媒体特性の違い,磁気ヘッ
ドのばらつき,媒体の種類の違い等に起因する記録再生
系の特性変化に対しても、データ弁別誤りのない良好な
再生が可能となる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の
構成を示すブロック図である。磁気記録媒体1は例えば
膜厚δ=0.4μm,膜面に垂直方向の保磁力Hc⊥=970O
e,飽和磁化Ms=440GのCo−Cr単層膜を磁性層とし、その
上に例えば200Å厚のSiO2膜からなる保護層を形成し、
その表面に潤滑処理を施したフロッピーディスクであ
り、また磁気ヘッド2は例えばギャップ長0.31μmのMn
−Znフェライトヘッドからなるリング型磁気ヘッドであ
る。記録再生切換えスイッチ3は本装置を記録モードと
再生モードとに切換えるスイッチであり、記録モードに
おいては記録回路4からの記録電流を磁気ヘッド2に供
給し、再生モードにおいては磁気ヘッド2で再生された
信号を前置増幅器5に供給する。
前置増幅器5で増幅された再生信号は、波形等化器6
に入力される。波形等化器6はヒルベルトフィルタ7と
係数乗算器8および合成手段である加算器9により構成
され、例えば面内・垂直重畳波形からなる再生信号の波
形を等化して、データ弁別が容易となるように面内波形
に変換するものである。
本実施例のように垂直磁気記録媒体1とリング型磁気
ヘッド2の組合わせにより記録再生を行なった場合、再
生信号の波形は面内波形成分と垂直波形成分とが重畳さ
れた波形になることが知られている。この面内・垂直重
畳波形をαMfM+αVfV(fM:面内波形、fV:垂直波形)の
ように表すと、ヒルベルトフィルタ7はこれをαVfM
αMfVのように変換する。また、係数乗算器8はこの面
内・垂直重畳波形αMfM+αVfVにその面内・垂直波形成
分比αMを係数として乗じることにより、(αM 2
fM)+αMfVを得る。このとき加算器9の出力はα
(1+αM 2)fMとなり、面内波形成分のみとな
る。
波形等化器6の出力信号はデータ弁別回路10に入力さ
れる。データ弁別回路10は波形等化器6の出力信号を微
分する微分器11と、この微分器11の出力信号を2値化す
るゼロクロスコンパレータ12と、このコンパレータ12の
出力波形を整形する波形整形器13と、この波形整形器13
の出力信号をウィンドウ信号によりデータ弁別し、デー
タとクロックとを分離出力するデータセパレータ14によ
り構成されている。このようなデータ弁別回路10は、入
力信号波形が垂直波形成分を含まない完全な面内波形の
場合に、最もウィンドウマージンが大きくなることが知
られている。
一方、前置増幅器5の出力信号はさらにA/D変換器15
を介してCPU16に入力される。CPU16は特定パターン信号
の再生信号のダイパルス比、さらには面内・垂直波形成
分比を測定し、それに基づいて入出力ポート17を介して
波形等化器6における係数乗算器8の係数を設定すると
ともに、記録回路4から磁気ヘッド3に供給される記録
電流を記録電流制御回路18を介して制御する。
次に、本実施例の動作を具体的に説明する。第2図に
示すように、磁気記録媒体1であるフロッピーディスク
には、ディジタル情報信号を記録するトラック(情報ト
ラック)21とは別に、例えば情報トラック21の外周側に
位置して記録再生系の特性変化を測定するための特定パ
ターン信号を記録するトラック(測定用トラック)22が
設けられる。測定用トラック22に記録される特定パター
ン信号としては、例えばNRZ−Iオール1のパターンの
信号が1kBPIの密度で記録される。
再生時には、例えば情報トラック21からの再生に先立
って、測定用トラック22からの特定パターン信号の再生
が行なわれる。この特定パターン信号の再生信号は前置
増幅器5を介してA/D変換器15に入力され、8ビット程
度のパラレルデータにディジタル化された後、CPU16に
入力される。
CPU16は内部メモリ(ROM)にダイパルス比B/Aと、面
内・垂直波形成分比αMとの関係を記憶している。
このダイパルス比B/Aと面内・垂直波形成分比αM
との関係は、第3図に示すようなダイパルス比B/Aと面
内波形と垂直波形の重畳比αV/(α+α)の関係特
性より求められる。この場合、第3図の関係特性は理想
的な面内波形をローレンツ波形で近似し、この近似した
波形のヒルベルト変換波形を垂直波形として、これら2
種の波形を足し合せた波形について求めたものである。
従って、実際に得られた特定パターン信号の再生信号波
形のダイパルス比を算出し、これと上記の関係特性から
特定パターン信号の面内・垂直波形成分比αMを求
める。そして、この面内・垂直波形成分比αMを入
出力ポート17を介して波形等化器6における係数乗算器
8に係数としてセットする。
第4図は係数乗算器8の具体例を示したもので、増幅
器41と複数個(この例では8個)の利得決定抵抗42およ
び抵抗42の選択を行なうアナログスイッチ回路43からな
る。この場合、入出力ポート17からCPU16の演算結果に
応じた3ピットデータA0,A1,A2を制御信号としてアナロ
グスイッチ回路43に供給することにより、面内・垂直波
形成分比αMに等しい利得(係数)を係数乗算器8
に持たせることができる。
再生信号の面内・垂直波形成分比αMは、磁気記
録媒体1および磁気ヘッド2が同じであれば、情報トラ
ック21からディジタル情報信号を再生する場合でも、測
定用トラック22から特定パターン信号を再生する場合と
同じである。従って、特定パターン信号の再生信号波形
の面内・垂直波形成分比を係数乗算器8に係数としてセ
ットすれば、ディジタル情報信号を再生する場合でも係
数乗算器8の係数は最適値となり、波形等化器6の出力
からは面内波形成分のみの信号が得られる。
この結果、データ弁別回路10において再生されたディ
ジタル情報信号のデータ弁別を行なう際のウィンドウマ
ージンを高くすることができ、弁別誤りのない正しい再
生が可能となる。
磁気記録媒体1を保護層の膜厚が200Åの媒体から、1
00Åの媒体および300Åの媒体に換えた場合でも、上記
と同様にして特定パターン信号の再生信号波形に基づく
係数乗算器8の係数設定を行なうことにより、データ弁
別誤りのない良好な再生が可能であることが確認され
た。
また、本実施例ではCPU16において最適な、つまりウ
ィンドウマージンが最大となるようなダイパルス比B/A
を記憶しており、これと特定パターン信号の再生信号波
形から算出したダイパルス比B/Aとの差が零になるよう
に、入出力ポート17を介して記録電流制御回路18に帰還
が施される。これにより記録電流が最適値に制御され
る。
第5図は記録電流制御回路18の具体例であり、複数個
(この例では8個)の記録電流決定抵抗51と、抵抗51の
選択を行なうアナログスイッチ回路52からなる。この場
合、入出力ポート17からCPU16で予め記憶しているダイ
パルス比と、特定パターン信号の再生信号波形から算出
したダイパルス比B/Aとの差に応じた3ピットデータB0,
B1,B2を制御信号としてアナログスイッチ回路52に供給
すればよい。
このようにして記録電流の最適化を行なうことによっ
て、磁気ヘッド2としてギャップデプスが20μmのもの
を用いた場合でも、50μmのものを用いた場合でも、デ
ータ弁別誤りのない正しい記録再生が可能であることが
確認された。なお、この記録電流制御はオーバーライト
S/Nが確保される範囲内でなされることが望ましい。
また、本装置を用いて無配向(等方性)のCo−γFe2O
3膜を磁性層とする媒体を用いても正しく記録再生でき
ることが確認された。
また、ギャップ長が0.4μmのMn−Znフェライトヘッ
ドと面内方向に配向されたCo−γFe2O3膜を磁性層とす
る媒体を用いて正しく記録再生ができることを確認した
後、媒体を無配向のCo−γFe2O3膜の媒体に換えても、
正しく記録再生ができることを確認した。
さらに、ギャップ長が0.35μmのメタルインギャップ
ヘッドとメタル媒体を用いて正しく記録再生ができるこ
とを確認した後、Co−Cr膜を磁性層とする媒体に換えて
も正しい記録再生ができることが確認された。
本発明は上記信号実施例に限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。例えば実施例では波形等化器において面内・垂直
重畳波形の再生信号を面内波形成分のみからなる信号に
変換すると説明したが、加算器9を減算器に置換えるこ
とにより、面内・垂直重畳波形からなる再生信号を垂直
波形成分のみからなる信号に変換してもよい。その場
合、データ弁別回路10を垂直波形成分の処理に適した構
成とする必要があることは言うまでもない。また、波形
等化器6の特性を制御する場合、係数乗算器8の係数の
みならず、ヒルベルトフィルタ7の特性を制御してもよ
い。
また、実施例では特定パターン信号を専用のトラック
に記録したが、情報トラックと連続したトラックの一部
のセクタ領域に記録してもよい。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、ディジタル情報信号と同じ経路で特
定パターン信号の記録再生を行ない、その再生信号に基
づいてウィンドウマージンが最大となるように、すなわ
ち特定パターン信号の再生信号の面内・垂直波形成分比
を波形等化器の係数乗算器に係数として与えて波形等化
器の出力信号の波形が面内および垂直波形成分のいずれ
か一方のみの成分からなる波形となるように波形等化器
の特性を制御することによって、ヘッドタッチの変化,
媒体特性の違い,磁気ヘッドのばらつき,媒体の種類の
違い等のよる記録再生系の特性変化によらず、データ弁
別誤りのない良好な再生が可能となる。
本発明は垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッドの組
合わせで記録再生を行なう場合に特に効果的である。ま
た、本発明は同一装置で面内・垂直・無配向のいずれか
の媒体も使用できるため、異なる種類の媒体を用いる上
位・下位機種間でのデータ互換性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置のブロッ
ク図、第2図は磁気記録媒体における情報トラックおよ
び測定用トラックの配置関係の一例を示す図、第3図は
同実施例においてCPU内で記憶されている面内・垂直波
形重畳比とダイパルス比との関係を示す図、第4図は同
実施例における係数乗算器の具体例を示す図、第5図は
同実施例における記録電流制御回路の具体例を示す図、
第6図は従来技術の問題点を説明するための磁気記録媒
体の保護層膜厚とダイパルス比との関係を示す図、第7
図は同じく記録電流とダイパルス比との関係を示す図で
ある。 1……磁気記録媒体、2……磁気ヘッド、3……記録再
生切換スイッチ、4……記録回路、5……前置増幅器、
6……波形等化器、7……ヒルベルトフィルタ、8……
係数乗算器、9……加算器、10……データ弁別回路、11
……微分器、12……ゼロクロスコンパレータ、13……波
形整形器、14……データセパレータ、15……A/D変換
器、16……CPU、17……入出力ポート、18……記録電流
制御回路、21……情報トラック、22……測定用トラッ
ク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体に磁気ヘッドを介してディジ
    タル情報信号を記録するディジタル情報信号記録手段
    と、 この手段により記録された信号をリング型ヘッドからな
    る磁気ヘッドを介して再生するディジタル情報信号再生
    手段と、 この手段により得られた再生信号の波形を等化する波形
    等化器と、 この波形等化器の出力信号からディジタル情報信号のデ
    ータをウィンドウ信号を用いて弁別するデータ弁別手段
    とを備えた磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体に前記ディジタル情報信号記録手段と
    同じ経路で特定パターン信号を記録する特定パターン信
    号記録手段と、 この特定パターン記録手段により記録された特定パター
    ン信号を前記ディジタル情報信号再生手段と同じ経路で
    再生する特定パターン信号再生手段と、 この特定パターン信号再生手段により再生された特定パ
    ターン信号に基づいて前記波形等化器の特性を制御する
    制御手段とを備え、 前記波形等化器は、前記再生信号をヒルベルト変換する
    ヒルベルトフィルタと、 前記再生信号に係数を乗じる係数乗算器と、この係数乗
    算器の出力信号と前記ヒルベルトフィルタの出力信号と
    を合成して波形等化された出力信号を得る合成手段とを
    有し、 前記制御手段は、前記特定パターン信号再生手段により
    再生された特定パターン信号の面内・垂直波形成分比を
    測定して前記係数乗算器に前記係数として与えることに
    より、前記合成手段の出力信号の波形が面内および垂直
    波形成分のいずれか一方のみの成分からなる波形となる
    ように前記波形等化器の特性を制御することを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
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